JP3060844B2 - 演奏データ処理装置 - Google Patents

演奏データ処理装置

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JP3060844B2 JP6199199A JP19919994A JP3060844B2 JP 3060844 B2 JP3060844 B2 JP 3060844B2 JP 6199199 A JP6199199 A JP 6199199A JP 19919994 A JP19919994 A JP 19919994A JP 3060844 B2 JP3060844 B2 JP 3060844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーケンサ等の外部
装置からパラメータを入力して動作を制御する音源装置
などの演奏データ処理装置に関し、特に、この演奏デー
タ処理装置に入力すべきパラメータを外部装置に設定す
る際の入力操作を容易にした演奏データ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シーケンサに音源装置を接続し、シーケ
ンサから音源装置に対してMIDIデータを入力するこ
とにより自動演奏を行うことができる。シーケンサは、
イベントデータ(MIDIデータ)とイベントデータ間
の時間間隔を記憶するデュレーションデータからなる自
動演奏データを記憶し、デュレーションデータに従って
イベントデータを読出・出力するものである。イベント
データは、通常MIDIフォーマットで表現され、楽音
のノートオン/ノートオフイベントデータ,音色変更を
指示するプログラムチェンジデータ,効果や音量などを
制御するコントロールチェンジデータ,システムイクス
クルーシブデータなどがある。
【0003】シーケンサに自動演奏データを入力する方
式としては、シーケンサに付属または外部接続されるキ
ーボードなどの演奏操作子を実際に演奏してリアルタイ
ムに入力するリアルタイム入力方式や、数値入力操作子
を操作して1データずつ入力するステップ入力方式があ
る。通常よく行われる入力方法は、まずリアルタイム入
力方式で曲の大枠のデータを入力し、こののちこのデー
タをステップ入力方式でエディットするという方法であ
る。自動演奏データを書き換えたり書き加えたりする
(エディットする)ためには、エディットしたいデータ
のフォーマットや識別コードを知り、数値の表記を全て
16進数に変換して入力する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、イベントデー
タとして上記のように多種類のデータが存在し、全ての
データについてそのフォーマットや識別コードを暗記す
ることは困難である。このため、従来一般の利用者は、
シーケンサに接続される音源装置のマニュアルをみて該
当データのフォーマットと識別コードを知り、さらに、
設定値を16進表記の数値に変換してシーケンサに入力
するよう必要があった。
【0005】このため、データをエディットする毎にマ
ニュアルを見てフォーマットやコードを確認しなければ
ならず、また、10進数の数値を16進数に変換しなけ
ればならないため大変面倒であった。さらに、MIDI
フォーマットは大枠は各機種で共通であるが細部は機種
毎に独自に定義可能であるため、ある機種のMIDIフ
ォーマット,コードを暗記していても、他の機種にはそ
のまま適用できない不都合があった。
【0006】この発明は、マニュアルなどを参照しなく
ても、所望のデータのフォーマットや識別コードを知る
ことができる演奏データ処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のパラ
メータに基づいて動作を制御する演奏データ処理装置で
あって、前記複数のパラメータをパラメータの種別を示
す識別コードを伴う通信フォーマットで外部から入力す
るパラメータ入力手段と、前記複数のパラメータをパラ
メータ名およびパラメータ値を含む表示用フォーマット
で表示するパラメータ表示手段と、前記複数のパラメー
タから任意のものを選択するパラメータ選択手段と、前
記パラメータ選択手段で選択されたパラメータを前記パ
ラメータ表示手段に前記通信フォーマットで表示させる
表示態様変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】さらに、この発明は、請求項1の発明にお
いて、前記パラメータ入力手段を前記通信フォーマッ
トとしてMIDIフォーマットを用い、識別コード
「B」を伴うコントロールチェンジデータまたは識別コ
ード「F0」を伴うシステムイクスクルーシブデータ
パラメータを外部から入力する手段とし、前記表示態様
変更手段をパラメータ選択手段で選択されたパラメー
タがコントロールチェンジデータ、システムイクスクル
ーシブデータのいずれのデータ形式で外部から入力され
種別のものであるかを判断し、該選択されたパラメー
の値を前記判断された種別の識別コードを伴う通信フ
ォーマットで表示する手段としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の演奏データ処理装置は、複数のパラ
メータに基づいて自己の動作を制御する。パラメータ
は、外部装置からパラメータの種別を示す識別コードと
ラメータ値を含むデータで構成される通信フォーマッ
トで入力される。演奏データ処理装置を音源装置とした
場合、外部装置としては、シーケンサやシーケンスプロ
グラムを実行しているパーソナルコンピュータ等を適用
することができる。また通信フォーマットとしてMID
Iフォーマットを適用することができる。
【0010】外部装置は、この発明の演奏データ処理装
置に対してパラメータを入力することにより、リモート
で演奏データ処理装置を制御するが、一般的にパラメー
タは自動演奏データ(イベントデータ)として外部装置
内に記憶されている。また、一般的に外部装置はこの自
動演奏データをエディットすることができる。エディッ
トする場合には、上記通信フォーマットでこのイベント
データ(パラメータ)を入力する必要があるが、例え
ば、MIDIフォーマットの場合、イベントデータの種
類は10種類以上あってそのそれぞれの識別コードが異
なり、また、フォーマットも異なっている。さらに、設
定値は全て16進表記したものである。
【0011】この発明の演奏データ処理装置は、パラメ
ータ選択手段によって自己の動作を制御する複数のパラ
メータからパラメータを選択し、この選択したパラメー
上記通信フォーマットで表示させる(表示態様変更
手段)。
【0012】外部装置に記憶されている自動演奏データ
のエディット時に、上記表示態様変更手段で表示された
通信フォーマットのパラメータをそのまま入力すれば、
通信フォーマットでパラメータが入力できることにな
り、外部装置におけるエディット作業が極めて簡略にな
る。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の実施例である音源装置のブ
ロック図である。音源装置1にはMIDIインタフェー
ス15を介して外部装置であるシーケンサ2が接続され
ている。シーケンサ2は、ノートオン/オフなどのイベ
ントデータおよびイベントデータ間の時間間隔を表すデ
ュレーションデータからなる自動演奏データを記憶して
おり、デュレーションデータによって決定されるタイミ
ングにイベントデータを音源装置1にMIDIデータと
して送出する。イベントデータは楽音の発音・消音を制
御するノートオンデータ,ノートオフデータ、音色変更
を指示するプログラムチェンジデータなどのほか、効果
や音量などを制御するコントロールチェンジデータ,シ
ステムイクスクルーシブデータがある。
【0014】音源装置1の動作はCPU10が制御す
る。このCPU10にはバスを介してROM11,RA
M12,パネル操作子13,ディスプレイ14,MID
Iインタフェース15,音源16,DSP17が接続さ
れている。ROM11には後述のフローチャートで示さ
れるような制御プログラムが記憶されているほか、図3
(A)のパラメータナンバテーブルが記憶されている。
【0015】図3(A)において、パラメータナンバテ
ーブルは、この装置の動作制御に必要なパラメータにつ
いて、この装置内でそのパラメータを識別するために用
いられるコード(パラメータナンバ:PN)とMIDI
フォーマットにおける該パラメータを示すコードとを対
照したテーブルである。パラメータはMIDIフォーマ
ットのコントロールチェンジデータとして送信されるも
のとシステムイクスクルーシブデータとして送信される
ものとがあるが、このパラメータナンバテーブルではこ
れらが区別して記憶されている。
【0016】RAM12にはシーケンサ2から入力され
た自動演奏データを一時記憶するエリアや設定されたパ
ラメータを記憶するパラメータレジスタ(図3(B))が
設定される。図3(B)のパラメータレジスタは各パー
トPTのパラメータナンバPNとその値が対応して記憶
されるようになっている。
【0017】また、パネル操作子13は図2に示すよう
な各種のキースイッチからなっている。図2において、
キースイッチはカーソルスイッチ21,パート(チャン
ネル)選択スイッチ22,バリュースイッチ23,MI
DIスイッチ24,EDITスイッチ25,EXITス
イッチ26および試聴スイッチ27からなっている。カ
ーソルスイッチ21はカーソル右スイッチ21a,カー
ソル左スイッチ21bからなっており、ディスプレイ1
4に表示されたカーソルを移動させるために用いられ
る。カーソルを移動させることにより、そのカーソルが
移動した場所に表示されているパラメータを選択するこ
とができる。パート選択スイッチ22は、+スイッチ2
2a,−スイッチ22bからなっており、パート1〜パ
ート32の32パートのうちから1パートを選択するた
めに用いられる。
【0018】ここで、この音源装置は32パートの楽音
を同時発音することができるがシーケンサ2から受信す
るMIDIデータの規格では16チャンネル(16パー
ト)分しか同時送受信することができない。このため、
このシステムではこの音源装置1とシーケンサ2とを2
系列(A系列,B系列)のMIDIケーブルで接続し、
パート1〜パート16をA系列のチャンネル1〜チャン
ネル16に割り当て、パート17〜パート32をB系列
のチャンネル1〜チャンネル16に割り当てるようにし
ている。
【0019】バリュースイッチ23は増加スイッチ23
aおよび減少スイッチ23bからなっており、カーソル
スイッチ22およびパート選択スイッチ22によって選
択されたパラメータを増減するために用いられる。MI
DIスイッチ24は選択されたパラメータの内容を表現
するMIDIデータを表示させるときに用いられる。E
DITスイッチ25は、通常モードの表示画面に表示さ
れていないパラメータを表示させるときにオンされるス
イッチである。すなわち、通常は図4に示すような内容
がディスプレイ14に表示されており、この表示モード
ではこの画面の下段に表示されている音色,VOL,E
XP,PAN,REV,CHO,VAR,KEYのパラ
メータを変更したり、それに対応するMIDIデータを
表示させることができるが、その他のパラメータは、通
常モードの表示から一つ下の階層の各パラメータに対応
するエディット画面で表示される。図5はこれらエディ
ット画面のうち、カットオフ周波数のエディット画面を
示している。EXITスイッチ26は上記エディット画
面やMIDIデータ表示画面(図4(B))を抜けて通常
モードの表示画面に戻るときオンされるスイッチであ
る。試聴スイッチ27は現在エディット中のパートの楽
音を試しとして発音させるスイッチである。利用者はパ
ラメータをエディットしながら、この試聴スイッチ27
をオンして楽音を試聴し、パラメータを最適に調整する
ことができる。
【0020】図4は通常表示モードの表示例を示す図で
ある。ディスプレイ14の下側にはどの表示モードでも
共通に表示される内容が表示されている。すなわち、現
在選択されているパートナンバ(02),このパートに
対応するMIDIチャンネル(A02),このパートの
音色(PIANO),ボリュームパラメータVOL,イ
クスプレッションペダルの操作量EXP,パンパラメー
タPAN,リバーブパラメータREV,コーラスパラメ
ータCHO,バリエーションパラメータVAR,キーシ
フトパラメータKEYである。同図ではリバーブパラメ
ータREVのうえにカーソルが表示されており、このパ
ラメータが選択されていることを示している。また、画
面上部には、そのとき選択されているパラメータ(この
場合にはリバーブパラメータREV)の値が表示され
る。画面上部の右または左半分には選択されているチャ
ンネルにおけるこのパラメータの設定値が数値表示(R
evSend=127)され、他の半分には各パートの
設定値が一覧でグラフ表示される。なお、選択されたパ
ートがパート1〜パート16のいずれか1パートの場合
には、画面の左半分にパート1〜パート16におけるパ
ラメータ値が一覧グラフ表示され、画面の右半分に選択
されたパートにおけるパラメータ値が数値表示される。
一方、選択されたパートがパート17〜パート32のい
ずれか1パートの場合には、画面の右半分にパート17
〜パート32におけるパラメータ値が一覧グラフ表示さ
れ、画面の左半分に選択されたパートにおけるパラメー
タ値が数値表示される。
【0021】図4(A)の状態でバリュースイッチ23
を操作するとその操作に応じてパート2のリバーブパラ
メータが増減する。但し、パラメータは0〜127(0
H〜7FH )の範囲で設定可能であり、同図では12
7の値が設定されているため、これ以上の値を設定する
ことはできない。このようにしてパラメータの設定値を
調整しながら試聴スイッチ27をオンすると、このパー
トの楽音が設定されているパラメータに基づいて発音さ
れる。利用者は、この楽音を聞いてよいと判断した場合
に、その内容をシーケンサ2に設定するため、MIDI
スイッチ24をオンする。そうすると、同図(B)のよ
うにそれまで設定値がグラフ表示されていた上部左側に
このパラメータに対応するMIDIデータが表示され
る。
【0022】MIDIフォーマットの大枠はMIDI規
格で決定されており、この規格に準拠しつつ各装置の特
性に合わせて各装置毎に細部が決定されている。以下数
値の表示は全て16進表示である。MIDI規格ではコ
ントロールチェンジデータはBで表示され、続く1はコ
ントロールチェンジを行うMIDIチャンネル番号を表
している。チャンネル番号はチャンネル1〜チャンネル
16を0〜Fで表しているため、チャンネル2は1で表
示される。5Bはコントローラナンバである。この音源
装置では、図3に示すようにリバーブセンドのパラメー
タ(リバーブセンドをコントロールするコントローラ)
は5Bで指示される。さらに、最後の7Fは設定値であ
る。この設定値は10進表示では127を表している。
利用者(オペレータ)は、この表示が行われると、この
音源装置に対してリバーブパラメータ設定量127を送
るときのMIDIデータを直ちに知ることができる。従
って、この16進の数値をシーケンサにイベントデータ
として打ち込めば、そのイベントタイミングにこのMI
DIデータがシーケンサ2から音源装置1に送信され、
リバーブパラメータREVが127に設定される。
【0023】図5はエディット画面の表示例を示してい
る。この図はカットオフ周波数とレゾナンス周波数の各
パラメータの設定画面である。通常表示モードからこの
表示モードへはエディットスイッチ25をオンすること
によって移行することができる。エディット画面は図5
に示すもの以外にもそれぞれ別のパラメータをエディッ
トするための画面が複数存在するが、エディットスイッ
チ25を複数回オンすることによって順次別の画面を表
示させることができる。同図(A)において、この画面
には2つのパラメータが並列して数値表示されている
が、カーソルでこのうちのいずれかを選択することがで
きる。同図ではCutFreqの前の■が点滅してお
り、このパラメータが選択されていることを示してい
る。この状態でバリュースイッチ23を操作することに
より、設定値(+10)を増減することができる。ま
た、この状態でMIDIスイッチ24をオンすると、同
図(B)のようにこのパラメータを送信するためのMI
DIデータが表示される。
【0024】同図(B)に表示されているコードは以下
のような内容を示している。
【0025】F0−システムイクスクルーシブデータで
ある旨を示すコード 43−企業IDコード(本出願人を示すコード) 10−1…パラメータチェンジを示すコード 0…デバイスナンバ(複数のMIDI機器を接続してシ
ステムを構成した場合に、各機器を識別するために各機
器毎に設定されるナンバであり、この装置は0が設定さ
れている) 2B−モデルID(企業IDで示される企業内において
この機種を識別するためのIDナンバ) 08nn17−nnチャンネルに対するカットオフ周波
数のパラメータチェンジであることを示すアドレスであ
り、この機種について独自に定義されているものである
(図3参照)。この図では第2チャンネルのパラメータ
チェンジであるためnnとして01が表示されている。
【0026】4A−データバリュー(このパラメータは
10進数で−64〜+63の値を00〜7Fで表示する
ものであるため、0が40(10進表示で64)とな
る。したがって表記の+10は4Aとなる。
【0027】最後のF7は、システムイクスクルーシブ
データの終了を示すエンドコードである。
【0028】利用者(オペレータ)は、図4の表示シー
ケンスの場合と同様に、図5の場合でもカットオフ周波
数パラメータ設定のためのMIDIデータを直ちに知る
ことができる。したがって、このデータを自動演奏デー
タのイベントデータとしてシーケンサ2に入力すること
により、そのイベントタイミングにこのデータがシーケ
ンサ2からこの音源装置1に入力され、カットオフ周波
数が+10に設定される。
【0029】図6,図7は同音源装置の動作を示すフロ
ーチャートである。この動作は、パラメータを選択・変
更し、且つ、そのパラメータに対応するMIDIデータ
を表示させる動作を示している。まず、n1でパートの
選択があったか否かを判断する。パートの選択があれ
ば、その選択されたパートナンバをPTに登録し(n
2)、このパートについてそのとき選択されているパラ
メータの設定値を表示する等の表示処理を実行する(n
3)。すなわち、図4(A)の表示においてパート選択
スイッチ22を操作するとパートナンバ表示,チャンネ
ルナンバ表示が更新されるとともに、画面上部に表示さ
れている棒グラフのうち点滅するグラフがパートに合わ
せて切り換わり、数値表示もそのパートの設定値を表示
するようになる。
【0030】次に、パラメータの選択があったか否かを
判断する(n4)。このパラメータの選択は、カーソル
スイッチ21を操作して現在表示されているパラメータ
のなかから1つを選択する操作および、EDITスイッ
チ25をオンして画面を切り換えてパラメータを選択す
る操作を含むものとする。パラメータの選択があれば選
択されたパラメータナンバをPNに登録し(n5)、表
示処理を実行する(n6)。この表示処理は、カーソル
スイッチ21を操作してパラメータを選択したのであれ
ば、カーソルを移動させ、そのとき選択されたパートに
対して設定されているこのパラメータの値を数値表示す
る等の処理であり、EDITスイッチ25を操作してパ
ラメータを選択したのであれば、その画面表示に切り換
える等の処理である。次に現在選択されているパラメー
タの値が変更されたかを判断する(n7)。パラメータ
の変更は上述したようにバリュースイッチ23を操作す
ることによって増減することができる。この操作がある
とそのときPT,PNで指定されるパラメータをその操
作に合わせて変更する(n8)。レジスタの内容(パラ
メータ)の変更ののちディスプレイ14の表示内容も更
新する(n9)。さらに、試聴の指示があるか否かをn
10で判断する。試聴の指示があった場合には、PTで
指定されているパートの楽音を発音する。利用者はこの
音を聞いてパラメータの設定内容の適否を判断する。
【0031】こののち、MIDIスイッチ24がオンさ
れMIDIデータの表示が指示された場合には(n1
2)、パラメータテーブルを参照して対象となるパラメ
ータがコントロールチェンジデータとして送信されるべ
きものかシステムイクスクルーシブデータとして送信さ
れるべきものかを判断する(n13)。コントロールチ
ェンジデータとして送信されるべきものである場合には
n14以下の動作に進む。システムイクスクルーシブデ
ータとして送信されるべきものである場合にはn20以
下の動作に進む。
【0032】n14では、コントロールチェンジデータ
を示すコードとして先頭にBを表示する。次に、PTで
指定されているパートナンバに基づいてチャンネルナン
バを割り出して16進表示する(n15)。PNからコ
ントローラナンバを求めて表示する(n16)。レジス
タに設定されている値を16進数で表示する(n1
7)。
【0033】一方、システムイクスクルーシブデータと
して送信される場合には以下の手順でMIDIデータを
表示する。まずシステムイクスクルーシブデータを示す
コードとしてF0を表示する(n20)。次にこの装置
の製造メーカのIDコードを表示する(n21)。パラ
メータチェンジを表す1を表示する(n22)。デバイ
スナンバ(この実施例では0)を表示する(n23)。
この音源装置のモデルID(2B)を表示する(n2
4)。PNとPTに基づいてアドレスを求め、このアド
レスを表示する(n25)。このパラメータの設定値を
16進数で表示する(n26)。最後にシステムイクス
クルーシブデータの終了を示すF7を最後に表示する
(n27)。
【0034】以上の動作により、図4,図5(B)のよ
うな表示が行われることになる。
【0035】n30ではEXITスイッチがオンされた
か否かを判断する。EXITがオンされた場合には通常
の画面にもどる(n31)。以上の動作を一定時間毎に
繰り返し実行する。
【0036】以上の動作によってシーケンサ2に設定す
るMIDIデータを自分で考えなくても、音源装置1で
最適な音色を試しながら、最適な音色が発見できたと
き、そのMIDIデータを表示させて、それをそのまま
シーケンサに設定することができるため、極めて簡単に
シーケンスデータのエディットをすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、MID
フォーマットなどの通信フォーマットでパラメータを
入力し、このパラメータによって動作制御するものにお
いて、分かり易い表示用のフォーマットでパラメータを
表示してエディットしたのち、これを通信フォーマット
で表示することにより、通信フォーマットをマニュアル
などを参照して考える必要がなくなり、外部装置に対す
るパラメータ設定が容易になる利点が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である音源装置のブロック図
【図2】同音源装置の操作パネル面を示す図
【図3】同音源装置のパラメータテーブルの構成図
【図4】同音源装置のディスプレイの表示例を示す図
【図5】同音源装置のディスプレイの表示例を示す図
【図6】同音源装置の動作を示すフローチャート
【図7】同音源装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
14−ディスプレイ 21−カーソルスイッチ 22−パート選択スイッチ 23−バリュースイッチ 24−MIDIスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 G10H 1/00 101 - 102 G10H 1/18 G10H 1/24 G10G 1/00 - 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパラメータに基づいて動作を制御
    する演奏データ処理装置であって、 前記複数のパラメータを、パラメータの種別を示す識別
    コードを伴う通信フォーマットで外部から入力するパラ
    メータ入力手段と、 前記複数のパラメータをパラメータ名およびパラメータ
    値を含む表示用フォーマットで表示するパラメータ表示
    手段と、 前記複数のパラメータから任意のものを選択するパラメ
    ータ選択手段と、 前記パラメータ選択手段で選択されたパラメータを前記
    パラメータ表示手段に前記通信フォーマットで表示させ
    表示態様変更手段と、 を備えたことを特徴とする演奏データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ入力手段は、前記通信フ
    ォーマットとしてMIDIフォーマットを用い、識別コ
    ード「B」を伴うコントロールチェンジデータまたは
    別コード「F0」を伴うシステムイクスクルーシブデー
    パラメータを外部から入力する手段であり、 前記表示態様変更手段は、パラメータ選択手段で選択さ
    れたパラメータがコントロールチェンジデータ、システ
    ムイクスクルーシブデータのいずれのデータ形式で外部
    から入力される種別のものであるかを判断し、該選択さ
    れたパラメータの値を前記判断された種別の識別コード
    を伴う通信フォーマットで表示する手段である請求項1
    記載の演奏データ処理装置。
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