JP3078760U - 両面接着テープ - Google Patents

両面接着テープ

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JP3078760U JP2001000512U JP2001000512U JP3078760U JP 3078760 U JP3078760 U JP 3078760U JP 2001000512 U JP2001000512 U JP 2001000512U JP 2001000512 U JP2001000512 U JP 2001000512U JP 3078760 U JP3078760 U JP 3078760U
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亨一 村田
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亨一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面内方向で湾曲した状態に貼り付ける場合、
テープ湾曲部の内側に皺ができたり、接着面間に空気が
取り残されたりすることを防止して綺麗に貼着すること
が容易な両面接着テープを提供する。 【解決手段】 一定幅のテープ状で且つロール状に巻取
り可能に形成された直線的な形状の両面接着テープにお
いて、両面が接着面に形成された弾性を有するテープ本
体1の片側の接着面に貼着された第1離型紙2を、テー
プ幅方向の中程で2本の幅狭離型紙2a,2bに二分す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一定幅のテープ状で且つロール状に巻取り可能に形成された両面接 着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の両面接着テープは、ロール状に巻取り可能に形成された直線的な形状 であるため、テープ幅が広いと、面内方向で湾曲した状態に貼り付ける場合、テ ープ湾曲部の内側に皺ができたり、接着面間に空気が取り残されたりして、綺麗 に貼着することが困難であった。
【0003】 即ち、両面接着テープのテープ本体は、軟質合成樹脂等の弾性材料で作製され ていて弾性を有しており、引き伸ばすことが可能であるが、元の長さ以下に縮め ることはできない。従って、面内方向で湾曲した状態に貼り付ける場合、湾曲部 の外側は引き伸ばすことができるが、湾曲部の内側を元の長さ以下に縮めること はできないから、テープ湾曲部の内外における周長差により、湾曲部の内側に皺 が生じることになる。例えば幅10mm程度の幅狭な両面接着テープでは、面内 方向で湾曲させても、テープ湾曲部の内外における周長差が小さいため、さほど 問題にならないが、テープ幅が広いと、テープ湾曲部の内外における周長差が大 きくなるため、湾曲部の内側に皺が生じ易いのである。
【0004】 また、幅の狭い両面接着テープでは、接着面間の空気を幅方向へ押し出しなが ら貼着することが容易であるが、テープ幅が広いと、この作業が難しくなり、接 着面間に空気が取り残され易い。
【0005】 上述した両面接着テープの皺や接着面間の気泡は、接着強度を低下させる要因 となるばかりでなく、接着対象物が透明である場合、皺や気泡が接着対象物の側 から透けて見えることになり、非常に見苦しいものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の従来欠点を解消したものであって、面内方向で湾曲した状態 に貼り付ける場合、テープ湾曲部の内側に皺ができたり、接着面間に空気が取り 残されたりすることを防止して綺麗に貼着することが容易な両面接着テープを提 供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案が講じた技術手段は、次のとおりである 。即ち、請求項1に記載の考案による両面接着テープは、一定幅のテープ状で且 つロール状に巻取り可能に形成された直線的な形状の両面接着テープであって、 両面を接着面に形成した弾性を有するテープ本体と、テープ本体の片側の接着面 に貼着された第1離型紙と、テープ本体の反対側の接着面に貼着された第2離型 紙とからなり、第1離型紙が、テープ幅方向の中程で2本の幅狭離型紙に二分さ れていることを特徴としている。
【0008】 請求項2に記載の考案による両面接着テープは、幅広のテープ状で且つロール 状に巻取り可能に形成された直線的な形状の両面接着テープであって、両面を接 着面に形成した弾性材料製のテープ本体と、テープ本体の片側の接着面に貼着さ れた第1離型紙と、テープ本体の反対側の接着面に貼着された第2離型紙とから なり、第1離型紙が、テープ幅方向の中央部で2本の幅狭離型紙に二分され、第 2離型紙の幅方向中央部又は第1離型紙の切れ目部分の表面に粘着剤が塗布され ていることを特徴としている。
【0009】 上記の構成によれば、第1離型紙がテープ幅方向で2本の幅狭離型紙に二分さ れているので、第1離型紙の半分(幅狭離型紙)を剥離して、一段階の接着を行 った後、第1離型紙の残り半分(幅狭離型紙)を剥離して最終的な接着を行うこ とができる。
【0010】 従って、両面接着テープを面内方向で湾曲した状態に貼着する場合、第1離型 紙のうち、湾曲部の内側に位置する半分(幅狭離型紙)だけを剥がして、一段階 の接着を行い、次に、湾曲部の外側に位置する第1離型紙の残り半分(幅狭離型 紙)を剥がして、湾曲部の内側から外側へとしごくように押さえながら長手方向 にも引き伸ばしつつ貼着することによって、テープ湾曲部の内側に皺ができたり 、接着面間に空気が取り残されたりすることを防止して、綺麗に貼着することが できる。
【0011】 殊に、請求項2に記載の考案によれば、第2離型紙の幅方向中央部の表面又は 第1離型紙の切れ目の表面に粘着剤を塗布してあるため、テープ本体が肉厚であ っても、両面接着テープを容易にロール状に巻き取ることができるという利点が ある。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1〜図4は、本考案に係る両面接着テープの一例を示す。この両面接着テー プは、一定幅の幅広(例えば幅20mm以上)テープ状で且つロール状に巻取り 可能に形成された直線的な形状の両面接着テープであって、両面を接着面に形成 した軟質合成樹脂等の弾性材料で作製された弾性を有する柔軟なテープ本体1と 、テープ本体1の片側の接着面に貼着された第1離型紙2と、テープ本体1の反 対側の接着面に貼着された第2離型紙3とからなる三層構造とされており、第1 離型紙2を剥がして、テープ本体1を接着対象物に貼着し、第2離型紙3を剥が して、テープ本体1に他の接着対象物を貼着できるように構成されている。第1 離型紙2は、図示のとおり、テープ幅方向の中央部を切れ目4として2本の幅狭 離型紙2a,2bに二分されている。テープ本体1や第2離型紙3は、通常の両 面接着テープと同じであり、切れ目がない。
【0013】 上記の構成によれば、第1離型紙2がテープ幅方向で2本の幅狭離型紙2a, 2bに二分されているので、接着対象物に両面接着テープを貼着する際、第1離 型紙の何れか半分(例えば幅狭離型紙2a)を剥離して、一段階の接着を行った 後、第1離型紙の残り半分(例えば幅狭離型紙2b)を剥離して最終的な接着を 行うことができる。
【0014】 両面接着テープを湾曲した状態に貼着するにあたっては、片側の幅狭離型紙2 aを剥離して、図3の(イ)に示すように、先ず、湾曲部の内側を貼着する。こ の場合、他方の幅狭離型紙2bは剥離させていないので、図4の(イ)に示すよ うに、湾曲部の外側半分は接着対象物から浮き上がった状態となり、周長が殆ど 変化しない。従って、湾曲部の内側の貼着作業は、恰も幅が二分の一の幅狭な両 面接着テープを貼着するのと同様に、容易に行うことができる。
【0015】 しかる後、他方の幅狭離型紙2bを剥離して、図3の(ロ)に示すように、湾 曲部の内側から外側へとしごくように押さえながら長手方向にも引き伸ばしつつ 貼着し、図4の(ロ)に示すように、両面接着テープを全幅にわたって貼着する ことができ、湾曲部の外側の貼着作業についても、恰も幅が二分の一の幅狭な両 面接着テープを貼着するのと同様に、容易に行うことができる。
【0016】 従って、テープ湾曲部の内側に皺ができたり、接着面間に空気が取り残された りすることを防止して、綺麗に貼着することができるのである。
【0017】 図5は、他の実施の形態を示し、第2離型紙3の幅方向中央部の表面に粘着剤 5を連続的又は断続的に塗布することにより、テープ本体1が肉厚であっても、 両面接着テープを容易にロール状に巻き取ることができるようにした点に特徴が ある。図示しないが、第2離型紙3の幅方向中央部の表面に粘着剤5を塗布する 代わりに、第1離型紙2の切れ目4の表面に粘着剤5を連続的又は断続的に塗布 することによっても同様の利点が得られる。
【0018】
【考案の効果】
本考案による両面接着テープは、上述した構成よりなるから、面内方向で湾曲 した状態に貼り付ける場合、テープ湾曲部の内側に皺ができたり、接着面間に空 気が取り残されたりすることを防止して綺麗に貼着することが容易である等の効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る両面接着テープの斜視図である。
【図2】両面接着テープの断面図である。
【図3】両面接着テープの貼着手順の説明図である。
【図4】両面接着テープの貼着手順の説明図である。
【図5】他の実施の形態を示す両面接着テープの斜視図
である。
【符号の説明】
1…テープ本体、2…第1離型紙、2a,2b…幅狭離
型紙、3…第2離型紙、4…切れ目、5…粘着剤。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定幅のテープ状で且つロール状に巻取
    り可能に形成された直線的な形状の両面接着テープであ
    って、両面を接着面に形成した弾性を有するテープ本体
    と、テープ本体の片側の接着面に貼着された第1離型紙
    と、テープ本体の反対側の接着面に貼着された第2離型
    紙とからなり、第1離型紙が、テープ幅方向の中程で2
    本の幅狭離型紙に二分されていることを特徴とする両面
    接着テープ。
  2. 【請求項2】 幅広のテープ状で且つロール状に巻取り
    可能に形成された直線的な形状の両面接着テープであっ
    て、両面を接着面に形成した弾性材料製のテープ本体
    と、テープ本体の片側の接着面に貼着された第1離型紙
    と、テープ本体の反対側の接着面に貼着された第2離型
    紙とからなり、第1離型紙が、テープ幅方向の中央部で
    2本の幅狭離型紙に二分され、第2離型紙の幅方向中央
    部又は第1離型紙の切れ目部分の表面に粘着剤が塗布さ
    れていることを特徴とする両面接着テープ。
JP2001000512U 2001-01-03 2001-01-03 両面接着テープ Expired - Lifetime JP3078760U (ja)

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