JP3060109U - ロ―ル状あぶらとり紙の取出しパッケ―ジ - Google Patents

ロ―ル状あぶらとり紙の取出しパッケ―ジ

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JP3060109U
JP3060109U JP1998010542U JP1054298U JP3060109U JP 3060109 U JP3060109 U JP 3060109U JP 1998010542 U JP1998010542 U JP 1998010542U JP 1054298 U JP1054298 U JP 1054298U JP 3060109 U JP3060109 U JP 3060109U
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JP
Japan
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paper
package
oil
blotting paper
roll
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Application number
JP1998010542U
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Inventor
明宏 西川
Original Assignee
有限会社フォア
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あぶらとり紙を必要とする任意の長さに切り
取って使用することができ、非常に便利かつ無駄のない
あぶらとり紙の収納・取出しパッケージを開発するこ
と。 【解決手段】 長尺あぶらとり紙をロール状に巻装した
ものを、折曲げによって作成した四角形ボックス内に収
納して、このあぶらとり紙の先端を四角形ボックスの隙
間から外へ引出すようにし、この引出したあぶらとり紙
を任意の長さに切り取るための押え片とエッジ部を備え
たパッケージとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として顔の「あぶら」を拭き取るために使用されるあぶらとり紙 のパッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、主として顔のあぶらを拭き取るための吸着紙として、所謂あぶらとり紙 が非常によく使用されるようになって来た。 従来から、このあぶらとり紙は所定の大きさ(例えば、タテが8〜10cmで、 ヨコが5〜7cm位)の四角形紙片に切り揃えられた状態で市販されている。
【0003】 つまり、この所定の大きさの四角形紙片のあぶらとり紙を30〜70枚重ねた 状態で、単に紙入れ式扁平袋に収納したり、上端のみを相互に貼着させて冊子方 式(所謂、日めくり式)に綴じたり、テッシュボックス方式に順次引っ張り出す ようにしたり、或は開閉蓋に粘着剤を付けておいてポップアップ方式に取出した りするもの、等が市販されているのである。
【0004】 これら従来方式のあぶらとり紙パッケージは、いずれも所定の大きさのものを 一枚づつ取出して使用するものであり、その大きさを任意に調節することは出来 ず、足らないときは2〜3枚を一度に取出して拡げる必要があり、逆に、一枚で 大きすぎるときは大部分が無駄に捨てられてしまうという欠点を有しているので ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の欠点を解決することを目的としてなされたものであり、あぶら とり紙を必要とする長さに任意に切り取って使用することができ、非常に便利か つ無駄がなく、しかも使い心地も快適であるという、新規なロール状あぶらとり 紙の取出しパッケージを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために種々検討した結果、あぶらとり紙として長尺なも のをロール状に巻き付けたものを使用し、これを四角形ボックスに収納してこの ボックスの隙間からあぶらとり紙の先端を引出して、これを任意の長さに切り取 るようにしてやれば、非常に便利なあぶらとり紙パッケージになることを見い出 したのである。
【0007】 すなわち本考案は、あぶらとり紙をロール状に巻装したものを収納し順次取出 すためのパッケージであって、紙材を材料として前記あぶらとり紙の幅に合わせ て折曲げ両端面を貼着または差込み式に作成して四角形ボックスを形成すると共 に、前記ロール状あぶらとり紙の先端を前記折曲げたボックスの隙間から引出す ようにし、かつ該あぶらとり紙を任意の長さに切り取るための押え片とエッジ部 とを備えたことを特徴とするロール状あぶらとり紙の取出しパッケージ、を要旨 とするものであって、更に、前記エッジ部に硬いフイルムを貼り付けたり、また 前記押え片に切欠き部を設けてやれば、一層好適なあぶらとり紙パッケージにな ることを知見したのである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案を、実施例を挙げながら図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案パッケージの好適な実施例の斜視図である。 この図の様に本考案は、四角形ボックス(1)の内部から鎖線で示したあぶら とり紙(s)を引出し、必要とする長さだけを押え片(2)とエッジ部(3)と によって切り取るようになっている。
【0009】 図2は、図1の実施例の断面拡大図であり、理解しやすく示したものである。 この図の様に四角形ボックス(1)の内部には、ロール状に巻装されたあぶら とり紙(s)が収納されており、その先端がボックスの隙間(4)を通って外部 へ引出されているのである。
【0010】 この四角形ボックス(1)は、図2のように紙材を折曲げて形成されており、 したがって上記のような隙間(4)が出来ているのである。 なお、この紙材としては少し硬い目の厚紙(例えば、官製ハガキのような硬さ と厚さ)が好適なものとなっている。 また、この四角形ボックス(1)の幅は、あぶらとり紙(s)の幅に合わせて 作られており、あぶらとり紙(s)の幅より僅かに大きく設計されていることは 言うまでもない。
【0011】 そして、この四角形ボックス(1)の大きさとしては、特に限定する必要はな いが、15〜25mm×15〜25mm×70〜90mm位が好適であり、例えば20 mm×20mm×80mmの大きさであると、78mm幅のあぶらとり紙(s)が約4〜 5mの長さにロール状に巻装して収納できるのである。 ちなみに、この長さは通常の使用においては約70〜100回分に相当するの である。 また、あぶらとり紙(s)をロール状に巻装する場合、巻芯を使用しない方が 望ましい。
【0012】 図2の様に、押え片(2)も四角形ボックス(1)を形成している同じ紙材に よって連係した状態で構成してやれば良く、指で押え片(2)を押えて矢印(イ )のように閉じて、あぶらとり紙(s)を押え片(2)とエッジ部(3)との間 に挾着して、手で裂くようにして切り取るのである。
【0013】 このエッジ部(3)としては、四角形ボックス(1)の角部を少し硬い状態に 構成するだけでも良いが、硬いフイルム、例えば、厚さ0.15〜0.3mm位の PETフイルムなど、を貼り付けておくと非常に好適な切り取り性が得られるよ うになる。 なお、このようなフイルムを貼り付けても手を切る心配は全くなく、安全性に おいても優れているのである。
【0014】 また押え片(2)において、図1に示した様にその中央付近に切欠き部(5) を設けておくと、あぶらとり紙(s)を引出すときに摘み易くなり、非常に便利 になる。
【0015】 図3は、図1の実施例における四角形ボックスの展開図である。 つまり、図3は四角形ボックス(1)を作成するための紙材(A)の1実例の 平面図であり、点線で示した線は折曲げ線(r)であり、実線で示した内部線は 切込み線(t)となっている。
【0016】 すなわち、図3の右から順次折曲げて四角形ボックス(1)を形成すると共に 、左端部を押え片(2)とし、また左から2番目の部分を隙間(4)を形成する ためのガイド片とするのである。 そして図3の上下に示した端面片5枚を重ね合わせた状態で貼り合わし、四角 形ボックス(1)の両端面を形成させるのである。
【0017】 なお、図3の実例では四角形ボックス(1)の両端面の作成手段として貼着方 式の場合を示したが、この両端面をキャラメル箱の様に差込み式に作成しても良 い。
【0018】 本考案において、四角形ボックス(1)は強度的に非常に良好で、例えばハン ドバッグに入れておいても潰れることはないのである。 本考案者の実験によれば、六角形ボックス、八角形ボックスなどは、意匠上に おいては好ましいのであるが、材料が紙材である限り、強度的に問題があって、 ハンドバッグに入れて使用していると他の収納物との接触などで潰れやすく耐久 性が低いことが判明したのである。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の様なものであり、あぶらとり紙を必要とする長さに任意に調節 して切り取って使用できるという効果を有し、無駄のない有効なあぶらとり紙の 使用を可能にしたものである。
【0020】 また、あぶらとり紙を切り取る際に快感を覚え、使い心地が良く快適であると 共に、ハンドバッグ等に入れておいても潰れる心配はなく、強度性、軽量性、安 全性にも優れたものとなっている。 以上のように本考案パッケージは、あぶらとり紙の使用上において高い有用性 を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案パッケージの好適な実施例の斜視図であ
る。
【図2】図1の実施例の断面拡大図である。
【図3】図1の実施例における四角形ボックスの展開図
である。
【符号の説明】
(1) 四角形ボックス (2) 押え片 (3) エッジ部 (4) 隙間 (5) 切欠き部 (s) あぶらとり紙 (A) 紙材 (r) 折曲げ線 (t) 切込み線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あぶらとり紙をロール状に巻装したもの
    を収納し順次取出すためのパッケージであって、紙材を
    材料として前記あぶらとり紙の幅に合わせて折曲げ両端
    面を貼着または差込み式に作成して四角形ボックスを形
    成すると共に、前記ロール状あぶらとり紙の先端を前記
    折曲げたボックスの隙間から引出すようにし、かつ該あ
    ぶらとり紙を任意の長さに切り取るための押え片とエッ
    ジ部とを備えたことを特徴とするロール状あぶらとり紙
    の取出しパッケージ。
  2. 【請求項2】 あぶらとり紙を切るためのエッジ部とし
    て、硬いフイルムを貼り付けた請求項1記載のロール状
    あぶらとり紙の取出しパッケージ。
  3. 【請求項3】 押え片に、あぶらとり紙を引出しやすく
    するための切欠き部を設けた請求項1記載のロール状あ
    ぶらとり紙の取出しパッケージ。
JP1998010542U 1998-12-17 1998-12-17 ロ―ル状あぶらとり紙の取出しパッケ―ジ Expired - Lifetime JP3060109U (ja)

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