JP3029857B2 - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JP3029857B2
JP3029857B2 JP02292812A JP29281290A JP3029857B2 JP 3029857 B2 JP3029857 B2 JP 3029857B2 JP 02292812 A JP02292812 A JP 02292812A JP 29281290 A JP29281290 A JP 29281290A JP 3029857 B2 JP3029857 B2 JP 3029857B2
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belt
signal
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heater
timer
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史広 北原
善朗 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば複写機,レーザプリンタ,ファク
シミリ等の電子写真プロセスにおいてベルト状の感光体
を有する電子写真記録装置、特に感光体の巻き癖防止に
関するものである。
[従来の技術] 電子写真プロセスにベルト状の感光体を有するプリン
タ,複写機等が使用されている。
第3図はベルト状の感光体を有するレーザプリンタの
概要を示す構成図である。
図に示すように、レーザプリンタ20において、給紙装
置1から矢印方向に給送された転写紙2は、レジストロ
ーラ対3によってタイミングをとられて、ベルト状の感
光体4からの潜像担持体へ搬送される。感光体ベルト4
は、時計方向に走行し、その際帯電チャージャ5によっ
て表面を帯電される。そして、レーザユニット6からの
レーザ光が照射され、感光体ベルト4上に静電潜像が形
成される。この潜像は現像装置7を通るときトナーによ
って可視像化され、トナー像が形成される。このトナー
像は転写チャージャ8の作用のもとに感光体ベルト4へ
搬送された転写紙2に転写され、転写後の転写紙2は感
光体ベルト4の曲率によって分離させられる。その後、
転写紙2は定着装置9によってトナー像が定着された
後、第1の排紙ローラ10,11を通過する。
第1の排紙ローラ10,11を通過した転写紙2は、切り
換え爪12の方向切り換えに従って画像面を上にしたまま
排出されるか、用紙搬送ガイド22,24により構成される
反転搬送路13を通り、第2の排紙ローラ14,15を介して
にプリンタ20上の排紙トレイ16へ、画像面を下にして排
出される。
一方、転写後の感光体ベルト4はクリーニング装置17
によって残留トナーを除去され、そして除電ランプ18に
より残留電荷が除去されて、次のプリントに備えられ
る。
プリンタ20は、上部フレーム30と下部フレーム40とで
構成され、上部フレーム30の内部には上記したレーザユ
ニット6や除電ランプ18や帯電チャージャ5等が備えら
れている。さらに、上部フレーム30は、その下部に感光
体4やクリーニング装置17を着脱可能に支持している。
この上部フレーム30は、回動ピン21を下部フレーム40と
の共通支軸として、メインカバー31と一体的に下部フレ
ーム40に対して第4図に示すように開閉可能に構成され
ている。この場合、回動ピン21はプリンタ本体の背面側
に配置されており、上部フレーム30は正面側が開閉され
る。
また、上部フレーム30が第4図に示すように開放され
ると、内部の図示していない安全スイッチの回路が開
き、少なくとも駆動用モータと高圧の回路がオフされ
る。26は操作表面ユニットであり、軸21の周りに回動可
能となっている。33は、下部フレーム40に配置したゴム
製又はプラスチック製の足であり、34は転写紙2を収納
した給紙用トレイである。
上記のように構成されたレーザプリンタ20において
は、感光体ベルト4をローラで駆動しながら、帯電,露
光,現像,転写,クリーニング,除電の所定のプロセス
工程を行うために、感光体ベルト4は、第5図の部分構
成図に示すように、駆動ローラ35,転写ローラ36,クリー
ニングローラ37により支持され、一定の張力が与えられ
て設置されている。この感光体ベルト4はプリント時に
は駆動ローラ35により駆動され時計方向に回動し、プリ
ントを修了したときに回転を停止し、待機中は張力が与
えられた状態で止まっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、感光体ベルト4は非稼働時に一定個所
で止まっているため、長時間非稼働状態におくと感光体
ベルト4の各ローラ35,36,37に接している位置に巻き癖
が生じ、感光体ベルト4に凹凸が発生する。特に電源オ
ンの状態のプリント待機時には定着ヒータがオン状態に
なっており、機内温度も高い状態になっている。このと
きに巻き癖が付きやすく、なかでも定着ヒータに最も近
いところの転写ローラ36の部分における巻き癖が著しく
生じる。
この巻き癖により感光体ベルト4に凹凸が生じると、
転写部における感光体ベルト4と転写紙2との密着が悪
くなり、転写不良による画像のヌケやカスレが生じ、現
像部においては接触状態に差が現像ムラ等画像品質が低
下するという短所があった。
また、感光体ベルト4の同じ部分が定着ヒータに最も
近いところに長時間さらされていると、その部分が変質
するおそれもあった。
この発明はかかる短所を解決するためになされたもの
であり、長時間待機中が続いても巻き癖が生じなく、か
つ感光体の変質を防止して、常に良好な出力画像を形成
することができる電子写真記録装置を得ることを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子写真記録装置は、ベルト状の感光
体が待機状態になってから一定時間停止していることを
検出する停止状態検出タイマと、該停止状態検出タイマ
からの時間信号が出され、かつ定着装置のヒータオフ信
号が入力されたときにあらかじめ定められた一定時間ベ
ルト状の感光体を駆動させる駆動信号を送り出すベルト
駆動タイマとを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明においては、ベルト状の感光体が待機状態に
あり、あらかじめ定めた一定時間停止していることを検
出したときに、停止状態検出タイマが出力する時間信号
によりベルト駆動タイマを作動させて駆動信号を送り出
し、ベルト状の感光体を一定距離移動させる。
このベルト状の感光体を一定距離移動させるときに、
ベルト状の感光体が一定時間停止した後、定着装置のヒ
ータのオフ動作に同期させてベルト状の感光体を移動さ
せることにより、機内温度の変化に追従させて感光体を
移動させることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例に係るレーザプリンタ20
の感光体ベルト動作制御部を示すブロック図である。図
に示すように、レーザプリンタ20はプリント時に感光体
ベルト4を駆動させるベルト駆動手段51と、限時時間が
例えば10分に設定されベルト駆動手段51からの信号を受
けて待機状態のときの感光体ベルト4の停止時間を検出
する停止状態検出タイマ52と、停止状態検出タイマ52か
らの時間信号を受けたときに、定着装置のヒータ制御手
段53からヒータオフ信号を受けて、例えば1秒間だけベ
ルト駆動手段51に駆動信号を送り出すベルト駆動タイマ
54及び入力手段55を有する。
上記のように構成されたレーザプリンタ20の動作を第
2図に示すフローチャートを参照して説明する。
レーザプリンタ20は電源投入により待機状態に入る
(ステップS1)。この状態で入力手段55からプリント信
号が入力されると(ステップS2)、ベルト駆動手段51が
動作して駆動ローラ35を回転させ、感光体ベルト4を回
動させながら一連のプリント動作を行う(ステップS2,S
3)。転写紙2に対するプリントが終了し排出された
後、電源が投入されたままのときは、再び待機状態にな
る(ステップS5)。
この待機状態のときにベルト駆動手段51から停止信号
が停止状態検出タイマ52に送られる。そして、入力手段
55から次のプリント信号が入力されず、一定時間例えば
10分間経過しても待機状態が続き、停止状態検出タイマ
52に停止信号が送られていると(ステップS6)、停止状
態検出タイマ52は時間信号をベルト駆動タイマ54に送り
出す(ステップS7)。
ベルト駆動タイマ54は停止状態検出タイマ52からの時
間信号を受けた後、ヒータ制御手段53から定着装置9の
ヒータオフ信号が入力されると、例えば1秒間の駆動信
号をベルト駆動手段51に送り、ベルト駆動信号51を作動
させる(ステップS9)。このベルト駆動手段51の作動に
より駆動ローラ53が回転して、感光体ベルト4を1秒間
だけ移動させる(ステップS10)。
したがって、駆動ローラ35の線速が、例えば60mm/秒
の場合には、感光体ベルト4が60mm移動して、各ローラ
に接触している位置をずらす。
以上の動作をレーザプリンタ2が待機中は繰返し行
い、感光体ベルト4の位置を順次移動させる。そして、
次のプリント信号が入力されたら、上記動作を停止し、
感光体ベルト4をホームポジシヨンまで移動してプリン
ト動作を行う。
このようにレーザプリンタ20が一定時間待機状態にな
り、定着装置9の温度が一番高くなってヒータがオフし
たときに感光体ベルト4を移動することにより、例えば
ポリエステルフイルム等のように熱の影響を受けやすい
樹脂材料を使用した感光体ベルト4の同じ場所を高温部
にさらすことを防止することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、ベルト状の感光体が
待機状態にあり、あらかじめ定めた一定時間停止してい
ることを検出し、かつ定着装置のヒータがオフしたとき
に、ベルト状の感光体を一定距離移動させるようにした
から、ローラ近傍の感光体に生じる巻き癖を防ぐことが
できる。
また待機中にベルト状の感光体を移動させるときに、
定着装置のヒータのオフ動作に同期させてベルト状の感
光体を移動させることにより、機内温度の上昇に追従さ
せて感光体を移動させることができ、感光体の同じ部分
が高温にさらされることを防ぐことができるから、感光
体が高温の影響を受けることを防止することもできる。
したがって、転写ヌケ等の画像品質の低下を防ぐこと
ができ、常に良質な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係るレーザプリンタの感光
体ベルト動作制御部を示すブロック図、第2図は上記実
施例の動作を示すフローチャート、第3図,第4図は各
々レーザプリンタの概要を示す構成図、第5図は感光体
ベルトの部分を示す部分構成図である。 4;感光体ベルト、51;ベルト駆動手段、52;停止状態検出
タイマ、53;ヒータ制御手段、54;ベルト駆動タイマ、5
5;入力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−135847(JP,A) 特開 昭60−11859(JP,A) 特開 昭57−120971(JP,A) 特開 平1−145668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/14 - 21/18 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/20 G03G 13/20 G03G 21/00 350 - 352

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト状の感光体を有する電子写真記録装
    置において、上記ベルト状の感光体が待機状態になって
    から一定時間停止していることを検出する停止状態検出
    タイマと、該停止状態検出タイマからの時間信号が出さ
    れ、かつ定着装置のヒータオフ信号が入力されたときに
    あらかじめ定められた一定時間ベルト状の感光体を駆動
    させる駆動信号を送り出すベルト駆動タイマとを備えた
    ことを特徴とする電子写真記録装置。
JP02292812A 1990-07-19 1990-10-30 電子写真記録装置 Expired - Lifetime JP3029857B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-191932 1990-07-19
JP19193290 1990-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04174454A JPH04174454A (ja) 1992-06-22
JP3029857B2 true JP3029857B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=16282848

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JP02292812A Expired - Lifetime JP3029857B2 (ja) 1990-07-19 1990-10-30 電子写真記録装置

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