JP3080612U - 車両用ドアミラー装置 - Google Patents

車両用ドアミラー装置

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博俊 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアミラーのミラー面が走行風によってビビ
リ振動等をすることがないようにする。 【解決手段】 車両の後方視界を映し出すミラー本体2
と、当該ミラー本体2のミラー面21の角度を調整する
ための駆動装置12と、当該駆動装置12を収容すると
ともに、上記ミラー本体2の外周を覆うように形成され
たハウジング1と、上記ミラー本体2の外周部と上記ハ
ウジング1の内周面との間に形成される隙間を閉塞する
シール部材3と、からなるようにする。シール部材3
は、その先端部にリップ部31を有し、このリップ部3
1がハウジング1の内周面に接してミラー本体2を形成
するミラー面21の振動抑制作用をする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、アクチュエータからなる駆動装置の作動によってミラー本体のミラ ー面角度調整の行なわれる車両用ドアミラー装置に関するものであり、特に、上 記ミラー本体を形成するミラー面が走行風にて振動することのないようにし、こ れによって、後方視界の視認性を向上させるようにした車両用ドアミラー装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電動式リモートコントロール型のドアミラー装置においては、車室内 に設けられたコントロールスイッチの操作により、本ドアミラー装置に設けられ たアクチュエータ(駆動装置)を作動させ、これによって、ミラー面の角度調整 を行なわせるようにしているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような車両用ドアミラー装置は、図4に示す如く、ミラー本体 20を内部に収容するハウジング10が車両のドアに取付けられるようになって いるものである。そして、上記ミラー本体20は、その動きを許容するために、 ハウジング10の内周面とミラー本体20の外周部との間には所定の隙間(S) が設けられるようになっている。このような構成からなるものにおいて、車両が 走行をすると、本車両用ドアミラー装置の周り、特に、ハウジング10の周りに は、走行風が発生することとなる。そして、この走行風がミラー本体20の裏側 に廻り込み、上記ハウジング10内に設けられたミラー本体20の外周部周りに は乱流に基づく渦(V)を生じさせることとなる。この渦(V)の作用によって 、上記ミラー本体20に振動を起こさせることとなる。その結果、ミラー本体2 0のミラー面に映った像が上記振動によって振れることとなり、ドアミラーによ る後方視界が悪くなると言う問題点がある。このような問題点を解決するために 、走行風がハウジング内に侵入してミラー本体外周部周りに渦等を生じさせるこ とのないようにした車両用ドアミラー装置を提供しようとするのが、本考案の目 的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案においては次のような手段を講ずることと した。すなわち、請求項1記載の考案においては、車両のドアに取付けられる車 両用ドアミラー装置に関して、車両の周辺を映し出すミラー本体と、当該ミラー 本体を形成するミラー面の角度調整を行なう駆動装置と、当該駆動装置を収容す るとともに上記ミラー本体の外周を覆うように形成されたハウジングと、上記ミ ラー本体の外周部と上記ハウジングの内周面との間に形成される隙間を閉塞する シール部材と、からなるようにした構成を採ることとした。このような構成を採 ることにより、本考案のものにおいては、ミラー本体の外周部からミラー面の後 側に走行風が侵入しないようになり、ミラー本体の外周部周りにおいて乱流や渦 等が生じないようになる。その結果、ミラー面の振動が抑止されるようになり、 後方視界の視認性の向上が図られることとなる。
【0005】 次に、請求項2記載の考案について説明する。このものも、その基本的な点は 、上記請求項1記載のものと同じである。すなわち、本考案においては、車両の ドアに取付けられる車両用ドアミラー装置に関して、車両の周辺を映し出すミラ ー本体と、当該ミラー本体を形成するミラー面の角度調整を行なう駆動装置と、 当該駆動装置を収容するとともに上記ミラー本体の外周を覆うように形成された ハウジングと、上記ミラー本体の外周部に設けられるものであってリップ状の形 態からなるとともにその先端部が上記ハウジングの内周面に接するように形成さ れ、かつ、上記ミラー本体の外周部と上記ハウジングの内周面との間の隙間を閉 塞するシール部材と、からなるようにした構成を採ることとした。このような構 成を採ることにより、本考案のものにおいては、上記請求項1記載のものと同様 、ミラー本体外周部周りにおける乱流の発生等を抑止することができるようにな る。これに加えて、更に、上記ミラー本体の外周部が、リップ状のシール部材を 介して、上記ハウジングの内周面と接するように保持されることによって、当該 接触部における接触抵抗により、ミラー本体の振動、すなわち、ミラー面におけ るビビリ振動等が抑止されることとなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、図1ないし図3を基に説明する。本実施の形態 に関するものの、その構成は、図1に示す如く、カバーの役目を果すハウジング 1と、ハウジング1内に収容されるものであって、後方視界を映し出すミラー面 21を主に形成されるミラー本体2と、上記ハウジング1と上記ミラー本体2の 外周との間に形成される隙間を閉塞する役目を果すシール部材3と、からなるこ とを基本とするものである。そして、このような基本構成からなるものにおいて 、上記ハウジング1は、車両のドア9に、ステー11を介して取付けられるよう になっているものである
【0007】 そして、図1のAA断面を表す図2に示すように、ハウジング1は、その断面 形状が略U字状の形態からなるものであり、その内部にはミラー本体2及びミラ ー本体2を形成するミラー面21の角度調整を行なうためのアクチュエータ(駆 動装置)12が収容されるようになっているものである。なお、上記アクチュエ ータ12は、ハウジング1に一体的に形成された取付部13のところに取付けね じ14にて固定されるようになっているものである。そして、このようなアクチ ュエータ12にミラー本体2が取付けられ、ミラー面21の角度調整が成される ようになっているものである。
【0008】 また、上記ミラー本体2は、図1に示すように、車両の後方視界を映し出すミ ラー面21を有するようになっており、当該ミラー面21はミラー支持部材22 を介してアクチュエータ12に連結される(取付けられる)ようになっているも のである。そして、当該ミラー支持部材22の外周部周りには、図3に示す如く 、リップ状のシール部材3が、その先端部がハウジング1の内周面に接するよう に設けられるようになっている。従って、上記ミラー本体2を形成するミラー面 21の角度調整を行なうに際しては、上記シール部材3の先端部に形成されるリ ップ部31がハウジング1の内周面を滑りながら移動するようになる。そして、 このリップ部31とハウジング1の内周面との間には所定の接触抵抗(すべり摩 擦抵抗)が発生するようになっているものである。
【0009】 また、上記シール部材3は、ミラー本体2の外周部全体にわたって設けられる ようになっているものである。具体的には、図3に示す如く、平板状のゴム材等 をリング状に打抜き、これを上記ミラー本体2の外周部に取付け、これによって 、本ミラー本体2の外周部とハウジング1の内周面との間の隙間を閉塞するよう にしているものである。なお、このようなシール部材3のミラー支持部材22へ の取付け構造は、図3に示す如く、熱可塑性プラスチック材にて形成されるミラ ー支持部材22の裏面側に一体的にボス部23(二点鎖線図示)を形成させてお き、そのボス部23のところに上記シール部材3に設けられた挿入穴を介して本 シール部材3を装着した後に、上記ボス部23を加熱・溶着して取付けるように しているものである。また、この他の方法として、両面接着テープや接着剤を用 いて接着する方法や、ミラー支持部材22を成形する際にシール部材3を一体的 に成形するようにする方法等が考えられる。
【0010】 次に、このような構成からなる本実施の形態のものについての、その作用等に ついて説明する。すなわち、本実施の形態のものにおいては、車両が走行してい る際には、走行風が車両前方からハウジング1の周りを流れてミラー面21のと ころに流れ込んでくる。このとき、ハウジング1の外側から回り込んだものがハ ウジング1の内部にも侵入しようとするが、ミラー本体2の外周とハウジング1 の内周面との間には、そこに形成される隙間を塞ぐようにシール部材3が設けら れているので、上記走行風はミラー本体2の裏面側、すなわち、ミラー面21の 裏面側へは流れ込んで行かない。従って、ミラー本体2の外周部付近には乱流等 が発生せず、ミラー本体2を形成するミラー面21にはビビリ振動等が発生しな いようになる。また、上記シール部材3の先端部に形成されるリップ部31が直 接ハウジング1の内周面に接しているので、これによっても、ミラー本体2の振 動を効果的に防止することができるようになる。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、車両のドアに取付けられる車両用ドアミラー装置に関して、 車両の周辺を映し出すミラー本体と、当該ミラー本体を形成するミラー面の角度 調整を行なう駆動装置と、当該駆動装置を収容するとともに上記ミラー本体の外 周を覆うように形成されたハウジングと、上記ミラー本体の外周部と上記ハウジ ングの内周面との間に形成される隙間を閉塞するシール部材と、からなるように した構成を採ることとしたので、ミラー本体の外周部からミラー面の後側に走行 風が侵入して来るようなことがなくなり、ミラー本体の外周部周りにおいて乱流 や渦等が生じないようになった。その結果、ミラー面の振動が抑止されるように なり、後方視界の視認性の向上を図ることができるようになった。
【0012】 また、本考案においては、車両のドアに取付けられる車両用ドアミラー装置に 関して、車両の周辺を映し出すミラー本体と、当該ミラー本体を形成するミラー 面の角度調整を行なう駆動装置と、当該駆動装置を収容するとともに上記ミラー 本体の外周を覆うように形成されたハウジングと、上記ミラー本体の外周部に設 けられるものであってリップ状の形態からなるとともにその先端部が上記ハウジ ングの内周面に接するように形成され、かつ、上記ミラー本体の外周部と上記ハ ウジングの内周面との間の隙間を閉塞するシール部材と、からなるようにした構 成を採ることとしたので、ミラー本体外周部近辺における乱流の発生等を抑止す ることができるようになった。これに加えて、更に、上記ミラー本体の外周部が 、リップ状のシール部材を介して上記ハウジングの内周面と接するようにしたの で、当該接触部による接触抵抗によって、ミラー面の振動抑制が効果的に行なわ れるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる車両用ドアミラー装置の外観形
態を示す正面図である。
【図2】本考案にかかる車両用ドアミラー装置の全体構
成を示す断面図であって、図1のAA断面図である。
【図3】本考案にかかるシール部材周りの構成を示す部
分断面図であって、図2のB部拡大図である。
【図4】従来例の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 11 ステー 12 駆動装置(アクチュエータ) 13 取付部 14 取付けねじ 2 ミラー本体 21 ミラー面 22 ミラー支持部材 23 ボス部 3 シール部材 31 リップ部 9 ドア

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドアに取付けられる車両用ドアミ
    ラー装置において、車両の周辺を映し出すミラー本体
    と、当該ミラー本体を形成するミラー面の角度調整を行
    なう駆動装置と、当該駆動装置を収容するとともに上記
    ミラー本体の外周を覆うように形成されたハウジング
    と、上記ミラー本体の外周部と上記ハウジングの内周面
    との間に形成される隙間を閉塞するシール部材と、から
    なることを特徴とする車両用ドアミラー装置。
  2. 【請求項2】 車両のドアに取付けられる車両用ドアミ
    ラー装置において、車両の周辺を映し出すミラー本体
    と、当該ミラー本体を形成するミラー面の角度調整を行
    なう駆動装置と、当該駆動装置を収容するとともに上記
    ミラー本体の外周を覆うように形成されたハウジング
    と、上記ミラー本体の外周部に設けられるものであって
    リップ状の形態からなるとともにその先端部が上記ハウ
    ジングの内周面に接するように形成され、かつ、上記ミ
    ラー本体の外周部と上記ハウジングの内周面との間の隙
    間を閉塞するシール部材と、からなることを特徴とする
    車両用ドアミラー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097705A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Ichikoh Ind Ltd 自動車用ドアミラー
JP2021008201A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 スズキ株式会社 車両のミラー装置

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JP7318371B2 (ja) 2019-07-01 2023-08-01 スズキ株式会社 車両のミラー装置

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