JP3735853B2 - 画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システ ム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システ ム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミニラボ店と呼ばれる現像所では、顧客の注文に応じて、オペレータによる有人の操作で通常プリントを作成する作業を行い、即時に顧客に作成したプリントを手渡すものがある。また近年、原稿を光電的に読み取り画像データとし、この画像データに基づきプリントを作成したり、直接入力される画像データ、例えばCD−ROMや通信回線による画像データに基づき、あるいはデジタルカメラで撮像して複数の駒画像データが記憶されたメモリを有するカードから画像データを読み取りプリントを作成する装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような画像データに基づきプリントする装置では、画像データを各種の画像処理手法により加工することが可能なため、顧客の注文には、通常プリント作成の他に、例えば、大判プリント作成があったり、画像の回転や配置を行うレイアウトプリント作成があったり、画像に覆い焼きや焼き込み効果を付与する処理、鮮鋭性変換処理などを行い特殊効果を付与した加工プリント作成等があったりする。
【0004】
このように通常プリント作成のサービスの他に特殊プリント作成のサービスが可能であり、例えば同時プリントサービス時に、注文に応じて背景を有する顧客の好みのプリントにすることができ、例えば1枚の大判に背景を有し複数の駒画像を自由にレイアウトしてプリントすると、アルバムにすることができ、また1駒画像にカットすると、財布や定期入れに入れたりすることができる。
【0005】
ところで、テンプレートに画像を合成するプリントは、テンプレート内の画像を貼り付ける領域に、テンプレート画像では用いない特定の画像信号値(クロマキー)を書き込んであり、この領域に画像を貼り付ける。実際の合成作業では、テンプレートの画像信号値を読み取り、これと特定の信号値を比較、一致したら対応する位置の貼り付け画像データをテンプレートに書き換え、一致しない場合は何も行わない。この作業は、簡単かつ高速のため、一般に良く用いられる。
【0006】
ところで、仕上がり画像の品質を向上させようとすると、貼り付ける元画像のサイズは大きいものが必要になる。これに対応するテンプレート画像はさらに大きなものが必要になるが、テンプレートの画像は、額縁模様など単純な構成のものが多くあるが、大きなテンプレート画像をそのまま保持するのはメモリの無駄が大きく不都合である。そこで、テンプレートの画像はテンプレートデザインを保持できる程度の小さなサイズで保存し、画像合成をする直前に必要なサイズまで各種の手法で拡大することとなる。この際、美しい拡大テンプレートの画像を得るには、線形補間法等の画素間を連続的に補間する手法を用いる必要がある。しかし、テンプレートの画像貼り付け境界領域では、テンプレート画像と、クロマキー信号との間でも補間計算が行われるため、貼り付け領域周辺に、テンプレート信号でもなく、クロマキー信号でもない領域が存在してしまう。この状態で画像合成を行うと、前記境界領域には画像が貼り付けられないため、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されてしまい、見苦しいものとなる。
【0007】
この発明は、前記の実情に鑑みてなされたもので、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを防止する画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0009】
請求項1記載の発明は、『背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを拡大し、この拡大されたテンプレートの合成領域に画像データを合成する画像処理方法において、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで前記合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成することを特徴とする画像処理方法。』である。
【0010】
この請求項1記載の発明によれば、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを防止することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、『背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを拡大し、この拡大されたテンプレートの合成領域に画像データを合成する画像処理装置において、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定する境界領域幅設定手段と、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成する合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。』である。
【0012】
この請求項2記載の発明によれば、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを簡単な装置により防止することができる。
【0013】
請求項3記載の発明は、『画像データを入力する画像入力手段と、背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを記憶するテンプレート記憶手段と、このテンプレート記憶手段に記憶された所定のテンプレートを選択する選択手段とを有し、前記駒画像データを前記選択されたテンプレートに合成し、前記入力された画像データのプリントを作成するプリント作成システムにおいて、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成することを特徴とするプリント作成システム。』である。
【0014】
この請求項3記載の発明によれば、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることがない、良好なプリントを得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システムの実施の形態を、図面に基づいて説明する。なお、この発明の画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システムは、この実施の形態に限定されるものではない。
【0016】
図1はプリント作成装置の斜視図である。ここでは、プリント作成装置として、感光材料に露光して現像し、プリントを作成するものが例示されているが、これに限らず、画像データに基づいてプリントを作成できるものであればいかなるものでもよく、例えば、インクジェット方式、電子写真方式のプリント作成装置であってもよい。
【0017】
この実施の形態のプリント作成装置1は、装置本体2の左側面にマガジン装填部3を備え、装置本体2内には記録媒体である感光材料に露光する露光処理部4と、露光された感光材料を現像処理して乾燥し、プリントを作成する現像処理部5が備えられ、作成されたプリントは装置本体2の右側面に設けられたトレー6に排出される。さらに、装置本体2の内部には、露光処理部4の上方位置に制御部7が備えられている。
【0018】
また、装置本体2の上部には、CRT8が配置されている。CRT8の左側に透過原稿読み込み装置であるところのフィルムスキャナ部9が配置され、右側に反射原稿入力装置10が配置されている。CRT8の前側に操作部11が配置され、この操作部11に情報入力手段12が設けられ、情報入力手段12は、例えばタッチパネル等で構成される。
【0019】
また、装置本体2の制御部7の位置には、PCカード13を差し込み可能なPCカードセット部14が設けられており、デジタルカメラで撮像した複数の駒画像データが記憶可能なメモリを有するPCカード13がセットできる。
【0020】
図2は画像処理方法、画像処理装置及びプリント作成システムの概略構成図である。
【0021】
プリント作成装置1の制御部7は、情報入力手段12からの指令情報に基づき、フィルムスキャナ部9や反射原稿入力装置10からの原稿情報の読み込みを行い、画像データを得てCRT8に表示する。また、データ蓄積手段71を備え、データ蓄積手段71に画像データとそれに対応する注文情報(どの駒の画像から何枚プリントを作成するかの情報、プリントサイズの情報等)とを記憶し順次蓄積する。フィルムスキャナ部9からは、現像済のネガフィルムNからの駒画像が入力され、反射原稿入力装置10からは駒画像を印画紙に焼き付けて現像処理したプリントや、各種印刷物等の原稿Pからの駒画像が入力される。また、制御部7は、画像処理部70を有し、この画像処理部70で画像データを画像処理して露光用画像データを形成し、露光処理部4に送る。露光処理部4では、感光材料に画像の露光が行われ、この感光材料を現像処理部5に送り、露光処理部4で露光された感光材料を現像処理して乾燥し、プリントを作成する。
【0022】
このプリント作成装置1は、記録媒体から駒画像データを入力する駒画像入力手段80と、テンプレートのデータを記憶するテンプレート記憶手段81と、テンプレート記憶手段81に記憶された所定のテンプレートを選択する選択手段82とを有する。駒画像入力手段80は、フィルムスキャナ部9、反射原稿入力装置10及びPCカードセット部14等から構成され、ネガフィルムN、プリントP及びPCカード13等の記録媒体から駒画像データを入力する。テンプレート記憶手段81には、背景画像と合成領域を設定する少なくとも1個のテンプレートのデータが予め記憶されている。選択手段82は、操作部11に備えられ、オペレータの操作によりセットしてテンプレート記憶手段81に予め記憶された複数のテンプレートから所定のテンプレートを選択し、駒画像データは選択されたテンプレートにより合成し、入力された駒画像データのプリントを作成する。このテンプレートによる合成は、周知のクロマキー法によって行なわれる。
【0023】
このプリント作成装置1の制御部7は、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定する境界領域幅設定手段72と、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成する合成手段73とを有する。このように境界領域幅設定手段72は、テンプレートと、仕上がりプリントサイズに応じてテンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に合成手段73により画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを簡単な装置により防止することができる。
【0024】
この駒画像データのプリントの実施の形態を、図3乃至図6に示す。図3の実施の形態の駒画像データのプリントP1は、1個の駒画像データを1枚の記録媒体に記録して作成するものであり、所定の模様を有する背景画像P1aに、方形の合成領域P1bを設定し、この合成領域P1bに1個の駒画像を合成して記録される。このように1個の駒画像データを1枚の記録媒体のプリントP1に記録することで、例えば顧客の注文に応じて財布や定期等に入れたりすることが可能な好みの特殊プリントを作成することができる。
【0025】
図4の実施の形態の駒画像データのプリントP2は、複数の駒画像を1枚の大判の記録媒体に記録して作成するものであり、所定の模様を有する背景画像P2aに、3箇所に比較的大きな合成領域P2bを千鳥状に位置をずらして設定し、この3箇所の合成領域P2bにそれぞれ1個の駒画像が合成して記録される。
【0026】
図5の実施の形態の駒画像データのプリントP3は、複数の駒画像を1枚の大判の記録媒体に記録して作成するものであり、所定の模様を有する背景画像P3aに、10箇所に比較的大きな合成領域P3bを整列して設定し、この10箇所の合成領域P3bにそれぞれ1個の駒画像が合成して記録される。
【0027】
また、図6に示すように駒画像データのプリントP3には、背景の中に切り取り線P3cを記録してもよく、この切り取り線P3cによって容易に、かつ奇麗に切断して財布や定期等に入れたりすることが可能な好みの特殊プリントを作成することができる。
【0028】
なお、表示手段A、データ蓄積手段71、テンプレート記憶手段81、制御部7、フィルムスキャナ部9、反射原稿入力装置10及びPCカードセット部14は、装置本体2に一体的に設けられているが、いずれか1つ以上を別体として設けてもよい。この場合には、プリント作成装置1は、プリント作成システムとして扱われる。
【0029】
このように図3乃至図6の実施の形態では、複数の駒画像を有する記録媒体から駒画像データを入力し、背景画像と合成領域を設定する所定のテンプレートを選択し、駒画像データを選択されたテンプレートにより合成し、入力された駒画像データの全てのプリントを行なうことで、注文に応じて背景を有し、かつレイアウトが自由な特殊プリントを作成することができる。
【0030】
このプリント作成装置1は、駒画像データを選択されたテンプレートによりトリミングして合成し、入力された駒画像データのプリントを作成する。このテンプレートによりトリミングして合成する実施の形態を、図7乃至図9に示す。
【0031】
この実施の形態では、テンプレート記憶手段81に、背景画像と合成領域を設定する複数のテンプレートのデータ81aが圧縮処理されて記憶されている。テンプレートのデータ81aは、合成領域を例えば画像データ値を(0、0、0)と決定し、この画像データ値はテンプレートの画像には用いない。ここで、3つの値が、それぞれb,g,rの画像信号値を表わす。この複数のテンプレートのデータ81aから1つを選択して拡大する。
【0032】
仕上がり画像の品質を向上させようとすると、貼り付ける元画像のサイズは大きいものが必要になり、これに対応するテンプレート画像はさらに大きなものが必要になるが、テンプレートの画像は、額縁模様など単純な構成のものが多くあり、大きなテンプレート画像をそのまま保持するのはメモリの無駄が大きく不都合である。そこで、テンプレートの画像はテンプレートデザインを保持できる程度の小さなサイズでテンプレート記憶手段81に保存し、画像合成をする直前に必要なサイズまで各種の手法で拡大し、拡大テンプレートの画像81bを作成し、合成領域81b1に画像81cを貼り付けて合成する。
【0033】
この際、拡大テンプレートの画像81bを得るには、線形補間法等の画素間を連続的に補間する手法を用いる必要があるが、テンプレートの画像貼り付け境界領域81dでは、テンプレート画像と、クロマキー信号との間でも補間計算が行われるため、貼り付け領域周辺に、テンプレート信号でもなく、クロマキー信号でもない領域が存在してしまい、この状態で画像合成を行うと、境界領域には画像が貼り付けられないため、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されてしまい、見苦しいものとなる。
【0034】
このため図8に示すように、背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータ81aを拡大し、この拡大されたテンプレート81bの合成領域81b1に画像データを合成する画像処理する場合、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域81b1の境界領域幅Dを設定し、この境界領域幅D内まで合成領域81b1を拡大し、この拡大した合成領域81bに画像データを合成する。この合成領域81b1の境界領域幅Dは、テンプレートの拡大率によって決まる。
【0035】
拡大率を以下の式で定義すると、
【0036】
Figure 0003735853
【0037】
拡大率>1の時は、拡大率が大きくなると境界領域幅Dも大きくなり、
拡大率=1の時は境界領域幅D=0
拡大率<1(縮小)の時は、境界領域幅D>0となる。
【0038】
境界領域幅D内には、クロマキー信号と、テンプレート背景画像信号との補間データ値が含まれており、従来ではクロマキー色ではないので、テンプレートの合成領域81bと見なされないため、不自然な輪郭となるが、この実施の形態では、境界領域幅Dの内まで合成領域81b1を拡大し、この拡大した合成領域81b1に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを簡単な装置により防止することができ、良好なプリントを得ることができる。
【0039】
図9は、合成領域を拡大する手法の1例を示す図である。テンプレート上の画素点P1が、テンプレート背景領域と、合成領域のどちらかに属するかの判断をする際、P1から半径Dの領域内に所定のクロマキー信号が含まれているかを調べ、含まれている場合(図中、半月型のシャ線部)、P1を合成領域とする手法である。この手法は、単純なクロマキー手法より処理工数がやや多くかかるので、境界領域を含め計算領域を予め特定しておけば必要な計算処理量を抑えることができて、好ましい。
【0040】
このように背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータ81aを拡大する場合、処理時間が長くなるので、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅Dを設定し、予め境界領域の大体の位置を確認しておき、その部分の処理だけを行なうと、高速に処理ができる。
【0041】
【発明の効果】
前記したように、請求項1記載の発明では、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを防止することができる。
【0042】
請求項2記載の発明では、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることを簡単な装置により防止することができる。
【0043】
請求項3記載の発明では、テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に画像データを合成するから、写真等の貼り付け画像を、例えば額縁等のテンプレートの画像に貼り付け合成する際、不必要な輪郭が貼り付け画像の周辺に生成されることがない、良好なプリントを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント作成装置の斜視図である。
【図2】プリント作成装置の概略構成図である。
【図3】実施の形態の駒画像データのプリントを示す図である。
【図4】実施の形態の駒画像データのプリントを示す図である。
【図5】実施の形態の駒画像データのプリントを示す図である。
【図6】実施の形態の駒画像データのプリントを示す図である。
【図7】テンプレートによる合成を説明する図である。
【図8】この実施の形態のテンプレートによる合成を説明する図である。
【図9】合成領域を拡大する手法の1例を示す図である。
【符号の説明】
1 プリント作成装置
4 露光処理部
5 現像処理部
7 制御部
8 CRT
9 フィルムスキャナ部
10 反射原稿入力装置
11 操作部
12 情報入力手段
70 画像処理部
71 データ蓄積手段
72 境界領域幅設定手段
73 合成手段
80 駒画像入力手段
81 テンプレート記憶手段
82 選択手段

Claims (3)

  1. 背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを拡大し、この拡大されたテンプレートの合成領域に画像データを合成する画像処理方法において、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで前記合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成することを特徴とする画像処理方法。
  2. 背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを拡大し、この拡大されたテンプレートの合成領域に画像データを合成する画像処理装置において、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定する境界領域幅設定手段と、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成する合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データを入力する画像入力手段と、背景画像と合成領域を設定するテンプレートのデータを記憶するテンプレート記憶手段と、このテンプレート記憶手段に記憶された所定のテンプレートを選択する選択手段とを有し、前記駒画像データを前記選択されたテンプレートに合成し、前記入力された画像データのプリントを作成するプリント作成システムにおいて、前記テンプレートの拡大率を予め求め、この拡大率に基づき合成領域の境界領域幅を設定し、この境界領域幅内まで合成領域を拡大し、この拡大した合成領域に前記画像データを合成することを特徴とするプリント作成システム。
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