JP3045353U - 鼻パック - Google Patents

鼻パック

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JP3045353U
JP3045353U JP1997006760U JP676097U JP3045353U JP 3045353 U JP3045353 U JP 3045353U JP 1997006760 U JP1997006760 U JP 1997006760U JP 676097 U JP676097 U JP 676097U JP 3045353 U JP3045353 U JP 3045353U
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大蔵 守金
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DIA Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鼻への適用時の位置合わせが
簡単でありかついろんな形状の鼻の外形に密着させ易
く、被膜形成に要する時間が短く、さらに非常に強固な
接着力を発揮する鼻パックを提供するにある。 【解決手段】 透湿性シート基材(a1)と、該
シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料と
から構成した鼻パック(A8)であって、適用時に鼻梁を中
心として左右にバランス良く貼れるように、透湿性シー
ト基材(a1)の中央部に位置合せ用スリット(s8)を設けて
おく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鼻パックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
鼻パックは、鼻の皮膚表面に被膜を形成して皮脂を吸収したり皮膚に緊張を与 えかつ血行をよくすると共に、その後この被膜を皮膚から剥がすことにより垢や 角栓等を除去することができるもので、エモリエント効果及び清浄効果が期待で きるものである。 鼻パックはケアのし易さ等の点からピールオフタイプのシート状パックに構成 されたものが用いられている。
【0003】 上記ピールオフタイプのシート状鼻用パックとしては、例えば、登録実用新案 公報第3034427号や3037021号に開示されているものを挙げること ができる。 これらの鼻用パックはいずれも保持体と化粧料とからなるもので、種々の形状 の鼻にフィットさせることができるように構成されたり、パックと鼻との位置合 せ用凹部、凸部又は目印が形成されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記登録実用新案公報に開示されているものとは異なる形状のもの で、鼻への適用時の位置合わせが簡単でありかついろんな形状の鼻の外形に密着 させ易く、被膜形成に要する時間が短く、さらに非常に強固な接着力を発揮する 鼻パックを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かくして本願『請求項1』にかかる考案によれば、『透湿性シート基材(a1)と 、該シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パックで あって、上記透湿性シート基材(a1)の中央部に、位置合せ用スリット(s1)又は(s 2)が該シート基材(a1)の上縁及び下縁のいずれにも突き抜けない状態で縦方向に 形成されている鼻パック(A1)又は(A2)』が提供される。
【0006】 また本願『請求項2』にかかる考案によれば、『透湿性シート基材(a1)と、該 シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パックであっ て、上記透湿性シート基材(a1)の中央部に、位置合せ用スリット(s3)が該シート 基材(a1)の上縁及び下縁のいずれにも突き抜けない状態で複数で交差して形成さ れている鼻パック(A3)』が提供される。
【0007】 さらに本願『請求項3』にかかる考案によれば、『透湿性シート基材(a1)と、 該シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パックであ って、上記透湿性シート基材(a1)の中央部に、位置合せ用通孔(h4)が穿設されて いる鼻パック(A4)』が提供される。
【0008】 またさらに、本願『請求項4』にかかる考案によれば、『透湿性シート基材(a 1)と、該シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パッ クであって、上記透湿性シート基材(a1)の中央部に、凸模様(p51)、凹模様(p61 又は凹凸模様(p71)のいずれかからなる位置合せ用凹・凸模様(p5)(p6)(p7)が設 けられている鼻パック(A5)又は(A6)又は(A7)』が提供される。
【0009】 本願『請求項1』にかかる鼻パック(A1)又は(A2)によれば、鼻に適用する際、 該パックの中央部に縦方向に形成されている位置合せ用スリット(s1)又は(s2)が 鼻梁にくるようにすれば左右が均等な状態で適用することができる。また、各ス リット(s1)(s2)が開口すれば鼻パック(A1)(A2)を弯曲させ易く、***した鼻の形 状によく沿わせることができる。特に、(s2)の場合は縦方向に複数で形成されて いるので、開口すれば非常に弯曲度が大きくとれて、より一層鼻の形状に沿わせ 易くなる。
【0010】 また本願『請求項2』にかかる鼻パック(A3)においても、鼻パック(A1)及び(A 2)と同様の作用を奏することができる。
【0011】 本願『請求項3』にかかる鼻パック(A4)においても、位置合せ用通孔(h4)が開 口していることで中央部の剛性が減少しており、この部で弯曲し易くかつ位置決 めできるので、請求項1及び2の各スリットと同様に作用することができる。
【0012】 本願『請求項4』にかかる鼻パック(A5)〜(A7)のいずれにおいても、位置合せ 用凹・凸模様(p5)(p6)(p7)が目で確認しなくとも手探りで簡単に触れることがで き、位置合せが非常に簡単にできる。
【0013】 本考案の鼻パックにおいて、本願『請求項5』に示すように、『透湿性シート 基材(a1)を、適用時に鼻根部が露出するようにその上縁中央部を切り取って略直 線状の下縁(a12)との間に狭幅部(イ)を形成し、この狭幅部(イ)の両側に適用時に 各鼻翼を覆いうる膨出部(ロ)を形成』しておけば、本願『請求項1』〜『請求項 4』と同等の効果を奏する以外に、狭幅部(イ)の存在により鼻梁の両側に曲がり 易く、また両側に張り出して形成されている各膨出部(ロ)によって鼻翼を十分に 覆うことができる。
【0014】 また本願『請求項5』にかかる鼻パックにおいて、本願『請求項6』〜『請求 項10』にそれぞれ示すように、各膨出部(ロ)に『クサビ状切欠部(ハ)』や『小ス リット(ニ)』や『折曲用スリット(ヘ)(ト)』や『副スリット(チ)(ル)』を設けておけ ば、鼻翼の膨らみを受け入れ易く、かつ、鼻翼と頬との間の溝部(以下、鼻翼溝 部という)に膨出部側縁部を密着させることができる。
【0015】 本考案の鼻パックにおいて、本願『請求項13』に示すように、『被膜形成性 化粧料がポリアクリル酸を主成分として含有』するものであれば、被膜が迅速に 形成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力が強く、角栓や垢等は 確実に膜中に捉らえられることとなる。
【0016】 また本考案の鼻パックにおいて、本願『請求項15』に示すように『被膜形成 性化粧料がポリアクリル酸及びプルランを主成分として含有』するものであれば 、被膜がより迅速に形成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力が より強く、角栓や垢等は確実に膜中に捉らえられることとなる。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案で用いられる透湿性シート基材(a1)は、被膜形成性化粧料を含浸・担持 できかつ水分・湿分を透過させる機能を有するもので、さらに皮膚に対して悪影 響を与えないものであれば、当該分野で公知のものをそのまま用いる事ができ、 例えば、綿、麻、羊毛等の天然繊維、ナイロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、 ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアクリル等 の合成繊維、レーヨン、アセテート等のセルロース繊維等の繊維からなる織布・ 不織布・編み物等の布が挙げられる。
【0018】 上記透湿性シート基材(a1)は、更に柔軟性・伸縮性を有するものが皮膚外面の 形状に無理無く沿って皮膚との密着性を高める点から好ましい。 また、上記透湿性シート基材(a1)は、連続気泡を有する樹脂発泡シートであっ てもよい。
【0019】 また、上記透湿性シート基材(a1)は、本願『請求項11』に示すように『親水 性繊維及び揆水性繊維の混合繊維から構成』しておけば、これらの繊維の混合度 合いにより被膜形成性化粧料の含浸・担持の程度を調節することができる点でよ り好ましい。 上記親水性繊維としては例えばレーヨン、綿等が挙げられ、揆水性繊維として は例えばポリエステル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ナイロン繊維等が挙げら れるが、これらに限定されない。
【0020】 本考案において、上記親水性繊維や揆水性繊維は、本願『請求項12』に示す ように、『親水性繊維及び揆水性繊維の少なくともいずれかが、界面活性剤によ って親水性及び/又は揆水性が調節されて』いてもよい。
【0021】 本考案における被膜形成性化粧料は、被膜形成性材料及び化粧料から主として 構成される。 上記被膜形成性材料は、ポリアクリル酸を主成分とするものと、ポリアクリル 酸及びプルランを主成分とするものが用いられる。 上記前者の場合は、本願『請求項14』に示すように、ポリアクリル酸が被膜 形成性化粧料層全体の1〜98重量%(乾燥重量)の範囲となるように用いられ る。上記上限含量よりも多い場合は保湿性、接着性、使用感等の点で好ましくな く、上記下限含量よりも少ない場合は膜強度が不十分となる点で好ましくない。 一方、上記後者の場合は、本願『請求項16』に示すように、ポリアクリル酸 及びプルランの合計が被膜形成性化粧料層全体の1〜98重量%(乾燥重量)の 範囲となるように用いられる。上記上限含量よりも多い場合は保湿性、接着性、 使用感等の点で好ましくなく、上記下限含量よりも少ない場合は膜強度が不十分 となる点で好ましくない。また、プルランはポリアクリル酸に対して5〜80重 量%の範囲で用いられることが好ましいが、別段これに限定されない。
【0022】 また、上記被膜形成性材料には増粘剤が適宜加えられていてもよい。該増粘剤 としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、ゼラチン、キサン タンガム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン等 が挙げられる。
【0023】 また、上記被膜形成性化粧料に配合される化粧料としては、保湿剤、油分等公 知のものが挙げられる。 上記保湿剤としては、例えば、エチレングリコールの他、ジエチレングリコー ル、トリエチレングリコール等のポリエチレングリコール類、プロピレングリコ ールの他、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のポリプロピ レングリコール類、ブチレングリコール類、グリセリン、ジグリセリン、その他 のポリグリセリン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトー ル等の糖アルコール類、グルコース、フラクトース、ガラクトース等の単糖類、 マルトース、ラクトース等の多糖類等が挙げられるが、別段これらに限定されな い。
【0024】 また、油分としてはいわゆるエモリエント成分として知られているものが相当 し、例えば、スクワラン、流動パラフィン等の炭化水素、オリーブ油、ホホバ油 、ヤシ油等の天然油、イソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート等 のエステル類、シリコーン油、イソステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸等 が挙げられる。
【0025】 さらに、上記被膜形成性化粧料には、収斂剤、美白成分、消炎成分、色素、顔 料、界面活性剤、殺菌剤、防腐剤等が適宜添加されていてもよい。
【0026】 本考案の被膜形成性化粧料は、十分な水の存在下では流動性が付与されかつ乾 燥状態では被膜が形成され得るように調製される。
【0027】 実施例1 図1は、本願『請求項1』、『請求項11』、『請求項12』、『請求項13 』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 同図の鼻パック(A1)は、透湿性シート基材(a1)と該シート基材(a1)に含浸担持 された被膜形成性化粧料とから構成されている。 上記透湿性シート基材(a1)は、親水性を有するレーヨンと揆水性を有するポリ エステル製繊維素材との混合繊維からなる不織布にて構成されている。 なお、上記ポリエステル製繊維素材は、所定の界面活性剤により10%程度のア ンカー効果が付与されている。
【0028】 上記透湿性シート基材(a1)は、図1に示すような外形に形成されており、さら にその中央部において縦方向に位置合せ用スリット(s1)が設けられている。 上記位置合せ用スリット(s1)は、該透湿性シート基材(a1)の上縁(a11)にも下 縁(a12)にも突き抜けない状態で設けられている。
【0029】 なお、上記位置合せ用スリットの設け方に基づく変形例としては、図2に示す ように、透湿性シート基材(a1)の中央部で縦方向に複数の位置合せ用スリット(s 2)が設けられた鼻パック(A2)であってもよい。
【0030】 被膜形成性化粧料を構成する化粧料溶液は以下の配合に基づいて調製されてい る。 《配合》 (本品原液 100g中) ポリアクリル酸 15 % メチルパラベン 0.1% ポリビニルピロリドン 3.0% ソルビトール70%液 5.0% グリセリン 5.0% 酸化チタン 5.0% ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E.O〕 2.0% 精製水 適 量 合計 100 % 《調製法》 被膜形成性成分であるポリアクリル酸、ポリビニルピロリドンを適量な 精製水に撹拌機を用いて均一に液状化させ、次いで残りの精製水に酸化チ タン、グリセリン、ソルビトール、ポリオキシエチレンソルビタンオレー ト〔20E.O〕、メチルパラベンを加えてよく撹拌し、これを前者に加えて さらに良く撹拌して均一な被膜形成性化粧料を得た。
【0031】 上記鼻パック(A1)及び(A2)は、例えば以下のようにして製造することができる が、これに限定されるものではない。 すなわち、図3に示すように、一方に透湿性シート基材(a1)を巻回したシート 基材供給ローラを用意し、他方に剥離フィルム(a3)を巻回した剥離フィルム供給 ローラを用意し、これらの供給ローラの中間においてナイフコータ又はコンマコ ータ(c)及び熱風乾燥炉(d)を設定する。
【0032】 剥離フィルム供給ローラから送出された剥離フィルム(a3)上にコンマコータ(1 0)により被膜形成性化粧料溶液(a2)を一定の厚さで塗工し、これをその後段に設 けられた熱風乾燥炉(d)内を通過させてセミドライ状態まで乾燥させた後、透湿 性シート基材供給ローラから送出された透湿性シート基材(a1)を上記乾燥された 被膜形成性化粧料層上にプレスローラ(r)により圧着させて含浸させた後、巻き 取りローラ(図示せず)によって巻き取って行く。
【0033】 上記のようにして得られた透湿性シート基材(a1)に被膜形成性化粧料が含浸担 持されたものは、例えば図1又は図2に示す形状にカットされると共に所定のス リット(s1)又は(s2)が施される。 なお、剥離フィルム(a3)は、最終製品にカットする手前で外されていてもよい し、最終製品に貼着されていてもよい。 また、上記スリット(s1)(s2)は被膜形成性化粧料が含浸担持される前に施され ていても良い。
【0034】 以上の工程により得られた本考案の鼻パック(A1)又は(A2)の作用について以下 に説明する。 まず、皮膚の適用部位に指で一様に薄く水または化粧水を塗布し、この上から 、上記鼻パック(A1)又は(A2)を圧し当てる(また剥離フィルムが設けられている ときはこのフィルムを剥離して圧し当てる)。 この場合、該パック(A1)又は(A2)は、それぞれスリット(s1)又は(s2)がパック の中央部にあるので、各スリット(s1)又は(s2)を鼻梁に位置するように適用する ことで、簡単に左右にバランス良く貼ることができる。
【0035】 その上、これらの鼻パック(A1)又は(A2)を鼻に適用する際、例えば鼻パック(A 1)の場合は図4に示すようにスリット(s1)を開くことにより、また鼻パック()の 場合は図5に示すようにスリット(s2)を開くことにより、それぞれパック中央部 が開口して、該パックを中央部から大きく弯曲させることができて鼻の形状に良 く沿わせ易くなる。(特に、鼻パック(A2)の方は鼻パック(A1)に比して適用時の 弯曲度が大きくとれるので、より一層鼻の形状に即して貼ることができるもので ある)
【0036】 一方、これらの鼻パック(A1)また(A2)において含浸担持されている被膜形成性 化粧料は接触した水分によって溶解されて皮膚表面に接触するが、水分移動が早 いので、溶解された被膜形成性化粧料成分は速やかに被膜を形成する。 従って、該鼻パックの一端をもって適用部位から引き剥がす際、形成された被 膜は膜強度が高くかつ透湿性シート基材に所定深さまで強固に結合しているので 、皮膚への剥がれ残しを生ずることなく完全に剥離除去することができると共に 、皮膚の角栓等を確実に除去することができる。
【0037】 実施例2 本例は、本願『請求項1』、『請求項11』、『請求項12』、『請求項15 』又は『請求項16』にかかる鼻パックを例示するものである。 本例の鼻パックは、被膜形成性化粧料の組成を下記するごとく変更する以外は 透湿性シート基材の素材、外形、スリット等は実施例1と同様のものであり、従 って図示は省略する。
【0038】 上記被膜形成性化粧料を構成する化粧料溶液は以下の配合に基づいて調製され ている。 《配合》(本品原液 100g中) ポリアクリル酸 10 % プルラン 5.0% メチルパラベン 0.1% ポリビニルピロリドン 3.0% ソルビトール70%液 10 % グリセリン 5.0% 酸化チタン 5.0% ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E.O〕 2.0% 精製水 適 量 合計 100 % 《調製法》 被膜形成性成分であるポリアクリル酸、プルラン、ポリビニルピロリド ンを適量な精製水に撹拌機を用いて均一に液状化させ、次いで残りの精製 水に酸化チタン、グリセリン、ソルビトール、ポリオキシエチレンソルビ タンオレート〔20E.O〕、メチルパラベンを加えてよく撹拌し、これを前 者に加えてさらに良く撹拌して均一な被膜形成性化粧料を得た。
【0039】 以上の構成にて得られる本例の鼻パックは、被膜形成性化粧料にはポリアクリ ル酸及びプルランが含有されているので皮膚への貼着性及び形成される被膜強度 が強く、角栓や皮脂等をより強力に除去する事ができると共に剥がれ残しを生じ ない。 その他、パックの外形、位置合せ用スリット等に基づく効果については実施例 1と同様である。
【0040】 実施例3 図6は、本願『請求項2』、『請求項11』、『請求項12』、『請求項13 』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 本例の鼻パック(A3)は、位置合せスリット(s3)を同図に示すように、上縁(a11 )及び下縁(a12)のいずれにも突き抜けない複数本(本例では2本)を交差して設 ける以外は実施例1と同様の配合・製法に基づいて同様な構成に仕上げられてい る。
【0041】 この鼻パック(A3)は、実施例1のものと同様の効果を奏することができるもの である。 なお、本例において、被膜形成性化粧料に関する配合を『請求項13』又は『 請求項14』に代えて『請求項15』又は『請求項16』としても同様な効果が 得られるものである。
【0042】 実施例4 図7は、本願『請求項3』、『請求項11』、『請求項12』、『請求項13 』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 本例の鼻パック(A4)は、同図に示すように位置合せスリット(s1)〜(s3)に代え て位置合せ用通孔(h4)を穿設する以外は実施例1と同様の配合・製法に基づいて 同様な構成に仕上げられている。
【0043】 この鼻パック(A4)は、実施例1のものと同様の効果を奏することができるもの である。 なお、本例においても、被膜形成性化粧料に関する配合を『請求項13』又は 『請求項14』に代えて『請求項15』又は『請求項16』としても同様な効果 が得られるものである。
【0044】 実施例5 図8〜10は、本願『請求項4』、『請求項11』、『請求項12』、『請求 項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 本例の鼻パック(A5)(A6)(A7)は、これらの図に示すように、位置合せ用スリッ トに代えてプレスによる位置合せ用凹・凸模様(p5)(p6)(p7)〔詳しくはそれぞれ 凸模様(p51)、凹模様(p61)、凹凸模様(p71)〕を設ける以外は実施例1と同様の 配合・製法に基づいて同様な構成に仕上げられている。
【0045】 これらの鼻パック(A5)(A6)(A7)は、それぞれの位置合せ用凹・凸模様(p5)(p6) (p7)によって鼻梁への位置合せが簡単に行えるものである。 なお、本例においても、被膜形成性化粧料に関する配合を『請求項13』又は 『請求項14』に代えて『請求項15』又は『請求項16』としても同様な効果 が得られるものである。
【0046】 実施例6 図11〜13は、本願『請求項5』、『請求項11』、『請求項12』、『請 求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 本例の鼻パック(A8)(A9)(A10)は、形状をこれらの図に示すように変更する以 外は実施例1、4及び5と同様な構成にて製造されるものである。 これらの鼻パック(A8)〜(A10)は、透湿性シート基材(a1)の上縁中央部が抉り 取られていて真っすぐな下縁(a12)との間に狭幅部(イ)が構成されており、上記狭 幅部(イ)の両側には膨出部(ロ)(ロ)が形成されている。
【0047】 従って、本例の鼻パック(A8)〜(A10)はそれぞれ上記形状に加えて、位置合せ 用スリット(s8)、位置合せ用通孔(h9)及び位置合せ用凹・凸模様〔本例の場合は 凸模様(p10)〕を有しているので、狭幅部(イ)を介して両側に非常に曲がり易く、 容易に鼻根部を露呈させるこみとができると共に各鼻翼部(小鼻部)に各膨出部 (ロ)が位置することができ、鼻翼部を重点的にケアすることができる。 また、含浸担持されている被膜形成性化粧料は、強靭な被膜を鼻パックと皮膚 との間及び鼻パック内にそれぞれ形成できるので、ピールオフする際に該鼻パッ クの狭幅部(イ)でもほとんどちぎれることはなく、鼻翼部及びその近傍の角栓等 を確実に除去することができる。
【0048】 実施例7 図14〜16は、本願『請求項6』、『請求項11』、『請求項12』、『請 求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックを例示する平面図である。 本例の鼻パック(A11)(A12)(A13)は、各パックにおける各膨出部(ロ)の側縁部に 側縁から内方に向かう複数のクサビ状切欠部(ハ)を設ける以外は、実施例6と同 様に位置合せ用スリット(s11)、位置合せ用通孔(h12)、位置合せ用凸模様(p13) がそれぞれ設けられているものである。
【0049】 従って、本例の各鼻パック(A11)(A12)(A13)では、実施例6の各鼻パックと同 様の効果を奏する以外に、各膨出部(ロ)に形成されているクサビ状切欠部(ハ)によ ってこの側縁部を寄せれば鼻翼に沿って弯曲して鼻翼全体をスッポリと覆うこと ができ、さらに透湿性シート基材(a1)の柔軟な性質も関与して、起伏の多い鼻翼 及びその周辺にピッタリと密着するのみならず、クサビ状切欠部(ハ)に挟まれる 膨出部側縁を大きく屈曲させて鼻翼と頬との間の溝部(以下、鼻翼溝部という) に食い込ませることができ、鼻翼や鼻翼溝部及びその周辺の垢や皮脂や黒ずみや 角栓等を確実に除去することができる。
【0050】 実施例8 図17〜19は、本願『請求項7』、『請求項11』、『請求項12』、『請 求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックの一例の平面図である。 本例の鼻パック(A14)(A15)(A16)は、各パックの各膨出部(ロ)の側縁部にクサビ 状切欠部に代えて側縁から内方に向かう複数の小スリット(ニ)を設ける以外は、 実施例6と同様に位置合せ用スリット(s14)、位置合せ用通孔(h15)、位置合せ用 凸模様(p16)がそれぞれ設けられているものである。 従って、本例の各鼻パック(A14)(A15)(A16)は、実施例6の各鼻パックと同等 の効果を奏するものである。とくに、各小スリット(ニ)の切り込み終端が側縁外 形に沿う線(ホ)上に止められている場合、この線(ホ)に沿って折れ曲がり易く、鼻 翼溝部に、より一層食い込んで密着することができる。
【0051】 実施例9 図20〜22は、本願『請求項8』、『請求項11』、『請求項12』、『請 求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックの一例の平面図である。 本例の鼻パック(A17)(A18)(A19)は、各パックの各膨出部(ロ)の側縁外形に沿っ て折曲用スリット(ヘ)を形成する以外は、実施例6と同様に位置合せ用スリット( s17)、位置合せ用通孔(h18)、位置合せ用凸模様(p19)がそれぞれ設けられている ものである。 従って、本例の各鼻パック(A17)(A18)(A19)は、実施例6の各鼻パックと同等 の効果を奏するものである。
【0052】 実施例10 図23〜25は、本願『請求項9』、『請求項11』、『請求項12』、『請 求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックの一例の平面図である。 本例の鼻パック(A20)(A21)(A22)は、実施例9の各鼻パックの各膨出部(ロ)に形 成されているのと同様な折曲用スリット(ト)に対してそこからさらに側縁に向か う複数(本例では4本)の副スリット(チ)が形成する以外は、実施例9と同様に 位置合せ用スリット(s20)、位置合せ用通孔(h21)、位置合せ用凸模様(p22)がそ れぞれ設けられているものである。 そして4本の副スリット(チ)の各終端はやはり側縁外形にほぼ沿う線(リ)上に 位置している。 従って、本例の各鼻パック(A20)(A21)(A22)は、実施例9の各鼻パックと同等 の効果を奏する以外に、折曲用スリット(ト)と副スリット(チ)とにより大きな開口 部を形成でき、ここに鼻翼部の膨らみを容易に受け入れることができ、鼻翼に無 理がかからず違和感をほとんど生じる事のない状態で適用することができる。
【0053】 実施例11 図26〜28は、本願『請求項10』、『請求項11』、『請求項12』、『 請求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックの一例の平面図である。 本例の鼻パック(A23)(A24)(A25)は、実施例9の各鼻パックの各膨出部に形成 されているのと同様な折曲用スリット(ヌ)にさらに交差する1本の副スリット(ル) を形成する以外は、実施例9と同様に位置合せ用スリット(s23)、位置合せ用通 孔(h24)、位置合せ用凸模様(p25)がそれぞれ設けられているものである。 従って、本例の各鼻パック(A23)(A24)(A25)は、実施例9の各鼻パックと同等 の効果を奏する以外に、折曲用スリット(ヌ)と副スリット(ル)との各終端部を結ぶ 線(ヲ)に沿って折れ曲がり易く、ここに大きな開口部が形成できて鼻翼部の膨ら みを容易に受け入れることができ、鼻翼に無理がかからず違和感をほとんど生じ る事のない状態で適用することができると共に、上記折れ線部分が鼻翼溝部によ り一層密着することとなる。
【0054】 なお、上記実施例6〜11のいずれにおいても、位置合せ用スリットは縦方向 に複数に設けられるものや複数で交差して設けられるものも同様であり、プレス サレた位置合せ用凹・凸模様は、凹型でも凹凸型でも同様であることは言うまで もない。 また、これらの実施例において、被膜形成性化粧料に関する配合を『請求項1 3』又は『請求項14』に代えて『請求項15』又は『請求項16』としても同 様な効果が得られることも言うまでもない。
【0055】
【考案の効果】
本願『請求項1』にかかる各鼻パックによれば、中央部に位置合せ用スリット が形成されているので、このスリットを鼻梁に合わせるだけで、鼻パックを簡単 に左右のバランスよく鼻に適用できる。
【0056】 本願『請求項2』にかかる各鼻パックによれば、中央部に位置合せ用スリット が複数で交差して形成されているので、これらのスリットを鼻梁に合わせるだけ で、鼻パックを簡単に左右のバランスよく鼻に適用できる上、交差するスリット により大きく開口されるので、弯曲度が大きく稼げることとなり、鼻骨を介して 両側に曲がり易くなる。
【0057】 本願『請求項3』にかかる各鼻パックによれば、中央部に位置合せ用通孔が開 口しているので、この通孔を鼻梁に合わせるだけで、鼻パックを簡単に左右のバ ランスよく鼻に適用できる上、この通孔のところで弯曲度が大きく稼げることと なり、鼻骨を介して両側に曲がり易くなってどのような形状の鼻にも沿い易くな る。
【0058】 本願『請求項4』にかかる各鼻パックによれば、中央部に位置合せ用凹・凸模 様が型圧しされているので、目で見て確かめる必要がなく手探り状態でも簡単に 左右のバランスよく鼻に適用できる。
【0059】 本願『請求項5』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材は中央部が狭 幅に形成されていてかつここに位置合せ用スリットが形成されているので、鼻梁 に位置合せし易くかつ鼻骨を介して両側に曲がり易く、両側に張り出して形成さ れている各膨出部によって鼻翼を充分に覆うことができる。
【0060】 本願『請求項6』〜『請求項8』にかかる鼻パックによれば、上記請求項5の 効果に加えて、クサビ状切欠部や小スリットの存在により、膨出部の弯曲度を大 きくすることができると共に膨出部の側縁部が容易に屈曲して鼻翼溝部にも密着 されることとなり、洗顔等で洗い落とすことの難しい部位の垢、黒ずみ、皮脂、 角栓等を容易に除去することができる。
【0061】 本願『請求項9』又は『請求項10』にかかる鼻パックによれば、上記請求項 5の効果に加えて、折曲用スリットと副スリットとの存在により膨出部に大きな 開口部を形成でき、ここに鼻翼を受け入れ易く従って膨出部に無理な応力がかか らず、鼻翼と頬との間の溝部に重点的にパックできる
【0062】 本願『請求項11』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材を親水性繊 維及び揆水性繊維の混合繊維で構成するので、透湿性(又は吸湿性)を容易に調 節することができる。
【0063】 本願『請求項12』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材を構成する 親水性繊維及び/又は揆水性繊維を予め界面活性剤で処理してそれぞれ親水性及 び/又は揆水性を調節しておくと、より所望の透湿性(又は吸湿性)を付与する ことができる。
【0064】 本願『請求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パックによれば、被膜形成 性化粧料にはポリアクリル酸が主成分として含有されているので、被膜が迅速に 形成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力が強く、角栓や垢や皮 脂等を確実に膜中に捉らえることができ、従って完全に皮膚から除去することが できる。
【0065】 本願『請求項15』又は『請求項16』にかかる鼻パックによれば、被膜形成 性化粧料にはポリアクリル酸及びプルランが主成分として含有されているので、 被膜がより迅速に形成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力がよ り強く、角栓や垢等£を確実に膜中に捉らえることができ、従って完全に皮膚か ら除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】及び
【図2】それぞれ本願『請求項1』『請求項11』『請
求項12』『請求項13』又は『請求項14』にかかる
鼻パックを例示する平面図
【図3】本考案の鼻パックの製造法の一例の模式図
【図4】及び
【図5】図1及び図2の各鼻パックの適用時の変形状態
を説明する斜視図
【図6】本願『請求項2』『請求項11』『請求項1
2』『請求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パッ
クを例示する平面図
【図7】本願『請求項3』『請求項11』『請求項1
2』『請求項13』又は『請求項14』にかかる鼻パッ
クを例示する平面図
【図8】〜
【図10】それぞれ本願『請求項4』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図11】〜
【図13】それぞれ本願『請求項5』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図14】〜
【図16】それぞれ本願『請求項6』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図17】〜
【図19】それぞれ本願『請求項7』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図20】〜
【図22】それぞれ本願『請求項8』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図23】〜
【図25】それぞれ本願『請求項9』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【図26】〜
【図28】それぞれ本願『請求項10』『請求項11』
『請求項12』『請求項13』又は『請求項14』にか
かる鼻パックを例示する平面図
【符号の説明】
(A1)〜(A25)…鼻パック (s1)〜(s3)(s8)(s11)(s14)(s17)(s20)(s23)…位置合せ
用スリット (h4)(h9)(h12)(h15)(h18)(h21)…位置合せ用通孔 (p5)(p6)(p7)(p10)(p13)(p16)(p19)(p22)(p25)…位置合
せ用凹・凸模様 (a1)…透湿性シート基材 (a11)…上縁 (a12)…下縁 (イ)…狭幅部 (ロ)…膨出部 (ハ)…クサビ状切欠部 (ニ)…小スリット (ヘ)(ト)(ヌ)…折曲用スリット (チ)(ル)…副スリット

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透湿性シート基材と、該シート基
    材に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パ
    ックであって、 上記透湿性シート基材の中央部に、位置合せ用スリット
    が該シート基材の上縁及び下縁のいずれにも突き抜けな
    い状態で縦方向に形成されている鼻パック。
  2. 【請求項2】 透湿性シート基材と、該シート基
    材に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パ
    ックであって、 上記透湿性シート基材の中央部に、位置合せ用スリット
    が該シート基材の上縁及び下縁のいずれにも突き抜けな
    い状態で複数で交差して形成されている鼻パック。
  3. 【請求項3】 透湿性シート基材と、該シート基
    材に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パ
    ックであって、 上記透湿性シート基材の中央部に、位置合せ用通孔が穿
    設されている鼻パック。
  4. 【請求項4】 透湿性シート基材と、該シート基
    材に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなる鼻パ
    ックであって、 上記透湿性シート基材の中央部に、凸模様、凹模様又は
    凹凸模様のいずれかからなる位置合せ用凹・凸模様が設
    けられている鼻パック。
  5. 【請求項5】 透湿性シート基材は、適用時に鼻
    根部が露出するようにその上縁中央部が切り取られて略
    直線状の下縁との間に狭幅部が形成されており、この狭
    幅部の両側には適用時に各鼻翼を覆いうる膨出部が形成
    されている請求項1〜4のいずれかに記載の鼻パック。
  6. 【請求項6】 各膨出部の側縁部に、側縁から内
    方に向かう複数のクサビ状切欠部が形成されている請求
    項5記載の鼻パック。
  7. 【請求項7】 各膨出部の側縁部に、側縁から内
    方に向かう複数の小スリットが形成されている請求項5
    記載の鼻パック。
  8. 【請求項8】 各膨出部の側縁部に、側縁外形に
    ほぼ沿って折曲用スリットが形成されている請求項5記
    載の鼻パック。
  9. 【請求項9】 各膨出部の側縁部に、側縁外形に
    ほぼ沿って折曲用スリットが形成されると共にこのスリ
    ットから側縁に向かう1つ又はそれ以上の副スリットが
    形成されている請求項5記載の鼻パック。
  10. 【請求項10】 各膨出部の側縁部に、側縁外形に
    ほぼ沿って折曲用スリットが形成されると共にこの折曲
    用スリットと交差する1つ又はそれ以上の副スリットが
    形成されている請求項5記載の鼻パック。
  11. 【請求項11】 透湿性シート基材が、親水性繊維
    及び揆水性繊維の混合繊維から構成されてなる請求項1
    〜10のいずれかに記載の鼻パック。
  12. 【請求項12】 親水性繊維及び揆水性繊維の少な
    くともいずれかが、界面活性剤によって親水性及び/又
    は揆水性が調節されてなる請求項11記載の鼻パック。
  13. 【請求項13】 被膜形成性化粧料が、ポリアクリ
    ル酸を主成分とする被膜形成性材料を含有してなる請求
    項1〜12のいずれかに記載の鼻パック。
  14. 【請求項14】 ポリアクリル酸が、被膜形成性化
    粧料中に1〜98重量%(乾燥重量)の割合で含有され
    てなる請求項13記載の鼻パック。
  15. 【請求項15】 被膜形成性化粧料が、ポリアクリ
    ル酸及びプルランを主成分とする被膜形成性材料を含有
    してなる請求項1〜12のいずれかに記載の鼻パック。
  16. 【請求項16】 ポリアクリル酸及びプルランが、
    被膜形成性化粧料中に1〜98重量%(乾燥重量)の割
    合で含有されてなる請求項15記載の鼻パック。
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WO2020039662A1 (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 株式会社エイエムジー フェイスマスク
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