JP3031137B2 - 絶縁物分離半導体装置 - Google Patents

絶縁物分離半導体装置

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JP3031137B2
JP3031137B2 JP5258738A JP25873893A JP3031137B2 JP 3031137 B2 JP3031137 B2 JP 3031137B2 JP 5258738 A JP5258738 A JP 5258738A JP 25873893 A JP25873893 A JP 25873893A JP 3031137 B2 JP3031137 B2 JP 3031137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁物分離半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、側面が一対の絶縁物隔壁及び
その間のポリシリコン溝埋め領域からなるトレンチ埋設
領域により側面を絶縁分離された島状半導体領域内に半
導体素子を形成した絶縁物分離半導体装置が知られてい
る。この種の絶縁物分離半導体装置において、上記した
絶縁物埋設による結晶欠陥増加を抑止するために、隣接
する一対の島状半導体領域を囲む一対のトレンチ埋設領
域の間に、たとえば結晶欠陥抑止領域(通常、N型であ
り以下、N型結晶欠陥抑止領域という)などの単結晶領
を介設することが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した単結晶領域
有する絶縁物分離半導体装置において、多層配線を採用
する場合、当然、下層電極配線と上層電極配線とをビア
ホールを通じて接続する必要が生じる。そこで、単結晶
領域を持たない従来の多配線方式の絶縁物分離半導体
装置では、半導体素子を形成しない特別のアイドル領域
の上にこのビアホールを配置することにより、半導体素
子直上の開口などの凹凸の影響がビアホール部分に悪影
響を与えないように配慮している。
【0004】しかしながらこのようなアイドル領域を設
けることは、配線レイアウトに制約を生じ、またチップ
の集積度を低下するという問題があった。本発明は上記
問題に鑑みなされたものであり、配線レイアウトの制約
やチップの集積度の低下といった問題を解決可能な絶縁
物分離半導体装置を提供することを、その目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明の絶縁物分離半
導体装置は、一対の絶縁物隔壁及びその間のポリシリコ
ン溝埋め領域からなるトレンチ埋設領域により側面が絶
縁分離されて規則的に配列されるとともに、内部に素子
を内蔵する複数の島状半導体領域と、前記トレンチ埋設
領域を挟んで前記各島状半導体領域を囲包する単結晶領
と、前記島状半導体領域、前記ポリシリコン溝埋め領
域及び前記単結晶領域上に絶縁膜を介して延設される下
層電極配線と、前記単結晶領域の上方のみにて前記下層
電極配線上の層間絶縁膜に開口されるビアホールと、前
記層間絶縁膜上に延設され、前記ビアホールを通じて前
記下層電極配線に接続される上層電極配線とを備え、前
記単結晶領域直上の前記絶縁膜表面は、前記トレンチ埋
設領域直上の前記絶縁膜表面に対して平坦に形成されて
いることを特徴としている。
【0006】第2発明の絶縁物分離半導体装置は、一対
の絶縁物隔壁及びその間のポリシリコン溝埋め領域から
なるトレンチ埋設領域により側面が絶縁分離されて規則
的に配列されるとともに、内部に素子を内蔵する複数の
島状半導体領域と、前記トレンチ埋設領域を挟んで前記
各島状半導体領域を囲包する単結晶領域と、前記島状半
導体領域、前記ポリシリコン溝埋め領域及び前記単結晶
領域上に絶縁膜を介して延設される下層電極配線と、隣
接する一対の前記島状半導体領域に挟まれる前記単結晶
領域及びその両側の一対の前記トレンチ埋設領域の上方
にまたがって前記下層電極配線上の層間絶縁膜に開口さ
れるビアホールと、前記層間絶縁膜上に延設され、前記
ビアホールを通じて前記下層電極配線に接続される上層
電極配線とを備え、前記単結晶領域直上の前記絶縁膜表
面は、前記トレンチ埋設領域直上の前記絶縁膜表面に対
して平坦に形成されていることを特徴としている。
【0007】好適な態様において、前記絶縁膜は、前記
単結晶領域の表面部及び前記ポリシリコン溝埋め領域の
表面部を酸化して形成されたフィールド酸化膜を含んで
いる。
【0008】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の発明では、隣接
する一対の前記島状能動素子セル領域に挟まれる単結晶
領域の上方においてのみ、ビアホールを開口する。この
ようにすれば、従来のようにビアホール領域直下に上記
アイドル領域を設定する必要が無くチップの集積度が低
下することもない。また、単結晶領域は各島状半導体領
域を囲んで縦横に存在するので、レイアウトに制約を生
じることなく、従来のようにアイドル領域上方のビアホ
ールまで無駄に配線を引き回す必要もなく、簡潔な配線
レイアウト及び高集積度を有する絶縁物分離半導体装置
を実現することができる。
【0009】更に、島状半導体領域及びトレンチ埋設領
域上方にビアホールを開口しないので、島状半導体領域
及びトレンチ埋設領域の表面の凹凸の影響によりビアホ
ールの接続信頼性が低下することもない。更にその上、
その上方にビアホールが形成される単結晶領域上の絶縁
膜の表面が、それに隣接するトレンチ埋設領域上の絶縁
膜の表面に対して平坦に形成されているので、ビアホー
ル直下の単結晶領域を広幅にする必要がなく、トレンチ
埋設領域型絶縁物分離半導体装置においてビアホールの
接続信頼性を確保しつつ集積度を向上することができ
る。第2発明のビアホールは、隣接する一対の前記島状
能動素子セル領域に挟まれる単結晶領域及びその両側の
一対のトレンチ埋設領域の上方にまたがって、開口され
る。
【0010】このようにすれば、上記第1発明の効果の
他に以下の効果を奏し得る。すなわち、単結晶領域の幅
を縮小してもビアホールの幅は両側のトレンチ埋設領域
の幅だけ従来より広幅となっており、更にその上、単結
晶領域上の絶縁膜の表面が、それに隣接するトレンチ埋
設領域上の絶縁膜の表面に対して平坦に形成されている
ので、ビアホール抵抗の増大、接続の信頼性の低下とい
った問題を解消しつつ、集積度を向上することができ
る。
【0011】また、ビアホールを島状半導体領域の上方
に開口しないので、島状半導体領域上における各下層電
極配線やコンタクト開口などのための層間絶縁膜の凹凸
の影響がビアホール及びそれを埋める上層電極配線に及
ぶことがなく、接続の信頼性の向上(段差切れの防
止)、短絡防止を図ることができる。すなわち、ビアホ
ールの開口端では必然的に上層電極配線は段差をもつこ
ととなるので、このビアホールの開口端近傍において、
上記層間絶縁膜の凹凸を回避することが段差切れ低減の
ために好適である。
【0012】
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の絶縁物分離半導体装置の製
造工程の一実施例を図1〜図13を参照して説明する。
- 型の第1の単結晶シリコン基板1の一方の主面に鏡
面研磨を施した後、熱酸化を施し絶縁膜(シリコン酸化
膜)2を形成する。そして、この第1のシリコン基板1
表面の絶縁膜2側に、鏡面研磨された主面を有する第2
の単結晶シリコン基板3を充分に清浄な雰囲気下で密
着、加熱して、それぞれのシリコン基板1、3で絶縁膜
2を挟むように一体に接合する。これにより、第1のシ
リコン基板1上に絶縁膜2を介して第2のシリコン基板
3を接合して構成されたSOI基板が作製される(図1
参照)。なお、図1中、4は接合を施す前に第2のN-
型シリコン基板3表面よりドーピングすることにより形
成したN型の高濃度不純物(Sb)層である。
【0014】次に、第2のシリコン基板3側の表面にパ
ッド酸化膜8aを熱酸化にて形成し、さらにその表面に
第1の絶縁層としてのSi3 4 膜9及び第2の絶縁層
としてのSiO2 膜10を順次CVD法により堆積さ
せ、1000℃のアニール処理を行なって、SiO2
10を緻密化する。ここで、Si3 4 膜9を形成する
のは、SiO2 膜10のエッチング除去時にSi3 4
膜9によりその下層にあるパッド酸化膜8aあるいは絶
縁膜13等の酸化膜がエッチングされるのを抑止するた
めである。
【0015】次に、表面側に図示しないレジストを堆積
し、公知のフォトリングラフィ処理とエッチングガスと
してCF4 ,CHF3 系ガスを用いたR.I.E処理を
施し、SiO2 膜10を表面に形成されたレジストをマ
スクとして、SiO2 膜10,Si3 4 膜9及びパッ
ド酸化膜8aをシリコン基板3の表面に達するまで選択
的にエッチングして開口11を形成する(図2参照)。
なお、図2はレジスト剥離後の状態を示している。
【0016】次に、SiO2 膜10をマスクにしてエッ
チングガスとしてHBr系ガスを用いたR.I.E処理
により第2のシリコン基板3を選択的にエッチングす
る。SiO2 膜10とシリコン基板3とのエッチング選
択比により良好に分離溝(トレンチ)12が絶縁膜2に
達するように、前工程におけるSiO2 膜10の堆積厚
さが決定されている。
【0017】次に、分離溝12の内壁面にC.D.E処
理を施す。このC.D.E処理は、RF放電型のプラズ
マエッチング装置を用い、例えば原料ガス:CF4 ,O
2 ,N2 、周波数:13.56MHz、エッチング速
度:1500Å/min,プラズマからウエハまでの距
離:100cmの条件で行う。これにより、分離溝12
の内壁面が約1500Åエッチングされる。次に、C.
D.E処理した分離溝12の内壁面をアニール処理す
る。このアニール処理は、例えば、N2 雰囲気下におい
て1000℃の温度で30分間加熱することにより行
う。次に、アニール処理した分離溝12の内壁面を犠牲
酸化処理するようにしてもよい。この犠牲酸化処理は、
例えば1000℃のドライ酸化により500Åの犠牲酸
化膜を形成後、この犠牲酸化膜をフッ酸で除去するよう
にする(図3参照)。
【0018】次に、分離溝12の内壁面に例えば105
0℃のウェット熱酸化により絶縁被膜13を形成し、続
いてポリシリコン14をLPーCVD法により堆積す
る。このとき、ポリシリコン14は分離溝12内を埋設
するとともにSiO2 膜10上上にも堆積することにな
る(図4参照)。次に、ドライエッチング処理により、
SiO2 膜10の上に堆積した余分なポリシリコン14
をドライエッチングによりエッチングバック(1回目)
する(図5参照)。この時、分離溝12内に残るポリシ
リコン14の上端はSi3 4 膜9より上部になるよう
エッチングをストップさせる。
【0019】次に、フッ素溶液によるウェットエッチン
グ処理によりSiO2 膜10をエッチング除去する。こ
の時、Si3 4 膜9と、このSi3 4 膜9より上部
に上端がくるように残した多結晶シリコン14とがエッ
チングストッパとなり、パッド酸化膜8a及び分離溝1
2の内壁面に形成された絶縁被膜13はエッチングされ
ない(図6参照)。
【0020】次に、ドライエッチング処理により、分離
溝12内に埋め込まれた多結晶シリコン14のSi3
4 膜9より上に突出している部分をエッチングバック
(2回目)する。この時、次工程でポリシリコン14の
上側に後述する熱酸化膜15を成長させたときに、熱酸
化膜15と周囲のパッド酸化膜8aとが同一高さとなる
ように、ポリシリコン14の上端はパッド酸化膜8aの
上端から0.3μm程度下側となるよう制御する(図7
参照)。
【0021】次いで、分離溝12内に埋め込まれたポリ
シリコンシリコン14の上部をSi 3 4 膜9により選
択的に熱酸化して酸化膜15を成長させ(図8参照)、
その後、Si3 4 膜9をエッチング除去する(図9参
照)。図9からも明らかなように、分離溝12の部分に
おける段差が低減される。そして、公知のフォトリソグ
ラフィ、不純物拡散工程により、Pウエル領域6、Nウ
エル領域(図示せず)を第2のシリコン基板3側に形成
する(図10参照)。
【0022】この後、第2のシリコン基板3側の表面
に、フィールド酸化膜8をLOCOS(Local Oxidatio
n of Silicon)法により形成する。なお、LOCOS法
は、基板表面の所定部位に酸化抑制膜としてのSi3
4 膜を再び形成した後、該Si 3 4 膜が形成されてい
ない部位を熱酸化などにより酸化して厚いフィールド酸
化膜8を形成するもので、LOCOS法による酸化後、
上記Si3 4 膜はH3PO4 により除去される。
【0023】この時、熱酸化膜15の表面のSi3 4
膜9は除去されるので、LOCOS酸化時、熱酸化膜1
5を通じてその直下のポリシリコン14が酸化され、熱
酸化膜15が盛り上がる。しかし、ポリシリコン14の
上端をパッド酸化膜8aの上端から0.3μm程度下側
となるよう制御しているので(図7参照)、LOCOS
酸化終了後、第2のシリコン基板3の表面のLOCOS
酸化によるフィールド酸化膜8は、上記盛り上がった熱
酸化膜15とほとんど同じ高さとなり、その結果として
絶縁被膜(絶縁物隔壁)13、熱酸化膜15の上面は、
第2のシリコン基板3の表面のLOCOS酸化によるフ
ィールド酸化膜8の上面に対して平坦とすることができ
る(図11参照)。
【0024】次に、パッド酸化膜8a除去後、薄いゲ−
ト酸化膜を形成し、LPーCVD処理、フォトリソグラ
フィ及びエッチング処理を施すことによりポリシリコン
配線(ゲ−ト電極)16を形成し、さらに選択ドーピン
グによりP型ベース領域17、N+ 拡散層18を形成す
る(図12参照)。続いてPSG、BPSG等の層間絶
縁膜19を堆積し、必要な部分にコンタクトホールを形
成し、アルミ配線(本発明でいう下層電極配線)20を
形成し、更にPSG、BPSG等の層間絶縁膜21を堆
積し、この層間絶縁膜21にビアホール22を開口し、
更にその上にアルミ配線(本発明でいう上層電極配線)
23を形成し、プラズマCVDによる窒化膜等よりなる
保護膜(図示せず)を形成して、CMOSトランジス
タ、バイポーラトランジスタを複合化したBiーCMO
S半導体装置(図13参照)が製造される。
【0025】この時、ビアホール22は、N型結晶欠陥
抑止領域200の上方でのみ開口される。すなわち、ビ
アホール22は、隣接する2つの島状半導体領域10
0、101及びそれらを囲包するトレンチ埋設領域30
0、301の上方では開口されない。なお、トレンチ埋
設領域300、301はそれぞれ、シリコン酸化膜から
なる絶縁被膜(絶縁物隔壁)13と、両側の絶縁被膜
(絶縁物隔壁)13の間のトレンチに埋め込まれたポリ
シリコン溝埋め領域(上記でいうポリシリコン)14と
からなる。
【0026】図14に図13の要部拡大平面図を示す。
N型結晶欠陥抑止領域200の幅方向において、ビアホ
ール22はN型結晶欠陥抑止領域200の上方に形成さ
れており、更に上層電極配線23もN型結晶欠陥抑止領
域200の上方に延在している。このようにすれば、寄
生容量低減などのために直線状のN型結晶欠陥抑止領域
200の上方に直線状に延設した上層電極配線23か
ら、何ら枝線を延設したり、上層電極配線23を屈曲し
たりすることなく、上層電極配線23と下層電極配線2
0とをビアホール接続することができ、上層電極配線2
3の配線レイアウトが簡単となる。
【0027】また、N型結晶欠陥抑止領域200の表面
は島状半導体領域300、301の表面に比較して平坦
であるので、上層電極配線23のビアホール接続部及び
他の部分の段差切れを抑止することができる。 (実施例2)他の実施例を図15及び図16を参照して
説明する。
【0028】この実施例の製造プロセスは実施例1と同
じであるが、ビアホール22は、隣接する2つの島状半
導体領域100、101の間のN型結晶欠陥抑止領域2
00と、このN型結晶欠陥抑止領域200と島状半導体
領域100、101との間のトレンチ埋設領域300、
301とにまたがって開口される。ちなみに、トレンチ
埋設領域300、301はそれぞれ、シリコン酸化膜か
らなる絶縁被膜(絶縁物隔壁)13と、両側の絶縁被膜
(絶縁物隔壁)13の間のトレンチに埋め込まれたポリ
シリコン溝埋め領域(上記でいうポリシリコン)14と
からなる。
【0029】図16に図15の要部拡大平面図を示す。
N型結晶欠陥抑止領域200の幅方向において、ビアホ
ール22の開口端は丁度、トレンチ埋設領域300、3
01の各ポリシリコン溝埋め領域14の上方に位置して
おり、そのために、N型結晶欠陥抑止領域200の幅が
狭くても充分にビアホール22の幅を確保することがで
き、このビアホール22を通じての両配線20、23の
接続の信頼性を確保しつつ集積度を向上することができ
る。
【0030】特に、この実施例では、上述したプロセス
により、ポリシリコン溝埋め領域14上の熱酸化膜15
が隣接するN型結晶欠陥抑止領域200上及び島状半導
体領域100、101上のLOCOS酸化膜8と同じ高
さに形成され、平坦となっているので、この部位にビア
ホール22の開口端を設けても、段差切れ事故が増加す
ることが無く、配線の信頼性を確保することができる。
【0031】なお、上記したN型結晶欠陥抑止領域20
0は、島状半導体領域100、101内の結晶欠陥を低
減するために配設されるもので、4〜100μmの幅と
されるのが好適であり、ここでは4μmの幅とされる。
また、ポリシリコン溝埋め領域14は1〜5μmの幅と
されるのが好適であり、ここでは2μmの幅とされる。
また、絶縁被膜14は0.5〜4.5μmの幅とされる
のが好適であり、ここでは1.5μmの幅とされる。ま
た、ビアホール22は0.5〜10μmの幅とされるの
が好適であり、ここでは3μmの幅とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図2】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図3】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図4】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図5】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図6】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図7】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図8】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図9】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程を
示す断面図である。
【図10】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図11】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図12】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図13】本実施例の絶縁物分離半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図14】上記絶縁物分離半導体装置の要部拡大平面図
である。
【図15】実施例2の絶縁物分離半導体装置の断面図で
ある。
【図16】図15の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
20は下層電極配線、21は層間絶縁膜、22はビアホ
ール、23は上層電極配線、13はシリコン酸化膜(絶
縁物隔壁、トレンチ埋設領域)、14はポリシリコン溝
埋め領域(トレンチ埋設領域)、200はN型結晶欠陥
抑止領域(単結晶領域)、100、101は島状半導体
領域。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−234042(JP,A) 特開 平5−90418(JP,A) 特開 平5−41454(JP,A) 特開 平4−67656(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/762 H01L 21/8249 H01L 27/06 H01L 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の絶縁物隔壁及びその間のポリシリコ
    ン溝埋め領域からなるトレンチ埋設領域により側面が絶
    縁分離されて規則的に配列されるとともに、内部に素子
    を内蔵する複数の島状半導体領域と、 前記トレンチ埋設領域を挟んで前記各島状半導体領域を
    囲包する単結晶領域と、 前記島状半導体領域、前記ポリシリコン溝埋め領域及び
    前記単結晶領域上に絶縁膜を介して延設される下層電極
    配線と、 前記単結晶領域の上方のみにて前記下層電極配線上の層
    間絶縁膜に開口されるビアホールと、 前記層間絶縁膜上に延設され、前記ビアホールを通じて
    前記下層電極配線に接続される上層電極配線と、 を備え 前記単結晶領域直上の前記絶縁膜表面は、前記トレンチ
    埋設領域直上の前記絶縁膜表面に対して平坦に形成され
    ている ことを特徴とする絶縁物分離半導体装置。
  2. 【請求項2】一対の絶縁物隔壁及びその間のポリシリコ
    ン溝埋め領域からなるトレンチ埋設領域により側面が絶
    縁分離されて規則的に配列されるとともに、内部に素子
    を内蔵する複数の島状半導体領域と、 前記トレンチ埋設領域を挟んで前記各島状半導体領域を
    囲包する単結晶領域と、 前記島状半導体領域、前記ポリシリコン溝埋め領域及び
    前記単結晶領域上に絶縁膜を介して延設される下層電極
    配線と、 隣接する一対の前記島状半導体領域に挟まれる前記単結
    晶領域及びその両側の一対の前記トレンチ埋設領域の上
    方にまたがって前記下層電極配線上の層間絶縁膜に開口
    されるビアホールと、 前記層間絶縁膜上に延設され、前記ビアホールを通じて
    前記下層電極配線に接続される上層電極配線と、 を備え 前記単結晶領域直上の前記絶縁膜表面は、前記トレンチ
    埋設領域直上の前記絶縁膜表面に対して平坦に形成され
    ている ことを特徴とする絶縁物分離半導体装置。
  3. 【請求項3】前記絶縁膜は、前記単結晶領域の表面部及
    び前記ポリシリコン溝埋め領域の表面部を酸化して形成
    されたフィールド酸化膜を含むことを特徴とする請求項
    1又は2記載の絶縁物分離半導体装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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