JP3082891B2 - 工業用水の殺菌方法 - Google Patents

工業用水の殺菌方法

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JP3082891B2 JP06081967A JP8196794A JP3082891B2 JP 3082891 B2 JP3082891 B2 JP 3082891B2 JP 06081967 A JP06081967 A JP 06081967A JP 8196794 A JP8196794 A JP 8196794A JP 3082891 B2 JP3082891 B2 JP 3082891B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種工業用水の殺菌
方法に関する。詳しくは、紙・パルプ工業における抄紙
工程水、各種工業用の冷却水、洗浄水、排水等の防腐・
殺菌・静菌用として有用である工業用殺菌方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から紙・パルプ工業における抄紙工
程水や各種工業における冷却水系統には、細菌や真菌に
よるスライムが発生し、生産品の品質低下や生産効率の
低下などの障害があることが知られている。これらの微
生物による障害を防止するため、多くの殺菌剤が使用さ
れてきた。この発明の有効成分の1つである、ジクロロ
グリオキシムは代表的なグラム陰性菌やグラム陽性菌の
発育阻止効果があるが、一方その同族体であるグリオキ
シムとジメチルグリオキシムには発育阻止効果がないこ
とが報告されている〔Dirasat 13(7).185 〜188(1986)
〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】殺菌処理が必要な工業
用水には、還元性物質が含有されていることが多い。例
えば紙・パルプ製造工程における白水は殺菌処理が不可
欠であるが、原料に再生故紙を使用したり、蒸解処理、
漂白処理等に伴って亜硫酸イオンで代表される還元性物
質が含有される。また、有機物の腐敗等によって硫化水
素が含有される場合もある。このような還元性物質が存
在する工業用水、ことに亜硫酸イオンとして5mg/l以
上、特に10mg/l以上存在する工業用水において、公知
の工業用殺菌剤を使用する場合には、それらの殺菌効力
が著しく減退し、その結果前記したスライムによる障害
を有効に防止することができなかった。
【0004】この発明は、かかる状況下なされたもので
あり、還元性物質を含有する工業用水において顕著な効
果を奏する1つの新規な殺菌方法を提供しようとするも
のである。この発明の発明者は、種々検討した結果、意
外にもジハロゲン化グリオキシムが還元性環境下で優れ
た殺菌作用を有することを見出し、この発明を完成する
に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、紙・パルプ製造工程を洗浄した後、操業を再開し、
還元性物質が亜硫酸イオンとして10mg/l以上存在
する紙・パルプ製造工程水に、有効成分として一般式
[I]:
【化2】 (式中、Xはハロゲン原子を示す。)で表されるジハロ
ゲン化グリオキシム誘導体を殺菌有効濃度となるように
添加することを特徴とする紙・パルプ製造工程水の殺菌
方法が提供される。
【0006】この発明の殺菌方法は、還元性環境、例え
ば還元性物質が5mg/l、特に10mg/l(亜硫酸イオン換
算)以上存在する環境においても優れた殺菌力が発揮さ
れる。上記一般式〔I〕において、Xで表されるハロゲ
ン原子としては、塩素、臭素、フッ素又はヨウ素原子が
挙げられ、特に塩素又は臭素原子が好ましい。ジハロゲ
ン化グリオキシムの具体例としては、ジクロログリオキ
シム、ジブロモグリオキシム、ジフルオログリオキシム
及びジヨードグリオキシムが挙げられ、特にジクロログ
リオキシムが好ましい。
【0007】上記一般式〔I〕で表わされるジハロゲン
化グリオキシム誘導体はグリオキシム誘導体のハロゲン
化により簡単に合成することができる。
【0008】この発明の有効成分は、液状製剤の形態で
製剤化して用いるのが好ましい。しかし、これに限定さ
れることなく、使用対象によっては直接又は固体希釈剤
(例えばカオリン、クレー、ベントナイト、CMC等)
で希釈された粉剤等の形態として用いてもよい。液状製
剤とする場合には、有効成分を親水性有機溶媒に溶解
し、さらに必要により、界面活性剤を添加して調製する
ことができる。
【0009】なお、親水性有機溶媒(例えば、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコール、プ
ロピレンカーボネート、グルタル酸ジメチル等)と水の
混合した水性溶媒を用いることも可能である。界面活性
剤としては、カチオン性、アニオン性、ノニオン性又は
両性界面活性剤が適当であり、製剤としての安定性の点
でノニオン性界面活性剤が好ましい。
【0010】これら製剤は、有効成分が1〜50重量
部、界面活性剤が0〜5重量部、残部を水または水性溶
媒とするのが好ましい。有効成分の製剤中の配合割合は
3〜25重量部であるのが好ましく、5〜20重量部が
より好ましい。このような製剤は、各種工業用水の微生
物による汚染を防止するために用いられる。特に、種々
の工業用水、例えば、紙・パルプ工業における抄紙工程
水、各種工業用の冷却水、洗浄水、河川水、各種排水等
に添加することにより、顕著な殺菌作用を奏し、さら
に、還元性物質が5mg/l(亜硫酸イオン換算)以上、特
に10mg/l以上存在する工業用水系においてこれらの製
剤は、公知の工業用殺菌剤と比較して顕著な殺菌効果が
発揮され、このような系中においてその有用性が最も高
いものである(試験例1参照)。ここで殺菌とは、スラ
イムを構成する、スライム構成菌を殺滅することを意味
する。この発明において殺滅とはスライム構成菌を顕著
に殺菌することを意味し、通常103個/mlオーダー以
下に菌数を減少させることをいう。
【0011】なお、かかる工業用対象系における適切な
添加量は、対象系の異なりや微生物の発生度合等の付帯
条件によって異なるが、通常、この発明の有効成分の添
加量としては、0.01〜10mg/l、好ましくは0.05〜
5mg/lが適している。また、この発明の殺菌剤中には、
この発明の効果を阻害しない程度の量の添加剤(例え
ば、各種界面活性剤、水溶性ポリマー、消泡剤等)が含
有されていてもよい。この発明を以下の実施例により例
示する。
【0012】
【実施例】
参考合成例.〔グリオキシムの合成〕 硫酸ヒドロキシルアミン32.8gを水70mlに溶解混合
下に40%グリオキザール溶液29.0gを滴下混合し
た。さらに、40%水酸化ナトリウム水溶液を添加して
中和し、30分後、析出した白色結晶を水で再結晶する
ことにより、標題の化合物10.6gを得た(m.p.178
℃)。
【0013】合成例1.〔クロログリオキシム及びジク
ロログリオキシムの合成〕 参考合成例の方法により得たグリオキシム8.8gをメタ
ノール100ml に溶解混合する。この中に塩素ガスを少量
づづ吹き込み混合した。この時、系内の温度は10〜1
2℃に保持した。反応生成物をHPLCで経時的に測定
したところ、まずクロログリオキシムが生成(反応A)
し、ついでジクロログリオキシムが生成(反応B)し
た。
【0014】
【化3】 反応をAで停止し、溶媒を除去した後に水で再結晶した
ところ、クロログリオキシムの白色結晶(m.p.156℃)
〔I〕を得た(収率36%)。また、反応をBで停止
し、溶媒を除去した後にメタノ─ルで再結晶したところ
ジクロログリオキシムの白色結晶(m.p.199℃)〔II〕を
得た(収率55%)。
【0015】製剤例 ジクロログリオキシム 5重量部 ジエチレングリコールモノメチルエーテル 85重量部 水 5重量部
【0016】試験例1〔還元性物質存在下に於ける殺菌
効果確認試験〕 某製紙工場に発生したピンクスライムより単離した菌
(フラボバクテリウム種)を用いて、還元性物質の共存
下における殺菌効力の確認試験を行った。還元性物質と
して亜硫酸ナトリウムを用いた。測定方法は、予めブイ
ヨン培地により前培養した菌をSO3 2-濃度として
0,10,50mg/lに調製したpH7.0の緩衝液に
生菌数が106個/ml以上となるように加え、これに薬
剤を添加し、30℃にて60分間振盪し、その後生存し
た菌数を測定し、初期菌数の99.9%以上が死滅する
最小濃度を求めた。その結果を比較例と共に表1に示
す。
【0017】
【表1】
【0018】試験例2〔還元性物質存在下に於ける殺菌
効果確認試験〕 某製紙工場に発生したスライムより単離した菌(Pseudo
monas sp. )を用いて、還元性物質の共存下における殺
菌効力の確認試験を行った。還元性物質として亜硫酸ナ
トリウムを用いた。試験方法は、予めブイヨン培地によ
り前培養した菌液を亜硫酸イオン濃度として0,5,1
0,100mg/lに調製したpH7.0の緩衝液に生菌数が1
6〜107個/mlとなるように加え、これに薬剤を添加
し、30℃で60分間振盪し、その後生存した菌数を測
定し、初期菌数の99.9%以上が死滅する最小濃度を求
めた。その結果を比較例と共に表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】〔試験例2の考察〕追加実験 :試験例2で用いたpH7.0の緩衝液(亜硫酸イ
オン濃度を10mg/lに調製)にDCGを10mg/lとなる
ように添加し、30℃で60分間振盪後緩衝液中のDC
Gの残留濃度をHPLC(高速液体クロマトグラフィ
ー)で測定したところいずれも不検出(0.01mg/l未
満)であった。
【0021】考察:追加実験結果より、試験中にDCG
は緩衝液中の亜硫酸イオンによって分解していることが
わかる。にもかかわらず、試験例2の試験No.1によっ
て明らかなように0.5〜2mg/lという低濃度で殺菌力が
認められている。これらの試験結果より、DCGは、菌
を殺滅する速度が非常に速く、亜硫酸イオンによって分
解する以前に菌を殺滅する作用があるためと考えられ
る。従って、DCGはスライムコントロール剤として亜
硫酸イオン含有の紙・パルプ製造工程水に使用した場合
には、菌を速やかに殺滅した後、有効成分が分解される
ため、活性汚泥や環境に対する影響が非常に少ないこと
が考察される。
【0022】試験例3〔製紙工場におけるスライムコン
トロール剤としての使用例〕 某製紙工場の抄紙工程において、DBNPA系のスライ
ムコントロール剤〔DBNPA(2,2−ジブロモ−3−ニ
トリロプロピオンアミド)20%、ジエチレングリコー
ル80%〕を白水ピットに水中濃度が10ppm(有効成
分濃度)になるように1日3回30分間添加していた。
しかし、4日目よりスライムによる目玉の発生や紙切れ
の回数が増え、7日目には紙切れ回数の増加と製品品質
の低下のために操業停止と工程の清掃を余儀なくされ
た。
【0023】この後工程を洗浄して操業を再開し、DC
G系スライムコントロール剤(DCG10%、ジエチレ
ングリコール90%)を白水ピットに水中濃度が3ppm
(有効成分濃度)になるように1日3回30分間添加し
たところ、操業開始20日目を経過しても工程各部への
スライム付着は認められず、高品質の製品を抄紙するこ
とができた。これら薬剤使用時における経日的な紙切
れ回数、白水ピットのスライム汚れ、白水中の還元
性イオン(SO 3 2-換算)濃度、薬剤添加前後の白水
中の生菌数を測定した結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
【発明の効果】この発明の殺菌方法は、還元性物質を含
有する各種工業用水において、特に還元性イオンが5mg
/l以上存在する系において、公知の殺菌剤による方法
にはみられない、顕著な殺菌効果が得られる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙・パルプ製造工程を洗浄した後、操業
    を再開し、還元性物質が亜硫酸イオンとして10mg/
    l以上存在する紙・パルプ製造工程水に、有効成分とし
    て一般式[I]: 【化1】 (式中、Xはハロゲン原子を示す。)で表されるジハロ
    ゲン化グリオキシム誘導体を殺菌有効濃度となるように
    添加することを特徴とする紙・パルプ製造工程水の殺菌
    方法。
  2. 【請求項2】 一般式[I]で表されるジハロゲン化グ
    リオキシム誘導体のハロゲン原子が塩素原子または臭素
    原子である請求項1記載の殺菌方法。
  3. 【請求項3】 一般式[I]で表されるジハロゲン化グ
    リオキシム誘導体がジクロログリオキシムである請求項
    1に記載の殺菌方法。
  4. 【請求項4】 殺菌有効濃度が0.01〜10mg/l
    である請求項1〜のいずれかに記載の殺菌方法。
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