JP3070472B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3070472B2
JP3070472B2 JP8062908A JP6290896A JP3070472B2 JP 3070472 B2 JP3070472 B2 JP 3070472B2 JP 8062908 A JP8062908 A JP 8062908A JP 6290896 A JP6290896 A JP 6290896A JP 3070472 B2 JP3070472 B2 JP 3070472B2
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克巳 西川
和志 滝本
浩之 大前
光陽 内田
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファンとそのフ
ァンを駆動するモータとを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井埋込型の空気調和機として
は、図7に示すようなものがある。この天井埋込型の空
気調和機は、天板61,背面側壁62,左側側壁63,右
側側壁64およびパネル65を有する本体ケース60を
備え、その本体ケース60内に、熱交換器81とドレン
パン82とファンモータアッセンブリ83とを備えてい
る。上記ファンモータアッセンブリ83は、ファン92
を出力軸に取り付けたモータ91とモータ受け金具93
からなる。上記ファンモータアッセンブリ83を左側側
壁63に設けられた点検口70から本体ケース60内に
水平方向に入れて、ファンモータアッセンブリ83のモ
ータ受け金具93の側縁部を天板61に固定された支持
レール94のガイド部に乗せて案内しながら、ファンモ
ータアッセンブリ83のファン92を天板61に固定さ
れたファンケーシング95内に挿入して、上記ファンモ
ータアッセンブリ83を本体ケース60内の所定の位置
に固定している。したがって、上記天井埋込型の空気調
和機は、本体ケース60を分解することなく、空気調和
機を天井に設置したまま、点検口70からファンモータ
アッセンブリ83を出し入れでき、モータ91を容易に
交換できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記天
井埋込型の空気調和機では、ファンモータアッセンブリ
83のファン92の軸が片持ち構造であるため、ファン
92の軸の剛性が弱く、また、ファンの軸の芯出しが困
難であるという欠点がある。また、メンテナンス時にモ
ータ91を交換する場合、蓋71を外して、点検口70
からファンモータアッセンブリ83を水平方向に引き出
さなければならないため、ファンモータアッセンブリ8
3を引き出す空間を本体ケース60の側方の天井に確保
しなければならないという欠点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、ファンの軸の
剛性が高くかつ芯出しが容易にでき、ファンの振動,騒
音を低減できる空気調和機を提供することにある。
【0005】また、この発明のもう一つの目的は、メン
テナンス時のモータ等の交換が容易にできる空気調和機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、水平部と垂直部の外縁部
に起立した補強用のフランジが設けられたL字形ベース
板と、上記L字形ベース板の上記水平部の上記垂直部が
延びる側に上記垂直部に対して所定の間隔をあけて固定
されたブラケットと、上記ブラケットに両端が支持され
たモータと、上記L字形ベース板の上記垂直部に軸の一
端が回転自在に支持され、軸の他端が上記モータの出力
軸に連結されたファンとを一体にしたファンモータアッ
センブリを備え、上記ファンモータアッセンブリの上記
L字形ベース板の上記垂直部に、本体ケースに設けられ
た切り起こしに水平方向に係脱可能な切り起こしを設
け、上記本体ケースの第1側壁のフランジに、上記L字
形ベース板の上記垂直部の端部が挿入できる切り欠きを
設け、上記L字形ベース板の上記垂直部の上記切り起こ
しを上記本体ケースの上記切り起こしに係合させた状態
で、上記本体ケースの上記第1側壁のフランジと上記L
字形ベース板の上記垂直部のフランジとを重ね合わせら
れ、かつ、上記本体ケースの上記第2側壁のフランジと
上記L字形ベース板の上記水平部のフランジとを重ね合
わせられることを特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機によれば、上記
L字形ベース板,ブラケット,モータおよびファンを一体
にしたので、ファンの軸が両端で支持されるので、ファ
ンの軸の剛性が高くかつ芯出しが容易にでき、ファンの
振動,騒音を低減できる。また、上記L字形ベース板,ブ
ラケット,モータおよびファンを1つのアッセンブリと
して取り扱いが容易にできる。また、上記ファンモータ
アッセンブリを天井埋込型の空気調和機に用いた場合、
メンテナンス時に、天井に取り付けられた本体ケースに
ファンモータアッセンブリを固定した例えばねじを緩め
て外しても、L字形ベース板の垂直部の切り起こしと本
体ケースの切り起こしとの係合箇所と、L字形ベース板
の垂直部のフランジと本体ケースの第1側壁のフランジ
とが重なり合った箇所と、L字形ベース板の水平部のフ
ランジと本体ケースの第2側壁のフランジとが重なり合
った箇所との3点でファンモータアッセンブリを支持す
るので落下しない。次に、上記ファンモータアッセンブ
リを本体ケースの第2側壁と反対の側に水平方向に移動
させて、L字形ベース板の垂直部の切り起こしと本体ケ
ースの切り起こしとの係合を外すと共に、L字形ベース
板の垂直部のフランジと本体ケースの第1側壁のフラン
ジとが重なり合わないようにし、L字形ベース板の水平
部のフランジと本体ケースの第2側壁のフランジとが重
なり合わないようにする。そして、上記L字形ベース板
の垂直部の端部が本体ケースの第1側壁のフランジに設
けられた切り欠きに沿って、本体ケース内からファンモ
ータアッセンブリを下側に引き出す。上記ファンモータ
アッセンブリを修理した後、逆の手順でファンモータア
ッセンブリを本体ケース内に下側から取り付ける。した
がって、メンテナンス時、本体ケース内からファンモー
タアッセンブリを下側に引き出したり下側から取り付け
たりすることによって、本体ケースの側方に脱着用の作
業空間を設けることなく、モータ等の交換が容易にで
き、作業性が向上する。
【0008】また、請求項2の空気調和機は、水平部と
垂直部の外縁部に起立した補強用のフランジが設けられ
たL字形ベース板と、上記L字形ベース板の上記水平部
の上記垂直部が延びる側に上記垂直部に対して所定の間
隔をあけて固定されたブラケットと、上記ブラケットに
両端が支持されたモータと、上記L字形ベース板の上記
垂直部に軸の一端が回転自在に支持され、軸の他端が上
記モータの出力軸に連結されたファンとを一体にしたフ
ァンモータアッセンブリを備え、上記ファンモータアッ
センブリの上記L字形ベース板の上記水平部に、本体ケ
ースに設けられた切り起こしに水平方向に係脱可能な切
り起こしを設け、上記本体ケースの第1側壁のフランジ
に、上記L字形ベース板の上記水平部の端部が挿入でき
る切り欠きを設け、上記L字形ベース板の上記水平部の
上記切り起こしを上記本体ケースの上記切り起こしに係
合させた状態で、上記本体ケースの上記第1側壁のフラ
ンジと上記L字形ベース板の上記水平部のフランジとを
重ね合わせられ、かつ、上記本体ケースの上記第2側壁
のフランジと上記L字形ベース板の上記垂直部のフラン
ジとを重ね合わせられることを特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和機によれば、上記
L字形ベース板,ブラケット,モータおよびファンを一体
にしたので、ファンの軸が両端で支持されるので、ファ
ンの軸の剛性が高くかつ芯出しが容易にでき、ファンの
振動,騒音を低減できる。また、上記L字形ベース板,ブ
ラケット,モータおよびファンを1つのアッセンブリと
して取り扱いが容易にできる。また、上記ファンモータ
アッセンブリを天井埋込型の空気調和機に用いた場合、
メンテナンス時に、天井に取り付けられた本体ケースに
ファンモータアッセンブリを固定した例えばねじを緩め
て外しても、L字形ベース板の水平部の切り起こしと本
体ケースの切り起こしとの係合箇所と、L字形ベース板
の水平部のフランジと本体ケースの第1側壁のフランジ
とが重なり合った箇所と、L字形ベース板の垂直部のフ
ランジと本体ケースの第2側壁のフランジとが重なり合
った箇所との3点でファンモータアッセンブリを支持す
るので落下しない。次に、上記ファンモータアッセンブ
リを本体ケースの第2側壁と反対の側に水平方向に移動
させて、L字形ベース板の水平部の切り起こしと本体ケ
ースの切り起こしとの係合を外すと共に、L字形ベース
板の水平部のフランジと本体ケースの第1側壁のフラン
ジとが重なり合わないようにし、L字形ベース板の垂直
部のフランジと本体ケースの第2側壁のフランジとが重
なり合わないようにする。そして、上記L字形ベース板
の水平部の端部が本体ケースの第1側壁のフランジに設
けられた切り欠きに沿って、本体ケース内からファンモ
ータアッセンブリを下側に引き出す。上記ファンモータ
アッセンブリを修理した後、逆の手順でファンモータア
ッセンブリを本体ケース内に下側から取り付ける。した
がって、メンテナンス時、本体ケース内からファンモー
タアッセンブリを下側に引き出したり下側から取り付け
たりすることによって、本体ケースの側方に脱着用の作
業空間を設けることなく、モータ等の交換が容易にで
き、作業性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機を図
示の実施の形態により詳細に説明する。
【0011】図1はこの発明の実施の一形態の天井埋込
型の空気調和機のファンモータアッセンブリ10を上方
から見た斜視図である。図1において、1は水平部11
と垂直部12とを有するL字形ベース板、2は上記L字
形ベース板の水平部11の上側に垂直部12に対して所
定の間隔をあけて固定されたブラケット、3は上記ブラ
ケット2により両端が支持されたモータ、4は上記L字
形ベース板1の垂直部12に設けられた軸受13により
軸の一端が回転自在に支持され、軸の他端が上記モータ
3の出力軸に連結されたシロッコファンである。上記シ
ロッコファン4は、L字形ベース板1の水平部11に固
定された略円筒形状のファンケーシング部5とそのファ
ンケーシング部5内に配置されたファン部6で構成され
ている。なお、上記L字形ベース板1の水平部11と垂
直部12の外端部には、起立した補強用のフランジ11
a,12aを夫々設けると共に、垂直部12にシロッコフ
ァン4側に突出する略矩形状の切り起こし14を設けて
いる。また、図1に示すファンモータアッセンブリ10
は、組立工程において、L字形ベース板1の水平部11
が水平で、垂直部12が垂直であるが、後述する天井に
取り付けられた本体ケースにファンモータアッセンブリ
10を取り付ける場合は、矢印Rの方向が上側となる。
【0012】図2は天井に取り付けられた天井取付型の
空気調和機を斜め下方から見た斜視図であり、ファンモ
ータアッセンブリ10を本体ケース20に取り付ける構
造を示している。
【0013】上記本体ケース20にファンモータアッセ
ンブリ10を取り付ける場合、上記本体ケース20の第
1側壁22に設けられた略正方形状の切り欠き32にフ
ァンモータアッセンブリ10のL字形ベース板1の垂直
部12の端部を挿入しながら、本体ケース20内にファ
ンモータアッセンブリ10を入れる。そして、矢印Aに
示すように、ファンモータアッセンブリ10を本体ケー
ス20の第2側壁23に向かって水平方向に移動させる
と、ファンモータアッセンブリ10のL字形ベース板1
の垂直部12の切り起こし14が本体ケース20の天板
21に設けられた開口部分の形状が略台形の切り起こし
31に係合する(図3参照)。また、その係合と同時に、
ファンモータアッセンブリ10のL字形ベース板1の垂
直部12のフランジ12aが本体ケース20の第1側壁
22のフランジ22aに重なり合う(図4参照)と共に、
ファンモータアッセンブリ10のL字形ベース板1の水
平部11のフランジ11aが本体ケース20の第2側壁
23のフランジ23aに重なり合う(図5参照)。したが
って、上記ファンモータアッセンブリ10は、図3,図
4および図5に示す3点で支持されて下方に落ちない。
【0014】そして、下方から作業者がファンモータア
ッセンブリ10を支えることなく、ファンモータアッセ
ンブリ10のL字形ベース板1の垂直部12のフランジ
12aを本体ケース20の第1側壁22のフランジ22a
に互いに重なり合う部分でねじ41により固定する。ま
た、上記ファンモータアッセンブリ10のL字形ベース
板1の水平部11のフランジ11aを本体ケース20の
第2側壁23のフランジ23aに互いに重なり合う部分
でねじ42により固定する。また、上記ファンモータア
ッセンブリ10のL字形ベース板1の垂直部12の切り
起こし14を本体ケース20の天板21の切り起こし3
1に互いに重なり合う部分でねじ43により固定する。
さらに、上記L字形ベース板1の水平部11の図示しな
い部分を本体ケース20にねじ44により固定する。
【0015】一方、上記本体ケース20からファンモー
タアッセンブリ10を取り外す場合、上記ねじ41〜4
4を緩めて外した後、図2の矢印Bに示すように、ファ
ンモータアッセンブリ10を水平方向に移動させて、フ
ァンモータアッセンブリ10のL字形ベース板1の垂直
部12の切り起こし14と本体ケース20の天板21に
設けられた切り起こし31との係合を外す。また、それ
と同時に、ファンモータアッセンブリ10のL字形ベー
ス板1の垂直部12のフランジ12aが本体ケース20
の第1側壁22のフランジ22aに重なり合わなくなる
と共に、ファンモータアッセンブリ10のL字形ベース
板1の水平部11のフランジ11aが本体ケース20の
第2側壁23のフランジ23aに重なり合わなくなる。
そして、上記ファンモータアッセンブリ10のL字形ベ
ース板1の垂直部12の端部を本体ケース20の側板2
2のフランジ22aの切り欠き32に沿うようにして、
ファンモータアッセンブリ10を下方に引き出す。
【0016】このように、上記ファンモータアッセンブ
リ10は、L字形ベース板1,ブラケット2,モータ3お
よびシロッコファン4を一体にしたので、シロッコファ
ン4の軸が両端で支持されるので、剛性が強く、かつシ
ロッコファン4の軸の芯出しが容易にでき、振動,騒音
を低減することができる。また、上記L字形ベース板
1,ブラケット2,モータ3およびシロッコファン4を1
つのアッセンブリとして取り扱いが容易にできる。
【0017】また、メンテナンス時、上記ファンモータ
アッセンブリ10を本体ケース20内から下側に引き出
したり下側から取り付けたりすることによって、本体ケ
ース20の側方に脱着用の作業空間を設けることなく、
モータ3等の交換が容易にでき、作業性が向上する。ま
た、上記L字形ベース板1の切り起こし14と本体ケー
ス20の切り起こし31,切り欠き32は、加工が容易
で、かつ別部材を用いないので、コストアップ無しにこ
のファンモータアッセンブリ10の取付構造を実現でき
る。
【0018】上記実施の形態では、ファンモータアッセ
ンブリ10にシロッコファン4を用いたが、クロスフロ
ーファン等でもよい。
【0019】また、上記実施の形態では、L字形ベース
板1の垂直部12の切り起こし14と本体ケース10の
天板21の切り起こし31とが係合したが、L字形ベー
ス板の垂直部の切り起こしと本体ケースの切り起こしの
形状と数はこれに限らないのは勿論である。
【0020】また、上記実施の形態では、上記ファンモ
ータアッセンブリ10のL字形ベース板1の垂直部12
に、本体ケース20に設けられた切り起こし31に水平
方向に係脱可能な切り起こし14を設け、本体ケース2
0の第1側壁22のフランジ22aに、L字形ベース板
1の垂直部12の端部が挿入できる切り欠き31を設け
たが、概略図6に示すように、ファンモータアッセンブ
リ110のL字形ベース板101の水平部111に、本
体ケース120に設けられた切り起こし(図示せず)に水
平方向に係脱可能な切り起こし114を設け、本体ケー
ス120の第1側壁122のフランジ122aに、L字
形ベース板101の水平部111の端部が挿入できる切
り欠き132を設けてもよい。この場合、上記L字形ベ
ース板101の水平部111の端部を本体ケース120
の第1側壁122のフランジ122aの切り欠き132
に挿入しながらファンモータアッセンブリ110を上記
本体ケース120内に入れて、ファンモータアッセンブ
リ110を本体ケース120の第1側壁122に直交す
る第2側壁123に向かって水平方向(図6の矢印に示
す)に移動させることによって、L字形ベース板101
の水平部111の切り起こし114を本体ケース120
の切り起こしに係合させると共に、本体ケース120の
第1側壁122のフランジ122aとL字形ベース板1
01の水平部111のフランジ111aとを重ね合わ
せ、本体ケース120の第2側壁123のフランジ12
3aとL字形ベース板101の垂直部112のフランジ
112aとを重ね合わせた後、ファンモータアッセンブ
リ110を本体ケース120にねじ止めする。なお、図
6では、ブラケット,モータおよびファンは省略してい
る。
【0021】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、水平部と垂直部の外縁部に起立した
補強用のフランジが設けられたL字形ベース板と、上記
L字形ベース板の上記水平部の上記垂直部が延びる側に
上記垂直部に対して所定の間隔をあけて固定されたブラ
ケットと、上記ブラケットに両端が支持されたモータ
と、上記L字形ベース板の上記垂直部に軸の一端が回転
自在に支持され、軸の他端が上記モータの出力軸に連結
されたファンとを一体にしたファンモータアッセンブリ
を備えたので、ファンの軸が両端で支持されて、ファン
の軸の剛性が強くかつ芯出しが容易にでき、ファンの振
動,騒音を低減することができると共に、1つのアッセ
ンブリとして取り扱いが容易にできる。また、上記ファ
ンモータアッセンブリを天井埋込型の空気調和機に用い
た場合、本体ケース内からファンモータアッセンブリを
下側に引き出すことができる。すなわち、天井に取り付
けられた本体ケースにファンモータアッセンブリを固定
した例えばねじを緩めて外し、ファンモータアッセンブ
リを本体ケースの第2側壁と反対の側に水平方向に移動
させて、L字形ベース板の垂直部の切り起こしと本体ケ
ースの切り起こしとの係合を外すと共に、L字形ベース
板の垂直部のフランジと本体ケースの第1側壁のフラン
ジとが重なり合わないようにし、L字形ベース板の水平
部のフランジと本体ケースの第2側壁のフランジとが重
なり合わないようにした後、L字形ベース板の垂直部の
端部が本体ケースの第1側壁のフランジに設けられた切
り欠きに沿うようにして、本体ケース内から下方にファ
ンモータアッセンブリを引き出すのである。また、この
逆の手順でファンモータアッセンブリを本体ケースに取
り付ける。したがって、メンテナンス時、本体ケース内
からファンモータアッセンブリを下側から脱着するか
ら、本体ケースの側方に脱着作業用の空間を設けること
なく、モータ等の交換が容易にでき、作業性を向上する
ことができる。
【0022】また、請求項2の発明の空気調和機は、水
平部と垂直部の外縁部に起立した補強用のフランジが設
けられたL字形ベース板と、上記L字形ベース板の上記
水平部の上記垂直部が延びる側に上記垂直部に対して所
定の間隔をあけて固定されたブラケットと、上記ブラケ
ットに両端が支持されたモータと、上記L字形ベース板
の上記垂直部に軸の一端が回転自在に支持され、軸の他
端が上記モータの出力軸に連結されたファンとを一体に
したファンモータアッセンブリを備えたので、ファンの
軸が両端で支持されて、ファンの軸の剛性が強くかつ芯
出しが容易にでき、ファンの振動,騒音を低減すること
ができると共に、1つのアッセンブリとして取り扱いが
容易にできる。また、上記ファンモータアッセンブリを
天井埋込型の空気調和機に用いた場合、本体ケース内か
らファンモータアッセンブリを下側に引き出すことがで
きる。すなわち、天井に取り付けられた本体ケースにフ
ァンモータアッセンブリを固定した例えばねじを緩めて
外し、ファンモータアッセンブリを本体ケースの第2側
壁と反対の側に水平方向に移動させて、L字形ベース板
の水平部の切り起こしと本体ケースの切り起こしとの係
合を外すと共に、L字形ベース板の水平部のフランジと
本体ケースの第1側壁のフランジとが重なり合わないよ
うにし、L字形ベース板の垂直部のフランジと本体ケー
スの第2側壁のフランジとが重なり合わないようにした
後、L字形ベース板の水平部の端部が本体ケースの第1
側壁のフランジに設けられた切り欠きに沿うようにし
て、本体ケース内から下方にファンモータアッセンブリ
を引き出すのである。また、この逆の手順でファンモー
タアッセンブリを本体ケースに取り付ける。したがっ
て、メンテナンス時、本体ケース内からファンモータア
ッセンブリを下側から脱着するから、本体ケースの側方
に脱着作業用の空間を設けることなく、モータ等の交換
が容易にでき、作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の天井埋込型
の空気調和機のファンモータアッセンブリの斜視図であ
る。
【図2】 図2は天井に取り付けられた上記空気調和機
のファンモータアッセンブリの取付構造を示す斜視図で
ある。
【図3】 図3は図2に示す部分IIIの拡大図である。
【図4】 図4は図2に示す部分IVの拡大図である。
【図5】 図5は図2に示す部分Vの拡大図である。
【図6】 図6はこの発明の実施の他の形態の天井埋込
型の空気調和機の概略図である。
【図7】 図7は従来の空気調和機の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…L字形ベース板、2…ブラケット、3…モータ、4
…シロッコファン、5…ファンケーシング部、6…ファ
ン部、10…ファンモータアッセンブリ、11…水平
部、12…垂直部、11a,12a,22a,23a…フラン
ジ、13…軸受、14,31…切り起こし、20…本体
ケース、21…天板、22…第1側壁、23…第2側
壁、32…切り欠き。
フロントページの続き (72)発明者 内田 光陽 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 岡 誠司 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (56)参考文献 実開 昭56−90616(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 321 F24F 1/00 401

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平部(11)と垂直部(12)の外縁部に
    起立した補強用のフランジ(11a,12a)が設けられた
    L字形ベース板(1)と、上記L字形ベース板(1)の上記
    水平部(11)の上記垂直部(12)が延びる側に上記垂直
    部(12)に対して所定の間隔をあけて固定されたブラケ
    ット(2)と、上記ブラケット(2)に両端が支持されたモ
    ータ(3)と、上記L字形ベース板(1)の上記垂直部(1
    2)に軸の一端が回転自在に支持され、軸の他端が上記
    モータ(3)の出力軸に連結されたファン(4)とを一体に
    したファンモータアッセンブリ(10)を備え、 上記ファンモータアッセンブリ(10)の上記L字形ベー
    ス板(1)の上記垂直部(12)に、本体ケース(20)に設
    けられた切り起こし(31)に水平方向に係脱可能な切り
    起こし(14)を設け、 上記本体ケース(20)の第1側壁(22)のフランジ(2
    2a)に、上記L字形ベース板(1)の上記垂直部(12)の
    端部が挿入できる切り欠き(31)を設け、 上記L字形ベース板(1)の上記垂直部(12)の上記切り
    起こし(14)を上記本体ケース(20)の上記切り起こし
    (31)に係合させた状態で、上記本体ケース(20)の上
    記第1側壁(22)のフランジ(22a)と上記L字形ベー
    ス板(1)の上記垂直部(12)のフランジ(12a)とを重
    ね合わせられ、かつ、上記本体ケース(20)の上記第2
    側壁(23)のフランジ(23a)と上記L字形ベース板
    (1)の上記水平部(11)のフランジ(11a)とを重ね合
    わせられることを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 水平部(11)と垂直部(12)の外縁部に
    起立した補強用のフランジ(11a,12a)が設けられた
    L字形ベース板(1)と、上記L字形ベース板(1)の上記
    水平部(11)の上記垂直部(12)が延びる側に上記垂直
    部(12)に対して所定の間隔をあけて固定されたブラケ
    ット(2)と、上記ブラケット(2)に両端が支持されたモ
    ータ(3)と、上記L字形ベース板(1)の上記垂直部(1
    2)に軸の一端が回転自在に支持され、軸の他端が上記
    モータ(3)の出力軸に連結されたファン(4)とを一体に
    したファンモータアッセンブリ(10)を備え、 上記ファンモータアッセンブリ(110)の上記L字形ベ
    ース板(101)の上記水平部(111)に、本体ケース
    (120)に設けられた切り起こしに水平方向に係脱可能
    な切り起こし(114)を設け、 上記本体ケース(120)の第1側壁(122)のフランジ
    (122a)に、上記L字形ベース板(101)の上記水平
    部(111)の端部が挿入できる切り欠き(132)を設
    け、 上記L字形ベース板(101)の上記水平部(111)の上
    記切り起こし(114)を上記本体ケース(120)の上記
    切り起こしに係合させた状態で、上記本体ケース(12
    0)の上記第1側壁(122)のフランジ(122a)と上記
    L字形ベース板(101)の上記水平部(111)のフラン
    ジ(111a)とを重ね合わせられ、かつ、上記本体ケー
    ス(120)の上記第2側壁(123)のフランジ(123
    a)と上記L字形ベース板(101)の上記垂直部(112)
    のフランジ(112a)とを重ね合わせられることを特徴
    とする空気調和機。
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