JPH1040734A - 灯体取付ベースおよび照明器具 - Google Patents

灯体取付ベースおよび照明器具

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JPH1040734A
JPH1040734A JP8191169A JP19116996A JPH1040734A JP H1040734 A JPH1040734 A JP H1040734A JP 8191169 A JP8191169 A JP 8191169A JP 19116996 A JP19116996 A JP 19116996A JP H1040734 A JPH1040734 A JP H1040734A
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mounting surface
locking
locking portion
mounting
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Katsunori Sato
勝則 佐藤
Kazuaki Murata
和昭 村田
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Moriyama Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 灯体取付ベース11の施工性を向上させる。 【解決手段】 取付面に埋め込まれる枠部22に、取付面
に係合される係合部23を設けるとともに、取付面側から
操作可能に送りねじ37を設ける。送りねじ37の操作によ
り係止部39を上下方向に移動可能に設ける。係止部39を
上方へ移動させると、係止部39を取付面に対する非係合
位置に弾力に抗して退避させ、枠部22の取付面への埋め
込みを許容する。係止部39を下方への移動させると、係
止部39を取付面に対する係合可能位置に弾力によって展
開させ、係合部23と協働して取付面を挟持可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工性が考慮され
た灯体取付ベースおよび照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なダウンライトを天井板に
設置する場合、ダウンライトの枠部を天井板に形成され
た埋込孔に挿入し、枠部の内側(ランプや反射板が装着
される内側空間)に手を差し入れて、枠部の側面に配置
した係止金具を側方に突出させるとともに引き下ろし、
天井板の表面に係合する枠部のフランジ部と天井板の裏
面に係合する係止金具とで天井板を挟持させることによ
り、枠部を天井板に設置している。
【0003】しかし、このような構造では、手を枠部の
内側に差し込んで係止金具を操作しなければならず、操
作しにくい問題がある。
【0004】また、例えば、米国特許5331531号
に記載されているように、枠部の側面に上下方向に沿っ
て送りねじを回転自在に設け、この送りねじにナットを
螺合するとともに、このナットに枠部の側方に進退可能
とする係止金具を回動自在に設けた構造がある。係止金
具は、送りねじの回動操作によってナットが最上端側に
移動すると、天井板に係合しないように枠部の内側方向
に回動させて倒すことが許容され、また、ナットが下端
側に移動すると、枠部の側方に強制的に回動されて突出
し、天井板の裏面に係合可能としている。
【0005】そして、枠部を天井板に埋め込むときに
は、係止金具を枠部の内側方向に倒した状態で、枠部を
天井板に埋め込み、枠部の下面に臨む送りねじの端部を
介してその送りねじを回動操作し、ナットを下端側に移
動させることにより、係止金具を枠部の側方に強制的に
突出させて天井板の裏面に係合させる。これにより、手
を枠部の内側に差し込まずに係止金具を操作できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許5331531号に記載された構造では、ナットを最
上端側に移動させた状態において、係止金具を天井板に
係合しないように枠部の内側方向に回動させて倒すこと
が可能であるとともに、逆に枠部から方向に回動されて
突出することも可能であるため、枠部を天井面に埋め込
む際に、係止金具が枠部から突出する可能性があり、突
出した係止金具が天井板に引っ掛かって埋め込み作業を
行なえないなど、施工に支障が生じる問題がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、施工性を向上できる灯体取付ベースおよび照明器
具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の灯体取付
ベースは、取付面に埋め込まれる枠部と、この枠部に配
設され、取付面に係合される係合部と、前記枠部に取付
面側から操作可能に配設された送りねじと、この送りね
じの操作により移動可能に設けられ、所定位置への移動
により取付面に対する非係合位置に弾力に抗して退避さ
れるとともに、所定位置から外れた位置への移動により
取付面に対する係合可能位置に弾力によって展開され、
かつ、前記係合部と協働して取付面を挟持可能とする係
止部とを具備しているものである。そして、係止部を所
定位置へ移動させれると、係止部が取付面に対する非係
合位置に弾力に抗して退避するため、枠部の取付面への
埋め込みに係止部が支障とならない。しかも、枠部の埋
め込み後に、係止部を所定位置から外れた位置へ移動さ
せると、係止部が取付面に対する係合可能位置に弾力に
よって展開するため、係合部と協働して取付面を挟持可
能となる。
【0009】請求項2記載の灯体取付ベースは、請求項
1記載の灯体取付ベースにおいて、係止部は、枠部の埋
込方向に沿って移動可能に設けられるとともに、その埋
込方向の端部が所定位置とされ、所定位置に配設されて
係止部と係合してその係止部を退避させる退避手段を具
備しているものであり、係止部の移動に伴って、係止部
の退避、係止部の突出、係止部による取付面の挟持の各
動作が行なわれる。
【0010】請求項3記載の灯体取付ベースは、請求項
1または2記載の灯体取付ベースにおいて、係止部は、
取付面への枠部の埋込時において取付面との当接により
非係合位置に弾力に抗して退避されるとともに、取付面
との当接解除により係合可能位置に弾力によって展開さ
れるものである。そして、取付面に枠部を埋め込む際、
枠部の側方に係止部が突出していても、係止部が取付面
と当接することで、その係止部が非係合位置に弾力に抗
して退避しながら埋め込める。さらに、取付面を通過し
た係止部が取付面から外れることで、その係止部が係合
可能位置に弾力によって展開するため、枠部が取付面に
仮止めされる。
【0011】請求項4記載の灯体取付ベースは、請求項
1ないし3いずれか記載の灯体取付ベースにおいて、係
止部は、枠部の埋込方向に沿って移動可能に設けられる
とともに、その埋込方向の一端側を支点として他端側が
非係合位置および係合可能位置に回動可能に構成されて
いるものである。そして、取付面に枠部を埋め込む際、
枠部の側方に係止部が突出していても、係止部が取付面
と当接することで、その係止部が非係合位置に弾力に抗
して退避しながら埋め込める。さらに、取付面を通過し
た係止部が取付面から外れることで、その係止部が係合
可能位置に弾力によって展開するため、枠部が取付面に
仮止めされる。しかも、係止部が枠部の埋込方向に沿っ
て移動可能とするとともに、その埋込方向の一端側を支
点として他端側が非係合位置および係合可能位置に回動
されるため、係止部の非係合位置への退避が円滑にな
る。
【0012】請求項5記載の灯体取付ベースは、請求項
1ないし4いずれか記載の灯体取付ベースにおいて、係
止部を付勢する付勢手段を具備しているものであり、係
止部に弾力が付与される。
【0013】請求項6記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか記載の灯体取付ベースと、この灯体取付ベ
ースに着脱自在に取り付けられる灯体とを具備している
ものであり、施工性が向上する。
【0014】請求項7記載の照明器具は、取付面に埋め
込まれる枠部と、この枠部に配設され、取付面に係合さ
れる係合部と、前記枠部に取付面側から操作可能に配設
された送りねじと、この送りねじの操作により移動可能
に設けられ、所定位置への移動により取付面に対する非
係合位置に弾力に抗して退避されるとともに、所定位置
から外れた位置への移動により取付面に対する係合可能
位置に弾力によって展開され、かつ、前記係合部と協働
して取付面を挟持可能とする係止部と、前記枠部に支持
される反射体と、この反射体に対して所定の位置関係に
配設されるランプソケットとを具備しているものであ
る。そして、係止部を所定位置へ移動させれると、係止
部が取付面に対する非係合位置に弾力に抗して退避する
ため、枠部の取付面への埋め込みに係止部が支障となら
ない。しかも、枠部の埋め込み後に、係止部を所定位置
から外れた位置へ移動させると、係止部が取付面に対す
る係合可能位置に弾力によって展開するため、係合部と
協働して取付面を挟持可能となる。
【0015】請求項8記載の照明器具は、請求項7記載
の照明器具において、係止部は、枠部の埋込方向に沿っ
て移動可能に設けられるとともに、その埋込方向の端部
が所定位置とされ、所定位置に配設されて係止部と係合
してその係止部を退避させる退避手段を具備しているも
のであり、係止部の移動に伴って、係止部の退避、係止
部の突出、係止部による取付面の挟持の各動作が行なわ
れる。
【0016】請求項9記載の照明器具は、請求項7また
は8記載の照明器具において、係止部は、取付面への枠
部の埋込時において取付面との当接により非係合位置に
弾力に抗して退避されるとともに、取付面との当接解除
により係合可能位置に弾力によって展開されるものであ
る。そして、取付面に枠部を埋め込む際、枠部の側方に
係止部が突出していても、係止部が取付面と当接するこ
とで、その係止部が非係合位置に弾力に抗して退避しな
がら埋め込める。さらに、取付面を通過した係止部が取
付面から外れることで、その係止部が係合可能位置に弾
力によって展開するため、枠部が取付面に仮止めされ
る。
【0017】請求項10記載の照明器具は、請求項7な
いし9いずれか記載の照明器具において、係止部は、枠
部の埋込方向に沿って移動可能に設けられるとともに、
その埋込方向の一端側を支点として他端側が非係合位置
および係合可能位置に回動可能に構成されているもので
ある。そして、取付面に枠部を埋め込む際、枠部の側方
に係止部が突出していても、係止部が取付面と当接する
ことで、その係止部が非係合位置に弾力に抗して退避し
ながら埋め込める。さらに、取付面を通過した係止部が
取付面から外れることで、その係止部が係合可能位置に
弾力によって展開するため、枠部が取付面に仮止めされ
る。しかも、係止部が枠部の埋込方向に沿って移動可能
とするとともに、その埋込方向の一端側を支点として他
端側が非係合位置および係合可能位置に回動されるた
め、係止部の非係合位置への退避が円滑になる。
【0018】請求項11記載の照明器具は、請求項7な
いし10いずれか記載の照明器具において、係止部を付
勢する付勢手段を具備しているものであり、係止部に弾
力が付与される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0020】図1ないし図9に第1の実施の形態として
ダウンライトの構成を示す。図8はダウンライトの施工
状態の側面図を示し、図9は図8に示すベースを断面と
した図8に対応する側面図を示し、これらの図におい
て、1はダウンライトを取り付ける取付面としての天井
板で、この天井板1にはダウンライトを埋め込み設置す
るための円形の埋込孔2が形成されている。埋込孔2に
は、天井板1の上方の天井空間に配線される図示しない
電源線や別設される照明器具などに電源を送るための図
示しない送り配線が引き込まれる。
【0021】ダウンライトは、灯体取付ベース11および
灯体12にて構成され、灯体取付ベース11が天井板1の埋
込孔2に埋め込み設置され、この灯体取付ベース11に対
して灯体12が着脱自在に装着される。
【0022】図1はダウンライトの灯体取付ベース11と
灯体12の分解状態の斜視図を示し、図2は灯体取付ベー
ス11の分解状態の斜視図を示し、図4は灯体取付ベース
11の底面図を示す。灯体取付ベース11は、絶縁性を有す
る合成樹脂製のベース本体21を有している。このベース
本体21には、埋込孔2に挿入されて埋め込まれる枠部22
が形成され、この枠部22の下縁部から外径方向に突出し
て天井板1の表面(下面)に係合される係合部としての
環状のフランジ部23が形成されている。
【0023】枠部22には、下部側に円筒部24が形成さ
れ、この円筒部24の対称位置から一対の立上部25が立ち
上げ形成され、両立上部25の上端間に架台部26が形成さ
れ、これら円筒部24、立上部25および架台部26の間に開
放部27が形成されている。枠部22の内側には、灯体12が
挿入される灯体挿入部28が下方に開口形成されている。
【0024】各立上部25には、外面に凹部29が形成され
ているとともにこの凹部29の内側に取付口30が形成さ
れ、この取付口30の上側中央に切欠部31が形成されてい
るとともに、取付口30の下側中央に溝部32が形成されて
いる。凹部29の右上には凹状の段部33が形成され、この
段部33に取付孔34が形成されている。
【0025】各立上部25には、係止ユニット35がそれぞ
れ取り付けられる。この係止ユニット35は、支持板36、
送りねじ37、移動体38、係止部としての係止体39、付勢
手段としてのスプリング40にて構成されている。
【0026】支持板36は、凹部29に嵌合される大きさに
形成され、下側部には溝部32に係合される引掛片部41が
突出形成され、右上側部には内面側(ベース本体21側)
に折曲されて段部33に係合する取付片部42が形成され、
取付片部42には挿通孔43が形成されている。支持板36の
中央には開口部44が形成され、この開口部44の上下縁部
から内面側に折曲されて支持片部45が形成され、この各
支持片部45に支持孔46が形成されている。開口部44の上
縁の支持片部45の両側には外面側に突出されるとともに
下方へ向けて折曲された退避手段としての一対のガイド
片部47が形成されている。なお、詳細は後述するが、支
持板36のガイド片部47が設けられた上端側(埋込方向の
端部)が、係止体39を天井板1に対して非係合位置に退
避させる所定位置として構成される。
【0027】送りねじ37は、その上下端部が支持板36の
上下の支持片部45の支持孔46に回動自在に係合され、送
りねじ37の上端部に係合されるCリング48によって抜け
止めされている。送りねじ37の下端部にはドライバーな
どの工具を係合して回動操作する係合部49が形成されて
いる。
【0028】移動体38には、中央に送りねじ37に螺合す
るねじ孔50が形成され、両側縁に支持板36の開口部44の
両側縁部にスライド自在に係合するスライド溝51が形成
されている。移動体38の外側縁部近傍には一対の係合孔
52が形成され、ねじ孔50の両側には一対の通孔53が形成
され、内側縁部には一対の引掛片部54が立ち上げ形成さ
れている。そして、移動体38は、送りねじ37の回動によ
り、上下方向(埋込方向)に沿って移動される。
【0029】係止体39は、係止板部55およびこの係止板
部55の両側縁部から内面側に折曲形成された側板部56を
有し、支持板36の開口部44に挿通可能とする幅に形成さ
れている。係止板部55の上端には移動体38の各係合孔52
に下側から差し込まれて係合されるほぼL字形の一対の
係合片部57が形成されており、係止体39は、係合片部57
を支点として、支持板36側にほぼ平行になる非係合位置
と側方に斜めに突出する係合可能位置との間で揺動可能
とされている。各側板部56の上端から側方にストッパ58
が突設されており、係止体39が係合可能位置へ向けて揺
動したときにストッパ58が支持板36の内面側に当接する
ことによって所定の係合可能位置で係止体39の揺動が規
制される。
【0030】スプリング40は、ばね線材をほぼコ字形に
成形して構成されており、その両端部が移動体38の各通
孔53の下側から挿入されるとともに各引掛片部54に引っ
掛けられ、中間部が係止体39の内面側に当接され、その
係止体39を係合可能位置へ向けて付勢する。
【0031】そして、移動体38に係止体39およびスプリ
ング40を組み込むとともに送りねじ37を螺合し、係止体
39を支持板36の内面側から開口部44に通すとともに、移
動体38のスライド溝51を支持板36に係合し、かつ、送り
ねじ37の上下端を支持板36の支持片部45に係合するとと
もにCリング48で止めることにより、係止ユニット35を
組み立てる。組み立てられた係止ユニット35は、支持板
36の引掛片部41をベース本体21の溝部32に係合して、支
持板36を凹部29に嵌合するとともに取付片部42を段部33
に嵌合し、取付ねじ59を取付片部42の挿通孔43を通じて
段部33の取付孔34に螺合することにより、ベース本体21
の立上部25に固定される。
【0032】また、ベース本体21の架台部26には、中央
に上下方向に開口するガイド孔部61が形成されており、
このガイド孔部61の周囲に環状部62が形成されるととも
に、この環状部62の一端側に端子台63が一体に形成さ
れ、これら環状部62および端子台63の上面にはカバー64
が着脱可能に取り付けられる。
【0033】環状部62は、底面部65、この底面部65の内
外周縁部から立ち上げられた内周部66および外周部67を
有し、これらによって上方に開口する端子収納溝68が形
成されている。この端子収納溝68内には、端子台63と反
対側に取付孔69を有するボス70が立設され、架台部26の
両端方向と交差する両側に複数の端子保持片71が立設さ
れている。
【0034】端子台63には、凹状の2組一対の端子収納
部72が並列に形成されているとともに、各端子収納部72
の外端側にそれぞれ連通する電線挿入孔73の下部側が形
成されている。各組の端子収納部72の環状部62側に取付
孔74が形成されているとともに、両組の端子収納部72の
間に取付孔75が形成されている。
【0035】環状部62の底面部65には、架台部26の両端
方向と交差する方向の対称位置に係合孔77が対称形状に
形成されている。この係合孔77は、底面部65の外周側に
寄って形成された溝孔部78、この溝孔部78の底面方向か
ら視て(図4に示す状態で)反時計回り方向の端部に差
込孔部79が形成され、これら溝孔部78および差込孔部79
にてほぼL字形に形成されている。
【0036】環状部62の端子収納溝68には、架台部26の
両端方向と交差する方向の対称位置に、一対の端子体80
が配設される。この各端子体80は、内周部66と端子保持
片71との間に挿入されて保持される導電板81を有し、こ
の導電板81の中間部外面に引掛形給電端子82がスポット
溶接によって取り付けられ、導電板81の端子台63に臨む
端部に端子板83がスポット溶接によって取り付けられて
いる。
【0037】各引掛形給電端子82は、ガイド孔部61を中
心として同心的に、溝孔部78の内周側の縁部上に配置さ
れるもので、差込孔部79に臨む一端には上方に突出する
係止突部84が形成され、他端には山形凹状の係合凹部85
が形成されている。
【0038】各端子板83は、端子台63の各組の端子収納
部72上に配置されるもので、端子台63の取付孔74の位置
に対応して挿通孔86が形成されているとともに、先端側
に窓孔87が形成されている。端子台63の各端子収納部72
には、端子板83と組み合わされる鎖錠端子88がそれぞれ
配設される。
【0039】そして、端子台63の各端子収納部72に鎖錠
端子88を挿入した後、各端子体80の導電板81および引掛
形給電端子82を環状部62の端子収納溝68に挿入するとと
もに、各端子体80の端子板83を端子台63上に合わせ、取
付ねじ89を端子板83の挿通孔86を通じて端子台63の取付
孔74に螺合することにより、各端子体80が架台部26に取
り付けられる。
【0040】また、カバー64には、環状部62の上面を覆
う環状カバー部90および端子台63の上面を覆う端子台カ
バー部91が形成され、環状部62の取付孔69および端子台
63の取付孔75の位置に対応して取付孔92,93が形成さ
れ、取付ねじ94を取付孔92,93を通じて各取付孔69,75
に螺合することにより、カバー64が架台部26に取り付け
られる。
【0041】端子台カバー部91には、先端側下面に各電
線挿入孔73の上部側が形成され、中央に窓孔95が形成さ
れている。窓孔95の内側にはリリース釦96が配設され、
このリリース釦96には端子板83の窓孔87を挿通して各鎖
錠端子88に係合可能とする押動部97が形成されている。
【0042】そして、図示しない電源線や送り配線の被
覆を取り除いた一対の芯線の先端を端子台63の電線挿入
孔73に挿入することにより、芯線が端子板83と鎖錠端子
88との間に圧入されて、電気接続状態で抜け止め係止さ
れる。
【0043】図3は灯体12の分解状態の斜視図、図5は
灯体12の平面図、図6は図5のA−A断面図、図7は図
6に示すランプソケットがランプ着脱位置に回動した図
6に対応する断面図である。
【0044】灯体12は、灯体本体としての灯体容器101
を有し、この灯体容器101 は、反射体102 およびこの反
射体102 の下部に取り付けられるフランジ体103 にて構
成され、下面には照射開口104 が開口形成されている。
【0045】反射体102 は、絶縁性を有する合成樹脂製
で、下端側が広がる円錐形状に形成され、その下端外面
に挿通孔105 を有する複数の取付片部106 が突出形成さ
れている。フランジ体103 は、例えば合成樹脂製あるい
は金属製で、反射体102 の下端形状に対応して環状に形
成され、その外面に取付孔107 を有する複数のボス部10
8 が形成されている。そして、取付ねじ109 を反射体10
2 側の挿通孔105 を通じてフランジ体103 側の取付孔10
7 に螺合することにより、反射体102 とフランジ体103
が連結される。
【0046】反射体102 の側面にはソケット取付用凹部
110 が形成され、このソケット取付用凹部110 には開口
部111 が形成されている。ソケット取付用凹部110 の両
側下部には取付台部112 が形成され、この各取付台部11
2 には上方に開口する軸受溝部113 が相対して形成され
ているとともに、各取付台部112 の上面に取付孔114が
形成されている。
【0047】反射体102 のソケット取付用凹部110 には
ランプソケット115 が取り付けられる。このランプソケ
ット115 は、ソケットホルダ116 、受金117 、一対のソ
ケット端子118a,118b、ソケットカバー119 にて構成さ
れている。
【0048】ソケットホルダ116 は、絶縁性を有する合
成樹脂製で、支持板部120 を有し、この支持板部120 の
両側下端に反射体102 の軸受溝部113 に回動自在に係合
される軸部121 が突出形成されている。支持板部120 の
外面にはソケット筒部122 が突出形成され、このソケッ
ト筒部122 の内部は軸方向に開口形成されている。ソケ
ット筒部122 の上面には、支持板部120 側に端子保持部
123 が突出形成されているとともに、この端子保持部12
3 からソケット筒部122 の外端にかけてなだらかに湾曲
して連続する端子係合部124 が突出形成されている。端
子保持部123 には一対のソケット端子118a,118bを係合
する一対の端子係合溝125 が形成され、端子係合部124
には一方の端子係合溝125 の位置に対応してソケット筒
部122 の内側に連通する連通部126 が形成されている。
ソケット筒部122 の外端下部には取付孔127 が形成され
ている。
【0049】受金117 は、エジソンタイプのE17型な
どの口金128 を有するランプ129 を接続可能とし、ねじ
山が螺旋状に形成された円筒状の接続筒部130 を有し、
この接続筒部130 の一端に端面板部131 が形成され、こ
の端面板部131 の中心部から周縁の一部にかけて切欠部
132 が形成されているとともに、切欠部132 の近傍に挿
通孔133 が形成されている。
【0050】一対のソケット端子118a,118bは、その中
間部が端子係合部124 上に接合配置されるとともに、そ
の一端側近傍に端子係合溝125 に保持される保持突部13
4 が形成され、一端には端子係合溝125 から上方に突出
する円弧状の係合部135 が形成されている。一方のソケ
ット端子118aの他端には、連通部126 を通じてソケット
筒部122 内に進入するとともに受金117 に結合される接
続片部136 が形成され、この接続片部136 には挿通孔13
7 が形成されている。他方のソケット端子118bの他端に
は、ソケット筒部122 の外端部を通じてソケット筒部12
2 内に進入するとともに受金117 の切欠部132 に非接触
状態に配置される接点片部138 が形成され、この接点片
部138 の基端部に挿通孔139 が形成されている。
【0051】ソケットカバー119 は、絶縁性を有する合
成樹脂製で、端子係合部124 の上面を覆う端子カバー部
140 およびソケット筒部122 の端面を覆う端板部141 を
有し、端子カバー部140 の先端には端子保持部123 に係
合する突起142 が突出形成されているとともに、端板部
141 の下側に挿通孔143 が形成されている。端板部141
の内面には、ソケット端子118a,118bの挿通孔137 ,13
9 の位置に対応して図示しない取付孔が形成されてい
る。
【0052】そして、ランプソケット115 を組み立てる
には、他方のソケット端子118bの挿通孔139 に通した取
付ねじ144 をソケットカバー119 の内面に螺合して取り
付けるとともに、受金117 の挿通孔133 および一方のソ
ケット端子118aの挿通孔137に通した取付ねじ145 をソ
ケットカバー119 の内面に螺合して一体的に取り付け、
これにより、受金117 と一方のソケット端子118aとを電
気的に接続するとともに、他方のソケット端子118bの接
点片部138 が受金117 の切欠部132 に非接触状態に配置
する。ソケットカバー119 に取り付けた受金117 をソケ
ット筒部122 に外方から挿入するとともに、各ソケット
端子118a,118bの保持突部134 を端子保持部123 の各端
子係合溝125 に係合し、ソケットカバー119 の突起142
を端子保持部123 に係合し、ソケットカバー119 の挿通
孔143 に通した取付ねじ146 をソケット筒部122 の取付
孔127 に螺合して取り付ける。なお、ランプソケット11
5の組立順序はこの順序に限られるものではない。
【0053】そして、このように組み立てられたランプ
ソケット115 を反射体102 に取り付けるには、ソケット
ホルダ116 の両側下部の軸部121 を反射体102 のソケッ
ト取付用凹部110 の両側下部の各軸受溝部113 に上方か
ら係合し、軸受溝部113 の上面を閉塞する押板147 を取
付台部112 上に配置し、押板147 の挿通孔148 に通した
取付ねじ149 を取付台部112 の取付孔114 に螺合して取
り付ける。
【0054】このようにして、反射体102 に取り付けら
れたランプソケット115 は、軸部121 を支点として、ラ
ンプ接続方向が反射体102 の照射開口104 にほぼ平行な
横向きのランプ点灯位置と、照射開口104 にほぼ垂直に
向かう縦向きのランプ着脱位置とに回動可能に支持され
る。なお、ランプソケット115 のランプ点灯位置は、端
子保持部123 の上面が開口部111 の上縁に当接すること
で規制されるとともに、後述する係合端子168 との係合
によって保持される。
【0055】また、反射体102 の上部には、環状の台座
部150 が形成され、この台座部150にはソケット取付用
凹部110 の上方に突出する突出部151 が形成されてい
る。台座部150 の上面には突出部151 を通る中心線を境
として両側に一対の凹部152 が区画形成され、各凹部15
2 の突出部151 に臨む端部に凹状の端子嵌合部153 が形
成されている。各端子嵌合部153 には、内径側に取付孔
154 が形成され、外径側に上下方向に貫通する空間部15
5 が形成されている。両空間部155 の仕切部分の上面に
は取付孔156 が形成されている。
【0056】一方の凹部152 の突出部151 とは反対側の
端部および他方の凹部152 の突出部151 側の端部の対称
位置には端子取付部157 がそれぞれ形成され、一方の端
子取付部157 には取付孔158 および突部159 が形成さ
れ、他方の端子取付部157 には突部160 が形成されてい
る。
【0057】各端子取付部157 には、ガイド突部184 を
中心として同心的に一対の引掛形受電端子161 が取り付
けられる。この引掛形受電端子161 は、導電性を有する
金属製で、取付部163 を有し、この取付部163 の外側縁
部から立ち上げられるとともに内方へ向けて引掛爪部16
4 が折曲されたほぼL字形の引掛片部165 が形成されて
いる。取付部163 には挿通孔166 および嵌合孔167 が形
成されている。引掛爪部164 は下面側に突出する山形形
状に形成されている。
【0058】各端子嵌合部153 には係合端子168 が取り
付けられる。この係合端子168 は、端子嵌合部153 上に
嵌合される取付片部169 を有し、この取付片部169 には
取付孔170 が形成され、取付片部169 の外端には下方に
折曲されて空間部155 に進入する接続片部171 が形成さ
れ、この接続片部171 の先端にソケット端子118a,118b
の係合部135 と係合可能とする円弧状の係合部172 が形
成されている。
【0059】一方の凹部152 側には一方の引掛形受電端
子161 と係合端子168 とを接続するための導電板173 が
配設される。この導電板173 は、凹部152 に沿った半円
状に形成され、引掛形受電端子161 と接続される一端に
は挿通孔174 および嵌合孔175 が形成され、係合端子16
8 に接続される他端には挿通孔176 が形成されている。
【0060】そして、台座部150 に各端子部品を組み込
むには、一対の係合端子168 を各端子嵌合部153 に嵌合
し、導電板173 の嵌合孔175 を一方の凹部152 の突部15
9 に嵌合してその導電板173 を一方の凹部152 に嵌合
し、一方の引掛形受電端子161の嵌合孔167 を導電板173
の嵌合孔175 から上方に突出する突部159 に嵌合して
その引掛形受電端子161 を導電板173 上に載置し、他方
の引掛形受電端子161 の嵌合孔167 を他方の凹部152 の
突部159 に嵌合してその引掛形受電端子161 を他方の凹
部152 に嵌合する。一方の引掛形受電端子161 の挿通孔
166 および導電板173 の挿通孔174 に通した取付ねじ17
7 を一方の凹部152 の取付孔158 に螺合して共締めし、
他方の引掛形受電端子161 の挿通孔166 および他方の係
合端子168の挿通孔174 に通した取付ねじ178 を端子嵌
合部153 の取付孔154 に螺合して共締めし、導電板173
の挿通孔176 および一方の係合端子168 の挿通孔174 に
通した取付ねじ179 を端子嵌合部153 の取付孔154 に螺
合して共締する。また、突出部151 に端子カバー180 を
嵌合し、この端子カバー180 の挿通孔181 に通した取付
ねじ182 を突出部151 の取付孔156 に螺合して取り付け
る。
【0061】そして、台座部150 に各端子部品を組み込
むことにより、一方の引掛形受電端子161 と一方の係合
端子168 とが導電板173 を通じて電気的に接続され、他
方の引掛形受電端子161 と他方の係合端子168 とが直接
接触して電気的に接続される。
【0062】そして、ランプソケット115 がランプ点灯
位置にある場合、ソケット端子118a,118bと係合端子16
8 が係合して電気的に接続されるとともに保持され、ま
た、ランプソケット115 がランプ着脱位置に回動した場
合、ソケット端子118a,118bと係合端子168 が離れ、電
気的な接続が解除される。したがって、ソケット端子11
8a,118bと係合端子168 とで電気接続手段183 が構成さ
れている。
【0063】また、反射体102 の頂部には、上方に突出
するガイド突部184 が形成され、このガイド突部184 の
側部に複数の通気孔185 が形成されている。
【0064】なお、反射体102 およびフランジ体103 の
内面は鏡面あるいは白色面に形成したり、またはフラン
ジ体103 の内面のみは黒色面に形成してもよい。
【0065】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0066】ダウンライトを施工するには、まず、図8
および図9において、天井板1に予め形成された埋込孔
2から電源線および必要に応じて送り配線を引き出し、
それらの芯線をベースの灯体取付ベース11の端子台63の
電線挿入孔73に振り分けてそれぞれ差し込み接続する。
【0067】灯体取付ベース11の枠部22を埋込孔2に下
方から挿入して押し上げる。このとき、各係止体39が枠
部22側に接近する非係合位置に揺動したときの下端とフ
ランジ部23との間に天井板1の厚み以上の間隔があくよ
うに、送りねじ37を回動操作して係止体39を上方に移動
させておく。ただし、係止体39を上方のガイド片部47に
係合させず、係止体39を枠部22の側方の係合可能位置に
突出した状態としておく。
【0068】灯体取付ベース11の枠部22を埋込孔2に挿
入していくと、枠部22の側方に突出する各係止体39が埋
込孔2の内縁に当接し、スプリング40の付勢に抗して係
止体39が非係合位置に押動されながら、埋込孔2の挿入
が継続される。
【0069】そして、各係止体39の下端が埋込孔2の上
端から外れると、スプリング40の付勢によって非係合位
置に押動されていた係止体39が枠部22の側方の係合可能
位置に突出する。そのため、灯体取付ベース11の押し上
げを解除しても、一対の係止体39が天井板1上に当接
し、灯体取付ベース11が天井板1に仮止めされ、灯体取
付ベース11から手を離すことが可能となる。
【0070】灯体取付ベース11の内側の灯体挿入部28を
通じて、送りねじ37の下方に臨む係合部49にドライバー
などの工具を係合してその送りねじ37を回動させること
により、係止体39を灯体取付ベース11に対して相対的に
下降させ、すなわち天井板1上に当接している係止体39
に対して灯体取付ベース11を上昇させる。これにより、
フランジ部23を天井板1に接合させ、係止体39とフラン
ジ部23との間で天井板1を挟持し、灯体取付ベース11を
天井板1に固定する。
【0071】次に、灯体12を灯体取付ベース11の灯体挿
入部28に下方から挿入して押し上げる。このとき、灯体
12の灯体取付ベース11に対する向きは、灯体12のランプ
ソケット115 が灯体取付ベース11の開放部27に一致する
向き、すなわち灯体12の一対の引掛形受電端子161 と灯
体取付ベース11の引掛形給電端子82とが一致する向きと
する。また、ランプソケット115 を照射開口104 にほぼ
垂直に向かう縦向きのランプ着脱位置に回動させておけ
ば、灯体12の側方にランプソケット115 が突出しないの
で、灯体12を水平姿勢のまま灯体取付ベース11の灯体挿
入部28に下方から挿入することができる。なお、ランプ
ソケット115 が照射開口104 にほぼ平行な横向きのラン
プ点灯位置にあるまま灯体取付ベース11の灯体挿入部28
に挿入する場合には、ランプソケット115 の側方に突出
する先端側を上方に向けて灯体取付ベース11の灯体挿入
部28に挿入し、そのランプソケット115 の先端側を灯体
取付ベース11の開放部27に臨ませた状態で灯体12を水平
姿勢に回動させ、その後は灯体12を水平姿勢のまま灯体
取付ベース11の灯体挿入部28に下方から挿入する。
【0072】そして、灯体12の灯体取付ベース11の灯体
挿入部28の奥側まで挿入すると、灯体12の頂部から突出
するガイド突部184 が灯体取付ベース11の環状部62のガ
イド孔部61に嵌合し、灯体12の一対の引掛形受電端子16
1 と灯体取付ベース11の一対の引掛形給電端子82とが位
置決めされる。
【0073】そして、灯体12の一対の引掛形受電端子16
1 を灯体取付ベース11の一対の引掛形給電端子82に係合
させる。すなわち、まず、各引掛形受電端子161 を各係
合孔77の差込孔部79を通じて環状部62の内側に差し込
み、各引掛形受電端子161 の上端の引掛爪部164 を各引
掛形給電端子82の係止突部84の上方に移動させる。この
差込状態で、灯体12を底面から視て時計回り方向に回動
させ、各引掛形受電端子161 の引掛爪部164 を各引掛形
給電端子82の係止突部84の上方を乗り越えさせるととも
に、各引掛形受電端子161 の引掛片部165 を各係合孔77
の溝孔部78に移動させる。灯体12の回動は、各引掛形受
電端子161 の引掛片部165 が各係合孔77の溝孔部78の端
部に当接することによって規制される。そして、灯体12
の押し上げを解除することにより、各引掛形受電端子16
1 の引掛爪部164 が各引掛形給電端子82の係合凹部85に
係合するとともに灯体12の自重が加わって圧接する。し
たがって、引掛形給電端子82と引掛形受電端子161 の係
合により、灯体取付ベース11と灯体12の機械的な係止お
よび電気的な接続が同時に行なわれる。
【0074】なお、ランプソケット115 をランプ着脱位
置に回動させて灯体12を灯体取付ベース11に取り付けた
場合には、ランプソケット115 をランプ点灯位置に回動
させる。ランプソケット115 をランプ点灯位置に回動さ
せることにより、ランプソケット115 側のソケット端子
118a,118bと灯体容器101 側の係合端子168 とが係合
し、電気的に接続されるとともに、その係合にてランプ
ソケット115 をランプ点灯位置に保持される。
【0075】このように、電源線および送り配線を灯体
取付ベース11に接続する工程、灯体取付ベース11を天井
板1に固定する工程、灯体12を灯体取付ベース11に装着
する工程により簡単に施工でき、施工の手間および時間
を軽減できる。
【0076】しかも、各引掛形受電端子161 の引掛爪部
164 が各引掛形給電端子82の上面に接合して引っ掛かる
ことにより、従来のような板ばねによる係止構造に比べ
て、係止状態を安定させることができる。さらに、灯体
12の自重が加わって各引掛形受電端子161 の引掛爪部16
4 が各引掛形給電端子82の上面に圧接することにより、
各引掛形受電端子161 と各引掛形給電端子82の接触圧が
高く、電気的接続を確実にできる。また、引掛形給電端
子82には係止突部84が設けられているため、各引掛形給
電端子82の上面に圧接する各引掛形受電端子161 の引掛
爪部164 が差込孔部79の方向に移動するように灯体12が
回動しても、その引掛爪部164 が係止突部84に当接して
移動が規制されるので、灯体12が不用意に灯体取付ベー
ス11から脱落することはない。
【0077】また、ランプ129 を交換する場合には、ラ
ンプソケット115 を照射開口104 にほぼ垂直に向かう縦
向きのランプ着脱位置に回動させることにより、照射開
口104 を通じて、ランプ129 をランプソケット115 に対
して容易に着脱することができる。そして、ランプソケ
ット115 をランプ着脱位置に回動させることにより、電
気接続手段183 によりランプソケット115 と引掛形受電
端子161 との電気的な接続を自動的に解除できるため、
ランプソケット115 に通電されていない状態でランプ12
9 を交換できる。
【0078】また、メンテナンスや器具交換などのため
に灯体12を外す場合には、灯体12を押し上げながら、灯
体12を底面から視て反時計回り方向に回動させ、各引掛
形受電端子161 の引掛爪部164 を各引掛形給電端子82の
係止突部84の上方を乗り越えさせて差込孔部79上に臨ま
せ、灯体12の押し上げを解除して下方へ移動させること
により、各引掛形受電端子161 の引掛爪部164 が各差込
孔部79から下方へ抜け外れ、灯体12を灯体取付ベース11
の灯体挿入部28から下方へ取り外すことができる。
【0079】そのため、灯体12の取り外し動作に伴っ
て、灯体12の再装着が困難になることがなく、灯体12の
着脱を簡単に行なえるのでメンテナンスも容易に行なえ
る。
【0080】また、メンテナンスや器具交換などのため
に灯体取付ベース11を天井板1から外す場合には、送り
ねじ37を操作して移動体38を上方(埋込方向)に移動さ
せることにより、係止体39を灯体取付ベース11に対して
相対的に上昇させて、フランジ部23との間での天井板1
の挟持を解除し、さらに、移動体38を上方に移動させる
ことにより、係止体39の外面がガイド片部47に係合し、
このガイド片部47により係止体39が枠部22側に接近する
非係合位置に移動される。そのため、灯体取付ベース11
を下方へ移動させれば、灯体取付ベース11を天井板1の
埋込孔2から容易に取り外すことができる。
【0081】そのため、灯体取付ベース11の取り外し動
作に伴って、灯体取付ベース11の再装着が困難になるこ
とがなく、灯体取付ベース11の着脱を簡単に行なえるの
でメンテナンスも容易に行なえる。
【0082】以上のように、天井板1の埋込孔2に灯体
取付ベース11の枠部22を挿入することにより、枠部22の
側方に係止体39が進出されていても、その係止体39が埋
込孔2の内縁に当接することで非係合位置に退避移動し
ながら挿入でき、さらに、埋込孔2を通過した係止体39
がスプリング40にて枠部22の側方の係合可能位置に進出
移動するため、係止体39が天井板1の裏面側に係合して
灯体取付ベース11を仮止めすることができ、しかも、仮
止め状態で送りねじ37を操作することにより、係止体39
とフランジ部23との間で天井板1を挟持して取り付ける
ことができ、施工性を向上させることができる。
【0083】さらに、係止体39を枠部22の埋込方向に沿
って移動可能とするとともに、係止体39を埋込方向の上
端部に移動させることによってガイド片部47により係止
体39を退避させるため、係止体39の移動に伴って、係止
体39の退避、係止体39の突出、係止体39による天井板1
の挟持の各動作を確実にできる。
【0084】しかも、係止体39が枠部22の埋込方向に沿
って移動可能とするとともに、その埋込方向の一端側を
支点として他端側が非係合位置および係合可能位置に回
動されるため、係止体39の非係合位置への退避を円滑に
できる。
【0085】また、灯体12の灯体容器101 の頂部に設け
られたガイド突部184 により、灯体取付ベース11に対し
て容易に組み込めるようになるとともに、ガイド突部18
4 を中心として同心的に設けられた一対の引掛形受電端
子161 を灯体取付ベース11側の引掛形給電端子82に対し
て容易に位置決めでき、灯体12の施工性を向上できる。
【0086】さらに、引掛形受電端子161 がガイド突部
184 の近傍に設けられたため、引掛形受電端子161 の位
置決め精度を向上できる。
【0087】また、灯体取付ベース11の枠部22の頂部に
設けられたガイド孔部61により、この枠部22に取り付け
られる灯体12を容易に組み込めるようになるとともに、
ガイド孔部61を中心として同心的に設けられた一対の引
掛形給電端子82と灯体12側の引掛形受電端子161 を容易
に位置決めでき、灯体取付ベース11に対する灯体12の施
工性を向上できる。
【0088】さらに、枠部22の頂部にガイド孔部61を中
心として環状部62が設けられ、引掛形給電端子82がその
環状部62に設けられたため、枠部22の使用材料を削減で
きるとともに、ガイド孔部61を中心とした一対の引掛形
給電端子82の同心的配置を容易にできる。
【0089】しかも、枠部22の頂部に端子台63が設けら
れたため、特別な端子台が別途必要なく、部品点数の削
減、構成の簡素化を図れる。
【0090】次に、図10は第2の実施の形態の灯体12
の斜視図を示す。
【0091】この実施の形態の灯体12は、ランプ接続方
向が照射開口104 に対して垂直な縦形である。灯体12の
頂部のガイド突部184 を上方に延設し、このガイド突部
184の内側にランプソケット201 を配置し、ガイド突部1
84 の上方から通した取付ねじ202 をランプソケット201
に螺合して固定する。ランプソケット201 から導出さ
れた一対のリード線203 は、各引掛形受電端子161 にそ
れぞれ接続する。
【0092】そして、この縦形の灯体12の場合にも、浅
形の灯体12と同様に、灯体取付ベース11に対して装着さ
れ、同様の作用効果を奏する。
【0093】なお、灯体12としては、灯体取付ベース11
の灯体挿入部28に挿入可能とするとともに引掛形受電端
子161 を備えれば、各種の灯体12を灯体取付ベース11に
装着することができる。したがって、灯体取付ベース11
を標準化し、この灯体取付ベース11を天井板1に固定し
ておけば、各種の灯体12を選択的に装着することができ
るとともに交換も容易にできる。
【0094】また、前記各実施の形態では、灯体取付ベ
ース11と灯体12とを別体構造としていたが、一体構造の
照明器具を形成してもよい。この場合、基本的には灯体
取付ベース11の構成を備える他、枠部22に支持される反
射体や、この反射体に対して所定の位置関係に配設され
るランプソケットを備えることにより、前記実施の形態
と同様の作用効果を奏する。
【0095】
【発明の効果】請求項1記載の灯体取付ベースによれ
ば、係止部を所定位置へ移動させれば、係止部を取付面
に対する非係合位置に弾力に抗して退避させ、枠部の取
付面への埋め込みに係止部が支障となることがなく、し
かも、枠部の埋め込み後に係止部を所定位置から外れた
位置へ移動させれば、係止部を取付面に対する係合可能
位置に弾力によって展開できるため、施工性を向上でき
る。
【0096】請求項2記載の灯体取付ベースによれば、
請求項1記載の灯体取付ベースの効果に加えて、係止部
を枠部の埋込方向に沿って移動可能とするとともに、係
止部を埋込方向の端部に移動させることによって退避手
段により係止部を退避させるため、係止部の移動に伴っ
て、係止部の退避、係止部の突出、係止部による取付面
の挟持の各動作を確実にできる。
【0097】請求項3記載の灯体取付ベースによれば、
請求項1または2記載の灯体取付ベースの効果に加え
て、取付面に枠部を埋め込む際、枠部の側方に係止部が
突出していても、係止部が取付面と当接することで、そ
の係止部を非係合位置に弾力に抗して退避させながら埋
め込むことができ、さらに、取付面を通過した係止部が
取付面から外れることで、その係止部が係合可能位置に
弾力によって展開するため、枠部を取付面に仮止めで
き、施工性を向上できる。
【0098】請求項4記載の灯体取付ベースによれば、
請求項1ないし3いずれか記載の灯体取付ベースの効果
に加えて、取付面に枠部を埋め込む際、枠部の側方に係
止部が突出していても、係止部が取付面と当接すること
で、その係止部を非係合位置に弾力に抗して退避させな
がら埋め込むことができ、さらに、取付面を通過した係
止部が取付面から外れることで、その係止部が係合可能
位置に弾力によって展開するため、枠部を取付面に仮止
めでき、施工性を向上できる。しかも、係止部が枠部の
埋込方向に沿って移動可能とするとともに、その埋込方
向の一端側を支点として他端側が非係合位置および係合
可能位置に回動されるため、係止部の非係合位置への退
避を円滑にできる。
【0099】請求項5記載の灯体取付ベースによれば、
請求項1ないし4いずれか記載の灯体取付ベースの効果
に加えて、付勢手段によって係止部に弾力を付与でき
る。
【0100】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか記載の灯体取付ベースと、この灯体
取付ベースに着脱自在に取り付けられる灯体を具備して
いるため、施工性を向上できる。
【0101】請求項7記載の照明器具によれば、係止部
を所定位置へ移動させれば、係止部を取付面に対する非
係合位置に弾力に抗して退避させ、枠部の取付面への埋
め込みに係止部が支障となることがなく、しかも、枠部
の埋め込み後に係止部を所定位置から外れた位置へ移動
させれば、係止部を取付面に対する係合可能位置に弾力
によって展開できるため、施工性を向上できる。
【0102】請求項8記載の照明器具によれば、請求項
7記載の照明器具の効果に加えて、係止部を枠部の埋込
方向に沿って移動可能とするとともに、係止部を埋込方
向の端部に移動させることによって退避手段により係止
部を退避させるため、係止部の移動に伴って、係止部の
退避、係止部の突出、係止部による取付面の挟持の各動
作を確実にできる。
【0103】請求項9記載の照明器具によれば、請求項
7または8記載の照明器具の効果に加えて、取付面に枠
部を埋め込む際、枠部の側方に係止部が突出していて
も、係止部が取付面と当接することで、その係止部を非
係合位置に弾力に抗して退避させながら埋め込むことが
でき、さらに、取付面を通過した係止部が取付面から外
れることで、その係止部が係合可能位置に弾力によって
展開するため、枠部を取付面に仮止めでき、施工性を向
上できる。
【0104】請求項10記載の照明器具によれば、請求
項7ないし9いずれか記載の照明器具の効果に加えて、
取付面に枠部を埋め込む際、枠部の側方に係止部が突出
していても、係止部が取付面と当接することで、その係
止部を非係合位置に弾力に抗して退避させながら埋め込
むことができ、さらに、取付面を通過した係止部が取付
面から外れることで、その係止部が係合可能位置に弾力
によって展開するため、枠部を取付面に仮止めでき、施
工性を向上できる。しかも、係止部が枠部の埋込方向に
沿って移動可能とするとともに、その埋込方向の一端側
を支点として他端側が非係合位置および係合可能位置に
回動されるため、係止部の非係合位置への退避を円滑に
できる。
【0105】請求項11記載の照明器具によれば、請求
項7ないし10いずれか記載の照明器具の効果に加え
て、付勢手段によって係止部に弾力を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すダウンライト
の灯体取付ベースと灯体の分解状態の斜視図である。
【図2】同上実施の形態の灯体取付ベースの分解状態の
斜視図である。
【図3】同上実施の形態の灯体の分解状態の斜視図であ
る。
【図4】同上実施の形態の灯体取付ベースの底面図であ
る。
【図5】同上実施の形態の灯体の平面図である。
【図6】同上実施の形態の図5のA−A断面図である。
【図7】同上実施の形態の図6に示すランプソケットが
ランプ着脱位置に回動した図6に対応する断面図であ
る。
【図8】同上実施の形態のダウンライトの施工状態の側
面図である。
【図9】同上実施の形態の図8に示すベースを断面とし
た図8に対応する側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示す灯体の斜視
図である。
【符号の説明】
1 取付面としての天井板 11 灯体取付ベース 12 灯体 22 枠部 23 係合部としてのフランジ部 37 送りねじ 39 係止部としての係止体 40 付勢手段としてのスプリング 47 退避手段としてのガイド片部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に埋め込まれる枠部と、 この枠部に配設され、取付面に係合される係合部と、 前記枠部に取付面側から操作可能に配設された送りねじ
    と、 この送りねじの操作により移動可能に設けられ、所定位
    置への移動により取付面に対する非係合位置に弾力に抗
    して退避されるとともに、所定位置から外れた位置への
    移動により取付面に対する係合可能位置に弾力によって
    展開され、かつ、前記係合部と協働して取付面を挟持可
    能とする係止部とを具備していることを特徴とする灯体
    取付ベース。
  2. 【請求項2】 係止部は、枠部の埋込方向に沿って移動
    可能に設けられるとともに、その埋込方向の端部が所定
    位置とされ、 所定位置に配設されて係止部と係合してその係止部を退
    避させる退避手段を具備していることを特徴とする請求
    項1記載の灯体取付ベース。
  3. 【請求項3】 係止部は、取付面への枠部の埋込時にお
    いて取付面との当接により非係合位置に弾力に抗して退
    避されるとともに、取付面との当接解除により係合可能
    位置に弾力によって展開されることを特徴とする請求項
    1または2記載の灯体取付ベース。
  4. 【請求項4】 係止部は、枠部の埋込方向に沿って移動
    可能に設けられるとともに、その埋込方向の一端側を支
    点として他端側が非係合位置および係合可能位置に回動
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    3いずれか記載の灯体取付ベース。
  5. 【請求項5】 係止部を付勢する付勢手段を具備してい
    ることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の灯
    体取付ベース。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載の灯体取
    付ベースと、 この灯体取付ベースに着脱自在に取り付けられる灯体と
    を具備していることを特徴とする照明器具。
  7. 【請求項7】 取付面に埋め込まれる枠部と、 この枠部に配設され、取付面に係合される係合部と、 前記枠部に取付面側から操作可能に配設された送りねじ
    と、 この送りねじの操作により移動可能に設けられ、所定位
    置への移動により取付面に対する非係合位置に弾力に抗
    して退避されるとともに、所定位置から外れた位置への
    移動により取付面に対する係合可能位置に弾力によって
    展開され、かつ、前記係合部と協働して取付面を挟持可
    能とする係止部と、 前記枠部に支持される反射体と、 この反射体に対して所定の位置関係に配設されるランプ
    ソケットとを具備していることを特徴とする照明器具。
  8. 【請求項8】 係止部は、枠部の埋込方向に沿って移動
    可能に設けられるとともに、その埋込方向の端部が所定
    位置とされ、 所定位置に配設されて係止部と係合してその係止部を退
    避させる退避手段を具備していることを特徴とする請求
    項7記載の照明器具。
  9. 【請求項9】 係止部は、取付面への枠部の埋込時にお
    いて取付面との当接により非係合位置に弾力に抗して退
    避されるとともに、取付面との当接解除により係合可能
    位置に弾力によって展開されることを特徴とする請求項
    7または8記載の照明器具。
  10. 【請求項10】 係止部は、枠部の埋込方向に沿って移
    動可能に設けられるとともに、その埋込方向の一端側を
    支点として他端側が非係合位置および係合可能位置に回
    動可能に構成されていることを特徴とする請求項7ない
    し9いずれか記載の照明器具。
  11. 【請求項11】 係止部を付勢する付勢手段を具備して
    いることを特徴とする請求項7ないし10いずれか記載
    の照明器具。
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