JP3088852U - オーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造及びジャックの取付固定構造 - Google Patents

オーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造及びジャックの取付固定構造

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JP3088852U
JP3088852U JP2002001642U JP2002001642U JP3088852U JP 3088852 U JP3088852 U JP 3088852U JP 2002001642 U JP2002001642 U JP 2002001642U JP 2002001642 U JP2002001642 U JP 2002001642U JP 3088852 U JP3088852 U JP 3088852U
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ビスを用いずにジャックを基板上に取付固定
でき、且つ作業工数が1回で済み、ジャックにピンジャ
ックを差し込むときの過負荷を低減できパターン浮きを
防げるオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構
造を提供する。 【解決手段】 基板1上のジャック2、3を覆う押さえ
ホルダー4は、ジャック2、3の上面を覆う上壁部4a
とジャック2の左側面を覆う左壁部4bとジャック3の
右側面を覆う右壁部4cとジャック2、3の間に入り込
む中壁部4dを備え、左壁部4bに切込み1aの脚部2
aの外側に挿入する左側脚部4e、右壁部4cの下端に
貫通穴1cの脚部3bの外側に挿入する右側脚部4gを
突設し、中壁部4dに基板1の切込み1bに差し込んだ
左右のジャック2、3の各脚部2b、3aの間に入り込
む前側脚部4iと基板1の貫通穴1eに挿入する後側脚
部4jを突設し、前側脚部4iと後側脚部4jの下端に
フック4k、4mを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、基板に左右2つのジャックが、その脚部を基板に穿設された複数の 貫通穴及び切込みにそれぞれ挿入されて取り付けられたオーディオビジュアル用 のジャックの取付固定構造及びジャックの取付固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のジャックの取付固定構造では、左右2つのジャックを基板に取 付固定するために、別ピースのホルダーで各ジャックを保持した状態で、ビスで 取付固定するようにしていた。 ところが、ホルダーをビスで取付固定するために、ビスを必要とするので、部 品点数が多く、且つ取付作業が厄介であるという問題があった。
【0003】 また、実開平6−11280号公報には、ジャック固定装置が記載されている 。 これは、図3(a)(b)に示すように、ジャック115の側面115b、1 15bを保持する側面保持部116aと、ジャック115の上面115aと筐体 113の間に位置してジャック115の上面115aを支持する上面支持部11 6bの少なくとも何れか一方を一体に設けたジャック固定装置116によりジャ ック115を基板114に固定したものである。 ところが、これにおいては、ジャック固定装置116でジャック115を固定 するには、このジャック固定装置だけでは、上向きに外れてしまうので、筐体1 13でこのジャック固定装置を押さえて固定しなければならず、筐体113を必 要としていた。
【0004】 また、実開平5−6748号公報には、ジャック取付装置が記載されている。 これは、図4(a)(b)(c)に示すように、複数のジャック201を半田 で接続固定した主基板202と、複数のジャック201を位置決め固定するジャ ックホルダー203と、ジャック201を外方に露出させる孔205を設けたキ ャビネット204とを備え、孔205にジャックホルター203の端部を挿入挟 持し、他端部を主基板202と共にビス206により、キャビネット204のボ ス207に締めつけ固定しているものである。 ところが、これにおいては、図4(a)に示すように、ジャックホルダー20 3を主基板202にビス206で取付固定していて、このビス206を必要とす るために部品点数が多くなり、取付作業も面倒であるという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、ビスを用いることなく押さえホルダーで ジャックを基板上に取付固定することができ、取付作業も押さえホルダーをジャ ックの上から基板に嵌め込むだけでよくて簡単にでき、且つ作業工数が1回で済 み、ジャックにピンジャックを差し込むときの過負荷を低減できてパターン浮き を防ぐことができるオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造及びジャ ックの取付固定構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記 載の考案は、基板に左右2つのオーディオビジュアル用のジャックが、その脚部 を基板に穿設された複数の貫通穴及び切込みにそれぞれ挿入されて取り付けられ たオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造において、前記左右2つの ジャックを上側から覆って前記各ジャックの基板への取付状態を安定させるため の押さえホルダーを有し、前記押さえホルダーは、前記2つのジャックの上面を 覆う上壁部と、前記左側のジャックの左側面を覆う左壁部と、前記右側のジャッ クの右側面を覆う右壁部と、前記左右2つのジャックの間に入り込む中壁部とを 備え、前記左壁部の下端には前記左側のジャックの脚部が挿入された前記基板の 左側の切込みに前記脚部の左外側に挿入される左側脚部が下向きに突設され、前 記右壁部の下端には前記右側のジャックの脚部が挿入された前記基板の右側の貫 通穴に前記脚部の右外側に挿入される右側脚部が下向きに突設され、前記中壁部 の前後2箇所に、前記基板の切込みに差し込まれた前記左右のジャックの各脚部 の間に入り込む前側脚部と前記基板の貫通穴に挿入される後側脚部が下向きに突 設され、前記前側脚部と後側脚部の下端に前記基板の切込みと貫通穴に係入係止 されるフックが設けられていて、更に、前記押さえホルダーの左壁部には、前記 基板が載置されるトレーシャーシにおける前記左側のジャックの外側に立設され たボスに形成されたレール部に入り込む突出部が形成されていることを特徴とし ている。
【0007】 請求項2に記載の考案は、基板に左右2つのジャックが、その脚部を基板に穿 設された複数の貫通穴及び切込みにそれぞれ挿入されて取り付けられたジャック の取付固定構造において、前記左右2つのジャックを上側から覆って前記各ジャ ックの基板への取付状態を安定させるための押さえホルダーを有し、前記押さえ ホルダーは、前記2つのジャックの上面を覆う上壁部と、前記左側のジャックの 左側面を覆う左壁部と、前記右側のジャックの右側面を覆う右壁部と、前記左右 2つのジャックの間に入り込む中壁部とを備え、前記左壁部の下端には前記左側 のジャックの脚部が挿入された前記基板の左側の切込みに前記脚部の左外側に挿 入される左側脚部が下向きに突設され、前記右壁部の下端には前記右側のジャッ クの脚部が挿入された前記基板の右側の貫通穴に前記脚部の右外側に挿入される 右側脚部が下向きに突設され、前記中壁部の下端には前記基板の切込みに差し込 まれた前記左右2つのジャックの各脚部の間に差し込まれる前側脚部と、前記基 板の貫通穴に挿入される後側脚部とが設けられていて、前記左側脚部と右側脚部 と前側脚部と後側脚部の全て又は一部の下端に前記基板の裏面に係止するフック が設けられていることを特徴としている。
【0008】 請求項3に記載の考案は、前記押さえホルダーの前側脚部と後側脚部とに、前 記基板の切込み及び貫通穴に係入係止するフックがそれぞれ設けられていること を特徴としている。 請求項4に記載の考案は、前記押さえホルダーの右側脚部と左側脚部とに、前 記基板の切込み及び貫通穴に係入係止するフックがそれぞれ設けられていること を特徴としている。
【0009】 請求項5に記載の考案は、前記押さえホルダーの左壁部には、前記基板が載置 されるトレーシャーシにおける前記左側のジャックの外側に立設されたボスに形 成されたレール部に入り込む突出部が形成されていることを特徴としている。 請求項6に記載の考案は、前記ボスのレール部の前後方向略中央部に、前記押 さえホルダーの突出部の外端面の前後方向略中央部に穿設された凹溝部に係入す る補助レールが突設されていることを特徴としている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造及びジ ャックの取付固定構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の第1実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付固定 構造を示し、(a)はその押さえホルダーでジャックを固定する直前の分解斜視 図、(b)はその押さえホルダーでジャックを基板上に取付固定した状態の斜視 図である。
【0011】 この第1実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付構造では、図1 (a)、(b)に示すように、基板1における前縁部分の左側の略L字形の第1 切込み1aが形成され、その右側部分に略コ字形の第2切込み1bが形成され、 更にその右側に四辺形の第1貫通穴1cが形成されていて、これらの切込み1a 、1bと第1貫通穴1cの後側に右側から四辺形の第2貫通穴1dが形成され、 その左側に幅の広い四辺形の第3貫通穴1eが形成され、その左側に第4貫通穴 1fが形成されている。 そして、左右2つのジャック2、3の内の左側のジャック2の左脚部2aが基 板の第1切込み1aの縁部に当接し、右脚部2bが第2切込み1bの左縁部に当 接した状態で各切込み1a、1b内に差し込まれており、更に、右側のジャック 3の左脚部3aが第2切込み1bの左縁部に当接するように差し込まれ、右脚部 3bが第1貫通穴1cに挿入された状態で、2つのジャック2、3が基板1上に 配設されている。
【0012】 更に、これらのジャック2、3を覆うように、押さえホルダー4が基板1上に 取付けられるようになっていて、この押さえホルダー4は、左右2つのジャック 2、3の上面を覆う上壁部4aと、左側のジャック2の左側面を覆う左壁部4b と、右側のジャック3の右側面を覆う右壁部4cと、左右2つのジャック2、3 の間に入り込む幅広の中壁部4dとが備えられている。
【0013】 また、押えホルダー4の左壁部4bの下端には左側のジャック2の左脚部2a が挿入された基板1の左側の第1切込み1aの左脚部2aの左外側に挿入される 左側前脚部4eと第4貫通穴1fに挿入される左側後脚部4fとが下向きに突設 され、右壁部4cの下端には右側のジャック3の右脚部3bが挿入された基板1 の右側の貫通穴1cの右脚部3bの右外側に挿入される右側前脚部4gと第2貫 通穴1dに挿入される右側後脚部4hとが下向きに突設され、中壁部4dの前後 2箇所に、基板1の切込み1bに差し込まれた左右のジャック2、3の各脚部2 b、3aの間に入り込む前側中脚部4iと基板1の第3貫通穴1eに挿入される 後側中脚部4jが下向きに突設され、前側中脚部4iと後側中脚部4jの下端に 基板1の第2切込み1bと第3貫通穴1eに係入係止されるフック4k、4mが それぞれ設けられている。
【0014】 そして、図1(a)の状態から図1(b)に示すように、押さえホルダー4を 左右のジャック2、3の上から被せるようにして、押さえホルダー4の左壁部4 bの下端の左側前脚部4eを、基板1の左側の第1切込み1aにおけるジャック 2の左脚部2aの左外側に挿入し、左側後脚部4fを第4貫通穴1fに挿入し、 右壁部4cの下端の右側前脚部4gを第1貫通穴1cにおけるジャック3の右脚 部3bの右外側に挿入し、右側後脚部4hを第2貫通穴1dに挿入し、中壁部4 dの前側中脚部4iを、基板1の切込み1bに差し込まれた左右のジャック2、 3の各脚部2b、3aの間に挿入し、後側中脚部4jを基板1の第3貫通穴1e に挿入して、前側中脚部4iと後側中脚部4jの下端のフック4k、4mを基板 1の第2切込み1bの下縁と第3貫通穴1eの下縁に係入係止して、押さえホル ダー4で各ジャック2、3を取付固定する。
【0015】 したがって、この第2実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付固 定構造によれば、ビスを用いることなく押さえホルダー4で各ジャック2、3を 基板1上に取付固定することができ、取付作業も押さえホルダー4を各ジャック 2、3に被せて基板1に嵌め込むだけでよくて簡単にでき、且つ作業工数が1回 で済む。更に、ジャック2、3にピンジャックを差し込むときの過負荷を低減で きてパターン浮きを防ぐことができる。
【0016】 図2は第2実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造を示 し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその側面縦断面図、( d)は(b)におけるA−A線断面図である。 尚、上記した第1実施形態における同一部材、同一箇所には同一符号を付して その説明を省略する。
【0017】 この第2実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造は、図 2(a)(b)(c)(d)に示すように、押さえホルダー4の左壁部4bに、 基板1が載置されるトレーシャーシ5における左側のジャック2の外側に立設さ れたボス6の右側面に形成されたレール部6aに入り込む突出部7が形成されて いて、更に、ボス6のレール部6aの前後方向略中央部に、押さえホルダー4の 突出部7の外端面の前後方向略中央部に穿設された略V字形の凹溝部7aに係入 する楔形状の補助レール6bが突設されている。 そして、押さえホルダー4を左右2つのジャック2、3に被せるときに、押さ えホルダー4の突出部7をトレーシャーシ5のレール部6aに嵌め込んで押さえ ホルダー4を下向きに押し下げると、押さえホルダー4はその突出部7がレール 部6aにガイドされて、左右2つのジャック2、3を覆うようにして下向きに移 動されて、左右2つのジャック2、3がこの押さえホルダー4で基板1上に取付 固定される。
【0018】 したがって、この第2実施形態のオーディオビジュアル用のジャックの取付固 定構造によれば、押さえホルダー4を左右2つのジャック2、3に被せて取付固 定するときに、その突出部7がトレーシャーシ5のレール部6aにガイドされて 下向きに押し下げられるので、押さえホルダー4の位置決めを容易にでき、且つ 押さえホルダー4で左右2つのジャック2、3を正確に取付固定でき、更に左右 2つのジャック2、3に前後左右いずれの向きの外力が作用したときでも各ジャ ックが外れることを防止できる。 尚、上記各実施形態では、押さえホルダー4の中壁部4dの前後の脚部4i、 4jにフック4k、4mを設けたものについて説明したが、この中壁部4dの前 後の脚部4i、4jにフックを設けずに、左右壁部4b、4cの各脚部4e、4 f、4g、4hにフックを設けてもよく、また、全ての脚部4e、4f、4g、 4h、4i、4jにフックを設けてもよいことは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案は、基板に左右2つのオーディオ ビジュアル用のジャックが、その脚部を基板に穿設された複数の貫通穴及び切込 みにそれぞれ挿入されて取り付けられたオーディオビジュアル用のジャックの取 付固定構造において、左右2つのジャックを上側から覆って各ジャックの基板へ の取付状態を安定させるための押さえホルダーを有し、押さえホルダーは、2つ のジャックの上面を覆う上壁部と、左側のジャックの左側面を覆う左壁部と、右 側のジャックの右側面を覆う右壁部と、左右2つのジャックの間に入り込む中壁 部とを備え、左壁部の下端には左側のジャックの脚部が挿入された基板の左側の 切込みに脚部の左外側に挿入される左側脚部が下向きに突設され、右壁部の下端 には右側のジャックの脚部が挿入された基板の右側の貫通穴に脚部の右外側に挿 入される右側脚部が下向きに突設され、中壁部の前後2箇所に、基板の切込みに 差し込まれた左右のジャックの各脚部の間に入り込む前側脚部と基板の貫通穴に 挿入される後側脚部が下向きに突設され、前側脚部と後側脚部の下端に基板の切 込みと貫通穴に係入係止されるフックが設けられていて、更に、押さえホルダー の左壁部には、基板が載置されるトレーシャーシにおける左側のジャックの外側 に立設されたボスに形成されたレール部に入り込む突出部が形成されているので 、以下に述べる効果を奏する。
【0020】 即ち、ビスを用いることなく押さえホルダーで各ジャックを基板上に取付固定 することができ、取付作業も押さえホルダーを各ジャックに被せて基板に嵌め込 むだけでよくて簡単にでき、且つ作業工数が1回で済む。更に、ジャックにピン ジャックを差し込むときの過負荷を低減できてパターン浮きを防ぐことができる 。 また、押さえホルダーを左右2つのジャックに被せて取付固定するときに、そ の突出部がトレーシャーシのレール部にガイドされて下向きに押し下げられるの で、押さえホルダーの位置決めを容易にでき、且つ押さえホルダーで左右2つの ジャックを正確に取付固定でき、更に左右2つのジャックに前後左右いずれの向 きの外力が作用したときでも各ジャックが外れることを防止できる。
【0021】 請求項2に記載の考案は、基板に左右2つのジャックが、その脚部を基板に穿 設された複数の貫通穴及び切込みにそれぞれ挿入されて取り付けられたジャック の取付固定構造において、左右2つのジャックを上側から覆って各ジャックの基 板への取付状態を安定させるための押さえホルダーを有し、押さえホルダーは、 2つのジャックの上面を覆う上壁部と、左側のジャックの左側面を覆う左壁部と 、右側のジャックの右側面を覆う右壁部と、左右2つのジャックの間に入り込む 中壁部とを備え、左壁部の下端には左側のジャックの脚部が挿入された基板の左 側の切込みに脚部の左外側に挿入される左側脚部が下向きに突設され、右壁部の 下端には右側のジャックの脚部が挿入された基板の右側の貫通穴に脚部の右外側 に挿入される右側脚部が下向きに突設され、中壁部の下端には基板の切込みに差 し込まれた左右2つのジャックの各脚部の間に差し込まれる前側脚部と、基板の 貫通穴に挿入される後側脚部とが設けられていて、左側脚部と右側脚部と前側脚 部と後側脚部の全て又は一部の下端に基板の裏面に係止するフックが設けられて いるので、以下に述べる効果を奏する。
【0022】 即ち、ビスを用いることなく押さえホルダーで各ジャックを基板上に取付固定 することができ、取付作業も押さえホルダーを各ジャックに被せて基板に嵌め込 むだけでよくて簡単にでき、且つ作業工数が1回で済む。更に、ジャックにピン ジャックを差し込むときの過負荷を低減できてパターン浮きを防ぐことができる 。
【0023】 請求項3に記載の考案は、押さえホルダーの前側脚部と後側脚部とに、基板の 切込み及び貫通穴に係入係止するフックがそれぞれ設けられているので、各ジャ ックに前後向きの外力が作用したときに外れることがない。しかも、押さえホル ダーの取り付け取り外しを簡単にできる。 請求項4に記載の考案は、押さえホルダーの右側脚部と左側脚部とに、基板の 切込み及び貫通穴に係入係止するフックがそれぞれ設けられているので、各ジャ ックに前後左右いずれの向きの外力が作用したときでも外れることがない。
【0024】 請求項5に記載の考案は、押さえホルダーの左壁部には、基板が載置されるト レーシャーシにおける左側のジャックの外側に立設されたボスに形成されたレー ル部に入り込む突出部が形成されているので、押さえホルダーを左右2つのジャ ックに被せて取付固定するときに、その突出部がトレーシャーシのレール部にガ イドされて下向きに押し下げられるので、押さえホルダーの位置決めを容易にで き、且つ押さえホルダーで左右2つのジャックを正確に取付固定でき、更に左右 2つのジャックに前後左右いずれの向きの外力が作用したときでも各ジャックが 外れることを防止できる。
【0025】 請求項6に記載の考案は、ボスのレール部の前後方向略中央部に、押さえホル ダーの突出部の外端面の前後方向略中央部に穿設された凹溝部に係入する補助レ ールが突設されているので、この突出部が凹溝部が入り込むことによって、突出 部がレール部内で振れることがなく、且つ前後方向の外力が作用しても押さえホ ルダーと各ジャックが外れることがなく、強固な取付固定状態を保持することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のオーディオビジュアル用のジャ
ックの取付固定構造を示し、(a)はその押さえホルダ
ーでジャックを固定する直前の分解斜視図、(b)はそ
の押さえホルダーでジャックを基板上に取付固定した状
態の斜視図である。
【図2】第2実施形態のオーディオビジュアル用のジャ
ックの取付固定構造を示し、(a)はその平面図、
(b)はその正面図、(c)はその側面縦断面図、
(d)は(b)におけるA−A線断面図である。
【図3】従来のジャック固定装置を示し、(a)はその
分解斜視図、(b)はその正面縦断面図である。
【図4】従来のジャック取付装置を示し、(a)はその
断面図、(b)はそのジャックホルダーとキャビネット
とを取付け固定した状態を示す平面図、(c)はそのジ
ャックホルダーとキャビネットとを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 第1切込み 1b 第2切込み 1c 第1貫通穴 1d 第2貫通穴 1e 第3貫通穴 1f 第4貫通穴 2 左のジャック 2a 左脚部 2b 右脚部 3 右のジャック 3a 左脚部 3b 右脚部 4 押さえホルダー 4a 上壁部 4b 左壁部 4c 右壁部 4d 中壁部 4e 左側前脚部 4f 左側後脚部 4g 右側前脚部 4h 右側後脚部 4i 前側中脚部 4j 後側中脚部 4k、4m フック 5 トレーシャーシ 6 ボス 6a レール部 6b 補助レール 7 突出部 7a 凹溝部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に左右2つのオーディオビジュアル
    用のジャックが、その脚部を基板に穿設された複数の貫
    通穴及び切込みにそれぞれ挿入されて取り付けられたオ
    ーディオビジュアル用のジャックの取付固定構造におい
    て、前記左右2つのジャックを上側から覆って前記各ジ
    ャックの基板への取付状態を安定させるための押さえホ
    ルダーを有し、前記押さえホルダーは、前記2つのジャ
    ックの上面を覆う上壁部と、前記左側のジャックの左側
    面を覆う左壁部と、前記右側のジャックの右側面を覆う
    右壁部と、前記左右2つのジャックの間に入り込む中壁
    部とを備え、前記左壁部の下端には前記左側のジャック
    の脚部が挿入された前記基板の左側の切込みに前記脚部
    の左外側に挿入される左側脚部が下向きに突設され、前
    記右壁部の下端には前記右側のジャックの脚部が挿入さ
    れた前記基板の右側の貫通穴に前記脚部の右外側に挿入
    される右側脚部が下向きに突設され、前記中壁部の前後
    2箇所に、前記基板の切込みに差し込まれた前記左右の
    ジャックの各脚部の間に入り込む前側脚部と前記基板の
    貫通穴に挿入される後側脚部が下向きに突設され、前記
    前側脚部と後側脚部の下端に前記基板の切込みと貫通穴
    に係入係止されるフックが設けられていて、更に、前記
    押さえホルダーの左壁部には、前記基板が載置されるト
    レーシャーシにおける前記左側のジャックの外側に立設
    されたボスに形成されたレール部に入り込む突出部が形
    成されていることを特徴とするオーディオビジュアル用
    のジャックの取付固定構造。
  2. 【請求項2】基板に左右2つのジャックが、その脚部を
    基板に穿設された複数の貫通穴及び切込みにそれぞれ挿
    入されて取り付けられたジャックの取付固定構造におい
    て、前記左右2つのジャックを上側から覆って前記各ジ
    ャックの基板への取付状態を安定させるための押さえホ
    ルダーを有し、前記押さえホルダーは、前記2つのジャ
    ックの上面を覆う上壁部と、前記左側のジャックの左側
    面を覆う左壁部と、前記右側のジャックの右側面を覆う
    右壁部と、前記左右2つのジャックの間に入り込む中壁
    部とを備え、前記左壁部の下端には前記左側のジャック
    の脚部が挿入された前記基板の左側の切込みに前記脚部
    の左外側に挿入される左側脚部が下向きに突設され、前
    記右壁部の下端には前記右側のジャックの脚部が挿入さ
    れた前記基板の右側の貫通穴に前記脚部の右外側に挿入
    される右側脚部が下向きに突設され、前記中壁部の下端
    には前記基板の切込みに差し込まれた前記左右2つのジ
    ャックの各脚部の間に差し込まれる前側脚部と、前記基
    板の貫通穴に挿入される後側脚部とが設けられていて、
    前記左側脚部と右側脚部と前側脚部と後側脚部の全て又
    は一部の下端に前記基板の裏面に係止するフックが設け
    られていることを特徴とするジャックの取付固定構造。
  3. 【請求項3】 前記押さえホルダーの前側脚部と後側脚
    部とに、前記基板の切込み及び貫通穴に係入係止するフ
    ックがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のジャックの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記押さえホルダーの右側脚部と左側脚
    部とに、前記基板の切込み及び貫通穴に係入係止するフ
    ックがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のジャックの固定構造。
  5. 【請求項5】 前記押さえホルダーの左壁部には、前記
    基板が載置されるトレーシャーシにおける前記左側のジ
    ャックの外側に立設されたボスに形成されたレール部に
    入り込む突出部が形成されていることを特徴とする請求
    項2乃至4のいずれかに記載のジャックの取付固定構
    造。
  6. 【請求項6】 前記ボスのレール部の前後方向略中央部
    に、前記押さえホルダーの突出部の外端面の前後方向略
    中央部に穿設された凹溝部に係入する補助レールが突設
    されていることを特徴とする請求項5に記載のジャック
    の取付固定構造。
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