JP3056809B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP3056809B2
JP3056809B2 JP03066868A JP6686891A JP3056809B2 JP 3056809 B2 JP3056809 B2 JP 3056809B2 JP 03066868 A JP03066868 A JP 03066868A JP 6686891 A JP6686891 A JP 6686891A JP 3056809 B2 JP3056809 B2 JP 3056809B2
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ceiling
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茂明 南部
速雄 西村
博幸 三上
政広 西野
勝信 藤本
上原  智
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、照明器具の取付けはコードペンダ
ント型の照明器具は別として、天井に設けた引掛シーリ
ングローゼットに器具本体側の引掛シーリングプラグを
接続する作業の他に、前記引掛シーリングローゼットの
周囲において天井にリング状の耳付き取付金具をねじ止
めするとともに、この取付金具に器具本体をねじ止めす
る作業を要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、ね
じ止め作業を多く必要とするため、誰でも簡単に照明器
具を取付けられるものではなかった。本発明は上述の問
題点に鑑みて為されたもので、請求項1及び2記載の発
明の目的とするところは誰でも簡単に照明器具を取付け
られるよう配慮した照明器具を提供するにある。
【0004】請求項記載の発明の目的とするところ
は、請求項1記載の発明の目的に加えて、天井に直接設
けた取付具に簡単に器具本体を取り付けることができる
照明器具を提供するにある。請求項記載の発明の目的
とするところは、請求項1又は2記載の発明の目的に加
えて、既設の引掛シーリングローゼットに対応した照明
器具を提供するにある。
【0005】請求項記載の発明の目的とするところ
は、請求項記載の発明の目的に加えて、照明器具の取
付け、取外しの際にランプ破損等を起こさずに安全に作
業が行える照明器具を提供するにある。請求項記載の
発明の目的とするところは、請求項記載の発明の目的
に加えて、照明器具の取付け、取外しの際に器具本体
回転させる恐れが無い照明器具を提供するにある。
【0006】請求項記載の発明の目的とするところ
は、請求項5又は6記載の発明の目的に加えて、片手で
照明器具の取付施工が行える照明器具を提供するにあ
る。請求項記載の発明の目的とするところは、請求項
1又は2記載の発明の目的に加えて、照明器具の下方か
ら取付具の下面が視認できて、被取付具への嵌合時の方
向等の位置合わせが容易に行え且つ正規の嵌合状態の確
認が行える照明器具を提供するにある。
【0007】請求項記載の発明の目的とするところ
は、請求項記載の発明の目的に加えて、照明器具の下
面より突出した取付具をつかむことにより取付具の引掛
シーリングローゼットからの離脱を含めた器具本体の取
外しが一気に行える照明器具を提供するにある。請求項
10記載の発明の目的とするところは、請求項1記載の
発明の目的に加えて、外観が良好な照明器具を提供する
にある。請求項11記載の発明の目的とするところは、
請求項1記載の発明の目的に加えて、防虫対策を施した
照明器具を提供するにある。
【0008】求項12記載の発明の目的とするところ
は、請求項1記載の発明の目的に加えて、取付け後にお
ける被取付具側の回転があっても取付具側に衝撃が加わ
らない照明器具を提供するにある。請求項13記載の発
明の目的とするところは、請求項記載の発明の目的に
加えて、簡単な構造で確実に係止する照明器具を提供す
るにある。請求項14記載の発明の目的とするところ
は、請求項2記載の発明の目的に加えて、被取付具を直
接設けた器具本体を用いて簡単に照明器具を取り付ける
ことができる照明器具を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、器具本体と、天井に配備
される取付具と、上記器具本体側に配設され、天井方向
への移動で上記取付具を挿入する被挿入部を有する被取
付具と、上記取付具に配設された給電部と、上 記被挿入
部内若しくは上記被挿入部外に配設され上記給電部に接
続される受電部と、上記被取付具より弾性付勢されて突
出する被係止部と、上記取付具に配設され上記被係止部
を係止する係止部と、上記被取付具に配設され、弾性付
勢に抗して上記被係止部を後退させ、上記係止部との係
止を解除する操作部とを備えたものである。請求項2の
発明は、器具本体と、天井に配備される取付具と、上記
器具本体側に配設され、天井方向への移動で上記取付具
を挿入する被挿入部を有する被取付具と、上記取付具に
配設された給電部と、上記被挿入部内若しくは上記被挿
入部外に配設され上記給電部に接続される受電部と、上
記取付具より弾性付勢されて突出する被係止部と、上記
被取付具に配設され上記被係止部を係止する係止部と、
上記取付具に配設され、弾性付勢に抗して上記係止部を
後退させ、上記被係止部との係止を解除する操作部とを
備えたものである。
【0010】請求項記載の発明は、請求項1記載の構
成において、上記取付具を天井に直接固定たものであ
る。請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の構成
において、上記取付具は、天井に取り付けられた引掛シ
ーリングローゼットに取り付けられる引掛シーリングプ
ラグを上面に設け引掛シーリングプラグを上記引掛シ
ーリングローゼットに引掛接続する中間アダプタにより
構成したものである。
【0011】請求項記載の発明は、請求項記載の構
成において、上記器具本体の下面に露出され、上記各被
係止部に対応する上記操作部と、上記器具本体の下面側
に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本体の
下面側に取着され上記環状ランプを保持するランプホル
ダーとを備え、上記操作部の位置と上記ソケットの位置
上記ランプホルダーとの位置とを同一直線上に設定
したものである。
【0012】請求項記載の発明は、請求項記載の構
成において、上記器具本体の下面に露出され、上記各被
係止部に対応する上記操作部と、上記器具本体の下面側
に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本体の
下面側に取着され上記環状ラ ンプを保持するランプホル
ダーとを備え、上記ソケットの位置と上記ランプホルダ
ーとの位置とを同一直線上に設定するとともに、上記
操作部の位置を上記直線と略直交する直線上に設定した
ものである。
【0013】請求項記載の発明は、請求項5又は6
載の構成において、上記操作部の並び方向に対して略
交する方向で上記器具本体の下面中央部に把手部を設け
たものである。請求項記載の発明は、請求項1又は2
記載の構成において、上記被取付具の被挿入部を、上記
器具本体を上下に貫通する貫通孔で形成したものであ
る。
【0014】請求項記載の発明は、請求項記載の構
成において、上記貫通孔に嵌合した上記取付具の下端を
上記貫通孔の下面開口から突出させるものである。請求
項10記載の発明は、請求項1の構成において、上記被
取付具の被挿入部を、凹部状に形成するものである。
求項11記載の発明は、請求項1記載の構成において、
上記被取付具の上記被挿入部の内周面の略半周に対応す
るように上記被挿入部の内周面両側から突出させた上記
被係止部と、上記被挿入部に嵌合する上記取付具の外周
面に設けられ上記被係止部を係止する上記係止部とを備
たものである。
【0015】求項12記載の発明は、請求項1記載の
構成において、断面形状を円形とする上記被挿入部
と、該被挿入部に嵌合する外形が略円柱状の上記取付具
と、略円周状に形成した上記係止部とを備えたものであ
る。請求項13記載の発明は、請求項の構成におい
て、上記中間アダプタの側面に上記係止部を設けたもの
である。請求項14記載の発明は、請求項2記載の構成
において、上記被取付具を器具本体に一体に形成してい
るものである。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、器具本体と、
天井に配備される取付具と、上 記器具本体側に配設さ
れ、天井方向への移動で上記取付具を挿入する被挿入部
を有する被取付具と、上記取付具に配設された給電部
と、上記被挿入部内若しくは上記被挿入部外に配設され
上記給電部に接続される受電部と、上記被取付具より弾
性付勢されて突出する被係止部と、上記取付具に配設さ
れ上記被係止部を係止する係止部と、上記被取付具に配
設され、弾性付勢に抗して上記被係止部を後退させ、上
記係止部との係止を解除する操作部とを備えてあるの
で、器具本体側の被取付具を天井方向に押し上げて被取
付具の被挿入部に取付具を挿入させるだけで、被取付具
から突出する被係止部を取付具の係止部係止させて取
付具への被取付具の取付けが行え、結果器具本体側に配
備された被取付部と天井に配備された取付部との接続に
より照明器具を天井に直付けして照明器具に天井との一
体感がある良好な外観を付与すると共に照明器具の天井
への取付けが簡単にでき、しかも給電部と受電部との接
続により器具本体側への電気的接続も簡単に行える。ま
器具本体を取り外す際も、操作部を操作するだけで簡
単に行える。また請求項2に記載の発明によれば、器具
本体と、天井に配備される取付具と、上記器具本体側に
配設され、天井方向への移動で上記取付具を挿入する被
挿入部を有する被取付具と、上記取付具に配設された給
電部と、上記被挿入部内若しくは上記被挿入部外に配設
され上記給電部に接続される受電部と、上記取付具より
弾性付勢されて突出する被係止部と、上記被取付具に配
設され上記被係止部を係止する係止部と、上記取付具に
配設され、弾性付勢に抗して上記被係止部を後退させ、
上記係止部との係止を解除する操作部とを備えてあるの
で、器具本体側の被取付具を天井方向に押し上げて被取
付具の被挿入部に取付具を挿入させるだけで、取付具か
ら突出する被係止部を被取付具の係止部に係止させて取
付具への被取付具の取付けが行え、結果器具本体側に配
備された被取付部と天井に配備された取付部との接続に
より照明器具を天井に直付けして照明器具に天井との一
体感がある良好な外観を付与すると共に照明器具の天井
への取付けが簡単にでき、しかも給電部と受電部との接
続により器具本体側への電気的接続も簡単に行える。ま
た器具本体を取り外す際も、操作部を操作するだけで簡
単に行える。
【0017】尚取付具を天井に固定した場合には、照明
器具の取り付けに必要な部品点数を 削減することがで
き、更に簡単に天井への取付けを行える。更に上記取付
具は、天井に取り付けられた引掛シーリングローゼット
に取り付けられる引掛シーリングプラグを上面に設け
引掛シーリングプラグを上記引掛シーリングローゼット
に引掛接続する中間アダプタにより構成されることによ
り、既設の引掛シーリングローゼットに対して対応する
ことができ、中間アダプタたる取付具を予め引掛シーリ
ングローゼットに取り付けておけば、器具本体の取付
け、取外しは上下方向の操作で簡単に行える。
【0018】更に上記器具本体の下面に露出され、上記
各被係止部に対応する上記操作部と、上記器具本体の下
面側に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本
体の下面側に取着され上記環状ランプを保持するランプ
ホルダーとを備え、上記操作部の位置と上記ソケットの
位置と上記ランプホルダーとの位置とを同一直線上に
設定すれば、器具本体の取外し時に、ランプホルダー
と、ソケットを掴んで操作することとなり、ランプを掴
むことが無いためランプを破損することが無く安全であ
る。
【0019】また上記器具本体の下面に露出され、上記
各被係止部に対応する上記操作部と、上記器具本体の
面側に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本
体の下面側に取着され上記環状ランプを保持するランプ
ホルダーとを備え、上記ソケットの位置と上記ランプホ
ルダーとの位置とを同一直線上に設定するとともに、
上記操作部の位置を上記直線と略直交する直線上に設定
すれば、器具本体を取り外す際にランプを掴む形とな
り、結果器具本体を強く持てない状態となって器具本体
が回転しにくくなり、結果引掛シーリングローゼットに
曲げモーメントが働きにくくなり安全である。
【0020】更に上記操作部の並び方向に対して略直交
する方向で上記器具本体の下面中央部に把手部を設けれ
ば、取付具の取付け施工が片手で行うことができ、作業
性が一層向上する。更にまた上記被取付具の被挿入部
を、上記器具本体を上下に貫通する貫通孔で形成すれ
ば、貫通孔の下面開口、つまり照明器具の下方から取付
具の下面が視認でき、そのため被取付具への嵌合方向等
の位置決めや、嵌合状態の確認ができる。
【0021】また更に上記貫通孔に嵌合した上記取付具
の下端を上記貫通孔の下面開口から突出させれば、取付
具を被取付具の貫通孔に嵌合させる際のガイドとして取
付具の長い側面が役立ち、また器具本体を取り外す際
に、貫通孔の下方に突出した取付具の下部を持って操作
すれば、取付具の引掛シーリングローゼットからの取外
し操作と、器具本体の取外しとが一度に行える。更に上
記被取付具の被挿入部を、凹部状に形成すれば、被取付
具を照明器具の下面に露出させる場合であっても、取付
具と被取付具との接続部分が照明器具の下面に露出する
ことが無く、外観を向上することができる。
【0022】更に上記被取付具の上記被挿入部の内周面
の略半周に対応するように上記被挿入部の内周面両側か
ら突出させた上記被係止部と、上記被挿入部に嵌合する
上記取付具の外周面に設けられ上記被係止部を係止する
上記係止部とを備えれば、被挿入部における取付具と被
取付具との嵌合部位の密閉度が高くなり、照明器具の防
虫対策が確実となる
【0023】また更に面形状を円形とする上記被挿
入部と、該被挿入部に嵌合する外形が略円柱状の上記取
付具と、略円周状に形成した上記係止部とを備えれば、
被取付具と取付具の嵌合係止後において器具本体が回転
したりして被取付具が回転しても、取付具への回転によ
る衝撃が加わらず、安全であり、しかも被取付具の取付
具への嵌合係止位置が回転自在に設定できる。更に上記
中間アダプタの側面に上記係止部を設ければ、簡単な構
造で確実に係止する照明器具が実現できる。更に上記被
取付具を器具本体に一体に形成すれば、照明器具の取り
付けに必要な部品点数を削減することができ、更に簡単
に天井への取付けを行える。
【0024】
【実施例】下本発明を実施例により説明する。 (実施例1) 本実施例は図1〜図4に示すように、天井1に通常固定
されている引掛シーリングローゼット2に取付けられる
引掛シーリングプラグ3aを上面に有する中間アダプタ
型の取付具3に対して器具本体5に一体に設けた被取付
具4を介して器具本体5を取付ける構成を備える。
【0025】取付具3は、コードペンダント型の照明器
具のつり下げに供せられる公知のものと異なり、この取
付具3は照明器具の器具本体5の略中央上面に上端が開
口し、下端が器具本体5の略中央下面に開口した被取付
具4の貫通孔4aの内部に挿入される。そして、取付具
3の側面に設けた給電部3bに器具本体5の被取付具4
側の受電部4bが下方から接続されるとともに、取付具
3の側面に設けた係止部3c(取付具3の対向する2つ
の側面にそれぞれ設けられる)に被取付具4側からスプ
リング4cによって弾性付勢されて横方向に突出する被
係止部4dが係止される。
【0026】さらに、被係止部4dを前記弾性に抗して
後退させて係止部3cとの係止を解除できる操作部4e
を設けている。また、係止部3cは本実施例のように上
下2段に設けられると好ましい。さらに本実施例を詳述
すれば、取付具3は、ケース3dの開口部に枠板3eを
介して引掛シーリングプラグ3aを設けてあり、引掛シ
ーリングプラグ3aは、ねじ3fをケース3dの底面に
螺合することでケース3dと固定される。給電部3bは
ケース3dの凹部3g内に収まり、給電部3bは引掛シ
ーリングプラグ3aのプラグ刃3hと電気的に接続され
ている。引掛シーリングプラグ3aの一端には公知のロ
ックピン3iが設けてあり、このロックン3iは取付
具3を引掛シーリングローゼット2に回動取付けしたと
きに、引掛シーリングローゼット2の下面の円弧孔2a
(後述する図7に示す)の一端に嵌合して、取付具3の
戻りが防止される。取付具3を取り外すには、ケース3
dの切欠部3jから一部が露出する公知の解除ボタン3
kを押圧しながら(ロックン3iが下降する)、取付
具3を逆回動するとよい。
【0027】被取付具4は、器具本体5のシャーシ5a
に開口した中央開口部の周縁にビス4g等でシャーシ5
aに固定される枠体4hを設けている。枠体4hの下面
には対向する一組の受電部4bをビス4iで固定し、や
はり、枠体4hの下面に設けた対向する一組の切欠部4
jには被係止部4dがスプリング4cとともに押え板4
kで押えられて収められ、押え板4kはビス4mで枠体
4hに固定される。枠4nはビス4pで枠体4hの下面
に固定され、この際、操作部4e上部は枠4nと押え板
4kを通って被係止部4d中央の切欠部4fにガイドさ
れ、操作部4eの先端は枠体4hに通されて抜け止めら
れる。
【0028】而して枠体4hの上下に貫通した貫通孔4
aが取付具3を挿入して嵌合するための被挿入部を構成
する。器具本体5のその他の構成を概略説明すれば、
具本体5のシャーシ5aの下面には反射板5b、ランプ
ソケットを兼ねたランプホルダー5c、ランプ支持バネ
5c’、蛍光ランプ6、グローブ5dがあり、シャーシ
5aの中央下面開口(貫通孔4aに連通)に対向してカ
バー5eを適宜設ける。このカバー5eは反射板5b中
央の孔縁に回動係止手段等の適宜手段で取り付けてい
る。また、5fはシャーシ5aの上面に貼り付けた防虫
パッキンである。
【0029】本実施例によれば、図5に示すように引掛
シーリングローゼット2に取付具3を取り付けた上で、
器具本体5を押し上げて器具本体5の上面に開口した被
取付具4の貫通孔4aの内部に取付具3を嵌入するだけ
でよく、これによって、取付具3の側面に設けた給電部
3bが器具本体5側の受電部4bに接続されるととも
に、取付具3の側面に設けた係止部3cに器具本体5側
から突出する被係止部4dが係止される。
【0030】この際貫通孔4aの下面開口より、取付具
3が視認できるため装着方向等の位置合わせと装着が極
めて容易に行え、更に器具本体5の取付け状態でもカバ
ー5eを取付けない状態では器具本体5の下方から視認
できるため、正規に取り付けられているか否かの状態確
認が容易に行える。また本実施例では取付具3の係止部
3cを設けた両側側面は平面形状であり、且つ被取付具
4側の貫通孔4aの対応する両側内側面も平面形状であ
るため、取付具3を貫通孔4aに嵌入させる際に、対面
する平面同士により照明器具の取付け時における器具本
体5の回転ずれ防止及び方向性の案内となり、そのため
取付具3側の給電部3bと、被取付具4側の受電部4b
と一致して接続部位に力が加わらないのである。勿論図
6の破線で示すように取付具3が貫通孔4aに対して位
置ずれしている場合には嵌入できないのである。
【0031】以上のようにして器具本体5は照明器具が
天井1に直付けされているように実に簡単に取付けで
き、また器具本体5を取り外す際も、操作部4eを押し
上げるように操作するだけで、被係止部4dが後退して
係止部3cからはずれ、簡単に行える。また、係止部3
cを上下2段に設けておくと、第3図と第4図のように
高さの相違する2種の引掛シーリングローゼット2に対
応でき、器具本体5の取付けに支障をきたさない。すな
わち、第3図の角形の引掛シーリングローゼット2と第
4図の丸形の引掛シーリングローゼット2とは高さが異
なり、高さの高い第3図の引掛シーリングローゼット2
に取り付けた場合は、被係止部4dは上方の係止部3c
に係止され、高さの低い第4図の引掛シーリングローゼ
ット2に取り付けた場合は、被係止部4dは下方の係止
部3cに係止され、器具本体5と天井1との密着性をそ
れぞれ良好に保っている。
【0032】ところで本実施例に用いられる照明器具で
は図5、更には図7に示すように被取付具4側に設けら
れる操作部4e、4eを同一直線上に配置し、この直線
に直交する直線上にランプソケットを兼ねたランプホル
ダー5c、ランプ支持バネ5c’を配置する構造である
ため、図8に示すように器具本体5の取付け時及び取外
し時に蛍光ランプ6を掴むようになるため、器具本体
が掴みにくくて器具本体5を回転させるようなことがな
くなり、引掛シーリングローゼット2に曲げモーメント
がかからなく極めて安全である。
【0033】尚図7に示すように引掛シーリングローゼ
ット2に角型引掛シーリングローゼットを用いた場合に
はこの引掛シーリングローゼット2の外周に枠状スペー
サ8を嵌合し、この枠状スペーサ8に取付具3を木ねじ
9で固定して使用する。10は引掛シーリングローゼッ
ト2を天井1に固定するための木ねじである。また11
はプルスイッチのレバー、12はスイッチの引き紐であ
る。また図7の場合にはドーム状のセード5gを用いた
器具本体5を示す。
【0034】(実施例2) 前記実施例1では被取付具4側に設けられる操作部4
e、4eを同一直線上に配置され、この直線に直交する
直線上にランプソケットを兼ねたランプホルダー5c、
ランプ支持バネ5c’を配置する構造であったが、本実
施例は図9に示すように操作部4e、4eとランプホル
ダー5c、ランプ支持バネ5c’とを同一直線上に配置
したもので、図10に示すように器具本体5の取付け時
及び取外し時にランプホルダー5c、ランプ支持バネ5
c’とを掴むようになるため、蛍光ランプ6を掴むこと
がなく蛍光ランプ6を割ることもなく安全である上に持
ちやすくなるという特徴がある。
【0035】(実施例3) 本実施例は照明器具の取付け施工を容易とするために、
図11に示すような略コ状の把手7を図12に示す如く
貫通孔4aの下面開口側に、操作部4e,4eと直交方
向となるように取付けたもので、本実施例によれば図1
3に示すように器具本体5の取付け施工が片手で行うこ
とができる。
【0036】(実施例4) 実施例3では取付け施工を容易とするために、把手7を
設けたものであるが、本実施例では図14に示すように
取付具3の全長寸法Lを被取付具4の貫通孔4aの長さ
よりも長くして、図15に示すように貫通孔4aに取付
具3を嵌入させた際その下部が貫通孔4aの下面開口よ
り突出するようになっている。つまり器具本体5の取外
し作業の時、貫通孔4aの下面開口より突出した取付具
3の下部を掴んで、一気に取付具3を含めて引掛シーリ
ングローゼット2より取り外すことができるのである。
この場合図15に示すように解除ボタン3kが貫通孔4
aの下面開口より下方に露出しているため、ロックピン
3iの解除が容易に行える。また取付具3を貫通孔4a
に嵌入させる際のガイドとして取付部3の外周面が機能
するもので、取付け性を向上させている。
【0037】(実施例5) 前記各実施例では取付具3の両側面の平面と、これに対
応する被取付具4の貫通孔4aの両側内面の平面とで嵌
入の位置決めを行うようにしているが、本実施例では図
16に示すように取付具3の一端面に上下方向に案内溝
13を設け、この案内溝13に摺動嵌合する突起部14
を被取付具4の貫通孔4aの一端内面に設け、これら案
内溝13と突起部14との嵌合により取付具3を貫通孔
4aに嵌入させる方向を一方向とするようになってい
る。
【0038】勿論突起部14を貫通孔4a側に、案内溝
13を取付具3側に設けても良い。尚本実施例では給電
部3bが内装される凹部3gは取付具3の両端面に設け
てある。 (実施例6) 前記各実施例では器具本体5側の被取付具4に対する給
電部3bを取付具3に設けたものであるが、本実施例で
は図17に示すように取付具3内にUプラグ15用の差
込みコンセントの機構を内蔵するとともに、引掛シーリ
ングプラグ16用の引掛シーリングの機構を内蔵して、
ケース3d下面に夫々の差込み口17、18を設けてお
り、取付具3から別電源が取れ、他の照明器具にも電源
が給電できるようになっている。
【0039】(実施例7) 前記各実施例では取付具3は給電部3bをケース3dの
凹部3g内に内装する形で設けているが、ケース3d内
に給電部3bを設け、この給電部3bに接触させる被取
付具4の受電部4bをケース3d内に挿入する切欠溝3
g’を図18に示すように設けても良い。尚切欠溝3
g’はケース3dの両側面でも両端面でも良い。
【0040】(実施例8) 前記各実施例は取付具3の給電部3bに対する被取付具
4の受電部4bの接続は取付具3のケース3dに設けた
凹部3g又は切欠溝3g’に受電部4bを挿入すること
により行うようになっているが、本実施例は図19に示
すように取付具3の側面に設けてある係止部3c(図示
する例では上下2段の係止部3cを設けている)に給電
部3bの舌片20を出し、一方器具本体5側の被取付具
4の被係止部4dに受電部4bを取付け、被係止部4d
と一体に操作部4eの操作によって横方向に可動するよ
うになっている。21は受電部4bに給電するための内
部配線である。
【0041】而して本実施例によれば取付具3の係止部
3cに器具本体5の被取付具4の被係止部4dが係止さ
れることにより、同時に取付具3の給電部3bと、被取
付具4の受電部4bとが図示するように接続し給電部3
bから受電部4bに通電する。 (実施例9) 前記各実施例の取付具3は引掛シーリングローゼット
器具本体5との間に介在する中間アダプタの形で構成
されているが、内部に光ワイヤレス信号の受信部を設
け、この受信部による制御によって器具本体5側への通
電をオン、オフするようにしても良く、本実施例の場合
図20に示すように受光部23を取付具3のケース3d
の底面に設け、被取付具4の貫通孔4aの下面開口より
露出させて照明器具下方からの光ワイヤレス信号を広範
囲から受光できるようにしている。
【0042】(実施例10) 本実施例は、図21に示すように埋め込み型引掛シーリ
ングローゼット2に設けられた取付金具25に対応する
引掛金具24を中間アダプタ型の取付具3に設けたもの
で、取付具3の引掛シーリングプラグ3aを引掛シーリ
ングローゼット2の円弧孔2aに挿入して回転取付けす
る時に、引掛シーリングローゼット2の取付金具25の
上向きコ字型部25aに、引掛金具24先端の係止部2
4aが図22に示すように係止するようになっている。
【0043】従って本実施例では器具本体5の重量が重
いものでも十分に支えることができ、また取付具3の引
掛シーリングプラグ3aに加わる器具本体5の荷重が少
なくても済むという利点がある。尚露出型引掛シーリン
グローゼット2に取付金具25を設けて本実施例の取付
具3を使用しても、前記の利点が得られる。
【0044】(実施例11) 前記実施例10では埋め込み型引掛シーリングローゼッ
ト2に設けられた取付金具25に対応する引掛金具24
を中間アダプタ型の取付具3に設けているが、本実施例
では図23に示すように中央に設けた凹部24aに取付
具3の下部を嵌め込み、この凹部24aの底部と取付具
3の下面との間にスプリング26を介在させて引掛金具
24を下方に弾性付勢するように引掛金具24を取付具
3にビス27で固定している。
【0045】従って取付具3に対して引掛金具24が上
下し、取付具3を引掛シーリングロゼット2に回転取付
けする際に、引掛金具24を手で押し上げながら、取付
具3の回転と同時に引掛金具24も回転するために回転
取付けが完了すれば、引掛金具24の両端に設けている
コ字型部24b内に引掛シーリングローゼット2に設け
られた取付金具25の上向きコ字型25aが入って、そ
の外側片25cが丁度コ字型部24bの上片24cに設
けた角孔24dに対向するように位置することになり、
この状態で手を引掛金具24から離せば、引掛金具24
はスプリング26の弾発で下方に押し動かされて角孔2
4dに前記取付金具25の外側片25cを係入し、図2
4に示すように引掛金具24が取付金具25に係止され
ることになる。
【0046】以上のように本実施例も実施例10と同様
な利点が得られる。尚引掛金具24のコ字型部24bの
両側側面の角窓28は取付具3の係止部3cを露出させ
るためのものである。 (実施例12) 記各実施例は取付具3のケース3dの両側面に係止部
3cを設け、被取付具4にこの係止部3cに対応する被
係止部4dを設けたものであるため、取付具3の両端部
の係止部3cが存在しない箇所での器具本体5と取付具
3との間に隙間が発生し照明器具の完全密閉性が達成で
きないが、本実施例では図25に示すようにケース3d
の両側面の係止部3cの両端をケース3dの両端面に延
長するとともに、これに対応して被取付具4の被係止部
4dも馬蹄形に形成して、取付具3のケース3dの両端
面側に延長された係止部3cにも係止できるようにし、
両者の係合部位が全周に亘るようにしている。
【0047】従って取付具3と被取付具4の凹凸嵌合部
位を密閉性にすることができ、結果照明器具の防虫性が
向上する。尚図26は本実施例の器具本体5側の被取付
具4を天井側の取付具3に取り付ける状態を示すもので
あるが、本実施例における取付け手順は実施例1と同様
であるので、取付け手順の説明は省略する。
【0048】(実施例13) 前記各実施例では取付具3を嵌合する被取付具4の被挿
入部を貫通孔4aにより形成していたが、本実施例では
図27に示すように凹部形状の有底の穴4a’で形成し
てこの穴4a’の底に栓刃状の受電部4bを立設し、一
方取付具3側にはケース3d内に受け刃状の給電部3b
を設けるとともに給電部3bの下方のケース3d下面に
受電部4bを差し込む差込み口29を開口し、前記穴4
a’に取付具3を嵌合した時に受電部4bが差込み口2
9を介して取付具3の給電部3bに挿入接続するように
なっている。
【0049】(実施例14) 前記各実施例の取付具3は天井1に設けられた引掛シー
リングローゼット2に引掛シーリングプラグ3aを回転
取付けして天井1に配置する中間アダプタを構成するも
のであるが、本実施例は図28に示すように取付具3の
ケース3dの上部両端に形成した取付部31の挿通孔3
1aに挿通した木ねじ30で直接天井1に固定するもの
で、屋内配線をケース3d内で直接接続する点と、天井
1に固定するための構成以外は基本的には実施例1に準
ずるもので、器具本体5の取付具3への取付け構造は実
施例1と同様に行われる。
【0050】尚実施例10、11のような中間アダプタ
としての構成以外であれば、本実施例の構成に前記各実
施例の構成を適宜採用しても勿論よい (実施例15 記各実施例では取付具3と、被取付具4との係止部位
が直線状であったため、器具本体5を取付けた後器具本
体5側の被取付具4の回転は規制されるため、ちょっと
した衝撃でも取付具3へ伝達され、例えば中間アダプタ
型の場合には引掛シーリングロゼット2にも伝達され、
これら取付具3や引掛シーリングロゼット2の破壊を招
く恐れがある。
【0051】そこで本実施例では、図29に示すように
取付具3を挿入して嵌合する被挿入部たる貫通孔4aの
断面形状を円形にし、その内周面に環状溝からなる係止
部44を設けている。(本実施例では高さの違う引掛シ
ーリングローゼット2に対応するために上下2段に設け
ている)。一方取付具3は図30に示すように外形を前
記貫通孔4aの断面に対応するように円柱状に形成さ
れ、その両側面より係止部44に係止する被係止部45
を横方向に突出している。この被係止部45は図31
示すように取付具3のケース3d内に出没自在に設けら
れ、常時は内部に設けたスプリング46で突出方向に弾
性付勢されている。また被係止部45の下面には操作部
47の上端が固定されている。操作部47は取付具3の
下面より突出しており、指でケース3dの中央部側に押
されると、スプリング46の弾性付勢に抗して被係止部
45をケース3d内に没入させることができるようにな
っている。
【0052】また取付具3は上述した中間アダプタ型の
ものであって、上面には引掛シーリングプラグ3aを突
設し、この引掛シーリングプラグ3aに接続される給電
部は引掛シーリングプラグ3aに一端が接続され、ケー
ス3dの下面の中央より導出した電線49の他端に設け
られたプラグ48で構成され、このプラグ48に対応す
る被取付具4の受電部は貫通孔4aの下面開口部の近辺
に設けたコンセント50で構成される。
【0053】而して本実施例では天井1に固定された引
掛シーリングローゼット2に回転取付けされた取付具3
器具本体5を取付ける場合には、器具本体5側の被取
付具4の貫通孔4aの上面開口から取付具3の下部を嵌
合するのであるが、本実施例ではこの嵌合時に取付具3
側の被係止部45がスプリング46の弾性付勢に抗して
取付具3内に没入し、係止部44の位置に至ったときに
被係止部45が元に戻って係止部44に係止されて取付
具3に被取付具4が固定され、器具本体5の取付けが終
了する。この取付け後、貫通孔4aの下面開口より導出
されたプラグ48を被取付具4のコンセント50に接続
すれば電気的接続も終了する。
【0054】ここで器具本体5側に衝撃等で水平方向に
回転させる力が加わると被取付具4の係止部44が環状
であるため取付具3の被係止部45が係止部44内を摺
動し、器具本体5は規制されることなく回転する。従っ
て衝撃力が取付具3、引掛シーリングローゼット2に伝
達されことがなく、それらが破壊されるのを防ぐことが
できる。
【0055】また器具本体5を回転して器具本体5の位
置を任意に設定することもできるから、例えばプルスイ
ッチの引き紐の垂れ下がり位置を選定することも可能で
ある。尚器具本体5を取り外す場合には、プラグ48を
コンセント50から抜き、その後貫通孔4aの下面加工
から指を入れて取付具3の下面に露出した操作部47を
ケース3dの中心側へ押し、被係止部45をケース3d
内に没入させて止状態を解除し、この状態で器具本体
を下方に下げれば良い。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、器具本体と、天
井に配備される取付具と、上記器具本体側に配設され、
天井方向への移動で上記取付具を挿入する被挿入部を有
する被取付具と、上記取付具に配設された給電部と、上
記被挿入部内若しくは上記被挿入部外に配設され上記給
電部に接続される受電部と、上記被取付具より弾性付勢
されて突出する被係止部と、上記取付具に配設され上記
被係止部を係止する係止部と、上記被取付具に配設さ
れ、弾性付勢に抗して上記被係止部を後退させ、上記係
止部との係止を解除する操作部とを備えてあるので、
具本体側の被取付具を天井方向に押し上げて被取付具の
被挿入部に取付具を挿入させるだけで、被取付具から突
出する被係止部を取付具の係止部係止させて取付具へ
の被取付具の取付けが行え、結果器具本体側に配備され
た被取付部と天井に配備された取付部との接続により照
明器具を天井に直付けして照明器具に天井との一体感が
ある良好な外観を付与すると共に照明器具の天井への取
付けが簡単にでき、しかも給電部と受電部との接続によ
器具本体側への電気的接続も簡単に行える。また器具
本体を取り外す際も、操作部を操作するだけで簡単に行
えるという効果がある。請求項2記載の発明は、器具本
体と、天井に配備される取付具と、上記器具本体側に配
設され、天井方向への移動で上記取付具を挿入する被挿
入部を有する被取付具と、上記取付具に配設された給電
部と、上記被挿入部内若しくは上記被挿入部外に配設さ
れ上記給電部に接続される受電部と、上記取付具より弾
性付勢されて突出する被係止部と、上記被取付具に配設
され上記被係止部を係止する係止部と、上記取付具に配
設され、弾性付勢に抗して上記被係止部を後退させ、上
記係止部との係止を解除する操作部とを備えてあるの
で、器具本体側の被取付具を天井方向に押し上げて被取
付具の被挿入部に取付具を挿入させるだけで、取付具か
ら突出する被係止部を被取付具の係止部に係止させて取
付具への被取付具の取 付けが行え、結果器具本体側に配
備された被取付部と天井に配備された取付部との接続に
より照明器具を天井に直付けして照明器具に天井との一
体感がある良好な外観を付与すると共に照明器具の天井
への取付けが簡単にでき、しかも給電部と受電部との接
続により器具本体側への電気的接続も簡単に行える。ま
た器具本体を取り外す際も、操作部を操作するだけで簡
単に行えるという効果がある。請求項記載の発明は、
取付具を天井に固定したので、照明器具の取り付けに必
要な部品点数を削減することができ、更に簡単に天井へ
の取付けを行えるという効果がある。
【0057】請求項記載の発明は、天井に取り付けら
れた引掛シーリングローゼットに取り付けられる引掛シ
ーリングプラグを上面に設け引掛シーリングプラグを
上記引掛シーリングローゼットに引掛接続する中間アダ
プタにより構成るので、既設の引掛シーリングローゼ
ットに対して対応することができ、中間アダプタたる取
付具を予め引掛シーリングローゼットに取り付けておけ
ば、器具本体の取付け、取外しは上下方向の操作で簡単
に行えるという効果がある。
【0058】請求項記載の発明は、上記器具本体の下
面に露出され、上記各被係止部に対応する上記操作部
と、上記器具本体の下面側に装着される環状ランプのソ
ケットと、上記器具本体の下面側に取着され上記環状ラ
ンプを保持するランプホルダーとを備え、上記操作部の
位置と上記ソケットの位置と上記ランプホルダーとの位
置とを同一直線上に設定するので、器具本体の取外し
時に、ランプホルダーと、ソケットを掴んで操作するこ
ととなり、ランプを掴むことが無いためランプを破損す
ることが無く安全であるという効果がある。
【0059】請求項記載の発明は、上記器具本体の
面に露出され、上記各被係止部に対応する上記操作部
と、上記器具本体の下面側に装着される環状ランプの
ケットと、上記器具本体の下面側に取着され上記環状ラ
ンプを保持するランプホルダーとを備え、上記ソケット
の位置と上記ランプホルダーとの位置とを同一直線上
に設定するとともに、上記操作部の位置を上記直線と略
直交する直線上に設定するので、器具本体を取り外す際
にランプを掴む形となり、結果器具本体を強く持てない
状態となって器具本体が回転しにくくなり、結果引掛シ
ーリングローゼットに曲げモーメントが働きにくくなり
安全であるという効果がある。
【0060】請求項記載の発明は、上記操作部の並び
方向に対して略直交する方向で上記器具本体の下面中央
部に把手部を設けるので、取付具の取付け施工が片手で
行うことができ、作業性が一層向上するという効果があ
る。
【0061】請求項記載の発明は、上記被取付具の被
挿入部を、上記器具本体を上下に貫通する貫通孔で形成
するので、貫通孔の下面開口、つまり照明器具の下方か
ら取付具の下面が視認でき、そのため被取付具への嵌合
等の位置決めや、嵌合状態の確認ができるという効果が
ある。請求項記載の発明は、上記貫通孔に嵌合した
取付具の下端を上記貫通孔の下面開口から突出させる
ので、取付具を被取付具の貫通孔に嵌合させる際のガイ
ドとして取付具の長い側面が役立ち、また器具本体を取
り外す際に、貫通孔の下方に突出した取付具の下部を持
って操作すれば、取付具の引掛シーリングローゼットか
らの取外し操作と、器具本体の取外しとが一度に行える
という効果がある。
【0062】請求項10記載の発明は、上記被取付具の
被挿入部を、凹部状に形成するので、被取付具を照明器
具の下面に露出させる場合であっても、取付具と被取付
具との接続部分が照明器具の下面に露出することが無
く、外観を向上することができるという効果がある。
求項11記載の発明は、上記被取付具の上記被挿入部
内周面の略半周に対応するように上記被挿入部の内周面
両側から突出させた上記被係止部と、上記被挿入部に
合する上記取付具の外周面に設けられ上記被係止部を係
止する上記係止部とを備えるので、被挿入部における取
付具と被取付具との嵌合部位の密閉度が高くなり、照明
器具の防虫対策が確実となるという効果がある
【0063】求項12記載の発明は、断面形状を
形とする上記被挿入部と、該被挿入部に嵌合する外形が
円柱状の上記取付具と、略円周状に形成した上記係止
部とを備えるので、被取付具と取付具の嵌合係止後にお
いて器具本体が回転したりして被取付具が回転しても、
取付具への回転による衝撃が加わらず、安全であり、し
かも被取付具の取付具への嵌合係止位置が回転自在に設
定できるという効果がある。請求項13記載の発明は、
上記中間アダプタの側面に上記係止部を設けてあるの
で、簡単な構造で確実に係止する照明器具が実現できる
請求項14記載の発明は、上記被取付具を器具本体に一
体に形成するので、照明器具の取り付けに必要な部品点
数を削減することができ、更に簡単に天井への取付けを
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の一部省略せる分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施例1の一部破断する分解図であ
る。
【図3】本発明の実施例1の要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の実施例1の要部の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例1の照明器具の取付け説明図で
ある。
【図6】本発明の実施例1の照明器具の取付け説明図で
ある。
【図7】本発明の実施例1の別の例の分解斜視図であ
る。
【図8】図7で示す本発明の実施例1の照明器具取外し
説明図である。
【図9】本発明の実施例2の分解斜視図である。
【図10】本発明の実施例2の照明器具取外し説明図で
ある。
【図11】本発明の実施例3に用いる把手部の斜視図で
ある。
【図12】本発明の実施例3の分解斜視図である。
【図13】本発明の実施例3の照明器具取付け説明図で
ある。
【図14】本発明の実施例4の分解斜視図である。
【図15】本発明の実施例4の斜視図である。
【図16】本発明の実施例5の説明図である。
【図17】本発明の実施例6の説明図である。
【図18】本発明の実施例7の取付具の斜視図である。
【図19】本発明の実施例8の取付具の一部破断せる側
面図である。
【図20】本発明の実施例9の取付具の斜視図である。
【図21】本発明の実施例10の取付具と、引掛シーリ
ングローゼットとの関係を示す分解斜視図である。
【図22】本発明の実施例10の取付具と、引掛シーリ
ングローゼットとの関係を示す側面図である。
【図23】本発明の実施例11の取付具と、引掛シーリ
ングローゼットとの関係を示す分解斜視図である。
【図24】本発明の実施例11の取付具と、引掛シーリ
ングローゼットとの関係を示す側断面図である。
【図25】本発明の実施例12の一部省略せる分解斜視
図である。
【図26】本発明の実施例12の分解斜視図である。
【図27】本発明の実施例13の被取付具と取付具の一
部破断せる分解断面図である。
【図28】本発明の実施例14の一部省略せる斜視図で
ある。
【図29】本発明の実施例15の被取付具の一部省略せ
る斜視図である。
【図30】本発明の実施例15の取付具の斜視図であ
る。
【図31】本発明の実施例15の使用説明図である
【符号の説明】
3 取付具 3a 引掛シーリングプラグ 3b 給電部 3c 係止部 4 被取付具 4a 貫通孔 4b 受電部 4d 被係止部 4e 操作部 5 器具本体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 33/06 F21S 5/00 L (72)発明者 三上 博幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 西野 政広 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (72)発明者 藤本 勝信 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (72)発明者 上原 智 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−39130(JP,A) 特開 昭53−58179(JP,A) 特開 平4−267003(JP,A) 特開 平6−162816(JP,A) 実開 昭63−129916(JP,U) 実開 昭63−129915(JP,U) 実開 昭58−144710(JP,U) 実開 平5−73810(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/94 F21S 4/00 F21S 8/04 F21V 21/02 101 F21V 23/06 H01R 33/06 H01R 13/00 - 13/74

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体と、天井に配備される取付具と、
    上記器具本体側に配設され、天井方向への移動で上記取
    付具を挿入する被挿入部を有する被取付具と、上記取付
    具に配設された給電部と、上記被挿入部内若しくは上記
    被挿入部外に配設され上記給電部に接続される受電部
    と、上記被取付具より弾性付勢されて突出する被係止部
    と、上記取付具に配設され上記被係止部を係止する係止
    部と、上記被取付具に配設され、弾性付勢に抗して上記
    被係止部を後退させ、上記係止部との係止を解除する操
    作部とを備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】器具本体と、天井に配備される取付具と、
    上記器具本体側に配設され、天井方向への移動で上記取
    付具を挿入する被挿入部を有する被取付具と、上記取付
    具に配設された給電部と、上記被挿入部内若しくは上記
    被挿入部外に配設され上記給電部に接続される受電部
    と、上記取付具より弾性付勢されて突出する被係止部
    と、上記被取付具に配設され上記被係止部を係止する係
    止部と、上記取付具に配設され、弾性付勢に抗して上記
    被係止部を後退させ、上記係止部との係止を解除する操
    作部とを備えたことを特徴とする照明器具。
  3. 【請求項3】上記取付具を天井に直接固定していること
    を特徴とする請求項1記載の照明器具
  4. 【請求項4】上記取付具は、天井に取り付けられた引掛
    シーリングローゼットに取り付けられる引掛シーリング
    プラグを上面に設け引掛シーリングプラグを上記引掛
    シーリングローゼットに引掛接続する中間アダプタによ
    構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の
    明器具
  5. 【請求項5】上記器具本体の下面に露出され、上記各被
    係止部に対応する上記操作部と、上記器具本体の下面側
    に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本体の
    下面側に取着され上記環状ランプを保持するランプホル
    ダーとを備え、上記操作部の位置と上記ソケットの位置
    上記ランプホルダーとの位置とを同一直線上に設定
    したことを特徴とする請求項1記載の照明器具
  6. 【請求項6】上記器具本体の下面に露出され、上記各被
    係止部に対応する上 記操作部と、上記器具本体の下面側
    に装着される環状ランプのソケットと、上記器具本体の
    下面側に取着され上記環状ランプを保持するランプホル
    ダーとを備え、上記ソケットの位置と上記ランプホルダ
    ーとの位置とを同一直線上に設定するとともに、上記
    操作部の位置を上記直線と略直交する直線上に設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具
  7. 【請求項7】上記操作部の並び方向に対して略直交する
    方向で上記器具本体の下面中央部に把手部を設けたこと
    を特徴とする請求項5又は6記載の照明器具
  8. 【請求項8】上記被取付具の被挿入部を、上記器具本体
    を上下に貫通する貫通孔で形成したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の照明器具
  9. 【請求項9】上記貫通孔に嵌合した上記取付具の下端を
    上記貫通孔の下面開口から突出させることを特徴とする
    請求項記載の照明器具
  10. 【請求項10】上記被取付具の被挿入部を、凹部状に形
    成したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  11. 【請求項11】上記被取付具の上記被挿入部の内周面の
    略半周に対応するように上記被挿入部の内周面両側から
    突出させた上記被係止部と、上記被挿入部に嵌合する
    取付具の外周面に設けられ上記被係止部を係止する
    係止部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の照
    明器具。
  12. 【請求項12】面形状を円形とする上記被挿入部
    と、該被挿入部に嵌合する外形が略円柱状の上記取付具
    と、略円周状に形成した上記係止部とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の照明器具
  13. 【請求項13】上記中間アダプタの側面に上記係止部を
    設けたことを特徴とする請求項記載の照明器具。
  14. 【請求項14】上記被取付具を器具本体に一体に形成し
    ていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
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