JP3046739B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JP
- Japan
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- back sheet
- diaper
- elastic
- crotch region
- sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
する。
廃棄するときに、そのおむつを丸めて止めておくための
手段は公知である。例えば実開平5−39531号公報
には、使い捨てパンツ型おむつの裏面シート外面に粘着
性のテープを設け、おむつを丸めたときに再び広がるこ
とがないようにそのテープで止着しておく技術が開示さ
れている。また、実開平5−51327号公報には、使
い捨てパンツ型おむつの胴周り周縁部をおむつの幅方向
に引き裂くことができるようにつくり、それによって得
られる引き裂き片で丸めたおむつを縛る技術が開示され
ている。さらにはまた、それら公知技術を利用可能な使
い捨てパンツ型おむつが特開平3−82467号公報に
開示されている。このおむつでは、左脚周りの前半分に
配設した弾性部材が股下域を横断して右脚周りの前半分
に配設した弾性部材につながっている。
31号公報の技術は、従来のおむつに粘着テープを付加
するという思想であって、それを実施する際には粘着テ
ープの材料費と、おむつへの取付けの手間賃とが新に必
要となって、その分だけおむつのコストがアップすると
いう問題がある。また、実開平5−51327号公報の
技術では、おむつを胴周り開口部から股下域に向かって
丸めたときに、引き裂くべき周縁部も一緒に丸められて
しまい、この技術を利用し難いという問題がある。もっ
ともそのような場合には胴周り周縁部を予め引き裂いて
おき、それから丸め始めればよいが、ともするとそうし
た手間がめんどうで若い母親達に嫌われるという問題が
ある。
公報に開示されたような股下域を横断している脚周り弾
性部材を有するおむつを対象に、その弾性部材を利用し
ておむつを丸めておくことにより、前記従来技術の問題
を解決することを課題にしている。
決するために手段とするところは、以下のとおりであ
る。
トと非肌接触側の裏面シートとの間に吸液性コアが介在
し、左右脚周りの弾性伸縮部材が前身頃と後身頃との間
に位置する股下域において前記コアと裏面シートとの間
にあり、かつ、その股下域を横断している使い捨ておむ
つを前提にしている。
ぼU字型の第1及び第2弾性伸縮部材で構成され、前記
第1及び第2弾性伸縮部材の中央部分が前記コアと前記
裏面シートとの間において前記股下域のほぼ中央部を互
いに並列して横切るとともに、前記第1弾性伸縮部材の
両側部が少なくとも前記裏面シートに接合されて前記股
下域の主として前半分に、かつ、前記第2弾性伸縮部材
の両側部が少なくとも前記裏面シートに接合されて前記
股下域の主として後半分に位置しており、前記第1及び
第2弾性伸縮部材のほぼ中央部と交叉して前記前後身頃
方向へ延びていて前記裏面シートそれ自体よりも引き裂
き強度が低い部位を前記裏面シートが有していること
が、この発明の特徴である。
記裏面シートが積層した内外側2枚のシートからなり、
前記弾性伸縮部材がそれら内外側シート間に介在し、前
記引き裂き強度が低い部位が少なくとも前記外側シート
に設けてある。
引き裂き部位で引き裂くと、股下域を横断している弾性
伸縮部材の中央部が現れるから、該部材を摘み出し、丸
めたおむつに巻きつけることでそのおむつを丸めたまま
に保つことができる。
参照して説明すると、以下のとおりである。
ト4を上にした状態にあるおむつ1を前後方向に伸展
し、裏面シート4を一部破断して示す斜視図である。
する中心線C−Cで表面シート3を内側にして折り重
ね、左右両側を互いに接合してパンツ型おむつ2に仕立
てたときの斜視図である。このおむつ1は、通常図2の
パンツ型形状にして供給される。
ト3と、不透液性裏面シート4と、それら両シート3,
4間に介在する吸液性コア5とからなり、これらで前身
頃6と、後身頃7と、それら両身頃6,7間に位置する
股下域8が構成されている。表裏面シート3,4は、コ
ア5の周縁から延出する部分が互いに重ね合わせて接合
されることにより、前後方向に位置するエンドフラップ
10,11と左右方向に位置し凹欠縁12A,13Aを
備えたサイドフラップ12,13とを形成している。排
泄物の横漏れを防ぐための脚周り弾性伸縮部材15がほ
ぼU字型に配置された第1伸縮部材16と第2伸縮部材
17とで構成され、第1、2伸縮部材16,17の中央
部分20,21が互いに並列して股下域のほぼ中央部を
横切り、第1伸縮部材16の両側部分22が主として股
下域の前半分に位置し、第2伸縮部材17の両側部分2
3が主として股下域の後半分に位置している。第1、2
伸縮部材16,17の中央部分20,21は裏面シート
4とコア5との間にあり、伸長して、または伸長しない
でそれら裏面シート4および/またはコア5に必要なら
接合される。第1、2伸縮部材16,17の両側部分2
2,23はサイドフラップ12,13において表裏面シ
ート3,4のいずれか一方、または両方の内面に伸長状
態で接合されている。図において、第1、2伸縮部材1
6,17は各々が2本の弾性糸からなり、中心線C−C
近傍の左右両側部で交叉しているが、その弾性糸は所要
の本数に変えることができ、また弾性糸どうしが交叉し
ないようなレイアウトにすることもできる。
1、2伸縮部材16,17の中央部20,21に交叉
し、前後方向に延びる第1ミシン目25と、第1ミシン
目25にその前後両端部で交叉する左右方向の第2、3
ミシン目26,27とがあり、これら第1、2、3ミシ
ン目25,26,27に沿って裏面シート4を引き裂く
ことができるようにしてある。
25〜27に沿って裏面シート4を引き裂いた状態を示
している。このようにすると、股下域8を横断する第
1、2伸縮部材16,17の中央部20,21が露出す
るから、それらを直接摘むことができる。
後に端縁から股下域8に向かって丸め、最後に裏面シー
ト4を引き裂いて第1、2伸縮部材16,17の中央部
20,21を摘み出し、それら部材を丸めたパンツ型お
むつ2に巻きつけた状態を示している。このようにすれ
ば、汚れたおむつは広がることがないから廃棄し易いう
えに、見た目に良く、衛生的でもある。また、このおむ
つ1は、裏面シート4に第1〜3ミシン目25〜27を
入れただけであるから、丸めておくために特別の資材を
使用して製造コストを上昇させるというおそれがない。
ン目25〜27は、裏面シート4の所要部位の引き裂き
強度をその周囲よりも弱くすることが可能な適宜の手段
に代えることができる。例えば裏面シート4を局部的に
薄くして引き裂きを容易にしたり、構成繊維が前後方向
に配向した不織布やポリマー分子が前後方向に配向した
プラスチックフィルムを裏面シート4の一部に使用して
引き裂きを容易にすることができる。また、裏面シート
4に多くのミシン目を設けることが好ましくないとき
は、伸縮部材16,17と交叉する第1ミシン目25だ
けにすることもできる。裏面シート4を内側のプラスチ
ックフィルムと外側の不織布シートとの積層品にする場
合には、第1、2伸縮部材16,17をコア4とそのプ
ラスチックフィルムとの間に介在させ、積層品にその厚
み方向を貫通するミシン目を設ける他に、第1、2伸縮
部材16,17をプラスチックフィルムと不織布との間
に介在させ、その不織布だけにミシン目を設けてもよ
い。なお、表面シート3やコア5には当該技術分野にお
ける慣用素材を使うことができる。各構成部材を接合す
るにはホットメルト接着剤などの接着剤を使用する他
に、熱溶融性素材に対する溶着技術を利用することもで
きる。
の股下域に設けた引き裂き部位からその股下域を横断す
る第1及び第2弾性伸縮部材の互いに並列する中央部を
摘み出し、その部材を丸めたおむつに巻きつけておむつ
の広がりを防止したから、その防止のために特別の資材
を必要とすることがなく、その意味においておむつのコ
ストを上昇させることがない。
斜視図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】肌接触側の表面シートと非肌接触側の裏面
シートとの間に吸液性コアが介在し、左右脚周りの弾性
伸縮部材が前身頃と後身頃との間に位置する股下域にお
いて前記コアと裏面シートとの間にあり、かつ、該股下
域を横断している使い捨ておむつにおいて、 前記弾性伸縮部材がほぼU字型の第1及び第2弾性伸縮
部材で構成され、前記第1及び第2弾性伸縮部材の中央
部分が前記コアと前記裏面シート間において前記股下域
のほぼ中央部を互いに並列して横切るとともに、前記第
1弾性伸縮部材の両側部が少なくとも前記裏面シートに
接合されて前記股下域の主として前半分に、かつ、前記
第2弾性伸縮部材の両側部が少なくとも前記裏面シート
に接合されて前記股下域の主として後半分に位置してお
り、前記第1及び第2弾性伸縮部材のほぼ中央部と交叉
して前記前後身頃方向へ延びていて前記裏面シートそれ
自体よりも引き裂き強度が低 い部位を前記裏面シートが
有していることを特徴とする前記おむつ。 - 【請求項2】前記裏面シートが積層した内外側2枚のシ
ートからなり、前記弾性伸縮部材がそれら内外側シート
間に介在し、前記引き裂き部位が少なくとも前記外側シ
ートに設けてある請求項1記載のおむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023885A JP3046739B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7023885A JP3046739B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08215247A JPH08215247A (ja) | 1996-08-27 |
JP3046739B2 true JP3046739B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=12122911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023885A Expired - Lifetime JP3046739B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046739B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3597736B2 (ja) | 1999-10-14 | 2004-12-08 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨ておむつ |
JP5427404B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-02-26 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
JP5427873B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2014-02-26 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP7023885A patent/JP3046739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08215247A (ja) | 1996-08-27 |
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