JP3035962B2 - Ｖ型エンジンの冷却水通路構造 - Google Patents
Ｖ型エンジンの冷却水通路構造Info
- Publication number
- JP3035962B2 JP3035962B2 JP2058961A JP5896190A JP3035962B2 JP 3035962 B2 JP3035962 B2 JP 3035962B2 JP 2058961 A JP2058961 A JP 2058961A JP 5896190 A JP5896190 A JP 5896190A JP 3035962 B2 JP3035962 B2 JP 3035962B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type engine
- cylinder head
- cooling water
- communication passage
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はＶ型エンジンの冷却通路構造に係り、特に
Ｖ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集合通路か
らＶ型エンジンの前方部位に冷却水を送給するＶ型エン
ジンの冷却通路構造に関する。
Ｖ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集合通路か
らＶ型エンジンの前方部位に冷却水を送給するＶ型エン
ジンの冷却通路構造に関する。
［従来の技術］ エンジンは、シリンダの配列形式によってシリンダを
直列状態に接続したエンジンや、シリンダを対向状態に
接続したエンジンや、Ｖ型エンジン等がある。
直列状態に接続したエンジンや、シリンダを対向状態に
接続したエンジンや、Ｖ型エンジン等がある。
前記Ｖ型エンジンは、第６、７図に示す如く、Ｖ字形
状のシリンダブロック104の上面部位に夫々第１、第２
シリンダヘッド106−１、106−２を載置することによ
り、Ｖ字形状に第１、第２シリンダバンク112−１、112
−２を形成している。この第１、第２シリンダバンク11
2−１、112−２間に空間部114が形成され、この空間部1
14にスロットルバルブボディ120や下部部位にサージタ
ンク118を備えたインテークマニホルド116が配設されて
いる。
状のシリンダブロック104の上面部位に夫々第１、第２
シリンダヘッド106−１、106−２を載置することによ
り、Ｖ字形状に第１、第２シリンダバンク112−１、112
−２を形成している。この第１、第２シリンダバンク11
2−１、112−２間に空間部114が形成され、この空間部1
14にスロットルバルブボディ120や下部部位にサージタ
ンク118を備えたインテークマニホルド116が配設されて
いる。
また、Ｖ型エンジンの冷却水配管構造としては、実開
昭62−66215号公報に開示される如く、Ｖ型エンジンの
シリンダブロックに設けられた冷却水入口とクランク軸
の軸線方向に沿ってシリンダブロックの両バンク間に架
設されたコネクティングパイプの端部の軸線を整合させ
るべくガイド手段を有するものがあった。
昭62−66215号公報に開示される如く、Ｖ型エンジンの
シリンダブロックに設けられた冷却水入口とクランク軸
の軸線方向に沿ってシリンダブロックの両バンク間に架
設されたコネクティングパイプの端部の軸線を整合させ
るべくガイド手段を有するものがあった。
［発明が解決しようとする問題点］ ところで、従来のＶ型エンジンの冷却水通路構造にお
いては、第６、７図に示す如く、Ｖ型エンジン102の後
方部位（第７図の右側）に配設された冷却水集合通路12
2からこのＶ型エンジン102の前方部位（第７図の左側）
冷却水を送給する連絡通路130が、前記Ｖ型エンジン102
の空間部114に配置されている。つまり、連絡通路130が
サージタンク118とシリンダブロック104のＶバンク面10
4aとの間を通過し、前記Ｖ型エンジン102の上方部位に
ある余剰空間Ｓを有効に利用してなかった。
いては、第６、７図に示す如く、Ｖ型エンジン102の後
方部位（第７図の右側）に配設された冷却水集合通路12
2からこのＶ型エンジン102の前方部位（第７図の左側）
冷却水を送給する連絡通路130が、前記Ｖ型エンジン102
の空間部114に配置されている。つまり、連絡通路130が
サージタンク118とシリンダブロック104のＶバンク面10
4aとの間を通過し、前記Ｖ型エンジン102の上方部位に
ある余剰空間Ｓを有効に利用してなかった。
この結果、Ｖ型エンジン102の高さL1が高くなってし
まい、前記Ｖ型エンジン102の小形化、軽量化が困難で
あり、実用上不利であるという不都合があった。
まい、前記Ｖ型エンジン102の小形化、軽量化が困難で
あり、実用上不利であるという不都合があった。
また、前記空間部114に配設されているスロットルバ
ルブボディ120の高さL2が高くなるため、このスロット
ルバルブボディ120の振動が大きくなり、破損や接触を
招くおそれがあり、実用上不利であるという不都合があ
る。
ルブボディ120の高さL2が高くなるため、このスロット
ルバルブボディ120の振動が大きくなり、破損や接触を
招くおそれがあり、実用上不利であるという不都合があ
る。
更に、連絡通路130を形成する際に、連絡通路用パイ
プ132が必要となり、配管が困難であるとともに、製造
コストを上昇させ、経済的に不利であるという不都合が
あった。
プ132が必要となり、配管が困難であるとともに、製造
コストを上昇させ、経済的に不利であるという不都合が
あった。
［発明の目的］ そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するため
に、車両に搭載されたＶ型エンジンの後方部位に配置さ
れた冷却水集合通路からＶ型エンジン前方部位に冷却水
を供給するＶ型エンジンの冷却水通路構造において、冷
却水集合通路に始端開口するとともにシリンダヘッド上
端面に終端開口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に
設け、シリンダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッ
ドカバーの後縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形
成し、拡張部に第２連絡通路を設けるとともに始端を第
１連絡通路に連通し、後端をシリンダヘッドカバー前方
側面部位に開口したことにより、Ｖ型エンジンの高さを
低くしてＶ型エンジンの小型・軽量化を行うとともに、
Ｖ型エンジンの振動を低減できるＶ型エンジンの冷却水
通路構造を実現するにある。
に、車両に搭載されたＶ型エンジンの後方部位に配置さ
れた冷却水集合通路からＶ型エンジン前方部位に冷却水
を供給するＶ型エンジンの冷却水通路構造において、冷
却水集合通路に始端開口するとともにシリンダヘッド上
端面に終端開口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に
設け、シリンダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッ
ドカバーの後縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形
成し、拡張部に第２連絡通路を設けるとともに始端を第
１連絡通路に連通し、後端をシリンダヘッドカバー前方
側面部位に開口したことにより、Ｖ型エンジンの高さを
低くしてＶ型エンジンの小型・軽量化を行うとともに、
Ｖ型エンジンの振動を低減できるＶ型エンジンの冷却水
通路構造を実現するにある。
［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するためにこの発明は、車両に搭載さ
れたＶ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集合通
路からＶ型エンジン前方部位に冷却水を供給するＶ型エ
ンジンの冷却水通路構造において、前記冷却水集合通路
に始端開口するとともにシリンダヘッド上端面に終端開
口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に設け、前記シ
リンダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッドカバー
の後縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、該
拡張部に第２連絡通路を設けるとともに始端を前記第１
連絡通路に連通し、後端を前記シリンダヘッドカバー前
方側面部位に開口したことを特徴とする。
れたＶ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集合通
路からＶ型エンジン前方部位に冷却水を供給するＶ型エ
ンジンの冷却水通路構造において、前記冷却水集合通路
に始端開口するとともにシリンダヘッド上端面に終端開
口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に設け、前記シ
リンダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッドカバー
の後縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、該
拡張部に第２連絡通路を設けるとともに始端を前記第１
連絡通路に連通し、後端を前記シリンダヘッドカバー前
方側面部位に開口したことを特徴とする。
［作用］ 上述の如く構成したことにより、Ｖ型エンジンのシリ
ンダヘッド内に第１連絡通路を設け、シリンダヘッドの
上部に配置されるシリンダヘッドカバーの後縁及び外側
縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、拡張部に第２連絡
通路を設け、始端を第１連絡通路に連通させるととも
に、後端をシリンダヘッドカバー前方側面部位に開口さ
せ、Ｖ型エンジンのシリンダヘッドカバーの余剰空間を
有効に利用している。
ンダヘッド内に第１連絡通路を設け、シリンダヘッドの
上部に配置されるシリンダヘッドカバーの後縁及び外側
縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、拡張部に第２連絡
通路を設け、始端を第１連絡通路に連通させるととも
に、後端をシリンダヘッドカバー前方側面部位に開口さ
せ、Ｖ型エンジンのシリンダヘッドカバーの余剰空間を
有効に利用している。
［実施例］ 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１〜５図はこの発明の実施例を示すものである。図
において、２はＶ型エンジン、４はシリンダブロック、
６はシリンダヘッド、８はシリンダヘッドカバーであ
る。前記Ｖ型エンジン２は、Ｖ型のシリンダブロック４
下面部位にオイルパン10が取付けられているとともに、
上面部位に夫々第１、第２シリンダヘッド６−１、６−
２と第１、第２シリンダヘッドカバー８−１、８−２が
載置されている。第１シリンダヘッド６−１と第１シリ
ンダヘッドカバー８−１とが前記Ｖ型エンジン２の一側
（第３図の右側）に配置されているとともに、第２シリ
ンダヘッド６−２と第２シリンダヘッドカバー８−２と
がＶ型エンジン２の他側（第４図の左側）に配置されて
いる。前記第１、第２シリンダヘッド６−１、６−２を
載置することによりＶ字形状に第１、第２シリンダバン
ク12−１、12−２が配置され、この第１、第２シリンダ
バンク12−１、12−２間には、空間部14が形成されてい
る。
において、２はＶ型エンジン、４はシリンダブロック、
６はシリンダヘッド、８はシリンダヘッドカバーであ
る。前記Ｖ型エンジン２は、Ｖ型のシリンダブロック４
下面部位にオイルパン10が取付けられているとともに、
上面部位に夫々第１、第２シリンダヘッド６−１、６−
２と第１、第２シリンダヘッドカバー８−１、８−２が
載置されている。第１シリンダヘッド６−１と第１シリ
ンダヘッドカバー８−１とが前記Ｖ型エンジン２の一側
（第３図の右側）に配置されているとともに、第２シリ
ンダヘッド６−２と第２シリンダヘッドカバー８−２と
がＶ型エンジン２の他側（第４図の左側）に配置されて
いる。前記第１、第２シリンダヘッド６−１、６−２を
載置することによりＶ字形状に第１、第２シリンダバン
ク12−１、12−２が配置され、この第１、第２シリンダ
バンク12−１、12−２間には、空間部14が形成されてい
る。
前記空間部14には、インテークマニホルド16とインテ
ークマニホルド16の上流側のサージタンク18とサージタ
ンク18の上流側のスロットルバルブボディ20とが配置さ
れている。
ークマニホルド16の上流側のサージタンク18とサージタ
ンク18の上流側のスロットルバルブボディ20とが配置さ
れている。
また、Ｖ型エンジン２の後方（第１図の下側）には、
第１シリンダバンク12−１側と第２シリンダバンク12−
２側とに設けられた冷却水通路（図示せず）を連絡する
冷却水集合通路22が設けられている。
第１シリンダバンク12−１側と第２シリンダバンク12−
２側とに設けられた冷却水通路（図示せず）を連絡する
冷却水集合通路22が設けられている。
更に、冷却水集合通路22に始端開口するとともに、シ
リンダヘッド６上端面6aに終端開口する第１連絡通路24
をシリンダヘッド６内に設け、前記シリンダヘッド６上
部に配置されるシリンダヘッドカバー８の後縁及び外側
縁の余剰空間Ｓ部位に平面視Ｌ字状の拡張部Ｋを形成
し、この拡張部Ｋに第２連絡通路26を設け、始端を第１
連絡通路24に連通させるとともに、後端をシリンダヘッ
ドカバー８の前方側面部位に開口させる構成とする。
リンダヘッド６上端面6aに終端開口する第１連絡通路24
をシリンダヘッド６内に設け、前記シリンダヘッド６上
部に配置されるシリンダヘッドカバー８の後縁及び外側
縁の余剰空間Ｓ部位に平面視Ｌ字状の拡張部Ｋを形成
し、この拡張部Ｋに第２連絡通路26を設け、始端を第１
連絡通路24に連通させるとともに、後端をシリンダヘッ
ドカバー８の前方側面部位に開口させる構成とする。
つまり、第２シリンダヘッド６−２の後方部位に第１
連絡通路用ハウジング28を一体的に設け、この第１連絡
通路用ハウジング28に、前記冷却水集合通路22の第２シ
リンダバンク12−２側近傍部位に始端開口するととも
に、前記第２シリンダヘッド６−２の上端面6a−２外側
部位に終端開口する第１連絡通路24を設ける。
連絡通路用ハウジング28を一体的に設け、この第１連絡
通路用ハウジング28に、前記冷却水集合通路22の第２シ
リンダバンク12−２側近傍部位に始端開口するととも
に、前記第２シリンダヘッド６−２の上端面6a−２外側
部位に終端開口する第１連絡通路24を設ける。
また、第２シリンダヘッドカバー８−２の後縁及び外
側縁の余剰空間Ｓに、第１図に示す如く、平面視Ｌ字状
の拡張部Ｋを形成し、この拡張部Ｋに第２連絡通路26を
一体的に設ける。この第２連絡通路26は、第２シリンダ
ヘッド６−２に一体的に設けられた第１連絡通路24に連
絡すべく、第２シリンダヘッドカバー８−２の下端面に
始端開口し、Ｖ型エンジンの前方側面部位に終端開口し
ている。
側縁の余剰空間Ｓに、第１図に示す如く、平面視Ｌ字状
の拡張部Ｋを形成し、この拡張部Ｋに第２連絡通路26を
一体的に設ける。この第２連絡通路26は、第２シリンダ
ヘッド６−２に一体的に設けられた第１連絡通路24に連
絡すべく、第２シリンダヘッドカバー８−２の下端面に
始端開口し、Ｖ型エンジンの前方側面部位に終端開口し
ている。
なお、符号L3はＶ型エンジン２の高さ、L4はスロット
ルバルブボディ20の高さである。
ルバルブボディ20の高さである。
次に作用について説明する。
Ｖ型エンジン２の第２シリンダヘッド６−２に一体的
に設けられた第１連絡通路24を冷却水集合通路22に連絡
し、この第１連絡通路24を第２シリンダヘッド６−２の
上方に配置される第２シリンダヘッドカバー８−２の後
縁及び外側縁の余剰空間Ｓの拡張部Ｋ部位に一体的に設
けられた第２連絡通路26に連絡してＶ型エンジン２の第
２シリンダヘッドカバー８−２の余剰空間Ｓを有効に利
用している。
に設けられた第１連絡通路24を冷却水集合通路22に連絡
し、この第１連絡通路24を第２シリンダヘッド６−２の
上方に配置される第２シリンダヘッドカバー８−２の後
縁及び外側縁の余剰空間Ｓの拡張部Ｋ部位に一体的に設
けられた第２連絡通路26に連絡してＶ型エンジン２の第
２シリンダヘッドカバー８−２の余剰空間Ｓを有効に利
用している。
これにより、Ｖ型エンジン２の高さL3を従来に比して
低くでき、Ｖ型エンジン２の小型化、軽量化を容易に行
い得て、実用上有利である。
低くでき、Ｖ型エンジン２の小型化、軽量化を容易に行
い得て、実用上有利である。
また、スロットルバルブボディ20の高さL4を従来に比
して低くできるとともに、スロットルバルブボディ20の
振動を低減することができる。
して低くできるとともに、スロットルバルブボディ20の
振動を低減することができる。
更に、Ｖ型エンジン２の第２シリンダヘッド６−２に
第１連絡通路24を設けるとともに、第２シリンダヘッド
カバー８−２に第２連絡通路26を設けたことにより、従
来のＶ型エンジンでは有効に使用されてなかった第２シ
リンダヘッドカバー８−２の後縁及び外側縁の余剰空間
Ｓを有効に利用するとともに、部品点数を減少でき、製
造コストを低減し得て、経済的に有利である。
第１連絡通路24を設けるとともに、第２シリンダヘッド
カバー８−２に第２連絡通路26を設けたことにより、従
来のＶ型エンジンでは有効に使用されてなかった第２シ
リンダヘッドカバー８−２の後縁及び外側縁の余剰空間
Ｓを有効に利用するとともに、部品点数を減少でき、製
造コストを低減し得て、経済的に有利である。
更にまた、第２シリンダヘッドカバー８−２内に冷却
水を通すことによって動弁系の騒音を遮断することがで
きる。
水を通すことによって動弁系の騒音を遮断することがで
きる。
［発明の効果］ 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、車両に搭
載されたＶ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集
合通路からＶ型エンジン前方部位に冷却水を供給するＶ
型エンジンの冷却水通路構造において、冷却水集合通路
に始端開口するとともにシリンダヘッド上端面に終端開
口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に設け、シリン
ダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッドカバーの後
縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、拡張部
に第２連絡通路を設けるとともに始端を第１連絡通路に
連通し、後端をシリンダヘッドカバー前方側面部位に開
口したので、Ｖ型エンジンの高さを低くでき、Ｖ型エン
ジンの小型化、軽量化を容易に行い得るとともに、Ｖ型
エンジンの振動を低減し得て、実用上有利である。ま
た、Ｖ型エンジンに第１連絡通路を設けるとともに、シ
リンダヘッドカバーの後縁及び外側縁の拡張部に第２連
絡通路を設けたことにより、従来のＶ型エンジンでは有
効に使用されてなかったシリンダヘッドカバーの後縁及
び外側縁部位を有効に利用するとともに、部品点数を減
少でき、製造コストを低減し得て、経済的に有利であ
る。
載されたＶ型エンジンの後方部位に配置された冷却水集
合通路からＶ型エンジン前方部位に冷却水を供給するＶ
型エンジンの冷却水通路構造において、冷却水集合通路
に始端開口するとともにシリンダヘッド上端面に終端開
口する第１連絡通路をシリンダヘッド内に設け、シリン
ダヘッドの上部に配置されるシリンダヘッドカバーの後
縁及び外側縁に平面視Ｌ字状の拡張部を形成し、拡張部
に第２連絡通路を設けるとともに始端を第１連絡通路に
連通し、後端をシリンダヘッドカバー前方側面部位に開
口したので、Ｖ型エンジンの高さを低くでき、Ｖ型エン
ジンの小型化、軽量化を容易に行い得るとともに、Ｖ型
エンジンの振動を低減し得て、実用上有利である。ま
た、Ｖ型エンジンに第１連絡通路を設けるとともに、シ
リンダヘッドカバーの後縁及び外側縁の拡張部に第２連
絡通路を設けたことにより、従来のＶ型エンジンでは有
効に使用されてなかったシリンダヘッドカバーの後縁及
び外側縁部位を有効に利用するとともに、部品点数を減
少でき、製造コストを低減し得て、経済的に有利であ
る。
第１〜５図はこの発明の実施例を示し、第１図はＶ型エ
ンジンの一部切欠き平面図、第２図は第１図におけるII
−II線による要部拡大断面図、第３図はＶ型エンジンの
一部切欠き正面図、第４図は第３図のIV−IV線による要
部拡大断面図、第５図はＶ型エンジンの概略断面図であ
る。 第６、７図はこの発明の従来の技術を示し、第６図はＶ
型エンジンの一部切欠き正面図、第７図はＶ型エンジン
の概略断面図である。 図において、２はＶ型エンジン、４はシリンダブロッ
ク、６はシリンダヘッド、８はシリンダヘッドカバー、
10はオイルパン、12はシリンダバンク、14空間部、16は
インテークマニホルド、18はサージタンク、20はスロッ
トルバルブボディ、22は冷却水集合通路、24は第１連絡
通路、26は第２連絡通路、28は第１連絡通路用ハウジン
グである。
ンジンの一部切欠き平面図、第２図は第１図におけるII
−II線による要部拡大断面図、第３図はＶ型エンジンの
一部切欠き正面図、第４図は第３図のIV−IV線による要
部拡大断面図、第５図はＶ型エンジンの概略断面図であ
る。 第６、７図はこの発明の従来の技術を示し、第６図はＶ
型エンジンの一部切欠き正面図、第７図はＶ型エンジン
の概略断面図である。 図において、２はＶ型エンジン、４はシリンダブロッ
ク、６はシリンダヘッド、８はシリンダヘッドカバー、
10はオイルパン、12はシリンダバンク、14空間部、16は
インテークマニホルド、18はサージタンク、20はスロッ
トルバルブボディ、22は冷却水集合通路、24は第１連絡
通路、26は第２連絡通路、28は第１連絡通路用ハウジン
グである。
Claims (1)
- 【請求項１】車両に搭載されたＶ型エンジンの後方部位
に配置された冷却水集合通路からＶ型エンジン前方部位
に冷却水を供給するＶ型エンジンの冷却水通路構造にお
いて、前記冷却水集合通路に始端開口するとともにシリ
ンダヘッド上端面に終端開口する第１連絡通路をシリン
ダヘッド内に設け、前記シリンダヘッドの上部に配置さ
れるシリンダヘッドカバーの後縁及び外側縁に平面視Ｌ
字状の拡張部を形成し、該拡張部に第２連絡通路を設け
るとともに始端を前記第１連絡通路に連通し、後端を前
記シリンダヘッドカバー前方側面部位に開口したことを
特徴とするＶ型エンジンの冷却水通路構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058961A JP3035962B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | Ｖ型エンジンの冷却水通路構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058961A JP3035962B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | Ｖ型エンジンの冷却水通路構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03260319A JPH03260319A (ja) | 1991-11-20 |
| JP3035962B2 true JP3035962B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=13099439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2058961A Expired - Lifetime JP3035962B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | Ｖ型エンジンの冷却水通路構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3035962B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE202005010446U1 (de) * | 2005-06-30 | 2006-11-09 | Mann + Hummel Gmbh | Zylinderkopfhaube |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2058961A patent/JP3035962B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03260319A (ja) | 1991-11-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4321978A (en) | Intake system for motorcycle engines having V-shaped cylinder arrangement | |
| EP0499268B1 (en) | Multiple valve internal combustion engine | |
| JP2892700B2 (ja) | Ｖ形エンジンの吸気装置 | |
| US5005534A (en) | Intake system for automotive engine | |
| US5908017A (en) | Intake system mounting construction of engine | |
| US5203299A (en) | Air intake system for a fuel injection type four cycle engine | |
| EP0541131A1 (en) | Multi-valve internal combustion engine | |
| US5673655A (en) | V-type engine | |
| US5016579A (en) | Intake system for V type engine | |
| JP3035962B2 (ja) | Ｖ型エンジンの冷却水通路構造 | |
| US4719879A (en) | Intake manifold | |
| JP3089949B2 (ja) | サーモスタット取付位置構造 | |
| US5007386A (en) | Intake system for automotive engine | |
| JP3134553B2 (ja) | 船外機の吸気管構造 | |
| JP3322159B2 (ja) | 縦置エンジンの燃料配管構造 | |
| JP2587210B2 (ja) | 船外機のエンジン | |
| US4520627A (en) | Turbocharged internal combustion engine | |
| JP3747803B2 (ja) | ４サイクルｖ型エンジンを搭載した船外機 | |
| JP3094168B2 (ja) | エンジン構造 | |
| JPH0354317A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| JP2905819B2 (ja) | エンジンの吸気構造 | |
| JP3042193B2 (ja) | Ｖ型エンジンの排気還流装置 | |
| JPH0749005Y2 (ja) | フューエルディスパイプの取付構造 | |
| JPS603984Y2 (ja) | 多気筒デイ−ゼルエンジン | |
| JP3128728B2 (ja) | 縦形エンジン |