JP3071320B2 - 真空装置 - Google Patents

真空装置

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JP3071320B2
JP3071320B2 JP04275370A JP27537092A JP3071320B2 JP 3071320 B2 JP3071320 B2 JP 3071320B2 JP 04275370 A JP04275370 A JP 04275370A JP 27537092 A JP27537092 A JP 27537092A JP 3071320 B2 JP3071320 B2 JP 3071320B2
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亨 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧可能な空間への大
気の流入を遮断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスを例に挙げれ
ば、半導体ウエハなどの被処理体を減圧空間にて処理す
る各種減圧処理装置が多用されている。この種の減圧処
理空間には、大気特に大気中の酸素,水分が一旦流入す
ると、減圧処理室内を所定真空度まで排気する時間が膨
大となり、プロセスサイクルが悪化してしまう。特に、
近年半導体素子の微細化,緻密化が進み、処理空間にお
ける酸素,水分などの不純物濃度をより低くする必要が
あり、プロセス開始前のバックプレッシャの低圧化が要
求されている。従って、益々排気時間が長くなり、プロ
セスサイクルがさらに悪化することになる。
【0003】従来より、プロセス空間への大気の流入を
防止するために、プロセスチャンバとロードロックチャ
ンバとをゲートバルブを介して連結したものがある。ロ
ードロックチャンバ内にて被処理体周囲の雰囲気を大気
より真空雰囲気に置換した後、プロセスチャンバ内に搬
入しようとするものである。また、ロードロックチャン
バを大気に開放する前には、予めロードロックチャンバ
内を大気圧よりも陽圧に設定することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、真空チ
ャンバ内に大気が比較的多く流入した場合とそうでない
場合とで、その後の排気時間がどれ程相違するか実験し
てみた。両者を区別するため、10リットルの同一容量
を持つ2つの真空チャンバに開口径の異なるゲートバル
ブを接続した。排気を開始する前の共通の条件として、
真空チャンバ内を3×10-8Torrに設定する、0.
5〜2.5Kg/Cm2 の圧力でN2 ガスのパージを行う、
充分な時間経過後に、N2 パージを行いながらゲート
バルブを5分間開放した。その後、ゲートバルブを閉じ
てから排気時間計時を開始し、荒引き、高真空引きによ
り、真空チャンバ内圧力が1×10-7Torrに到達するま
で計時した。開口径が100mmのゲートバルブを用いた
場合、排気時間は約40分であった。ゲートバルブ径を
極端に狭くし、真空チャンバ内が大気より陽圧であるこ
とを利用して、大気がほとんど流入しない条件とした場
合には、排気時間は約8分であった。
【0005】このように、大気が真空チャンバに流入す
ると、いかに排気時間が長時間化するかが理解できる
が、実際の装置では半導体ウエハなどの搬入出のため、
ある大きさの開口で大気と連通させなければならず、こ
のような場合にも、真空チャンバ内に大気が流入するこ
とを防止する装置が切望されていた。
【0006】従来装置では、たとえロードロックチャン
バを大気よりも陽圧にしたとしても、その出口付近は、
2 ガスの流量が不足しており、しかも内壁面の摩擦に
よりN2 ガスの流れが乱れ、内壁面を沿って大気が多く
流入するものと思われる。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、上
述の観点から、減圧可能な空間へ大気が流入することを
従来よりも一層防止し、もって排気時間を短縮すること
のできる装置を提供することにある。
【0008】さらに本発明の目的とするところは、大気
が流入するのを防止するにあたり、減圧可能な空間内で
の乱流の発生を防止し、乱流の発生による空間内の圧力
変化を生じさせないようにして大気の流入をより一層確
実に防止して排気時間を短縮することのできる装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る真空装置は、排気手段と、ガス供給手段と、大気と
の間に設けた開閉口とを有し、減圧可能な空間と大気と
の間で被搬送体を搬入又は搬出する真空装置において、
前記開閉口よりも大気側に配置され、前記開閉口に続い
形成された前記被搬送体の通路と、 記通路内に被搬
送体の搬送方向に沿って設けられ、パージガスによる複
数段のガスカーテンを形成する複数の噴出口と、 前記複
数の噴出口をそれぞれ開口端とし、前記ガス供給手段よ
り前記パージガスを各々の前記噴出口に向けて案内する
複数のスリットと、前記複数の噴出口の各々と対向する
位置にて前記通路の内壁より突出して配設され、前記複
数の噴出口よりそれぞれ噴出されるパージガスを、前記
大気側へ向けて案内するガイド板と、を有し、前記複数
のスリットの各々は、前記通路の垂直面に対して前記大
気側へ向けて傾斜する傾斜角θ(θ>0)を有し、前記
大気側より遠い位置の前記スリットの傾斜角は、前記大
気側に近い前記スリットの傾斜角より大きいことを特徴
とする。
【0010】請求項2に記載の発明に係る真空装置は、
排気手段と、ガス供給手段と、大気との間に設けた開閉
口とを有し、減圧可能な空間と大気との間で被搬送体を
搬入又は搬出する真空装置において、前記開閉口よりも
大気側に配置され、前記開閉口に続いて形成された前記
被搬送体の通路と、 記通路内に被搬送体の搬送方向に
沿って設けられ、パージガスによる複数段のガスカーテ
ンを形成する複数の噴出口と、 前記複数の噴出口をそれ
ぞれ開口端とし、前記ガス供給手段より前記パージガス
を各々の前記噴出口に向けて案内する複数のスリット
と、を有し、 前記複数のスリットのうち大気側より最も
遠い位置のスリットは、前記通路の垂直面と平行な垂直
スリットであり、前記複数のスリットの前記垂直スリッ
トを除く他のスリットの各々は、前記通路の垂直面に対
して前記大気側へ向けて傾斜する傾斜角θ(θ>0)を
有し、前記大気側より遠い位置の前記スリットの傾斜角
は、前記大気側に近い前記スリットの傾斜角より大きい
ことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明に係る真空装置は、
請求項1または2において、前記通路内の前記複数の噴
出口が形成された内周壁面と対向する対向内周壁面であ
って、前記ガスカーテンと交差する領域に形成され、前
記ガスカーテンの形成される方向に傾斜して前記ガスカ
ーテンの形成を許容する傾斜部と、前記傾斜部の前記大
気側の端部より延在形成され、前記通路の前記大気側の
開口端部より前記大気側に突出する突出部と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明に係る真空装置は、
請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記通路の前記大
気側の開口端であって、前記ガスカーテンの下流側のガ
ス圧力が低くなる位置に、前記通路の幅方向に沿って間
隔をおいて平行に複数配置された整流板を設けたことを
特徴とする。請求項5に記載の発明に係る真空装置は、
請求項4において、前記複数の整流板よりも前記通路の
内側領域に波形板を設け、前記波形板の凹部に渦流を閉
じこめ、前記波形板の頂点同士を結んだ線と平行な方向
に沿って、前記通路内より前記大気側に向かう層流状態
の流れを形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、全ての噴出口
から噴出して形成される複数段の各ガスカーテンは、ス
リットの傾斜角度及びガイド板によって大気側に傾いて
形成され、しかも大気側から遠い位置に形成されるガス
カーテンは、大気側に近い位置に形成されるガスカーテ
ンよりもその傾斜角度が大きくなっている。これによ
り、通路内への大気の巻き込みを確実に防止することが
できる。
【0014】被搬送体を搬入出するためには、ガス供給
手段より供給されるパージガスにより減圧空間内を大気
よりも陽圧に設定した状態で、この真空装置と大気との
間の開閉口を開口する。このとき、この開閉口につなが
る通路内の噴出口よりパージガスを噴出させておくこと
で、このパージガスによりこの通路内を大気よりも陽圧
に設定しておく。しかる後、被搬送体を、この通路を通
して真空装置へ搬入あるいは、真空装置から大気への搬
出を行う。この真空装置及び通路はパージガスで大気よ
りも陽圧に設定されており、大気が流入して来ることが
ない。
【0015】この通路に直接パージガスを導くことで、
減圧可能な空間へのパージガス流量を増大させるより
も、大気に開口する側の陽圧度を高めることに寄与す
る。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、大気側か
ら最も遠い噴出口を除く他の複数の噴出口から噴出して
形成される複数段の各ガスカーテンは、スリットの傾斜
角度に従って大気側に傾いて形成される。さらに、大気
側から最も遠い垂直スリットを有する噴出口から噴出さ
れるパージガスにより、複数段の上記ガスカーテンより
も内側の通路は、陽圧に設定される。これらの作用によ
り、通路内への大気の巻き込みを確実に防止することが
できる。
【0017】この場合、前記噴出口を大気側に向かうパ
ージガスカーテンを形成する向きに設けることにより、
陽圧になったパージガスの流れをガスカーテンにより押
出すことが出来、より厳重な大気の流入を防止すること
ができる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、通路内に
おいてパージガスは噴出口より噴出するので、噴出先と
なる噴出口側の内周壁面と対向する対向内周壁面側のパ
ージガス圧力が最も低くなり、この領域より大気が流れ
こみやすい。このパージガスの流れが弱い領域には、渦
流が形成され、もし、この渦流が対向壁の上側に形成さ
れるとすれば、被搬送体の通路内において大気の巻き込
み流れが形成されてしまう。請求項3では、傾斜部及び
突出部を形成することで、このような渦流を被搬送体の
搬送経路と直接干渉しない突出部上に案内形成させるこ
とで、渦流と関係することなく被搬送体の搬送を行うこ
とができ大気の巻き込みを防止できる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、ガスカー
テンの下流側のガス圧力が低くなる位置に、通路の幅方
向に沿って間隔をおいて平行に複数整流板を配置する
ことによって、ガスカーテンの下流域でも大気側にスム
ースな流れを形成することができる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、複数の整
流板よりも通路の内側領域に設けられた波形板により、
この波形板の凹部に渦流を閉じこめることができる。そ
れにより、波形板の頂点同士を結んだ線と平行な方向に
沿って、通路内より大気側に向かう層流状態の流れを形
成できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を半導体ウエハの減圧処理シス
テムに適応した一実施例について、図面を参照して具体
的に説明する。
【0022】まず、図3を参照して本実施例装置の全体
概要について説明する。同図において、プロセスチャン
バ10はエッチング,アッシング,イオン注入または各
種の成膜処理を行なう減圧処理装置である。このプロセ
スチャンバ10の両側には、ゲートバルブ16,16を
介してそれぞれ搬入側,搬出側のロードロックチャンバ
12,14が連結されている。さらに、各ロードロック
チャンバ12,14には、大気と遮断するためのゲート
バルブ18,18が連結されている。ロードロックチャ
ンバ10内部は、その両側のゲートバルブ16,18の
閉鎖後に、大気圧から真空雰囲気に置換され、チャンバ
10,12内の圧力がほぼ同一となった後に、その間の
ゲートバルブ16を開放することで、半導体ウエハをプ
ロセスチャンバ10内に搬入している。プロセスチャン
バ12内での減圧処理終了後は、ゲートバルブ16を開
放して、半導体ウエハを搬出側のロードロックチャンバ
14内部に搬入する。この後、ゲートバルブ16を閉鎖
し、ロードロックチャンバ14内部の雰囲気を真空雰囲
気から大気圧よりも陽圧に置換した後に、搬出側のゲー
トバルブ18を開放してウエハの搬出が行われる。
【0023】各チャンバ10〜14はそれぞれ真空引き
が可能であり、このため各チャンバ10〜14には真空
ポンプ20が接続されている。さらに、各チャンバ10
〜14は、大気圧またはその前後の圧力に昇圧すること
が可能であり、各チャンバ10〜14内部に窒素ガスN
2 をパージすることが可能である。本実施例装置では更
に、上記の減圧処理システムが大気と隣接する前後2ヵ
所の位置に、パージブロック40,40を連結してい
る。このパージブロック40,40も、窒素ガスN2
パージすることが可能である。このため、各部に、共通
のN2 ガスの供給管22が設けられ、この供給管22は
分岐され、分岐管24として各チャンバ10〜14及び
パージブロック40,40に連結されている。各分岐管
24の途中には、窒素ガスの流量調整を行なうマスフロ
ーコントローラ26と、管路を断続するためのバルブ2
8と、直径が例えば0.01μm 以上の粒子をトラップ
できるフィルタ30とが接続されている。
【0024】次に、パージブロック40の詳細につい
て、図1及び図2を参照して説明する。 このパージブ
ロック40は、左右にて対向する二つの側壁42a,4
2aと、底壁42bと、上壁42cとを有し、これらで
半導体ウエハの通路42を区画している。この通路42
の一端にはフランジ44が形成されている。このフラン
ジ44は、ゲートバルブ18のバルブ側フランジ18a
とボルト及びナット等によって連結される。パージブロ
ック40の例えば上壁42cには、この上壁42cとの
間に空間48を形成するパージボックス46が固定され
ている。このパージボックス46には、前記分岐管24
の一端が連結され、内部に窒素ガスを導入可能である。
【0025】さらに、パージブロック40の上壁42c
には、上面より下面に向けて貫通し、通路42のほぼ幅
方向全域に亘って開口する第1〜第4のスリット50〜
56が形成されている。各スリット50〜56は、パー
ジボックス46内の空間48と通路42とを連通させ、
空間48から通路42に向けて窒素ガスをパージする為
のものである。第1のスリット50は、外部雰囲気に最
も近い第1段目のスリットとして形成されている。この
第1のスリット50は、空間48より通路42に向かう
にしたがい、外部雰囲気側に向けて、鉛直軸に対して角
度θ1 だけ傾いて形成されている。第2,第3のスリッ
ト52,54は、第2段目,第3段目のスリットとして
形成され、同様に鉛直軸に対して角度θ2 ,θ3 だけ傾
いて形成されている。第4のスリット56は、鉛直軸と
水平に形成されている。第1〜第3のスリット50〜5
4の傾斜角度θ1 〜θ3 は、外部雰囲気より遠ざかる程
角度が大きく、即ち、θ1 <θ2 <θ3の関係となって
いる。
【0026】パージブロック40の通路42内には、両
側壁42a,42aより内側に向けて所定の長さで突出
する第1〜第3のガイド板58〜62が固定されてい
る。第1〜第3のガイド板58〜62は、第1〜第3の
スリット50〜54と対向する位置に配置され、各スリ
ット50〜54より噴出する窒素ガスを、その各スリッ
トの傾斜角度θ1 〜θ3 に沿って案内するためのもので
ある。各ガイド板58〜62の上端は、ほぼ上壁42c
と接触する位置に配置されるが、その下端は底壁42b
まで到達しない位置にて終わっている。なお、パージブ
ロック40の通路42内での、半導体ウエハの有効通過
幅は、図2に示すように、両側の第1のガイド板58,
58の内寸幅寸法Wである。
【0027】つぎに、通路42の底壁42bの形状につ
いて説明する。底壁42bの開口端部は、先端に向かう
にしたがい下方に傾斜する傾斜面64として形成されて
いる。さらに、この傾斜面64の先端は、パージブロッ
ク40の開口部より更に外部雰囲気側に水平に突出する
水平突出面66と連結されている。この傾斜面64及び
水平突出面66で形成される領域には、パージブロック
40の幅方向にて一定間隔をおいて多数枚平行に配置さ
れその上端が底壁42bよりも突出した整流板68が設
けられている。更に、多数枚の整流板68の内側端より
更に内側の領域であって、底壁42bの上面には、波板
状に形成された波形板70が、パージブロック40の幅
方向全域に亘って配置されている。なお、パージブロッ
ク40を構成する各種部材は例えばステンレスにて形成
され、各部材は例えばスポット溶接等によって相互に連
結されている。
【0028】次に、作用について説明する。
【0029】プロセスチャンバ10内に半導体ウエハを
搬入する場合について考察する。この際には、あらかじ
め搬入側のロードロックチャンバ12の両側のゲートバ
ルブ16,18を閉鎖し、ロードロックチャンバ12内
部を大気圧よりも陽圧に設定する。この為に、ガス供給
管22及び分岐管24を介して、ロードロックチャンバ
12内部に窒素ガスをパージする。ロードロックチャン
バ12内部を陽圧に設定した後、ゲートバルブ18を開
放すれば、陽圧のロードロックチャンバ12内には原理
的には大気が流入しないことになるが、その後のロード
ロックチャンバ12の排気時間を考慮すると、大気の遮
断対策が未だ不十分である。そこで、本実施例装置で
は、ゲートバルブ18の外側に更にパージブロック40
を配置している。
【0030】パージブロック40のパージボックス46
内には、例えばゲートバルブ18の開閉動作にかかわら
ず、システム稼動中に亘って常時窒素ガスが供給されて
いる。このため、パージボックス46の空間48より、
第1〜第4のスリット50〜56を介して、窒素ガスが
通路42に向けてパージされることになる。第1〜第4
のスリット50〜56より噴出される窒素ガスの流れ
を、図1のF1 からF4に示す。この窒素ガスの流れF
1 からF4 は、それぞれ半導体ウエハの搬入方向と交差
する方向に向けて、窒素ガスによる多段のカーテンを形
成することになる。この多段のガスカーテンにより、大
気が真空側に流入することを防止できる。特に、第1〜
第3のスリット50〜54より形成されるガスカーテン
1 からF3 は、通路42の上端より下方に向かうにし
たがい外部雰囲気側に傾いて形成される。従って、パー
ジブロック40の開口部より流入しようとする大気は、
一旦開口部より内側に入ったとしても、3段のガスカー
テンの流れに従いパージブロック40の開口部より外側
に流出されることになる。また、第4のスリット56か
らの窒素ガスの流れF4 は、パージブロック40の通路
42内部の雰囲気を大気圧よりも陽圧に設定する作用を
強化する。このように、パージブロック40内部にて多
段のガスカーテンを形成することにより、その上壁42
cに沿って流入使用とする大気は、上壁42c付近のガ
ス噴出圧力が高いため、ガスカーテンF1 からF3 に沿
ってパージブロック40外部に流出されることになる。
【0031】パージブロック40の2つの側壁42aの
内面上では、理論的には窒素ガスの流速は0である。従
って、この2つの側壁42aの表面上を沿って大気が流
れ込もうとする。しかし、本実施例装置では2つの側壁
42a,42aより内側に突出して第1〜第3のガイド
板58〜62が形成されているので、このような大気の
流れは物理的に阻止され、ガスカーテンF1 からF3
沿ってパージブロック40の外部に流出されることにな
る。
【0032】次に、パージブロック40の底壁42bの
出口付近に、傾斜面64及び水平突出面66を設けた理
由について説明する。本実施例装置では、窒素ガスは上
壁42cに設けたスリットより噴出するので、底壁42
b側の窒素ガス圧力が最も低くなり、この領域より大気
が流れこみやすい。さらに、窒素ガスの流れが弱い領域
には、図1に示すような渦流W1 が形成されてしまう。
もし、この渦流W1 が底壁42bの上側に形成されると
すれば、半導体ウエハの通路42の内部において大気の
巻き込み流れが形成されてしまう。本実施例装置では、
傾斜面64及び水平突出面66を形成することで、この
ような渦流W1 を通路42の外部に配置し、大気の巻き
込みを防止できる。さらに、底壁42bの出口付近にお
いては、その幅方向に沿って所定間隔をおいて平行に多
数枚の整流板68を設け、ガス圧力の弱い領域にてガス
カーテンF1 からF3 の外側に向かうスムースな流れを
実現し、大気の巻き込みを防止している。
【0033】次に、整流板68の内側領域であって、底
壁42bの上面に波形板70を設けた理由について説明
する。この底壁42b上でも、窒素ガスの流速は理論上
0である。波形板70の第1の目的は、底壁42bに沿
って内部に流れ込もうとする大気を物理的に阻止するこ
とにある。さらに、波形板70は、その凹部の領域に渦
流W2 を閉じ込め、波形板70の頂点どうしを結んだ線
と平行な方向に沿って、かつ、パージブロック40の内
側より外側に向かう層流状態の流れF5 を形成してい
る。この様な層流状態の流れF5 を形成することで、最
もガス圧が弱い底壁42b付近の領域からの大気の巻き
込みを防止している。以上のような作用により、パージ
ブロック40の開口部付近の大気の流れ状態は、図1に
示すW3 の通りとなり、パージブロック40内側への大
気の巻き込みが防止される。
【0034】ところで、本発明に係る真空装置において
は、ガスカーテンを形成するにあたり、パージガスの噴
出方向を、被搬送体である半導体ウェハの搬送方向と交
差する方向の一つである半導体ウェハの表面に平行した
方向に設定することも可能である。
【0035】図4,図5,図8は、この場合の構成を示
している。
【0036】すなわち、図4においてパージブロック1
40は、図1に示した例と同様に、左右側壁140a、
140aと、底壁140bと、この底壁140bと対向
する上壁140c(図4では図示せず)とにより半導体
ウェハWの通路142を区画している。そして、パージ
ブロック140の側壁140a、140aには、その壁
との間に空間148を形成するパージボックス146
a、146bが半導体ウェハWの通路142をはさんで
対向する位置にそれぞれ固定されており、一方のパージ
ボックス146aには、図1において用いた符号24で
示される分岐管の一端が連結されて内部に窒素ガスを導
入するようになっている。また、他方のパージボックス
146bには、図示しないバキューム装置に接続されて
いる排気管150の一端が連結されて内部からの排気が
行われるようになっている。
【0037】さらに、側壁140a、140aには、パ
ージボックス146a、146bと通路142とを連通
するためのスリット152a、152bが、形成されて
いる。このスリット152a、152bは、側壁140
aの上下方向に沿った長手方向を設定されていて、かつ
半導体ウェハWの搬送方向(図4中、矢印で示す方向)
に沿って間隔をおいて複数形成されている。そして、こ
のスリット152a、152bは、側壁140aを貫通
する方向が、半導体ウェハWの表面と平行な方向に設定
されている。
【0038】これらスリットのうち、一方のパージボッ
クス146a側に位置しているスリット152aは、パ
ージボックス146aの空間148から通路142に向
けて窒素ガスを噴出させるための噴出口として形成さ
れ、そして、他方のパージボックス146b側に位置す
るスリット152bは、通路142に噴出された窒素ガ
スを吸い込むための吸引口として形成されている。
【0039】次に、作用を説明する。
【0040】一方のパージボックス146a側に位置す
るスリット152aから噴出された窒素ガスは、図5に
示すように、半導体ウェハWの表面と平行し、かつ、搬
送方向と直交して通路142を遮断する層流によって多
段のガスカーテンを形成したうえで、他方のパージボッ
クス156b側に位置するスリット152bに向け流
れ、スリット152bを介して吸引される。従って、半
導体ウェハWの通過によっても、窒素ガスの流れが乱さ
れることが少ないのでガスカーテンに乱れが生じない。
この結果、半導体ウェハWの表面付近での圧力変動が抑
えられ、この圧力変動による大気の撒き込みを略完全に
阻止することができる。
【0041】なお、上記実施例においては、窒素ガスが
吸引される際、側壁140aの一方の内面に窒素ガスが
衝突して乱流を起こさないようにすることが必要であ
り、このためには、吸引側のスリット152bの開口の
大きさあるいはバキューム装置による吸引力の設定によ
って対処することが可能である。また、上述したよう
に、搬送方向に沿って複数段のガスカーテンを形成する
スリットは、その搬送方向に沿って上流側から下流側に
向かうに従い、例えば、開口を順次狭くして窒素ガスの
噴出速度を高めることもできる。この場合には、最下流
側に位置するスリットは、通路142内での雰囲気を大
気圧よりも陽圧に設定する作用を高めるのに寄与する。
【0042】一方、図4に示した実施例においては、パ
ージガスの噴出口と吸引口とを組み合わせた構成とした
が、噴出口のみを設け、噴出口より大気側に向かうガス
カーテンを形成することも可能である。
【0043】図6は、この場合の実施例を示しており、
本実施例による真空装置は、図1に示した実施例と同様
な構成からなるパージボックス146が側壁140a、
140aの一方に固定されている。そして、このパージ
ボックス146が固定されている側の側壁140aに
は、半導体ウェハWの表面と平行する向きに貫通する第
1〜第4のスリット160〜166が、半導体ウェハW
の搬送方向に沿って形成されている。各スリット160
〜166は、図1に示した実施例と同様に、パージボッ
クス146の空間148と通路142とを連通させ、空
間148から通路142に向けてパージのための窒素ガ
スを噴出させるようになっている。第1〜第3のスリッ
トは、これも図1に示した実施例と同様に傾斜させてあ
り、この傾斜角度θ1 〜θ3 は、半導体ウェハWの表面
と平行する水平軸を基準として、図1に示した場合と同
じ角度および関係を設定されており、また、第4のスリ
ット166は、上記水平軸と平行に設定されている。
【0044】また、パージブロック140の通路142
内には、図7に示すように、底壁140bおよび上壁1
40cより内側に向けて所定の長さで突出する第1〜第
3のガイド板170〜174が固定されており、このガ
イド板170〜174は、図1に示した実施例と同様
に、スリット160〜164より噴出する窒素ガスを案
内するためのものである。そして、各ガイド板170〜
174の延長方向一端は、パージボックス146が固定
されている側の側壁140aと接触する位置に配置さ
れ、そして延長方向他端は他方の側壁140aに到達し
ない位置にてその末端が終わっている。
【0045】一方、パージボックス146が固定されて
いない側の側壁140aにおける開口端には、図1に示
した実施例における傾斜面に相当する傾斜部180が形
成されており、この傾斜部180は、先端に向かうに従
い側方に拡開された傾斜面を形成されて、この傾斜面の
先端はパージブロック140の開口部よりもさらに外部
雰囲気側に突出する垂直突出面180aと連結されてい
る。
【0046】また、この傾斜部180の傾斜面および垂
直突出面180aで形成される領域には、図7に示すよ
うに、パージブロック140の上下方向において一定間
隔を以って、半導体ウェハWの表面と平行に配置される
とともに通路142側の端部が側壁140bよりも内側
に突出している整流板190が設けられている。さら
に、半導体ウェハWの移動方向における整流板190の
下流側には、側壁140bの内面に、その内面の垂直方
向全域にわたって波板状に形成された波形板192が配
置されている。なお、これらパージブロック140を構
成する各種部材は、図1に示した実施例と同様に、例え
ばステンレスにて形成され、各部材は例えば、スポット
溶接等によって相互に連結されている。
【0047】次に、作用を説明する。
【0048】図6に示した実施例においては、図1に示
した実施例の場合における窒素ガスの流れる方向を、半
導体ウェハWの表面と平行する方向に置き換えた状態が
得られる。従って、第1〜第4のスリット160〜16
4から噴出される窒素ガスは、図1に示した符号F1 〜
F2 を用いて説明すると、半導体ウェハWの搬入方向を
横断する方向で、半導体ウェハWの表面に沿って流れる
多段のカーテンを形成する。
【0049】そして、パージブロック140の開口部よ
り流入しようとする大気は、その開口部から内側に入っ
たとしても、3段のガスカーテンの流れに従いパージブ
ロック140の開口部より外側に流出されることにな
る。また、第4のスリット164からのガスの流れF4
は、図1に示した実施例の場合と同様に、パージブロッ
ク140の通路142内部の雰囲気を大気圧よりも陽圧
に設定する作用を強化する。
【0050】さらに、パージブロック140の底壁14
0bおよび上壁140cの内面では、第1〜第3のガイ
ド板170〜174によって、図1に示した実施例と同
様な作用が得られ、そして、パージブロック140の側
壁出口付近において、また、整流板190の後方におい
ても、図1に示した実施例と同様な作用が得られること
により、大気の撒き込みが防止される。
【0051】このように、図6に示した実施例において
は、パージガスの流れる方向を半導体ウェハWの表面と
平行する方向を設定したので、半導体ウェハWの表面近
傍でのガスカーテンに乱流を生じさせることがなく、こ
の乱流の発生による表面近傍での圧力変動を抑えて、大
気の撒き込みを確実に防止することができる。
【0052】なお、上述した実施例に用いられるパージ
ガスとしては、窒素ガスに限らないものであり、特に、
ロードロックチャンバーおよびプロセスチャンバでの処
理に悪影響を及ぼさないように、これら各チャンバにお
いて使用されるものと同種のものを用いることが好まし
く、例えば、窒素ガス以外にCO2 や清浄化された乾燥
気体等が使用可能である。
【0053】なお本発明は、上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、上記実施例のように本発明装置を
パージブロック40として形成しておけば、フランジな
どの連結形状を設けることで既存の真空装置にも接続で
きる効果がある。これに限らず、例えばゲートバルブ出
口側の形状として、パージブロック40と同一の機能を
一体的に設けるものでも良い。また、本発明は、上記実
施例のように、プロセスチャンバ10及びロードロック
チャンバ12,14を連結した真空装置に限らず、単一
の真空チャンバに一体的にまたは別体で連結する装置に
も適応可能である。
【0054】また、本発明によれば、パージガスの噴出
口の向きを半導体ウェハの表面と平行する方向に設定し
たので、半導体ウェハ表面近傍で乱流を生じせないよう
にすることができる。従って、半導体ウェハ表面での圧
力変動を抑えて大気の撒き込みを防止して大気の流入を
より一層確実に阻止することにより、真空排気時間を短
縮させることができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を減圧処理システムの大気開口側の構造
に適用した実施例を説明するための概略断面図である。
【図2】図1に示すパージブロックを開口側から見た正
面図である。
【図3】本発明を適用した減圧処理システムの全体構成
を説明するための概略説明図でる。
【図4】本発明を減圧処理システムの大気開口側の構造
に適用した別実施例を説明するための概略断面図であ
る。
【図5】図4に示すパージブロックを開口側から見た正
面図である。
【図6】本発明を減圧処理システムの大気開口側の構造
に適用したさらに別の実施例を説明するための概略断面
図である。
【図7】図6に示すパージブロックを開口側から見た正
面図である。
【図8】図4,5に示すパージブロックの一部を切欠し
た斜視図である。
【符号の説明】
40、140 パージブロック 42、142 通路 46、146 パージボックス 50〜56 スリット 58〜62 ガイド板 68 整流板 70 波形板 152a、152b スリット W 半導体ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−224133(JP,A) 特開 平3−175622(JP,A) 特開 昭63−239938(JP,A) 特開 平2−45920(JP,A) 特公 昭39−20989(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 H01L 21/205 H01L 21/31

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気手段と、ガス供給手段と、大気との
    間に設けた開閉口とを有し、減圧可能な空間と大気との
    間で被搬送体を搬入又は搬出する真空装置において、 前記開閉口よりも大気側に配置され、前記開閉口に続い
    形成された前記被搬送体の通路と、 記通路内に被搬送体の搬送方向に沿って設けられ、パ
    ージガスによる複数段のガスカーテンを形成する複数の
    噴出口と、 前記複数の噴出口をそれぞれ開口端とし、前記ガス供給
    手段より前記パージガスを各々の前記噴出口に向けて案
    内する複数のスリットと、 前記複数の噴出口の各々と対向する位置にて前記通路の
    内壁より突出して配設され、前記複数の噴出口よりそれ
    ぞれ噴出されるパージガスを、前記大気側へ向けて案内
    するガイド板と、 を有し、 前記複数のスリットの各々は、前記通路の垂直面に対し
    て前記大気側へ向けて傾斜する傾斜角θ(θ>0)を有
    し、前記大気側より遠い位置の前記スリットの傾斜角
    は、前記大気側に近い前記スリットの傾斜角より大きい
    ことを特徴とする真空装置。
  2. 【請求項2】 排気手段と、ガス供給手段と、大気との
    間に設けた開閉口とを有し、減圧可能な空間と大気との
    間で被搬送体を搬入又は搬出する真空装置において、 前記開閉口よりも大気側に配置され、前記開閉口に続い
    形成された前記被搬送体の通路と、 記通路内に被搬送体の搬送方向に沿って設けられ、パ
    ージガスによる複数段のガスカーテンを形成する複数の
    噴出口と、 前記複数の噴出口をそれぞれ開口端とし、前記ガス供給
    手段より前記パージガスを各々の前記噴出口に向けて案
    内する複数のスリットと、 を有し、 前記複数のスリットのうち大気側より最も遠い位置のス
    リットは、前記通路の 垂直面と平行な垂直スリットであ
    り、 前記複数のスリットの 前記垂直スリットを除く他のスリ
    ットの各々は、前記通路の垂直面に対して前記大気側へ
    向けて傾斜する傾斜角θ(θ>0)を有し、前記大気側
    より遠い位置の前記スリットの傾斜角は、前記大気側に
    近い前記スリットの傾斜角より大きいことを特徴とする
    真空装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記通路内の前記複数の噴出口が形成された内周壁面と
    対向する対向内周壁面であって、前記ガスカーテンと交
    差する領域に形成され、前記ガスカーテンの形成される
    方向に傾斜して前記ガスカーテンの形成を許容する傾斜
    部と、 前記傾斜部の前記大気側の端部より延在形成され、前記
    通路の前記大気側の開口端部より前記大気側に突出する
    突出部と、 を有する ことを特徴とする真空装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記通路の前記大気側の開口端であって、前記ガスカー
    テンの下流側のガス圧力が低くなる位置に、前記通路の
    幅方向に沿って間隔をおいて平行に複数配置された整流
    板を設けた ことを特徴とする真空装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記複数の整流板よりも前記通路の内側領域に波形板を
    設け、前記波形板の凹部に渦流を閉じこめ、前記波形板
    の頂点同士を結んだ線と平行な方向に沿って、前記通路
    内より前記大気側に向かう層流状態の流れを 形成するこ
    とを特徴とする真空装置。
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