JP3588245B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、電池を電源として作動する燃焼装置の電池交換時期の報知に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電池を電源として作動する燃焼装置が知られている。例えば電池を電源とするガスこんろにおいては、CPU等により構成されて燃焼状態を制御する制御回路を備えた電子ユニットが電池を電源として作動すると共に、燃料ガスの供給電磁弁や、ガスバーナに点火するスパーカも電池を電源として作動する。
【0003】
ここで、制御回路を構成するCPUには、正常な動作を保証する電圧(最低保証動作電圧、例えば1.8V)が規定されている。そして、電池の電圧がCPUの最低保証動作電圧よりも低くなると、CPUの誤動作等が生じて正常な燃焼状態の制御を行うことができなくなるおそれがある。
【0004】
そのため、一般に、電子ユニットには電池の電圧を検出する電圧検出回路が設けられ、電池の電圧が最低保証動作電圧よりも若干高い電圧に設定された作動禁止電圧(例えば1.9V)以下となったときに、CPUの作動を禁止する作動禁止回路が設けられている。この禁止回路の働きにより、電池の電圧が最低保証動作電圧以下の状態でCPUが作動し、CPUの誤動作により、正常な燃焼状態の制御が行われなくなることを防止している。
【0005】
しかし、電池の電圧が前記作動禁止電圧以下となったときに、いきなりCPUの作動を禁止すると、予備の電池がないときには、ガスこんろが使用できなくなって調理が中断されるため、使用者の使い勝手が悪い。そこで、電池の電圧が、前記作動禁止電圧よりも高い値に設定された電池交換電圧(例えば2.0V)以下となったときに、CPUがランプやブザー等の報知手段により使用者に電池の交換を促す報知を行い、電池の残存寿命に余裕がある段階で電池の交換が行われるようにしたガスこんろが知られている。
【0006】
ここで、電池を電源とするガスこんろにおいては、上述したようにスパーカ等の点火手段も電池を電源として作動する。そして、電力消費の大きいスパーカを作動させると、電池の電圧が瞬間的に大きく低下する場合がある。
【0007】
そのため、電池の残存寿命が短くなり、電池の出力能力が低下した状態でスパーカを作動させると、電池の電圧が瞬間的に前記電池交換電圧以下となる場合がある。この場合、スパーカの作動停止後に電池の電圧が前記電池交換電圧を超えるまで回復するときもあるが、電池の残存寿命が少ないことが明らかである。
【0008】
そこで、一度でも電池の電圧が前記電池交換電圧以下となったときには、その後の電池の電圧の回復に拘わらず、CPUが電池の交換を促す報知を継続して(電池が交換されるまで)行うようにしたものもある。
【0009】
これにより、調理中に電池の電圧が前記最低保証動作電圧以下となって、ガスこんろが使用不能となることを防止している。
【0010】
しかし、電池の残存寿命が少なくなった状態でスパーカを作動させると、場合によっては電池の電圧が前記電池交換電圧よりも低い前記作動禁止電圧以下まで低下することがある。この場合には、前記作動禁止回路が作動してCPUの作動が禁止されるため、上述したCPUによる電池の交換を促す報知も行われない。
【0011】
そして、スパーカの作動停止後に、電池の電圧が前記作動禁止電圧(例えば1.9V)を超えるまで回復し、前記作動禁止回路による禁止が解除されて前記制御回路が作動を再開したときに、電池の電圧が前記電池交換電圧(例えば2.0V)以下であれば、制御回路がそれを検出して報知を行うことができるが、電池の電圧が更に前記電池交換電圧を超えるまで回復していたときには、実際には電池の残存寿命が少ない状態であるにも拘わらず、電池の交換を促す報知がなされないという不都合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記不都合を解消し、電池の残存寿命が少なくなったときに、確実に電池交換を促す報知を行うことができる燃焼装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、電池を電源として燃焼部に点火する点火手段と、該電池の電圧を検出する電池電圧検出回路と、前記電池を電源として前記燃焼部の作動を制御すると共に、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が第1基準電圧以下となったときに報知手段を作動させるCPUと、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が、前記第1基準電圧よりも低く、前記CPUの正常動作が保証される最低保証動作電圧以上に設定された第2基準電圧以下であるときは、前記CPUのリセット端子にロジック低レベルの信号を入力して前記CPUの作動を禁止し、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が該第2基準電圧よりも高いときには、前記CPUのリセット端子にロジック高レベルの信号を入力して前記CPUを作動させる作動禁止回路とを備えた燃焼装置において、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となったときに、前記CPUの入力ポートに電圧低下信号を継続して出力する電圧低下信号出力回路を設け、前記CPUは、前記作動禁止回路からリセット端子に入力される信号のレベルがロジック低レベルからロジック高レベルに切換わって作動の禁止が解除され、作動を開始するときに、該CPUの入力ポートに前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が入力されているか否かを確認し、該電圧低下信号が入力されているときには前記報知手段を作動させることを特徴とする。
【0014】
かかる本発明によれば、前記点火手段を作動させたときのように、前記電池から比較的大きな電力が取り出されて電池の電圧が前記第2基準電圧よりも低くなったときに、前記作動禁止回路により前記CPUの作動が禁止される。そして、前記CPUの作動が禁止されると、前記電池電圧検出回路で検出される前記電池の電圧が前記第1基準電圧以下であっても、前記報知手段は作動されない。
【0015】
しかし、この場合、前記電圧低下信号出力回路から前記CPUに対して、前記電圧低下信号が継続して出力される。そのため、前記点火手段の作動が停止されて、前記電池の電圧が前記第2基準電圧を超えるまで回復して前記作動禁止手段による作動の禁止が解除され、前記CPUが作動を再開したときに、前記CPUは前記電圧低下信号出力回路からの前記電圧低下信号の出力の有無を確認することで、前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となる状態が生じていたことを確認することができる。
【0016】
そして、瞬間的であっても、前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となる状態となったときは、前記電池の残存寿命が少なくなって該電池の出力能力が低下していると判断できる。そのため、前記CPUは、作動再開時に前記電圧低下信号が出力されていたときは、前記報知手段を作動させる。これにより電池の残存寿命が少なくなったことを使用者に確実に報知することができる。
【0017】
また、前記作動禁止回路は、前記電池電圧検出回路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となり、且つ、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が出力されているときに、前記CPUのリセット端子にロジック低レベルの信号を入力して前記CPUの作動を禁止することを特徴とする。
【0018】
前記電圧低下信号出力回路や前記作動禁止回路は電子回路で構成されるが、電子回路を構成する電子部品には性能のばらつきがあるため、前記電池電圧検出回路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となったときに、前記作動禁止回路による前記CPUの作動禁止が、前記電圧低下信号出力回路による前記電圧低下信号の出力開始よりも早く行われる場合が生じ得る。そして、この場合には、前記CPUの作動停止により電池の電圧が上昇し、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が出力されないおそれがある。
【0019】
そこで、本発明では、前記作動禁止回路は、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が出力されているときにのみ、前記CPUの作動を禁止するようにしている。これにより、前記作動禁止回路による前記CPUの作動の禁止が解除されたときには、必ず前記電圧低下信号が出力された状態となるので、電池の交換を促す報知を確実に行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を、図1,図2を参照して説明する。図1は本発明の燃焼装置であるガスこんろの構成図、図2は図1に示したガスこんろに備えられた電子ユニットの回路構成図である。
【0021】
図1を参照して、本実施の形態のガスこんろは、調理容器Aに入れられた調理物Bを加熱するガスバーナ1と、ガスバーナ1に燃料ガスを供給するガス供給路2に設けられた安全弁3と、加熱量調節手段4と、安全弁3への通電やガスバーナ1の点火制御等を行う電子ユニット5と、操作手段6とを備える。
【0022】
安全弁3は、使用者による点火/消火ボタン7の点火操作(押し操作)でバネ8に抗して機械的に開弁されると共に、電子ユニット5からコイル9への通電により開弁状態が保持され、電子ユニット5からコイル9への通電の遮断によりバネ8の付勢力で閉弁される。
【0023】
加熱量調節手段4は、電子ユニット5からの通電のオン、オフにより開閉される電磁弁10と、電磁弁10を迂回し、燃料ガスの供給流量が主ガス供給路11よりも小さいバイパス路12とからなる。電磁弁10を開弁状態から閉弁状態に切換えると、それまで安全弁3の下流で分岐した主ガス供給路11とバイパス路12の双方を経由してガスバーナ1に供給されていた燃料ガスが、バイパス路12のみによって行われるようになるので、ガスバーナ1への燃料ガスの供給流量が減少する。そのため、ガスバーナ1の加熱量を減少させることができる。
【0024】
また、点火/消火スイッチ7が押し下げ操作されると、マイクロスイッチ20がON(閉)し、該マイクロスイッチ20のONに応じて電子ユニット5が作動を開始する。
【0025】
電子ユニット5は、電池13を電源として作動し、制御回路14,作動禁止回路15,及び電圧低下信号出力回路16を備える。制御回路14は、電池13からの電源供給が開始されると、先ずスパーカ26(本発明の点火手段に相当)を介して点火電極25に火花放電を生じさせ、ガスバーナ1の点火処理を行う。
【0026】
そして、制御回路14は、操作手段6の保温スイッチ21が操作されて調理物Bの保温指示がなされているときは、温度センサ17により検出される調理物Bの温度が、操作手段6に備えられた保温温度設定スイッチ18により設定された目標保温温度と略一致するように、加熱量調節手段4によりガスバーナ1の加熱量を調節する。
【0027】
また、制御回路14は、ガスバーナ1の燃焼状態を検出する炎センサ19により、ガスバーナ1の失火を検出したときは、安全弁3のコイル9への通電を遮断して安全弁3を閉弁し、ブザー22(本発明の報知手段に相当)により使用者に失火の発生を報知する。
【0028】
さらに、制御回路14は、電池13の電圧が低下して交換時期となったときには、電池交換ランプ24(本発明の報知手段に相当)を点滅又は点灯させて、使用者に電池13の交換を促す報知を行う。
【0029】
次に、図2を参照して、本実施の形態のガスこんろにおける電池13の交換時期の報知処理について説明する。
【0030】
図2は、図1に示した電子ユニット5の要部を示した回路構成図である。CPU30は入出力ポートを備え、図示しないROM,RAM等の記憶手段と共に制御回路14を構成する。CPU30は、出力ポートP,Pからの出力によりトランジスタ31,32を介して安全弁3の開弁保持と閉弁を行い、出力ポートPからの出力によりスパーカ26を介して点火電極25に火花放電を生じさせ、出力ポートP,Pからの出力により電磁弁駆動IC33を介して電磁弁10を開閉する。
【0031】
ここで、本実施の形態のCPU30の最低保証動作電圧は1.8Vに規定されているため、電池13の電圧が1.8V以下となるとCPUが誤動作するおそれがある。そのため、CPU30は電池13の電圧を1.9V(本発明の第2基準電圧に相当)、2.0V(本発明の第1基準電圧に相当)、2.2V(本発明の第1基準電圧に相当)の3段階で監視し、それぞれの電圧レベルに応じて電池13の交換を促す報知を行う。尚、使用開始時の電池13の電圧は約3Vである。
【0032】
コンパレータ35は、電池13の電圧が2.2Vまで低下したことを検知するためのものであり、レギュレータ34により生成された1.5Vの安定電圧を抵抗36,37で分圧した電圧が基準電圧として正入力端子に入力され、電池13の出力電圧を抵抗38,39で分圧した電圧(電池13の電圧に応じて変化する)が比較電圧として負入力端子に入力される。尚、コンパレータ35と抵抗36〜39により本発明の電池電圧検出回路が構成される。
【0033】
そして、抵抗36〜39の抵抗値は、電池13の電圧が2.2V以下となったときに、コンパレータ35の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り替わるように設定され、コンパレータ35の出力端子は抵抗40を介してプルアップされている。そのため、電池13の電圧が2.2V以下となると、CPUの入力ポートPへの入力レベルが0V(ロジック低レベル)からロジック高レベルに切り替わる。
【0034】
CPU30は、入力ポートPへの入力レベルがロジック高レベルとなり、電池13の電圧が2.2V以下となったことを認識したときは、出力ポートPから間欠的に0Vを出力して電池交換ランプ24を点滅させる(第1の報知)。この電池交換ランプ24の点滅により、使用者に、電池13が交換時期となったことを認識させることができる。尚、電池交換ランプ24には、電流制限抵抗63が直列接続されている。
【0035】
また、コンパレータ41は、電池13の電圧が2.0Vまで低下したことを検知するためのものであり、レギュレータ34により生成された1.5Vの安定電圧を抵抗42,43で分圧した電圧が基準電圧として正入力端子に入力され、電池13の出力電圧を抵抗44,45で分圧した電圧(電池13の電圧に応じて変化する)が比較電圧として負入力端子に入力される。尚、コンパレータ41と抵抗42〜45により本発明の電池電圧検出回路が構成される。
【0036】
そして、抵抗42〜45の抵抗値は、電池13の電圧が2.0V以下となったときに、コンパレータ41の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り替わるように設定され、コンパレータ41の出力端子は抵抗46を介してプルアップされている。そのため、電池13の電圧が2.0V以下となると、CPUの入力ポートPへの入力レベルが0V(ロジック低レベル)からロジック高レベルに切り替わる。
【0037】
CPU30は、入力ポートPへの入力レベルがロジック高レベルとなり、電池13の電圧が2.0V以下となったことを認識したときは、出力ポートから連続的に0Vを出力して電池交換ランプ24を点灯させる(第2の報知)。この電池交換ランプ24の点灯により、使用者に、電池13を直ちに交換する必要があることを認識させることができる。
【0038】
ここで、電池13の残存寿命が少なくなった状態で、スパーカ26や電磁弁10のように消費電力が大きいものを作動させると、電池13の電圧が2.2V以下となったり、さらに2.0V以下となったりする場合がある。この場合、スパーカ26や電磁弁10の作動低下後に電池13の電圧が2.2V、或いは2.0Vを超えるまで回復することがある。
【0039】
しかし、このように電池13の電圧が低下したときは、電池の残存寿命が少なく、電池13の出力能力が低下していることが明らかである。そこで、CPU30はコンパレータ35からの出力により電池13の電圧が2.2V以下となったこと、或いはコンパレータ41からの出力により電池41の電圧が2.0V以下となったことを認識したときには、その後のコンパレータ35或いはコンパレータ41の出力に拘わらず、前記第1の報知又は前記第2の報知を継続して行う。
【0040】
次に、コンパレータ47は、電圧検知IC48(本発明の電池電圧検出回路に相当),バッファアンプ50,61及び抵抗51〜55と共に電圧低下信号出力回路16を構成する。ここで、コンパレータ47の正入力端子に入力される基準電圧Vは、コンパレータ47の出力に応じて切り替わる。
【0041】
即ち、コンパレータ47の出力が0Vであるときは、
B1=(R54・R55)/{R54・R55+R53(R54+R55)}
=R54/(R54+R53+R54/R55)・1.5(V)となり、
コンパレータ47の出力がハイインピーダンス状態であるときには、
B2=R54/(R53+R54)・1.5(V) (>VB1) となる。
(R53〜R55はそれぞれ抵抗53〜55の抵抗値)
一方、コンパレータ47の負入力端子には、バッファアンプ50を介した電圧検知IC48の出力が、抵抗51,52で分圧されて入力される。電圧検知IC48は、電池13の電圧が1.9V以下となったときに、出力がハイインピーダンス状態から0Vに切り替わるものである。そして、電圧検知IC48の出力端子は抵抗49により1.5Vにプルアップされているため、電池13の電圧が1.9V以下となると、バッファアンプ50への入力電圧が0Vから1.5Vに切り替わり、それに応じてバッファアンプ50の出力電圧も0Vから1.5Vに切り替わる。
【0042】
そして、抵抗51〜55の抵抗値は、電池13の電圧が1.9V以下となったとき、即ちバッファアンプ50の出力が1.5Vから0Vに切り替わったときに、コンパレータ47の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り替わるように設定されている。ここで、上述したように、コンパレータ47の出力が0Vからハイインピーダンス状態に切り替わると、コンパレータ47の正入力端子への入力電圧がVB1からVB2に上昇する。
【0043】
そして、抵抗55の抵抗値は、一度電池13の電圧が1.9V以下となったときは、その後、電池13の電圧が1.9Vを超えるまで回復してバッファアンプ50の出力が0Vから1.5Vに切り替わっても、コンパレータ47の負入力端子への入力電圧が、VB2を超えないように設定されている。
【0044】
そのため、一度電池13の電圧が1.9V以下となったことが検知されると、電圧低下信号出力回路16を構成するコンパレータ47の出力は継続してハイインピーダンス状態となる。ここで、コンパレータ47の出力がハイインピーダンス状態となると、バッファアンプ61への入力電圧が、0VからR53/R54・1.5V(R53,R54はそれぞれ抵抗53,54の抵抗値)に切り替わり、抵抗62によりプルアップされたバッファアンプ61の出力が0Vからロジック高レベルに切り替わる。これにより、CPU30の入力ポートP0に、ロジック高レベルの信号(本発明の電圧低下信号に相当)が継続して出力される。
【0045】
尚、マイクロスイッチ20がOFF(開)され、電圧低下信号出力回路16への電源供給が遮断されたときに、電圧低下信号出力回路16からCPU30への電圧低下信号の継続出力が解除される。
【0046】
また、AND素子57は、電圧検知IC48,反転素子56,58,抵抗59,及びコンデンサ60と共に作動禁止回路15を構成する。電圧検知IC48が電池13の電圧が1.9V以下となったことを検知して、電圧検知IC48の出力がハイインピーダンス状態から0Vに切り替わると、反転素子56からの出力が0Vからロジック高レベルに切り替わる。
【0047】
そして、このとき、上述したように、バッファアンプ61の出力はロジック高レベルであるため、AND素子57の2つの入力端子には共にロジック高レベルの電圧が入力される。そのため、AND素子57からの出力がロジック高レベルとなって、反転素子58からロジック低レベル信号(リセット信号)が出力される。
【0048】
即ち、電池13の電圧が1.9V以下となると、作動禁止回路15からCPU30のリセット端子への出力レベルが、ロジック高レベルからロジック低レベルに切り替わり、CPU30及びCPU30により構成される制御回路14の作動が禁止される。
【0049】
CPU30の作動が禁止されると、CPU30の出力ポートP,P,P〜P,及びPからの出力がロジック高レベルとなるので、トランジスタ31,32がOFFされてコイル9への通電が遮断され、図1に示した安全弁3が閉弁され、図1に示したガスバーナ1は消火される。そして、CPU30の作動が禁止されるので、CPU30の誤動作が防止される。
【0050】
次に、例えば電池13が2.2V付近まで低下した状態でスパーカ26を作動させると、電池13の電圧が瞬間的に1.9V以下となることが生じ得る。この場合、上述したように、電圧低下信号出力回路16からCPU30の入力ポートP0にロジック高レベルの電圧低下信号が出力されると共に、作動禁止回路15からCPU30のリセット端子にロジック低レベルのリセット信号が出力され、CPU30の作動が禁止される。
【0051】
この場合、スパーカ26の作動停止後に、電池13の電圧が1.9Vを越えるレベルまで回復すると、作動禁止回路15からの出力がロジックレベルからロジックレベルに切り替わるため、CPU30の作動禁止が解除されて、CPU30が作動を再開する。一方、電圧低下信号出力回路16からCPU30の入力ポートPには、上述したように電圧低下信号が継続して出力されている。
【0052】
そのため、CPU30は、作動を再開するときに、入力ポートP0に電圧低下信号出力回路16から電圧低下信号が入力されているか否かを確認することで、作動の再開前に電池13の電圧が1.9V以下となっていたか否かを認識する。そして、電圧低下信号が入力されていたときには、電池13の残存寿命が極めて少ないと想定されるため、CPU30は、電池交換ランプ24を点灯させると共に、ブザー22を鳴動させて、使用者に電池13の交換を強く促す。
【0053】
これにより、CPU30の作動再開時に、電池13の電圧が1.9Vからさらに2.2Vを超えるまで回復し、前記第1の報知及び前記第2の報知がなされない状態であっても、CPU30により電池13の交換を促す報知を確実に行うことができる。
【0054】
尚、本実施の形態では、作動禁止回路15にAND素子57を設け、電圧低下信号出力回路16から電圧低下信号が確実に出力された後に、作動禁止回路15からCPU30にリセット信号を出力するようにしたが、電圧低下信号出力回路16からの電圧低下信号の出力タイミングと、作動禁止回路15からのリセット信号の出力タイミングとのずれが問題とならない場合には、AND素子57を使用せず、反転素子56の出力を直接反転素子58に入力するようにしてもよい。
【0055】
また、本実施の形態では、電池13の電圧が2.2V及び2.0V以下となったことを検知するためにコンパレータ35及び41を用いたが、電圧検知IC48と同様の電圧検知ICを用いて検知するようにしてもよい。
【0056】
また、本実施の形態では、燃焼装置としてガスこんろを例に説明したが、ガス瞬間湯沸かし器のような他のガス器具や、灯油を燃料とする燃焼装置に対しても本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のガスこんろの構成図。
【図2】図1のガス調理器に備えた電子ユニットの回路構成図。
【符号の説明】
1…ガスバーナ、2…ガス供給路、3…安全弁、4…加熱量調節手段、5…電子ユニット、6…操作手段、7…点火/消火スイッチ、8…バネ、9…コイル、10…電磁弁、11…主ガス供給路、12…バイパス路、13…電池、14…制御回路、15…作動禁止回路、16…電圧低下信号出力回路、17…温度センサ、18…保温温度設定手段、19…炎センサ、20…マイクロスイッチ、21…保温スイッチ、22…ブザー、23…保温ランプ、24…電池交換ランプ、25…点火電極、26…スパーカ、30…CPU、34…レギュレータ、35,41,47…コンパレータ、48…電圧検知IC、A…調理容器、B…調理物

Claims (2)

  1. 電池を電源として燃焼部に点火する点火手段と、該電池の電圧を検出する電池電圧検出回路と、
    前記電池を電源として前記燃焼部の作動を制御すると共に、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が第1基準電圧以下となったときに報知手段を作動させるCPUと、
    前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が、前記第1基準電圧よりも低く、前記CPUの正常動作が保証される最低保証動作電圧以上に設定された第2基準電圧以下であるときは、前記CPUのリセット端子にロジック低レベルの信号を入力して前記CPUの作動を禁止し、前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が該第2基準電圧よりも高いときには、前記CPUのリセット端子にロジック高レベルの信号を入力して前記CPUを作動させる作動禁止回路とを備えた燃焼装置において、
    前記電池電圧検出回路で検出された前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となったときに、前記CPUの入力ポートに電圧低下信号を継続して出力する電圧低下信号出力回路を設け、
    前記CPUは、前記作動禁止回路からリセット端子に入力される信号のレベルがロジック低レベルからロジック高レベルに切換わって作動の禁止が解除され、作動を再開するときに、該CPUの入力ポートに前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が入力されているか否かを確認し、該電圧低下信号が入力されているときには前記報知手段を作動させることを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記作動禁止回路は、前記電池電圧検出回路で検出される前記電池の電圧が前記第2基準電圧以下となり、且つ、前記電圧低下信号出力回路から前記電圧低下信号が出力されているときに、前記CPUのリセット端子にロジック低レベルの信号を入力して前記CPUの作動を禁止することを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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