JP3087885B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JP3087885B2 JP3087885B2 JP07195462A JP19546295A JP3087885B2 JP 3087885 B2 JP3087885 B2 JP 3087885B2 JP 07195462 A JP07195462 A JP 07195462A JP 19546295 A JP19546295 A JP 19546295A JP 3087885 B2 JP3087885 B2 JP 3087885B2
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- signal
- water flow
- gas
- switch
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/24—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/02—Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ガスバーナへガスを供給する
ガス供給路中に配設される電磁弁と、水流スイッチの閉
成等により点火指示が出されると所定時間（例えば０．
４秒）の間、電磁弁に通電を行う吸引保持回路と、点火
指示により高電圧を点火電極に印加する点火回路と、ガ
スバーナに臨むフレームロッドと、フレームロッドの出
力に基づいて着火を検知し、検知している間、電磁弁と
電池との間に電気接続されるトランジスタにオン信号を
送出する着火検知回路とを備える燃焼装置が知られてい
る。
ガス供給路中に配設される電磁弁と、水流スイッチの閉
成等により点火指示が出されると所定時間（例えば０．
４秒）の間、電磁弁に通電を行う吸引保持回路と、点火
指示により高電圧を点火電極に印加する点火回路と、ガ
スバーナに臨むフレームロッドと、フレームロッドの出
力に基づいて着火を検知し、検知している間、電磁弁と
電池との間に電気接続されるトランジスタにオン信号を
送出する着火検知回路とを備える燃焼装置が知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記燃焼装置におい
て、不着火や失火の際の安全は、前記トランジスタ及び
着火検知回路により保たれている。万が一、着火検知回
路がオン信号故障すると着火の有無に関係無くトランジ
スタにオン信号が送出され、又、着火検知回路が正常で
も、トランジスタがオン故障すると、着火の有無に関係
無く電磁弁に電流が流れる。本発明の目的は、安全性を
より向上させた燃焼装置の提供にある。
て、不着火や失火の際の安全は、前記トランジスタ及び
着火検知回路により保たれている。万が一、着火検知回
路がオン信号故障すると着火の有無に関係無くトランジ
スタにオン信号が送出され、又、着火検知回路が正常で
も、トランジスタがオン故障すると、着火の有無に関係
無く電磁弁に電流が流れる。本発明の目的は、安全性を
より向上させた燃焼装置の提供にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の燃焼装置は、通電により弁体が開弁する吸
引コイルと、吸引後の通電により開弁状態の維持を図る
保持コイルとを有し、ガスバーナへガスを供給するガス
供給路中に配設される電磁弁と、前記ガスバーナにより
加熱される熱交換部を有する熱交水路と、一端側を電池
に接続し、前記熱交水路を流れる水流を検知すると接点
が閉成する水流スイッチと、前記吸引コイルと前記電池
との間に電気接続される第１スイッチ素子と、前記保持
コイルと前記水流スイッチの他端側との間に直列電気接
続される第２、第３スイッチ素子と、前記水流スイッチ
の他端側に電気接続され、作動用電力が供給されると所
定時間の間、前記第１スイッチ素子にオン信号を出力す
る吸引タイマ回路と、点火指示により点火動作を開始す
る点火回路と、前記ガスバーナの近傍に配され燃焼炎を
検知すると炎検知信号を出力する着火検知素子と、該着
火検知素子が前記炎検知信号を出力している間、前記第
２、第３スイッチ素子にオン信号を出力する第１、第２
着火検知回路とを備える構成を採用した。
め、本発明の燃焼装置は、通電により弁体が開弁する吸
引コイルと、吸引後の通電により開弁状態の維持を図る
保持コイルとを有し、ガスバーナへガスを供給するガス
供給路中に配設される電磁弁と、前記ガスバーナにより
加熱される熱交換部を有する熱交水路と、一端側を電池
に接続し、前記熱交水路を流れる水流を検知すると接点
が閉成する水流スイッチと、前記吸引コイルと前記電池
との間に電気接続される第１スイッチ素子と、前記保持
コイルと前記水流スイッチの他端側との間に直列電気接
続される第２、第３スイッチ素子と、前記水流スイッチ
の他端側に電気接続され、作動用電力が供給されると所
定時間の間、前記第１スイッチ素子にオン信号を出力す
る吸引タイマ回路と、点火指示により点火動作を開始す
る点火回路と、前記ガスバーナの近傍に配され燃焼炎を
検知すると炎検知信号を出力する着火検知素子と、該着
火検知素子が前記炎検知信号を出力している間、前記第
２、第３スイッチ素子にオン信号を出力する第１、第２
着火検知回路とを備える構成を採用した。
【０００５】
【０００６】
【０００７】
【作用】熱交水路に水を流すと、水流スイッチの接点が
閉成する。これにより、吸引タイマ回路が所定時間の
間、オン信号を送出し第１スイッチ素子がオンするので
弁体が開弁する。又、点火回路は、点火動作を行う。ガ
スバーナが着火し、着火検知素子が炎検知信号を出力す
ると、第１、第２着火検知回路は、第２、第３スイッチ
素子にオン信号を出力するので保持コイルに通電が継続
され、電磁弁が開弁状態を維持し、ガスバーナは燃焼を
継続する。第２スイッチ素子又は第３スイッチ素子の一
方がオン故障しても、第１、第２着火検知回路が正常で
あれば、未着火時や失火時に正常な方のスイッチ素子を
オフする事ができる。又、第１着火検知回路又は第２着
火検知回路の一方が故障（着火検知素子が炎検知信号を
出力しないのにオン信号を出力する状態）しても、第
２、第３スイッチ素子が正常であれば、未着火時や失火
時に、第２スイッチ素子か第３スイッチ素子の何れかを
オフする事ができる。
閉成する。これにより、吸引タイマ回路が所定時間の
間、オン信号を送出し第１スイッチ素子がオンするので
弁体が開弁する。又、点火回路は、点火動作を行う。ガ
スバーナが着火し、着火検知素子が炎検知信号を出力す
ると、第１、第２着火検知回路は、第２、第３スイッチ
素子にオン信号を出力するので保持コイルに通電が継続
され、電磁弁が開弁状態を維持し、ガスバーナは燃焼を
継続する。第２スイッチ素子又は第３スイッチ素子の一
方がオン故障しても、第１、第２着火検知回路が正常で
あれば、未着火時や失火時に正常な方のスイッチ素子を
オフする事ができる。又、第１着火検知回路又は第２着
火検知回路の一方が故障（着火検知素子が炎検知信号を
出力しないのにオン信号を出力する状態）しても、第
２、第３スイッチ素子が正常であれば、未着火時や失火
時に、第２スイッチ素子か第３スイッチ素子の何れかを
オフする事ができる。
【０００８】
【０００９】
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】
【発明の効果】第２スイッチ素子又は第３スイッチ素子
の一方がオン故障した場合、又は、第１着火検知回路又
は第２着火検知回路の一方が故障（着火検知素子が炎検
知信号を出力しないのにオン信号を出力する状態）して
も、正常なスイッチ素子と着火検知回路により、保持コ
イルに流す保持電流を確実に制御する事ができる。この
為、熱交水路に流す水流を止めれば、確実に電磁弁を閉
弁できる（消火不能に陥らない）。又、不着火や失火の
際に確実に電磁弁を閉弁でき（生ガスの放出が起きな
い）、安全性に優れる。
の一方がオン故障した場合、又は、第１着火検知回路又
は第２着火検知回路の一方が故障（着火検知素子が炎検
知信号を出力しないのにオン信号を出力する状態）して
も、正常なスイッチ素子と着火検知回路により、保持コ
イルに流す保持電流を確実に制御する事ができる。この
為、熱交水路に流す水流を止めれば、確実に電磁弁を閉
弁できる（消火不能に陥らない）。又、不着火や失火の
際に確実に電磁弁を閉弁でき（生ガスの放出が起きな
い）、安全性に優れる。
【００１７】
【００１８】
【００１９】
【実施例】本発明の一実施例を、図１〜図７に基づいて
説明する。図に示す様に、ガス瞬間湯沸器Ａは、吸引コ
イル１１と保持コイル１２とを有し、ガスバーナ２へガ
スを供給するガス管２１中に配設される電磁安全弁１
と、トランジスタ１３、１４、１５と、熱交換器３１を
有する熱交水路３と、水流を検知すると接点４１が閉成
する水流スイッチ４と、接点４１が閉成すると所定時間
（５．５秒間）、オン信号５１１の送出及び高電圧を発
生する、イグナイタタイマ回路５１及びイグナイタ駆動
回路５２と、接点４１が閉成すると第１タイマ時間
（０．４秒間）、オン信号６１を送出する吸引タイマ回
路６と、接点４１が閉成すると第２タイマ時間（５．５
秒間）、オン信号７１を送出する保持タイマ回路７と、
接点４１が閉成すると燃焼炎の検知を開始し、燃焼炎が
検知されている間、トランジスタ１４、１５にオン信号
８１１、８２１を送出する着火検知回路８１、８２とを
備える。
説明する。図に示す様に、ガス瞬間湯沸器Ａは、吸引コ
イル１１と保持コイル１２とを有し、ガスバーナ２へガ
スを供給するガス管２１中に配設される電磁安全弁１
と、トランジスタ１３、１４、１５と、熱交換器３１を
有する熱交水路３と、水流を検知すると接点４１が閉成
する水流スイッチ４と、接点４１が閉成すると所定時間
（５．５秒間）、オン信号５１１の送出及び高電圧を発
生する、イグナイタタイマ回路５１及びイグナイタ駆動
回路５２と、接点４１が閉成すると第１タイマ時間
（０．４秒間）、オン信号６１を送出する吸引タイマ回
路６と、接点４１が閉成すると第２タイマ時間（５．５
秒間）、オン信号７１を送出する保持タイマ回路７と、
接点４１が閉成すると燃焼炎の検知を開始し、燃焼炎が
検知されている間、トランジスタ１４、１５にオン信号
８１１、８２１を送出する着火検知回路８１、８２とを
備える。
【００２０】９１はレギュレータであり、接点４１が閉
成すると“ＩＮ”端子９１０に電圧ＶCC2 （３Ｖ）が印
加され、“ＯＵＴ”端子９１１に安定化電圧Ｖ
REG （１．５Ｖ）が発生する。９２は乾電池であり、本
実施例では、単一形１．５Ｖのマンガン乾電池を２個直
列に繋いでおり、電圧ＶCC1 （３Ｖ）の起電力を発生す
る。９は電子ユニットであり、各回路を組み込んでい
る。
成すると“ＩＮ”端子９１０に電圧ＶCC2 （３Ｖ）が印
加され、“ＯＵＴ”端子９１１に安定化電圧Ｖ
REG （１．５Ｖ）が発生する。９２は乾電池であり、本
実施例では、単一形１．５Ｖのマンガン乾電池を２個直
列に繋いでおり、電圧ＶCC1 （３Ｖ）の起電力を発生す
る。９は電子ユニットであり、各回路を組み込んでい
る。
【００２１】電磁安全弁１は、通電により弁体が開弁す
る吸引コイル１１（３．７Ω）と、通電により吸引後も
開弁状態の維持を図る保持コイル１２（５００Ω）とを
有し、ガス管２１の最上流に配設される。
る吸引コイル１１（３．７Ω）と、通電により吸引後も
開弁状態の維持を図る保持コイル１２（５００Ω）とを
有し、ガス管２１の最上流に配設される。
【００２２】ガスバーナ２は、熱交換器３１の下方に設
置され、ガス管２１によりガスが供給されて燃焼する。
ガス管２１は、電磁安全弁１、ガスガバナ弁２１１、水
ガバナ弁に連結された水圧自動ガス弁２１２、及び能力
調節器２１３を上流側より配設している。
置され、ガス管２１によりガスが供給されて燃焼する。
ガス管２１は、電磁安全弁１、ガスガバナ弁２１１、水
ガバナ弁に連結された水圧自動ガス弁２１２、及び能力
調節器２１３を上流側より配設している。
【００２３】熱交換器３１の近傍の燃焼胴には、１５２
℃以上で溶断する温度ヒューズ４２が配設されている。
この温度ヒューズ４２は、一端が水流スイッチ４に電気
接続され、他端が“ＩＮ”端子９１０に電気接続されて
いる。
℃以上で溶断する温度ヒューズ４２が配設されている。
この温度ヒューズ４２は、一端が水流スイッチ４に電気
接続され、他端が“ＩＮ”端子９１０に電気接続されて
いる。
【００２４】水圧自動ガス弁２１２は、連動棒４３によ
り水ガバナ３２３に接続され、熱交水路３内に水が流れ
ると開弁する。能力調節器２１３は、能力調節ツマミ２
１４に連結され、能力調節ツマミ２１４のスライド量に
対応した量のガスを通過させる。
り水ガバナ３２３に接続され、熱交水路３内に水が流れ
ると開弁する。能力調節器２１３は、能力調節ツマミ２
１４に連結され、能力調節ツマミ２１４のスライド量に
対応した量のガスを通過させる。
【００２５】熱交水路３は、給水管３２、熱交換器３
１、出湯管３３を順に連設して構成される。給水管３２
は、給湯栓（図示せず）、水フィルタ３２１、水ガバナ
３２３、及び湯温調節ツマミ３２４に連結される湯量調
節器３２５を配設している。水流スイッチ４は、乾電池
９２- 温度ヒューズ４２間に挿入され、水ガバナ３２３
と水圧自動ガス弁２１２とを接続する連動棒４３に連結
され、水流が流れると接点４１が閉成する。
１、出湯管３３を順に連設して構成される。給水管３２
は、給湯栓（図示せず）、水フィルタ３２１、水ガバナ
３２３、及び湯温調節ツマミ３２４に連結される湯量調
節器３２５を配設している。水流スイッチ４は、乾電池
９２- 温度ヒューズ４２間に挿入され、水ガバナ３２３
と水圧自動ガス弁２１２とを接続する連動棒４３に連結
され、水流が流れると接点４１が閉成する。
【００２６】イグナイタタイマ回路５１は、接点４１の
閉成による給電開始から５．５秒間、オン信号５１１を
イグナイタ駆動回路５２及びトランジスタ１５に送出す
る。イグナイタ駆動回路５２は、オン信号５１１が入力
されている間、火花放電用の高電圧を発生し、ガスバー
ナ２に臨んで配設される点火電極５２１に点火用の高電
圧を印加する。尚、消費電流が比較的多いので電圧Ｖ
CC1 を作動用電力としている。
閉成による給電開始から５．５秒間、オン信号５１１を
イグナイタ駆動回路５２及びトランジスタ１５に送出す
る。イグナイタ駆動回路５２は、オン信号５１１が入力
されている間、火花放電用の高電圧を発生し、ガスバー
ナ２に臨んで配設される点火電極５２１に点火用の高電
圧を印加する。尚、消費電流が比較的多いので電圧Ｖ
CC1 を作動用電力としている。
【００２７】着火検知回路８１、８２は、図７に示す様
に、ガスバーナ２に臨んで配設されるフレームロッド８
００に炎電流検出用の交流電圧（約１００Ｖ）を印加し
て炎電流の検出を行う回路であり、フレームロッド８０
０が炎電流を検出して炎検知信号８０１を出力する（着
火を検出する）と、オン信号８１１、８２１をトランジ
スタ１４、１５へ送出する。尚、電圧ＶCC2 を作動用電
力としている。
に、ガスバーナ２に臨んで配設されるフレームロッド８
００に炎電流検出用の交流電圧（約１００Ｖ）を印加し
て炎電流の検出を行う回路であり、フレームロッド８０
０が炎電流を検出して炎検知信号８０１を出力する（着
火を検出する）と、オン信号８１１、８２１をトランジ
スタ１４、１５へ送出する。尚、電圧ＶCC2 を作動用電
力としている。
【００２８】吸引タイマ回路６は、コンパレータ、ＣＲ
充電回路等により構成され、タイマ時間の安定化のた
め、タイマ作動開始信号として安定化電圧ＶREG が供給
されると、第１タイマ時間（０．４秒間）、オン信号６
１をトランジスタ１３に送出する。トランジスタ１３
は、吸引コイル１１と乾電池９２との間に配設され、オ
ン信号６１入力されている間、導通して吸引コイル１１
に吸引電流を流す。
充電回路等により構成され、タイマ時間の安定化のた
め、タイマ作動開始信号として安定化電圧ＶREG が供給
されると、第１タイマ時間（０．４秒間）、オン信号６
１をトランジスタ１３に送出する。トランジスタ１３
は、吸引コイル１１と乾電池９２との間に配設され、オ
ン信号６１入力されている間、導通して吸引コイル１１
に吸引電流を流す。
【００２９】保持タイマ回路７は、コンパレータ、ＣＲ
充電回路等により構成され、タイマ作動開始信号として
安定化電圧ＶREG が供給されると、第２タイマ時間
（５．５秒間）、トランジスタ１４にオン信号７１を送
出する。
充電回路等により構成され、タイマ作動開始信号として
安定化電圧ＶREG が供給されると、第２タイマ時間
（５．５秒間）、トランジスタ１４にオン信号７１を送
出する。
【００３０】トランジスタ１４、１５は、保持コイル１
２- “ＯＵＴ”端子９１１間に直列接続配設され、オン
信号８１１（又はオン信号７１）と、オン信号８２１
（又はオン信号５１１）とが入力されている間、導通し
て保持コイル１２に保持電流を流して電磁安全弁１を開
弁維持する。
２- “ＯＵＴ”端子９１１間に直列接続配設され、オン
信号８１１（又はオン信号７１）と、オン信号８２１
（又はオン信号５１１）とが入力されている間、導通し
て保持コイル１２に保持電流を流して電磁安全弁１を開
弁維持する。
【００３１】つぎに、ガス瞬間湯沸器Ａの作動を、図
４、図５のフローチャート、及び図６のタイムチャート
に基づいて述べる。 〔器具使用開始（図４参照）〕使用者が給湯栓を開ける
（ステップｓ１）と、水流スイッチ４が閉成（ステップ
ｓ２）して、レギュレータ９１の“ＩＮ”端子９１０に
電圧ＶCC2 が給電され、“ＯＵＴ”端子９１１に安定化
電圧ＶREG が発生する。
４、図５のフローチャート、及び図６のタイムチャート
に基づいて述べる。 〔器具使用開始（図４参照）〕使用者が給湯栓を開ける
（ステップｓ１）と、水流スイッチ４が閉成（ステップ
ｓ２）して、レギュレータ９１の“ＩＮ”端子９１０に
電圧ＶCC2 が給電され、“ＯＵＴ”端子９１１に安定化
電圧ＶREG が発生する。
【００３２】安定化電圧ＶREG の給電開始により、ステ
ップｓ３で以下の作動が成される。イグナイタタイマ回
路５１は、オン信号５１１をイグナイタ駆動回路５２及
びトランジスタ１５に送出し、イグナイタ駆動回路５２
は、点火電極５２１に高電圧を印加し、火花放電が開始
する。吸引タイマ回路６は、オン信号６１をトランジス
タ１３に送出し、トランジスタ１３は導通して吸引コイ
ル１１に吸引電流を流すので電磁安全弁１は開弁する。
保持タイマ回路７は、オン信号７１をトランジスタ１４
に送出し、トランジスタ１４は導通して（トランジスタ
１５も導通している）保持コイル１２に保持電流が流れ
る。
ップｓ３で以下の作動が成される。イグナイタタイマ回
路５１は、オン信号５１１をイグナイタ駆動回路５２及
びトランジスタ１５に送出し、イグナイタ駆動回路５２
は、点火電極５２１に高電圧を印加し、火花放電が開始
する。吸引タイマ回路６は、オン信号６１をトランジス
タ１３に送出し、トランジスタ１３は導通して吸引コイ
ル１１に吸引電流を流すので電磁安全弁１は開弁する。
保持タイマ回路７は、オン信号７１をトランジスタ１４
に送出し、トランジスタ１４は導通して（トランジスタ
１５も導通している）保持コイル１２に保持電流が流れ
る。
【００３３】ステップｓ４で、水圧自動ガス弁２１２が
開弁し、ガスバーナ２が着火する。水流スイッチ４の閉
成開始から０．４秒経過する（ステップｓ５でＹＥＳ）
と、吸引タイマ回路６がオン信号６１をトランジスタ１
３に送出しなくなり、トランジスタ１３がオフして吸引
コイル１１に吸引電流が流れなくなる（ステップｓ
６）。
開弁し、ガスバーナ２が着火する。水流スイッチ４の閉
成開始から０．４秒経過する（ステップｓ５でＹＥＳ）
と、吸引タイマ回路６がオン信号６１をトランジスタ１
３に送出しなくなり、トランジスタ１３がオフして吸引
コイル１１に吸引電流が流れなくなる（ステップｓ
６）。
【００３４】水流スイッチ４の閉成開始から５．５秒経
過する（ステップｓ７でＹＥＳ）と、保持タイマ回路７
がオン信号７１をトランジスタ１４に送出しなくなり、
イグナイタタイマ回路５１がオン信号５１１をイグナイ
タ駆動回路５２及びトランジスタ１５に送出しなくなり
火花放電が停止する（ステップｓ８）。
過する（ステップｓ７でＹＥＳ）と、保持タイマ回路７
がオン信号７１をトランジスタ１４に送出しなくなり、
イグナイタタイマ回路５１がオン信号５１１をイグナイ
タ駆動回路５２及びトランジスタ１５に送出しなくなり
火花放電が停止する（ステップｓ８）。
【００３５】“正常”の場合は、着火検知回路８１、８
２が既に炎電流を検出し、オン信号８１１、８２１をト
ランジスタ１４、１５へ送出している（ステップｓ９で
ＹＥＳ）ので電磁安全弁１の保持は継続される。電圧Ｖ
CC1 が１．８Ｖ以上であり（ステップｓ１０でＹＥ
Ｓ）、炎電流が検出されていれば、器具使用停止が成さ
れる迄、給湯を継続する。
２が既に炎電流を検出し、オン信号８１１、８２１をト
ランジスタ１４、１５へ送出している（ステップｓ９で
ＹＥＳ）ので電磁安全弁１の保持は継続される。電圧Ｖ
CC1 が１．８Ｖ以上であり（ステップｓ１０でＹＥ
Ｓ）、炎電流が検出されていれば、器具使用停止が成さ
れる迄、給湯を継続する。
【００３６】炎電流が検出されない時｛不着火；図６の
（ｂ）｝、炎電流が検出されなくなった時｛失火；図６
の（ｃ）｝、又は電圧ＶCC1 が１．８Ｖ未満になった時
｛電圧低下；図６の（ｄ）｝は、確認ランプ９３が連続
点灯し、着火検知回路８１、８２によるオン信号８１
１、８２１のトランジスタ１４、１５への送出が停止す
る（ステップｓ１１）。これにより、電磁安全弁１が閉
弁する。
（ｂ）｝、炎電流が検出されなくなった時｛失火；図６
の（ｃ）｝、又は電圧ＶCC1 が１．８Ｖ未満になった時
｛電圧低下；図６の（ｄ）｝は、確認ランプ９３が連続
点灯し、着火検知回路８１、８２によるオン信号８１
１、８２１のトランジスタ１４、１５への送出が停止す
る（ステップｓ１１）。これにより、電磁安全弁１が閉
弁する。
【００３７】使用者が異常に気付いて給湯弁を閉じる
（ステップｓ１２）と、水が流れなくなるので水圧自動
ガス弁２１２が閉弁（ステップｓ１３）し、水流スイッ
チ４がオフするとともに確認ランプ９３が消灯する（ス
テップｓ１４）。
（ステップｓ１２）と、水が流れなくなるので水圧自動
ガス弁２１２が閉弁（ステップｓ１３）し、水流スイッ
チ４がオフするとともに確認ランプ９３が消灯する（ス
テップｓ１４）。
【００３８】〔器具使用停止（図５参照）〕使用を停止
する為、使用者が給湯弁を閉じる（ステップＳ１）と、
水が流れなくなるので水圧自動ガス弁２１２が閉弁（ス
テップＳ２）し、ガスバーナ２が消火（ステップＳ３）
し、水流スイッチ４がオフ（ステップＳ４）し、電磁安
全弁１が閉弁する（ステップＳ５）。
する為、使用者が給湯弁を閉じる（ステップＳ１）と、
水が流れなくなるので水圧自動ガス弁２１２が閉弁（ス
テップＳ２）し、ガスバーナ２が消火（ステップＳ３）
し、水流スイッチ４がオフ（ステップＳ４）し、電磁安
全弁１が閉弁する（ステップＳ５）。
【００３９】ガス瞬間湯沸器Ａは、つぎの構成・作動に
より、〔ア〕〜〔ウ〕の利点を有する。保持コイル１２
- レギュレータ９１の“ＯＵＴ”端子９１１間に、直列
にトランジスタ１４、１５を接続し、フレームロッド８
００が燃焼炎を検知するとオン信号８１１、８２１をト
ランジスタ１４、１５に出力する着火検知回路８１、８
２を設けている。
より、〔ア〕〜〔ウ〕の利点を有する。保持コイル１２
- レギュレータ９１の“ＯＵＴ”端子９１１間に、直列
にトランジスタ１４、１５を接続し、フレームロッド８
００が燃焼炎を検知するとオン信号８１１、８２１をト
ランジスタ１４、１５に出力する着火検知回路８１、８
２を設けている。
【００４０】トランジスタ１４又はトランジスタ１５の
一方がオン故障した場合、着火検知回路８１、８２が正
常であれば、未着火時や失火時に、オン信号８１１、８
２１の停止により正常な方のトランジスタ１４、１５を
オフできる。又、着火検知回路８１、８２の一方がオン
故障（フレームロッド８００が燃焼炎を検知しないのに
オン信号８１１、８２１を出力する状態）した場合、ト
ランジスタ１４、１５が正常であれば、未着火時や失火
時に何方かのトランジスタ１４、１５をオフできる。こ
れにより、保持コイル１２の保持電流が遮断され、電磁
安全弁１が閉弁し、ガスバーナ２が消火する。
一方がオン故障した場合、着火検知回路８１、８２が正
常であれば、未着火時や失火時に、オン信号８１１、８
２１の停止により正常な方のトランジスタ１４、１５を
オフできる。又、着火検知回路８１、８２の一方がオン
故障（フレームロッド８００が燃焼炎を検知しないのに
オン信号８１１、８２１を出力する状態）した場合、ト
ランジスタ１４、１５が正常であれば、未着火時や失火
時に何方かのトランジスタ１４、１５をオフできる。こ
れにより、保持コイル１２の保持電流が遮断され、電磁
安全弁１が閉弁し、ガスバーナ２が消火する。
【００４１】〔ア〕使用中に万が一、トランジスタ１
４、１５の一方がオン故障したり、又は着火検知回路８
１、８２の一方がオン故障しても、給湯栓を閉じ、熱交
水路３に流す水流を止めて水流スイッチ４をオフすれ
ば、確実に電磁安全弁１を閉弁でき消火不能に陥らない
ので安全性に優れる。
４、１５の一方がオン故障したり、又は着火検知回路８
１、８２の一方がオン故障しても、給湯栓を閉じ、熱交
水路３に流す水流を止めて水流スイッチ４をオフすれ
ば、確実に電磁安全弁１を閉弁でき消火不能に陥らない
ので安全性に優れる。
【００４２】〔イ〕点火前に万が一、トランジスタ１
４、１５の一方がオン故障していた場合、又は着火検知
回路８１、８２の一方がオン故障していた場合におい
て、点火時に不着火が発生したり給湯中に失火が発生す
ると、確実に電磁安全弁１を閉弁する事ができる。よっ
て、生ガスの放出が起きず、安全性に優れる。
４、１５の一方がオン故障していた場合、又は着火検知
回路８１、８２の一方がオン故障していた場合におい
て、点火時に不着火が発生したり給湯中に失火が発生す
ると、確実に電磁安全弁１を閉弁する事ができる。よっ
て、生ガスの放出が起きず、安全性に優れる。
【００４３】〔ウ〕使用中に万が一、トランジスタ１
４、１５の一方がオン故障した場合、又は着火検知回路
８１、８２の一方がオン故障した場合において、給湯中
に失火が発生すると、確実に電磁安全弁１を閉弁する事
ができる。よって、生ガスの放出が起きず、安全性に優
れる。
４、１５の一方がオン故障した場合、又は着火検知回路
８１、８２の一方がオン故障した場合において、給湯中
に失火が発生すると、確実に電磁安全弁１を閉弁する事
ができる。よって、生ガスの放出が起きず、安全性に優
れる。
【００４４】
【００４５】
【００４６】
【００４７】
【００４８】
【００４９】
【００５０】
【００５１】
【００５２】
【００５３】
【００５４】
【００５５】
【００５６】
【００５７】
【００５８】
【００５９】尚、上記実施例では、電磁弁として、吸引
コイルと保持コイルを別々に有するものを示したが、一
つのコイルで吸引と保持を兼ねるものであっても良い。
又、上記実施例では燃焼装置として給湯器を示したが、
ファンヒータ等、他の燃焼装置に適用しても良い。更
に、上記実施例では、着火検知素子としてフレームロッ
ドを示したが、熱電対であっても良い。
コイルと保持コイルを別々に有するものを示したが、一
つのコイルで吸引と保持を兼ねるものであっても良い。
又、上記実施例では燃焼装置として給湯器を示したが、
ファンヒータ等、他の燃焼装置に適用しても良い。更
に、上記実施例では、着火検知素子としてフレームロッ
ドを示したが、熱電対であっても良い。
【図１】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の外観
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の構成
図である。
図である。
【図３】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の電気
結線図である。
結線図である。
【図４】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の作動
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図５】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の作動
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図６】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器の作動
をタイムチャートである。
をタイムチャートである。
【図７】本発明の一実施例に係るガス瞬間湯沸器に用い
る着火検知回路の電気回路図である。
る着火検知回路の電気回路図である。
Ａ ガス瞬間湯沸器（燃焼装置） １ 電磁安全弁（電磁弁） ２ ガスバーナ ３ 熱交水路 ４ 水流スイッチ ６ 吸引タイマ回路（吸引回路） ７ 保持タイマ回路（保持回路） ８、８１、８２ 着火検知回路（安全回路） １１ 吸引コイル １２ 保持コイル １３ トランジスタ（第１スイッチ素子） １４ トランジスタ（第２スイッチ素子） １５ トランジスタ（第３スイッチ素子） ２１ ガス管（ガス供給路） ３１ 熱交換器（熱交換部） ４１ 接点 ５１ イグナイタタイマ回路（点火タイマ回路） ５２ イグナイタ駆動回路（点火回路） ７１ オン信号 ８３、８４ 判別部 ８５ 信号送出部 ９２ 乾電池 ５１１ オン信号 ８００ フレームロッド（着火検知素子） ８０１ 炎検知信号 ８１１、８２１ オン信号
Claims (1)
- 【請求項１】 通電により弁体が開弁する吸引コイル
と、吸引後の通電により開弁状態の維持を図る保持コイ
ルとを有し、ガスバーナへガスを供給するガス供給路中
に配設される電磁弁と、 前記ガスバーナにより加熱される熱交換部を有する熱交
水路と、 一端側を電池に接続し、前記熱交水路を流れる水流を検
知すると接点が閉成する水流スイッチと、 前記吸引コイルと前記電池との間に電気接続される第１
スイッチ素子と、 前記保持コイルと前記水流スイッチの他端側との間に直
列電気接続される第２、第３スイッチ素子と、 前記水流スイッチの他端側に電気接続され、作動用電力
が供給されると所定時間の間、前記第１スイッチ素子に
オン信号を出力する吸引タイマ回路と、 点火指示により点火動作を開始する点火回路と、 前記ガスバーナの近傍に配され燃焼炎を検知すると炎検
知信号を出力する着火検知素子と、 該着火検知素子が前記炎検知信号を出力している間、前
記第２、第３スイッチ素子にオン信号を出力する第１、
第２着火検知回路とを備える燃焼装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07195462A JP3087885B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 燃焼装置 |
| TW085104065A TW400425B (en) | 1995-07-31 | 1996-04-08 | Combustion apparatus |
| KR1019960012447A KR100189607B1 (ko) | 1995-07-31 | 1996-04-23 | 연소장치 |
| CN96106928A CN1158955A (zh) | 1995-07-31 | 1996-06-25 | 燃烧装置 |
| BR9601979A BR9601979A (pt) | 1995-07-31 | 1996-07-19 | Dispositivo de combustão |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07195462A JP3087885B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942670A JPH0942670A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3087885B2 true JP3087885B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16341485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07195462A Expired - Fee Related JP3087885B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 燃焼装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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| KR (1) | KR100189607B1 (ja) |
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| BR (1) | BR9601979A (ja) |
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| JP5379090B2 (ja) * | 2010-08-05 | 2013-12-25 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
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| CN105276614A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-01-27 | 四川华索自动化信息工程有限公司 | 一种碳素焙烧炉燃烧器用电感谐振驱动稳压式点火*** |
| CN105605615A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-05-25 | 四川华索自动化信息工程有限公司 | 一种碳素焙烧炉燃烧器用脉冲整形驱动稳流式点火*** |
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| CN105258155A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-01-20 | 四川华索自动化信息工程有限公司 | 一种碳素焙烧炉燃烧器用脉冲整形驱动稳压式点火*** |
| CN105258156A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-01-20 | 四川华索自动化信息工程有限公司 | 一种碳素焙烧炉燃烧器用脉冲整形驱动式点火*** |
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-
1995
- 1995-07-31 JP JP07195462A patent/JP3087885B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-08 TW TW085104065A patent/TW400425B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-04-23 KR KR1019960012447A patent/KR100189607B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-06-25 CN CN96106928A patent/CN1158955A/zh active Pending
- 1996-07-19 BR BR9601979A patent/BR9601979A/pt not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100189607B1 (ko) | 1999-06-01 |
| JPH0942670A (ja) | 1997-02-14 |
| KR970007077A (ko) | 1997-02-21 |
| CN1158955A (zh) | 1997-09-10 |
| TW400425B (en) | 2000-08-01 |
| BR9601979A (pt) | 1998-10-06 |
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