JP3089325B2 - 管状容器の開口を閉鎖する方法および装置 - Google Patents

管状容器の開口を閉鎖する方法および装置

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    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
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    • B65D5/061Rectangular containers having a body with gusset-flaps folded inwardly beneath the closure flaps

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特に液体を容れる管状容器の開口を閉鎖する
方法と装置に関し、本発明は少なくとも一側が密閉状に
被覆された紙又はカードボード(厚紙)を有し、前記開
口の壁は1本以上の境界折り曲げ線によって容器の壁か
ら閉鎖されるように容器の開口部分が区別され、しかも
その容器の開口を完全に包囲しており、前記開口の壁は
内側へ境界折り曲げ線に沿って一緒に折りたたまれ、或
る部分を接着剤で接合することにより閉鎖体を形成し、
その接着接合は閉鎖体を開ける時、開口の壁の少なくと
も一部を引っ張ることによって、はがされるようにした
ことで成る。
本発明は特に、開口の壁が容器の開口部分において、
矩形状に走行する境界折り曲げ線により容器の壁から閉
鎖されるように区分されかつ容器の開口を完全に包囲す
る4つの側部で成り、前記開口の壁は内側へ前記境界折
り曲げ線に沿って、しかも側部に形成された斜めの折り
たたみ線の三角形の型に従って一緒に折りたたまれ、そ
して一緒に接着接合されて閉鎖体を形成し、その後、閉
鎖体を開く間、注ぎ口を引っ張ることにより一側から注
ぎ口が形成され、前記側部の接着接合がはがされるよう
にした方法とその方法を実施するために使用される装置
に関する。
最後に、本発明は前述の方法に使用される閉鎖体に関
する。
紙材で成る管状容器の開口を閉鎖する方法は対応する
閉鎖体を開示したヨーロッパ特許第162883号から知るこ
とができる。書き出し部分に要約した方法で製造される
この閉鎖体は実際に、特に牛乳やフルーツジュース等の
ような液体を容れる他の容器やパックに勝って優れた効
果を有する。例えば、自動装置工程により製造し易く、
容器素材の厚紙材料や紙の或る寸法に切断された小片を
形成するため適切なモールドにより材料をうまく利用で
きる事や、液体の量に比べて容器の重量が軽いことや、
保管や輸送時、さらには消費者の手に渡った時それをス
トックする場合、適切に積み重ねてスペースを最適利用
することができる事や、特に、閉鎖体を開いて液体を注
ぐ時、非常に取り扱い易いことである。さらに、その閉
鎖体は容器がまだ空で、底部が開いている間に製造さ
れ、それから容器を逆位置にして内容物が充填され、そ
れから容器の底部開口が普通の方法でその時、底部を上
にして閉鎖されるので、立方形の容器が得られる。
本発明は閉鎖体の製造と取扱いをさらに容易にすると
いう目的に基づいており、特に、できるだけ簡単な手段
により簡単かつ確実な方法で液封閉鎖体を製造する。さ
らに、容器部品の製造や、閉鎖体の製造も自動化されね
ばならない。
この目的を達成するために、本発明は当初に述べた方
法に基づいて、開口の壁の一緒に折りたたまれた部分が
少なくとも1枚のフィルム状閉鎖部材を容器の内側から
挿入して接着することにより接着接合され、前記フィル
ム状閉鎖部材はまた、同様の接着層を塗布、又はスプレ
ーすることにより形成することもでき、第1の内側へ折
りたたまれる部分の内縁は特に、閉鎖部材により隣接部
分にシール状に接合され、その際、閉鎖体を開く時、ま
ずはじめに引っ張られる少なくとも1つの部分は対応す
る内縁に沿って閉鎖部材を引き剥がすことによって隣接
部分から剥がれるようにしたことを提供する。
当初、2番目に述べた方法の場合、その目的を達成す
るために対応する方法が使用され、この場合、折りたた
み位置にある側部は少なくとも1枚のフィルム状閉鎖部
材を容器の内側から挿入して接着することにより一緒に
接着接合され、前記フィルム状閉鎖部材はまた、接着層
を塗布又はスプレーすること等により形成することもで
き、前記最初に内側へ折り曲げられた側部の内縁は特に
閉鎖部材により連続して折りたたまれる側部の辺縁部分
に接合され、その際、閉鎖体を開く時、少なくとも最初
に引っ張られる側部はそれに対応する内縁に沿って閉鎖
部材が引き剥がされることにより隣接側部から剥がされ
るようになっている。
前述の2つの方法の間の差は特に、第2の方法が正平
行六面体の容器、或いは少なくとも横断面が矩形の容器
を用いるのに対して、第1の方法の場合の横断面は事実
上制限がない点にある。本発明はこの両方の方法に等し
く適用できる。なぜなら、本発明の基本的な考えが内側
に露出した辺縁と隣接面とを一緒に接合させるフィルム
状閉鎖部材を閉鎖体の側部にある容器の端面の内面に接
着させることであり、その際、この方法で、即ち、開口
の壁の一緒に折りたたまれる部分によって、或いは、面
と面を接着接合させることなしにシール状に一緒に接合
される開口の一緒に折りたたまれる側部によって閉鎖体
が形成される。
換言すれば、本発明の方法の場合、側部、即ち正平行
六面体の形をした容器の場合、4個の数を有する側部
は、次に注ぎ口を閉鎖するため前述のように一緒に折り
たたまれ、この操作は言うまでもなく、容器の底部がま
だ開いた状態で行われ、この位置で、一緒に折りたたま
れた側部は、内側から、即ち容器の内側からシート状閉
鎖部材を挿入し、接着することによって、即ち取付ける
ことによって一緒に接合される。閉鎖部材の代わりに、
適切な接着剤をスプレーすることによって接着層を形成
することもでき、それによって、隣接する辺縁と面が接
合される。その際、一緒に折りたたまれる壁部分、即ち
側部かうまく折りたたまれないという現象も起こらな
い。特に、その閉鎖体は完全な液封をなす。なぜなら、
それは全ての領域や中間スペース、開口、スリット、或
いは望ましくない方法で漏れを生じるもの全てをカバー
するからである。
消費者が閉鎖体を開ける際、このフィルム状閉鎖部
材、又は接着層が、その容器を開く時、最初に折りたた
まれた側部の辺縁に沿って適切に剥がれることは非常に
重要なことである。かくして、本発明は、閉鎖体を消費
者が開くことを妨げることなしに、機械的に高強度の閉
鎖と、閉鎖体の絶対的な液封シールとを達成する。この
ような液封シールか行われる部分は、三角形の横断面を
有する矩形容器の場合、これらの三角形上にその後折り
たたまれた側部の隣接部分に閉鎖部材によって密閉状に
接合される、第1の内側へ折り曲げられる側部の折り重
ね辺縁部だけである。その結果、注ぎ開口を次に形成す
る側部はそれを単に引っ張るだけで閉鎖体から容器に剥
がされ、直立に屈曲される。その下に位置する側部上に
一緒に折りたたまれるこの注ぎ口側部部分は接着剤で一
緒に接着されることはない。
他の折りたたみ辺縁部はまた、容器の開口の他の側部
がまた引っ張られ直立状態に屈曲される場合、それに対
応して剥がれることが可能とならなければならない。
そのような閉鎖部材の導入及び接着剤により固着、又
はその挿入或いはその他、対応する接着層の形成は特
に、閉鎖体が製造されるとき、管状容器素材が心棒上に
保持される場合、製造過程で容易に行うことができる。
その際、心棒の外端面に、適切な閉鎖部材が配置され、
そして、容器開口の側部が心棒の所で一緒に折りたたま
れ、かくしてそれが閉鎖部材と接触できるように保持さ
れる。
閉鎖体を開け易くするために、それ自体、よく知られ
ている引き手を使用するのが好ましい。
いずれにしても、本発明に従った方法により、前述の
目的は最適の方法で達成される。
好ましくは、シール可能なフィルムで成る閉鎖部材、
或いは例えばPE被覆のように、少なくとも一側をシール
可能なフィルムで被覆される材料で成る閉鎖部材が使用
され、そして、閉鎖部材を加熱し、閉鎖部材上をプレス
することによって、固定されるべき容器の内面が接着固
定される。容器の側部の外側コーティングに対するその
ような閉鎖部材の接合は、非常に簡単な手段により、し
かも非常に高速度で確実な方法で行われる。
フィルム状閉鎖部材はその閉鎖部材の機能が保証され
る限りどんな形にもすることができる。その閉鎖部材は
好ましくは、閉鎖体の側部にある容器の端面の内面全体
をカバーするが、隣接部分、即ち隣接側部を接合するた
め少なくともその辺縁部分だけをカバーするようにする
こともできる。
本発明によれば、好ましくは、最初に、容器の内側コ
ーナーが、加熱とプレスによりシールされ、残り部分は
閉鎖部材を挿入して接着することによりシールされ、そ
の閉鎖部材の表面積を容器の内側表面積のサイズより小
さくしたものを使用することができる。
特に液体を容れるための管状容器の開口を閉鎖する本
発明の閉鎖体は、はじめに述べた2つの従来の方法のう
ち片方の方法によって製造され、少なくとも一側部がシ
ール状に被覆された紙、又は厚紙で成り、そして一緒に
折りたたまれた開口壁、即ち側部の内側に露出した部分
によって形成されかつ閉鎖体の側部にある容器の端面の
内面には、その閉鎖体の側部位置で容器の内側をシール
するようにシート状閉鎖部材が接着され、このシート状
閉鎖部材は閉鎖体が開かれる間、開口壁、即ち側部の少
なくとも一部分を引っ張ることにより引き裂かれるよう
になっており、この閉鎖部材はまた、接着層を塗布する
ことによって構成することもできるという事実によって
限定される。この方法で製造される閉鎖体はまた、種々
の方法のどれかによって製造可能であって、それは容器
の内側からその容器の次の注ぎ口の完全な液封閉鎖を保
証する、即ち、容器の底部がまだ開いている間、閉鎖体
の側部の一緒に折りたたまれる面は互いに接着剤で接合
されることがないので口の開きが妨げられることがな
い。
管状容器の開口を閉鎖するため閉鎖部材を一定周期で
挿入、接着するために、本発明のもうひとつの開発によ
れば、PE(ポリエチレン)フィルム又はPEで被覆した材
料で成る閉鎖部材が心棒の自由端面に、好ましくはその
外端に、対応する心棒を有するマルチアーム型ロータに
載置され、そこで加熱され、そして容器の上側部分の一
緒に折りたたまれる4つの側部の内面に、即ち、容器の
上側部分の内端面に対して当接プレスされる。このやり
方で、方法とそのために使用される装置とを適切に洗練
することにより、多数の作業周期が達成され、容器の上
側部分の完全な液封閉鎖が達成される。
閉鎖部材の挿入、接着に特有のものとするために、管
状容器をその両端が開放した状態で心棒に引き込んだ
後、心棒の自由端面に閉鎖部材をのせた後、容器の上側
部分が、好ましくはコーナー部分を活性化した後、折り
曲げられて閉鎖され、それから閉鎖部材が加熱され、或
いは折りたたみによって閉鎖する間にすでに加熱されて
おり、そして容器の上側部分の外端面へ外側からかけら
れる圧力また心棒により内側からその前記内側端面へか
けられる圧力のもとで容器の上側部分の内側面に接着さ
れる。同様に、閉鎖部材を心棒の自由端面に載置し、そ
れから管状容器をその両端が開いた状態で心棒上に引き
込むことが最初に考えられる。その結果は両方の場合、
基本的に同じである。
その方法を実施する時、作業速度はそこに使用する装
置次第で決まる。従って、閉鎖部材の加熱とその接着挿
入のために、本発明によれば、例えばセラミック又はプ
ラスチックのような絶縁材料で心棒のヘッドが構成さ
れ、その端面がフェライト材の非常に薄いコーティング
により被覆され、それを例えば、PTFEスキンのような耐
接着剤層により被覆するという事実と、閉鎖部材が載置
される心棒ヘッドの端面に対して容器の上側部分の端面
をプレスするため、プレスラムを備え、その中に、誘導
コイルが配置され、それによって心棒ヘッドのフェライ
トコーティングを非常に短時間、例えば0.4秒間、誘導
加熱するという事実とにより限定されるような装置が提
供される。そのコーティングに代わりに、電流パルスに
よって電気的に加熱される非常に薄い金属板も提供する
ことができる。また、フェライトコーティング又はプレ
ートの下に位置する心棒ヘッドの部分を冷却することに
より、好ましくないほどの高温まで加熱されないよう
に、このようにして、短い周期時間で加熱と冷却の加熱
周期を保証するようにすることもできる。
本発明のこの装置は、最短時間で閉鎖部材を加熱し、
接着挿入することによって非常に多数の作業周期を可能
にする。心棒ヘッドの端面の非常に薄いフェライトコー
ティングの場合、或いは薄板の場合にそのオーミック抵
抗に基づいて電気加熱が短時間だけ誘導的に行われ、例
えば0.4秒の加熱周期の期間中伝達される熱は直ちに再
度除去されるか、或いは、PEフィルムで成る閉鎖部材
と、容器の上側部分の隣接内面とによる加熱のために使
用されるので、実質的に熱又は温度の振動が生じ閉鎖部
材のPEフィルムの加熱は特に、フェライトコーティン
グ、即ち、薄板の温度がピークになる時に生じ、これに
対して、誘導コイルのスイッチが切られフェライトコー
ティングに熱が生じない時、フェライト金属又は薄板の
温度が著しく低下する。フェライトコーティング、即ち
薄板が被覆される反接着スキンにより、閉鎖部材の接着
またはこの受容面に対する閉鎖部材を形成するシール可
能なフィルム部分の接着が妨げられる。容器の上側部分
の外端面に対してプレスラムを押圧する時、加熱される
閉鎖部材好ましくはPE閉鎖部材が容器の上側部分の内端
面と完全に合併し、この内面の所望の完全な液封シール
を生じさせる。
負圧がかけられる穴は好ましくは、加熱等のあいだ、
閉鎖部材を固定するため心棒ヘッドの端面に備えられ
る。誘導加熱又は他の加熱のそれぞれの作用時間と同様
に、負圧供給時間は閉鎖部材を接着挿入するために備わ
っている作業周期の個々の位相と正確に整合しなければ
ならない。
誘導熱により閉鎖部材を加熱する前記方法との二者択
一的なものとして、本発明によれば、閉鎖部材を加熱す
るためのものであって、例えばPTFEのような反接着層に
より外側を被覆される加熱可能なプレートが心棒の端部
に取付られ、閉鎖部材の接着挿入前又はその間、プレー
トの端面が閉鎖部材の受容面を形成するという事実によ
って限定される装置が提供される。
そのプレートは好ましくは、スナップ閉鎖体又は他の
種類の迅速締付け手段によって容易に変換可能である。
このプレートの場合、誘導加熱とはちがって、このプ
レートに配置された加熱手段は、そのプレートの自由端
面を或る温度に到達させ、それを一定に保持するために
使用されその温度は少なくともプレートに載置されたPE
フィルムの閉鎖部材を軟化させるようなレベルである。
この状態で、閉鎖部材は誘導的に加熱される閉鎖部材と
同じ方法で、容器の上側部分の内端面に対してプレスさ
れ、そしてシール状態でそこへ接着挿入される。好まし
くはアルミニウムのような軽金属で成るプレートのPTFE
コーティングはそのプレートの端面にPEフィルムが粘着
するのを防ぐ。むしろ、容器の上側部分の内端面に対し
てPEフィルムで成る閉鎖部材を軟化させプレスした後、
その閉鎖部材はこの内面と完全に合わさる。
ここで、本発明の図示の実施例について添付図面に関
連しながらもっと詳しく説明する。
図1は開口がまだ開いているが、すでに接着状態で挿
入された引き手を有する管状容器素材の上方部分の斜視
図であり、 図2は容器の開口を包囲する4つの側部を一緒に折り
たたんだ後のその容器の上側部分の斜視図であり、 図3は図2の容器の端面の内面の平面図であって、容
器の内部から見たものである。
図4、5、6は種々のデザインのシート状閉鎖部材の
平面図であり、 図7はPEコーティングの活性化部分を示す目的で容器
素材の或る寸法に切断されるパンチアウト部材の平面図
を示し、 図8は図3に示す容器端面の内面の平面図であるが、
図4に従ったシート状閉鎖部材の接着挿入後の状態を示
す。
図9は図3、8に示す容器の端面の内面の平面図であ
るが、閉鎖体を開くため容器の開口のいわゆる注ぎ口側
を引き出すことによって容器を開いた後の状態を示す。
図10は図9に示すように容器の閉鎖体を開いた状態の
平面図を示すが、これは上から、しかも外側から見たと
ころを示す。
図11はPEフィルムで成る閉鎖部材を加熱し挿入接着す
るため心棒の外端に備えられた加熱・プレス装置の概略
横断面図を示す。
図12は図11に×印をつけた部分の拡大図である。
図13は図11、12に示す装置と同一目的を有するもう1
つの加熱・プレス装置の断面図を示す。
図14は図13のXIV−XIV線に沿って見た図13の装置の平
面図を示す。
図1において、使用位置でみれば、全体を符号1で示
す容器の上側部分が示されており、これは一部、図7に
示すような、両側をPE(ポリエチレン)で被覆した紙材
で成る、或るサイズに切断された容器部材2で構成され
る。
管状に折り曲げられ、シーム9に沿って接合される容
器の壁3は上側部分に、それに対応して矩形状に包囲す
る境界折り曲げ線4を有し、その上には閉鎖体に含まれ
る4つの側部が位置する。4つの側部は、閉鎖体を開け
る間に注ぎ口が形成される注ぎ口側部5と、隣接する後
側部6と、隣接する前側部7と、注ぎ口とは反対側で、
シーム9が走行する側部8とである。これらの4つの側
部は容器1の開口を形成し、その全体を符号10で示す。
注ぎ口側部5には、斜めの折りたたみ線11が形成され
ており、それによってそれに対応する境界線と共に事実
上、三角形を形成する。2個の隣接する側部6、7もそ
れに対応した折りたたみ線12を有する。特に強調すべき
事は、注ぎ口側部5の弓状に円弧をなした境界(上辺)
13であり、これは即ち、一緒に折り曲げる間、側部8に
対して必要な重なりを生じさせ、さらに、その時形成さ
れる注ぎ口に対して好ましい形を与える。
図7の或るサイズに切断される容器部材2から、注ぎ
口側部5が反対側部8より長く形成されることがわか
る。その結果、次の折りたたみ中、例えば図2から明か
な状態が得られる。それに応じて、隣接側部6、7の上
側境界は注ぎ口側部5へ上昇する通路に従う。閉鎖体が
開く時に、空気流出開口14が生じる。前記開口は図10に
示され、それは流体が容器1から流出する時、空気が流
入し易いようにつくられている。
図1に示す位置で、注ぎ口側部5の内面には、引き手
20がすでに取付られており、これは例えば、容器1の上
側開口10が閉じる時、図2、3に示す位置を呈するの
で、容器を開く場合、引き手を容器に引っ張ることがで
きる。
図4、5、6に種々のデザインが示され、全体を符号
15で示す閉鎖部材は閉鎖体に一体化される。前記閉鎖部
材は図4によれば、四角形の形をしたPEフィルム片16で
成り、図5によれば境界部にクリアランス17を有し、図
6によればテープストリップ18、19を交差させたもので
成る。閉鎖部材15のデザインにとって、図3に示すよう
に4個の側部を一緒に折り重ねる間に生じる側部6、7
の内面の辺縁31、32、33、34が2つの側部5、8のそれ
ぞれ隣接する内面に完全にシール状態で接合されること
が不可欠である。その結果、辺縁31、32、33、34が側部
5、8の隣接部分と共に形成する間際は、閉鎖部材15に
より橋かけられ、閉鎖される。図4の四角形部材16の場
合、閉鎖部材15は図3に示すように、容器の上端面の矩
形内面をカバーする。後文で詳述するように、内面コー
ナーを閉鎖し、他の方法でシールする場合、それが好都
合であれば内面の狭い境界ストリップは固定しないで自
由にすることもできる。図4、5、又は6のどの実施例
を選ぶかに拘らず、閉鎖部材15がこの方法で接着するよ
うに挿入される場合、側部5、6、7、8で成る容器
(図3)の内側に露出される三角形部分は辺縁31、32、
33、34に沿って機械的に固定されシールされるように一
緒に接合される。
開口10は次の工程で適切に閉鎖される。即ち、まず第
1に、側部5、6、7、8のコーナー部分Eは熱気で内
部が活性化される。図7において、容器の展開図の折り
たたみ線の模様が縦ハッチングで示されている。活性化
部分はハッチングにより示される三角形の下側先端部で
ある。
それから、隣接する側部6、7がはじめにその斜め折
りたたみ線12に沿って折り曲げられ、それから境界折り
曲げ線4に沿って内側へ折り重ねられる。次に、注ぎ口
側部5とは反対側の側部8が折り重ねられる。その時、
注ぎ口側部5は4つの側部のうち最後に、境界折り曲げ
線4に沿って折りたたまれ、そして円弧状境界13及び引
き手20と共に反対側8の外面の上に折りたたまれる。こ
の位置において、加熱した閉鎖部材15が図3に示すよう
に、容器の端面の内面にその容器の内側からプレスさ
れ、接着により取付られるので、図8の状態が得られ
る。同時に活性化したコーナー部分Eも一緒にプレスさ
れ、4つのコーナーをシールする目的で接着接合され
る。前述のように、コーナー部分と容器の端面の内面の
境界部分とは、それらのコーナーがはじめに接着剤でシ
ール状に接合されている場合には、閉鎖部材15によって
カバーする必要はない。
いずれにしても、辺縁31、32、33、34を隣接する面部
分に接合させることによって、閉鎖部材15が連続的シー
ル手法でそこに存在する中間スペース、又はスリット形
開口を閉鎖し、同時に、容器の内側から4つの側部5、
6、7、8を一緒にしっかりと接合する場合、(そうす
るのが好都合であれば境界ストリップをそのまま残す)
この方法の過程で図8の状態を得ることができる。
引き手20を輸送中、側部8の外面にできるだけ平らに
位置づけるために引き手20をタッキング方向へ側部8の
外面に種々異なる時間に接着ボンド等で接着するように
する。
普通のやり方で容器1に流体を入れ、その容易の底を
閉じた後、その容器1は小売商人へ送られ、それから消
費者の手に渡り、そこで容器1を開くことになる。この
目的のために、2本の指を使って、引き手を側部8から
容易に引き離すことができ、その時、その引き手と共に
注ぎ口も引き出される。注ぎ口側部5が引き出される
間、その注ぎ口側部5の三角形の内面(図3又は8)
は、2個の隣接側部6、7の内部折りたたみ辺縁から次
第にそれらの辺縁31、32に沿って中心部から外方へ裂け
る。その結果、引っ張り抵抗となるものは、隣接する側
部6、7の折りたたみ内縁31、32のこの裂けだけである
ので、その抵抗は容易に克服できる。一緒に折りたたま
れた面のうち、接着剤で接合される部分はコーナー部分
だけであり、その他の部分は互いに接着されないままで
ある。図9、10に示すように、斜めの折りたたみ線11に
沿って注ぎ口側部5を適切に折り曲げることにより、注
ぎ口側部5から注ぎ口30を容易に形成することができ
る。空気は空気の出口開口14を通って容易の内部へ容易
に達することができるので、容器1からの液体の流出が
妨げられることはない。
引き手20は注ぎ口側部5から容易に剥がすことができ
るので、注ぎ口30から液体を注ぐ時、その引き手20が邪
魔になるということはない。
図9、10は容器を開いた状態を、特に注ぎ口30を示
し、それらの図面は、容器の内部から見た図(図9)
と、外部から容器の上側部分を見た図である。
機械によって閉鎖体を形成するには次のような工程で
行われる。即ち、 容器に内容物を詰めて閉鎖するために容器素材を処理
する機械において、マルチアーム型ロータが配設され、
このロータは一定周期で駆動されることによって回転
し、一回転中、確実にシールするように使用する時、容
器の上側開口となるものを閉鎖する。
この目的のために、管状に折りたたまれた容器は各々
の場合、横断面が容器の素材に対応するような矩形心棒
上で下方への角度位置に引っ張られる。その容器の開口
を形成する側部のコーナー部分がそこで活性化される。
その後、4つの側部は前述の方法で一緒に折りたたま
れ、それから同様に活性化されたPEフィルムの閉鎖部材
が容器端面の内面に当接され、それに対してしっかりと
プレスされ、そこで一緒に折りたたまれた側部は対応す
る反対圧力によって裏側に保持される。しかしながら、
三角形面のコーナー部分の活性化操作と、側部の折り重
ねは前述のように、逆のシーケンスで行われる。いずれ
にしても、一旦閉鎖部材が容器の中へ挿入されて接着さ
れると、その最終的な仕上げの形に閉鎖体がつくられ
る。その段階で、容器は心棒から取り外され、自動的に
次へ移され、液体が充填される。
前述の作業サイクル中、PEフィルムで成る閉鎖部材15
が加熱し、挿入して装着すると共に活性化する2つの装
置がそれぞれ図11、12と図13、14に示されている。
図11、12に従った第1装置の場合、容器1を受入れた
心棒のヘッド38はいずれにしても電気絶縁材のセラミッ
ク又はプラスチックで構成される。心棒ヘッド38の端面
39は約20mμの厚みを有するフェライト金属のコーティ
ングを備え、その上をPTFEスキン41で被覆される。PTFE
スキン41の表面は閉鎖部材15を受入れる表面42を形成す
る。容器1内へ閉鎖部材15を挿入して接着する作業サイ
クル中、心棒ヘッド38の反対側には、プレスラム43があ
って、そのプレスラムの中には、誘導コイル44が配置さ
れ、それに対応して電力が供給される。
容器1内に閉鎖部材15を挿入して接着するために、閉
鎖部材15はPTFEスキン41の受容面42に置かれ、そして負
圧がかけられる穴45を介して心棒ヘッド38の端部分で有
効となる負圧によってしっかりと保持される。
容器1がそれから、概略的に示された方法で、心棒ヘ
ッド38にかぶさるように引っ張られるか、或いは、両端
が開放した管状容器1が心棒38に通され、そして三角形
内側部5、6、7、8を同時に活性化して前述の方法で
その外端を折り重ねて閉鎖すると、プレスラム43が心棒
ヘッド38(矢印46)へ向かって作動する。例えば0.4秒
のように非常に短時間の加熱時間だけ、誘導コイル44を
加勢することによて、15〜20mμのPEフィルムで成る閉
鎖部材15はそれからフェライト金属のコーティング40内
で生じた誘導熱によって加熱され、その時、プレスラム
43は心棒ヘッド38に対して作用し、容器1の端面と閉鎖
部材15とはそれによって、プレスラム43の下面47と受容
面42との間に一緒にプレスされる。その際、加熱され活
性化された閉鎖部材15は容器1の端面の内面37の同様に
活性化されるPEコーティングにしっかりと接着する。プ
レスラム43を心棒ヘッド38から離した後、閉鎖部材15は
シール状態で容器1内挿入され接着される。
心棒58の外端で、二者択一的に使用される図13、14の
第2の加熱・プレス装置の場合、プレート50があって、
このプレート50は絶縁板53を介在させてねじ51により心
棒58のヘッド52に締付けられる。ヘッド52はその下方に
軸部60を有し、この軸部60は穴61内に挿入され、ねじ54
によりそこに締付けられる。そのねじの内端は軸部60の
壁に形成された対応するクリアランス55に嵌合する。こ
の方法で行われる迅速取付け法により、ヘッド52は迅速
に取りかえることができる。
閉鎖部材15の受容面57を形成するプレート50のPTFEで
被覆した端面を或る温度レベルに保持するために、即
ち、受容面57に載せられる閉鎖部材15が軟化するよう
な、または適切な圧力がかけられる時、容器1の端部内
面37にその閉鎖部材が接着されるように粘着性をもつよ
うな温度に保持するために、プレート50に加熱手段59が
配置される。受容面57にのせられる閉鎖部材15は負圧が
かけられるプレート50の穴56によってしっかりと保持さ
れる。
その他、この第2加熱・プレス装置の働きと、それと
共に行われる閉鎖部材15の挿入接着の作業周期は前述の
第1加熱・プレス装置の場合と同じであるので、ここで
はこれ以上説明する必要はないと思われる。
本発明は、上述したように、斜めの折りたたみ線を用
いて、注ぎ口側部と対向する側部が互いに当接する内面
が接着されないように三角形パターンに従って折りたた
まれ、また、フィルム状閉鎖部材が、容器の内側から少
なくとも隣接側部の内側折りたたみ辺縁に沿って覆うよ
うに接着されるので、開口を開く際の抵抗が少なく、ま
た、注ぎ口の開口を菱形にかつ注ぎ口部分を鋭角に開い
て、容器内の液をこぼさずに区切れよく注ぐことができ
るという本発明に特有の作用効果を奏することができ
る。
図11、12の説明に必要な符号: 15−PEフィルム 47−PTFE 40−フェライト金属 1−PEで被覆されたカードボード 38−セラミック又はプラスチック材 43−プレスラム 44−誘導コイル 有効加熱時間 0.4秒
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−67202(JP,A) 特開 昭51−120891(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/08 B65B 7/16 B65D 5/40 B65D 5/74

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一側がシール可能に被覆された
    紙またはカードボード材料からなり、4つの側部、即
    ち、1つの注ぎ口側部(5)と、2つの隣接側部(6、
    7)と、前記注ぎ口側部に対向する側部(8)とを備え
    る1つの開口壁が、矩形状に延びる境界折り曲げ線
    (4)により容器の上側壁(3)から区分され、かつ完
    全に閉鎖される容器の開口(10)を取り囲んでいる、特
    に液体を容れるための管状容器の開口を閉鎖する方法で
    あって、 前記4つの側部(5〜8)が、前記境界折り曲げ線
    (4)に沿って内側へ、かつ前記2つの隣接側部、注ぎ
    口側部に対向する側部、注ぎ口側部における各々の側部
    に設けた斜めの折りたたみ線(11、12)の三角形パター
    ンに従って折りたたまれ、それから一緒に接着接合され
    て1つの閉鎖体を形成し、 この閉鎖体を後で開く時、三角形面を形成する前記折り
    たたみ線(11、12)によってあらかじめ決められた注ぎ
    口は、注ぎ口側部の上辺(13)を引っ張り、さらに隣接
    側部(6、7)の接着接合をはがすことによって、注ぎ
    口側部(5)の前記上辺(13)と、この注ぎ口側部に隣
    接する隣接側部(6、7)の上辺とによって囲まれる領
    域に形成されるようになっており、 前記4つの側部は少なくとも1枚のフィルム状閉鎖部材
    (15)を容器の内側から挿入することにより接着され、
    少なくとも注ぎ口側部と隣接側部の互いに当接する内面
    を一緒に接着接合しないようにし、前記フィルム状閉鎖
    部材(15)は、前記注ぎ口側部(5)とこれに対向する
    側部(8)の各内面と、前記隣接側部(6、7)の斜め
    の折りたたみ線上(11、12)の内側折りたたみ辺縁(3
    1、32)との境界部分を少なくとも覆うように接着さ
    れ、 前記閉鎖体を開く時、少なくとも最初に引っ張られる注
    ぎ口側部はそれに対応する前記内側折りたたみ辺縁(3
    1、32)に沿って閉鎖部材を単に引き剥がすことによっ
    て隣接部分から分離されるようにしたことを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】閉鎖部材は、シール可能なフィルム、また
    は少なくとも一側がシール可能な、ポリエチレン等で被
    覆されたフィルム材料が使用され、そして、閉鎖部材を
    加熱し、さらに、プレスすることによって、容器のシー
    ルされるべき内面に接着が与えられることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記閉鎖部材は、容器の閉鎖体における側
    部の端面の内面を覆うが、隣接部分、即ち隣接側部を相
    互に接合し、シールするため少なくとも折りたたみ辺縁
    部分を覆うことを特徴とする請求項1または2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】容器の内側のコーナーは、加熱しかつプレ
    スすることによってシールされ、残りの部分は、閉鎖部
    材を挿入、接着することにより同時にシールされ、閉鎖
    部材の表面積は、容器の内側表面積の寸法より小さいも
    のを使用することが可能となることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】ポリエチレンフィルム、またはポリエチレ
    ンで被覆した材料で成る閉鎖部材は、心棒の自由端部に
    載置され、そこで加熱されかつ容器の上側部分の4つの
    一緒に折りたたまれた側部の内側面に対して、即ち、容
    器の上側部分の端部内側面に対してプレスされることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】管状容器をその両端が開放した状態で心棒
    に引き込み、その心棒の自由端面に閉鎖部材を位置づけ
    た後、容器の上側部分が折りたたまれて閉鎖され、それ
    から加熱され、あるいは折りたたみ閉鎖される間にすで
    に加熱され、そして、容器の上側部分の端部外側面に外
    部から加えられる圧力のもとでさらに、心棒によりその
    前記端部内側面に内側からかけられる圧力のもとで容器
    の上側部分の端部内側面に接着されることを特徴とする
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】心棒ヘッド(38)は、セラミックまたはプ
    ラスチックのような絶縁材料で構成され、その端面(3
    9)は、例えばPTFEスキン(41)により反接着コーティ
    ングにより被覆されるフェライト金属材の非常に薄いコ
    ーティング(40)によって、被覆され、閉鎖部材(15)
    が載置される心棒ヘッドの端面(39)に容器(1)の端
    面を押圧するために、プレスラム(43)が備えられ、そ
    のラムには心棒ヘッド(38)のフェライト金属コーティ
    ング(40)を非常に短時間だけ誘導加熱する誘導コイル
    (44)が配置され、あるいは、そのコーティング(40)
    の代わりに、電流パルスにより電気的に加熱される金属
    プレートが心棒ヘッド(38)に備えられることを特徴と
    する請求項5または6に記載の方法を実施する装置。
  8. 【請求項8】閉鎖部材(15)を固定するため心棒ヘッド
    (38)の端面に、負圧をかける穴を有することを特徴と
    する請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】閉鎖部材(15)を加熱するための加熱可能
    なプレート(50)を有し、このプレートは外側をPTFE等
    による反接着層により被覆され、そして、アルミニウム
    等の軽金属で構成し、そのプレート(50)は心棒(58)
    を端部に固定し、そのプレート(50)の端面は閉鎖部材
    の挿入接着の前およびその操作の間、閉鎖部材(15)の
    受容面(57)を形成することを特徴とする請求項5また
    は6に記載の方法を実施する装置。
  10. 【請求項10】プレート(50)はヘッド(52)と共に、
    迅速取付手段(54、55)により心棒(58)から容易に取
    外され、その後、迅速に取りかえ可能であることを特徴
    とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】少なくとも一側がシール可能に被覆され
    た紙またはカードボード材料で成り、矩形状に延びる境
    界折り曲げ線(4)により容器の上側壁から区分され、
    かつ完全に閉鎖される容器の開口(10)を取り囲む1つ
    の開口壁を含む、特に液体を容れる管状容器の開口を閉
    鎖する閉鎖体であって、 前記開口壁は、1つの閉鎖体を形成するために、4つの
    側部、即ち、1つの注ぎ口側部(5)と、2つの隣接側
    部(6、7)と、前記注ぎ口側部に対向する側部(8)
    とを有し、 前記4つの側部(5〜8)は、前記境界折り曲げ線
    (4)に沿って内側へ、かつ前記2つの隣接側部、注ぎ
    口側部に対向する側部、注ぎ口側部における各々の側部
    に設けた斜めの折りたたみ線(11、12)により仕切られ
    た三角形パターンに従い、前記閉鎖体の上面に注ぎ口側
    部の上辺(13)が露出するように折り畳まれて一緒に接
    着接合され、 注ぎ口が、前記上辺(13)を引っ張って隣接側部(6、
    7)の接着接合をはがすことによって開口し、この開口
    は、前記注ぎ口側部(5)の上辺(13)と、この注ぎ口
    側部に隣接した前記隣接側部(6、7)の上辺とによっ
    て囲まれた領域に形成され、 更に、前記境界折り曲げ線(4)と斜めの折りたたみ線
    (11、12)に沿って折られた前記閉鎖体の内部をシール
    するために、少なくとも1枚のフィルム状閉鎖部材(1
    5)を設け、 このフィルム状閉鎖部材(15)は、前記注ぎ口側部
    (5)とこれに対向する側部(8)の各内面と、前記隣
    接側部(6、7)の斜めの折りたたみ線上(11、12)の
    内側折りたたみ辺縁(31、32)との境界部分を少なくと
    も覆うように接着層が形成されているいることを特徴と
    する閉鎖体。
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