JP3090574U - ビールなどの飲料自動注入ロボット装置 - Google Patents

ビールなどの飲料自動注入ロボット装置

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JP3090574U JP2001003599U JP2001003599U JP3090574U JP 3090574 U JP3090574 U JP 3090574U JP 2001003599 U JP2001003599 U JP 2001003599U JP 2001003599 U JP2001003599 U JP 2001003599U JP 3090574 U JP3090574 U JP 3090574U
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榮司 星野
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アスクエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ビール飲用紙コップなどの飲用容器の供給部2
と、当該供された飲用容器を把持し、ビールなどの飲料
を当該飲用容器に注入することができる飲料注入部に移
送させることができるロボット部3と、ビールなどの飲
料を当該飲用容器に注入することができる飲料注入部4
とを備えてなるビールなどの飲料自動注入ロボット装置
1。 【効果】人手を借りずに、ロボットが紙コップを取りに
行き、その紙コップにビールが自動的に注入されるビー
ル自動注入ロボット装置を提供することができる。特
に、本発明によれば、紙コップ同士が重なり付着し密着
している為に、容易にこれら紙コップを離すことが難し
く、仮に、離せたとしても、紙コップを落下させずに、
次工程に1個のみを供給することは難しいという課題を
解決できた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ビールなどの飲料自動注入ロボット装置に関し、特に、人手を借り ずに、ロボットが紙コップを取りに行き、その紙コップにビールが自動的に注入 される技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビールが飲みたいとき、ビヤホールなどで生ビールを注文すれば、店員がカッ プに冷却されたビールを入れて運んできてくれる。この場合、少なくともカップ へのビールの注入は、人手によるものであり、又、ビールの注入されたカップの 移送も、人手によるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる従来技術の有する欠点を解消することができる技術を提供す ることを目的としたものである。 本考案の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明ら かになるであろう。
【0004】
【課題を達成するための手段】
本考案は、ビール飲用紙コップなどの飲用容器の供給部と、 当該供された飲用容器を把持し、ビールなどの飲料を当該飲用容器に注入するこ とができる飲料注入部に移送させることができるロボット部と、 ビールなどの飲料を当該飲用容器に注入することができる飲料注入部とを備えて なることを特徴とするビールなどの飲料自動注入ロボット装置(以下、ビール自 動注入ロボット装置という場合もある。)に係わるもので、 その好ましい実施態様として、飲用容器供給部が、重なり付着したビール飲用紙 コップなどの飲用容器を一方の飲用容器の側壁から離し、当該離された飲用容器 が落下しないように支持してロボットが把持し易すいようにすることができる手 段を備えてなることを特徴とし、又、飲用容器の上部縁部を突くことにより重な り付着したビール飲用紙コップなどの飲用容器を一方の飲用容器の側壁から離す ことができるようにしてなることを特徴とするものである。
【0005】
【実施の最良の形態】
図面は、本考案の実施例を示し、図1は、本考案の実施例を示すビール自動注 入ロボット装置の構成図、図2は、本考案の実施例を示すロボットの飲用容器の 供給部における構成図、図3は、本考案の実施例を示すロボットの飲料注入部に おける構成図、図4(A)及び(B)は、それぞれ本考案の実施例を示す飲用容 器の供給部の要部説明図、図5は、制御装置のブロック図である。
【0006】
【実施例】
図1に示すように、ビール自動注入ロボット装置1は、飲用容器の供給部2と ロボット部3と飲料注入部4とを備えてなる。 図1では、紙コップが1個示されているが、図4(A)に示すように、飲用容 器の供給部2では、複数のビール飲用紙コップ5が重なって上方向から供給され てくる。複数のビール飲用紙コップ5は、重なってケース6の内部に収納されて いる。 ロボット3は、図2に示すように、当該紙コップ5の1個を把持し、ビールな どの飲料を当該紙コップに注入することができる飲料注入部4に移送させる。 当該紙コップ5は、図4(A)の一部断面図に示すように、一方の紙コップの 側壁500の外壁面が、他方の紙コップの側壁501の内壁面に重なり付着して いる。紙コップ5相互は、互いに寸法的に密着している。その為に、容易にこれ ら紙コップ5を離し、次工程に、最下段の紙コップ1個のみを供給することは難 しい。又、当該紙コップ5相互を離せたとしても、離れた最下段の紙コップ5は 下方向に落下してしまい、ロボット3が、紙コップ5を把持しようとしてもでき なくなる。 図4(A)、(B)に示すように、飲用容器の供給部2では、エアコンプレッ サー200からエアホース201を介してエアシリンダー202にエアーを送っ て、エアシリンダー202の爪203を突出して、最下側の紙コップ5の上縁を 押し、その上の紙コップ5から離し、受けラバー204にて、最下側の紙コップ 5を支持する。
【0007】 上記のように、エアシリンダー202の爪203を突出して上縁を押され、そ の上の紙コップ5から離され、受けラバー204にて支持されている最下側の紙 コップ5は、図2に示すように、ロボット3により把持され、次いで、図3に示 すように、飲料注入部4へと移送される。 飲料注入部4は、生ビールを貯蔵する生ビールタンク400と生ビールに炭酸 ガスを供給するガスボンベ401と炭酸ガスと共に生ビールタンクから流出した 生ビールを冷却することができる冷却器402と冷却器402により冷却された 生ビールを吐出するノズル403とを備えてなる。 図3に示すように、ロボット3が、当該飲料注入部4へと当該紙コップ5を移 送すると、上記ノズル403から冷却された泡入りの生ビールが紙コップ5に注 出される。
【0008】 ロボット3は、例えば、多数関節ロボットにより構成される。当該多数関節ロ ボットは、例えば、6自由度ロボットにより構成される。図示のロボット3は、 例えば、旋回台300と支柱301と第1アーム302と第2アーム303とハ ンド部304とを備えてなる。 図示のロボット3は、その旋回台300が水平回転する。支柱301は、軸回 転する。第1アーム302と第2アーム303はそれぞれ支点305及び306 で回動し、必要動作を行う。ハンド部304は、上下左右に動き、又、角度変更 をし、その把持した紙コップ5にビールが注入され易いようにする。最初に紙カ ップを傾け、次いで、徐々に垂直にするなどの動作が可能である。
【0009】 ロボット3等の制御は、制御装置を用いて行われる。ロボットを、上記のよう な、例えば、人間の腕にあたるマニピュレータ部分と胴体部分、動作させるため の制御装置で構成して、ロボット内部に制御装置を内蔵させることができる。 図1に示す実施例では、制御装置をビール自動注入ロボット装置内部に収納し てなる例を示す。 当該制御装置の一例ブロック図を、図5に示す。 図5に示す制御装置7における制御部700は、中央演算処理装置(CPU) 7001とROM(Read Only Memory)7002とRAM(R andam Access Memory)7003と通信インターフェース7 004とサーバー系インターフェース7005とI/Oインターフェース700 6とモータ駆動インターフェース7007とバス7008とを備えてなる。 制御部700外部には、教示装置701を付設してなるが、通常は、制御装置 700内部に収納されている。教示装置701は、入力部7011と表示部70 12とを備えてなる。当該入力部7011は、各種パラメータや動作の教示位置 などの入力を行う。表示部7012は、入力値や結果の表示などを行う。 制御部700におけるCPU7001は、教示装置701からの入力コマンドの 解読、サーボ制御等を行う。ROM7002は、CPU7001を動作させるた めの制御プログラムなどを記憶している記録素子部分である。RAM7003は 、サーボゲイン、ロボットの軌跡データなどの可変パラメータが記録されている 記憶素子部分である。通信インターフェース7004は、教示装置701とのデ ータの受け渡しを行う。サーバー系インターフェース6005は、サーボドライ バを備えたサーバ系とのインターフェースである。I/Oインターフェース70 06は、紙コップを把持するハンドル部を操作させ等のインタフェースである。 モータ駆動インターフェース7007は、飲用容器の供給部2や飲料注入部4の 駆動、動作などにおけるインターフェースである。 制御装置3における制御情報の入力方式には、予め設定された順序と条件、位 置に従って、動作の各段階を逐次進めていくマニプュレータで、設定条件の変更 が容易ではない固定シーケンス型、設定条件の変更が容易な可変シーケンス型、 プレイバック型等が適用される。 ロボット3は、音声認等の知覚機能と自分で状況判断して動作する知的機能を もったロボットでもよい。
【0010】 本考案におけるビール自動注入ロボット装置には、硬貨(コイン)投入口8を 設けることができる。 硬貨やコインを投入すると、ロボット3が動き出し、前記動作を行うことがで きるようにしておくとよい。 又、紙コップに注入されたビールがテーブル9に運ばれてきた時に、メロデー がなるようにしてもよい。 その他、ビール自動注入ロボット装置1には、音声認識装置やCCDカメラや 各種センサ10を必要に応じて設けることができる。 ロボット3が紙コップに蓋をできるようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、人手を借りずに、ロボットが紙コップを取りに行き、その紙 コップにビールが自動的に注入されるビール自動注入ロボット装置を提供するこ とができる。特に、本考案によれば、紙コップ同士が重なり付着し密着している 為に、容易にこれら紙コップを離すことが難しく、仮に、離せたとしても、紙コ ップを落下させずに、次工程に1個のみを供給することは難しいという課題を解 決できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施例を示すビール自動注入
ロボット装置の構成図である。
【図2】図2は、本考案の実施例を示すロボットの飲用
容器の供給部における構成図である。
【図3】図3は、本考案の実施例を示すロボットの飲料
注入部における構成図である。
【図4】図4(A)及び(B)は、それぞれ本考案の実
施例を示す飲用容器の供給部の要部説明図である。
【図5】図5は、本考案の実施例を示す制御装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…ビール自動注入ロボット装置 2…飲用容器の供給部 200…エアコンプレッサー 201…エアホース 202…エアシリンダー 203…爪 204…受けラバー 3…ロボット部 300…旋回台 301…支柱 302…第1アーム 303…第2アーム 304…ハンド部 4…飲料注入部 400…生ビールタンク 401…ガスボンベ 402…冷却器 403…ノズル 5…ビール飲用紙コップ(飲用容器) 500…一方の紙コップの側壁 501…他方の紙コップの側壁 6…ケース 7…制御装置 700…制御部 7001…CPU 7002…ROM 7003…RAM 7004…通信インターフェース 7005…サーバー系インターフェース 7006…I/Oインターフェース 7007…モータ駆動インターフェース 7008…バス 701…教示装置 7011…入力部 7012…表示部 7003…RAM 7004…RAM 7005…RAM 7006…RAM 8…硬貨(コイン)投入口 9…テーブル 10…センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビール飲用紙コップなどの飲用容器の供
    給部と、当該供された飲用容器を把持し、ビールなどの
    飲料を当該飲用容器に注入することができる飲料注入部
    に移送させることができるロボット部と、ビールなどの
    飲料を当該飲用容器に注入することができる飲料注入部
    とを備えてなることを特徴とするビールなどの飲料自動
    注入ロボット装置。
  2. 【請求項2】 飲用容器供給部が、重なり付着したビー
    ル飲用紙コップなどの飲用容器を一方の飲用容器の側壁
    から離し、当該離された飲用容器が落下しないように支
    持してロボットが把持し易すいようにすることができる
    手段を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の
    ビールなどの飲料自動注入ロボット装置。
  3. 【請求項3】 飲用容器供給部が、飲用容器の上部縁部
    を突くことにより重なり付着したビール飲用紙コップな
    どの飲用容器を一方の飲用容器の側壁から離すことがで
    きるようにしてなることを特徴とする、請求項2に記載
    のビールなどの飲料自動注入ロボット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018186290A1 (ja) * 2017-04-03 2018-10-11 川崎重工業株式会社 ロボット及びその動作方法

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