JP3053324U - 鉄道車両用天井空調ダクトユニット - Google Patents

鉄道車両用天井空調ダクトユニット

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JP3053324U
JP3053324U JP1998003638U JP363898U JP3053324U JP 3053324 U JP3053324 U JP 3053324U JP 1998003638 U JP1998003638 U JP 1998003638U JP 363898 U JP363898 U JP 363898U JP 3053324 U JP3053324 U JP 3053324U
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JP
Japan
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ceiling
duct unit
air conditioning
conditioning duct
ceiling air
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JP1998003638U
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English (en)
Inventor
由之 岡本
Original Assignee
エフシーエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、鉄道車両の客室天井の工期の短
縮、品質の安定のため、取付作業を容易にした鉄道車両
用天井空調ダクトユニットに関するものである。 【構成】吹出口開口（５）と撹拌用扇風機取付開口
（６）を有した天井板（１）にダクト（２）を載せ、取
付ハリ（３）と吊り具（４）で吊り下げた鉄道車両用天
井空調ダクトユニット。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、鉄道車両の客室天井の取付作業を容易にした鉄道車両用天井空 調ダクトユニットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、鉄道車両の客室天井は、天井中央の撹拌用扇風機グリルである中 央部天井と、中央部天井の左右の天井、左右の天井の外側に空調吹出口グリ ルを挟んで取り付けた側天井に分かれており、左右の天井の上に空調ダクト を一体に取り付けて天井空調ダクトとなっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
これは、次のような欠点があった。 従来の客室天井の鉄道車両への取付は、左右の天井空調ダクトを屋根の下部 に撹拌用扇風機グリルの間隔を設けて取り付ける。これらの外側に側天井を 空調吹出口グリルの間隔を設けて取付ける。次に左右の天井空調ダクトの間 に撹拌用扇風機と撹拌用扇風機グリルを取付ける。その後左右の天井空調ダ クトと側天井の間に空調吹出口グリルを取付ける。このように、従来の客室 天井の取付作業は、非常に手間と熟練を要していた。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
いまその解決手段を図面を追いながら説明すれば、 吹出口開口（５）と撹拌用扇風機取付開口（６）を有した天井板（１）にダ クト（２）を載せ、取付ハリ（３）と吊り具（４）で吊り下げた鉄道車両用 天井空調ダクトユニット。
【０００５】
【作用】 左右の天井と左右の側天井を一体とし、左右の天井と左右の側天井の間を凹 ませ、この凹みに吹出口開口（５）を設け、また撹拌用扇風機取付開口（６ ）を有した天井板（１）の上に天井板（１）を吊り下げる吊り具（４）を取 り付け、天井板（１）の上にダクト（２）を載せ、吊り具（４）の上に取付 ハリ（３）を取り付けた鉄道車両用天井空調ダクトユニットに、撹拌用扇風 機（８）および撹拌用扇風機グリル（９）、空調吹出口グリル（１０）を取 付けて鉄道車両の客室天井とする。
【０００６】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 左右の天井板と左右の側天井板を一体とし、左右の天井板と左右の側天井板 の間を一段凹ませ、この凹みに吹出口開口（５）を設け、また撹拌用扇風機 取付開口（６）を有した金属製またはプラスチック製天井板（１）の上に天 井板を吊り下げる金属製またはプラスチック製吊り具（４）を取り付け、天 井板（１）の上に断熱材付きプラスチック製またはアルミシート付ガラス繊 維製ダクト（２）を載せ、吊り具（４）の上に鉄道車両の天井への取付穴（ ７）を有した金属製取付ハリ（３）を取り付けて成る鉄道車両用天井空調ダ クトユニットに、室内の温度分布を均一にする撹拌用扇風機（８）および撹 拌用扇風機グリル（９）、空調吹出口グリル（１０）を取付けて鉄道車両の 屋根の下に取付けて鉄道車両の客室天井とする。 また、鉄道車両用天井空調ダクトユニットは、撹拌用扇風機取付開口（６） を長手両端部まで延ばして、天井板（１）およびダクト（２）を２つに分け 、各々の天井板（１）に各々のダクト（２）を載せ、取付ハリ（３）と吊り 具（４）で吊り下げてもよい。
【０００７】
【考案の効果】
本考案の天井空調ダクトユニットを用いた鉄道車両の客室天井は、鉄道車両 の屋根の下に天井空調ダクトユニットの取付穴（７）で固定するだけでよい ため、取付作業は非常に簡単で手間と熟練を要しなくなり、鉄道車両を安価 で短期間に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図−１】本考案の下方からの斜視図
【図−２】本考案の上方からの斜視図
【図−３】本考案のＡ−Ａ断面図
【図−４】本考案のＢ−Ｂ断面図
【図−５】本考案の鉄道車両に取付けた断面図
【符号の説明】
１は天井板 ２はダクト ３は取付ハリ ４は吊り具 ５は吹出口開口 ６は撹拌用扇風機取付開口 ８は撹拌用扇風機 ９は撹拌用扇風機グリル １０は空調吹出口グリル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 １】天井板（１）にダクト（２）を載せ、取
    付ハリ（３）と吊り具（４）で吊り下げた鉄道車両用天
    井空調ダクトユニット。
JP1998003638U 1998-04-17 1998-04-17 鉄道車両用天井空調ダクトユニット Expired - Lifetime JP3053324U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006529A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の空調システム
JP2012250703A (ja) * 2011-05-11 2012-12-20 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の天井構造
JP2013095397A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Higashi Nippon Transportec Kk 鉄道車両の天井構造

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