JP3066050B2 - 油圧作業回路 - Google Patents

油圧作業回路

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JP3066050B2
JP3066050B2 JP2231936A JP23193690A JP3066050B2 JP 3066050 B2 JP3066050 B2 JP 3066050B2 JP 2231936 A JP2231936 A JP 2231936A JP 23193690 A JP23193690 A JP 23193690A JP 3066050 B2 JP3066050 B2 JP 3066050B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建設機械等の油圧作業回路に係り、特にこ
のような回路における複合操作性の向上に関する。
〔従来の技術〕
油圧ショベル等の建設機械は、例えばバケット、ブー
ム、アーム等の操作用或いは走行用等の各種アクチュエ
ータを備え、そしてこれらのアクチュエータは、それぞ
れ方向切換弁を介して供給される油圧ポンプ(好ましく
は可変容量ポンプ)からの圧油によって駆動されるよう
に構成されている。ところで、このような油圧作業回路
において、個々のアクチュエータの必要圧油量の合計が
油圧ポンプの吐出容量を超過すると、各アクチュエータ
への油量の分配が良好に行われず、いわゆるアクチュエ
ータの複合操作性が低下されるが、このため、このよう
な問題点を解決するものとして、例えば特開昭60−1170
6号に開示されるような技術が知られている。
すなわち、第10図において、可変容量ポンプ100から
2つのアクチュエータ102,104への圧油の供給は、それ
ぞれの方向切換弁106,108を介して行われるが、ここで
ポンプ100と各方向切換弁106,108との間にはそれぞれ補
助弁110,112が設けられ、そしてこれら補助弁110,112に
対して、その一方の端部110a,112aの一部には、特に、
それぞれの方向切換弁のアクチュエータ供給油路内の圧
力が補助弁開方向に印加され、また地方の端部110b,112
bの一部には、特に、前記各アクチュエータ供給油路内
の圧力の中の最高圧力が補助弁閉方向に印加されるよう
に構成されている。したがって、このような回路によれ
ば、アクチュエータ102,104の同時操作時には、低負荷
側のアクチュエータに対する補助弁の開度が制限される
ので、アクチュエータの複合操作性が向上される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の従来技術においては、補助弁が
各々の切換弁とポンプとの間に配設されているので、ア
クチュエータの複合操作時には、ポンプから低圧側アク
チュエータへの供給ラインが方向切換弁の戻り開度に関
係なく前記補助弁により制限される。このため、このよ
うな補助弁を、例えば油圧ショベル等のようなメータア
ウト制御が必要なアクチュエータに適用した場合には、
アクチュエータの動きに対して圧油の供給が不足し、キ
ャビテーションが発生し、騒音上や構成機器の信頼性上
の問題が往々にして発生する。なおこの場合、前記キャ
ビテーションを防止すべく方向切換弁のメータアウト側
の最大開度を制限するようにすると、そのアクチュエー
タの単独操作時に速度が低下し、作業性上の問題が発生
する。
さらに、この種の油圧作業回路においては、例えば周
囲温度が降下して作動油の粘度が上昇した場合や或いは
ポンプがエンジンで駆動されこのエンジンの回転数が低
下した場合には、ポンプの吐出流量が減少するが、前述
の従来技術においては前記ポンプの吐出流量の減少、す
なわちポンプ流量特性の変動を調整することができない
ので、前述のようなポンプの駆動条件が変化した場合に
は、方向切換弁の操作量に対応するアクチュエータの駆
動速度が低下(変動)する等の不都合が避けられなかっ
た。
そこで、本発明の目的は、複数のアクチュエータを有
する油圧ショベル等の建設機械油圧作業回路において、
アクチュエータの同時操作時における複合操作性を向上
しかつキャビテーションの発生を防止できると共に、さ
らに必要に応じてポンプの流量特性を調整することがで
きる、比較的簡単な構成からなる油圧作業回路を提供す
ることにある。
なお、このような目的、すなわち複合操作性の向上、
キャビテーションの防止或いはポンプ流量特性の調整
は、例えば特開平2−66302号(特願昭63−215078号)
公報に開示されるような技術をもって達成され得ること
は可能である。しかしながら、このような技術において
は、各方向切換弁と可変容量ポンプの間にそれぞれ分流
補償弁を必要とすると共に、しかもこれら各分流補償弁
にはそれぞれ制御信号を印加することが必要であり、こ
のため、この種の油圧作業回路は、本質的に、装置全体
が極めて複雑となりかつ高価となる不利を免れないもの
であった。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために、請求項1の発明は、可
変容量ポンプと、この可変容量ポンプによって負荷され
る複数のアクチュエータと、タンクと、前記可変容量ポ
ンプならびに前記複数のそれぞれのアクチュエータの間
に設けられ前記可変容量ポンプの圧油をそれぞれのアク
チュエータへ供給すると共にこのアクチュエータからの
戻り油をタンクへ排出する複数の方向切換弁とから構成
される少なくとも1つの油圧作業回路からなり、前記油
圧作業回路は、それぞれの方向切換弁ならびにアクチュ
エータ間のアクチュエータライン上にこのライン内の圧
力を検出する検出手段と複数の方向切換弁を同時操作し
た状態でこれら検出された前記圧力の中の最高圧力を最
高信号圧力として選択する選択手段とを設けると共に、
それぞれの方向切換弁ならびにタンク間のタンクライン
上にはこのライン内の開度を調整する補助弁を設け、さ
らに前記補助弁はこれらが設けられるそれぞれの方向切
換弁のアクチュエータへの前記アクチュエータライン内
の圧力とバネ力とにより開方向に制御されると同時に前
記選択された最高信号圧力により閉方向に制御されるよ
う構成され、選択された最高信号圧力を可変容量ポンプ
の流量制御手段に印加するよう構成し、かつ前記油圧作
業回路は一対の回路からなり、一方の回路のポンプ吐出
ラインと他方の回路のポンプ吐出ライン又は特定の方向
切換弁の入力ポートとの間を合流弁を介して接続し、前
記合流弁は前記一対のいずれか一方の回路に含まれる方
向切換弁を操作した時には他方の回路のポンプ吐出油を
一方の回路のポンプ吐出ラインへ合流させ、両方の回路
に含まれるそれぞれの方向切換弁を同時に操作した時に
は前記合流を遮断するよう構成してなることを特徴とす
る。
請求項2の発明は、可変容量ポンプと、この可変容量
ポンプによって負荷される複数のアクチュエータと、タ
ンクと、前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞ
れのアクチュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプ
の圧油をそれぞれのアクチュエータへ供給すると共にこ
のアクチュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数
の方向切換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作
業回路からなり、前記油圧作業回路は、それぞれの方向
切換弁ならびにアクチュエータ間のアクチュエータライ
ン上にこのライン内の圧力を検出する検出手段と複数の
方向切換弁を同時操作した状態でこれら検出された前記
圧力の中の最高圧力を最高信号圧力として選択する選択
手段とを設けると共に、それぞれの方向切換弁ならびに
タンク間のタンクライン上にはこのライン内の開度を調
整する補助弁を設け、さらに前記補助弁はこれらが設け
られるそれぞれの方向切換弁のアクチュエータへの前記
アクチュエータライン内の圧力とバネ力とにより開方向
に制御されると同時に前記選択された最高信号圧力によ
り閉方向に制御されるよう構成され、ポンプ吐出ライン
からタンクラインへ連通するバイパスラインを設け、こ
のバイパスライン上に圧力発生手段と圧力補償付流量制
御弁と前記圧力補償付流量制御弁の通過流量を調整する
開閉弁とを設け、前記開閉弁の開度を方向切換弁の操作
信号により操作すると共に前記圧力発生手段の上流側圧
力を可変容量ポンプの流量制御手段に印加するよう構成
したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の油圧作業回路にお
いて、油圧作業回路が一対の回路からなり、一方の回路
のポンプ吐出ラインと他方の回路のポンプ吐出ライン又
は特定の方向切換弁の入力ポートとの間を合流弁を介し
て接続し、前記合流弁は前記一対のいずれか一方の回路
に含まれる方向切換弁を操作した時には他方の回路のポ
ンプ吐出油を一方の回路のポンプ吐出ラインへ合流さ
せ、両方の回路に含まれるそれぞれの方向切換弁を同時
に操作した時には前記合流を遮断するよう構成してな
る。
請求項4の発明は、請求項2記載の油圧作業回路にお
いて、油圧作業回路が一対の回路からなり、一方の回路
のポンプ吐出ラインと他方の回路のポンプ吐出ライン又
は特定の方向切換弁の入力ポートとの間を合流弁を介し
て接続し、前記合流弁は、一方又は他方の回路に含まれ
る方向切換弁を操作した時には他方又は一方の回路のポ
ンプ吐出油を一方又は他方の回路のポンプ吐出ラインへ
合流させると共にこれとは逆方向の流れを防止し、一方
又は他方の回路に含まれるそれぞれ特定の方向切換弁を
同時に操作した時には両回路の合流を防止するよう構成
し、さらに両ポンプの吐出ラインの間ならびに選択され
た最高信号圧力ラインの間をそれぞれ連通弁を介して接
続し、前記各連通弁は前記特定切換弁に含まれない他の
方向切換弁を同時に操作しかつそれ以外の方向切換弁が
同時に操作された時には前記ポンプ吐出ラインの間なら
びに最高信号圧力ラインの間を連通するよう構成してな
る。
請求項5の発明は、可変容量ポンプと、この可変容量
ポンプによって負荷される複数のアクチュエータと、タ
ンクと、前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞ
れのアクチュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプ
の圧油をそれぞれのアクチュエータへ供給すると共にこ
のアクチュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数
の方向切換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作
業回路からなり、前記油圧作業回路は、それぞれの方向
切換弁ならびにアクチュエータ間のアクチュエータライ
ン上にこのライン内の圧力を検出する検出手段と複数の
方向切換弁を同時操作した状態でこれら検出された前記
圧力の中の最高圧力を最高信号圧力として選択する選択
手段とを設けると共に、それぞれの方向切換弁ならびに
タンク間のタンクライン上にはこのライン内の開度を調
整する補助弁を設け、さらに前記補助弁はこれらが設け
られるそれぞれの方向切換弁のアクチュエータへの前記
アクチュエータライン内の圧力とバネ力とにより開方向
に制御されると同時に前記選択された最高信号圧力によ
り閉方向に制御されるよう構成され、ポンプ吐出ライン
からタンクラインへ連通するバイパスラインを設け、こ
のバイパスライン上に圧力発生手段と圧力補償付流量制
御弁とを設け、前記圧力補償付流量制御弁に選択された
最高信号圧力を印加すると共に前記圧力発生手段の上流
側圧力を可変容量ポンプの流量制御手段へ印加するよう
構成してなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の油圧作業回路にお
いて、油圧作業回路が一対の回路からなり、両回路のポ
ンプ吐出ラインの間ならびに選択された最高信号圧力ラ
インの間を連通弁を介して接続し、この連通弁を外部信
号により開閉するよう構成してなる。
請求項7の発明は、請求項5記載の油圧作業回路にお
いて、油圧作業回路が一対の回路からなり、一方の回路
のポンプ吐出ラインと他方の回路に含まれる特定の方向
切換弁の入口ポートとの間を合流弁を介して接続し、前
記合流弁は一方又は他方の回路に含まれる特定の方向切
換弁を他方又は一方のポンプ吐出油を一方又は他方の回
路へ合流させると共にこれとは逆方向の流れを防止し、
一方又は他方の回路に含まれるそれぞれ特定の方向切換
弁を同時に操作した時には両回路の合流を防止するよう
構成し、さらに両ポンプの吐出ラインの間ならびに選択
された最高信号圧力ラインの間をそれぞれ連通弁を介し
て接続し、前記各連通弁は前記特定切換弁に含まれない
他の方向切換弁を同時に操作しかつそれ以外の方向切換
弁が同時に操作された時には前記ポンプ吐出ラインの間
ならびに最高信号圧力ラインの間を連通するよう構成し
てなる。
請求項8の発明は、可変容量ポンプと、この可変容量
ポンプによって負荷される複数のアクチュエータと、タ
ンクと、前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞ
れのアクチュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプ
の圧油をそれぞれのアクチュエータへ供給すると共にこ
のアクチュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数
の方向切換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作
業回路からなり、前記油圧作業回路は、それぞれの方向
切換弁ならびにアクチュエータ間のアクチュエータライ
ン上にこのライン内の圧力を検出する検出手段と複数の
方向切換弁を同時操作した状態でこれら検出された前記
圧力の中の最高圧力を最高信号圧力として選択する選択
手段とを設けると共に、それぞれの方向切換弁ならびに
タンク間のタンクライン上にはこのライン内の開度を調
整する補助弁を設け、さらに前記補助弁はこれらが設け
られるそれぞれの方向切換弁のアクチュエータへの前記
アクチュエータライン内の圧力とバネ力とにより開方向
に制御されると同時に前記選択された最高信号圧力によ
り閉方向に制御されるよう構成され、ポンプ吐出ライン
からタンクラインへ連通するバイパスラインを設け、こ
のバイパスライン上に圧力補償付流量制御弁と圧力発生
手段とを設け、前記圧力補償付流量制御弁に選択された
最高信号圧力を印加しかつ前記圧力発生手段の上流側圧
力の可変容量ポンプの流量制御手段へ印加すると共に、
前記圧力補償付流量制御弁の設定差圧を外部信号により
調整する差圧調整手段を設けるよう構成してなることを
特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8記載の油圧作業回路にお
いて、差圧調整手段が圧力補償付流量制御弁の差圧設定
用バネ荷重を可変とするよう構成してなる。請求項10の
発明は、請求項8記載の油圧作業回路において、外部信
号が油圧作業回路中の作動油温度に対応する信号であ
る。請求項11の発明は、請求項8記載の油圧作業回路に
おいて、外部信号が可変容量ポンプの回転数に対応する
信号である。請求項12の発明は、請求項8記載の油圧作
業回路において、外部信号が可変容量ポンプと同じ原動
機によって駆動され前記原動機の速度に比例した出力流
量を有するパイロットポンプの吐出ラインに設けた圧力
発生手段の上流側圧力である。
〔作用〕
補助弁はアクチュエータからの戻り油タンクライン上
に設けられ、かつこの補助弁には、その開方向にそれぞ
れのアクチュエータへの供給圧力が印加されると同時
に、閉方向には各アクチュエータへの供給圧力の中から
選択された最高信号圧力が印加される。したがって、ア
クチュエータの同時操作時には、低負荷側アクチュエー
タのタンクラインの開度が制限され、回路内の圧力は高
負荷側アクチュエータを駆動するレベルの圧力まで上昇
する。したがって、アクチュエータの同時操作が可能と
なると共に、アクチュエータ内でのキャビテーションの
発生が防止される。また、このような構成においては、
方向切換弁のメータアウト側の油路を比較的大きく設定
することができるので、各アクチュエータの単独操作時
にも駆動速度を高速に設定することができる。
また、例えばポンプ吐出ラインからタンクラインへ連
通するバイパスラインを設け、このバイパスライン上に
圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記圧
力補償付流量制御弁に選択された最高信号圧力を印加し
かつ前記圧力発生手段の上流側圧力を可変容量ポンプの
吐出流量制御手段へ印加すると共に、前記圧力補償付流
量制御弁の設定差圧を外部信号により調整する差圧調整
手段を設けるよう構成すると、ポンプの流量特性を調整
することができるので、ポンプの駆動条件が変化した場
合でも、アクチュエータの駆動速度を方向切換弁の操作
量に比例した速度に正確かつ確実に合致させることがで
きる。
さらに、油圧作業回路が一対の回路から構成される場
合には、例えば、一方の回路のポンプ吐出ラインと他方
の回路のポンプ吐出ライン又は特定の方向切換弁の入力
ポートとの間を合流弁を介して接続し、そして、前記合
流弁は、前記一対のいずれか一方の回路に含まれる方向
切換弁を操作した時には他方の回路のポンプ吐出油を一
方の回路のポンプ吐出ラインへ合流させ、両方の回路に
含まれるそれぞれの方向切換弁を同時に操作した時には
前記合流を遮断するよう構成すると、両回路の合流性と
独立性とが兼ね達成されるので、作業性ならびに省エネ
ルギ性が向上され、有利である。
〔実施例〕
次に、本発明に係る油圧作業回路の実施例を添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、油圧作業回路10は、基本的には、可
変容量ポンプ12によって負荷される3つのアクチュエー
タ14−1,14−2,14−3と、タンク16と、可変容量ポンプ
12ならびにそれぞれのアクチュエータ14−1,14−2,14−
3との間に設けられる方向切換弁18−1,18−2,18−3と
から構成される。そして、可変容量ポンプ12からの吐出
圧油は、ポンプ吐出ライン20、各方向切換弁18−1,18−
2,18−3、各アクチュエータライン22−1,22−2,22−3
を介してそれぞれ各アクチュエータ14−1,14−2,14−3
へ供給され、一方これら各アクチュエータ14−1,14−2,
14−3からの戻り油は前記各アクチュエータライン22−
1,22−2,22−3、各方向切換弁18−1,18−2,18−3なら
びにタンクライン24を介してタンク16へ排出される。
しかるに、本発明の油圧作業回路10においては、それ
ぞれの方向切換弁18−1,18−2,18−3ならびにアクチュ
エータ14−1,14−2,14−3間のアクチュエータライン22
−1,22−2,22−3上に、このライン内の圧力すなわちア
クチュエータ供給圧力を検出する検出手段26−1,26−2,
26−3とおよびこの検出圧力の中の最高圧力を最高信号
圧力として選択する選択手段28,28とが設けられると共
に、それぞれの方向切換弁18−1,18−2,18−3ならびに
タンク16間の各タンクライン24,24,24にはこのライン内
の開度を調整する補助弁30−1,30−2,30−3が設けられ
る。そして、この補助弁30−1,30−2,30−3は、各単位
信号ライン32−1,32−2,32−3を介して印加されるそれ
ぞれの方向切換弁18−1,18−2,18−3のアクチュエータ
ライン22−1,22−2,22−3内の圧力とそれぞれのバネ34
−1,34−2,34−3の付勢力との合計圧力により開方向に
制御されると同時に最高信号圧力ライン36を介して印加
される最高信号圧力により閉方向に制御される。なお、
可変容量ポンプ12はロードセンシングタイプに構成さ
れ、その流量制御手段38には最高信号圧力ライン36を介
して最高信号圧力が印加されている。
このような構成において、先ず初めに、アクチュエー
タを単独操作すべく、例えば方向切換弁18−1を操作す
ると、可変容量ポンプ12からの吐出油は、前述したよう
に、ポンプ吐出ライン20、方向切換弁18−1、アクチュ
エータライン22−1を介してアクチュエータ14−1に供
給され、そしてこのアクチュエータ14−1からの戻り油
はアクチュエータライン22−1、方向切換弁18−1、補
助弁30−1、タンクライン24を介してタンク16へ排出さ
れ、これによりアクチュエータ14−1が駆動される。し
かるに、この場合は、補助弁30−1の両端部にそれぞれ
単位信号ライン32−1ならびに最高信号圧力ライン36を
介して印加されている圧力は、他の方向切換弁18−2,18
−3が操作されていないので、共にアクチュエータライ
ン22−1内の圧力すなわち同圧となり、したがって補助
弁30−1はバネ34−1の付勢力によって開位置に設定さ
れている。このように、単独操作時にはアクチュエータ
14−1は、方向切換弁18−1の操作開度によってのみ調
整される速度によって駆動される。
次に、この状態において、アクチュエータ14−2を同
時操作すべく方向切換弁18−2を操作すると、この時仮
にアクチュエータ14−2の負荷圧力がアクチュエータ14
−1の負荷圧力より大きいとすると、ポンプ吐出ライン
20を経て両方向切換弁18−1,18−2に供給されている可
変容量ポンプ12からの吐出油は、両方向切換弁18−1,18
−2の開度調整に係らず、負荷圧力の小さいアクチュエ
ータ14−1側へのみ流れようとする。しかるに、この
時、本発明の油圧作業回路10においては、次のように作
動する。すなわち、この状態において、一方の方向切換
弁18−1側においては、一旦アクチュエータ14−1側へ
すなわち弁18−1内に圧油が流れようとすると、この流
れによって弁18−1内に差圧が発生され、このため圧力
検出手段26−1で検出される圧力はポンプ吐出ライン20
の圧力より低下する。一方、他方の方向切換弁18−2側
においては、弁18−2内には圧油は流れていないが、弁
18−2は開口されてポンプ吐出ライン20とアクチュエー
タライン22−2との間は連通されているので、圧力検出
手段26−2で検出される圧力はポンプ吐出ライン20の圧
力と同圧となる。したがって、一方の補助弁30−1は、
その一端部に単位信号ライン32−1を介して低圧(アク
チュエータライン22−1内の圧力)の信号圧力を開方向
に印加され、他端部には最高信号圧力ライン36を介して
高圧(ポンプ吐出ライン20内の圧力)の信号圧力を閉方
向に印加されるので、バネ34−1の付勢力に抗して開度
を制御される。一方、他方の補助弁30−2は、その両端
部に両信号ライン32−2,36を介して同圧(ポンプ吐出ラ
イン20内の圧力)の信号圧力を印加されるので、バネ34
−2の付勢力により開位置に保持される。このため、ア
クチュエータ14−1からの戻り油は補助弁30−1により
絞られ、結果的には、アクチュエータ14−1の駆動圧す
なわち低負荷側アクチュエータへの供給圧が上昇し、可
変容量ポンプ12の圧力が上昇し、ついには、その圧力
が、高負荷側アクチュエータ14−2を駆動し得る圧力ま
で上昇される。
このように、本発明の油圧作業回路によれば、低負荷
側アクチュエータの戻り油ライン(タンクライン)は制
限され、これにより、ポンプ吐出ラインの圧力が高負荷
側アクチュエータを駆動し得るレベルまで昇圧されるの
で、いかなる負荷のアクチュエータでも同時操作が可能
となると共に、しかもアクチュエータ内でキャビテーシ
ョンを発生することがない。さらに、方向切換弁のメー
タアウト側油路を比較的大きく設定できるので、単独操
作時におけるアクチュエータ速度を高速に設定すること
ができる。すなわち、アクチュエータの複合操作性なら
びに作業性を共に向上することができる。
次に、第2図に、本発明に係る油圧作業回路を一対の
回路から構成した実施例を示す。すなわち、第2図にお
いて、油圧作業回路は2つの回路10a,10bから構成さ
れ、これらの間に合流弁40が設けられている。なお、図
中、第1図と同一の構成部分に対しては同一の参照符号
を付すると共に添字1,2,3,…もしくはa,bを付加して区
別してある。また、本実施例においては、可変容量ポン
プ12a,12bはネガティブコントロールタイプに構成さ
れ、その吐出流量制御手段38a,38bは、後述する圧力発
生手段44a,44bの上流側信号圧力を印加される。また、
アクチュエータ14−1,14−2,14−3,14−4,14−5,14−6
はそれぞれバケット、ブーム、左走行、右走行、スウィ
ング、アーム用のアクチュエータを示すものとする。
先ず初めに、圧力発生手段44a,44bについて説明する
と、ポンプ吐出ライン20a,20bからタンクライン24へは
バイパスライン42a,42b,42が設けられており、そしてこ
のバイパスライン42a,42b上には、前述の圧力発生手段4
4a,44bとならびに圧力補償付流量制御弁46a,46bおよび
この制御弁46a,46bの通過流量を調整する開閉弁48a,48b
とが設けられており、そして開閉弁48a,48bは方向切換
弁18−1,18−2,18−3,18−6の操作信号によりその開度
を調整されるよう構成されている。なお、可変容量ポン
プ12a,12bの吐出流量制御手段38a,38bには、前述したよ
うに、圧力発生手段44a,44bの上流側信号圧力がそれぞ
れ信号ライン50a,50bを介して印加される。ところで、
このような構成によれば、バイパスライン42a,42bを通
過する流量すなわち圧力発生手段44a,44bを通過する流
量は、ポンプ吐出ライン20a,20bの負荷圧に関係なく、
開閉弁48a,48bの開度によってのみ定まり、したがって
圧力発生手段44a,44bの上流側圧力も同様に開閉弁48a,4
8bの開度によってのみ定まる。すなわち、可変容量ポン
プ12a,12bからの吐出圧油のアクチュエータ14−1,14−
2,14−3,14−6への流量は、アクチュエータ負荷圧に関
係なく、開閉弁48a,48bの開度に反比例した流量つまり
方向切換弁18−1,18−2,18−3,18−6の開度に比例した
流量に制御される。しかも、前記制御は、方向切換弁18
−1,18−2,18−3,18−6の単独或いは複合操作に関係な
く達成される。
次に、合流弁40について説明する。本発明の合流弁40
は、一方の回路10aのポンプ吐出ライン20aと他方の回路
10bの特定の方向切換弁、この場合アーム用アクチュエ
ータ14−6に対する方向切換弁18−6の入力ポート52−
6との間を接続する接続ライン54上に設けられている。
そして、このような構成において、前記合流弁40は、回
路10b内の方向切換弁18−6を操作した場合には、弁体
が図において左行されるので、回路10a内の可変容量ポ
ンプ12a内の吐出圧油をポンプ吐出ライン20a、接続ライ
ン54を介して入力ポート52−6の方向へのみ、すなわ
ち、回路10b側へのみ合流させる。なお、この場合、開
閉弁48a,48bには共に方向切換弁18−6の操作信号が印
加されている。一方、回路10a内の方向切換弁例えば18
−2を操作した場合には、方向切換弁18−2の操作信号
は合流弁40、開閉弁48a,48bにそれぞれ印加され、合流
弁40が図において右行されると同時に開閉弁48a,48bは
それぞれ閉方向へ制御される。この結果、回路10b内の
可変容量ポンプ12bの吐出圧油が回路10a側へ合流され
る。また、両回路10a,10b内にそれぞれ含まれる方向切
換弁例えば18−2と18−6を同時に操作した場合には、
合流弁40の両端にはそれぞれの方向切換弁18−2,18−6
の操作信号が同時に印加されるので、合流弁40は中立位
置に保持され、この結果、各回路10a,10bはぞれぞれ独
立して作動される。したがって、両アクチュエータ14−
2,14−6の負荷圧に大きな差異がある場合でも、両可変
容量ポンプ12a,12bはそれぞれ独立した負荷圧で駆動さ
れるので、エネルギロスが発生しない。因みに、従来の
この種の装置においては、負荷圧が非常に異なる2つの
アクチュエータを1つのポンプで駆動しなければならな
い場合が発生するので、省エネルギ上の問題が発生する
と共に、原動機の出力上の関係でアクチュエータの駆動
速度が低下される等の問題が発生していた。本発明によ
れば、前述のことから明らかなようにこれらの問題がす
べて解決される。
最後に、本実施例にさらに付属している連通弁56,58
について説明すると、連通弁56は、両回路10a,10bのポ
ンプ吐出ライン20a,20bの間を接続する接続ライン60,54
上に設けられ、一方連通弁58は、両最高信号圧力ライン
36a,36bの間を接続する信号ライン62上に設けられてお
り、そしてこれらの連通弁56,58は、例えば方向切換弁1
8−3および18−4とさらに別の方向切換弁例えば18−
5が同時操作された場合には、ブロック状態から連通状
態に切り替えられるように構成されている。したがっ
て、上記のような構成においては、両方向切換弁18−3,
18−4の操作量を等しくすれば、左、右走行アクチュエ
ータ14−3,14−4が同速となるので、例えば油圧ショベ
ルを直進させながらアクチュエータ14−4のスウィング
操作を行うことができる。
このように、本実施例によれば、2つの回路からなる
油圧作業回路において、前記両回路に含まれるアクチュ
エータを、それらの間の負荷圧の差異に関係なく、それ
ぞれの方向切換弁の操作量に比例した速度で確実に駆動
することができる。しかも、前記操作は単独操作時にお
いても複合操作時においても同様に達成される。さら
に、両回路は合流性と独立性とを兼ね備えるので、優れ
た省エネ性と作業性とが達成される。
第3図に、第2図に示す実施例における開閉弁48a,48
bを共通の開閉弁64に構成した変更例を示す。このよう
に構成すると、油圧作業回路全体の構成が簡素化される
ので、コスト上ならびに設備上の利点が得られる。な
お、本実施例の作動は、第2図に示す実施例の作動から
基本的に理解されるところであるので、省略する。
次に、第4図に、本発明に係る油圧作業回路の別の実
施例を示す。本実施例は、第3図に示す単位油圧作業回
路、例えば10a(但し以後、各参照符号の添字aは全て
省略する)において、圧力補償流量調整弁46に対してそ
の設定差圧を調整する差圧調整手段を設けるよう構成し
たものである。すなわち、圧力補償流量制御弁46の負荷
用バネ66にはその荷重を調整するピストン68からなる差
圧調整手段が設けられ、そしてこのピストン68は、可変
容量ポンプ12の吐出圧を、温度センサ70、変換増幅器7
2、比例制御弁74および信号ライン76を介して印加され
る外部信号Sにより作動されるよう構成されている。な
おこの場合、可変容量ポンプ12の吐出流量制御方式は、
その吐出流量制御手段38に印加される圧力発生手段44の
上流側ライン42′内の圧力Ppとポンプ吐出流量Qとの間
の関係が、第5図に示すように、圧力Ppの上昇に伴って
流量Qが低下する、いわゆるネガテイブコントロール方
式に構成し、一方圧力発生手段44の特性は、第6図に示
すように、バイパスライン42,42′内の通過流量qが前
記圧力(すなわち圧力発生手段44によって発生される圧
力)Ppの上昇に比例して増大するよう構成する。
このような構成においては、まず方向切換弁18−1,18
−2,18−3が全て中立位置にある際には、信号ライン62
は低圧となっており、一方、ポンプ12の吐出油はバイパ
スライン42上に設けた圧力補償付制御弁46の信号ライン
78に作用し、これがバネ66の力に抗して前記制御弁46を
開口させ、圧油がライン42′へ流出するが、この時ライ
ン42′内の圧力Ppは圧力発生手段44の前述の特性により
上昇するので、ポンプ12の吐出流量Qは最少に制御保持
されている。次に、方向切換弁例えば18−3を左方へ操
作し、ポンプ吐出油を絞り80を介してアクチュエータ14
−3へ供給すると、ポンプ吐出ライン20の圧力はアクチ
ュエータ14−3の供給ライン22−3へも接続され、これ
が信号ライン62を経て圧力補償流量制御弁46に作用す
る。ここで、バネ66の力+外部信号Sの油圧力>信号ラ
イン62の油圧力であれば、制御弁46はバイパス開度が閉
となる方向へ移動するので、ライン42′へ流出するバイ
パス油量が減少し、前述のネガテイブコントロール方式
のポンプ特性によりポンプ吐出流量Qが増加し、アクチ
ュエータ14−3へ流れる油量も増加するが、すると絞り
80で圧損が増加し、最終的には制御弁46の開度は、バネ
66の力+外部信号Sの油圧力=信号ライン62の油圧力と
なる状態でバランスし、ポンブ吐出流量Qもこれに見合
った流量でバランスする。
このように、本実施例の油圧作業回路においては、方
向切換弁の或る操作量つまり一定の開度に対しては、バ
ネ66の荷重が、常に、バネ66の力=信号ライン62の油圧
力−外部信号Sの油圧力となるよう調整される。すなわ
ち、温度センサ70で測定される温度が例えば低下し、作
動油の粘度が上昇して油圧回路内の圧損が上昇し、この
ためポンプ吐出流量が減少(ポンプ流流特性が変動)す
ると、前記減少(変動)が補償的に解消される。したが
って、アクチュエータは方向切換弁の操作量に対応した
速度で常に駆動される。
第7図は、第4図に示す差圧調整手段において、その
外部信号を、作動油温度に対応する信号から可変容量ポ
ンプの回転数に対応する信号に変更したものである。す
なわち第7図において、差圧調整手段を構成するピスト
ン68(図示せず)に対する外部信号Sは、可変容量ポン
プ12と同じエンジン82によって駆動されるパイロットポ
ンプ84の吐出圧を、回転数センサ86、変換増幅器72、比
例制御弁74および信号ライン76を介して印加するよう構
成されている。このような構成によれば、ポンプ回転数
に対応してポンプ流量特性が調整されるので、すなわち
例えばポンプ回転数が低下するとより大きいポンプ吐出
流量が得られるので、アクチュエータは方向切換弁に対
応した速度で常に駆動される。なお、外部信号Sを、第
4図に示す作動油温度に対する信号と第7図に示すポン
プ回転数に対応する信号との両方で構成すると、ポンプ
流量特性を、作動油温度とポンプ回転数の両方に対応し
て調整することができる。
第8図は、第7図に示す差圧調整手段の外部信号、す
なわちポンプ回転数に対応する外部信号の別の実施例で
ある。すなわち本実施例の外部信号Sは、第8図におい
て、可変容量ポンプ12と同じエンジン82によって駆動さ
れるパイロットポンプ84の吐出ラインに設けた圧力発生
装置88の上流側圧力を信号ライン76を介して導くよう構
成されており、そして、この場合、パイロットポンプ84
は、第9図に示すように、その出力流量(第9図におい
てはポンプ吐出圧力Piで示されている)が原動機82の回
転数nに比例するよう構成される。本実施例において
も、第7図に示す実施例の場合と同様に、ポンプ回転数
に対応してポンプ流量特性が調整される。すなわち例え
ば、原動機回転数nが上昇すると、これに対応してパイ
ロットポンプ吐出圧力Piが上昇し、次いで、外部信号S
圧力も上昇する。したがって、方向切換弁の同一操作量
に対してはより大きな差圧で可変容量ポンプ12の吐出流
量がバランスすることになり、したがって、エンジン回
転数nが低い状態と比較し、各回転数に対応したより多
くのポンプ吐出流量を得ることができる。
なおここで、第4図乃至第9図に係るポンプ流量特性
の調整手段は、前述したように、単に、ポンプ吐出ライ
ンからタンクラインへのバイパスライン上に圧力補償付
流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前記圧力発生手段
の上流側圧力をポンプ吐出流量制御手段に印加すると共
に前記圧力補償付流量制御弁の設定差圧を外部信号によ
り調整するよう構成するのみで達成されるので、その構
造を極めて簡単に構成することができる。
以上、本発明を好適な実施例について説明したが、本
発明はこれら実施例に限定されることなく、その精神を
逸脱しない範囲内において多くの設計変更がなされ得る
ことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る油圧作業回路は、
それぞれの方向切換弁内においてアクチュエータ内の供
給圧力を検出すると共にこれら供給圧力の中の最高圧力
を最高信号圧力として選択し、前記供給圧力と最高信号
圧力とを、それぞれの方向切換弁の戻り油タンクライン
上に設けた補助弁に対してその開方向と閉方向にそれぞ
れ印加するよう構成したので、アクチュエータの複合操
作時においては、低負荷側アクチュエータの戻り油が制
限され、この結果、ポンプ吐出ラインの圧力が高負荷側
アクチュエータの駆動レベル圧力まで昇圧される。した
がって、いかなる負荷のアクチュエータでも同時操作が
可能となると同時にアクチュエータ内でのキャビテーシ
ョンの発生が防止される。しかも、方向切換弁のメータ
アウト側の油路を比較的大きく設定することができるの
で、単独操作時のアクチュエータ速度を高速に設定する
ことができる。
さらに、本発明に係る油圧作業回路を一対に構成した
複合油圧作業回路において、一方の回路のポンプ吐出ラ
インと他方の回路のポンプ吐出ライン又は特定の方向切
換弁の入力ポートとの間を合流弁を介して接続し、前記
合流弁は前記一対のいずれか一方の回路に含まれる方向
切換弁を操作した時には他方の回路のポンプ吐出油を一
方の回路のポンプ吐出ラインへ合流させ、両方の回路に
含まれるそれぞれの方向切換弁を同時に操作した時には
前記合流を遮断するよう構成すると、前記両回路に含ま
れるアクチュエータを、それらの間の負荷圧の差異に関
係なく、それぞれの方向切換弁の操作量に比例した速度
で確実に駆動することができる。しかも、前記操作は単
独操作時においても複合操作時においても同様に達成さ
れる。さらに、前記両回路は合流性と独立性とを兼ね備
えるので、優れた省エネ性と作業性とが達成される利点
がある。
また、本発明に係る油圧作業回路において、ポンプ吐
出ラインからタンクラインへ連通するバイパスラインを
設け、このバイパスライン上に圧力補償付流量制御弁と
圧力発生手段とを設け、前記圧力補償付流量制御弁に選
択された最高信号圧力を印加しかつ前記圧力発生手段の
上流側圧力を可変容量ポンプの吐出流量調整手段へ印加
すると共に、前記圧力補償付流量制御弁の設定差圧を外
部信号により調整する差圧調整手段を設けるよう構成す
ると、ポンプの流量特性を変更調整することができるの
で、例えば作動油の温度低下による粘度上昇や原動機の
速度低下によるポンプ回転数低下等に基づくポンプ駆動
条件の変動に対しても、アクチュエータの駆動速度を方
向切換弁の操作量に比例した速度に正確かつ確実に合致
させることができる。しかも、本発明に係る前記ポンプ
流量特性の調整手段は、単に、圧力補償付流量制御弁と
圧力発生手段とおよび外部信号とからだけで実質的に構
成されるので、その構造が極めて簡単に達成される利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧作業回路の一実施例を示す油
圧回路図、第2図は本発明に係る油圧作業回路を一対に
構成した複合油圧作業回路の一実施例を示す油圧回路
図、第3図は第2図の油圧作業回路の変更実施例を示す
油圧回路図、第4図は本発明に係る油圧作業回路の別の
実施例を示す油圧回路図、第5図は第4図に示す油圧作
業回路の可変容量ポンプの吐出流量Q−吐出流量制御圧
力Pp線図、第6図は第4図に示す油圧作業回路の圧力発
生手段の発生圧力(可変容量ポンプの吐出流量制御圧
力)Pp−通過流量q線図、第7図は第4図に示す油圧作
業回路の外部信号の別の実施例を示す系統図、第8図は
第4図に示す油圧作業回路の外部信号のさらに別の実施
例を示す系統図、第9図は第8図に示す外部信号の発生
用パイロットポンプの吐出圧力Pi−回転数n線図、第10
図は従来の油圧作業回路を示す油圧回路図である。 10,10a,10b……油圧作業回路 12,12a,12b……可変容量ポンプ 14−1〜14−6……アクチュエータ 16……タンク 18−1〜18−6……方向切換弁 20,20a,20b……ポンプ吐出ライン 22−1〜22−3……アクチュエータライン 24……タンクライン 26−1〜26−3……圧力検出手段 28……最高圧力検出手段 30−1〜30−6……補助弁 32−1〜32−3……単位信号ライン 34−1〜34−3……バネ 36,36a,36b……最高信号圧力ライン 38,38a,38b……吐出流量制御手段 40……合流弁 42,42a,42b……バイパスライン 44,44a,44b……圧力発生手段 46,46a,46b……圧力補償付流量制御弁 48a,48b……開閉弁 50,50a,50b……信号ライン 52−1〜52−6……入力ポート 54……接続ライン 56,58……連通弁 60……接続ライン 62……信号ライン 64……開閉弁 66……バネ 68……ピストン(差圧調整手段) 70……温度センサ 72……変換増幅器 74……比例制御弁 76……信号ライン 78……信号ライン 80……絞り 82……エンジン 84……パイロットポンプ 86……回転数センサ 88……圧力発生手段

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容量ポンプと、この可変容量ポンプに
    よって負荷される複数のアクチュエータと、タンクと、
    前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞれのアク
    チュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプの圧油を
    それぞれのアクチュエータへ供給すると共にこのアクチ
    ュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数の方向切
    換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作業回路か
    らなり、 前記油圧作業回路は、それぞれの方向切換弁ならびにア
    クチュエータ間のアクチュエータライン上にこのライン
    内の圧力を検出する検出手段と複数の方向切換弁を同時
    操作した状態でこれら検出された前記圧力の中の最高圧
    力を最高信号圧力として選択する選択手段とを設けると
    共に、それぞれの方向切換弁ならびにタンク間のタンク
    ライン上にはこのライン内の開度を調整する補助弁を設
    け、さらに前記補助弁はこれらが設けられるそれぞれの
    方向切換弁のアクチュエータへの前記アクチュエータラ
    イン内の圧力とバネ力とにより開方向に制御されると同
    時に前記選択された最高信号圧力により閉方向に制御さ
    れるよう構成され、選択された最高信号圧力を可変容量
    ポンプの流量制御手段に印加するよう構成し、かつ前記
    油圧作業回路は一対の回路からなり、一方の回路のポン
    プ吐出ラインと他方の回路のポンプ吐出ライン又は特定
    の方向切換弁の入力ポートとの間を合流弁を介して接続
    し、前記合流弁は前記一対のいずれか一方の回路に含ま
    れる方向切換弁を操作した時には他方の回路のポンプ吐
    出油を一方の回路のポンプ吐出ラインへ合流させ、両方
    の回路に含まれるそれぞれの方向切換弁を同時に操作し
    た時には前記合流を遮断するよう構成してなることを特
    徴とする油圧作業回路。
  2. 【請求項2】可変容量ポンプと、この可変容量ポンプに
    よって負荷される複数のアクチュエータと、タンクと、
    前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞれのアク
    チュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプの圧油を
    それぞれのアクチュエータへ供給すると共にこのアクチ
    ュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数の方向切
    換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作業回路か
    らなり、 前記油圧作業回路は、それぞれの方向切換弁ならびにア
    クチュエータ間のアクチュエータライン上にこのライン
    内の圧力を検出する検出手段と複数の方向切換弁を同時
    操作した状態でこれら検出された前記圧力の中の最高圧
    力を最高信号圧力として選択する選択手段とを設けると
    共に、それぞれの方向切換弁ならびにタンク間のタンク
    ライン上にはこのライン内の開度を調整する補助弁を設
    け、さらに前記補助弁はこれらが設けられるそれぞれの
    方向切換弁のアクチュエータへの前記アクチュエータラ
    イン内の圧力とバネ力とにより開方向に制御されると同
    時に前記選択された最高信号圧力により閉方向に制御さ
    れるよう構成され、ポンプ吐出ラインからタンクライン
    へ連通するバイパスラインを設け、このバイパスライン
    上に圧力発生手段と圧力補償付流量制御弁と前記圧力補
    償付流量制御弁の通過流量を調整する開閉弁とを設け、
    前記開閉弁の開度を方向切換弁の操作信号により操作す
    ると共に前記圧力発生手段の上流側圧力を可変容量ポン
    プの流量制御手段に印加するよう構成したことを特徴と
    する油圧作業回路。
  3. 【請求項3】油圧作業回路は一対の回路からなり、一方
    の回路のポンプ吐出ラインと他方の回路のポンプ吐出ラ
    イン又は特定の方向切換弁の入力ポートとの間を合流弁
    を介して接続し、前記合流弁は前記一対のいずれか一方
    の回路に含まれる方向切換弁を操作した時には他方の回
    路のポンプ吐出油を一方の回路のポンプ吐出ラインへ合
    流させ、両方の回路に含まれるそれぞれの方向切換弁を
    同時に操作した時には前記合流を遮断するよう構成して
    なる請求項2記載の油圧作業回路。
  4. 【請求項4】油圧作業回路は一対の回路からなり、一方
    の回路のポンプ吐出ラインと他方の回路のポンプ吐出ラ
    イン又は特定の方向切換弁の入力ポートとの間を合流弁
    を介して接続し、前記合流弁は、一方又は他方の回路に
    含まれる方向切換弁を操作した時には他方又は一方の回
    路のポンプ吐出油を一方又は他方の回路のポンプ吐出ラ
    インへ合流させると共にこれとは逆方向の流れを防止
    し、一方又は他方の回路に含まれるそれぞれ特定の方向
    切換弁を同時に操作した時には両回路の合流を防止する
    よう構成し、さらに両ポンプの吐出ラインの間ならびに
    選択された最高信号圧力ラインの間をそれぞれ連通弁を
    介して接続し、前記各連通弁は前記特定切換弁に含まれ
    ない他の方向切換弁を同時に操作しかつそれ以外の方向
    切換弁が同時に操作された時には前記ポンプ吐出ライン
    の間ならびに最高信号圧力ラインの間を連通するよう構
    成してなる請求項2記載の油圧作業回路。
  5. 【請求項5】可変容量ポンプと、この可変容量ポンプに
    よって負荷される複数のアクチュエータと、タンクと、
    前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞれのアク
    チュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプの圧油を
    それぞれのアクチュエータへ供給すると共にこのアクチ
    ュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数の方向切
    換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作業回路か
    らなり、 前記油圧作業回路は、それぞれの方向切換弁ならびにア
    クチュエータ間のアクチュエータライン上にこのライン
    内の圧力を検出する検出手段と複数の方向切換弁を同時
    操作した状態でこれら検出された前記圧力の中の最高圧
    力を最高信号圧力として選択する選択手段とを設けると
    共に、それぞれの方向切換弁ならびにタンク間のタンク
    ライン上にはこのライン内の開度を調整する補助弁を設
    け、さらに前記補助弁はこれらが設けられるそれぞれの
    方向切換弁のアクチュエータへの前記アクチュエータラ
    イン内の圧力とバネ力とにより開方向に制御されると同
    時に前記選択された最高信号圧力により閉方向に制御さ
    れるよう構成され、ポンプ吐出ラインからタンクライン
    へ連通するバイパスラインを設け、このバイパスライン
    上に圧力発生手段と圧力補償付流量制御弁とを設け、前
    記圧力補償付流量制御弁に選択された最高信号圧力を印
    加すると共に前記圧力発生手段の上流側圧力を可変容量
    ポンプの流量制御手段へ印加するよう構成してなること
    を特徴とする油圧作業回路。
  6. 【請求項6】油圧作業回路は一対の回路からなり、両回
    路のポンプ吐出ラインの間ならびに選択された最高信号
    圧力ラインの間を連通弁を介して接続し、この連通弁を
    外部信号により開閉するよう構成してなる請求項5記載
    の油圧作業回路。
  7. 【請求項7】油圧作業回路は一対の回路からなり、一方
    の回路のポンプ吐出ラインと他方の回路に含まれる特定
    の方向切換弁の入口ポートとの間を合流弁を介して接続
    し、前記合流弁は一方又は他方の回路に含まれる特定の
    方向切換弁を地方又は一方のポンプ吐出油を一方又は他
    方の回路へ合流させると共にこれとは逆方向の流れを防
    止し、一方又は他方の回路に含まれるそれぞれ特定の方
    向切換弁を同時に操作した時には両回路の合流を防止す
    るよう構成し、さらに両ポンプの吐出ラインの間ならび
    に選択された最高信号圧力ラインの間をそれぞれ連通弁
    を介して接続し、前記各連通弁は前記特定切換弁に含ま
    れない他の方向切換弁を同時に操作しかつそれ以外の方
    向切換弁が同時に操作された時には前記ポンプ吐出ライ
    ンの間ならびに最高信号圧力ラインの間を連通するよう
    構成してなる請求項5記載の油圧作業回路。
  8. 【請求項8】可変容量ポンプと、この可変容量ポンプに
    よって負荷される複数のアクチュエータと、タンクと、
    前記可変容量ポンプならびに前記複数のそれぞれのアク
    チュエータの間に設けられ前記可変容量ポンプの圧油を
    それぞれのアクチュエータへ供給すると共にこのアクチ
    ュエータからの戻り油をタンクへ排出する複数の方向切
    換弁とから構成される少なくとも1つの油圧作業回路か
    らなり、 前記油圧作業回路は、それぞれの方向切換弁ならびにア
    クチュエータ間のアクチュエータライン上にこのライン
    内の圧力を検出する検出手段と複数の方向切換弁を同時
    操作した状態でこれら検出された前記圧力の中の最高圧
    力を最高信号圧力として選択する選択手段とを設けると
    共に、それぞれの方向切換弁ならびにタンク間のタンク
    ライン上にはこのライン内の開度を調整する補助弁を設
    け、さらに前記補助弁はこれらが設けられるそれぞれの
    方向切換弁のアクチュエータへの前記アクチュエータラ
    イン内の圧力とバネ力とにより開方向に制御されると同
    時に前記選択された最高信号圧力により閉方向に制御さ
    れるよう構成され、ポンプ吐出ラインからタンクライン
    へ連通するバイパスラインを設け、このバイパスライン
    上に圧力補償付流量制御弁と圧力発生手段とを設け、前
    記圧力補償付流量制御弁に選択された最高信号圧力を印
    加しかつ前記圧力発生手段の上流側圧力を可変容量ポン
    プの流量制御手段へ印加すると共に、前記圧力補償付流
    量制御弁の設定差圧を外部信号により調整する差圧調整
    手段を設けるよう構成してなることを特徴とする油圧作
    業回路。
  9. 【請求項9】差圧調整手段は、圧力補償付流量制御弁の
    差圧設定用バネ荷重を可変とするよう構成してなる請求
    項8記載の油圧作業回路。
  10. 【請求項10】外部信号は、油圧作業回路中の作動油温
    度に対応する信号である請求項8記載の油圧作業回路。
  11. 【請求項11】外部信号は、可変容量ポンプの回転数に
    対応する信号である請求項8記載の油圧作業回路。
  12. 【請求項12】外部信号は、可変容量ポンプと同じ原動
    機によって駆動され前記原動機の速度に比例した出力流
    量を有するパイロットポンプの吐出ラインに設けた圧力
    発生手段の上流側圧力である請求項8記載の油圧作業回
    路。
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