JP3062653B2 - チャイルドシート - Google Patents
チャイルドシートInfo
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- JP3062653B2 JP3062653B2 JP8316491A JP31649196A JP3062653B2 JP 3062653 B2 JP3062653 B2 JP 3062653B2 JP 8316491 A JP8316491 A JP 8316491A JP 31649196 A JP31649196 A JP 31649196A JP 3062653 B2 JP3062653 B2 JP 3062653B2
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- seat
- slider
- roller
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/26—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles for children
- B60N2/28—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle
- B60N2/2821—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle having a seat and a base part
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/2869—Seats readily mountable on, and dismountable from, existing seats or other parts of the vehicle rotatable about a vertical axis
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Child & Adolescent Psychology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用シートに
取りつけられるチャイルドシートに関する。
取りつけられるチャイルドシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、チャイルドシートは補助席や後部
座席にシートベルト等によって取りつけられ、両側部に
幼児が倒れないように側壁部が形成されている。そし
て、幼児を肩かけ用や腰用のシートベルトで幼児をチャ
イルドシートに固定させたり、前座を取り付けて、幼児
の飛び出しを防止するような構成になっていた。
座席にシートベルト等によって取りつけられ、両側部に
幼児が倒れないように側壁部が形成されている。そし
て、幼児を肩かけ用や腰用のシートベルトで幼児をチャ
イルドシートに固定させたり、前座を取り付けて、幼児
の飛び出しを防止するような構成になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のチャイ
ルドシートにおいては、幼児をチャイルドシートに乗せ
たり降ろしたりする場合、両側部に側壁が形成されてい
るため、幼児を抱きながらチャイルドシートの上方か
ら、着座させなければならなかった。そのため、幼児の
抱き方が悪いと、幼児を車両のフレームやドア等にぶつ
けて怪我をさせる恐れがあった。
ルドシートにおいては、幼児をチャイルドシートに乗せ
たり降ろしたりする場合、両側部に側壁が形成されてい
るため、幼児を抱きながらチャイルドシートの上方か
ら、着座させなければならなかった。そのため、幼児の
抱き方が悪いと、幼児を車両のフレームやドア等にぶつ
けて怪我をさせる恐れがあった。
【０００４】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、幼児の乗り降りの際、安全でしかも簡単に乗り降
りができるチャイルドシートにを提供することを目的と
する。
あり、幼児の乗り降りの際、安全でしかも簡単に乗り降
りができるチャイルドシートにを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるチャ
イルドシートでは、車両用シートに取り付け可能なベー
ス体と、前記ベース体の上方に配置されるチャイルドシ
ート本体と、前記ベース体と前記チャイルドシート本体
との間に配設される回動手段と、を備えてなるチャイル
ドシートであって、前記回動手段が、前記チャイルドシ
ート本体に固定される円弧状のレール体と、前記ベース
体に対して回動可能な回動体と、前記回動体に支持され
るとともに前記レール体に係合可能なスライダ部とを有
して構成され、前記回動体には、下面側に前記ベース体
に形成される突起部に嵌合可能なボス部が形成され、前
記スライダ部には、前記ベース体に形成されるローラ係
合面上を転動可能なローラ体が配設され、前記スライダ
部と前記レール体との間の摺動により、前記チャイルド
シート本体が前後方向に摺動され、前記スライダ部と前
記ベース体との間の転動により、前記チャイルドシート
本体が円周方向に回動されるように構成されることを特
徴とするものである。
イルドシートでは、車両用シートに取り付け可能なベー
ス体と、前記ベース体の上方に配置されるチャイルドシ
ート本体と、前記ベース体と前記チャイルドシート本体
との間に配設される回動手段と、を備えてなるチャイル
ドシートであって、前記回動手段が、前記チャイルドシ
ート本体に固定される円弧状のレール体と、前記ベース
体に対して回動可能な回動体と、前記回動体に支持され
るとともに前記レール体に係合可能なスライダ部とを有
して構成され、前記回動体には、下面側に前記ベース体
に形成される突起部に嵌合可能なボス部が形成され、前
記スライダ部には、前記ベース体に形成されるローラ係
合面上を転動可能なローラ体が配設され、前記スライダ
部と前記レール体との間の摺動により、前記チャイルド
シート本体が前後方向に摺動され、前記スライダ部と前
記ベース体との間の転動により、前記チャイルドシート
本体が円周方向に回動されるように構成されることを特
徴とするものである。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【０００９】
【００１０】また、前記スライダ部に凹部が形成され、
前記凹部に係止可能な係止部材が前記ベース体に固着さ
れることを特徴とするものであれば好ましい。
前記凹部に係止可能な係止部材が前記ベース体に固着さ
れることを特徴とするものであれば好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１２】図１はチャイルドシートＳの全体斜視図を
示すもので、チャイルドシート本体１はベース体２に対
して回動可能に取りつけられる。
示すもので、チャイルドシート本体１はベース体２に対
して回動可能に取りつけられる。
【００１３】図２、図３はチャイルドシートＳの断面図
を示し、チャイルドシート本体１とベース体２の間には
回動体としての回転プレート３が配設されている。回転
プレート３は図４に示されるように、前後側（図４にお
ける左右方向）が円弧状で、左右側端面（図４における
上下方向）が直線状に形成され、下面に向かって全体が
凹状に形成されている。また、下面側には中央部にボス
３１が形成され、上面前側には中央部に長尺座３４が形
成され、長尺座３４に所定個（本実施の形態では３個）
の穴３５が形成されている。
を示し、チャイルドシート本体１とベース体２の間には
回動体としての回転プレート３が配設されている。回転
プレート３は図４に示されるように、前後側（図４にお
ける左右方向）が円弧状で、左右側端面（図４における
上下方向）が直線状に形成され、下面に向かって全体が
凹状に形成されている。また、下面側には中央部にボス
３１が形成され、上面前側には中央部に長尺座３４が形
成され、長尺座３４に所定個（本実施の形態では３個）
の穴３５が形成されている。
【００１４】また、ボス３１を中心に所定の半径で描か
れる円周上の４分割された位置にスライダ用穴部３２が
形成され、ローラ５を下端に取り付けたスライダ６が挿
通され、スライダ６は回転プレート３にねじによって固
定される。さらに、回転プレート３にはスライダ用穴部
３２の前後方向外側に、上方に突出する突起部３３が形
成され、後述のレール用ローラが支持される。また、長
尺座３４と対する位置に回転プレート３の回転を停止す
るためのストッパ部３６が形成される。ストッパ部３６
の下面側には小突起部３６ａが形成されている。
れる円周上の４分割された位置にスライダ用穴部３２が
形成され、ローラ５を下端に取り付けたスライダ６が挿
通され、スライダ６は回転プレート３にねじによって固
定される。さらに、回転プレート３にはスライダ用穴部
３２の前後方向外側に、上方に突出する突起部３３が形
成され、後述のレール用ローラが支持される。また、長
尺座３４と対する位置に回転プレート３の回転を停止す
るためのストッパ部３６が形成される。ストッパ部３６
の下面側には小突起部３６ａが形成されている。
【００１５】スライダ６は、図５、６に示されるよう
に、上部にチャイルドシートＳの内側に向かって開口さ
れる開口部６１ａを有するレールガイド部６１が形成さ
れ、下部に回転プレート３のスライダ用穴部３２に嵌合
される軸部６２を有している。レールガイド部６１は、
スライダ６を回転プレート３に取り付けた時に、回転プ
レート３の中央部に向かって下降するように、円弧状に
下傾している。そして、開口部６１ａ内に、レール８が
スライダ６の長手方向に摺動できるように、一端が回転
プレート３の突起部３３に支持されるレール用ローラ７
が取り付けられ、レール用ローラ７と開口部６１ａの上
部との隙間に、レール８が嵌められるようになってい
る。また、スライダ６の下面から回転プレート３にねじ
によって取り付けられる２か所の取り付け座６３が形成
されている。軸部６２の下部には、ローラ５がスライダ
６の長手方向に対して所定の角度を有して取り付けられ
る取り付け穴６２ａが形成されている。さらに、スライ
ダ６には、開口部６１ａの外方部に開口部６１ａと直交
する方向に凹部６４が形成され、また、回転プレート３
には、回転プレート３の前後端部に形成される上方突出
壁３７と、上方突出壁３７の内側部に形成される通路３
８とが設けられている。そして、スライダ６が回転プレ
ート３に取り付けられる際に、前述のスライダ６の凹部
６４が回転プレート３の通路３８の延長線上に配置され
るように構成される。
に、上部にチャイルドシートＳの内側に向かって開口さ
れる開口部６１ａを有するレールガイド部６１が形成さ
れ、下部に回転プレート３のスライダ用穴部３２に嵌合
される軸部６２を有している。レールガイド部６１は、
スライダ６を回転プレート３に取り付けた時に、回転プ
レート３の中央部に向かって下降するように、円弧状に
下傾している。そして、開口部６１ａ内に、レール８が
スライダ６の長手方向に摺動できるように、一端が回転
プレート３の突起部３３に支持されるレール用ローラ７
が取り付けられ、レール用ローラ７と開口部６１ａの上
部との隙間に、レール８が嵌められるようになってい
る。また、スライダ６の下面から回転プレート３にねじ
によって取り付けられる２か所の取り付け座６３が形成
されている。軸部６２の下部には、ローラ５がスライダ
６の長手方向に対して所定の角度を有して取り付けられ
る取り付け穴６２ａが形成されている。さらに、スライ
ダ６には、開口部６１ａの外方部に開口部６１ａと直交
する方向に凹部６４が形成され、また、回転プレート３
には、回転プレート３の前後端部に形成される上方突出
壁３７と、上方突出壁３７の内側部に形成される通路３
８とが設けられている。そして、スライダ６が回転プレ
ート３に取り付けられる際に、前述のスライダ６の凹部
６４が回転プレート３の通路３８の延長線上に配置され
るように構成される。
【００１６】左右それぞれのレール８は長手方向に円弧
状に形成されるとともに、断面形状が略コ字形に形成さ
れ、コ字形の開口部８ａがチャイルドシートＳの外側に
向かうように、各側に配設された２つのスライダ６に係
合される。
状に形成されるとともに、断面形状が略コ字形に形成さ
れ、コ字形の開口部８ａがチャイルドシートＳの外側に
向かうように、各側に配設された２つのスライダ６に係
合される。
【００１７】ローラ５はスライダ６の下面に円周方向に
回転するように取り付けられ、後述のベース体２に形成
されるローラ通路上を転動する。
回転するように取り付けられ、後述のベース体２に形成
されるローラ通路上を転動する。
【００１８】
【００１９】ベース体２は、図７に示されるように、平
面視において外フレーム２１が略円形に形成され、前側
にレバーを操作するレバー受け部２２を有し、後部には
左右にそれぞれ突起状の耳部２３が形成されている。レ
バー受け部２２にはレバー９が配設され、回転プレート
３の長尺座３４の穴に挿入されて回転プレート３の前後
方向の摺動を停止できるように構成される。また、中央
部には突起部２４が上方に向かって形成され、突起部２
４には上向きに開口する嵌合穴２４ａを有している。嵌
合穴２４ａには回転プレート６のボス部３１が嵌合され
る。
面視において外フレーム２１が略円形に形成され、前側
にレバーを操作するレバー受け部２２を有し、後部には
左右にそれぞれ突起状の耳部２３が形成されている。レ
バー受け部２２にはレバー９が配設され、回転プレート
３の長尺座３４の穴に挿入されて回転プレート３の前後
方向の摺動を停止できるように構成される。また、中央
部には突起部２４が上方に向かって形成され、突起部２
４には上向きに開口する嵌合穴２４ａを有している。嵌
合穴２４ａには回転プレート６のボス部３１が嵌合され
る。
【００２０】ベース体２の内部に内リブ２５が円形に突
起されて形成され、内リブ２５の上面はローラ５が転動
できるように平面状のローラ通路２５ａが形成されてい
る。また、内リブ２５の前部にはレバー９が貫通する穴
が形成される。
起されて形成され、内リブ２５の上面はローラ５が転動
できるように平面状のローラ通路２５ａが形成されてい
る。また、内リブ２５の前部にはレバー９が貫通する穴
が形成される。
【００２１】そして、ベース体２の後方において、図８
〜９に示されるように、底面から上方に突出される突起
部２７の上面に回転プレート係止部材（以下、係止部材
という）４０が固定されている。係止部材４０は衝撃
時、チャイルドシート本体１がベース体２から外れない
ようにするために配設されるもので、図１０〜１１に示
されるように、扇状に形成され、その断面形状は、上部
に下方に開口部を有するコ字形の係止部４１が形成さ
れ、下部にフランジ部４２が形成されている。上部の係
止部４１の外側壁部が前述のスライド６の凹部６４及び
回転プレート３の通路３８に隙間を有して係止され、下
部のフランジ部４２がベース体２の突起部２７の上面で
ボルト等により固定されている。従って、回転プレート
３が回転する際には、スライダ６の凹部と６４及び回転
プレート３の通路３８は係止部材４０の係止部４１内を
走行することになる。
〜９に示されるように、底面から上方に突出される突起
部２７の上面に回転プレート係止部材（以下、係止部材
という）４０が固定されている。係止部材４０は衝撃
時、チャイルドシート本体１がベース体２から外れない
ようにするために配設されるもので、図１０〜１１に示
されるように、扇状に形成され、その断面形状は、上部
に下方に開口部を有するコ字形の係止部４１が形成さ
れ、下部にフランジ部４２が形成されている。上部の係
止部４１の外側壁部が前述のスライド６の凹部６４及び
回転プレート３の通路３８に隙間を有して係止され、下
部のフランジ部４２がベース体２の突起部２７の上面で
ボルト等により固定されている。従って、回転プレート
３が回転する際には、スライダ６の凹部と６４及び回転
プレート３の通路３８は係止部材４０の係止部４１内を
走行することになる。
【００２２】外フレーム２１の内側に係合穴２１ａが４
等分された位置で形成され、回転プレート３のストッパ
部３６に形成される小突起部３６ａが係合穴２１ａに係
合することによって、チャイルドシート本体１の回動を
停止するようになっている。
等分された位置で形成され、回転プレート３のストッパ
部３６に形成される小突起部３６ａが係合穴２１ａに係
合することによって、チャイルドシート本体１の回動を
停止するようになっている。
【００２３】なお、外フレーム２１の後部の耳部２３辺
りに車両用のシートベルトが挿通する穴を形成するか、
また、外フレーム２１の所定位置に掛着部品を配設すれ
ば、車両用シートに固定することができる。
りに車両用のシートベルトが挿通する穴を形成するか、
また、外フレーム２１の所定位置に掛着部品を配設すれ
ば、車両用シートに固定することができる。
【００２４】チャイルドシート本体１は、背部１１と座
部１２を備えて構成され、背部１１には肩かけ用のシー
トベルト１３が２本配設され、座部１２に固着されたベ
ルト１４に係着用金具１５を介して連結されるように構
成される。また、座部１２の裏側にはレール８が左右２
か所に複数個のねじによって取り付けられている。
部１２を備えて構成され、背部１１には肩かけ用のシー
トベルト１３が２本配設され、座部１２に固着されたベ
ルト１４に係着用金具１５を介して連結されるように構
成される。また、座部１２の裏側にはレール８が左右２
か所に複数個のねじによって取り付けられている。
【００２５】そして、チャイルドシートＳは、ベース体
２の突起部の嵌合穴２４ａに回転プレート３のボス部３
１を嵌合し、チャイルドシート本体１に固定されたレー
ル８を回転プレート３のスライダ６に取り付けることに
よって、組み立てられる。
２の突起部の嵌合穴２４ａに回転プレート３のボス部３
１を嵌合し、チャイルドシート本体１に固定されたレー
ル８を回転プレート３のスライダ６に取り付けることに
よって、組み立てられる。
【００２６】チャイルドシート本体１はベース体２に対
して、前記ボス部３１が嵌合穴２４ａに対して回動し、
スライダ６に取り付けられたローラがベース体２の内リ
ブ２５のロール通路２５ａ上を転動することによって平
面方向に軽く回動することができる。そして、回転プレ
ートのストッパ部３６の裏面に形成された小突起部３６
ａがベース体２の外フレーム２１に形成された係合穴２
１ａに係合すると回動を停止することができる。
して、前記ボス部３１が嵌合穴２４ａに対して回動し、
スライダ６に取り付けられたローラがベース体２の内リ
ブ２５のロール通路２５ａ上を転動することによって平
面方向に軽く回動することができる。そして、回転プレ
ートのストッパ部３６の裏面に形成された小突起部３６
ａがベース体２の外フレーム２１に形成された係合穴２
１ａに係合すると回動を停止することができる。
【００２７】また、チャイルドシート本体１は、ベース
体２のレバー受け部２２に配設されたレバー９を操作す
ることによって、回転プレート３に形成された長尺座の
穴３５に係合されているレバー９の先端部の係合を解除
し、レール８をスライダ６内に配設されたレール用ロー
ラ７上を転動することができる。すなわち、チャイルド
シート本体を前後方向にリクライニングすることができ
る。そして、適度な位置でレバー９を操作すれば、その
位置で固定することができる。
体２のレバー受け部２２に配設されたレバー９を操作す
ることによって、回転プレート３に形成された長尺座の
穴３５に係合されているレバー９の先端部の係合を解除
し、レール８をスライダ６内に配設されたレール用ロー
ラ７上を転動することができる。すなわち、チャイルド
シート本体を前後方向にリクライニングすることができ
る。そして、適度な位置でレバー９を操作すれば、その
位置で固定することができる。
【００２８】次に、上記のように構成されたチャイルド
シートＳの使用方法を説明する。
シートＳの使用方法を説明する。
【００２９】車両用のシートにシートベルトで固定され
たチャイルドシートＳに、乳児や幼児を乗せる際、チャ
イルドシートＳの前面をドアの正面に向かうように回転
させる。チャイルドシート本体１に誰も載っていない状
態では、回転プレート３に重量が掛かっていないので、
回転プレート３のストッパ部はベース体２に係合されて
いない。そのため、チャイルドシート本体１はベース体
２に対して軽く回転させることができる。
たチャイルドシートＳに、乳児や幼児を乗せる際、チャ
イルドシートＳの前面をドアの正面に向かうように回転
させる。チャイルドシート本体１に誰も載っていない状
態では、回転プレート３に重量が掛かっていないので、
回転プレート３のストッパ部はベース体２に係合されて
いない。そのため、チャイルドシート本体１はベース体
２に対して軽く回転させることができる。
【００３０】乳児または幼児をチャイルドシートに着座
させた後、シートベルト１３及びベルト１４を係着用金
具を介して連結する。そして、レバー９を操作してチャ
イルドシート本体１を円弧に沿って前後方向にリクライ
ニングした適度な位置に合わせ固定する。
させた後、シートベルト１３及びベルト１４を係着用金
具を介して連結する。そして、レバー９を操作してチャ
イルドシート本体１を円弧に沿って前後方向にリクライ
ニングした適度な位置に合わせ固定する。
【００３１】位置が決まれば、チャイルドシート本体１
の背部１１を少し強めに押して回転させ、運転方向に対
して正面に向かうようにすればよい。
の背部１１を少し強めに押して回転させ、運転方向に対
して正面に向かうようにすればよい。
【００３２】乳児や幼児を車両から降ろす時も、同様に
ドアに向けて回転するようにすればよい。
ドアに向けて回転するようにすればよい。
【００３３】また、例え衝撃が発生した時においても、
ベース体２に固着された係止部材４０が回転プレート３
に係着するため、回転プレート３が取り付けられたチャ
イルドシート本体１はベース体２に保持されることにな
る。
ベース体２に固着された係止部材４０が回転プレート３
に係着するため、回転プレート３が取り付けられたチャ
イルドシート本体１はベース体２に保持されることにな
る。
【００３４】
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、チャイルドシートは、
車両用シートに取り付け可能なベース体と、前記ベース
体の上方に配置されるチャイルドシート本体と、前記ベ
ース体と前記チャイルドシート本体との間に配設される
回動手段と、を備えて構成されている。そして、前記回
動手段が、前記チャイルドシート本体に固定される円弧
状のレール体と、前記ベース体に対して回動可能な回動
体と、前記回動体に支持されるとともに前記レール体に
係合可能なスライダ部とを有して構成され、前記回動体
には、下面側に前記ベース体に形成される突起部に嵌合
可能なボス部が形成され、前記スライダ部には、前記ベ
ース体に形成されるローラ係合面上を転動可能なローラ
体が配設され、前記スライダ部と前記レール体との間の
摺動により、前記チャイルドシート本体が前後方向に摺
動され、前記スライダ部と前記ベース体との間の転動に
より、前記チャイルドシート本体が円周方向に回動され
るように構成されている。このため、幼児の車両の乗り
降りの際、チャイルドシートをドアに向かって回転して
チャイルドシートの前面をドアの正面に向かわせること
ができるので、幼児の乗り降りを安全にしかも簡単に行
うことができる。また、このチャイルドシートは適当な
位置にリクライニングすることができるので、乳児や幼
児を無理なく安心して乗せることができる。さらに、こ
のチャイルドシートは、１つの回動体と、これに支持さ
れるスライダ部と、スライド部に配設されるローラ体と
により、前後方向の摺動と円周方向の回動が可能になる
ように構成されているので、チャイルドシート本体の回
動を安定してスムーズに行うことができるとともに、コ
ンパクトに、また部品点数を少なくすることができ、多
機能であっても安く製作することができる。
車両用シートに取り付け可能なベース体と、前記ベース
体の上方に配置されるチャイルドシート本体と、前記ベ
ース体と前記チャイルドシート本体との間に配設される
回動手段と、を備えて構成されている。そして、前記回
動手段が、前記チャイルドシート本体に固定される円弧
状のレール体と、前記ベース体に対して回動可能な回動
体と、前記回動体に支持されるとともに前記レール体に
係合可能なスライダ部とを有して構成され、前記回動体
には、下面側に前記ベース体に形成される突起部に嵌合
可能なボス部が形成され、前記スライダ部には、前記ベ
ース体に形成されるローラ係合面上を転動可能なローラ
体が配設され、前記スライダ部と前記レール体との間の
摺動により、前記チャイルドシート本体が前後方向に摺
動され、前記スライダ部と前記ベース体との間の転動に
より、前記チャイルドシート本体が円周方向に回動され
るように構成されている。このため、幼児の車両の乗り
降りの際、チャイルドシートをドアに向かって回転して
チャイルドシートの前面をドアの正面に向かわせること
ができるので、幼児の乗り降りを安全にしかも簡単に行
うことができる。また、このチャイルドシートは適当な
位置にリクライニングすることができるので、乳児や幼
児を無理なく安心して乗せることができる。さらに、こ
のチャイルドシートは、１つの回動体と、これに支持さ
れるスライダ部と、スライド部に配設されるローラ体と
により、前後方向の摺動と円周方向の回動が可能になる
ように構成されているので、チャイルドシート本体の回
動を安定してスムーズに行うことができるとともに、コ
ンパクトに、また部品点数を少なくすることができ、多
機能であっても安く製作することができる。
【００３６】
【００３７】
【００３８】さらに、ベース体と回転プレートとが、係
止部材により係止可能に接続されているため、衝撃が発
生してもチャイルドシート本体がベース体から外れるこ
とを防ぎ、乳児や幼児を安全に保護することができる。
止部材により係止可能に接続されているため、衝撃が発
生してもチャイルドシート本体がベース体から外れるこ
とを防ぎ、乳児や幼児を安全に保護することができる。
【図１】本発明の一実施の形態によるチャイルドシート
の全体図
の全体図
【図２】図１におけるII−II断面図
【図３】図１におけるIII −III 断面図
【図４】図１における回転プレートの斜視図
【図５】図１におけるスライダの斜視図
【図６】図５における側面図
【図７】図１におけるベース体の斜視図
【図８】係止部材の取り付け状態を示す一部詳細図
【図９】係止部材の取り付け状態を示す一部平面図
【図１０】係止部材の下面図
【図１１】係止部材の縦断面図
Ｓ…チャイルドシート １…チャイルドシート本体 ２…ベース体 ３…回転プレート（回動体） ５…ローラ（ローラ体） ６…スライダ８ …レール（レール体） ２４…突起部 ２４ａ…嵌合穴 ２５ａ…ローラ通路（ローラ係合面） ３１…ボス部 ４０…係止部材 ４１…係止部 ６４…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60N 2/28 B60N 2/06 B60N 2/14 B60R 22/10
Claims (2)
- 【請求項１】 車両用シートに取り付け可能なベース体
と、前記ベース体の上方に配置されるチャイルドシート
本体と、前記ベース体と前記チャイルドシート本体との
間に配設される回動手段と、を備えてなるチャイルドシ
ートであって、 前記回動手段が、前記チャイルドシート本体に固定され
る円弧状のレール体と、前記ベース体に対して回動可能
な回動体と、前記回動体に支持されるとともに前記レー
ル体に係合可能なスライダ部とを有して構成され、 前記回動体には、下面側に前記ベース体に形成される突
起部に嵌合可能なボス部が形成され、 前記スライダ部には、前記ベース体に形成されるローラ
係合面上を転動可能なローラ体が配設され、 前記スライダ部と前記レール体との間の摺動により、前
記チャイルドシート本体が前後方向に摺動され、 前記スライダ部と前記ベース体との間の転動により、前
記チャイルドシート本体が円周方向に回動されるように
構成されることを特徴とするチャイルドシート。 - 【請求項２】 前記スライダ部に凹部が形成され、前記
凹部に係止可能な係止部材が前記ベース体に固着される
ことを特徴とする請求項１記載のチャイルドシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8316491A JP3062653B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-11-27 | チャイルドシート |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-7698 | 1996-01-19 | ||
| JP769896 | 1996-01-19 | ||
| JP8316491A JP3062653B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-11-27 | チャイルドシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09254687A JPH09254687A (ja) | 1997-09-30 |
| JP3062653B2 true JP3062653B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=26342037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8316491A Expired - Fee Related JP3062653B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-11-27 | チャイルドシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062653B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2002178811A (ja) | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Takata Corp | 子供用座席装置 |
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-
1996
- 1996-11-27 JP JP8316491A patent/JP3062653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09254687A (ja) | 1997-09-30 |
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