JP3086850B2 - 単結晶の成長方法及び装置 - Google Patents

単結晶の成長方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チョコラルスキー
法により半導体材料から単結晶を成長させるための方
関する。
【0002】
【従来の技術】チョコラルスキー法では、円筒状単結晶
が種結晶上に成長するが、種結晶をまず溶融物に浸漬し
た後、この種結晶を溶融物の表面から引き離す。溶融物
は、石英ガラスるつぼと、通常グラファイト製であっ
て、その中に前記石英ガラスるつぼを配置した支持るつ
ぼとからなるるつぼに入れておく。るつぼは、回転自在
且つ軸方向に移動できるシャフト上に置かれ、横方向
が、中に入っている固体半導体材料を溶融し且つそれを
溶融状態に保つのに十分な熱輻射を発生する抵抗加熱要
素により取り囲まれている。半導体材料の他に、上記溶
融物は、必要に応じて添加されたドーパントと、不可避
量の酸素とるつぼの壁から溶解した他の不純物を含有す
る。一般的に、るつぼと成長している単結晶とは、反対
方向に回転させる。これは、互いに反対方向に回転させ
ることにより、酸素が定量的に混入されることと、酸素
とドーパントが溶融物と単結晶に分布することをある程
度促すことができるからである。
【0003】溶融物は、主にその自由面と、成長してい
る単結晶と、支持るつぼの底と、シャフトを介して連続
的に熱を失う。この熱損失は、抵抗加熱要素の加熱力を
増加することにより補わなければならない。熱供給の増
加により、るつぼ壁が半導体材料の融点よりも十分高い
温度に加熱される。このことは、特に直径が200mm
を超える単結晶の成長においては、これに対応して大き
なるつぼと溶融物容積が大きくなるのでこのような単結
晶の成長に高出熱が必要とされるため、明白である望ま
しくない結果を生じる問題がある。一つの望ましくない
結果は、るつぼ壁が高温であるために、酸素と他の不純
物がるつぼ材料から溶解して溶融物に混入する程度が大
きくなることである。別の欠点は、るつぼが過熱される
結果、るつぼ壁に島状クリストバル石型層が形成される
割合が増加する。孔食の結果、対流により前記層からあ
る確率で結晶境界に到達する粒子が放出され、単結晶の
無転位成長を停止することがある。このため、大きな直
径を有する単結晶の長さにおける達成できる無転位成長
も非常に限定され、このような単結晶の場合における長
さと直径との比は小さい。るつぼ壁の温度が高すぎるこ
とにより生じるさらなる欠点は、るつぼと結晶境界との
間の関連する大きな温度差から生じる。これにより、熱
対流が生じる結果、溶融物に強力な無制御材料流れが生
じ、温度並びにドーパント及び不純物濃度の局部変動が
起こる。この状況も、勿論、成長している単結晶に反映
されて、ドーパント及び不純物、特に酸素の分布の望ま
しくない局部変動分布が生じる。
【0004】さらに、溶融物における温度変動により、
単結晶が成長中に暴露される温度関連応力が増加する。
そのため、転位が結晶境界の領域に発生し、単結晶の直
径に相当する長さまで単結晶の無転位部に広がる恐れが
増す。転位を含有する結晶の領域は電子部品の原料とし
て使用するのに適当ではないので、特に長さと直径との
比が上記の理由でとにかく小さい、大きな単結晶の場合
には歩留りが大きく減少することが予想される。
【0005】例えば、DD−270 728 A1は、
溶融物に重畳した静磁場は溶融物における材料の流動及
び温度分布に影響することを開示している。これらの効
果は、特に対流材料の流動性の減少にある。適当な場の
強さでは、局部温度変動が減少し、単結晶へのドーパン
トの混入がより均一となる。しかしながら、適当な場の
強さを有する磁場を発生させるのに必要とする磁石は、
設計が複雑であるとともに、エネルギー条件が比較的高
い。従って、上記の刊行物及び米国特許第517872
0号は、回転磁場で操作する方法が好ましいことを開示
している。米国特許第5178720号に開示されてい
る方法によれば、成長している単結晶への酸素の混入
は、単結晶とるつぼの一定の回転速度を観察し、磁場の
一成分の強度を結晶容積の増加とともに減少させること
により制御される。
【0006】チョコラルスキー法による単結晶の成長に
おいて静磁場及び回転磁場を使用することにより若干の
改善がなされるが、まだ不十分である。特に、公知の方
法では、直径が200mmを超える単結晶の成長におい
て克服すべき上記問題が十分には解決できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上記従来技術の問題を解消し、単結晶にドーパ
ント及び不純物を均一分布させることができ、それによ
り単結晶への酸素の混入をその量の面で制御でき且つ転
位形成の恐れが大きく減少する、特に大きな単結晶の成
長に適当な方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、溶融物に浸
漬した種結晶を前記溶融物の表面から引き上げるチョコ
ラルスキー法により半導体材料から単結晶を成長させる
方法において、石英ガラスるつぼに一定高さまで存在し
且つ固体半導体材料と任意にドーパントとを溶融して得
られる溶融物の表面から該溶融物中に浸漬された種結晶
を引き上げ、前記るつぼを回転させ、前記るつぼを取り
囲む抵抗加熱手段を用いて前記溶融物を加熱し、単結晶
の引き上げ成長中に前記溶融物に、少なくとも1つのコ
イルにより静磁場と交番磁場とを重畳することにより発
生させた磁場を作用させ、且つ前記交番磁場は、ε=2
πμ 0 σfR 2 で表される相対周波数が1〜1000の
範囲であり(式中、μ o (μ o =4π10 -7 H/m)は
真空中での透磁率を表し、σは溶融物の導電率を表し、
fは磁石の電源の交流周波数を表し、Rはるつぼの半径
を表す)、且つ振幅が少なくともB a =C/Rである磁
気誘導を有する(式中、Cは定数1×10 -3 T・mであ
り,Rはるつぼの半径を表す)ことを特徴とする成長方
法により達成される。
【0009】
【0010】静磁場と交番磁場とを併用することによ
り、対流材料の流動と溶融物中の温度分布とを最適な結
晶成長要件に適合させることができる。交番磁場によ
り、誘導エネルギーをるつぼ壁を加熱しすぎる必要なく
溶融物に導入することができる。これにより、特定の方
法で、溶融物、とりわけ結晶境界領域において、均一な
ドーパントと酸素の分布を促進する材料の流動を生じさ
せることができる。また、必然的に生じる成長条件の変
化が磁場の変化により相殺されるか、成長条件の変更が
磁場の変化により意図的に生じさせられる点で、交番磁
場は材料流動を制御する器具としても使用される。重畳
静磁場は、次に材料流を安定化し、制御し、流速の局部
変動を減少させることが必要とされる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を、さらに図面を参照しな
がら説明する。図1は、溶融物の半径方向温度分布と対
流材料流動の分布に関する好ましい状態を示したもので
あり;図2は、単結晶成長方法を実施するための本発明
の第一の実施態様に係る装置であり;図3は、本発明の
第二の実施態様に係る装置の概略電気回路図であり;図
4は、本発明の第三の実施態様に係る装置の概略電気回
路図である。
【0012】図1に示す好ましい温度分布及び閉鎖循環
により特徴付けられる材料流動分布を実現するために、
交番磁場と同時に静磁場を溶融物に印加することが意図
される。振幅が少なくともBa =C/Rである電磁誘導
を有する相対周波数ε=2πμ0 σfR2 (但し、εは
低周波数範囲1〜1000、好ましくは5〜50)を有
する軸方向に対称な交番磁場を使用することが特に好ま
しい。上記式において、μo は真空中での透磁率(μo
=4π10-7H/m)を表し、σは溶融物の導電率を表
し、fは交番磁場を発生する誘導コイル用電源の交流周
波数を表し、Rはるつぼの半径を表し、Cは定数1×1
-3T・mを表す。交番磁場との相互作用により、電流
が溶融物に誘導され、るつぼの回転軸周囲の方位経路に
沿って循環する。磁場との相互作用は、最終的には図1
に示す対流材料流動ψを発生させる。相対周波数εが、
これらの材料流動の強度と位置及び、したがって、溶融
物の自由面を介したガス状一酸化ケイ素の排除に影響を
及ぼし、最終的には、単結晶への酸素の混入は広範な限
界範囲内で制御される。
【0013】溶融物が誘導電流に付与するオーム抵抗の
ため、溶融物が、とりわけ単結晶とるつぼ壁との間の領
域においてさらに加熱される。この結果、この領域に極
大を有する半径方向温度分布T(R)となる。一例とし
てシリコン溶融物について図1に示した好ましい温度分
布は、温度極大がるつぼ壁にあるチョコラルスキー法で
現在までに通常見られる温度分布とは実質的に異なる。
図1において、るつぼ壁及び結晶境界の領域での温度
は、半導体材料の融点よりはわずかに高い。るつぼ壁の
温度は、溶融物への酸素の導入に影響する。したがっ
て、温度の設定は、場合ごとに決定される。
【0014】半導体材料の融点Tm よりも25℃以下高
い、好ましくは5℃以下高い温度が有用であることが判
明した。単結晶とるつぼ壁との間の領域の温度極大は、
好ましくは半導体材料の融点よりも15〜35℃高い温
度である。温度極大とるつぼ壁との間の距離は、好まし
くはるつぼ壁と単結晶表面との間の距離の50〜75%
である。るつぼ壁で所望の温度を確立するために、るつ
ぼを包囲する抵抗加熱の加熱力を、必要ならば、単結
晶の成長の開始前に減少させる。るつぼ壁の温度が比較
的低温であるので、酸素と他の不純物がるつぼ材料から
溶け出す速度がかなり減少する。さらに、るつぼ壁での
島状クリストバル石型構造の形成及び離脱も低温では減
少するので、粒子による溶融物の汚染が減少する。
【0015】本発明の一実施態様では、半導体材料の薄
層がるつぼ壁に晶析してるつぼから粒子、酸素及び他の
不純物が溶融物に導入されるのを完全に抑制する程度ま
で、抵抗加熱の加熱力を減少させることを意図してい
る。この方法の変更態様により製造される単結晶は、純
度及び酸素含量に関する製品特性が浮遊帯域(FZ)成
長結晶に匹敵する。
【0016】単結晶成長中に第二磁場(静磁場である
が)をさらに適用すると、主に交番磁場により生じた溶
融物における対流材料の流動が安定化され、且つ制御さ
れるとともに、温度及び材料流速の局部変動が減少す
る。静磁場の影響により、とりわけ結晶化境界の領域に
おけるドーパント、酸素及び他の不純物の濃度の均一化
が促進され、従って、これらの物質が成長している単結
晶に均一に混入され易くなる。さらに、るつぼ壁の領域
における溶融物への影響が小さく、従って、酸素及び他
の不純物の溶融物への移動を確実に減少させるのに役立
つ。磁気誘導Bc =(Br 2 +Bz 2 1/2 (但し、B
cの大きさが0.05Tに等しいかそれ以上であり、B
r 及びBz はるつぼの回転軸に対する電磁誘導の半径方
向成分及び軸方向成分である)を有する静磁場を生じさ
せることが好ましい。静磁場の磁力線は、るつぼと溶融
物を、軸方向(Br =0;Bz >0)、横方向(Br
0;B z =0)又は軸方向−半径方向(Br >0;Bz
>0)に通過する。磁力線の最適な配向は、所望の結晶
仕様により異なるので、先行試験により決定されるべき
である。
【0017】本発明の方法の一実施態様において、交番
磁場は、るつぼの固体半導体材料を溶融するのにも使用
される。好ましくは、必要とされる溶融エネルギーの一
部分は抵抗加熱により提供され、別の部分は交番磁場
による誘導ルートにより提供される。これにより、溶融
工程自体の過程において、抵抗加熱器から放出され、支
持るつぼが浴びる熱輻射を減少できるので、石英ガラス
るつぼが保護され、再使用可能な高価な支持るつぼの寿
命が延びる利点がある。しかしながら、特に、溶融時間
が実質的に短縮され、且つ溶融物への不純物の導入が減
少する。さらに、交番磁場の作用により生じる溶融物の
均一化が、半導体材料の溶融と同様に初期の段階で開始
する。これらの利点は、製造方法の最初に、るつぼに入
れた固体半導体材料を溶融させたり、必要に応じて、そ
の後に存在する溶融物に、例えば粒体の形態で、連続式
又はバッチ式で添加した半導体材料を溶融するのにも利
用できる。
【0018】本発明の方法の好ましい実施態様は、以下
に示す工程を実質的に含んでなる。最初にるつぼに、必
要に応じてドーパントとともに入れた固体半導体材料
を、抵抗加熱により加熱して、交番磁場によっても十
分なエネルギー移動ができるようにする。次に、抵抗加
と交番磁場により一緒にさらに加熱する。この場
合、抵抗加熱の加熱力は、磁場のエネルギー寄与率に
よって任意に減少される。材料がすべて溶融し、るつぼ
がある一定の溶融物高さまで溶融物で満たされた後、溶
融物に静磁場をさらに印加し、必要に応じてある一定の
待ち時間及び抵抗加熱の加熱力の減少後、単結晶の引き
上げを開始する。種結晶を溶融物に浸漬し、ある一定速
度で通常の方法により溶融物の表面から上方向に引き上
げる。この場合、単結晶は下端に成長する。るつぼと単
結晶を、好ましくはある一定速度で反対方向に回転す
る。結晶成長は、公知の段階を経て、その間に、単結晶
の薄いネック初期コーン、円筒部及び最終コーンを成長
させる。交番磁場の磁気誘導Baの振幅を変化させるこ
とにより、単結晶の成長による有効溶融物容積の連続的
減少に応答することが望ましい。この変化は、式Ba
a 0 (ho /h)1/2 (式中、Ba は変化した振幅で
あり、Ba 0 は初期振幅であり、hは実際の溶融物高さ
であり、h0 は初期溶融物高さである)を基に、減少す
る溶融物高さとの関係において行うのが特に好ましい。
【0019】また、本発明の単結晶の成長方法に用いる
装置としては、溶融物を入れたるつぼと前記るつぼを取
り囲む抵抗加熱器とを収容するレセプタクルと、前記る
つぼを回転させる手段と、前記溶融物から単結晶を成長
させるための引き上げ手段と、前記溶融物に磁場を発生
させるための磁気手段とを備えた、チョコラルスキー法
により半導体材料から単結晶を成長させるための装置で
あって、前記磁気手段が少なくとも2つのコイルを前記
るつぼの周囲に配置して含んでなり、一方のコイルが調
整可能直流ユニットに接続して静磁場を発生し、他方の
コイルが調整可能交流ユニットに接続して交流磁場を発
生する装置である
【0020】このような装置の概略を、図2に示す。図
2は、本発明を理解するのに必要な特徴のみを示してい
る。るつぼ1は、石英ガラス製内部るつぼ1aと外部支
持るつぼ1bとを含んでなる。溶融物2を満たしたるつ
ぼ1aが、レセプタクル5の内部に存在する。るつぼ1
は、抵抗加熱器4により同軸的に包囲され、回転自在・
軸方向移動可能シャフト3上に置かれている。通常の防
熱材が、抵抗加熱とレセプタクル壁との間に配置され
ているが、装置をより明瞭に示すために図面では省略さ
れている。このような装置の必須要件は、磁場を発生さ
せる手段にあり、交番磁場を発生させるための磁気シス
テム7と静磁場を発生させるための磁気システム6とを
実質的に含んでなり、好ましくは磁気材料製リング8に
より包囲されている。この磁気システムは、レセプタク
ル5の外であってるつぼ1の周囲に配置され、高さはる
つぼ1の高さにほぼ相当する。最も単純な場合には、磁
気システム6及び7は、各々一つのコイルから構成され
ている。磁気システム6は、電気接続10を介して調整
可能直流装置15に接続され、電源12を介して通電さ
れる。磁気システム7は電気接続9を介して調整可能交
流装置14に接続され、電源11を介して通電される。
保護カバー13は、磁気手段を外部から遮断する。
【0021】図3は、本発明の第二の実施態様に係る装
置の概略電気回路図である。この装置は、図2に示した
装置とは、静磁気システムが異なる。磁気システム6は
2つのコイル6a及び6bとを含んでなり、これらコイ
ル6a及び6bは巻数が等しく、そして調整可能電流装
置15に接続され且つ電源12を介して通電される。コ
イル6a及び6bは互いに重ねて配置され、相互に反対
方向に電流が供給されて互いに反対方向の2種の磁場を
発生する。
【0022】図4は、本発明の第三の実施態様に係る装
置の概略電気回路図である。この装置は、図2に示す装
置とは磁気システムが異なる。図2の2つのシステムが
結合されて単一コイル16とされ、電気接続17を介し
て直流/交流変換装置18に接続され、電源19を介し
て通電される。変調直流電流が供給されるコイル16
は、溶融物において静磁場と交番磁場とを組み合わせて
発生する。
【0023】以下、本発明を実施例により説明する。図
2のように改造した単結晶製造用装置の石英ガラスるつ
ぼに、シリコン4.6kg及び比導電率が約2×10-3
Ω・cmであるリン/シリコン合金96mgを入れた。
次に、レセプタクルを排気し、圧力10ミリバールの一
定アルゴン流でフラッシュした。次に、抵抗加熱のス
イッチを入れ、るつぼを5rpmで回転した。約30分
後に、交番磁場を発生するためのコイルを交流源に接続
した。電圧源により150Hzの交流電圧が供給された
ので、るつぼ内において、相対周波数εが約15である
交番磁場が発生した。交流周波数は、磁気誘導の振幅B
a が0.02Tとなるように選択した。るつぼ中の全て
の材料が溶融した後、溶融物を、熱の供給を変化させず
にさらに10分間そのままにして、溶融物を完全に均一
とした。次に、静磁場発生磁気システムも接続し、その
直流供給を、磁気誘導Bc =0.1Tとなるまでゆっく
りと増加させた。
【0024】種結晶を溶融物に浸漬する前に、抵抗加熱
の加熱力を15kWに減少させた。次いで、通常の方
法で単結晶を成長させ、単結晶の薄いネック初期コー
ン、円筒部及び最終コーンを引き上げた。直径が80m
m、長さが250mmの円筒部の引き上げ中、単結晶を
15rpmの速度で回転させた。この段階での引上速度
は、2mm/分であった。溶融物高さの減少とともに、
交番磁場の磁気誘導の振幅Ba を、単結晶が完了するま
で0.02Tから0.04Tに増加した。
【0025】冷却した単結晶の円筒部を分析したとこ
ろ、軸方向に測定した抵抗率において8%の変動があっ
た。本発明により製造した単結晶についてさらに測定し
た結果を、以下の表に示す。また、比較例として、磁場
の影響なしであった以外は実施例と同様に製造(No.
1)したか、静磁場の影響のみを用いた以外は実施例と
同様に製造(No.2)したか、交番磁場の影響のみを
用いた以外は実施例と同様に製造(No.3)した単結
晶についての結果も、以下の表に示す。表において、B
aoは単結晶の成長の開始時の交番磁場の電磁誘導の振幅
を表し、Bc は静磁場の磁気誘導を表し、Cは単結晶に
おける軸方向位置g*での平均酸素濃度であり、ΔCは
酸素濃度の半径方向の変動を示し、Δσはドーパント分
布の半径方向の分布を示す。パラメーターg* は、測定
の相対的軸方向位置を示す。これはg/G(式中、gは
この位置までに結晶化した質量であり、Gは溶融物の質
量である)で定義される。
【0026】
【表1】
【0027】測定値から、交番磁場と静磁場とを併用す
ることによりドーパント及び酸素分布の均一性が期待し
た通り向上したことが明白である。また、低酸素濃度を
制御された方法で達成することができることも明らかで
ある。
【0028】以下に、本発明の好ましい実施態様を列挙
する。 (1)溶融物に浸漬した種結晶を前記溶融物の表面から
引き上げるチョコラルスキー法により半導体材料から単
結晶を成長させる方法において、石英ガラスるつぼに一
定高さまで存在し且つ固体半導体材料と任意にドーパン
トとを溶融して得られる溶融物の表面から該溶融物中に
浸漬された種結晶を引き上げ、前記るつぼを回転させ、
前記るつぼを取り囲む抵抗加熱手段を用いて前記溶融物
を加熱し、単結晶の引き上げ成長中に前記溶融物に、少
なくとも1つのコイルにより静磁場と交番磁場とを重畳
することにより発生させた磁場を作用させ、且つ前記交
番磁場は、ε=2πμ 0 σfR 2 で表される相対周波数
が1〜1000の範囲であり(式中、μ o (μ o =4π
10 -7 H/m)は真空中での透磁率を表し、σは溶融物
の導電率を表し、fは磁石の電源の交流周波数を表し、
Rはるつぼの半径を表す)、且つ振幅が少なくともB a
=C/Rである磁気誘導を有する(式中、Cは定数1×
10 -3 T・mであり,Rはるつぼの半径を表す)ことを
特徴とする成長方法。
【0029】(2)前記静磁場が磁気誘導Bc =(Br
2 +Bz 2 1/2 (但し、Bcの大きさが0.05Tに
等しいかそれ以上であり、Br 及びBz はるつぼの回転
軸に対する電磁誘導の半径方向成分及び軸方向成分であ
り、静磁場が軸方向、横方向又は軸方向−半径方向に配
向している)を有することを特徴とする上記(1)に記
載の成長方法。
【0030】(3)前記交番磁場がε=2πμ0 σfR
2 (式中、μo (μo =4π10-7H/m)は真空中で
の透磁率を表し、σは溶融物の導電率を表し、fは磁石
の電源の交流周波数を表し、Rはるつぼの半径を表す)
で表される相対周波数が5〜50の範囲であり、且つ振
幅が少なくともBa =C/R(式中、Cは定数1×10
-3T・mであり,Rはるつぼの半径を表す)である磁気
誘導を有することを特徴とする上記(1)に記載の成長
方法。
【0031】(4)前記単結晶の引き上げ中に生じる溶
融物高さの減少が、式Ba =Ba 0 (ho /h)
1/2 (式中、Ba は変化した振幅であり、Ba 0 は初期
振幅であり、hは実際の溶融物高さであり、h0 は初期
溶融物高さである)で表される交番磁場の電磁誘導の振
幅の変化に対応することを特徴とする上記(1)に記載
の成長方法。
【0032】(5)前記交番磁場がε=2πμ0 σfR
2 (式中、μo (μo =4π10-7H/m)は真空中で
の透磁率を表し、σは溶融物の導電率を表し、fは磁石
の電源の交流周波数を表し、Rはるつぼの半径を表す)
で表される相対周波数が1〜1000の範囲、好ましく
は5〜50の範囲であり、且つ振幅が少なくともBa
C/R(式中、Cは定数1×10-3T・mであり、Rは
るつぼの半径を表す)である磁気誘導を有し、前記単結
晶への酸素の混入を前記磁場及び前記相対周波数εの振
幅により制御することを特徴とする上記(1)に記載の
成長方法。
【0033】(6)前記固体半導体材料を、前記結晶の
引き上げの開始前に、抵抗加熱と交番磁場により溶融
することを特徴とする上記(1)に記載の成長方法。
【0034】(7)固体半導体材料を、続いて前記結晶
の引き上げ中にるつぼに添加し、抵抗加熱と交番磁場
により溶融することを特徴とする上記(1)に記載の成
長方法。
【0035】(8)前記単結晶と前記るつぼ壁との間に
温度極大を有し且つ前記るつぼ壁と結晶境界の領域での
温度が前記半導体材料の融点よりもわずかだけ高い半径
方向温度分布を、前記単結晶の成長中に、抵抗加熱
重畳磁場とを用いて前記溶融物に生起させることを特徴
とする上記(1)に記載の成長方法。
【0036】(9)前記単結晶と前記るつぼ壁との間に
温度極大を有し、且つ前記るつぼ壁の温度が前記半導体
材料の融点よりも低い半径方向温度分布を、前記単結晶
の引き上げ中に、抵抗加熱と重畳磁場とを用いて前記
溶融物に生起させることを特徴とする上記(1)に記載
の成長方法。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、単結晶にドーパント及び不純物が均一分布さ
せることができ、それにより単結晶への酸素の吸収も量
の面で制御でき且つ転位形成の恐れが大きく減少する。
したがって、本発明は、特に大きな単結晶の製造に非常
に有利に適用することができ、半導体産業に寄与するこ
と大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融物の半径方向温度分布と対流材料の分布に
関する好ましい状態を示す図。
【図2】本発明の第一の実施態様に係る装置。
【図3】本発明の第二の実施態様に係る装置の概略電気
図。
【図4】本発明の第三の実施態様に係る装置の概略電気
図。
【符号の説明】
1・・・るつぼ 2・・・溶融物 3・・・回転自在・軸方向移動可能シャフト 4・・・抵抗加熱 5・・・レセプタクル 6、7・・・磁気システム 8・・・リング 9、10・・・電気接続 11・・・交流源 12・・・直流源 13・・・保護カバー 14、15・・・制御装置 16・・・単一コイル 17・・・電気接続 18・・・直流/交流変換装置 19・・・電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー・ツーレナー ドイツ連邦共和国 ブルクハオゼン、カ ール−グロス−シュトラーセ 1 (72)発明者 ヴィルフリート・フォン・アモン ドイツ連邦共和国 ブルクハオゼン、ヘ ルツォークバートシュトラーセ 3 (72)発明者 イュー・エム・ゲルフガット ラトビア リガ、 ツアルヤーシュトラ ーセ 3/エーピー・6エイ (72)発明者 エル・エー・ゴルブノフ ラトビア リガ、 マスカバスシュトラ ーセ 250/4 エーピー・27 (56)参考文献 特開 平7−89791(JP,A) 特開 平4−331792(JP,A) 特開 平4−342491(JP,A) 特開 昭61−52962(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 15/00 - 15/36 C30B 29/00 - 33/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融物に浸漬した種結晶を前記溶融物の
    表面から引き上げるチョコラルスキー法により半導体材
    料から単結晶を成長させる方法において、 石英ガラスるつぼに一定高さまで存在し且つ固体半導体
    材料と任意にドーパントとを溶融して得られる溶融物の
    表面から該溶融物中に浸漬された種結晶を引き上げ、 前記るつぼを回転させ、 前記るつぼを取り囲む抵抗加熱手段を用いて前記溶融物
    を加熱し、 単結晶の引き上げ成長中に前記溶融物に、少なくとも1
    つのコイルにより静磁場と交番磁場とを重畳することに
    より発生させた磁場を作用させ、且つ 前記交番磁場は、
    ε=2πμ 0 σfR 2 で表される相対周波数が1〜10
    00の範囲であり(式中、μ o (μ o =4π10 -7 H/
    m)は真空中での透磁率を表し、σは溶融物の導電率を
    表し、fは磁石の電源の交流周波数を表し、Rはるつぼ
    の半径を表す)、且つ振幅が少なくともB a =C/Rで
    ある磁気誘導を有する(式中、Cは定数1×10 -3 T・
    mであり,Rはるつぼの半径を表す)ことを特徴とする
    成長方法。
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