JP3048469U - 鼻パック - Google Patents

鼻パック

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JP3048469U
JP3048469U JP1997008895U JP889597U JP3048469U JP 3048469 U JP3048469 U JP 3048469U JP 1997008895 U JP1997008895 U JP 1997008895U JP 889597 U JP889597 U JP 889597U JP 3048469 U JP3048469 U JP 3048469U
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moisture
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大蔵 守金
雅人 齊藤
章裕 黒田
嘉邦 山下
千絵 佐々木
富美子 菅野
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DIA Pharmaceutical Co Ltd
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DIA Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の鼻の外形に密着させ易
く、被膜形成に要する時間が短くかつ非常に強固な接着
力を発揮すると共に、ケアの際に芳香を発するよう構成
された鼻パックを提供するにある。 【解決手段】 透湿性シート基材(a1)と、該
シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料層
(a2)と、芳香剤を含有した芳香印刷層(a3)とを備え、適
用時に芳香を発して気分転換及びリラックスを図ると共
に、適用時に鼻尖部の形状に沿うべく該パックの下端中
央部に1つの切欠部(1)を設け、また場合によって透湿
性シート基材の上端部から各側部にいたる部分を傾斜し
てカットしてハ字状に対向する両肩部(2)(2)を形成して
皮膚との密着性を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鼻パックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
鼻パックは、鼻の皮膚表面に被膜を形成して皮脂を吸収したり皮膚に緊張を与 えかつ血行をよくすると共に、その後この被膜を皮膚から剥がすことにより垢や 角栓等を除去することができるもので、エモリエント効果及び清浄効果が期待で きるものである。 鼻パックはケアのし易さ等の点からピールオフタイプのシート状パックに構成 されたものが用いられている。
【0003】 ところで、上記鼻パックによりケアをする際に、適用した部位と該パックとの 間に確実に被膜が形成されるまで若干時間を要することとなるが、この間使用者 の気分を快適にさせる要素があれば、ケアに伴う煩わしさがより一層解消される こととなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、各種の鼻の外形に密着さ せ易く、被膜形成に要する時間が短くかつ非常に強固な接着力を発揮すると共に 、ケアの際に芳香を発するよう構成された鼻パックを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かくして本願『請求項1』にかかる考案によれば、『透湿性シート基材(a1)と 、該シート基材(a1)に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなり、鼻に適用 される鼻パックであって、上記透湿性シート基材(a1)に芳香剤が含浸・担持され ている鼻パック(A1)(A2)(A3)』が提供される。
【0006】 本考案の鼻パック(A1)(A2)(A3)によれば、透湿性シート基材(a1)に芳香成分が 含浸・担持されているので、被膜形成性化粧料が鼻の皮膚表面との間に被膜を形 成をする際、芳香成分が揮散されて、鼻孔から吸収され、適用者をリラックスさ せかつケアの煩わしさを紛らわせることとなる。
【0007】
【考案の実施の形態】
上記芳香剤の含浸・担持はいずれの形態であっても良いが、好ましい形態とし て例えば本願『請求項2』に示すように、『芳香剤が、印刷用組成物に含有され た芳香印刷層(a3)の形態で透湿性シート基材(a1)に塗布されている』構成を挙げ ることができる。
【0008】 上記のように芳香印刷層(a3)として透湿性シート基材(a1)に塗布する場合、鼻 への貼着面とは反対側の面に適用されることが好ましく、この場合本願『請求項 3』に示されているように『芳香印刷層(a3)が、透湿性シート基材(a1)の少なく とも一面の少なくとも下辺部に塗布されている』ことが、鼻への貼着中に鼻孔か ら芳香成分が吸入され易い点で好ましいものである。
【0009】 また上記芳香印刷層(a3)は、その表面が本願『請求項4』に示すように『非通 気性の剥離フィルム(a4)で被覆されている』ことが、製造後から適用前までにお ける芳香成分の揮散を防止できる点で好ましいものである。
【0010】 本考案の鼻パック(A1)(A2)(A3)において、芳香剤は含浸・担持に際して芳香成 分の揮散が徐放的に行われるように構成されることが好ましく、例えば本願『請 求項5』に示すように『芳香剤をシクロデキストリン抱接化合物に抱接して』用 いることやその他の方法によりマイクロカプセル化して用いることが好ましい。
【0011】 本考案の鼻パックの形状は、いずれの形状であってもよいが、例えば、本願『 請求項7』に示すように『透湿性シート基材(a1)の上部両端部から各側部にいた る部分が傾斜してカットされてハ字状に対向する両肩部(2)(2)が形成されると共 に、適用時に鼻尖部に位置する該シート基材の下辺中央部に1つの切欠部(1)が 形成されている』形状や、本願『請求項8』に示すように『透湿性シート基材(a 1)の下辺各端部から上辺に向かう両側辺が互いに上方で内方に向かうようにカッ トされ、かつ上辺の両端部から中央に向かって下がるようにカットされて、中央 部から各側方に広がる1対の翼部(3)(3)が形成されると共に、下辺中央部に1つ の切欠部(1)が形成されている』形状を好ましいものとして提供することができ るが、これらに限定されない。
【0012】 これらの形状において、上記切欠部は本願『請求項9』に示すように、『クサ ビ状』としておけば、適用時に該パックの下端部の寄せ合わせを大きくとること ができ、より一層鼻尖部での密着性を稼ぐことができると共に、適用時の位置合 せの目印とすることができる点で好ましいものである。
【0013】 また、上記形状において、前者の場合は本願『請求項10』に示すように『各 肩部(2)に斜め内方に向かう切欠部(21)をそれぞれ設け』ておけば、鼻根から鼻 翼にいたる部分での曲率変化又は鼻と頬との曲率変化により一層良好に対応し、 この部での密着性を稼ぐことができ、後者の場合は本願『請求項11』に示すよ うに『各翼部(3)に、側辺(c)に沿ってスリット(41)(42)をそれぞれ設け』ておけ ば、各鼻翼の膨らみに応じてスリット(41)(42)が開いて各翼部(3)が弯曲し易く 、またスリット(41)(42)で折れて鼻翼と頬との間の溝部に密着させ易くなる点で 、それぞれ好ましいものである。
【0014】 本考案の鼻パック(A1)(A2)(A3)において、本願『請求項12』に示すように『 親水性繊維及び揆水性繊維の混合繊維から構成』しておけば、これらの繊維の混 合度合いにより被膜形成性化粧料の含浸・担持の程度を調節することができる点 でより好ましい。
【0015】 本考案の鼻パック(A1)(A2)(A3)において、本願『請求項13』に示すように『 親水性繊維及び揆水性繊維の少なくともいずれかが、界面活性剤によって親水性 及び/又は揆水性が調節されて』いれば、水の保持力又は揆水力が微妙に調節で きる点でより好ましいものである。
【0016】 本考案の鼻パックにおいて、本願『請求項14』に示すように『被膜形成性化 粧料がポリアクリル酸を主成分として含有』するものであれば、被膜が迅速に形 成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力が強く、角栓や垢等は確 実に膜中に捉らえられることとなる。
【0017】 本考案の鼻パックにおいて、本願『請求項15』に示すように『被膜形成性化 粧料がポリアクリル酸及びプルランを主成分として含有』するものであれば、被 膜がより迅速に形成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力がより 強く、角栓や垢等は確実に膜中に捉らえられることとなる。
【0018】 本考案で用いられる透湿性シート基材(a1)は、被膜形成性化粧料を含浸・担持 できかつ水分・湿分を透過させる機能を有するもので、さらに皮膚に対して悪影 響を与えないものであれば、当該分野で公知のものをそのまま用いる事ができ、 例えば、綿、麻、羊毛等の天然繊維、ナイロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、 ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリアクリル等 の合成繊維、レーヨン、アセテート等のセルロース繊維等の繊維からなる織布・ 不織布・編み物等の布が挙げられる。
【0019】 上記透湿性シート基材(a1)は、更に柔軟性・伸縮性を有するものが皮膚外面の 形状に無理無く沿って皮膚との密着性を高める点から好ましい。 また、上記透湿性シート基材(a1)は、連続気泡を有する樹脂発泡シートであっ てもよい。
【0020】 また、上記透湿性シート基材(a1)は、親水性繊維及び揆水性繊維の混合繊維か ら構成することもできる。この場合、上記親水性繊維としては例えばレーヨン、 綿等が挙げられ、揆水性繊維としては例えばポリエステル系繊維、ポリオレフィ ン系繊維、ナイロン繊維等が挙げられるが、これらに限定されない。
【0021】 本考案に用いられる芳香剤は、いわゆるアロマテラピに用いられる芳香性オイ ルやハーブオイル等が好適に用いられるが、これらに限定されない。 上記アロマテラピーに用いられる芳香性オイルとしては、例えば、ローズオイ ル、オレンジオイル、ユーカリオイル、ヒノキオイル、ペパーミントオイル、バ ジルオイル、クラリセイジオイル、スペアミントオイル、メントール、ローズマ リーオイル、丁字オイル、エストラゴンオイル、イランイランオイル、タイムオ イル、ジャスミンオイル、ネロリオイル、ジュニバーベリーオイル、ゼラニウム オイル、パチュリーオイル、マジョラムオイル、ラベンダーオイル、サンダルウ ッドオイル等が挙げられ、これらは単独で又は2種以上の混合物で適宜用いられ る。好ましくは、リフレッシュ効果のある芳香剤であるペパーミントオイル、ス ペアミントオイル、メントール、ローズマリーオイル、バジルオイル、ユーカリ オイル、丁字オイル、エストラゴンオイル、イランイランオイル、タイムオイル 、ジャスミンオイルが挙げられる。
【0022】 また、上記した芳香性オイルやハーブオイル以外の動物性、植物性の天然香料 や、テルペン系炭化水素、テルペン系アルコール、フェノール及びその誘導体、 脂肪族アルデヒド、テルペン系アルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒド類 、脂肪族ケトン、テルペン系ケトン、脂環式ケトン等のケトン類、脂環式エーテ ル、環状エーテル等のエーテル類、脂肪酸エステル、芳香族酸エステル等のエス テル類、人造ジャコウ等の合成香料が挙げられ、これらは単独で又は2種以上の 混合物で適宜用いられる。
【0023】 上記芳香剤を包接処理するシクロデキストリンとしては、αー、βー、γー単 独であってもよいが、これらの混合物が好適に使用される。また、分岐シクロデ キストリン(マルトシルシクロデキストリン)も十分使用することができる。 なお、これらのシクロデキストリンに、デキストリン等の糖質が含有されたも のが、水に溶け易くなる点でより好ましいものである。
【0024】 本考案に用いられる印刷組成物としては、誤って口に入っても身体に悪影響を 与えないものが選択される。例えば後述する増粘剤と同様なものが挙げられる。
【0025】 本考案における被膜形成性化粧料は、被膜形成性材料及び化粧料から主として 構成される。 上記被膜形成性材料は、ポリアクリル酸を主成分とするものと、ポリアクリル 酸及びプルランを主成分とするものが用いられる。 上記前者の場合は、ポリアクリル酸が被膜形成性化粧料層全体の1〜98重量 %(乾燥重量)の範囲となるように用いられる。上記上限含量よりも多い場合は 保湿性、接着性、使用感等の点で好ましくなく、上記下限含量よりも少ない場合 は膜強度が不十分となる点で好ましくない。 一方、上記後者の場合は、ポリアクリル酸及びプルランの合計が被膜形成性化 粧料層全体の1〜98重量%(乾燥重量)の範囲となるように用いられる。上記 上限含量よりも多い場合は保湿性、接着性、使用感等の点で好ましくなく、上記 下限含量よりも少ない場合は膜強度が不十分となる点で好ましくない。また、プ ルランはポリアクリル酸に対して5〜80重量%の範囲で用いられることが好ま しいが、別段これに限定されない。
【0026】 また、上記被膜形成性材料には増粘剤が適宜加えられていてもよい。該増粘剤 としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、ペクチン、ゼラチン、キサン タンガム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン等 が挙げられる。
【0027】 また、上記被膜形成性化粧料に配合される化粧料としては、保湿剤、油分等公 知のものが挙げられる。 上記保湿剤としては、例えば、エチレングリコールの他、ジエチレングリコー ル、トリエチレングリコール等のポリエチレングリコール類、プロピレングリコ ールの他、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のポリプロピ レングリコール類、ブチレングリコール類、グリセリン、ジグリセリン、その他 のポリグリセリン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、マルチトー ル等の糖アルコール類、グルコース、フラクトース、ガラクトース糖の単糖類、 マルトース、ラクトース糖の多糖類糖が挙げられるが、別段これらに限定されな い。
【0028】 また、油分としてはいわゆるエモリエント成分として知られているものが相当 し、例えば、スクワラン、流動パラフィン等の炭化水素、オリーブ油、ホホバ油 、ヤシ油等の天然油、イソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート等 のエステル類、シリコーン油、イソステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸等 が挙げられる。
【0029】 さらに、上記被膜形成性化粧料には、収斂剤、美白成分、消炎成分、色素、顔 料、界面活性剤、殺菌剤、防腐剤等が適宜添加されていてもよい。
【0030】 本考案の被膜形成性化粧料は、十分な水の存在下では流動性が付与されかつ乾 燥状態では被膜が形成され得るように調製される。
【0031】 実施例1 図1は本考案にかかる鼻パックの一例の平面図、図2は図1のZ−Z線断面図 である。 この鼻パック(A1)は、透湿性シート基材(a1)と該シート基材に含浸担持された 被膜形成性化粧料層(a2)と、上記透湿性シート基材(a1)の該化粧料層(a2)の担持 面とは反対側の面でかつ下端部に塗布された芳香印刷層(a3)と、芳香印刷層(a3) を被覆する剥離フィルム(a4)から主として構成されている。
【0032】 上記透湿性シート基材(a1)は、これらの図に示すように、下端中央部にクサビ 状の切欠部(1)が設けられており、かつ、上端部から各側部にいたる部分が傾斜 してカットされてハ字状に対向する両肩部(2)(2)が形成されている。
【0033】 上記透湿性シート基材(a1)は、親水性を有するレーヨンと揆水性を有するポリ エステル製繊維素材との混合繊維からなる不織布にて構成されている。 なお、上記ポリエステル製繊維素材は、所定の界面活性剤により10%程度のア ンカー効果が付与されている。
【0034】 被膜形成性化粧料を構成する化粧料溶液は以下の配合に基づいて調製されてい る。 《配合》 (本品原液 100g中) ポリアクリル酸 15 % メチルパラベン 0.1% ポリビニルピロリドン 3.0% ソルビトール70%液 5.0% グリセリン 5.0% 酸化チタン 5.0% ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E.O〕 20 % 香料 0.2% 精製水 適 量 合計 100 % 《調製法》 被膜形成性成分であるポリアクリル酸、ポリビニルピロリドンを適量な精製水 に撹拌機を用いて均一に液状化させ、次いで残りの精製水に酸化チタン、グリセ リン、ソルビトール、ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E.O〕、メチ ルパラベン、香料を加えてよく撹拌し、これを前者に加えてさらに良く撹拌して 均一な被膜形成性化粧料を得た。
【0035】 芳香印刷層(a3)は、主としてゼラチンからなる親水性の印刷組成物とこの印刷 組成物内に含有されている芳香成分とから主として構成されている。 そして上記芳香成分は、芳香剤とこれを包接したシクロデキストリンとから構 成されている。この芳香成分は、シクロデキストリンと芳香剤(本例ではローズ マリーオイル)と水とを混合撹拌することにより、芳香剤液滴を水中分散させる と共にシクロデキストリンで包接し、得られた混合物を濾集して乾燥して粉末と したものである。
【0036】 上記形状の鼻パック(A1)の作用について以下に説明する。 まず、皮膚の適用部位に指で一様に薄く水または化粧水を塗布し、この上から 、上記鼻パック(A1)を圧し当てる。 次いで、反対面(外面側)の剥離フィルム(a4)を押圧して、水分を透湿性シー ト基材(a1)に十分吸収させる。
【0037】 次に、剥離フィルム(a4)を除去して、芳香印刷層(a3)を露呈させる。このとき 芳香印刷層(a3)は透湿性シート基材(a1)が吸収した水分により、印刷組成物中の ゼラチンが吸水して膨潤すると共に、該芳香印刷層に含有されているシクロデキ ストリン包接化合物が水分と接触して一部ずつ溶解し、包接しているローズマリ ーオイルを徐々に遊離する。 これによってローズオイルの芳香が徐放されることとなる。
【0038】 また、該パック(A1)は上記した形状をしているので、鼻尖部にクサビ状切欠部 (1)が位置することとなり、この切欠部(1)で透湿性シート基材(a1)を寄せて弯曲 させ、鼻尖部の形状に沿わせることができる。 さらに、各肩部(2)は鼻根と頬との間の皮膚面に無理なく沿うことができる。 その上、透湿性シート基材(a1)は柔軟な素材であるので鼻の形状に応じて一層 ピッタリと密着させることができる。
【0039】 一方、含浸担持されている被膜形成性化粧料は接触した水分によって溶解され て皮膚表面に接触するが、水分移動が早いので、溶解された被膜形成性化粧料成 分は速やかに被膜を形成する。 この被膜を形成する間もローズマリーオイルはずっと徐放されており、芳香印 刷層が鼻孔近傍に位置するので、ケアの間中、香しい芳香を十分嗅いでリフレッ シュすることができる。
【0040】 被膜形成後、透湿性シート基材(a1)の一端をもって適用部位から引き剥がす際 、形成された被膜は膜強度が高くかつ透湿性シート基材に所定深さまで強固に結 合しているので、皮膚への剥がれ残しを生ずることなく完全に剥離除去すること ができる。そして、被膜は皮膚との接着強度が強いので、角栓、油脂分等を確実 に除去する事ができる。
【0041】 実施例2 本例は、本考案にかかる鼻パックの他の例についてのものである。 本例の鼻パック(A2)は、被膜形成化粧料層(a2)の露呈面及びこの上に印刷され る芳香印刷層(a3)の露呈面に剥離フィルム(a4)を設けると共に、積層構造が図3 に示すものとなるように変更する以外は、実施例1と同様に実施した。
【0042】 すなわち、この鼻パック(A2)は、図3において、下から剥離フィルム(a4)、被 膜形成用化粧料層(a2)、芳香印刷層(a3)、透湿性シート基材(a1)の順に積層され ている。 このような積層構造とすることにより、製造が簡便化されるというメリットが ある。
【0043】 すなわち、図4に示すように、剥離フィルム(a4)を巻回した剥離フィルム供給 ローラ、透湿性シート基材(a1)を巻回したシート基材供給ローラを上流側からこ の順に用意し、剥離フィルム供給ローラとシート基材供給ローラとの間には、ナ イフコータ又はコンマコータ(c)及び熱風乾燥炉(d1)をこの順に設定し、シート 基材供給ローラと剥離フィルム供給ローラとの間には印刷機(e)及び熱風乾燥炉( d2)をこの順に設定する。
【0044】 まず、剥離フィルム供給ローラから送出された剥離フィルム(a4)上にコンマコ ータ(c)により被膜形成性化粧料溶液(a2)を一定の厚さで塗工し、これをその後 段に設けられた熱風乾燥炉(d1)内を通過させてセミドライ状態まで乾燥させた後 、さらにその後段にある印刷機(e)により芳香印刷層(a3)を印刷・転写し、これ をその後段に設けられた熱風乾燥炉(d2)内を通過させてセミドライ状態まで乾燥 させた後、シート基材供給ローラより送出されている透湿性シート基材(a1)を被 膜形成性化粧料層(a2)及び芳香印刷層(a3)の上から被せ、プレスローラ(p)によ り圧着させた後、得られた製品シート(a5)を巻取ローラ(図示せず)によって巻 き取ってゆく。
【0045】 上記のようにして得られた製品シート(a5)は、例えば実施例1のものと同形状 にカットされる。
【0046】 実施例3 本例は、本考案にかかる鼻パックの他の例についてのものである。 本例の鼻パック(A3)は、図5に示す形状に変更し、被膜形成性化粧料の組成を 下記するごとく変更し、かつ芳香剤をペパーミントオイルに変更する以外は実施 例1と同様に実施した。
【0047】 上記被膜形成性化粧料を構成する化粧料溶液は以下の配合に基づいて調製され ている。 《配合》(本品原液 100g中) ポリアクリル酸 10 % プルラン 5.0% メチルパラベン 0.1% ポリビニルピロリドン 3.0% ソルビトール70%液 10 % グリセリン 5.0% 酸化チタン 5.0% ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E.O〕 2.0% 香料 0.2% 精製水 適 量 合計 100 % 《調製法》 被膜形成性成分であるポリアクリル酸、プルラン、ポリビニルピロリドンを適 量な精製水に撹拌機を用いて均一に液状化させ、次いで残りの精製水に酸化チタ ン、グリセリン、ソルビトール、ポリオキシエチレンソルビタンオレート〔20E. O〕、メチルパラベン、香料を加えてよく撹拌し、これを前者に加えてさらに良 く撹拌して均一な被膜形成性化粧料を得た。
【0048】 以上の構成にて得られる本例の鼻パック(A3)は、芳香を発することは実施例1 と同様であるが、それに加えて、図5に示すように、下端中央部に設けられる切 欠部(11)以外に、さらに各肩部(2)にもそれぞれ内方に向かう切欠部(21)(21)が 設けられているので、鼻に適用したとき、各肩部(2)に設けられている切欠部(21 )の作用で鼻根から鼻翼にいたる部分での曲率変化又は鼻と頬との曲率変化によ り一層良好に対応し、この部での密着性をより一層稼ぐことができると共に、被 膜形成性化粧料にはポリアクリル酸及びプルランが含有されているので皮膚への 貼着性及び形成される被膜強度が強く、角栓や皮脂等をより強力に除去する事が できる。 なお、上記肩部(2)に設けられる各切欠部(21)は、スリットであっても良い。
【0049】 実施例4 図6に本願『請求項8』にかかる考案の一例の鼻パック(A4)を示す。 本例の鼻パック(A4)は、形状を同図に示すように変更する以外は実施例1又は 2と同様な構成にて製造されるものである。
【0050】 この鼻パック(A4)は、図6に示すように、透湿性シート基材(a1)の下辺(b)の 中央部にクサビ状の切欠部(1)が設けられており、下辺(b)の各端部(b1)(b1)から 上辺(d)に向かう両側辺(c)(c)が互いに上方で内方に向かうようにカットされて いる。そして、上辺(d)の両端部から中央に向かって下がるようにカットされて 中央に狭幅部が形成されている。 従って、中央の狭幅部から両側にそれぞれ広って1対の翼部(3)(3)を構成して いる。
【0051】 また、各翼部(3)の側縁には、側辺の形状に沿う2つのスリット(41)(42)が設 けられている。
【0052】 従って、本例の鼻パック(A4)は、鼻尖部によく適合・密着させ得かつ芳香を発 することは実施例1及び3と同様であるが、それに加えて、適用時に各翼部(3) が鼻翼に位置し、各翼部(3)に設けられている2つのスリット(41)(42)が開いて 鼻翼の膨らみを受け入れ易くなり鼻翼に密着させることができると共に、外側の スリット(42)のところで折れ易いので鼻翼と頬との間の溝部にも翼部側縁を密着 させることができる。
【0053】
【考案の効果】
本願『請求項1』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材に芳香剤が含 浸・担持されているので、鼻への適用時に芳香を発して気分をリフレッシュさせ ると共に、ケアの煩わしさを軽減できる。
【0054】 本願『請求項2』にかかる鼻パックによれば、芳香剤が芳香印刷層に含有され て印刷されるので、透湿性シート基材の所望の部位に所望の模様で印刷塗布する ことができる。
【0055】 本願『請求項3』にかかる鼻パックによれば、芳香印刷層が透湿性シート基材 の下端部に設けられていると、鼻孔の近傍に位置し、よりリフレッシュ効果を高 めることができる。
【0056】 本願『請求項4』にかかる鼻パックによれば、芳香印刷層は非通気性の剥離フ ィルムで被覆されているので、流通過程や保管における芳香成分の揮散を防止す ることができる。
【0057】 本願『請求項5』にかかる鼻パックによれば、芳香剤がシクロデキストリンに より包接されているので、芳香剤は徐放されて芳香持続されることとなる。
【0058】 本願『請求項6』にかかる鼻パックによれば、いわゆるアロマテラピーに用い られる芳香剤が含浸・担持されているので、ケア中に揮散される芳香成分により より一層リフレッシュが図れることとなる。
【0059】 本願『請求項7』にかかる鼻パックによれば、各肩部に斜め内方に向かう切欠 部がそれぞれ設けられているので、鼻根から鼻翼にいたる部分での曲率変化又は 鼻と頬との曲率変化により一層良好に対応し、鼻及びその周辺全体によく密着し て、この部の垢や皮脂、角栓等を効率良く除去することができると共に、下端中 央部に1つの切欠部が設けられているので、適用時にはこの切欠部が鼻尖部に位 置し、この切欠部で透湿性シート基材の下端部を寄せ合わせて鼻尖部の形状に沿 って密着せるさことができる。
【0060】 本願『請求項8』にかかる鼻パックによれば、中央部から両側に広がる翼部が 形成されているので、鼻翼を十分に覆いかつここに密着させることができる。
【0061】 本願『請求項9』にかかる鼻パックによれば、切欠部がクサビ状であるので、 適用時に該パックの下端部の寄せ合わせを大きくとることができ、より一層鼻尖 部での密着性を稼ぐことができ、この部の垢や皮脂、角栓等を効率良く除去する ことができる。
【0062】 本願『請求項10』にかかる鼻パックによれば、各肩部に斜め内方に向かう切 欠部がそれぞれ設けられているので、鼻根から鼻翼にいたる部分での曲率変化又 は鼻と頬との曲率変化により一層良好に対応し、鼻及びその周辺全体によく密着 して、この部の垢や皮脂、角栓等を効率良く除去することができる。
【0063】 本願『請求項11』にかかる鼻パックによれば、各翼部に側辺に沿ってスリッ トが設けられているので、このスリットが開いて翼部の弯曲度が大きくなって鼻 翼スッポリと覆うことができると共に、スリットのところで折れ易く従って鼻翼 と頬との間の溝部に翼部側縁を密着させることができ、この部のケアが簡単にで きる。
【0064】 本願『請求項12』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材を親水性繊 維及び揆水性繊維の混合繊維で構成するので、透湿性(又は吸湿性)を容易に調 節することができる。
【0065】 本願『請求項13』にかかる鼻パックによれば、透湿性シート基材を構成する 親水性繊維及び/又は揆水性繊維を予め界面活性剤で処理してそれぞれ親水性及 び/又は揆水性を調節しておくと、より所望の透湿性(又は吸湿性)を付与する ことができる。
【0066】 本願『請求項14』にかかる鼻パックによれば、被膜形成性化粧料にはポリア クリル酸が主成分として含有されているので、被膜が迅速に形成されると共に形 成される被膜の強度及び皮膚へ接着力が強く、角栓や垢や皮脂等は確実に膜中に 捉らえることができかつ完全に皮膚から除去することができる。
【0067】 本願『請求項15』にかかる鼻パックによれば、被膜形成性化粧料にはポリア クリル酸及びプルランが主成分として含有されているので、被膜がより迅速に形 成されると共に形成される被膜の強度及び皮膚へ接着力がより強く、角栓や垢等 は確実に膜中に捉らえることができかつ完全に皮膚から除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる鼻パックの一例の平面図
【図2】図1のZ−Z線断面図
【図3】本考案にかかる鼻パックの他の例の図2相当図
【図4】本考案にかかる鼻パック(A2)の製造例の一例を
示す工程図
【図5】本考案にかかる鼻パックの他の例の平面図
【図6】本考案にかかる鼻パックのさらに他の例の平面
【符号の説明】
(A1)(A2)(A3)(A4)…鼻パック (1)(11)(21)…切欠部 (2)…肩部 (3)…翼部 (41)(42)…スリット (a1)…透湿性シート基材 (a2)…被膜形成性化粧料層 (a3)…芳香印刷層 (a4)…剥離フィルム (b)…下辺 (c)…側辺 (d)…上辺
フロントページの続き (72)考案者 黒田 章裕 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社 化粧品研究所内 (72)考案者 山下 嘉邦 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社 化粧品研究所内 (72)考案者 佐々木 千絵 東京都港区海岸3丁目20番20号 鐘紡株式 会社 カネボウホームプロダクツ本部内 (72)考案者 菅野 富美子 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社 化粧品研究所内

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透湿性シート基材と、該シート基
    材に含浸・担持される被膜形成性化粧料とからなり、鼻
    に適用される鼻パックであって、 上記透湿性シート基材に芳香剤が含浸・担持されている
    鼻パック。
  2. 【請求項2】 芳香剤が印刷用組成物に含有され
    て芳香印刷層の形態で透湿製シート基材に塗布されてい
    る請求項1記載の鼻パック。
  3. 【請求項3】 芳香印刷層が、透湿性シート基材
    の少なくとも一面の少なくとも下端部に塗布されている
    請求項2記載の鼻パック。
  4. 【請求項4】 芳香印刷層の表面が非通気性の剥
    離フィルムで被覆されてなる請求項2又は3記載の鼻パ
    ック。
  5. 【請求項5】 芳香剤が、シクロデキストリン抱
    接化合物に抱接されている請求項1〜4のいずれかに記
    載の鼻パック。
  6. 【請求項6】 芳香剤が、ペパーミントオイル、
    スペアミントオイル、メントール、ローズマリーオイ
    ル、バジルオイル、ユーカリオイル、丁字オイル、エス
    トラゴンオイル、イランイランオイル、タイムオイル、
    ジャスミンオイルから選択される1つ又は2以上の混合
    物である請求項1〜5のいずれかに記載の鼻パック。
  7. 【請求項7】 透湿性シート基材の上部両端部か
    ら各側部にいたる部分が傾斜してカットされてハ字状に
    対向する両肩部が形成されると共に、適用時に鼻尖部に
    位置する該シート基材の下辺中央部に1つの切欠部が形
    成されている請求項1〜6のいずれかに記載の鼻パッ
    ク。
  8. 【請求項8】 透湿性シート基材の下辺各端部か
    ら上辺に向かう両側辺が互いに上方で内方に向かうよう
    にカットされ、かつ上辺の両端部から中央に向かって下
    がるようにカットされて、中央部から各側方に広がる1
    対の翼部が形成されると共に、下辺中央部に1つの切欠
    部が形成されている 請求項1〜6のいずれかに記載の
    鼻パック。
  9. 【請求項9】 切欠部がクサビ状である請求項7
    又は8に記載の鼻パック。
  10. 【請求項10】 各肩部に、斜め内方に向かう切欠
    部が設けられてなる請求項7又は9に記載の鼻パック。
  11. 【請求項11】 各翼部に、側辺に沿ってスリット
    が設けられている請求項8又は9に記載の鼻パック。
  12. 【請求項12】 透湿性シート基材が、親水性繊維
    及び揆水性繊維の混合繊維から構成されてなる請求項1
    〜11のいずれかに記載の鼻パック。
  13. 【請求項13】 親水性繊維及び揆水性繊維の少な
    くともいずれかが、界面活性剤によって親水性及び/又
    は揆水性が調節されてなる請求項12記載の鼻パック。
  14. 【請求項14】 被膜形成性化粧料が、ポリアクリ
    ル酸を主成分とする被膜形成性材料を含有してなる請求
    項1〜13のいずれかに記載の鼻パック。
  15. 【請求項15】 被膜形成性化粧料が、ポリアクリ
    ル酸及びプルランを主成分とする被膜形成性材料を含有
    してなる請求項1〜13のいずれかに記載の鼻パック。
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