JP3077209U - 防犯機能を有する携帯型電話機器及び電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】携帯型電話機器を用い周辺に救援を要請する事
が出来る電子警報音、合成音声メッセージ等の電子回路
を施した携帯電話機器及びＰＨＳ電話機器及び携帯型端
末通信機器を提供する。 【解決手段】通信機器の文字及び画像表示面１のバック
ライト点灯回路と共用し警報音発生回路の電源を制御す
る電源制御回路を設けるその電源制御回路を作動させる
操作としては通常の通信時に使用する操作キー５を用い
同一操作キーを連続４回押すことで電源制御回路が作動
し各電子回路に電力を供給する、作動中の電源制御回路
の電力遮断は通信時に使用する操作キー５を用いて予め
設定されたＩＤナンバーを入力する、本装置の電源電池
は電話機器本体２に装着時電話機器本体にロックされる
構造であり警報音発生又は救援メッセージ発声中に第三
者による電源電池の脱着を防止する構造である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

携帯型電話等の情報端末機器を使用し高齢者、身体障害者の急病救援要請、電車 内及び野外等の痴漢行為、ストーカー行為阻止、其の他一人暮らし者の犯罪又は 脅威に遭遇時に周囲に救援を求める事が出来る、携帯電話等の普及に伴う２１世 紀の携帯型通信機器及び携帯型防犯機器等ＩＴ産業の分野である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の携帯電話機器及びＰＨＳ電話機器から発する警報音、又は音声などは電話 機器着信時のメロディー、電源電池の容量の減衰時、入力エラー時、又はタイマ ーセット時等の場合であり防犯、又は救援要請時など携帯電話機器及びＰＨＳ電 話機器の使用者が任意に警報音を発することは出来ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一般的に危機感を抱いた時、例えば電車内の痴漢行為、夜間の不審者など身辺に 危険を感じ救援要請事案発生時に携帯電話機器及びＰＨＳ電話機器など利用して 犯罪を未然に防げる様にする、この場合、携帯する電話機器に警報音発生回路及 び救援メッセージ発声回路を内蔵する、この場合の操作は電話機器使用者が高度 な知識等を要すること無く婦女子供高齢者、身体障害者等、容易に作動させるこ とが出来る事である、使用の際はキー操作面の目視を要せずハンドバック、ポケ ット等に有っても電話通信時に使用する何れかの操作キーを同一連続４回押すこ とで警報音又は救援メッセージが発声出来る用にすることが課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

携帯電話機器又はＰＨＳ電話機器の操作キーにより液晶表示面照射用バックライ ト点灯回路に共する電気信号を使用する、通常通信時に使用する操作キーを同一 連続４回押すと作動する電源制御回路を設ける、この電源制御回路の電力は其の 電話機器に付帯する電源電池から供給される、次に電子警報音回路及び合成音声 による救援メッセージ記憶再生回路の各電子回路を設ける、警報音、又は救援メ ッセージ発声電子回路は予め記憶設定されており任意に再生設定出来る、警報音 及び救援メッセージ発声音声を短時間強力に鳴り響かせる為、音声出力信号を増 幅する音声信号増幅回路を設ける、その増幅出力信号を携帯電話機器又はＰＨＳ 電話機器に施した内蔵型スピーカーに接続する、この場合の携帯電話機器及びＰ ＨＳ電話機器の電源電池は装着時本体にロックされる構造でありロック解除時は ＩＤナンバーを要す。

【０００５】

【作用】

本考案の携帯電話機器及びＰＨＳ電話機器は通常の電話通信機能に防犯機能を併 用する電話機器であり防犯上の使用際しては無線通信に関わる電波障害等に関係 なく何時でも何処でも緊急時任意に警報音及びメッセージを発生させる事ができ る利点がある、一般に普及しいる携帯型電話機器を利用することで特別な知識を 要する事も無く身辺危機感時容易に使用出来る防犯機能を付帯した携帯電話機器 及びＰＨＳ電話機器である、又、犯罪遭遇時は緊迫感で平静に通信操作キーを使 用した発信は不可能である、また無線回線よる通信は電波障害が考えられ使用出 来ない場合がある、本装置は、犯罪遭遇の電波状態、場所、昼夜にに関係なく犯 罪阻止のため警報音発生回路が出来る、又、携帯電話機器本体のスピーカーから 直接警報音及び救援メッセージの発声を発する為、電話機器の通話中に関係無く 確実に警報音及び救援メッセージが発声が出来る、本装置の使用は次の様な事案 発生時の犯罪を防止に有利に作用する、電車内の痴漢行為遭遇時、高齢者および 身体障害者等の緊急救援時夜道の一人歩き時、マンションの一人住まい者、夜勤 婦女子、塾帰りの子供には安心感を与える、何れの場合も脅威を感じた場合は声 を出せない状態に陥るこの場合でも本装置を施した携帯電話機器又はＰＨＳ電話 機器を携帯し遭遇時に電話機器の何れか同一操作キー連続４回押す行為は可能で あり周囲に救援を求める事が出来る犯人は電話機器からの発声音の恐れと併せて 何れかに連絡送信されていると感じ退散する、本装置は防犯機能装備の携帯型電 話通信機器であり犯罪防止に作用する。

【０００６】

【考案の実施の形態】

一般の携帯電話機器又はＰＨＳ電話機器図１−２、等に次の各電子回路を内蔵す る携帯電話機器及びＰＨＳ電話機器の文字、画像表示用液晶パネル図１−１、ス ピーカー出力端子図１−３、動作の機能を表示する表示パネル図１−４、通常通 信時の操作キーである操作キー図１−５、メッセージ動作の機能を表示するメッ セージ表示パネル図１−６、警報音動作の機能を表示する警報音表示パネル図１ −７、電話機器に付帯する通信用アンテナ図１−８、本体ロック式電源電池図２ −９、電源回路に連動する電話機器の表示面照射用バックライト点灯回路図２− １６、と共用する警報音発生回路及び救援メッセージ発声回路に電力の入力、遮 断を行う電源回路図２−１０、操作キーからの入力を記憶設定する入力信号設定 回路図２−１１、サイレン音発生回路図２−１２、警報音発生回路及び救援メッ セージ発声回路からの出力信号を増幅する信号増幅回路図２−１３、スピーカー 図２−１４、救援メッセージ合成音声回路２−１５、携帯電話機器及びＰＨＳ電 話機器の文字、画像表示面バックライト点灯照射用スイッチ回路図２−１６、ス ピーカーの出力は内蔵又は外部スピーカー接続が可能である、

【０００７】

【実施例】

携帯型電話機器又はＰＨＳ電話機器図１−２、を使用し危機感を感じた時本考案 の電話機器の通常通信操作キー図１−５、の同一キーを連続４回押す事で電話機 器本体に施したスピーカー図１−３、からサイレン音又は救援メッセージ音声が 発声される、例えば電車内の痴漢行為遭遇時、夜道のひとり歩き犯罪遭遇時、ス トーカー行為遭遇時、マンション住居内の不審者侵入時等、恐怖感で声が出せな い状態に有っても本装置を施した携帯電話機器の場合、容易なキー操作でサイレ ン等の警報音又は救援メッセージ音声が連続して電話機器図１−２、に施したス ピーカー図１−３、から発せられる、犯人は電話機本体からの発生すると何処か に通報されていると直感し退散する、本装置を施した携帯型電話機器は通信機能 と併せて犯罪から身を衛る事が出来る。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】電話機器概要図

【図２】回路概略図

【０００８】

【符号の説明】

１、文字、画像表示画面 ２、電話機器 ３、スピーカー ４、電源機能表示 ５、通信操作キー ６、メッセージ機能表示 ７、警報音機能表示 ８、通信アンテナ ９、本体ロック式電源電池 １０、電源回路 １１、操作キー設定回路 １２、警報音発生回路 １３、出力信号増幅回路 １４、外部スピーカー出力端子 １５、救援メッセージ発声回路 １６、バックライト点灯回路

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】携帯型電話通信機能に付帯し防犯を目的と
   する電子警報音発生機能を有する携帯電話通信機器及び
   ＰＨＳ電話機器及び通信端末機器でり次に述べる電子回
   路を施した携帯型電話通信機器である、警報ホイッスル
   音発生回路、警報サイレン音発生回路合成音声救援メッ
   セージ発声回路、音声信号増幅回路及び上記の回路を作
   動させる為の電源制御回路の各電子回路である、電源制
   御回路の作動は機器に付された通常通信時に使用する操
   作キーの何れかのキーを連続４回押すと作動する、この
   電源制御回路の作動は電話通信機器の液晶面照射用バッ
   クライト点灯作動回路に連動する又、各電子音発生電子
   回路の出力信号は音声信号増幅回路て増幅され電話通信
   機器に施されたスピーカーへ出力される、その警報音が
   犯人を威嚇し諸犯罪を防止する携帯型電話通信機器及び
   ＰＨＳ電話通信機器及び携帯型通信端末機器である。
2. 【請求項２】請求項１の携帯型電話機器及びＰＨＳ電話
   機器、携帯型通信端末機器に付帯する電源電池は犯罪遭
   遇時の第三者による脱着を不能とする為に携帯型通信機
   器本体に電源電池がロックされる構造を有する電源電池
   である、この電源電池はＩＤナンバーを入力することで
   脱着が可能となる、誤操作等による警報音発生時も同じ
   くＩＤナンバーを入力すと警報音は遮断される、警報音
   又は救援メッセージ発声中は第三者による電話通信機器
   から電源電池脱着又は警報音の遮断は出来ない構造を有
   し諸犯罪を防犯する携帯型電話通信機器及びＰＨＳ電話
   通信機器及び携帯型通信端末機器に付帯する電源電池。