JP3067269U - オスコネクタ―及び医療用具 - Google Patents

オスコネクタ―及び医療用具

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JP3067269U
JP3067269U JP1999006889U JP688999U JP3067269U JP 3067269 U JP3067269 U JP 3067269U JP 1999006889 U JP1999006889 U JP 1999006889U JP 688999 U JP688999 U JP 688999U JP 3067269 U JP3067269 U JP 3067269U
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JP
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male connector
fitting
fitted
connector
female connector
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JP1999006889U
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道夫 安部
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Kawasumi Laboratories Inc
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Kawasumi Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メスコネクターとの嵌合による外れがなくなり
血液漏れ等のないオスコネクターを提供すること。 【解決手段】少なくとも接続部2のルアーテーパー部3
の先端にR部7を形成したオスコネクター1。前記ルア
ーテーパー部3はメスコネクターとの嵌合部8と被嵌合
部9よりなり、前記嵌合部8の先端から嵌合端部Eの方
向に長さ1mmから7mmの範囲内にR部7を形成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は例えば体外循環回路等の医療用具に装着されるオスコネクターの改良 に関する。本考案のオスコネクターは、オスコネクターを有する全ての医療用具 に適用される。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
体外循環回路等に装着されているオスコネクターはAVF等に装着されるメス コネクターと嵌合される。該オスコネクターの接続部にはルアーテーパー部が形 成されておりそのテーパー基準は6/100となっている。しかし前記オスコネ クターは射出成形で多数個取りの金型により、一度に多く成形できるので成形条 件等で多少のバラツキが生じる。また被嵌合のメスコネクターも前記と同様に多 数個取りの金型で成形され、やはり前記メスコネクターの被嵌合部も6/100 のルアーテーパー部が形成されている。 すでに販売されている体外循環回路及びAVFに装着されているオスコネクタ ー及びメスコネクターのルアーテーパーを測定したところ表1のように各社とも バラツキがあることがわかる。
【0003】
【表1】
【0004】 図4、図5はメスコネクターと従来のオスコネクターを嵌合した時の概略図で ある。 成形条件のバラツキ等によりメスコネクター6とオスコネクター31の嵌合に は隙間が生じる。具体的には図4でメスコネクター6の被嵌合内周面が接続部3 2の先端だけで嵌合され線接触となり嵌合強度が弱くなると共に、隙間34が生 じる。図5ではメスコネクター6の先端が接続部32の外周面として嵌合して線 接触となり前記と同様に嵌合強度が弱くなると共に隙間35が生じる。 本来メスコネクターとオスコネクターの嵌合は6/100のルアーテーパー部 により形成されているので、嵌合すればメスコネクターとオスコネクターの外周 面は面接触となり、接触面は密着され強く嵌合される。 前記のように線接触による嵌合ではオスコネクターの嵌合の際の押圧力により 線接触部のメスコネクターが広がり、長時間嵌合すると広がりに対する反発力が 生じオスコネクターが外れ血液漏れが生じてしまう。 他方接続部32の表面は鏡面仕上げになっており、前記メスコネクターとオス コネクターの成形条件等のバラツキにより嵌合で生じた隙間34(35)から血 液等の液体が嵌合接触部に浸透し、それが潤滑油の役割を果たして抜け易くなる ことがある。 そこで本考案者は以上の課題を解決する為に、鋭意検討を重ねた結果次の考案 に到達した。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
[1]本考案は、少なくとも接続部2のルアーテーパー部3の先端にR部7を形 成したオスコネクター1を提供する。 [2]本考案は、前記ルアーテーパー部3はメスコネクターとの嵌合部8と被嵌 合部9よりなり、前記嵌合部8の先端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから7 mmの範囲内にR部7を形成した前記[1]に記載のオスコネクター1を提供す る。 [3]本考案は、接続部12の外周表面に微細な溝13を形成するオスコネクタ ー11を提供する。 [4]本考案は、前記溝13は接続部12の外周に沿ってリング状に形成され且 つ前記溝13の深さ及び幅は5μmから50μmに形成した前記[3]に記載の オスコネクター11を提供する。 [5]本考案は、少なくとも接続部2のルアーテーパー部3の先端にR部7を形 成し、前記ルアーテーパー部3はメスコネクターの嵌合部8と被嵌合部9よりな り、前記嵌合部8の先端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから7mmの範囲内 にR部7を形成し、 前記接続部2の外周表面に微細な溝13を形成し、前記溝13は接続部2の外 周に沿ってリング状に形成され且つ前記溝13の深さ及び幅は5μmから50μ mに形成したオスコネクターを提供する。 [6]本考案は、前記[1]ないし[5]に記載のオスコネクターを装着した医 療用具を提供する。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は本考案のオスコネクター1の概略図である。 該オスコネクター1の接続部2はメスコネクター6との嵌合部8と被嵌合部9 からなり、前記接続部2のルアーテーパー部3の先端にR部7が形成されている 。該接続部2の他端部にチューブ接続部5が形成され、その間に突状の支持部4 が形成されている。 図2は本考案のオスコネクター1とメスコネクター6を嵌合した時の拡大図で ある。前記接続部2の嵌合部8ないし被嵌合部9にかけて6/100のルアーテ ーパー部3が形成され、嵌合部8にはR部7が形成されている。具体的にR部7 は嵌合部8の先端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから7mmの範囲に形成さ れ、緩やかな凸曲面を形成し好ましくは100Rから300R、より好ましくは 200Rで形成される。前記100Rとは半径100mmの円弧を表し、一般的 にnRの場合半径nmmの円弧を意味する。 嵌合部8にR部7及びルアーテーパー部3を形成することでメスコネクター6 の内周と前記嵌合部8の一部が面接触により嵌合されるので抵抗力が大きくなり 、嵌合する際の押圧による反発力が小さくなる。従って成形条件等で発生するバ ラツキに対応できる形状に形成されている。
【0007】 図3は本考案のその他の実施例のオスコネクター11の概略図である。 該オスコネクター11の接続部12の表面には微細な溝13が前記接続部12 の外周に沿ってリング状に形成されている。前記溝13の深さ及び幅は5μmか ら50μm、好ましくは20μmから40μmに形成される。 接続部12の表面にリング状の微細な溝13を形成することで、該溝13に血 液などの液体が入り嵌合したメスコネクターとオスコネクターの接触面(溝の凸 部)に液体が存在しないので摩擦力が大きくなり嵌合力が強固になる。
【0008】 前記オスコネクター1(11)は体外循環回路等の医療用具に装着されており 、前記オスコネクターはAVF等に装着したメスコネクターと嵌合し各種医療用 具同士を互いに繋ぐ役目を担っている。
【0009】 また本考案では前記図1のオスコネクター1の接続部2に前記図3のオスコネ クター11の溝13を形成することができる。 すなわち前記ルアーテーパー部3の先端にR部7を形成した接続部2の外周に 沿って、リング状に微細な溝13を形成する。 R部7は前記と同様に嵌合部8の先端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから 7mmの範囲で形成され且つ緩やかな凸曲面を形成し好ましくは100Rから3 00R、より好ましくは200Rで形成される。また溝13は前記図3のコネク ター11の接続部12と同様に深さ及び幅は5μmから50μmで好ましくは2 0から40μmに形成される。
【0010】
【考案の作用効果】
オスコネクター1(11)の嵌合部8にR部及びルアーテーパー部を形成し、 又は前記接続部2の表面に微細な溝13を形成することで、メスコネクターとの 嵌合による外れがなくなり血液漏れが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のオスコネクター1の概略図
【図2】メスコネクター6と本考案のオスコネクター1
の嵌合の拡大図
【図3】本考案のその他の実施例のオスコネクター11
の概略図
【図4】メスコネクター6と従来のオスコネクター31
の嵌合の拡大図
【図5】メスコネクター6と従来のオスコネクター31
のその他の嵌合の拡大図
【符号の説明】
1、11、31 オスコネクター 2、12、32 接続部 3、33 ルアーテーパー部 4 支持部 5 チューブ接着部 6 メスコネクター 7 R部 8 嵌合部 9 被嵌合部 13 溝 34、35 隙間 E 嵌合端部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも接続部2のルアーテーパー部3
    の先端にR部7を形成したことを特徴とするオスコネク
    ター1。
  2. 【請求項2】前記ルアーテーパー部3はメスコネクター
    との嵌合部8と被嵌合部9よりなり、前記嵌合部8の先
    端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから7mmの範囲
    内にR部7を形成したことを特徴とする前記請求項1に
    記載のオスコネクター1。
  3. 【請求項3】接続部12の外周表面に微細な溝13を形
    成することを特徴とするオスコネクター11。
  4. 【請求項4】前記溝13は接続部12の外周に沿ってリ
    ング状に形成され且つ前記溝13の深さ及び幅は5μm
    から50μmに形成したことを特徴とする前記請求項3
    に記載のオスコネクター11。
  5. 【請求項5】少なくとも接続部2のルアーテーパー部3
    の先端にR部7を形成し、前記ルアーテーパー部3はメ
    スコネクターの嵌合部8と被嵌合部9よりなり、前記嵌
    合部8の先端から嵌合端部Eの方向に長さ1mmから7
    mmの範囲内にR部7を形成し、 前記接続部2の外周表面に微細な溝13を形成し、前記
    溝13は接続部2の外周に沿ってリング状に形成され且
    つ前記溝13の深さ及び幅は5μmから50μmに形成
    したことを特徴とするオスコネクター。
  6. 【請求項6】前記請求項1ないし請求項5に記載のオス
    コネクターを装着した医療用具。
JP1999006889U 1999-09-08 1999-09-08 オスコネクタ―及び医療用具 Expired - Lifetime JP3067269U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148050A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Jms Co Ltd オス型コネクタ
WO2014162348A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 コネクタ、コネクタ接続体及びオスコネクタの取り付け方法

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