JP2574375Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2574375Y2
JP2574375Y2 JP1992023816U JP2381692U JP2574375Y2 JP 2574375 Y2 JP2574375 Y2 JP 2574375Y2 JP 1992023816 U JP1992023816 U JP 1992023816U JP 2381692 U JP2381692 U JP 2381692U JP 2574375 Y2 JP2574375 Y2 JP 2574375Y2
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尚 上田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、器具本体の周縁部に複
数の灯具を備え、これら灯具の位置を器具本体の中心に
対して回転自在な天井取付型の照明器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の天井取付型の照明器具の天井への
取付は図6に示す方法で行っていた。この場合に適用さ
れる照明器具の器具本体1’の中央には電気接続用の円
形の開口23を穿設してあり、その周部に一対の円弧状
のだるま孔22を2組形成してある。この照明器具の取
付は、天井に埋設される埋込型の引掛シーリング(ある
いは埋込ローゼットと呼ばれることもある)4’を用い
て行う。この引掛シーリング4’は外周部に一対の取付
片20を備え、この取付片20に袋ねじ状の取付ねじ2
1が螺着される。
【0003】この照明器具の取付に際しては、取付片2
0の夫々に対して取付ねじ21を締め付けておく。但
し、このとき取付ねじ21は少なくとも頭部と取付片2
0の下面との間に、器具本体1’の板厚以上の隙間が生
じる状態で、不完全に締め付けておく。この状態で、両
取付ねじ21の頭部を一対のだるま孔22の太幅部分に
挿入し、器具本体1’を回転させ、だるま孔22の細幅
部分に取付ねじ21の頭部を位置させ、この状態で取付
ねじ21を完全に締め付けると、取付ねじ21の頭部と
取付片20との間に器具本体1’が挟まれて、器具本体
1’が固定される。
【0004】ところが、従来のこの種の取付は面倒であ
るので、次の取付方法が提供されている。この取付方法
を、図3を参照して簡単に説明すると、天井に施工され
た引掛シーリング4に対して接続アダプタ3を取り付け
ておき、器具本体1に接続器5を一体に設け、接続器5
と接続アダプタ3との接続により、照明器具の取付け及
び取外しが行えるものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、照明器具と
しては器具本体1の周部に複数の灯具2を一体に備えた
ものがある(例えば、図2参照)。この種の照明器具の
場合には部屋の形状や家具の配置などに応じて灯具2の
位置を調節できる構造とすることが望ましい。しかし、
例えば上述の着脱が容易な照明器具の取付構造の場合に
は、接続アダプタ3と接続器5との取付状態が一定にな
るために、灯具2の位置調節を行えないという問題があ
った。そこで、灯具2の位置調節を自在とする構造を別
個に設けることが考えられるが、この場合にはその位置
調節構造を目立たないようにする必要がある。
【0006】本考案は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、灯具の位置調節が行
え、且つ位置調節構造が目立たない照明器具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、天井に対して取り付けられるベース部
と、このベース部に対して回転自在に取り付けられベー
ス部を覆う形で被着されるカバー部とで器具本体が構成
され、複数の灯具がカバー部に対して一体的に取り付け
られ、カバー部の灯具の上方に対応する位置にカバー部
をベース部に固定する固定部を設け、ベース部のカバー
部で被覆される部分にカバー部を任意に位置決めして固
定可能な被固定部を設けてある。
【0008】
【作用】本考案は、上述のように構成することにより、
カバー部を回転自在に固定可能として灯具の位置を任意
に調節自在とし、且つ照明器具の外面に露呈するカバー
部の固定部をカバー部の灯具の上方に対応する位置に設
けると共に、ベース部のカバー部で被覆される部分にカ
バー部を任意に位置決めして固定可能な被固定部を設け
ることにより、固定部を灯具で隠し、且つ被固定部をカ
バー部で覆って、位置調節構造を目立たなくする。
【0009】
【実施例】図1乃至図5に本考案の一実施例を示す。本
実施例の照明器具は、図2に示すように、点灯装置など
が内蔵された器具本体1の下面の周部に複数の灯具2が
一体的に取り付けられた多灯型のものであり、図3に示
す接続アダプタ3を用いて容易に取付け及び取外しが行
える。
【0010】接続アダプタ3は、天井に配置される引掛
シーリング4に対して着脱自在に接続されるもので、図
3あるいは図4に示すように、直方体状の器体3aの上
面から略L字状の一対の栓刃3bが突設され、両側面に
後述する接続器5を着脱自在に係止させる係止溝3cを
形成してある。ここで、係止溝3cは照明器具あるいは
引掛シーリング4の上下幅寸法(厚み)に応じて高さ調
節を行えるように上下に2条形成してある。
【0011】この接続アダプタ3の引掛シーリング4へ
の取付は、引掛シーリング4の円弧状の接続孔4aの大
幅部に、接続アダプタ3の栓刃3bを挿入し、細幅部の
向きに接続アダプタ3を回転させると、接続アダプタ3
の機械的な固定と共に電気的な接続が行われる。なお、
引掛シーリング4は通常使用されているものと全く同じ
ものである。
【0012】上記照明器具の器具本体1は、図1に示す
ように、円板状のベース部1aと、このベース部1bに
被嵌される上面が開口する円筒状のカバー部1bとで構
成される。カバー部1bの開口縁には外鍔1cが周設さ
れ、ベース部1aの全体を覆う形で被嵌される。そし
て、天井イへの取付時には、図5に示すように、外鍔1
cの周縁から立ち上げられた立上片の上端が天井イの下
面に当接し、天井イとの間に隙間ができないようにして
ある。このカバー部1bには灯具2が予めねじ止めして
所定位置に一体的に取り付けられる。
【0013】上記ベース部1aの中央には、図4に示す
構造の接続器5を一体的に取り付けてある。この接続器
5は、上下に連通し接続アダプタ3を挿入する挿入空所
5aを中央部に備え、この挿入空所5aの両側部には接
続アダプタ3と係脱自在に係止するロック機構6を設け
てある。このロック機構6は、挿入空所5a内に進退自
在に突出するロック片7と、このロック片7を接続器5
内部に後退させる解除釦8と、ロック片7を挿入空所5
a内に突出させるように付勢するばね9aと、解除釦8
を下方に突出させるように付勢するばね9bとからな
る。
【0014】上記ロック片7及び解除釦8には互いに凹
凸係合する係合凸部7a及び係合凹部8aを形成してあ
り、解除釦8を押圧すると、係合凸部7a及び係合凹部
8aに夫々形成されたテーパ部の作用で、ロック片7が
接続器5の内部に後退し、解除釦8に加えた押圧力を解
除すれば、ばね9a,9bのばね力で、解除釦8が下方
に突出すると共に、ロック片7が挿入空所5a内に突出
する構造としてある。
【0015】上記接続器5に対応するカバー部1bの下
面中央にはドーム状のカバー10を取り付け、接続器5
を隠す構造としてある。このカバー10の取付は、カバ
ー10の開口縁から突設された爪片10aを、接続器5
の周部に対応する部分に形成された係合孔11に嵌合さ
せることで行われる。例えば、カバー10の爪片10a
を上記接続アダプタ3の栓刃3b形状に形成すると共
に、係合孔11を引掛シーリング4の接続孔4a形状に
形成し、上記接続アダプタ3と引掛シーリング4との接
続と同様にしてカバー10をカバー部1bに取り付ける
ようにして、カバー10の取外しを容易に行えるように
することが好ましい。
【0016】ベース部1aの周縁部でカバー部1bの外
鍔1cに対応する部分には、円弧状の4つの長孔12を
形成し、カバー1bの外鍔1cには夫々の長孔12に対
応して4つのねじ挿通孔13を形成してあり、これら長
孔12及びねじ挿通孔13を通してねじ14をナット1
5に螺合することで、ベース部1aに対してカバー部1
bを取り付ける構造としてある。つまり、灯具2を一体
に備えるカバー部1を回転させてベース部1aに取付可
能として、灯具2の位置調節を行えるようにしてある。
ここで、上記ねじ挿通孔13の形成位置は、灯具2の上
方部としてある。このため、照明器具を下から見た場合
に、灯具2の死角にねじ14が位置するので、ねじ14
が見えず、外観の低下を招かない。また、ベース部1a
とカバー部1bとの摩擦により生じる削りかすが下に落
ちにくい構造ともなっている。また、長孔12はカバー
部1bで覆われるので、この長孔12も見えないように
なっている。
【0017】本実施例の照明器具の取付は次のように行
う。予め、引掛シーリング4に対して接続アダプタ3を
取り付けておき、この接続アダプタ3を接続器5の挿入
空所5a内に嵌め込むように照明器具を押し上げると、
ロック片7が接続アダプタ3の係止溝3cに嵌合して照
明器具が固定される。そして、使用時にはカバー10を
取り付けて、接続部5部分を被覆しておく。なお、上記
灯具2の位置調節は、この照明器具の取付前に行ってお
く。
【0018】逆に、照明器具を外す場合には、カバー1
0を外し、接続器5の2つの解除釦8を上方に押圧す
る。これにより、ロック片7と係止溝3bとの係止状態
が解除され、照明器具が外れる。
【0019】
【考案の効果】本考案は上述のように、天井に対して取
り付けられるベース部と、このベース部に対して回転自
在に取り付けられベース部を覆う形で被着されるカバー
部とで器具本体が構成され、複数の灯具がカバー部に対
して一体的に取り付けられ、カバー部の灯具の上方に対
応する位置にカバー部をベース部に固定する固定部を設
け、ベース部のカバー部で被覆される部分にカバー部を
任意に位置決めして固定可能な被固定部を設けてあるの
で、カバー部を回転自在に固定可能として灯具の位置を
任意に調節自在となり、しかも照明器具の外面に露呈す
るカバー部の固定部をカバー部の灯具の上方に対応する
位置に設けると共に、ベース部のカバー部で被覆される
部分にカバー部を任意に位置決めして固定可能な被固定
部を設けてあるので、固定部は灯具で隠れ、且つ被固定
部はカバー部で覆われるので、位置調節構造が目立たな
い。また器具本体を取り付ける作業でベース部とカバー
部とを一度に天井に取り付けることができ、取付作業を
簡素化することができるものであり、しかも下側から見
た場合に、灯具の死角にカバー部の固定部を設けること
ができ、カバー部の固定部が見えにくくなって外観が低
下しないようにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の器具本体の構造を示す斜視
図である。
【図2】照明器具の全体形状を示す斜視図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】接続アダプタと接続器との接続構造の説明図で
ある。
【図5】器具本体の構造を示す断面図である。
【図6】従来の照明器具の取付構造を示す要部の斜視図
である。
【符号の説明】
1 器具本体 1a ベース部 1b カバー部 2 灯具 12 長孔 13 ねじ挿通孔 14 ねじ 15 ナット イ 天井

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に対して取り付けられるベース部
    と、このベース部に対して回転自在に取り付けられベー
    ス部に被覆されるカバー部とで器具本体が構成され、複
    数の灯具がカバー部に対して一体的に取り付けられ、カ
    バー部の灯具の上方に対応する位置にカバー部をベース
    部に固定する固定部を設け、ベース部のカバー部で被覆
    される部分にカバー部を任意に位置決めして固定する被
    固定部を設けて成ることを特徴とする照明器具。
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