JP3090045B2 - タイムコード記録方法 - Google Patents
タイムコード記録方法Info
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- JP3090045B2 JP3090045B2 JP08155548A JP15554896A JP3090045B2 JP 3090045 B2 JP3090045 B2 JP 3090045B2 JP 08155548 A JP08155548 A JP 08155548A JP 15554896 A JP15554896 A JP 15554896A JP 3090045 B2 JP3090045 B2 JP 3090045B2
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
- G11B27/30—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
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- G11B27/3027—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
- G11B27/3036—Time code signal
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタイムコード記録方
法に係り、特に記録媒体に映像信号データなどのディジ
タル信号を記録する記録装置においてタイムコードを記
録するタイムコード記録方法に関する。
法に係り、特に記録媒体に映像信号データなどのディジ
タル信号を記録する記録装置においてタイムコードを記
録するタイムコード記録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えば磁気テープに映像信号
を記録し再生するＶＴＲでは、磁気テープ上に記録され
ている映像信号等の絶対位置を識別したり、複数の磁気
テープを編集のために同期運転するときの基準として用
いるなどを目的として、タイムコードを記録し再生する
ことが行われている。このタイムコードは、映像信号の
１フレームに対してアドレスが割り当てられ、１フレー
ムに１回フレーム数をインクリメントするように記録さ
れていた。
を記録し再生するＶＴＲでは、磁気テープ上に記録され
ている映像信号等の絶対位置を識別したり、複数の磁気
テープを編集のために同期運転するときの基準として用
いるなどを目的として、タイムコードを記録し再生する
ことが行われている。このタイムコードは、映像信号の
１フレームに対してアドレスが割り当てられ、１フレー
ムに１回フレーム数をインクリメントするように記録さ
れていた。
【０００３】ところで、近年の映像信号の圧縮技術の急
速な進歩発展により、例えば国際標準の画像圧縮方式で
あるＭＰＥＧ２などのように、映像信号をディジタル信
号として様々なレートで伝送することが可能となり、そ
のようなディジタル信号がディジタル放送として放送さ
れることが予定されている。
速な進歩発展により、例えば国際標準の画像圧縮方式で
あるＭＰＥＧ２などのように、映像信号をディジタル信
号として様々なレートで伝送することが可能となり、そ
のようなディジタル信号がディジタル放送として放送さ
れることが予定されている。
【０００４】また、かかるディジタル信号を記録再生す
べく、ＶＴＲを利用したディジタルデータレコーダの開
発が行われている。このディジタルデータレコーダの仕
様の一例を下記に示す。
べく、ＶＴＲを利用したディジタルデータレコーダの開
発が行われている。このディジタルデータレコーダの仕
様の一例を下記に示す。
【０００５】 データレート：１４．１Ｍｂｐｓ トラック数 ：６０本／ｓｅｃ 記録時間 ：５時間 ディジタル放送の１チャネル当りのビットレートは様々
で、スポーツ生中継では７〜１１Ｍｂｐｓ、映画では３
〜５Ｍｂｐｓ、ニュースでは２Ｍｂｐｓ程度で良好の映
像が伝送できるといわれている。一方、人工衛星のトラ
ンスポンダは２０Ｍｂｐｓ程度の容量を持っているの
で、上記のディジタル放送では人工衛星を用いて１トラ
ンスポンダ当り複数のチャネルが送れることになる。
で、スポーツ生中継では７〜１１Ｍｂｐｓ、映画では３
〜５Ｍｂｐｓ、ニュースでは２Ｍｂｐｓ程度で良好の映
像が伝送できるといわれている。一方、人工衛星のトラ
ンスポンダは２０Ｍｂｐｓ程度の容量を持っているの
で、上記のディジタル放送では人工衛星を用いて１トラ
ンスポンダ当り複数のチャネルが送れることになる。
【０００６】これに対し、前記ディジタルデータレコー
ダは、データレート１４．１Ｍｂｐｓで磁気テープに記
録を行い、再生時は磁気テープの走行速度を記録時より
も減少して低データレートで再生ディジタル信号を得る
ことが可能である（例えば、１／３倍速で４．６Ｍｂｐ
ｓ、１／７倍速で２Ｍｂｐｓ）。
ダは、データレート１４．１Ｍｂｐｓで磁気テープに記
録を行い、再生時は磁気テープの走行速度を記録時より
も減少して低データレートで再生ディジタル信号を得る
ことが可能である（例えば、１／３倍速で４．６Ｍｂｐ
ｓ、１／７倍速で２Ｍｂｐｓ）。
【０００７】かかる技術に鑑み、ディジタル放送も映像
信号や音声信号を時間圧縮情報として放送することも考
えられている。すなわち、ビットレートが４．６Ｍｂｐ
ｓの情報を１３．８Ｍｂｐｓに時間圧縮して放送すれ
ば、その情報のプログラムは元の１／３倍の時間で伝送
されることとなり、それを記録した磁気テープを記録時
の１／３倍の走行速度で走行させて再生することによ
り、元と全く同じ４．６Ｍｂｐｓのビットレートで情報
を再生することができる。
信号や音声信号を時間圧縮情報として放送することも考
えられている。すなわち、ビットレートが４．６Ｍｂｐ
ｓの情報を１３．８Ｍｂｐｓに時間圧縮して放送すれ
ば、その情報のプログラムは元の１／３倍の時間で伝送
されることとなり、それを記録した磁気テープを記録時
の１／３倍の走行速度で走行させて再生することによ
り、元と全く同じ４．６Ｍｂｐｓのビットレートで情報
を再生することができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイムコー
ドは通常の記録時には前記したように、１フレームに１
回フレーム数をインクリメントするように、タイムコー
ドは同一トラックでは同一の値のタイムコードが多重記
録され、その磁気テープを記録時と同一テープ走行速度
で通常再生したときには再生タイムコードから目的の時
刻の位置を検索することができる。
ドは通常の記録時には前記したように、１フレームに１
回フレーム数をインクリメントするように、タイムコー
ドは同一トラックでは同一の値のタイムコードが多重記
録され、その磁気テープを記録時と同一テープ走行速度
で通常再生したときには再生タイムコードから目的の時
刻の位置を検索することができる。
【０００９】しかるに、上記のように例えば１／３倍の
時間で時間圧縮記録する場合、トラック数が時間圧縮し
ない場合の１／３となり、各トラックに記録されるタイ
ムコードは通常の３倍の間隔で記録されることとなる。
このため、ある時刻の場所を捜そうとした場合、タイム
コードはすべてのトラックからフレーム単位で再生され
るわけではないので、通常記録再生時とは異なり、再生
されたタイムコードと再生コントロールパルスの数に基
づいて位置予測を行うことが必要となる。
時間で時間圧縮記録する場合、トラック数が時間圧縮し
ない場合の１／３となり、各トラックに記録されるタイ
ムコードは通常の３倍の間隔で記録されることとなる。
このため、ある時刻の場所を捜そうとした場合、タイム
コードはすべてのトラックからフレーム単位で再生され
るわけではないので、通常記録再生時とは異なり、再生
されたタイムコードと再生コントロールパルスの数に基
づいて位置予測を行うことが必要となる。
【００１０】つまり、タイムコードは同一トラックでは
同一の値のタイムコードが多重記録されるようになされ
ているので、上記の場合、１フレーム記録期間で形成さ
れる２トラックには全部で３フレーム分の時間圧縮映像
データが記録されるため、タイムコードの値は、あるト
ラックに記録された値と次の１フレーム記録期間後の値
とは”３”（通常記録の場合は前記したように”１”で
ある）異なることとなる。
同一の値のタイムコードが多重記録されるようになされ
ているので、上記の場合、１フレーム記録期間で形成さ
れる２トラックには全部で３フレーム分の時間圧縮映像
データが記録されるため、タイムコードの値は、あるト
ラックに記録された値と次の１フレーム記録期間後の値
とは”３”（通常記録の場合は前記したように”１”で
ある）異なることとなる。
【００１１】従って、記録されているタイムコードが上
記の時間圧縮記録されたときのものであるのか、時間圧
縮されていない情報の通常記録時のときのものであるの
かを再生時に識別できないと、再生タイムコードに基づ
く予測値と実位置とが大きく異なることとなり、不都合
が生じる。
記の時間圧縮記録されたときのものであるのか、時間圧
縮されていない情報の通常記録時のときのものであるの
かを再生時に識別できないと、再生タイムコードに基づ
く予測値と実位置とが大きく異なることとなり、不都合
が生じる。
【００１２】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
記録モードの相違に関係なく再生時に時刻情報を正確に
再生できるタイムコードを記録するタイムコード記録方
法を提供することを目的とする。
記録モードの相違に関係なく再生時に時刻情報を正確に
再生できるタイムコードを記録するタイムコード記録方
法を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号
の時刻情報を示すタイムコードを、情報信号と共に記録
媒体にトラックを形成して記録すると共に、同一トラッ
クでは同一の値のタイムコードを記録するタイムコード
記録方法において、タイムコードの値が所定トラック毎
に連続的に変化するタイムコードであるか、あるいは所
定トラック毎に不連続的に変化するタイムコードである
かを識別するためのフラグを、各トラックに記録するこ
とを特徴とする。
め、本発明は、記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号
の時刻情報を示すタイムコードを、情報信号と共に記録
媒体にトラックを形成して記録すると共に、同一トラッ
クでは同一の値のタイムコードを記録するタイムコード
記録方法において、タイムコードの値が所定トラック毎
に連続的に変化するタイムコードであるか、あるいは所
定トラック毎に不連続的に変化するタイムコードである
かを識別するためのフラグを、各トラックに記録するこ
とを特徴とする。
【００１４】この発明では、記録媒体に記録される情報
信号が通常記録されたものであるか否かがタイムコード
のフラグにより識別できるため、再生された情報信号の
再生処理に応じたタイムコードの再生処理、例えば情報
信号が時間圧縮された信号であるときには再生タイムコ
ードを再生コントロールパルスの数により位置予測を行
わせる処理ができる。
信号が通常記録されたものであるか否かがタイムコード
のフラグにより識別できるため、再生された情報信号の
再生処理に応じたタイムコードの再生処理、例えば情報
信号が時間圧縮された信号であるときには再生タイムコ
ードを再生コントロールパルスの数により位置予測を行
わせる処理ができる。
【００１５】
【００１６】 また、本発明は上記の目的を達成するた
め、記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号の時刻情報
を示すタイムコードを、情報信号と共に記録媒体にトラ
ックを形成して記録すると共に、同一トラックでは同一
の値のタイムコードを記録するタイムコード記録方法に
おいて、タイムコードの値が、所定トラック毎に１ずつ
カウントアップされるタイムコードであるか、所定トラ
ック毎に１以外の値で変化するタイムコードであるかを
識別するためのフラグを、各トラックに記録することを
特徴とする。
め、記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号の時刻情報
を示すタイムコードを、情報信号と共に記録媒体にトラ
ックを形成して記録すると共に、同一トラックでは同一
の値のタイムコードを記録するタイムコード記録方法に
おいて、タイムコードの値が、所定トラック毎に１ずつ
カウントアップされるタイムコードであるか、所定トラ
ック毎に１以外の値で変化するタイムコードであるかを
識別するためのフラグを、各トラックに記録することを
特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
て図面と共に説明する。
【００１８】図１は本発明になるタイムコード記録方法
により記録されるタイムコードの一実施の形態のフォー
マットを示す。この実施の形態のタイムコードは、例え
ば前記ＶＴＲを利用したディジタルデータレコーダによ
り記録され、再生される。そこで、まずこのディジタル
データレコーダの概要について説明する。
により記録されるタイムコードの一実施の形態のフォー
マットを示す。この実施の形態のタイムコードは、例え
ば前記ＶＴＲを利用したディジタルデータレコーダによ
り記録され、再生される。そこで、まずこのディジタル
データレコーダの概要について説明する。
【００１９】このディジタルデータレコーダは、モータ
により３０ｒｐｓ又は２９．９７ｒｐｓで回転する回転
ドラムの回転面に、互いにアジマス角度が異なる２つの
回転ヘッド（又は２つのダブルアジマス回転ヘッド）
が、相対向してその回転面上に取り付けられると共に、
一定速度で走行する磁気テープが１８０°より若干大な
る角度範囲に亘って斜めに巻き付けられており、２つの
回転ヘッドには、パックの形態のタイムコードやテキス
トデータ等のサブデータと、映像信号や音声信号等の主
要データが供給され、これにより公知のヘリカルスキャ
ン方式の記録を磁気テープ上に行う。
により３０ｒｐｓ又は２９．９７ｒｐｓで回転する回転
ドラムの回転面に、互いにアジマス角度が異なる２つの
回転ヘッド（又は２つのダブルアジマス回転ヘッド）
が、相対向してその回転面上に取り付けられると共に、
一定速度で走行する磁気テープが１８０°より若干大な
る角度範囲に亘って斜めに巻き付けられており、２つの
回転ヘッドには、パックの形態のタイムコードやテキス
トデータ等のサブデータと、映像信号や音声信号等の主
要データが供給され、これにより公知のヘリカルスキャ
ン方式の記録を磁気テープ上に行う。
【００２０】この磁気テープ上の記録フォーマットにつ
いて説明するに、各トラックは、図２に示すように、マ
ージン領域２１、プリアンブル領域２２、サブコード領
域２３、ポストアンブル領域２４、ＩＢＧ領域２５、プ
リアンブル領域２６、主要データ領域２７、ポストアン
ブル領域２８及びマージン領域２９からなる。
いて説明するに、各トラックは、図２に示すように、マ
ージン領域２１、プリアンブル領域２２、サブコード領
域２３、ポストアンブル領域２４、ＩＢＧ領域２５、プ
リアンブル領域２６、主要データ領域２７、ポストアン
ブル領域２８及びマージン領域２９からなる。
【００２１】ここで、主要データ領域２７はデータ領域
と誤り訂正符号領域からなる全部でシンクブロック番号
０から３３５までの計３３６シンクブロックからなり、
そのうちデータ領域は６シンクブロックの倍数の３０６
シンクブロックに設定され、また、誤り訂正符号領域は
誤り訂正のための外符号（Ｃ３符号）が記録される領域
で、３０シンクブロックからなる。
と誤り訂正符号領域からなる全部でシンクブロック番号
０から３３５までの計３３６シンクブロックからなり、
そのうちデータ領域は６シンクブロックの倍数の３０６
シンクブロックに設定され、また、誤り訂正符号領域は
誤り訂正のための外符号（Ｃ３符号）が記録される領域
で、３０シンクブロックからなる。
【００２２】トラックフォーマットは、記録波長、主要
データの必要記録容量、その他の情報のための必要記録
容量、位相同期回路（ＰＬＬ回路）のロック用エリア、
編集用のマージンのエリアなどとの関係を考慮しながら
決定される。上記のシンクブロックはデータブロックに
相当する一定量のデータエリアを回転ヘッドの走査に従
って複数個配置することにより構成される。
データの必要記録容量、その他の情報のための必要記録
容量、位相同期回路（ＰＬＬ回路）のロック用エリア、
編集用のマージンのエリアなどとの関係を考慮しながら
決定される。上記のシンクブロックはデータブロックに
相当する一定量のデータエリアを回転ヘッドの走査に従
って複数個配置することにより構成される。
【００２３】図３はこのシンクブロックの一例のフォー
マットを示す。同図に示すように、シンクブロックはそ
のシンクブロック再生のための２バイトの同期信号（Ｓ
ｙｎｃ）の領域３１と、３バイトのアドレス情報（Ｉ
Ｄ）の領域３２と、ヘッダを含む９９バイトの実質的な
データ格納エリア３３と、このシンクブロックの情報の
誤り訂正のための８バイトのパリティの領域３４とが時
系列的に合成された全部で１１２バイトの構成である。
マットを示す。同図に示すように、シンクブロックはそ
のシンクブロック再生のための２バイトの同期信号（Ｓ
ｙｎｃ）の領域３１と、３バイトのアドレス情報（Ｉ
Ｄ）の領域３２と、ヘッダを含む９９バイトの実質的な
データ格納エリア３３と、このシンクブロックの情報の
誤り訂正のための８バイトのパリティの領域３４とが時
系列的に合成された全部で１１２バイトの構成である。
【００２４】次に、タイムコードについて説明する。こ
の実施の形態のタイムコードは、図１に示すように、６
バイトのパックの構成であり、前記サブコード領域２３
又は主要データ領域２７に記録される。図１において、
タイムコードは磁気テープ上の絶対時間を示すコード
で、その最初の１バイト目ＰＣ０は、この絶対時間を示
すタイムコードに割り当てられた固有のパターン「００
０１ １００１」が配置される。
の実施の形態のタイムコードは、図１に示すように、６
バイトのパックの構成であり、前記サブコード領域２３
又は主要データ領域２７に記録される。図１において、
タイムコードは磁気テープ上の絶対時間を示すコード
で、その最初の１バイト目ＰＣ０は、この絶対時間を示
すタイムコードに割り当てられた固有のパターン「００
０１ １００１」が配置される。
【００２５】タイムコードの２バイト目ＰＣ１、３バイ
ト目ＰＣ２、４バイト目ＰＣ３及び５バイト目ＰＣ４の
各ＭＳＢには、それぞれブランクフラグＢＦ、コンティ
ニュイティフラグＣＦ、ドロップフレームフラグＤＦ、
スキャンニングフラグＳＦが配置され、第５バイト目の
第２ビットにはサインフラグＳＧＮが配置される。
ト目ＰＣ２、４バイト目ＰＣ３及び５バイト目ＰＣ４の
各ＭＳＢには、それぞれブランクフラグＢＦ、コンティ
ニュイティフラグＣＦ、ドロップフレームフラグＤＦ、
スキャンニングフラグＳＦが配置され、第５バイト目の
第２ビットにはサインフラグＳＧＮが配置される。
【００２６】コンティニュイティフラグＣＦがこの実施
の形態の特徴となるフラグであり、１フレーム毎（２ト
ラック毎）に１カウントアップするタイムコードである
とき、すなわち、映像信号データが時間的に連続的に通
常記録再生されるときのタイムコードであるときは、Ｃ
Ｆの値が「０」とされる。一方、１フレーム毎にカウン
トアップしないタイムコードであるとき、すなわち、２
トラック当り１フレームより大なるフレーム分が記録さ
れる時間圧縮された映像データなどの記録時は、タイム
コードは２トラック毎には１以外の値で変化する。この
ときには上記のコンティニュイティフラグＣＦの値は
「１」とされる。
の形態の特徴となるフラグであり、１フレーム毎（２ト
ラック毎）に１カウントアップするタイムコードである
とき、すなわち、映像信号データが時間的に連続的に通
常記録再生されるときのタイムコードであるときは、Ｃ
Ｆの値が「０」とされる。一方、１フレーム毎にカウン
トアップしないタイムコードであるとき、すなわち、２
トラック当り１フレームより大なるフレーム分が記録さ
れる時間圧縮された映像データなどの記録時は、タイム
コードは２トラック毎には１以外の値で変化する。この
ときには上記のコンティニュイティフラグＣＦの値は
「１」とされる。
【００２７】このコンティニュイティフラグＣＦの値に
より、記録映像データが通常記録されたものであるか、
時間圧縮映像データであるかの判別が再生側ででき、よ
って、再生映像データの種別に応じた最適なタイムコー
ド再生処理動作ができることとなる。
より、記録映像データが通常記録されたものであるか、
時間圧縮映像データであるかの判別が再生側ででき、よ
って、再生映像データの種別に応じた最適なタイムコー
ド再生処理動作ができることとなる。
【００２８】なお、図１に示したブランクフラグＢＦ
は、磁気テープの先頭位置から連続して各トラックにパ
ックが記録されているかどうかを示すフラグで、「０」
のときは不連続部分がないことを、「１」のときは不連
続部分があることを示している。また、ドロップフレー
ムフラグＤＦは、１フレームが２９．９４ＨｚであるＮ
ＴＳＣ方式標準テレビジョン信号の映像データ記録時
は、ドロップフレームとして値が「０」とされ、１フレ
ームが３０Ｈｚである映像データ記録時は、ドロップフ
レームでないとして値が「１」とされる。
は、磁気テープの先頭位置から連続して各トラックにパ
ックが記録されているかどうかを示すフラグで、「０」
のときは不連続部分がないことを、「１」のときは不連
続部分があることを示している。また、ドロップフレー
ムフラグＤＦは、１フレームが２９．９４ＨｚであるＮ
ＴＳＣ方式標準テレビジョン信号の映像データ記録時
は、ドロップフレームとして値が「０」とされ、１フレ
ームが３０Ｈｚである映像データ記録時は、ドロップフ
レームでないとして値が「１」とされる。
【００２９】すなわち、１フレームが２９．９４Ｈｚで
ある場合は、秒単位のタイムコードの歩進と実時間とに
ずれを生じ、１時間当り１０８フレームとなる。この場
合は周知の米国の動画・テレビ技術者協会（ＳＭＰＴ
Ｅ）によるタイムコード規格、あるいはヨーロッパ放送
連合（ＥＢＵ）によるタイムコード規格に基づきドロッ
プフレームモードの補正が行われる。
ある場合は、秒単位のタイムコードの歩進と実時間とに
ずれを生じ、１時間当り１０８フレームとなる。この場
合は周知の米国の動画・テレビ技術者協会（ＳＭＰＴ
Ｅ）によるタイムコード規格、あるいはヨーロッパ放送
連合（ＥＢＵ）によるタイムコード規格に基づきドロッ
プフレームモードの補正が行われる。
【００３０】また、スキャンニングフラグＳＦはインタ
ーレース方式による映像信号データと共に記録されると
き「０」、ノンインターレース（プログレッシブ）方式
による映像信号データと共に記録されるとき「１」とさ
れるフラグである。更に、サインフラグＳＧＮはこのタ
イムコードが磁気テープの始端から所定時間経過後の開
始点から初期値に設定されて記録開始されるが、その開
始点以前に記録されるタイムコードの値は負の値とさ
れ、開始点以後に記録されるタイムコードの値は正の値
とされるようになされており、このタイムコードの値が
正のとき「０」、負のとき「１」とされるフラグであ
る。
ーレース方式による映像信号データと共に記録されると
き「０」、ノンインターレース（プログレッシブ）方式
による映像信号データと共に記録されるとき「１」とさ
れるフラグである。更に、サインフラグＳＧＮはこのタ
イムコードが磁気テープの始端から所定時間経過後の開
始点から初期値に設定されて記録開始されるが、その開
始点以前に記録されるタイムコードの値は負の値とさ
れ、開始点以後に記録されるタイムコードの値は正の値
とされるようになされており、このタイムコードの値が
正のとき「０」、負のとき「１」とされるフラグであ
る。
【００３１】なお、タイムコードの第２バイトＰＣ１、
第３バイトＰＣ２、第４バイトＰＣ３、第５バイトＰＣ
４及び第５バイトＰＣ５には、”フレーム”、”
秒”、”分”、”時”及び”日”の値が配置される。こ
の場合、”フレーム”、”秒”、”分”は第２ビット目
から第４ビット目までの３ビットで１０の位の値が示さ
れ、第５ビット目から第８ビット目（ＬＳＢ）までの４
ビットで１の位の値が示される。１の位の値は「０」〜
「９」であり、上記の４ビットはＢＣＤで表されるか
ら、最大値は「１００１」となる。
第３バイトＰＣ２、第４バイトＰＣ３、第５バイトＰＣ
４及び第５バイトＰＣ５には、”フレーム”、”
秒”、”分”、”時”及び”日”の値が配置される。こ
の場合、”フレーム”、”秒”、”分”は第２ビット目
から第４ビット目までの３ビットで１０の位の値が示さ
れ、第５ビット目から第８ビット目（ＬＳＢ）までの４
ビットで１の位の値が示される。１の位の値は「０」〜
「９」であり、上記の４ビットはＢＣＤで表されるか
ら、最大値は「１００１」となる。
【００３２】なお、”フレーム”は、映像信号データが
インターレース方式かプログレッシブ方式のどちらの走
査方式によるか、また、フレーム周波数により値が異な
る。また、”時”は「００」〜「２３」、”日”は「０
０」〜「９９」の値をとる。
インターレース方式かプログレッシブ方式のどちらの走
査方式によるか、また、フレーム周波数により値が異な
る。また、”時”は「００」〜「２３」、”日”は「０
０」〜「９９」の値をとる。
【００３３】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、タイムコードは磁気テープ上の絶対
時間を示すものに限定されるものではなく、例えば磁気
テープに複数のプログラムの映像信号データが記録され
る場合、各プログラム単位で時刻情報を示すタイムコー
ドなどにも適用できる。
れるものではなく、タイムコードは磁気テープ上の絶対
時間を示すものに限定されるものではなく、例えば磁気
テープに複数のプログラムの映像信号データが記録され
る場合、各プログラム単位で時刻情報を示すタイムコー
ドなどにも適用できる。
【００３４】また、このコンティニュイティフラグＣＦ
の値が「１」となる映像信号データとしては、時間圧縮
データに限らず、タイムラプスＶＴＲのような一定時間
間隔毎に不連続で記録される映像信号データにも適用で
きる。この場合、例えば８倍タイムラプスでは、ある１
フレーム記録後８フレーム後の映像信号が１フレーム分
記録されることが繰り返されるので、タイムコードは８
ずつ不連続に変化するからである。
の値が「１」となる映像信号データとしては、時間圧縮
データに限らず、タイムラプスＶＴＲのような一定時間
間隔毎に不連続で記録される映像信号データにも適用で
きる。この場合、例えば８倍タイムラプスでは、ある１
フレーム記録後８フレーム後の映像信号が１フレーム分
記録されることが繰り返されるので、タイムコードは８
ずつ不連続に変化するからである。
【００３５】また、本発明は２トラックに１フレーム分
の映像信号を記録するものに限定されるものではなく、
例えば１０トラックに１フレームを記録するなどの装置
にも適用できることは勿論である。
の映像信号を記録するものに限定されるものではなく、
例えば１０トラックに１フレームを記録するなどの装置
にも適用できることは勿論である。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体に記録される情報信号が通常記録されたもので
あるか否かがタイムコードのフラグにより識別すること
で、再生された情報信号の再生処理に応じたタイムコー
ドの再生処理ができるようにしたため、記録媒体に記録
された情報信号が時間圧縮あるいは時間的に不連続的に
記録された情報信号の再生時であっても、時間的に連続
的に記録された情報信号の再生時と同様に、タイムコー
ドに基づいて記録媒体の絶対時間などを実時間との誤差
なく正確に検索させることができ、また、上記のフラグ
のみでタイムコードが不連続か連続かの識別ができるた
め、タイムコードを用いたサーチ用アルゴリズムの切り
換えが確実に、しかも安価に行える。
記録媒体に記録される情報信号が通常記録されたもので
あるか否かがタイムコードのフラグにより識別すること
で、再生された情報信号の再生処理に応じたタイムコー
ドの再生処理ができるようにしたため、記録媒体に記録
された情報信号が時間圧縮あるいは時間的に不連続的に
記録された情報信号の再生時であっても、時間的に連続
的に記録された情報信号の再生時と同様に、タイムコー
ドに基づいて記録媒体の絶対時間などを実時間との誤差
なく正確に検索させることができ、また、上記のフラグ
のみでタイムコードが不連続か連続かの識別ができるた
め、タイムコードを用いたサーチ用アルゴリズムの切り
換えが確実に、しかも安価に行える。
【図１】本発明方法により記録されるタイムコードの一
実施の形態のフォーマット図である。
実施の形態のフォーマット図である。
【図２】本発明方法によりタイムコードが記録されるト
ラックのフォーマットの一例を示す図である。
ラックのフォーマットの一例を示す図である。
【図３】図２中の１シンクブロックのフォーマットの一
例を示す図である。
例を示す図である。
ＢＦ ブランクフラグ ＣＦ コンティニュイティフラグ ＤＦ ドロップフレームフラグ ＳＦ スキャンニングフラグ ＳＧＮ サインフラグ ２３ サブコード領域 ２７ 主要データ領域
Claims (2)
- 【請求項１】 記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号
の時刻情報を示すタイムコードを、前記情報信号と共に
前記記録媒体にトラックを形成して記録すると共に、同
一トラックでは同一の値のタイムコードを記録するタイ
ムコード記録方法において、 前記タイムコードの値が所定トラック毎に連続的に変化
するタイムコードであるか、あるいは所定トラック毎に
不連続的に変化するタイムコードであるかを識別するた
めのフラグを、各トラックに記録することを特徴とする
タイムコード記録方法。 - 【請求項２】 記録媒体上の絶対時間若しくは情報信号
の時刻情報を示すタイムコードを、前記情報信号と共に
前記記録媒体にトラックを形成して記録すると共に、同
一トラックでは同一の値のタイムコードを記録するタイ
ムコード記録方法において、 前記タイムコードの値が、所定トラック毎に１ずつカウ
ントアップされるタイムコードであるか、前記所定トラ
ック毎に１以外の値で変化するタイムコードであるかを
識別するためのフラグを、各トラックに記録することを
特徴とする タイムコード記録方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08155548A JP3090045B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | タイムコード記録方法 |
| TW086108255A TW371343B (en) | 1996-06-17 | 1997-06-14 | Method and apparatus for recording time code data |
| EP97109785A EP0814476A3 (en) | 1996-06-17 | 1997-06-16 | Method and apparatus for recording time code data |
| CNB971127956A CN1147835C (zh) | 1996-06-17 | 1997-06-16 | 时间编码数据的记录方法和设备 |
| MYPI97002708A MY119017A (en) | 1996-06-17 | 1997-06-16 | Method and apparatus for recording time code data |
| KR1019970026386A KR100275064B1 (ko) | 1996-06-17 | 1997-06-17 | 시간 코드 데이타를 기록하는 장치와 방법 |
| US08/877,194 US5970204A (en) | 1996-06-17 | 1997-06-17 | Method and apparatus for recording time code data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08155548A JP3090045B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | タイムコード記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH103780A JPH103780A (ja) | 1998-01-06 |
| JP3090045B2 true JP3090045B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=15608477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08155548A Expired - Fee Related JP3090045B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | タイムコード記録方法 |
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| EP (1) | EP0814476A3 (ja) |
| JP (1) | JP3090045B2 (ja) |
| KR (1) | KR100275064B1 (ja) |
| CN (1) | CN1147835C (ja) |
| MY (1) | MY119017A (ja) |
| TW (1) | TW371343B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9575569B2 (en) | 2000-10-02 | 2017-02-21 | Apple Inc. | Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer |
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| US5293593A (en) * | 1990-10-11 | 1994-03-08 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for the mapping of physically non-contiguous memory fragments to be linearly addressable |
| JPH10290440A (ja) * | 1997-04-14 | 1998-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディジタル放送送信方法、ディジタル放送送信装置、及びディジタル放送再生装置 |
| JPH10290420A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-10-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生装置 |
| KR100506848B1 (ko) * | 1998-03-04 | 2005-10-05 | 엘지전자 주식회사 | 타임랩스영상녹화재생기의역방향재생방법 |
| CN1138270C (zh) * | 1998-06-05 | 2004-02-11 | 皇家菲利浦电子有限公司 | 信息信号在记录载体上的轨迹中的记录和重放 |
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| JP2001023294A (ja) | 1999-07-12 | 2001-01-26 | Hitachi Ltd | ディジタル信号記録装置及び再生装置 |
| US20020089602A1 (en) * | 2000-10-18 | 2002-07-11 | Sullivan Gary J. | Compressed timing indicators for media samples |
| KR100470398B1 (ko) * | 2004-02-07 | 2005-02-05 | 가온미디어 주식회사 | 디지탈 복합 레코더 장치 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4777537A (en) * | 1985-10-21 | 1988-10-11 | Sony Corporation | Signal recording apparatus and method |
| JPH01138668A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
| JP3271092B2 (ja) * | 1993-06-08 | 2002-04-02 | ソニー株式会社 | 記録再生装置及び再生装置 |
| US6101070A (en) * | 1993-09-30 | 2000-08-08 | Sony Corporation | Method and apparatus for determining information and a cassette for use therewith |
| WO1995021504A1 (fr) * | 1994-02-02 | 1995-08-10 | Sony Corporation | Dispositif d'enregistrement et dispositif de reproduction |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP08155548A patent/JP3090045B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-14 TW TW086108255A patent/TW371343B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-06-16 EP EP97109785A patent/EP0814476A3/en not_active Withdrawn
- 1997-06-16 CN CNB971127956A patent/CN1147835C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-16 MY MYPI97002708A patent/MY119017A/en unknown
- 1997-06-17 US US08/877,194 patent/US5970204A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-06-17 KR KR1019970026386A patent/KR100275064B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9575569B2 (en) | 2000-10-02 | 2017-02-21 | Apple Inc. | Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0814476A2 (en) | 1997-12-29 |
| EP0814476A3 (en) | 2000-08-02 |
| CN1147835C (zh) | 2004-04-28 |
| US5970204A (en) | 1999-10-19 |
| JPH103780A (ja) | 1998-01-06 |
| MY119017A (en) | 2005-03-31 |
| TW371343B (en) | 1999-10-01 |
| CN1178967A (zh) | 1998-04-15 |
| KR100275064B1 (ko) | 2000-12-15 |
| KR980004357A (ko) | 1998-03-30 |
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