JP3053571B2 - 写真付き小型印刷物 - Google Patents
写真付き小型印刷物Info
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- JP3053571B2 JP3053571B2 JP8137440A JP13744096A JP3053571B2 JP 3053571 B2 JP3053571 B2 JP 3053571B2 JP 8137440 A JP8137440 A JP 8137440A JP 13744096 A JP13744096 A JP 13744096A JP 3053571 B2 JP3053571 B2 JP 3053571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photograph
- photo
- film
- style
- printing
- Prior art date
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は写真の付いた小型の
印刷物に関し、特に、個人的な写真付きはがきやカレン
ダ等を作成するためのプログラムを記憶させた記憶媒体
に関する。なお、本発明の説明において写真付き小型印
刷物としてはがきの場合を例に取って説明するが、後述
から明らかとなるように、それ以外の小型印刷物につい
ても、後述する記憶データとして用意される印刷スタイ
ルおよびそれに応じた印画紙や台紙の寸法形状を変更す
ることにより、実質的に同様に作成することができる。
印刷物に関し、特に、個人的な写真付きはがきやカレン
ダ等を作成するためのプログラムを記憶させた記憶媒体
に関する。なお、本発明の説明において写真付き小型印
刷物としてはがきの場合を例に取って説明するが、後述
から明らかとなるように、それ以外の小型印刷物につい
ても、後述する記憶データとして用意される印刷スタイ
ルおよびそれに応じた印画紙や台紙の寸法形状を変更す
ることにより、実質的に同様に作成することができる。
【０００２】
【従来の技術】写真付きのはがきや卓上カレンダ等のよ
うな小型印刷物を個人的に入手しようとする場合、純粋
に個人的に作成する方法と、カメラ店や現像所取次店に
依頼して作成する商業的な方法とに大別される。
うな小型印刷物を個人的に入手しようとする場合、純粋
に個人的に作成する方法と、カメラ店や現像所取次店に
依頼して作成する商業的な方法とに大別される。
【０００３】個人的な作成方法は、イメージスキャナを
用いてプリントされた写真をパソコンやワープロに読み
込み、該写真を別途に作成されたはがきやカレンダ等の
印刷スタイルの中に嵌め込み、その印刷スタイルをカラ
ープリンタで印刷して作成するように行われる。しかし
ながら、この方法では、主としてカラープリンタの出力
解像度の不足により、粒子の荒い写真となってしまうの
を回避できないものであった。
用いてプリントされた写真をパソコンやワープロに読み
込み、該写真を別途に作成されたはがきやカレンダ等の
印刷スタイルの中に嵌め込み、その印刷スタイルをカラ
ープリンタで印刷して作成するように行われる。しかし
ながら、この方法では、主としてカラープリンタの出力
解像度の不足により、粒子の荒い写真となってしまうの
を回避できないものであった。
【０００４】一方、商業的な方法は、あらかじめ準備さ
れた文字やイラストの入った原紙に住所や名前等の所要
事項を印字し、それを撮影したフィルムを現像処理する
ことによりリスフィルムを作成し、このリスフィルムの
画像と、持ち込まれた写真を元に作成したフィルムまた
は持ち込まれたフィルムの画像とを同一の印画紙上に焼
き付ける方法を取っている。そのため、その仕上がりは
十二分に満足できるものではある。
れた文字やイラストの入った原紙に住所や名前等の所要
事項を印字し、それを撮影したフィルムを現像処理する
ことによりリスフィルムを作成し、このリスフィルムの
画像と、持ち込まれた写真を元に作成したフィルムまた
は持ち込まれたフィルムの画像とを同一の印画紙上に焼
き付ける方法を取っている。そのため、その仕上がりは
十二分に満足できるものではある。
【０００５】しかしながら、１枚当りの価格が高いだけ
でなく、発注から出来上りまでに４〜５日、年賀状や暑
中見舞等の時期では１週間から１０日程度の期間が必要
であった。また、住所や名前や電話番号等については、
顧客が申込用紙に記入したものを植字または入力印字さ
せるため、顧客の書き癖等によって文字が読み取り難い
場合があり、出来上り後に誤字を発見して作り直しとな
ってしまうケースが少なからず生じていた。加えて、受
け付ける人と作成する人とが異なるため、持ち込まれた
フィルムのどのカットを使用するのかとか、どのように
トリミングするのかとかについて顧客との間の意志の疎
通が行い難く、トラブルを招く要因の一つともなってい
た。
でなく、発注から出来上りまでに４〜５日、年賀状や暑
中見舞等の時期では１週間から１０日程度の期間が必要
であった。また、住所や名前や電話番号等については、
顧客が申込用紙に記入したものを植字または入力印字さ
せるため、顧客の書き癖等によって文字が読み取り難い
場合があり、出来上り後に誤字を発見して作り直しとな
ってしまうケースが少なからず生じていた。加えて、受
け付ける人と作成する人とが異なるため、持ち込まれた
フィルムのどのカットを使用するのかとか、どのように
トリミングするのかとかについて顧客との間の意志の疎
通が行い難く、トラブルを招く要因の一つともなってい
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安価にしか
も短時間に作成できると共に、顧客の好みに合った構図
で写真を挿入でき、しかも住所や名前や電話番号等の文
字の間違いを確実になくすことのできる写真付きのはが
きやカレンダ等の小型印刷物を作成するためのプログラ
ムを記憶させた記憶媒体を提供することにある。
も短時間に作成できると共に、顧客の好みに合った構図
で写真を挿入でき、しかも住所や名前や電話番号等の文
字の間違いを確実になくすことのできる写真付きのはが
きやカレンダ等の小型印刷物を作成するためのプログラ
ムを記憶させた記憶媒体を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による記憶媒体に
記録されたプログラムに基づいて写真付きのはがきやカ
レンダ等の小型印刷物を作成するには、まず、イメージ
スキャナ、フィルムスキャナ、ＣＤ-ＲＯＭドライブ、
デジタルスチルカメラ用ＩＣカードドライブおよび／ま
たはデジタルビデオテープドライブのような画像入力装
置を用いて、写真をデジタル信号データとしてコンピュ
ータに読み込む。次いで、読み込まれた写真を、コンピ
ュータにあらかじめ用意された印刷スタイルの所定の写
真印刷位置に嵌め込まれてモニタ画面上に表示させると
共に、使用者が文字入力装置を用いて印刷スタイルの所
定の文字印刷位置に所要の文字を入力する。この写真お
よび文字を備えた印刷スタイルはフィルムレコーダで写
真フィルムに焼き付けられ、現像焼付機で現像されて印
画紙に焼き付けられる。この印画紙は台紙貼付機で所定
の台紙に貼り付けられて写真付き小型印刷物となる。
記録されたプログラムに基づいて写真付きのはがきやカ
レンダ等の小型印刷物を作成するには、まず、イメージ
スキャナ、フィルムスキャナ、ＣＤ-ＲＯＭドライブ、
デジタルスチルカメラ用ＩＣカードドライブおよび／ま
たはデジタルビデオテープドライブのような画像入力装
置を用いて、写真をデジタル信号データとしてコンピュ
ータに読み込む。次いで、読み込まれた写真を、コンピ
ュータにあらかじめ用意された印刷スタイルの所定の写
真印刷位置に嵌め込まれてモニタ画面上に表示させると
共に、使用者が文字入力装置を用いて印刷スタイルの所
定の文字印刷位置に所要の文字を入力する。この写真お
よび文字を備えた印刷スタイルはフィルムレコーダで写
真フィルムに焼き付けられ、現像焼付機で現像されて印
画紙に焼き付けられる。この印画紙は台紙貼付機で所定
の台紙に貼り付けられて写真付き小型印刷物となる。
【０００８】選択的であるが、印刷スタイルを複数用意
することもできる。このとき使用者は好みに合わせて印
刷スタイルを選定する。また、印刷スタイルに嵌め込ま
れた写真を、使用者の好みに合わせて上下左右へ位置を
移動したり拡大縮小したりして好みの構図となるように
トリミングすることもできる。更にまた、写真付き小型
印刷物の出来上りサンプルとしてカラープリンタによっ
て印字させることもでき、また、コンピュータとフィル
ムレコーダを別々の所に設置することもできる。
することもできる。このとき使用者は好みに合わせて印
刷スタイルを選定する。また、印刷スタイルに嵌め込ま
れた写真を、使用者の好みに合わせて上下左右へ位置を
移動したり拡大縮小したりして好みの構図となるように
トリミングすることもできる。更にまた、写真付き小型
印刷物の出来上りサンプルとしてカラープリンタによっ
て印字させることもでき、また、コンピュータとフィル
ムレコーダを別々の所に設置することもできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施例による写真付き小
型印刷物の作成装置は、図１に示すように、コンピュー
タ１と、コンピュータ１の入力側にそれぞれ接続された
画像入力装置２および文字入力装置３と、コンピュータ
１の出力側にそれぞれ接続されたフィルムレコーダ４お
よびカラープリンタ５と、フィルムレコーダ４で焼き付
けられた写真フィルムの現像および印画紙への焼付を行
う現像焼付機６と、現像焼付機６で焼き付けられた印画
紙を所定の台紙に貼り付ける台紙貼付機７とから構成さ
れる。
型印刷物の作成装置は、図１に示すように、コンピュー
タ１と、コンピュータ１の入力側にそれぞれ接続された
画像入力装置２および文字入力装置３と、コンピュータ
１の出力側にそれぞれ接続されたフィルムレコーダ４お
よびカラープリンタ５と、フィルムレコーダ４で焼き付
けられた写真フィルムの現像および印画紙への焼付を行
う現像焼付機６と、現像焼付機６で焼き付けられた印画
紙を所定の台紙に貼り付ける台紙貼付機７とから構成さ
れる。
【００１０】ここにおいて、コンピュータ１、画像入力
装置２、文字入力装置３およびカラープリンタ５は相対
的に安価なパーソナルコンピュータ用機器を使用するこ
とができる。そのため、例えば、後述する使用者が行う
入力操作に相対的に長い時間を要するコンピュータ１を
複数台接続して使用し、待ち時間を短縮させることもで
きる。一方、フィルムレコーダ４は相対的に高価であ
り、また、現像焼付機６については、ラボステーション
で使用されている「インストア・ラボ」または「インラ
ボ」と称される自動または半自動の小型現像焼付装置が
利用でき、そして、台紙貼付機７については「ポストカ
ード貼付機」と称される自動または半自動の小型台紙貼
付装置を利用できるが、これらもまた相対的に高価であ
りしかも広い設置面積を必要とする。そのため、フィル
ムレコーダ４、現像焼付機６および台紙貼付機７は、セ
ンターとして適当な他の場所に設置し、各サービスステ
ーションに設置されたコンピュータ１とセンターのフィ
ルムレコーダ４との間を光ケーブル等の伝送線を介して
接続することにより、経費効率を向上させることができ
る。
装置２、文字入力装置３およびカラープリンタ５は相対
的に安価なパーソナルコンピュータ用機器を使用するこ
とができる。そのため、例えば、後述する使用者が行う
入力操作に相対的に長い時間を要するコンピュータ１を
複数台接続して使用し、待ち時間を短縮させることもで
きる。一方、フィルムレコーダ４は相対的に高価であ
り、また、現像焼付機６については、ラボステーション
で使用されている「インストア・ラボ」または「インラ
ボ」と称される自動または半自動の小型現像焼付装置が
利用でき、そして、台紙貼付機７については「ポストカ
ード貼付機」と称される自動または半自動の小型台紙貼
付装置を利用できるが、これらもまた相対的に高価であ
りしかも広い設置面積を必要とする。そのため、フィル
ムレコーダ４、現像焼付機６および台紙貼付機７は、セ
ンターとして適当な他の場所に設置し、各サービスステ
ーションに設置されたコンピュータ１とセンターのフィ
ルムレコーダ４との間を光ケーブル等の伝送線を介して
接続することにより、経費効率を向上させることができ
る。
【００１１】画像入力装置２としては、プリントされた
写真を読み取るためのイメージスキャナと、フィルムか
ら直接写真を読み取るためのフィルムスキャナとを備え
ていれば十分である。しかし、近年の技術進歩に対応で
きるように、フィルムＣＤ-ＲＯＭから写真を読み込む
ためのＣＤ-ＲＯＭドライブ、デジタルスチルカメラで
撮影された写真を読み込むためのＩＣカードドライブ、
デジタルビデオカメラで撮影された写真を読み込むため
のデジタルビデオテープドライブを備えるのが好まし
い。
写真を読み取るためのイメージスキャナと、フィルムか
ら直接写真を読み取るためのフィルムスキャナとを備え
ていれば十分である。しかし、近年の技術進歩に対応で
きるように、フィルムＣＤ-ＲＯＭから写真を読み込む
ためのＣＤ-ＲＯＭドライブ、デジタルスチルカメラで
撮影された写真を読み込むためのＩＣカードドライブ、
デジタルビデオカメラで撮影された写真を読み込むため
のデジタルビデオテープドライブを備えるのが好まし
い。
【００１２】図２は本発明の実施例において写真付き小
型印刷物を作成するための手順を示す図で、まず、画像
入力装置２を用いて写真をデジタル信号データとしてコ
ンピュータ１に読み込み、図３に示すように、コンピュ
ータ１にあらかじめ用意された印刷スタイル８の所定の
写真印刷位置９に前記読み込まれた写真１０を嵌め込ん
でモニタ画面１１上に表示する。印刷スタイル８は、例
えば、年賀状用、暑中見舞用、結婚報告用等のように異
なった用途に適合できるように、それぞれに対応した文
章やイラスト等が入った目的別印刷スタイルとして用意
されるのが好ましく、また、各目的別印刷スタイルにつ
いても同様に、写真１０の嵌め込み位置やフレーム取り
の異なったタイプ別印刷スタイルとして用意されるのが
好ましい。これにより、使用者は多くの印刷スタイルの
中から自分の目的、好みに合った印刷スタイルを効率よ
く選定することができる。
型印刷物を作成するための手順を示す図で、まず、画像
入力装置２を用いて写真をデジタル信号データとしてコ
ンピュータ１に読み込み、図３に示すように、コンピュ
ータ１にあらかじめ用意された印刷スタイル８の所定の
写真印刷位置９に前記読み込まれた写真１０を嵌め込ん
でモニタ画面１１上に表示する。印刷スタイル８は、例
えば、年賀状用、暑中見舞用、結婚報告用等のように異
なった用途に適合できるように、それぞれに対応した文
章やイラスト等が入った目的別印刷スタイルとして用意
されるのが好ましく、また、各目的別印刷スタイルにつ
いても同様に、写真１０の嵌め込み位置やフレーム取り
の異なったタイプ別印刷スタイルとして用意されるのが
好ましい。これにより、使用者は多くの印刷スタイルの
中から自分の目的、好みに合った印刷スタイルを効率よ
く選定することができる。
【００１３】複数の印刷スタイル８の中から所望の印刷
スタイルが選択されると、図４に示すように、モニタ画
面１１上には選択された印刷スタイル８のみが表示され
る。この単独の印刷スタイル８に嵌め込まれた写真１０
はその位置を上下左右に移動させたり、拡大縮小したり
して所望の構図となるようにトリミングされる。
スタイルが選択されると、図４に示すように、モニタ画
面１１上には選択された印刷スタイル８のみが表示され
る。この単独の印刷スタイル８に嵌め込まれた写真１０
はその位置を上下左右に移動させたり、拡大縮小したり
して所望の構図となるようにトリミングされる。
【００１４】トリミングが終了すると、文字入力装置３
を用いて印刷スタイル８の文字印刷位置１２に住所、名
前、電話番号等の所要の文字を入力する。このとき、文
字入力装置２は一般的なキーボードに対する恐怖感を排
除するために、画面入力方式を採用するのが好ましく、
また、漢字の入力をできるだけ少なくするために、電話
番号を入力することによりその地域の住所の地番を除く
始めの部分が表示されるのが好ましい。
を用いて印刷スタイル８の文字印刷位置１２に住所、名
前、電話番号等の所要の文字を入力する。このとき、文
字入力装置２は一般的なキーボードに対する恐怖感を排
除するために、画面入力方式を採用するのが好ましく、
また、漢字の入力をできるだけ少なくするために、電話
番号を入力することによりその地域の住所の地番を除く
始めの部分が表示されるのが好ましい。
【００１５】文字が入力されると、選定された印刷スタ
イルにトリミングした写真と入力された文字とを嵌め込
まれた印刷スタイル８が、最終的な印刷物の形体とし
て、モニタ画面に表示される。モニタ画面に表示された
最終的な印刷スタイル８はフィルムレコーダ４で写真フ
ィルムに焼き付けられ、現像焼付機６によって現像され
て印画紙に焼き付けられた後、台紙貼付機７によって所
定の寸法形状の台紙に印画紙を貼り付けて写真付き小型
印刷物が作成される。現像焼付機６による現像および焼
付並びに台紙貼付機７による貼付は慣用の手段によって
行われる。
イルにトリミングした写真と入力された文字とを嵌め込
まれた印刷スタイル８が、最終的な印刷物の形体とし
て、モニタ画面に表示される。モニタ画面に表示された
最終的な印刷スタイル８はフィルムレコーダ４で写真フ
ィルムに焼き付けられ、現像焼付機６によって現像され
て印画紙に焼き付けられた後、台紙貼付機７によって所
定の寸法形状の台紙に印画紙を貼り付けて写真付き小型
印刷物が作成される。現像焼付機６による現像および焼
付並びに台紙貼付機７による貼付は慣用の手段によって
行われる。
【００１６】このとき、最終的な印刷スタイルが出来上
がるまでの操作は顧客本人が行うことができるため、従
来往々にしてあった仲介者が介在することによる印刷す
べき写真の取り違え、構図の相違、文字の相違等を確実
に回避できることに留意されたい。また、モニタ画面に
表示された最終的な印刷スタイル８はカラープリンタ５
により印字され、写真付き小型印刷物が作成される前
に、出来上りサンプルとして使用者が見ることができ
る。更に、フィルムレコーダでの焼付以降の作業につい
ては、周知のラボステーションにおけるのと同様に自動
的に短時間で行われるため、顧客はその日のうちに写真
付き小型印刷物を入手することもできる。
がるまでの操作は顧客本人が行うことができるため、従
来往々にしてあった仲介者が介在することによる印刷す
べき写真の取り違え、構図の相違、文字の相違等を確実
に回避できることに留意されたい。また、モニタ画面に
表示された最終的な印刷スタイル８はカラープリンタ５
により印字され、写真付き小型印刷物が作成される前
に、出来上りサンプルとして使用者が見ることができ
る。更に、フィルムレコーダでの焼付以降の作業につい
ては、周知のラボステーションにおけるのと同様に自動
的に短時間で行われるため、顧客はその日のうちに写真
付き小型印刷物を入手することもできる。
【００１７】ところで、フィルムレコーダに出力して最
終的な印刷スタイルを写真フィルムに焼き付けた後の処
理、すなわち、現像焼付機および台紙貼付機およびその
作動制御については慣用の装置を用いて慣用の方法で行
われるため、本質的に本発明の範囲には属さない。ま
た、本発明における写真付き小型印刷物は、最終的な印
刷スタイルの完成までの操作を顧客が行うことを目途と
して構成されており、従って、写真の読み込みから最終
的な印刷スタイルが出来上がるまでの操作を顧客本人が
行う場合に好適なコンピュータプログラムの例について
図５を参照して以下説明する。
終的な印刷スタイルを写真フィルムに焼き付けた後の処
理、すなわち、現像焼付機および台紙貼付機およびその
作動制御については慣用の装置を用いて慣用の方法で行
われるため、本質的に本発明の範囲には属さない。ま
た、本発明における写真付き小型印刷物は、最終的な印
刷スタイルの完成までの操作を顧客が行うことを目途と
して構成されており、従って、写真の読み込みから最終
的な印刷スタイルが出来上がるまでの操作を顧客本人が
行う場合に好適なコンピュータプログラムの例について
図５を参照して以下説明する。
【００１８】プログラムが開始されると、まず、読み込
みを行うべき写真の種類について使用者の選択を待つ。
写真の種類が選択されると、それに対応した画像入力装
置２が作動可能状態となり、作動開始命令を待って写真
の読み込みを行う。
みを行うべき写真の種類について使用者の選択を待つ。
写真の種類が選択されると、それに対応した画像入力装
置２が作動可能状態となり、作動開始命令を待って写真
の読み込みを行う。
【００１９】読み込まれた写真は、記憶データとしてあ
らかじめ有する、使用目的別に分けられた印刷スタイル
のグループの代表的な一つの印刷スタイルの写真印刷位
置にそれぞれ嵌め込まれた状態でモニタ画面に表示さ
れ、使用者の選択を待つ。目的別印刷スタイルの中から
使用者が所望の一つを選択すると、記憶データとしてあ
らかじめ有する、相互に異なったイラストや文章や写真
の嵌め込み位置やフレーム取りを有するその目的に応じ
たタイプ別印刷スタイルに先に読み込んだ写真をそれぞ
れ嵌め込んだ状態でモニタ画面に表示し、使用者の選択
を待つ。タイプ別印刷スタイルの中から使用者が所望の
一つを選択すると、その印刷スタイルのみを拡大してモ
ニタ画面に表示する。
らかじめ有する、使用目的別に分けられた印刷スタイル
のグループの代表的な一つの印刷スタイルの写真印刷位
置にそれぞれ嵌め込まれた状態でモニタ画面に表示さ
れ、使用者の選択を待つ。目的別印刷スタイルの中から
使用者が所望の一つを選択すると、記憶データとしてあ
らかじめ有する、相互に異なったイラストや文章や写真
の嵌め込み位置やフレーム取りを有するその目的に応じ
たタイプ別印刷スタイルに先に読み込んだ写真をそれぞ
れ嵌め込んだ状態でモニタ画面に表示し、使用者の選択
を待つ。タイプ別印刷スタイルの中から使用者が所望の
一つを選択すると、その印刷スタイルのみを拡大してモ
ニタ画面に表示する。
【００２０】次いで、選択された印刷スタイルについて
の確認を求め、確認されたときは、印刷スタイルに嵌め
込まれた写真のトリミングの要否の選択待ちの状態に移
行し、否定されたときは、目的別印刷スタイルの選択待
ちの状態に戻る。嵌め込まれた写真のトリミングが必要
とされたときは、嵌め込まれた写真について上下左右方
向への位置移動および拡大縮小が可能な状態に移行し、
使用者の操作を待ちの状態となる。一方、トリミングが
不要とされたときは、次段の文字入力の要否の選択待ち
の状態に移行する。
の確認を求め、確認されたときは、印刷スタイルに嵌め
込まれた写真のトリミングの要否の選択待ちの状態に移
行し、否定されたときは、目的別印刷スタイルの選択待
ちの状態に戻る。嵌め込まれた写真のトリミングが必要
とされたときは、嵌め込まれた写真について上下左右方
向への位置移動および拡大縮小が可能な状態に移行し、
使用者の操作を待ちの状態となる。一方、トリミングが
不要とされたときは、次段の文字入力の要否の選択待ち
の状態に移行する。
【００２１】所望の構図となるように使用者が嵌め込ま
れた写真を上下左右へ位置移動および／または拡大縮小
した後、トリミングが終了したことを入力すると、印刷
スタイルの文字印刷位置に印字すべき文字があるか否か
の選択を待つ。印字すべき文字があると選択されたと
き、文字の入力待ちの状態に移行し、文字の入力が不要
とされたときは、次段の最終的な確認待ちの状態に移行
する。
れた写真を上下左右へ位置移動および／または拡大縮小
した後、トリミングが終了したことを入力すると、印刷
スタイルの文字印刷位置に印字すべき文字があるか否か
の選択を待つ。印字すべき文字があると選択されたと
き、文字の入力待ちの状態に移行し、文字の入力が不要
とされたときは、次段の最終的な確認待ちの状態に移行
する。
【００２２】文字の入力待ち状態では、コンピュータに
対する使用者の恐怖感のようなものを回避するために、
画面入力方式を採用するのが好ましい。また、漢字の入
力操作をできるだけ軽減するために、名前については、
入力されたかなに対応する姓および名の記憶データの一
覧をそれぞれ表示し、その中から選択させるようにプロ
グラムされるのが好ましい。更に、住所については、電
話番号を入力することによりその地域の住所の地番を除
く部分を記憶データの中から選択して表示するようプロ
グラムされるのが好ましい。
対する使用者の恐怖感のようなものを回避するために、
画面入力方式を採用するのが好ましい。また、漢字の入
力操作をできるだけ軽減するために、名前については、
入力されたかなに対応する姓および名の記憶データの一
覧をそれぞれ表示し、その中から選択させるようにプロ
グラムされるのが好ましい。更に、住所については、電
話番号を入力することによりその地域の住所の地番を除
く部分を記憶データの中から選択して表示するようプロ
グラムされるのが好ましい。
【００２３】使用者が文字の入力が終了したことを入力
すると、それまでに行った操作、すなわち、写真の読み
込み、印刷スタイルの選択、写真のトリミング、文字の
入力が間違っていないかを最終的に確認するための待ち
状態となる。最終的な印刷内容の確認が行われると、写
真および文字を含む印刷スタイルのデジタル信号データ
をカラープリンタへ送って出来上りサンプルを印字させ
ると共に、フィルムレコーダに送って写真フィルムへ焼
き付けさせる。
すると、それまでに行った操作、すなわち、写真の読み
込み、印刷スタイルの選択、写真のトリミング、文字の
入力が間違っていないかを最終的に確認するための待ち
状態となる。最終的な印刷内容の確認が行われると、写
真および文字を含む印刷スタイルのデジタル信号データ
をカラープリンタへ送って出来上りサンプルを印字させ
ると共に、フィルムレコーダに送って写真フィルムへ焼
き付けさせる。
【００２４】一方、最終的な確認が否定されたとき、ど
の段階まで戻るかを使用者に選択させた後に選択された
段階に戻るのが好ましい。また、いずれの選択、確認ま
たは入力段階でも、確認を得た後に次段に移行するよう
にプログラムされるのが好ましく、更に、いずれの段階
でもそこでの作業内容の取り消し、前段または所望の段
階への復帰および作業中止を選択的に行えるようにプロ
グラムされるのが好ましいことは容易に理解されよう。
の段階まで戻るかを使用者に選択させた後に選択された
段階に戻るのが好ましい。また、いずれの選択、確認ま
たは入力段階でも、確認を得た後に次段に移行するよう
にプログラムされるのが好ましく、更に、いずれの段階
でもそこでの作業内容の取り消し、前段または所望の段
階への復帰および作業中止を選択的に行えるようにプロ
グラムされるのが好ましいことは容易に理解されよう。
【図１】本発明の実施例において写真付き小型印刷物を
作成するのに必要な装置を説明するためのブロック図で
ある。
作成するのに必要な装置を説明するためのブロック図で
ある。
【図２】本発明の実施例において写真付き小型印刷物を
作成する手順を説明するためのブロック図である。
作成する手順を説明するためのブロック図である。
【図３】図１に示す装置におけるモニタ画面上の表示例
を示す図である。
を示す図である。
【図４】図１に示す装置におけるモニタ画面上の別の表
示例を示す図である。
示例を示す図である。
【図５】本発明の実施例による記憶媒体に記録されるコ
ンピュータプログラムを説明するためのフローチャート
である。
ンピュータプログラムを説明するためのフローチャート
である。
１ コンピュータ ２ 画像入力装
置 ３ 文字入力装置 ４ フィルムレ
コーダ ５ カラープリンタ ６ 現像焼付機 ７ 台紙貼付機
置 ３ 文字入力装置 ４ フィルムレ
コーダ ５ カラープリンタ ６ 現像焼付機 ７ 台紙貼付機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03B 27/32 G03B 27/46 G03B 27/52
Claims (4)
- 【請求項１】 読み込もうとする写真がプリントされた
写真であるかフィルムに撮影された写真であるかを使用
者に選択させ、 プリントされた写真であるときはイメージスキャナを、
フィルムに撮影された写真であるときはフィルムスキャ
ナを作動させて写真をデジタル信号データとして読み込
ませ、 あらかじめ用意された印刷スタイルの所定の写真印刷位
置に前記読み込まれた写真を嵌め込んでモニタ画面上に
表示させ、 使用者に前記写真を嵌め込まれた印刷スタイルの所定の
文字印刷位置に所要の文字を入力させ、 前記写真および文字を嵌め込まれた印刷スタイルをフィ
ルムレコーダによって写真フィルムに焼き付けさせるよ
うにプログラムされることを特徴とするプログラムを記
憶した記憶媒体。 - 【請求項２】 読み込もうとする写真がプリントされた
写真であるか、 フィルムに撮影された写真であるか、フォトＣＤ-ＲＯ
Ｍに記録された写真であるか、デジタルスチルカメラの
ＩＣカードに記録された写真であるか、デジタルビデオ
テープに記録された写真であるかを使用者に選択させ、 プリントされた写真であるときはイメージスキャナを、
フィルムに撮影された写真であるときはフィルムスキャ
ナを、フォトＣＤ-ＲＯＭに記録された写真であるとき
はＣＤ-ＲＯＭドライブを、そしてデジタルスチルカメ
ラ用ＩＣカードに記録された写真であるときはＩＣカー
ドドライブを、デジタルビデオテープに記録された写真
であるときはデジタルビデオテープドライブを作動させ
て写真のデジタル信号データを読み込ませ、 あらかじめ用意された印刷スタイルの所定の写真印刷位
置に前記読み込まれた写真を嵌め込んでモニタ画面上に
表示させ、 使用者に前記写真を嵌め込まれた印刷スタイルの所定の
文字印刷位置に所要の文字を入力させ、 前記印刷スタイルに嵌め込まれた写真付き印刷スタイル
をフィルムレコーダによって写真フィルムに焼き付けさ
せるようにプログラムされることを特徴とするプログラ
ムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項３】 前記印刷スタイルは複数用意され、所望
の印刷スタイルを使用者に選択させ、該選択された印刷
スタイルに嵌め込まれた写真を必要に応じてトリミング
させるようにプログラムされることを特徴とする請求項
１または２記載の記憶媒体。 - 【請求項４】 出来上りサンプルを作成するために前記
写真および文字を嵌め込まれた印刷スタイルをカラープ
リンタによって印刷させるようにプログラムされること
を特徴とする請求項１、２または３記載の記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137440A JP3053571B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 写真付き小型印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137440A JP3053571B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 写真付き小型印刷物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297355A JPH09297355A (ja) | 1997-11-18 |
| JP3053571B2 true JP3053571B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=15198682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8137440A Expired - Fee Related JP3053571B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 写真付き小型印刷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3053571B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102132703B1 (ko) * | 2014-12-05 | 2020-07-13 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 코르크 시트를 사용한 화장재 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8137440A patent/JP3053571B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102132703B1 (ko) * | 2014-12-05 | 2020-07-13 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 코르크 시트를 사용한 화장재 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09297355A (ja) | 1997-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |