JP3071896B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3071896B2
JP3071896B2 JP3276256A JP27625691A JP3071896B2 JP 3071896 B2 JP3071896 B2 JP 3071896B2 JP 3276256 A JP3276256 A JP 3276256A JP 27625691 A JP27625691 A JP 27625691A JP 3071896 B2 JP3071896 B2 JP 3071896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ,複写機等
の画像読取装置に係り、特に読取手段に密着型イメージ
センサを有し、読取搬送部材を読取手段に押圧して読取
媒体を読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりファクシミリ,複写機等に適用
される画像読取装置には種々のものが開発されており、
その中に装置の小型化,省スペース化を図った所謂シー
トスルー型の読取装置が開発されており、これらの装置
には光学読取系に密着型イメージセンサが使用されてい
る。
【0003】上記読取装置は、密着型イメージセンサの
読取面にプラテンローラを押し付けて、そのプラテンロ
ーラを回転駆動させることにより原稿を読取面に密着し
た状態で搬送することにより読取が行われる。上記セン
サの読取面にプラテンローラが押し付けられるために
は、センサが可動であり固定されたプラテンローラにバ
ネ等により押圧する場合と、センサが固定で可動なプラ
テンローラをバネ等により押圧する場合の2通りの方法
がある。これらのうち、センサが固定で可動なプラテン
ローラを押し付ける方法は、構成が簡単であることから
一般に用いられる頻度が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、センサが固定でプラテンローラを可動とす
る場合、ローラの両軸端をバネ等により押圧する必要が
あるが、上記プラテンローラの一軸端には、駆動力を伝
達するためのギヤが取り付けられている。このギヤは省
スペース化を図るため他のギヤとの絡みや位置関係によ
り、押圧方向に引き込まれて、可動であるプラテンロー
ラを押圧する押圧力が両軸端で駆動系ギヤを設けた軸端
が自由端側により強くなる場合があり、これによって、
原稿の読取搬送時に斜行が生ずるおそれがあった。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、プラテンローラの押圧力を長手方向に均一にする
ことで原稿の斜行を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、原稿を光学的に読み取るセンサと、原稿読取面で原
稿を挟持搬送するプラテンローラと、を有し、プラテン
ローラの一端側に動力を与えてプラテンローラを回転さ
せて、原稿を搬送しつつ読み取る画像読取装置におい
て、上記プラテンローラが原稿読取面に押圧されるよう
に上記プラテンローラの両端付近を押圧する押圧手段を
有し、動力を受けない側の押圧手段の押圧力は、動力を
受ける側の押圧手段の押圧力と動力を受けることにより
プラテンローラに作用する力の合力に略等しくなってい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成によれば、プラテンローラを駆動する
駆動力によってプラテンローラ端部に掛かる力までも考
慮して前記押圧手段の押圧力を設定しているので、セン
サに対してプラテンローラを押圧するタイプの画像読取
装置であっても原稿の斜行を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を適用した画像
読取装置の一実施例について説明する。図1は画像読取
装置の読取部の構成を示す斜視説明図、図2はその読取
部の断面図、図3はプラテンローラに対する駆動力伝達
系を示す説明図である。
【0009】先ず図1を参照して画像読取装置の概略構
成について説明する。1は読取媒体である原稿2を搬送
するための読取搬送部材であるプラテンローラである。
このプラテンローラ1の回転軸は、左右の側板3,4に
設けられた長穴3a,4aに軸受1a,1bを介して上
下方向に移動可能に保持されている。
【0010】5は原稿2の画像を読み取るための読取手
段である密着型イメージセンサであり、1つのハンジン
グ内に読取光学系である1次元ラインセンサ,短焦点結
像レンズ(登録商標;セルフォックレンズ)アレイ,L
EDアレイが収納されている。
【0011】6,7は前記プラテンローラ1を密着型イ
メージセンサ5の読取位置に軸中心が合うように位置決
めするための位置決め部材である板バネである。この板
バネ6,7は図2に示すように蓋体8に取り付けられて
おり、蓋体8を閉じることで軸受1a,1bを押圧する
ことで、プラテンローラ1を密着型イメージセンサ5の
読取位置に密着させるものである。
【0012】また前記プラテンローラ1の軸受1b側軸
端には、図3に示すように駆動モータ9からアイドラギ
ヤ10を介して駆動力を伝達されて回転するプラテンギヤ
1cが取り付けられている。
【0013】読取動作が開始されると、駆動モータ9を
駆動してプラテンギヤ1cを回転駆動することによりプ
ラテンローラ1が回転し、原稿2を読取位置へ搬送す
る。そして原稿2はプラテンローラ1によって密着型イ
メージセンサ5のガラス面に押し付けられて、前記読取
光学系により画像が読み取られる。
【0014】前記プラテンギヤ1cとアイドラギヤ10と
の噛み合い位置は、密着型イメージセンサ5の法線と平
行な直線に接する位置であるため、プラテンギヤ1cが
図3の矢印a方向に回転することにより、板バネ7の他
にプラテンローラ1を密着型イメージセンサ5のガラス
面に押し付ける力が更に作用する。これによって、プラ
テンローラ1の軸受1a側軸端と軸受1b側軸端との間
に押圧力の不均衡が生じ、駆動ユニット側の押圧力が大
きくなる。
【0015】上記押圧力の不均衡を是正するため、蓋体
8に取り付ける板バネ6,7の板厚を、自由端側の板バ
ネ6は0.2 mmとし、駆動ユニット側の板バネ7は0.1
mmとした。上記板厚の差による押圧力の差とプラテン
ギヤ1cによる押圧力の差の均衡を保つことにより、プ
ラテンローラ1の押圧力を長手方向に均一として、原稿
2の搬送時に斜行が生ずるのを防止することができる。
【0016】尚、前記実施例ではプラテンローラ1を押
圧する手段として板バネ6,7を用いたが、密着イメー
ジセンサ5に押圧できるものげてあれば他の手段、例え
ばコイルバネ等を用いることも可能である。またプラテ
ンローラ1の両端にかかる押圧力に差を設ける方法とし
て、バネ定数を変えたり、バネの自然長を変える等の方
法を採用することも可能である。
【0017】また読取部には短焦点結像レンズ(登録商
標;セルフォックレンズ)を有する密着型イメージセン
サを用いたが、焦点深度が浅く、プランテローラ1を押
し付けて読取を行うものであれば他のセンサ、例えばレ
ンズレス完全密着型センサ等を用いることも可能であ
る。
【0018】更に、前述した読取装置の形態としては、
ファクシミリ装置に限定されるものではなく、コンピュ
ータ等の情報処理機器の画像入力機器として用いられる
もの、リーダ等と組み合わせた複写装置等の形態をとる
ものであっても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は前述したように、プラテンロー
ラを駆動する駆動力によってプラテンローラ端部に掛か
る力までも考慮して押圧手段の押圧力を設定しているの
で、センサに対してプラテンローラを押圧するタイプの
画像読取装置であっても原稿の斜行を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の読取部の構成を示す斜視説明図
である。
【図2】画像読取装置の読取部の断面図である。
【図3】プラテンローラに対する駆動力伝達系を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…プラテンローラ 1a,1b…軸受 1c…プラテンギヤ 2…原稿 3,4…側板 3a,4a…長穴 5…密着型イメージセンサ 6,7…板バネ 8…蓋体 9…駆動モータ 10…アイドラギヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を光学的に読み取るセンサと、原稿
    読取面で原稿を挟持搬送するプラテンローラと、を有
    し、プラテンローラの一端側に動力を与えてプラテンロ
    ーラを回転させて、原稿を搬送しつつ読み取る画像読取
    装置において、 上記プラテンローラが原稿読取面に押圧されるように上
    記プラテンローラの両端付近を押圧する押圧手段を有
    し、動力を受けない側の押圧手段の押圧力は、動力を受
    ける側の押圧手段の押圧力と動力を受けることによりプ
    ラテンローラに作用する力の合力に略等しくなっている
    ことを特徴とする画像読取装置。
JP3276256A 1991-09-30 1991-09-30 画像読取装置 Expired - Fee Related JP3071896B2 (ja)

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