JP4569771B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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本発明は、環形蛍光ランプを装着して点灯可能な照明器具に関する。
従来、複数の定格ランプ電力の蛍光ランプを点灯できる点灯装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、このような点灯装置を用い、複数の定格ランプ電力の蛍光ランプを装着して点灯できる、ランプフリー器具あるいはワットフリー器具などとも呼ばれる照明器具が考えられている。
特開2004−179104号公報 (第9頁、図3−4)
しかしながら、このような照明器具に使用可能な蛍光ランプは、互いに口金形状及び長手寸法の等しい直管形や片口金形の蛍光ランプに限られ、外径寸法の異なる円環状などの環形蛍光ランプについては、ランプソケットやランプホルダの共用はできず、専用の器具本体が必要となる問題を有している。
本発明は、異なる寸法の環形蛍光ランプの組み合わせまたは装着が自在であって点灯可能な照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載の照明器具は、外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを電気的及び機械的にそれぞれ保持するランプソケットと;ランプソケットを外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプに応じて着脱移動可能に取り付ける取付部を備えた器具本体と;外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを共通に点灯し得る点灯装置と;を具備するものである。
環形蛍光ランプは、例えば、円環形状または四角形状などの多角形状をなす。
そして、この構成では、製造工程あるいは使用状態において、ランプソケットを取付部で移動させることにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯させることが可能になり、汎用性が向上する。
請求項2記載の照明器具は、請求項1記載の照明器具において、取付部は、器具本体の中央方向に沿って延びるように形成されてなる溝部であり、また、ランプソケットは、溝部の所定位置に配設されるものであって、ランプソケットとともに溝部を閉塞するカバー体を具備するものである。
そして、この構成では、取付部の溝部に沿ってランプソケットをスライドさせることにより、外径寸法の異なる環形蛍光ランプの装着が容易に行われる。溝部のランプソケットが取り付けられない位置を閉塞するカバー体を用いることにより、ランプソケットの移動が規制されて固定されるとともに、溝部から器具本体の内部が露出することが防止される。
請求項3記載の照明器具は、外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを電気的及び機械的にそれぞれ保持するランプソケットと;ランプソケットが取り付けられる器具本体と;器具本体に取り付けられるホルダ基部、このホルダ基部から延設され弾性変形可能な一対のホルダ腕部、及び各ホルダ腕部の先端部に設けられ、それぞれ前記環形蛍光ランプの異なる位置に当接して保持するランプ保持部を備えたランプホルダと;前記環形蛍光ランプを点灯する点灯装置と;を具備するものである。
そして、この構成では、ランプホルダは、弾性変形可能な一対のホルダ腕部の先端部に設けたランプ保持部で異なる寸法の環形蛍光ランプの複数カ所に当接して、種々の形状の環形蛍光ランプを安定して保持する。ランプソケットに装着した環形蛍光ランプをランプホルダで保持することにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯させることが可能になり、汎用性が向上する。
請求項4記載の照明器具は、器具本体と;外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを共通に点灯し得る点灯装置と;器具本体に対して器具本体の中心から放射方向に移動可能に取り付けられ、定格ランプ出力の異なる複数の環形蛍光ランプの外径に応じた取付位置に取り付けられて環形蛍光ランプを保持するランプホルダと;を具備するものである。
そして、この構成では、製造工程あるいは使用状態において、ランプホルダを移動させることにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯させることが可能になり、汎用性が向上する。また、各環形蛍光ランプを同心状に配置する照明器具において、各環形蛍光ランプの中心位置を保持し、同心状に配置した状態を保持することができる。
本発明の請求項1記載の照明器具によれば、製造工程あるいは使用状態において、ランプソケットを取付部で移動させることにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯でき、汎用性を向上できる。
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1記載の効果に加え、取付部の溝部に沿ってランプソケットをスライドさせることにより、外径寸法の異なる環形蛍光ランプの装着を容易に行うことができる。溝部のランプソケットが取り付けられない位置を閉塞するカバー体を用いることにより、ランプソケットの移動を規制して固定できるとともに、溝部から器具本体の内部が露出することを防止できる。
請求項3記載の照明器具によれば、ランプホルダは、弾性変形可能な一対のホルダ腕部の先端部に設けたランプ保持部で異なる寸法の環形蛍光ランプの複数カ所に当接して、種々の形状の環形蛍光ランプを安定して保持できる。ランプソケットに装着した環形蛍光ランプをランプホルダで保持することにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯させることが可能になり、汎用性を向上できる。
請求項4記載の照明器具によれば、製造工程あるいは使用状態において、ランプホルダを移動させることにより、同一の照明器具で異なる寸法の環形蛍光ランプを自在に組み合わせて装着して点灯させることが可能になり、汎用性が向上する。また、各環形蛍光ランプを同心状に配置する照明器具において、各環形蛍光ランプの中心位置を保持し、同心状に配置した状態を保持することができる。
以下、本発明の照明器具の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の照明器具の一実施の形態を示す説明図であり、(a)はランプソケットを取り付けていない状態、(b)はランプソケットを外側に寄せて配置した状態、(c)はランプソケットを外側と内側とに配置した状態である。図2は同上照明器具の斜視図である。図3は同上照明器具の一部を切り欠いた説明図である。図4は同上照明器具の枠体及びセードを取り外した器具本体の正面図である。図5は同上照明器具のランプソケットの斜視図である。図6は同上照明器具のランプソケットの斜視図である。図7は同上照明器具のカバー体の斜視図である。図8は同上照明器具のランプホルダの説明図である。図9は同上照明器具のランプホルダの他の実施の形態を示す説明図である。図10は同上照明器具のランプホルダのさらに他の実施の形態を示す説明図である。図11は同上照明器具のランプホルダの説明図である。図12は本発明の他の実施の形態を示すセードを取り外した器具本体の正面図である。
図2ないし図4において、1は照明器具で、この照明器具1は、住宅用の直付形の照明器具1で、引掛シーリング3を用いて天井面などの器具取付面に直付設置される。この引掛シーリング3は、いわゆる角形の引掛シーリング3で、箱形のケースの下面に、一対の円弧状の接続孔が形成され、この接続孔の内側にそれぞれ電源線に接続される接続金具が配設されている。
そして、この照明器具1は、略円環形である環形蛍光ランプ10を2本装着するもので、アダプタ11、器具本体部12、枠体14、セード16、保持機構を構成するランプソケット18、保持機構を構成するカバー体19、及び第1及び第2のランプホルダ20,21などを備えている。
そして、環形蛍光ランプ10は、高周波点灯専用の高効率形で、4本の口金ピンを突設する口金部を備え、図3に2点鎖線で示す実施の形態では、外側の環形蛍光ランプ10aは定格ランプ電力が34W、内側の環形蛍光ランプ10bは定格ランプ電力が27Wで、同心状に配置されている。さらに、この照明器具1は、後述するように、内側の環形蛍光ランプ10bに替えて、環形蛍光ランプ10bのさらに内側に位置して図3に破線で示す定格ランプ電力が20Wの環形蛍光ランプ10cを装着可能になっている。
また、アダプタ11は、円盤状のアダプタ本体31を有し、このアダプタ本体31の上面からは、断面略L字状の一対の引掛金具33が突設されており、これら引掛金具33を引掛シーリング3の接続孔に挿入して所定角度だけ回動させることにより、アダプタ本体31の上面が引掛シーリング3の下面に当接した状態で、引掛金具33が引掛シーリング3内の接続金具に電気的及び機械的に接続される。また、アダプタ本体31の周面には、これら引掛金具33の引掛シーリング3からの取り外し方向への回動を可能とする引掛シーリングロック解除ボタンが設けられている。さらに、アダプタ本体31の周面の対称的な2カ所には、上面が水平な係止面で下面が傾斜した傾斜面となる係合部35が進退可能に突設されている。これら係合部35は、アダプタ本体31の内側に配置された図示しない付勢手段により突出方向に付勢されている。また、アダプタ本体31の下面には、これら係合部35をアダプタ本体31の内側に後退させる解除ボタン36が設けられている。さらに、アダプタ本体31からは、各引掛金具33に電気的に接続された電線38が導出され、この電線38の先端部に図示しない接続コネクタが設けられている。
また、器具本体部12は、シャーシ41と、このシャーシ41の下側を覆って取り付けられた器具本体42とを備えている。そして、シャーシ41は、例えばアルミニウムなど放熱性の良好な金属製で、このシャーシ41の中央部には、円孔状の取付孔43が形成されているともに、この取付孔43の中間位置に、下方に向かい径寸法が大きくなる円環状の段部でありアダプタ本体31の係合部35が係合する係合受部44が設けられている。また、このシャーシ41には、インバータ装置などを備え器具本体42で覆われる点灯装置48が取り付けられ、この点灯装置48から、アダプタ11の接続コネクタに接続される図示しない本体側電源コネクタが導出されている。そして、この点灯装置48は、複数の定格ランプ電力の環形蛍光ランプ10を点灯できるいわゆるワットフリーの点灯装置48を構成している。さらに、このシャーシ41には、常夜灯となる図4に示す100V5Wの電球52が装着されるソケット、及び受光部を備えたリモコン受光装置などが取り付けられ、それぞれ点灯装置48に接続されている。また、この点灯装置48には、スイッチの操作部となる引き紐51が接続されているとともに、2個のランプソケット18が電気的に接続されている。また、このシャーシ41の外周部の下面の複数カ所には、セード16を取り付けるセードアダプタ55が取り付けられている。さらに、このシャーシ41の外周部には、天井面に当接する突部56が上側に向かって突設して形成されているとともに、上面に、防虫用の弾性変形するシール体57が円環状に配置されている。
そして、器具本体42は、例えば金属板をプレス加工して形成された平面円形状の反射板であり、少なくとも正面側である底面側は、白色に塗装されている。そして、この器具本体42は、略中央部に円孔状などの作業孔62が形成されているとともに、常夜灯のソケット及びリモコン受光装置が挿通する通孔が形成されている。さらに、器具本体42には、図1及び図4に示すように、取付部64が設けられている。この取付部64は、器具本体42の径方向に沿って延びる溝部65を備え、この溝部65には、長手方向の中間位置に、溝部65の幅方向すなわち器具本体42の周方向に延びる挿入用切欠部66が等間隔に2対設けられている。
そして、ランプソケット18は、図5及び図6などに示すように、平面あるいは器具本体42の表面すなわち下面に沿った曲面状をなす板状の基板部71と、この基板部71の表面側に突設された角筒状の台部72と、この台部72の先端部から円弧状に突設された口金保持部73と、基板部71の裏面側から裏面側に突設された一対の取付部75とが樹脂などにて形成されている。また、各取付部75は、溝部65の内側に摺動可能に嵌合する脚片部76と、各脚片部76の先端部から外側方すなわち溝部65の長手方向と直交する方向に突設された一対の係止部77とを備えている。さらに、口金保持部73の中央部に露出するようにして、4個の接続孔を備えたソケット本体部78が台部72内に配置されている。また、このソケット本体部78からは、点灯装置48に接続される配線79が導出されている。
また、カバー体19は、図7などに示すように、基板部71と同形状の基板部81と、この基板部81に所定の範囲すなわちロック位置からフリー位置まで回動可能に取り付けられた作動体82とを備えている。そして、この作動体82には、表面側に、つまみ部83が設けられているとともに、裏面側には、作動取付部85が設けられ、この作動取付部85は、溝部65内で回動可能に裏面側に突設された作動脚片部86と、この作動脚片部86から突設された作動係止部87とを備えている。そして、ロック位置では、作動係止部87は、ランプソケット18の係止部77と同様に溝部65の長手方向と直交する方向である側方に突設された状態となるとともに、フリー位置では、作動係止部87は、90度回動し、溝部65の長手方向に沿った方向に配置される。さらに、基板部81の表面側には、作動体82の回転位置を示す表示88が設けられている。
さらに、第1及び第2のランプホルダ20,21は、器具本体42の作業孔62に対し、取付部64の反対側に位置して取り付けられている。各ランプホルダ20,21は、板ばねなど、弾性変形可能な部材にて形成され、図8に示すように、リベットなどの固定具89で器具本体42に取り付けられる基部20a,21aと、基部20a,21aから延設された弾性変形可能な変形腕部20b,21bと、各変形腕部20b,21bの先端部に形成された保持部20c,21cとを備えている。そして、第1のランプホルダ20の保持部20cは、外側の環形蛍光ランプ10aを保持する。また、第2のランプホルダ21の保持部21cは、隣り合う外径の環形蛍光ランプ10に嵌合して保持可能な形状及び位置に配置され、中間の環形蛍光ランプ10bを保持するとともに、変形腕部21bを大きく変形させることにより、内側の環形蛍光ランプ10cを保持可能になっている。
また、枠体14は、ウレタンなどの合成樹脂あるいは天然木などにて器具本体部12の外周側に突出する円環状に形成され、器具本体部12に上側から嵌合して取り付けられている。そして、この枠体14は、装飾性を向上する化粧枠として、形状や塗装などによる意匠が施されている。
また、セード16は、透光性を有するセード本体部91と、このセード本体部91の中央部に設けられたセード取付受部92とを備えている。そして、セード本体部91は、透光性を有する乳白色のアクリルなどの樹脂などにて平面円形状に形成されている。
そして、この照明器具1の器具取付面への取付作業は、まず、アダプタ11の引掛金具33を引掛シーリング3の接続孔に挿入して所定角度だけ回動させ、引掛シーリング3にアダプタ11を電気的に接続させるとともに機械的に取り付ける。
一方、器具本体42の取付部64には、予めランプソケット18及びカバー体19を取り付ける。この取り付け作業は、図1(a)に示すように、ランプソケット18及びカバー体19を取り付けていない状態から、まず、ランプソケット18の係止部77を挿入用切欠部66に位置合わせして挿入し、ランプソケット18を所望の方向にスライドさせ、脚片部76を溝部65の内側に摺動させて嵌合するとともに、係止部77を器具本体42の裏面側に係止する。そして、2個のランプソケット18を所望の位置、本実施の形態では図1(b)に示すように、器具本体42の外周側に寄せて2個のランプソケット18を配置した状態で、露出した溝部65に、作動体82をフリー位置にしたカバー体19の作動取付部85すなわち作動脚片部86と作動係止部87を挿入する。次いで、つまみ部83を摘み、作動体82をロック位置に回動させ、作動係止部87を裏面側に係止させる。この状態で、全ランプソケット18及びカバー体19が抜け止めされるとともに、溝部65の長手方向についてもがたつくことなく位置決め固定される。また、この状態で、各ランプソケット18及びカバー体19により、溝部65は覆われ、表面側から器具本体42の内側は露出しない。また、各ランプソケット18を取付部64に取り付ける前あるいは後に、各ランプソケット18から導出した配線79を点灯装置48に接続する。
次いで、引掛シーリング3に取り付けたアダプタ11に、シャーシ41に器具本体42及び枠体14を組み合わせ予め環形蛍光ランプ10を装着した器具本体部12を取り付ける。すなわち、シャーシ41の取付孔46にアダプタ本体31を位置合わせして器具本体部12を押し上げることにより、取付孔43の係合受部44に係合部35が係合し、機械的に取り付けられる。そして、アダプタ11の接続コネクタに本体側電源コネクタを接続することにより、アダプタ11及び引掛シーリング3を介して点灯装置48が電源線に接続され、電力が供給される。
また、各環形蛍光ランプ10は、口金部をランプソケット18に装着し、口金部の反対側に位置する部分を図8に示すようにランプホルダ20,21で係合保持して器具本体部12に保持される。
次いで、器具本体部12に向かってセード16を押し上げ、そのままセード16を回転させると、セード取付受部92がセードアダプタ15に係合し、セード16が器具本体部12に機械的に保持され、照明器具1の器具取付面への取付作業が完了し、34Wタイプの環形蛍光ランプ10aと27Wタイプの環形蛍光ランプ10bとを装着した照明器具1が構成される。
そして、照明器具1を器具取付面へ設置した状態で、図示しないリモコン装置の操作により、あるいは、壁スイッチの所定時間内の複数回の操作により、あるいは引き紐51の操作により、例えば、2本の環形蛍光ランプ10を点灯する全点灯状態、2本の環形蛍光ランプ10を低出力で点灯する調光点灯状態、常夜灯の電球52を点灯する常夜灯点灯状態、及び消灯状態を切換できるようになっている。
また、環形蛍光ランプ10の交換作業などの際は、セード16を取り付け時と反対方向に回動することにより、セード取付受部92とセードアダプタ15との係合が解除され、セード16を取り外しできる。
また、照明器具1を器具取付面から取り外す際は、アダプタ11の接続コネクタと本体側電源コネクタとを外した状態で、解除ボタン36を押動することにより、係合部35とシャーシ41の係合受部44との係合を解除し、器具本体部12を下方に取り外すことができる。さらに、引掛シーリングロック解除ボタンを押しながら、アダプタ本体31を回動させることにより、アダプタ11を引掛シーリング3から取り外すことができる。
さらに、異なる定格ランプ出力の環形蛍光ランプ10、例えば20Wの環形蛍光ランプ10cを用いる際は、まず、装着されている環形蛍光ランプ10を取り外した状態で、カバー体19の作動体82をフリー位置に回動させ、カバー体19を溝部65から取り外す。次いで、図1(c)に示すように、装着されているランプソケット18の一方を内側にスライドさせる。次いで、ランプソケット18間に露出した溝部65に、作動体82をフリー位置にしたカバー体19を配置し、作動体82をロック位置に回動させることにより、全ランプソケット18及びカバー体19が抜け止めされるとともに、溝部65の長手方向についてもがたつくことなく位置決めできる。そして、この内側のランプソケット18に装着した環形蛍光ランプ10cについては、図8に破線で示すように、変形腕部21bを大きく変形させることにより、内側の環形蛍光ランプ10cを保持する。
このように、本実施の形態によれば、同一の器具本体42、ランプソケット18、ランプホルダ20,21及び点灯装置48を備える照明器具1であって、ランプソケット18を移動させて位置を変えるのみで、異なる外径寸法の環形蛍光ランプ10を自在に組み合わせて共通の照明器具1に容易に装着できる。すなわち、この照明器具1は、いわゆるワットフリーの点灯装置48とともに、環形蛍光ランプ10の外径すなわち定格ランプ出力に合わせて移動可能なランプソケット18と、環形蛍光ランプ10の外径すなわち定格ランプ出力に合わせて自在に変形してランプ保持位置を可変できるランプホルダ20とを備えたため、複数の外径すなわち複数の定格ランプ出力の環形蛍光ランプ10を装着して点灯できるいわばワットフリー器具を実現できる。例えば、この実施の形態では、定格ランプ電力が34Wの環形蛍光ランプ10aと定格ランプ電力が27Wの環形蛍光ランプ10bとを装着できるとともに、ランプソケット18を移動することにより、定格ランプ電力が34Wの環形蛍光ランプ10aと定格ランプ電力が20Wの環形蛍光ランプ10cとを装着し、34Wタイプの環形蛍光ランプ10aと20Wタイプの環形蛍光ランプ10cとを装着した照明器具1を構成できる。
そこで、環形蛍光ランプ10の定格ランプ電力毎にそれぞれ照明器具を構成する必要がなく、汎用性を向上して、製造コストを低減できる。
また、環形蛍光ランプ10の組み合わせの構成の変更は、カバー体19を取り外した状態で、ランプソケット18をスライドさせ、再びカバー体19を取り付けるという容易なものであるため、照明器具1の製造工場において、照明器具1の構成を変更できるとともに、一般の使用者においても、容易に構成を変更でき、照明器具1の明るさを変更できる。
また、ランプソケット18及びカバー体19を取り付けた状態では、取付部64の溝部65は露出せず、すなわち、器具本体42の内側は表面側から露出しないため、外観を向上できる。
さらに、ランプソケット18は、器具本体42の径方向すなわち照明器具1の中心から放射方向に移動可能であるため、複数の環形蛍光ランプ10を同心状に配置する照明器具1において、各環形蛍光ランプ10の中心位置を保持し、同心状に配置した状態を保持することができる。
なお、上記の実施の形態では、外、中、内と3列に配置可能な環形蛍光ランプ10a,10b,10cのうち、外、中との組み合わせ(34Wタイプの環形蛍光ランプ10aと27Wタイプの環形蛍光ランプ10bとの組み合わせ)と、外、内との組み合わせ(34Wタイプの環形蛍光ランプ10aと20Wタイプの環形蛍光ランプ10cとの組み合わせ)を選択可能な構成としたが、この構成に限られるものではなく、例えば、外、内との組み合わせと、中、内(27Wタイプの環形蛍光ランプ10bと20Wタイプの環形蛍光ランプ10cとの組み合わせ)との組み合わせを選択可能な構成とすることもできる。この場合には、ランプホルダ20,21について、図9に示すように、外周側のランプホルダ20を、複数の位置の環形蛍光ランプ10を保持できるものとする。さらに、図示しないが、複数位置の環形蛍光ランプ10を保持できる2個のランプホルダ21,21を備えることにより、2本の環形蛍光ランプ10の定格ランプ出力のいずれの組み合わせにも対応可能な構成とすることもできる。
また、1個のランプソケット18と2個のカバー体19を用い、1個の環形蛍光ランプ10を装着する1灯用の照明器具1を構成することもできる。さらに、少なくとも1個のランプソケット18について、挿入用切欠部66以外の場所から溝部65に挿入及び固定を可能とする機構を備えることにより、3個のランプソケット18にそれぞれ環形蛍光ランプ10を装着する3灯用の照明器具1を構成することもできる。
また、上記の実施の形態では、ランプホルダ20,21は、弾性変形により複数の外径の環形蛍光ランプ10を保持可能な構成としたが、ランプホルダについても、ランプソケット18同様に、移動可能な構成とすることもできる。また、ランプホルダについては、器具本体42に取り付けた軸を中心として回動させることにより、複数の外径の環形蛍光ランプ10を保持可能な構成とすることもできる。
また、ランプホルダは、環形蛍光ランプ10の複数カ所を保持する構成とし、環形蛍光ランプ10を安定して保持することもできる。
例えば、図10に示すように、ランプホルダ94は、弾性変形可能なバネ材などにて形成され、器具本体42に取り付けられるホルダ基部95、このホルダ基部95から両側に延設され弾性変形可能な一対のホルダ腕部96、及び各ホルダ腕部96の先端部に円弧状に設けられ、それぞれ環形蛍光ランプ10に当接して保持するランプ保持部97とを備えている。そこで、このランプホルダ94は、ホルダ基部95に設けた角孔状の取付孔98に挿入されるリベットなどにて器具本体42に固定された状態で、ランプ保持部97が環形蛍光ランプ10の外面に面状に当接したまま、環形蛍光ランプ10の外径に応じてホルダ腕部96が広い角度で変形し、3種類の外径の環形蛍光ランプ10を安定して保持することができる。
また、複数の環形蛍光ランプ10は、同心状に配置せず、互いに離間して平面上に配置することもできる。また、照明器具1は、引掛シーリング3に装着されて器具本体部12を機械的に保持するアダプタ11を用いず、木ねじなどにて取り付けることもできる。また、リモコン装置のリモコン受光装置や常夜灯のソケットなどは設けないこともできる。さらに、ランプソケット18は移動せずに固定し、ランプホルダを移動可能とし、あるいは、3種類の外径の環形蛍光ランプ10を安定して保持できるランプホルダ90を用いることもできる。
例えば、図12に示す照明器具100では、器具本体部12の器具本体42の中央部近傍には、図示しない引掛シーリングあるいは別体の取付金具の爪部に係止される係止受部102が設けられ、引掛シーリングと点灯装置48との電気的な接続のみを行う接続体103が備えられている。そして、この係止受部102を囲むようにして、複数カ所、本実施の形態では4カ所に、ランプソケット18が固定した状態で配置されている。さらに、器具本体42の外周部近傍には、各ランプソケット18に対応して、外径が異なる環形蛍光ランプ10を保持できるランプホルダ90が取り付けられている。
そこで、この図12に示す照明器具100では、環形蛍光ランプ10にランプホルダ90のランプ保持部93を当接させた後、環形蛍光ランプ10の口金部をランプソケット18に装着することにより、各ランプソケット18について、種々の外径すなわち定格ランプ出力の環形蛍光ランプ10を取り付けることができる。
また、上記の各ランプソケット18及び各ランプホルダ20,21,90は、器具本体42の本体部に容易に着脱できる部材であるいわゆるワンタッチホルダーに設けることもできる。
また、環形蛍光ランプは、円環形状のものに限られず、正方形状などの四角形状、三角形環状あるいは五角形以上の多角形環形状とすることもできる。
本発明は、例えば、天井面に直付設置される照明器具に適用できる。
本発明の照明器具の一実施の形態を示す説明図であり、(a)はランプソケットを取り付けていない状態、(b)はランプソケットを外側に寄せて配置した状態、(c)はランプソケットを外側と内側とに配置した状態である。 同上照明器具の斜視図である。 同上照明器具の一部を切り欠いた説明図である。 同上照明器具の枠体及びセードを取り外した器具本体の正面図である。 同上照明器具のランプソケットの斜視図である。 同上照明器具のランプソケットの斜視図である。 同上照明器具のカバー体の斜視図である。 同上照明器具のランプホルダの説明図である。 同上照明器具のランプホルダの他の実施の形態を示す説明図である。 同上照明器具のランプホルダのさらに他の実施の形態を示す説明図である。 同上照明器具のランプホルダの説明図である。 本発明の他の実施の形態を示すセードを取り外した器具本体の正面図である。
1,100 照明器具
10 環形蛍光ランプ
18 ランプソケット
19 カバー体
42 器具本体
48 点灯装置
64 取付部
65 溝部
94 ランプホルダ

Claims (4)

  1. 外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを電気的及び機械的にそれぞれ保持するランプソケットと;
    ランプソケットを外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプに応じて着脱移動可能に取り付ける取付部を備えた器具本体と;
    外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを共通に点灯し得る点灯装置と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 取付部は、器具本体の中央方向に沿って延びるように形成されてなる溝部であり、また、ランプソケットは、溝部の所定位置に配設されるものであって、ランプソケットとともに溝部を閉塞するカバー体を具備することを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを電気的及び機械的にそれぞれ保持するランプソケットと;
    ランプソケットが取り付けられる器具本体と;
    器具本体に取り付けられるホルダ基部、このホルダ基部から延設され弾性変形可能な一対のホルダ腕部、及び各ホルダ腕部の先端部に設けられ、それぞれ前記環形蛍光ランプの異なる位置に当接して保持するランプ保持部を備えたランプホルダと;
    前記環形蛍光ランプを点灯する点灯装置と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  4. 器具本体と;
    外径及び定格ランプ電力の異なる複数の環形蛍光ランプを共通に点灯し得る点灯装置と;
    器具本体に対して器具本体の中心から放射方向に移動可能に取り付けられ、定格ランプ出力の異なる複数の環形蛍光ランプの外径に応じた取付位置に取り付けられて環形蛍光ランプを保持するランプホルダと;
    を具備することを特徴とする照明器具。
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