JPH0643729A - 転写材上に複数の色トナーによる多重像を形成する画像形成装置 - Google Patents

転写材上に複数の色トナーによる多重像を形成する画像形成装置

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JPH0643729A
JPH0643729A JP5066074A JP6607493A JPH0643729A JP H0643729 A JPH0643729 A JP H0643729A JP 5066074 A JP5066074 A JP 5066074A JP 6607493 A JP6607493 A JP 6607493A JP H0643729 A JPH0643729 A JP H0643729A
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JP5066074A
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Koji Amamiya
幸司 雨宮
Masami Izumizaki
昌巳 泉崎
Yuji Sakami
裕二 酒見
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の感光ドラムにより多重画像を形成する
際、転写材の裏汚れを防止し、画像形成工程の効率を向
上させ、また転写材に形成する画質の向上及び画像形成
効率の向上を可能にする。 【構成】感光ドラム1a,1b,1c,1dは回転駆動
され、それらの感光ドラム1a,…,1dの画像形成領
域には濃度測定のためのトナー像(以下、“基準トナー
像”とする)が形成される。かかる基準トナー像の濃度
は濃度測定用センサ23a,23b,23c,23dに
よって測定され、制御手段24は該測定結果に基づいて
濃度調整を行う。該濃度測定が完了した基準トナー像は
搬送ベルト8上に転写されるが、基準トナー像の転写さ
れる領域は、転写材が載置されない領域(非画像領域)
であるため、転写材の裏汚れはない。この非画像領域を
避けて転写材を載置することにより、画像形成を休止さ
せることなく続行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写材上に複数の色ト
ナーによる多重像を形成する画像形成装置に係り、特
に、電子写真感光体を複数備えたカラー複写装置に用い
て好適であり、詳しくは、画像濃度制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、詳しくは転写材上
に複数の色トナーによる多重像を形成するカラー複写装
置は種々提案されている。図4に、その代表的な一例を
示す。
【0003】図4は、カラー複写装置の縦断面図であ
る。複写装置本体Cの内部には、4つの画像形成部P
a,Pb,Pc,Pdが略々同じ高さに配置されてお
り、これらの画像形成部Pa,…,Pdは、表面に電子
写真感光層を無端状に形成した感光ドラム(電子写真感
光体)1a,1b,1c,1dを備えている。これらの
並列に配列した感光ドラム1a,…,1dは、回転自在
に、かつ、回転軸が相互に平行となるように装置本体C
に支持されており、不図示の駆動手段により矢印の方向
に回転するように構成されている。
【0004】これらの感光ドラム1a,…,1dの上側
には、色分解された光情報を各感光ドラム1a,…,1
dに照射するための露光装置(光情報照射手段)Lが感
光ドラム1a,…,1dに対向して配設されており、図
示しない光源装置からの光を、回転するポリゴンミラー
17により感光ドラム1a,…,1d上に照射し、各ド
ラム1a,…,1dに静電潜像を形成するようになって
いる。
【0005】また、これらの感光ドラム1a,…,1d
の周りには、感光ドラム1a,…,1d表面を一様な電
位に帯電する1次帯電装置2a,2b,2c,2dと、
感光ドラム1a,…,1dの表面電位を測定する電位セ
ンサ22a,22b,22c,22dと、各色トナー
(イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラック)を収納
して感光ドラム1a,…,1d上の静電潜像(露光装置
Lによる照射領域に形成された静電潜像)を各色トナー
像とする現像装置(現像手段)3a,3b,3c,3d
と、これらの現像装置3a,…,3dにより現像された
各色トナー像を静電的に転写材S(後述)に転写する転
写帯電装置(転写手段)4a,4b,4c,4dと、感
光ドラム1a,…,1d上に残留したトナーを除去する
クリーニング装置5a,5b,5c,5dと、感光ドラ
ム1a,…,1dの帯電を除去する除電露光装置21
a,21b,21c,21dと、が順にそれぞれ配設さ
れている。そして、これらの感光ドラム1a,…,1d
は、転写材Sの搬送方向に沿って等間隔に配置されてお
り、装置本体Cの手前側(図4右側)から順にイエロー
色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色のトナー
像を形成するように構成されている。なお、前記転写帯
電装置4a,…,4dは、それぞれ転写押圧部材41
a,41b,41c,41dを有しており、該転写押圧
部材41a,…,41dは搬送ベルト8(次述)を押圧
するようになっている。
【0006】一方、これらの感光ドラム1a,…,1d
の下側には搬送ベルト(転写材搬送手段)8が配設され
ており、該搬送ベルト8はローラ10,11間に巻き掛
けられて回転駆動(無端移動)されるようになってい
る。そして、搬送ベルト8は、転写帯電装置4a,…,
4dが対向する感光ドラム1a,…,1dの部分(以
下、“転写位置”とする)に接触しており、該転写位置
に同時に複数の転写材を支持して搬送するようになって
いる。かかる搬送ベルト8は、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂フィルムシート(PETシート)や、ポリフッ
化ビニリデン樹脂フィルムシートや、ポリウレタン樹脂
フィルムシートなどの誘電体樹脂性のフィルムで形成さ
れており、その両端部を互いに重ね合わせて接合してエ
ンドレス形状にしたものか、あるいは、継ぎ目を有しな
いシームレスベルト等の無端状のものが用いられてい
る。なお、継ぎ目を有するベルトの場合には、該継ぎ目
の位置を検知する手段を設け、継ぎ目上でトナー像を転
写しないように構成する場合もある。
【0007】また、該搬送ベルト8に対向する位置に
は、ベルト除電器12とベルトクリーニング手段(転写
材搬送手段クリーニング手段)16とが配設されてお
り、該搬送ベルト8における、感光ドラム1a,…,1
dに対向する側に残留したトナーが、ベルト除電器12
によって除電され静電吸着力を取り除かれた後、ベルト
クリーニング手段16により除去されるようになってい
る。なお、該ベルトクリーニング手段16は、回転する
ファーブラシを感光ドラムが位置する側に対向するよう
に構成されているが、該ファーブラシの他、ブレード、
あるいは不織布を用いてもよく、又は、それらを併用し
てもよい。なお、16aは、このブラシ16に対してベ
ルト8を押圧するためのブラシ等の弾性部材を示す。
【0008】一方、装置本体Cの手前側には、カットシ
ート上の転写材Sを多数収納したカセット60が装置本
体C外部に突設されており、該カセット60の奥側上方
には、転写材Sを順次カセット60から排出するピック
アップローラ26が配設されている。該ピックアップロ
ーラ26の近傍には一対のレジストローラ13が配設さ
れており、レジストローラ13は装置本体Cに回動自在
に支持され、不図示の駆動手段により回転駆動されるよ
うになっている。そして、カセット60、ピックアップ
ローラ26及びレジストローラ13は転写材供給手段を
構成しており、搬送ベルト8に転写材Sを供給するよう
になっている。
【0009】さらに、装置本体C内の奥側には定着装置
7が配設されており、該定着装置7は、定着ローラ7
1、加圧ローラ72、その各々をクリーニングする耐熱
性クリーニング部材73,74、各々のローラ71,7
2を加熱するヒータ75,76、ジメチルシリコンなど
の離型剤オイルを定着ローラ71に塗布するオイル塗布
ローラ77、そのオイルを供給するためのオイル溜め7
8、定着温度制御用のサーミスタ79、を備えており、
前記搬送ベルト8によって搬送されてきた転写材S上の
トナー像を定着するように構成されている。
【0010】以上構成に基づき、所定の画像形成信号を
受けると、各感光ドラム1a,…,1dは不図示の駆動
手段により回転駆動され、前記1次帯電装置2a,…,
2dは感光ドラム1a,…,1d上を一様に帯電し始め
る。また、前記露光装置Lは感光ドラム1a,…,1d
上に各色に対応した露光を行って静電潜像を形成し、さ
らに各現像装置5a,…,5dはイエロー、マゼンタ、
シアン及びブラックの各色トナーを前記感光ドラム1
a,…,1d上の静電潜像部分に付着させて各色のトナ
ー像を形成する。
【0011】一方、ピックアップローラ26は所定の信
号を受けて回転駆動されるため、予め前記カセット60
に収納されていた転写材Sは、装置本体Cの内部に給送
されて搬送ベルト8上に載置される。この搬送ベルト8
は不図示の駆動手段により回転駆動されており、転写材
Sは静電吸着力で保持された状態で各感光ドラム1a,
…,1dに接触しながら装置本体Cの奥側に搬送され
る。そして、該転写材Sが各感光ドラム1a,…,1d
に接触しているときに転写帯電装置6a,…,6dには
高電圧が印加されて、各感光ドラム1a,…,1d上の
各色トナー像が該転写材S上に重ねて転写されることに
基づき、該転写材S上には複数の色トナーによる多重像
が形成されるようになっている。その後、転写材Sは定
着装置7まで搬送され、該定着装置7によって該転写材
S上のトナー像が定着された後、該転写材Sは装置本体
C外に排出される。一方、各感光ドラム1a,…,1d
上に残留しているトナーはクリーニング装置7a,…,
7dにより除去され、感光ドラム1a,…,1dは再度
画像形成が可能な状態になる。
【0012】ところで、以上の構成をもつ複写装置にお
いては、トナー像の濃度を原稿画像に対応した最適なも
のにするために、画像濃度制御が行われている。次に、
該画像濃度制御について説明する。
【0013】感光ドラム1a,…,1dに対向する所定
の位置には濃度測定用センサ(検知用現像像の測定手
段)23a,23b,23c,23dが設けられてお
り、また、複写装置本体Cには、画像形成条件を最適に
する制御手段24(画像形成条件の調整手段)が内蔵さ
れている。そして、感光ドラムに形成するトナー像の濃
度の制御の際には、感光ドラム1a,…,1d上には濃
度測定用の基準潜像が所定の信号に基く光情報の照射に
より形成されるようになっており、前記濃度測定用セン
サ23a,…,23dは、現像装置3a,…,3dによ
り感光体の画像形成領域内に形成された検知用のトナー
像(前記濃度測定用の基準潜像が可視化されたものであ
り、以下、“基準トナー像”とする)の状態を測定し、
感光体の画像形成状態を測定するようになっている。ま
た、該制御手段24は該測定結果に基づいて感光体への
画像形成条件を調整するようになっている。
【0014】なお、該制御手段による制御方法には種々
の方法があるが、代表的なものとしては、(1) 一次帯電
装置2a,…,2dに印加する帯電バイアス、露光装置
Lによる露光量、あるいは、現像装置3a,…,3dに
印加される現像バイアス、等を制御して、いわゆる現像
コントラストを変える方法、(2) デジタル式の複写装置
において、入力ビデオ信号に対して濃度階調を保証する
ために、ルックアップテーブルの変更または補正を行う
方法、(3) 二成分系現像方式において、複写によって消
費された量に相当する量のトナーを現像装置3a,…,
3dに補給する方法、等がある。これらの制御方法のう
ち、 (1)及び(2) は画像再現性をより安定に保つ方法と
して知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した複
写装置においては、多数の転写材Sを連続して給送し画
像を形成する場合においても、前記 (1)、(2) 、あるい
は(3) の画像濃度制御を頻繁に行ってトナー像の濃度を
常に適正に管理する必要があった。また、(3) の二成分
系現像方式においては、トナーの帯電はキャリヤとの摩
擦帯電によって与えられるが、一度に多量のトナーを補
給するとトナーとキャリヤとの均一分散に時間を要し、
摩擦帯電が均一に行われず、したがって適正な画像が形
成されない場合がある。これを防止するためには、頻繁
に画像濃度制御を行う必要がある。このように画像濃度
制御を頻繁に行う場合には、それに応じて基準トナー像
を感光ドラム1a,…,1dに形成する必要がある。一
方、デジタル式の複写装置においては、原稿画像の濃度
に対応するデジタルデータが、所定の変換が加えられて
露光装置Lの駆動信号として用いられるが、かかるデジ
タルデータを集計することに基づいて消費されたトナー
量を算出し、その算出した結果に基づいて前記画像濃度
制御を行っている。かかる場合には、それ程頻繁に基準
トナー像を形成する必要はないものの、デジタルデータ
を集計する際に生ずる誤差を補正するために、所定の間
隔(通常は、100回の複写を行う毎に1回)で基準ト
ナー像を形成する必要がある。
【0016】このように形成される基準トナー像は、感
光ドラム1a,…,1dの回転に伴って搬送ベルト8に
接触し、転写帯電装置4a,…,4dの電気的な作用及
び転写押圧部材41aの押圧力により該搬送ベルト8上
に転写されてしまうが、かかる基準トナー像が形成され
る頻度が多ければ多い程、搬送ベルト8の汚れはひどく
なる。かかる汚れを除去するために前述したようなベル
トクリーニング手段16が設けられているが、搬送ベル
ト8の材質(例えば、ポリカーボネイト)によっては1
回のクリーニングでは十分に除去されないものもある。
そして、その汚れた部分に転写材Sが載置されると、該
転写材Sの裏面が汚れてしまい、好ましくないという問
題を生ずる。これに対して、画像を形成しない状態で搬
送ベルト8を複数回回転させて搬送ベルト8のクリーニ
ングのみを完全に行ってから、転写材Sを供給して画像
形成を再開する方法がある。しかし、このようにクリー
ニング中は画像形成を行わず、搬送ベルト8の全体が十
分にクリーニングされるのを待つと、搬送ベルト8の移
動量が多いため、クリーニング終了まで時間がかかる。
したがって、画像形成を再開して、該再開した画像形成
を終了するまでに時間がかかり、効率の低下が免れな
い。
【0017】そこで、本発明は、上記従来の問題点を解
消して、複数の電子写真感光体により多重画像を形成す
る際、画像形成工程の効率を向上させ、また転写材に形
成する画質の向上及び画像形成効率の向上を可能にし、
さらに転写材の裏汚れを防止する画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、第1の発明は、転写材上に複
数の色トナーによる多重像を形成する画像形成装置にお
いて、無端状の電子写真感光層を有する複数の電子写真
感光体と、各感光体に対向して配設した、光情報を照射
する手段と、この光情報照射手段による照射領域を色ト
ナーで現像する現像手段と、該現像手段により現像した
トナー像を静電的に転写材に転写する転写手段と、各感
光体に設けられ、感光体の画像形成状態を検知するた
め、上記現像手段により感光体の移動方向にみて直交す
る方向の幅内の画像形成領域内に形成した検知用のトナ
ー像の状態を測定する検知用現像像の測定手段と、上記
検知用現像像の測定手段による測定結果に基づいて、感
光体上への画像形成条件を調整する画像形成条件の調整
手段と、各感光体の転写手段の位置でこの感光体に接
し、各感光体の転写位置に転写材を搬送するために無端
移動し、この移動方向に見て一つの感光体による画像領
域と各画像領域間に生じる非画像領域との和の長さの整
数倍の長さを有し、同時に複数の転写材を支持して搬送
する転写材搬送手段と、該転写材搬送手段に転写材を順
次供給することが可能な転写材供給手段と、前記転写材
搬送手段に対向して配設され、その感光体側の面を清掃
する転写材搬送手段クリーニング手段と、を有し、か
つ、上記画像形成状態を検知するための現像像の測定手
段により測定するためのトナー像を、感光体の画像形成
領域内であって、かつ、転写材搬送手段の非画像領域に
対応する感光体に形成する、ことを特徴とする。
【0019】この場合、上記現像像の測定手段により測
定するためのトナー像を、転写材搬送手段の非画像領域
に対応する位置に形成するために、感光体への画像形成
のタイミングを変更することで行う、ようにしてもよ
い。
【0020】また、上記現像像の測定手段により測定す
るためのトナー像を、転写材搬送手段の非画像領域に対
応する位置に形成するために、転写材搬送手段への転写
材の供給タイミングを変更することで行う、ようにして
もよい。
【0021】さらに、上記現像像の測定手段により測定
するためのトナー像を感光体の画像形成領域内で、かつ
転写材搬送手段の特定の画像領域に対応する部分に形成
し、このトナー像が転写材搬送手段に対応する位置に転
写材を供給しないことで、この転写材搬送手段を非画像
領域とする、ようにしてもよい。
【0022】またさらに、上記感光体の画像形成状態を
検知するため、上記現像手段により形成される検知用の
トナー像は、複数枚の連続した画像形成工程内の途中で
形成される、ようにしてもよい。
【0023】一方、第2の発明は、転写材上に複数の色
トナーによる多重像を形成する画像形成装置において、
無端状の電子写真感光層を有する複数の電子写真感光体
と、各感光体に対向して配設した、光情報を照射する手
段と、この光情報照射手段による照射領域を色トナーで
現像する現像手段と、該現像手段により現像したトナー
像を静電的に転写材に転写する転写手段と、各感光体に
設けられ、感光体の画像形成状態を検知するため、上記
現像手段により感光体の画像形成領域内に形成した検知
用のトナー像の状態を測定する検知用現像像の測定手段
と、上記検知用現像像の測定手段による測定結果に基づ
いて、感光体上への画像形成条件を調整する画像形成条
件の調整手段と、各感光体の転写手段の位置でこの感光
体に接し、各感光体の転写位置に転写材を搬送するため
に無端移動し、この移動方向に見て一つの感光体による
画像領域と各画像領域間に生じる非画像領域との和の長
さの整数倍の長さを有し、同時に複数の転写材を支持し
て搬送する転写材搬送手段と、該転写材搬送手段に転写
材を順次供給することが可能な転写材供給手段と、前記
転写材搬送手段に対向して配設され、その感光体側の面
を清掃する転写材搬送手段クリーニング手段と、上記ク
リーニング手段による清掃状態を検知する清掃結果検知
手段と、を有し、かつ、上記画像形成状態を検知するた
めのトナー像を、感光体の画像形成領域内に形成し、か
つ、転写材搬送手段の上記清掃結果検知手段による清掃
が確認された領域に対して、転写材が供給される、こと
を特徴とする。
【0024】この場合、上記検知用のトナー像は、適用
する転写材の最小サイズよりも狭い領域に形成され、上
記クリーニング手段は、画像形成状態を検知するための
トナー像の形成領域のみに作用する、ようにしてもよ
い。
【0025】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。なお、図4に示す従来技術のものと同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。
【0026】図1は、本発明が適用される複写装置の要
部構造を示したものであり、搬送ベルト(転写材搬送手
段)8の材料としてはゴム、樹脂等の他、ポリカーボネ
イトを用いてもよい。該搬送ベルト8は、転写材Sが載
置されて原稿画像が形成される“画像領域”と、転写材
Sが載置されず各画像領域間に生じる“非画像領域”と
を有しており、該搬送ベルト8の周長は、上記画像領域
の長さと、各転写材との間隔が形成する上記非画像領域
の長さとの和の整数倍になっている(以下、これらの
“画像領域”と“非画像領域”とは、搬送ベルト8上の
領域をいい、感光ドラム1a,…,1d上の領域(画像
形成領域)と区別する)。なお、該画像領域の長さは、
例えばA4サイズの転写材Sの短手方向の幅に等しくさ
れている。そして、濃度測定のための基準トナー像は、
感光ドラム(電子写真感光体)1a,…,1dの画像形
成領域内に形成され、該形成された基準トナー像は、該
搬送ベルト8の非画像領域に転写されるようになってい
る。
【0027】なお、ベルトクリーニング手段(転写材搬
送手段クリーニング手段)16では、一般に搬送ベルト
8上のトナーを下流方向に掃く傾向があるので、転写材
Sを載置しない場所としては、上記の如く転写材S間隔
の転写材Sが載置されない部分(図中Y1 からY10まで
の領域内の特定の部分に一定の間隔で形成される)であ
る。
【0028】搬送ベルト8のクリーニングについては、
最大何回のクリーニングを行えば転写材S裏面の汚れが
発生しないかを事前に測定しておき、搬送ベルト8がこ
の回数クリーニングを通過後、該クリーニング動作を解
除する。
【0029】なお、上記実施例において、基準トナー像
は最小転写材のサイズ(幅若しくは長さ方向のサイズ)
よりも小さく、かつ各転写材間の間隔(すなわち、非画
像領域)内に納まる大きさとする。また、転写材の搬送
ベルトの長さについて、画像領域と非画像領域との和の
整数倍とするが(上述)、画像領域の定義としては、適
用する転写材の最小サイズにより決定される。
【0030】ところで、上述したように、基準トナー像
は搬送ベルト8の非画像領域に転写されるようになって
いる。そのための具体的な方法としては、感光ドラム1
a,…,1dへの画像形成のタイミングを変更して、感
光ドラム1a,…,1dにおける基準トナー像の形成開
始位置を、通常の画像形成位置に対して前又は後にずら
す方法がある。これにより、非画像領域に基準トナー像
を形成することが可能となる。
【0031】さらに、非画像領域に基準トナー像を形成
する具体的な方法としては、搬送ベルト8を、上述のよ
うに予め画像領域用と非画像領域用とに区別せず、感光
ドラム1a,…,1d上の画像形成領域には所定のタイ
ミングで基準トナー像を形成し、基準トナー像を搬送ベ
ルト8の所定の位置に形成するが、転写材Sの供給タイ
ミングをずらして、トナー像がない所に転写材が載置さ
れるようにする方法がある。これにより、感光ドラムの
画像形成領域を転写材の載置位置からみて、非画像領域
とすることができる。例えば、所定のタイミングで上記
基準トナー像を形成すると、該基準トナー像は搬送ベル
ト8上の特定の位置に転写される。そして、転写材Sの
供給タイミングを適切に制御して、該基準トナー像を転
写した位置に転写材Sが載置されないようにして、転写
材Sの裏汚れを防止できる。
【0032】以上のように、複数の感光ドラム1a,
…,1dを並べた多重画像形成装置においては、1枚の
完成された画像を形成するのに必要とされる搬送ベルト
8の長さが長いことから、搬送ベルト8のクリーニング
工程終了を待たずに転写材の供給を開始できるので、画
像形成効率の向上という点でその効果は大きい。
【0033】次に、搬送ベルト8の非画像領域への基準
トナー像の形成例の変形(実施例)としては、感光ドラ
ム1a,…,1dの所定の画像形成領域内に基準トナー
像を形成し、搬送ベルト8の本来転写材が載置される領
域(転写材の1枚又は数枚分の領域に限って)へ基準ト
ナー像を形成するが、該基準トナー像が形成された部分
への転写材Sの載置(供給)を、搬送ベルト8のこの領
域のクリーニング手段16のクリーニング回数が終了す
るのを待って行っても良い。
【0034】すなわち、クリーニング完了の回数を予め
設定しておき、基準トナー像に汚れたベルトの部分がこ
の設定回数だけクリーニング手段を通過するのを待ち、
その間、転写材Sの搬送ベルト8(基準トナー像が形成
されている部分)への供給を止め、クリーニング回数終
了後に転写材Sの搬送ベルト8(基準トナー像が形成さ
れている部分)への供給を開始する。
【0035】このクリーニング回数の終了によりベルト
8の基準トナー像による汚れの除去が完了しているた
め、転写材Sを載置しても裏汚れのおそれはない。ま
た、基準トナー像の形成されていない部分では、クリー
ニング回数終了前に転写材Sを載置しても裏汚れのおそ
れはない。したがって、かかる部分(基準トナー像の形
成されていない部分)に転写材Sを供給して画像形成を
続けることにより、画像出力の効率の向上が可能とな
る。
【0036】なお、この実施例においては、転写材が載
置される領域であって、かつベルト8の基準トナー像に
より汚れた部分が所定のクリーニング工程を完了するま
での間、搬送ベルト8のこの汚れた領域を搬送ベルト8
の非画像領域と定義する。
【0037】ついで、図2に沿って、本発明の他の実施
例について説明する。
【0038】図に示す表面センサ(清掃結果検知手段)
Rは、搬送ベルト8表面に付着したトナー等の汚れ(換
言すれば、クリーニング手段16による清掃状態)を検
知するものであり、搬送ベルト8に対向する位置に、特
に、検知信号を発生した後、転写材Sが搬送ベルト8上
に載置されるのに時間的なロスがない位置(転写材Sの
載置位置から距離Lsだけ離れた位置)に設けられてい
る。該表面センサRには制御手段25が接続されてお
り、該制御手段25は、表面センサRからの信号に基づ
き搬送ベルト8に転写材Sを載置できるかどうか(すな
わち、クリーニング手段16によって清掃されたか否
か)を判断するようになっている。そして、前記制御手
段25が、搬送ベルト8内のいずれかの位置に転写材S
を載置可能と判断したときには、ピックアップローラ
(転写材供給手段)26のモータ27を起動して、カセ
ット60内に収納された転写材Sを複写装置本体C内へ
給送するようになっている。また、該給送された転写材
Sは、レジストローラ13により感光ドラム1a,…,
1dの回転に同期させた上でさらに搬送されるようにな
っている。
【0039】なお、、該表面センサRを配設する位置
は、以下の式で求められる。
【0040】Ls=Vp×(L1/Vf+a) ここで、Lsは、表面センサRが配設された位置から転
写材Sが搬送ベルト8上に載置される位置までの距離
(図2参照)を示しており、また、Vpはプロセススピ
ードを、L1はカセット60の上方に取り付けられたピ
ックアップローラ26の位置から転写材Sが搬送ベルト
8上に載置される位置までの距離を、Vfはカセット6
0から給送される転写材Sの平均速度を、aは転写材S
の載置を禁止する制御モードを解除して載置指示までに
要する時間を、それぞれ表している。
【0041】上記実施例においては、例えば、図1の搬
送ベルト8のY1 からY10間のY2とY4 のみに基準ト
ナー像が形成されて、転写材Sの載置が不能と判断され
たときは、他の領域に転写材Sを供給することで、画像
出力の効率の向上が可能となる。なお、Y2 とY4 のみ
に基準トナー像が形成されたことは、例えば露光装置L
等からの信号によって判断することができ、また、これ
らY2 とY4 とに形成された基準トナー像の清掃が完了
したか否かは、上述したようにセンサRからの信号によ
って判断できる。
【0042】さらに、図3に沿って、本発明の他の実施
例について説明する。
【0043】本発明の実施例に用いた搬送ベルト8の素
材にポリカーボネイトのような樹脂フィルムを用いた場
合には、上述したように、ベルトクリーニング手段16
が1回作動しただけでは搬送ベルト8上のトナーを十分
に除去できない場合が生じることがあり、トナーが除去
されずに残留した部分に転写材Sを載置すると転写材S
の裏汚れとなってよくない。
【0044】クリーニングでは一般に搬送ベルト8上の
トナーを下流方向に掃き寄せる傾向があるので、基準ト
ナー像はなるべく転写材の先端側(上流側)に寄せて形
成し、クリーニング手段16によって下流方向に掃き寄
せられたトナーが隣接する他の画像領域内に付着しない
ようにする。なお、基準トナー像を転写材の先端側に形
成せず、基準トナー像が形成された領域に隣接する他の
画像領域が、上述したトナーの掃き寄せによって汚れる
場合には、基準トナー像が形成された領域と、該トナー
の掃き寄せによって汚れる領域とを、転写材Sを載置し
ない非画像領域とし、これらの領域にはトナーが除去さ
れるまで転写材Sを載置しないようにする。なお、トナ
ーが除去されたか否かは、上述実施例のように、所定回
数クリーニングを受けたか否かで判断してもよく、また
表面センサRによって判断してもよい。
【0045】ところで、本実施例においては、ベルトク
リーニング手段16は、前述した搬送ベルト8において
トナーが付着した汚染部分についてのみ作動する。これ
により、搬送ベルト8上に付着したトナーは除去される
と共に、ベルトクリーニング手段16は必要なときのみ
作動するため、その摩耗が最小限に抑えられる。
【0046】なお、ベルトクリーニング手段16が作動
する範囲としては 転写材間隔に相当する部分の先端か
ら始まりそれに続く転写材の長さ方向への幅の終端部分
までとするのがよい。また、前述した表面センサR等を
設けることにより、搬送ベルト8が清掃されたことを確
認した領域にのみ転写材Sの載置を開始するようにする
ことは、前述した実施例と同様である。
【0047】以上述べたように、第1の実施例によれ
ば、搬送ベルトは予め画像領域と非画像領域とに分けら
れており、該画像領域には基準トナー像が付着されない
ため、基準トナー像による汚れがベルト上の非画像領域
に存在していても、転写材は画像領域に載置されるの
で、該載置された転写材の裏面にトナー像が付着してし
まうことがない。
【0048】また、第2の実施例によれば、搬送ベルト
の汚れた領域が所定回数だけクリーニングを受け、表面
が清掃されたとみなされた後に転写材が載置されるた
め、クリーニング工程を終了した後は、載置された転写
材の裏面にトナー像が付着してしまうことがない。ま
た、搬送ベルト全体の清掃が完了していない状態でも、
清掃が完了した領域を使用して画像形成を続行できるた
め、時間のロスも少なくでき、効率の低下もない。ま
た、トナー像の清掃が完了したか否かをセンサにより検
知することにより、同様の効果を得ることができる。
【0049】さらに、第3の実施例によれば、搬送ベル
トを清掃するベルトクリーニング手段は、トナーが付着
している部分についてのみ作動し、他の領域には転写材
の供給が可能なため、トナー汚れの防止と、像形成の効
率の向上が可能となる。
【0050】なお、上記本発明は連続して複数枚の画像
を形成する場合、特に有効である。また、第1の実施例
においては連続した画像の出力間であっても基準トナー
像の形成が可能であるという効果を有する。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明によれ
ば、転写材搬送手段は画像領域と非画像領域とに分けら
れており、画像形成状態を測定するためのトナー像は非
画像領域に対応する感光体に形成される。したがって、
該トナー像は、転写材搬送手段における画像領域には形
成されず、該画像領域に転写材が載置されても、該載置
された転写材の裏面にトナー像が付着してしまうことが
ない。このように、転写材搬送手段における非画像領域
に前記トナー像を形成する方法としては、感光体への画
像形成タイミングを変更する方法や、転写材の供給タイ
ミングを変更する方法がある。
【0052】また、第2の発明によれば、清掃結果検知
手段によって清掃が確認された領域の転写材搬送手段に
対して転写材が供給されるため、上記と同様、転写材の
裏面にトナー像が付着してしまうことがない。また、転
写材搬送手段全体の清掃が完了していない状態でも、清
掃が完了した領域を使用して画像形成を続行できるた
め、時間のロスも少なくでき、効率の低下もない。
【0053】さらに、転写材搬送手段を清掃する搬送手
段クリーニング手段は、トナーが付着している部分につ
いてのみ作動し、他の領域には転写材の供給が可能なた
め、トナー汚れの防止と、像形成の効率の向上が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施例の複写装置の要部断面
図。
【図2】本発明にかかる他の実施例の複写装置の要部断
面図。
【図3】本発明にかかるさらに他の実施例の複写装置の
要部断面図。
【図4】複写装置の一般的な構造を示す縦断面図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 電子写真感光体(感光ドラ
ム) 2a,2b,2c,2d 一次帯電装置 3a,3b,3c,3d 現像手段(現像装置) 4a,4b,4c,4d 転写手段(転写帯電装置) 5a,5b,5c,5d クリーニング装置 7 定着装置 8 転写材搬送手段(搬送ベルト) 10 ローラ 11 ローラ 12 ベルト除電器 13 転写材供給手段(レジストローラ) 16 転写材搬送手段クリーニング手段(ベルトクリ
ーニング手段) 17 ポリゴンミラー 21a,21b,21c,21d 除電露光装置 22a,22b,22c,22d 電位センサ 23a,23b,23c,23d 検知用現像像の測
定手段(濃度測定用センサ) 24 画像形成条件の調整手段(制御手段) 25 制御手段 26 転写材供給手段(ピックアップローラ) 41a,41b,41c,41d 転写押圧部材 60 カセット L 光情報照射手段(露光手段) Pa,Pb,Pc,Pd 画像形成部 R 清掃結果検知手段(表面センサ) S 転写材 Y1 〜Y10 ベルト周長の基本単位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 21/00 111

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材上に複数の色トナーによる多重像
    を形成する画像形成装置において、 無端状の電子写真感光層を有する複数の電子写真感光体
    と、 各感光体に対向して配設した、光情報を照射する手段
    と、 この光情報照射手段による照射領域を色トナーで現像す
    る現像手段と、 該現像手段により現像したトナー像を静電的に転写材に
    転写する転写手段と、 各感光体に設けられ、感光体の画像形成状態を検知する
    ため、上記現像手段により感光体の移動方向にみて直交
    する方向の幅内の画像形成領域内に形成した検知用のト
    ナー像の状態を測定する検知用現像像の測定手段と、 上記検知用現像像の測定手段による測定結果に基づい
    て、感光体上への画像形成条件を調整する画像形成条件
    の調整手段と、 各感光体の転写手段の位置でこの感光体に接し、各感光
    体の転写位置に転写材を搬送するために無端移動し、こ
    の移動方向に見て一つの感光体による画像領域と各画像
    領域間に生じる非画像領域との和の長さの整数倍の長さ
    を有し、同時に複数の転写材を支持して搬送する転写材
    搬送手段と、 該転写材搬送手段に転写材を順次供給することが可能な
    転写材供給手段と、 前記転写材搬送手段に対向して配設され、その感光体側
    の面を清掃する転写材搬送手段クリーニング手段と、 を有し、かつ、 上記画像形成状態を検知するための現像像の測定手段に
    より測定するためのトナー像を、感光体の画像形成領域
    内であって、かつ、転写材搬送手段の非画像領域に対応
    する感光体に形成する、 ことを特徴とする、転写材上に複数の色トナーによる多
    重像を形成する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記現像像の測定手段により測定するた
    めのトナー像を、転写材搬送手段の非画像領域に対応す
    る位置に形成するために、感光体への画像形成のタイミ
    ングを変更することで行う、 請求項1記載の、転写材上に複数の色トナーによる多重
    像を形成する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記現像像の測定手段により測定するた
    めのトナー像を、転写材搬送手段の非画像領域に対応す
    る位置に形成するために、転写材搬送手段への転写材の
    供給タイミングを変更することで行う、 請求項1記載の、転写材上に複数の色トナーによる多重
    像を形成する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記現像像の測定手段により測定するた
    めのトナー像を感光体の画像形成領域内で、かつ転写材
    搬送手段の特定の画像領域に対応する部分に形成し、こ
    のトナー像が転写材搬送手段に対応する位置に転写材を
    供給しないことで、この転写材搬送手段を非画像領域と
    する、 請求項1記載の、転写材上に複数の色トナーによる多重
    像を形成する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記感光体の画像形成状態を検知するた
    め、上記現像手段により形成される検知用のトナー像
    は、複数枚の連続した画像形成工程内の途中で形成され
    る、 請求項1記載の、転写材上に複数の色トナーによる多重
    像を形成する画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写材上に複数の色トナーによる多重像
    を形成する画像形成装置において、 無端状の電子写真感光層を有する複数の電子写真感光体
    と、 各感光体に対向して配設した、光情報を照射する手段
    と、 この光情報照射手段による照射領域を色トナーで現像す
    る現像手段と、 該現像手段により現像したトナー像を静電的に転写材に
    転写する転写手段と、 各感光体に設けられ、感光体の画像形成状態を検知する
    ため、上記現像手段により感光体の画像形成領域内に形
    成した検知用のトナー像の状態を測定する検知用現像像
    の測定手段と、 上記検知用現像像の測定手段による測定結果に基づい
    て、感光体上への画像形成条件を調整する画像形成条件
    の調整手段と、 各感光体の転写手段の位置でこの感光体に接し、各感光
    体の転写位置に転写材を搬送するために無端移動し、こ
    の移動方向に見て一つの感光体による画像領域と各画像
    領域間に生じる非画像領域との和の長さの整数倍の長さ
    を有し、同時に複数の転写材を支持して搬送する転写材
    搬送手段と、 該転写材搬送手段に転写材を順次供給することが可能な
    転写材供給手段と、 前記転写材搬送手段に対向して配設され、その感光体側
    の面を清掃する転写材搬送手段クリーニング手段と、 上記クリーニング手段による清掃状態を検知する清掃結
    果検知手段と、 を有し、かつ、 上記画像形成状態を検知するためのトナー像を、感光体
    の画像形成領域内に形成し、かつ、転写材搬送手段の上
    記清掃結果検知手段による清掃が確認された領域に対し
    て、転写材が供給される、 ことを特徴とする、転写材上に複数の色トナーによる多
    重像を形成する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記検知用のトナー像は、適用する転写
    材の最小サイズよりも狭い領域に形成され、上記クリー
    ニング手段は、画像形成状態を検知するためのトナー像
    の形成領域のみに作用する、 請求項6記載の、転写材上に複数の色トナーによる多重
    像を形成する画像形成装置。
JP5066074A 1992-03-04 1993-03-02 転写材上に複数の色トナーによる多重像を形成する画像形成装置 Pending JPH0643729A (ja)

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JP5066074A JPH0643729A (ja) 1992-03-04 1993-03-02 転写材上に複数の色トナーによる多重像を形成する画像形成装置

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JP8271192 1992-03-04
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0754980A2 (en) * 1995-07-20 1997-01-22 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP2006053594A (ja) * 2005-11-01 2006-02-23 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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