JP3073445B2 - スキャナ用伝動機構 - Google Patents

スキャナ用伝動機構

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JP3073445B2
JP3073445B2 JP08238290A JP23829096A JP3073445B2 JP 3073445 B2 JP3073445 B2 JP 3073445B2 JP 08238290 A JP08238290 A JP 08238290A JP 23829096 A JP23829096 A JP 23829096A JP 3073445 B2 JP3073445 B2 JP 3073445B2
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有銘 葉
洋得 李
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナの伝動機
構に係り、特に一つのフレームを伝動歯車組に合わせ
て、回転速度の異なる二種類のステップモータに適用で
きるスキャナ用伝動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、卓
上スキャナはいろいろなタイプがあるが、その中で、最
も大きな相違点は、伝動機構の配置にある。解像度30
0DPIのスキャナについて言えば、当業者らは、殆ど
の場合PMタイプまたはHYBRIDタイプのステップ
モータを選んで二者の異なる回転速度に合わせた適当な
伝動機構を選ぶようにし、これにより減速を行い紙送り
ローラーを回転させている。前記二種類のステップモー
ターのうち、PMタイプの1ステップの歩進角度は7.
5゜であり、HYBRIDタイプの1ステップの歩進角
度は1.8゜であるから、それぞれのステップモータに
対して異なる伝動機構が使用され、それぞれを異なるフ
レームに取り付ける必要があるため、不便であると共に
コストの増加の要因にもなっている。
【0003】本発明は、前記の課題に鑑みてなされたも
ので、一種類のフレームと伝動機構を組み合わせて、回
転速度の異なる二種類のステップモータに適用できるス
キャナ用伝動機構を提供することをその目的とする。
【0004】具体的には、一つのステップモータを適用
するときに、単にステップモータの駆動軸に取り付けら
れた駆動歯車と、駆動歯車と伝動機構との間にある第1
伝動歯車とを取り替えることによって必要な回転速度を
得ることが可能なスキャナ用伝動機構を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、二種類のスキ
ャナに適用するスキャナ用伝動機構であって、二種類の
ステップモータのいずれもが組み付けできる取り付け用
フレームを有し、フレームには、中間歯車を介して同方
向に回転する二つの第2伝動歯車と、それぞれ第2伝動
歯車と噛合し紙送りローラーと同軸の二つの追従歯車と
からなる伝動機構が組み込まれており、前記二つの第2
伝動歯車がそれぞれ同軸の大歯車と小歯車とで構成さ
れ、この大歯車が前記中間歯車と噛合し、この小歯車が
前記追従歯車と噛合しており、ステップモータのいずれ
かをフレームに組み込むとき、そのステップモータの駆
動軸に組み付けられた駆動歯車と、前記二つの第2伝動
歯車と中間歯車のいずれかと噛合する第1伝動歯車を同
時にフレームに組み込んで、ステップモータの回転が第
1伝動歯車によって前記伝動機構に伝達されるよう、フ
レームに第1伝動歯車の枢着穴が設けられていることを
特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。本実施形態は、解像度が30
0DPIの卓上スキャナに適用する伝動機構の例であ
り、二種類のステップモータ20、20'に共用できるフレ
ーム10の構造を図1に示し、フレーム10にステップモー
タ20、20'を適用した状態をそれぞれ図2、図3に示
す。
【0007】図1は、本発明のスキャナの伝動機構の一
部であるスキャナのフレームの構造の平面図である。当
該スキャナのフレーム10には、ステップモータ20又は2
0'を取り付けるための主軸穴12と固定穴14と、伝動機構
40を組み付けるための枢着穴16と、ステップモータ20又
は20'の回転を伝動機構40に伝達する第1伝動歯車24、2
4'の枢着穴17、17'と、紙送りローラーを取り付けるた
めの枢着溝18とが設けられている。前記固定穴14は複数
個設けられ、二種類のステップモータ20、20'のいずれ
もが取り付けられるようになっている。又、前記第1伝
動歯車24、24'の枢着孔は17と17'の二個所に設けられ、
二種類の第1伝動歯車24、24'の枢着に供され、このフ
レーム10は、二種類のステップモーター20、20'に共用
できるようになっている。
【0008】図2は、前記図1に示すフレーム10が、P
Mタイプのステップモータ20と、それに係わる伝動機構
40との取り付け関係を示す分解配置図である。図2に示
すように、ステップモータ20は、その駆動軸に組み付け
た駆動歯車22が主軸穴12に位置するように固定穴14に合
わせて固定される。一方、第1伝動歯車24は同軸の大歯
車241と小歯車242とから構成され、そのうち、大歯車24
1は駆動歯車22と噛合し、小歯車242は中間歯車30と噛合
する。中間歯車30は二つの第2伝動歯車32と二つの追従
歯車34と共に伝動機構40を構成する。駆動歯車22の歯車
は14N(N=自然数)であり、第1伝動歯車24の大歯
車241の歯数は45Nであり、小歯車242の歯数は17N
であり、中間歯車30の歯数は25Nである。
【0009】前記中間歯車30は、同時に二つの第2伝動
歯車32のそれぞれの大歯車321と噛合する。これらの第
2伝動歯車32の大歯車321と同軸の小歯車322は、それぞ
れ紙送りローラー(図示せず)と同軸の追従歯車34と噛
合する。前記第2伝動歯車32の大歯車321の歯数は34
Nであり、小歯車322の歯数は25Nであり、追従歯車3
4の歯数は42Nである。
【0010】前記PMタイプのステップモータ20の駆動
歯車22を第1伝動歯車24とフレーム10に形成された伝動
機構に結合することにより以下の最終伝動量(mm/ste
p)を得ることができる。 (7.5゜×π/180゜)×(14/45)×(17/25)×(25/3
4)×(25/42)×φ=0.01212φ(radian/step) φ=14mmの場合、ステップモータ20を1ステップ駆動
させることによって紙が前進する距離は、0.01212×14
=0.16968mm/stepである。故に、ステップモータ20を半
ステップ駆動させることによって 0.08484mm/半step の解像度が得られる。
【0011】図3は前記図1に示すフレーム10がHYB
RIDタイプのステップモータ20'と、それに係わる伝
動機構40との取付関係を示す配置図である。図3に示す
ように、ステップモーター20'は、その駆動軸に組み付
けた駆動歯車22'が主軸穴12に位置するように固定穴14
に合わせて固定される。一方、第1伝動歯車24'は枢着
穴17'に組み付けられ、駆動歯車22'と第2伝動歯車32の
大歯車321との間に介在する。前記駆動歯車22'の歯数は
22Nであり、第1伝動歯車24'の歯数は25Nであ
る。ここに伝動機構40として用いられる中間歯車30、第
2伝動歯車32と追従歯車34はいずれも図2に示したもの
と同一のものである。
【0012】前記HYBRIDタイプのステップモータ
20'の駆動歯車22'を第1伝動歯車24'とフレーム10に形
成された伝動機構に結合することにより以下の最終伝動
量(mm/step)を得ることができる。 (1.8゜×π/180゜)×(22/25)×(25/34)×(25/4
2)×φ=0.01212φ(radian/step) φ=14mmの場合、ステップモータ20を1step駆動させる
ことによって前進する距離は、0.01210 × 14 =0.1694
0mm/stepである。故に、ステップモータ20を半ステップ
駆動させることによって、 0.08470mm/半step の解像度が得られる。
【0013】一般的には、300DPIのスキャナに利
用されるステップモータの最終の伝動量は0.08450〜0.0
850mm/半stepにするのが好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、二種類の
ステップモータ20、20'のいずれかをフレーム10に組み
付けるとき、その駆動歯車22、22'を対応する第1伝動
歯車24、24'のいずれかと共に組み付けることによっ
て、フレーム10及び伝動機構40の構造を変更することな
く、異なるタイプのステップモータ20、20'のいずれに
よっても所定の解像度が得られる。このように本発明の
スキャナ用伝動機構によると、ただ一種類のフレーム10
と、それぞれ同一の中間歯車30、二つの第2伝動歯車3
2、二つの追従歯車34とからなる一種類の伝動機構40を
採用するだけで、二種類のステップモータ20、20'に適
用できるため、スキャナのコストを下げることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のスキャナ用伝動機構の一部であるス
キャナのフレーム構造の平面図である。
【図2】 図1に示すフレームへの、PMタイプのステ
ップモータと、それに係わる伝動機構との取り付け関係
を示す配置図である。
【図3】 図1に示すフレームへの、HYBRIDタイ
プのステップモータと、それに係わる伝動機構との取り
付け関係を示す配置図である。
【符号の説明】
10・・・フレーム 12・・・主軸穴 14・・・固定穴 16・・・枢着穴 17、17'・・・第1伝動歯車用枢着穴 18・・・枢着溝 20、20'・・・ステップモータ 22、22'・・・駆動歯車 24、24'・・・第1伝動歯車 241・・・大歯車 242・・・小歯車 30・・・中間歯車 32・・・第2伝動歯車 321・・・大歯車 322・・・小歯車 34・・・追従歯車 40・・・伝動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−133856(JP,A) 特開 平4−194435(JP,A) 特開 平4−116040(JP,A) 特開 平4−140235(JP,A) 特開 平2−270742(JP,A) 実開 平5−77147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 108 B65H 5/06 H04N 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二種類のスキャナに適用するスキャナ用
    伝動機構であって、二種類のステップモータ(20、20')
    のいずれもが組み付けできる取り付け用フレーム(10)を
    有し、フレーム(10)には、中間歯車(30)を介して同方向
    に回転する二つの第2伝動歯車(32)と、それぞれ第2伝
    動歯車(32)と噛合し紙送りローラーと同軸の二つの追従
    歯車(34)とからなる伝動機構(40)が組み込まれており、
    前記二つの第2伝動歯車(32)がそれぞれ同軸の大歯車(3
    21)と小歯車(322)とで構成され、大歯車(321)が前記中
    間歯車(30)と噛合し、小歯車(322)が前記追従歯車(34)
    と噛合しており、ステップモータ(20、20')のいずれか
    をフレーム(10)に組み込むとき、そのステップモータの
    駆動軸に組み付けられた駆動歯車(22、22')と、前記二
    つの第2伝動歯車(32)と中間歯車(30)のいずれかと噛合
    する第1伝動歯車(24、24')を同時にフレーム(10)に組
    み込んで、ステップモータ(20、20')の回転が第1伝動
    歯車(24、24')によって前記伝動機構(40)に伝達される
    よう、フレーム(10)に第1伝動歯車(24、24')の枢着穴
    (17、17')が設けられていることを特徴としたスキャナ
    用伝動機構。
  2. 【請求項2】 前記二種類のステップモータ(20、20')
    の中の一種類(20)の歩進角度は7.5゜であり、前記第
    1伝動歯車(24)は、同軸の大歯車(241)と小歯車(242)
    からなり、大歯車(241)は前記ステップモータ(20)の駆
    動歯車(22)と噛合し、小歯車(242)前記中間歯車(30)
    と噛合することを特徴とした請求項記載のスキャナ用
    伝動機構。
  3. 【請求項3】 前記二種類のステップモータ(20、20')
    の中の一種類(20')の歩進角度は1.8゜であり、前記
    第1伝動歯車(24')は、前記ステップモータ(20')の駆動
    歯車(22')と噛合すると共に、一つの第2伝動歯車(32)
    の大歯車(321)と噛合することを特徴とした請求項
    載のスキャナ用伝動機構。
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