JP3029140B2 - 二重かごエレベ−タ用群管理制御装置 - Google Patents

二重かごエレベ−タ用群管理制御装置

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JP3029140B2
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    • B66B1/2408Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration where the allocation of a call to an elevator car is of importance, i.e. by means of a supervisory or group controller
    • B66B1/2458For elevator systems with multiple shafts and a single car per shaft
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    • B66B2201/306Multi-deck elevator cars
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重かごエレベ−タ用
群管理制御装置に関し、特に、共通のかごフレ−ム内に
配置されると共に主停止場所で選択的に乗込み可能な二
つのかごからなる二重かごに目的呼出しを迅速に割り当
てるエレベ−タ用群管理制御装置であって、各階に配置
されると共に所望する目的階の呼出し入力用キ−ボ−ド
を含む呼出し登録装置と、エレベ−タに関連づけられる
と共に呼出し登録装置に接続されており、入力階を識別
する呼出しと目的階を識別する呼出しとが呼出し入力に
記憶される呼出し記憶装置と、二重かごの上部かご及び
下部かごに設けられており、積載量記憶装置を機能させ
るようにこれと接続された積載量測定装置と、停止可能
な階を指定するセレクタと、入力された呼出しをエレベ
−タに割り当てる装置とを備えている群管理制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】同時に二つの隣接階が供給され得るよう
な方法で二重かごが建造される、二重かごを備えたエレ
ベータ用群管理制御装置は、スイス特許PS第5290
54号の記載より公知である。この場合大きなビルでの
乗り降りは、上部偶数番号階への乗客は上部かごに乗
り、奇数番号階への乗客は1階の下部かごに乗り、その
際かご呼出し伝送器は、かごと連係されない階では閉鎖
されることによって二重かごをほぼ均一に占有すると最
短時間で移動され得る。1階から離れるとすぐに、かご
は階の呼出しに答えて停止しなければならず、乗客が任
意の所望の階に行かれるように閉鎖が解除される。
【0003】この種のエレベータは、1個のかごを備え
たエレベータと比較して1回の行程の間に2倍の乗客を
運搬することができる。停止回数が少ないのでより短時
間で同数の階に行くことができ、運搬能がかなり増加す
る。しかしながらこの制御に於いては、各上部かご及び
下部かごについて偶数及び奇数番号階が配分されている
ことに気がつかない乗客は、所望の階に達することがで
きず、違った階で降りなければならないという事態も起
こり得る。主停止場所で乗客に働く正しいかごを使用さ
せるための強制が、輸送ピーク時の比較的短時間だけで
なく、他の時間においても存在するという短所があると
考えられる。
【0004】欧州特許出願公開第0,301,178号か
ら公知の1個のかごまたは二重かごを備えた制御装置に
於いては、所望の目的階への呼出し入力キーを備えた呼
出し登録(一次記憶)装置が各階に配置されているが、
エレベータかご内には呼出しボタンは備え付けられてい
ない。主停止場所に於いては、この場合偶数番号の目的
階用キーを備えた登録装置は二重かごの上部かご用の入
口に配置され、二重かごの下部かご用の入口は奇数番号
の目的階用キーを備えた呼出し登録装置を有する。上部
入口での奇数番号の目的階用キーと、下部入口での偶数
番号の目的階用キーは働かないようにされている10個
のキーボードを備えた呼出し登録装置を使用する態様が
提案されている。この制御装置の場合に於いてさえも、
所望の移動目的階に到達するためにはどの入口を使用す
るべきかを正確に熟考しなければならない。間違った入
口を使用した場合には、入口を変更することによって正
しい移動目的階に達し得るように、かごに乗る前に間違
いに気付くようになっている。
【0005】入力された呼出しに対してかごを割当てる
ことを特徴とした、総ての乗客の待ち時間を最短にする
ような1個のかごについての群制御装置が、欧州特許出
願公開第0,356,731号より公知である。この制御
に於いては、移動目的は、欧州特許願公開第0,320,
583号により提案された、呼出し登録及び表示装置に
よって各階で既に同様に入力され得る。登録され、次い
で入力及び目的階に従って配分された呼出し記憶装置に
呼出しが転送された直後、マイクロプロセッサ型のコン
ピューターは、呼出しをかける乗客に対し発生する待ち
時間に対応する、特定のデータからエレベータへの各か
ご毎の運転コストと呼ばれる合計を試算する。試算直後
に、運転コストはコストレジスタに転送され、そして直
ちに比較装置によって他のエレベータの運転コストと比
較される。この場合割当て命令は、最も安い運転コスト
を表示したエレベータの割当て記憶装置に記憶される。
呼出しに対してかごが割当てされた直後、乗客が連係し
たシャフトドアにうまい具合に動けるように、当該エレ
ベータ及びその位置が、起動された呼出し登録及び表示
装置の表示フィールドに表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、二重かごを
備えたエレベータの場合に於いて、二重かごの上部かご
並びに下部かごが偶数番号階及び奇数番号階に移動する
ために主停止場所で使用され得るように、従来の制御装
置を改良することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題は、請求項1に
記載された発明によって解決される。この場合、第1の
記憶装置及び第2の記憶装置からなる記憶装置が、二重
かごの下部かご及び上部かごと関連づけられて、各呼出
し入力階を識別する呼出しが第1の記憶装置に記憶され
ると共に目的階を識別する呼出しが第2の記憶装置に記
憶される。関係する二重かごが、奇数番号階/偶数番号
階の組あるいは偶数番号階/奇数番号階の組で停止すべ
く割り当てられた呼出しに従ってスケジュ−ルされるよ
うに、入力側で第2の記憶装置の記憶呼出しと接続され
たスイッチ回路が設けられている。偶数番号階/奇数番
号階の組で停止する二重かごか、または奇数番号階/偶
数番号階の組で停止する二重かごが、更なる呼出しを割
り当てるための比較及び割当て処理に関与することがで
きないように、スイッチ回路は、その出力側で、運転コ
ストレジスタ及び比較装置間に接続配置されたスイッチ
装置と接続されている。呼出し登録装置が表示装置を含
んでおり、入力直後に呼出しが割り当てられ、割り当て
られたエレベ−タ及びその位置が、操作された呼出し登
録装置の表示領域に表示される。
【0008】本発明による長所は、主停止場所に於いて
乗客が、目的階に到達するためには二重かごの上部かご
または下部かごに乗らねばならないかを、もはや熟考す
る必要がないということである。というのも好適なかご
が、上部入口並びに下部入口に配置されるように制御さ
れるからである。この場合二重かごのエレベータは、1
個のかごのエレベータよりも主停止場所からの行程毎に
より少ない回数で停止しなければならないという、当初
記載した長所は十分に保持される。さらに同時発生した
停止に対する優先権も可能で、その際同一回路(シャフ
ト)に於いて奇数番号階/偶数番号階、または偶数番号
階/奇数番号階で停止できるということは、かごの有効
利用を促進し且つ待ち時間を短縮する。
【0009】
【実施例】図1に示されているのは、幾つかのエレベー
タを含んでなるエレベータ群のエレベータAのエレベー
タシャフト1である。ホイスト機関あるいはエンジン2
は、エレベータシャフト1内で導かれ且つホイストケー
ブル3によって通常のかごフレーム内に配置された2個
のかご5及び6で形成された二重かご4を駆動し、その
際E1からE16の16階が実施例の如く選択されたエ
レベータ装置を利用する。両方のかごの相互間隔は、二
つの隣接する階の間の間隔と合致するように選択され
る。例えば1階に備えられた主停止場所E0は、上部入
口L2が下部入口L1にエスカレータ7によって接続さ
れている、二重かごの下部かご5への下部入口L1及
び、上部かご6への上部入口L2を有する。ホイストエ
ンジン2は、目的値発生、調整機能及び停止開始が駆動
制御の測定及び制御部材9と連絡するマイクロコンピュ
ータシステム8によって実現される、欧州特許出願広告
第0,026,406号から公知の駆動制御によって制御
される。例えば前述した欧州特許出願公開第0,356,
731号から公知であり、後で詳述するようなマイクロ
コンピュータシステム8は、特定のデータからエレベー
タへの呼出し割当て処理(プロセス)の基礎を為す、さ
らに総ての乗客の待ち時間に応じる合計(運転コストと
も言われる)を算出する。かご5及びかご6は、同様に
マイクロコンピュータシステム8と接続されている重量
あるいは積載量測定装置10を備える。例えば前述した
欧州特許出願公開第0,320,583号から公知である
呼出し登録及び表示装置、すなわち、所望の目的階を指
示する呼出し入力用のキーボードと、呼出しメモリと、
表示パネルとを有し、表示パネルには少なくとも、選択
された目的階を知らせる表示エレメントが配置されてお
り、キーボード及び表示エレメントと接続された制御回
路が設置されており、この回路によって表示エレメント
が呼出し入力時に態動化される、呼出し登録及び表示装
置11が、各階に設置され、目的の移動階への行程の為
に入力され得る10個のキーボードを有する。態様によ
って仮定された直列データ入力方法に於いては、呼出し
登録及び表示装置11は、図示されていない直列インタ
フェースブロックと、マイクロコンピュータシステム8
を備えた直列データ用導線12とによって接続されてい
る。群の個々のエレベータのマイクロコンピュータシス
テム8は、欧州特許出願広告第0,050,304号から
公知である、互いに独立に機能するプロセッサ中に例え
ば同等の基準に従って見出された応答の迅速な比較を可
能にし、この比較の際、比較過程の継続時間はプロセッ
サの数とは無関係であり、データ比較過程においてはシ
ステムバスは必要とされない多重マイクロプロセッサシ
ステムのような比較装置13と、欧州特許出願広告第
0,050,305号から公知である、第1及び第2のバ
スによるアクセス制御と第3のバスによるデータ転送が
可能であり、優先順位を制御するカウンタを有してお
り、優先順位は数値が最大であるカウンタを有するプロ
セッサから与えられるアクセス制御装置のような共同線
転送システム14とによって相互接続されている。
【0010】図2に略式的に示されている態様によって
エレベータAに備えられたマイクロコンピュータシステ
ム8の一部分は、二重かご4の下部かご5並びに上部か
ご6用の、個々の割当て記憶装置22及び23と連係さ
れている個々の呼出し記憶装置20及び21を有する。
呼出し記憶装置20及び21並びに割当て記憶装置22
及び23は、各移動方向毎に階の数字に対応して記憶場
所を有し、その際上部移動方向に関連した記憶装置のみ
が図示されている。呼出し記憶装置20及び21は、各
々第1の記憶装置20.1及び21.1並びに第2の記憶
装置20.2及び21.2を含んでなり、呼出し入力階を
識別する呼出しは第1の記憶装置20.1及び21.1に
記憶され、目的階を識別する呼出しは第2の記憶装置2
0.2及び21.2に記憶される。運転コストを記憶する
運転コストレジスタは、番号24によって示される。各
々がレジスタの形態である下部かご5と連係(関連づ
け)されている第1のセレクタ25及び上部かごと連係
されている第2のセレクタ26は、階の番号に対応し且
つこれによって記憶装置20及び21の記憶場所がアド
レス指定され得るアドレスを形成する。セレクタ25及
び26は、その階で二重かご4が下部かご5かまたは上
部かご6かによって停止できるであろう階を指示し、そ
のために、上方への移動の間は第2のセレクタが一階分
だけ第1のセレクタの先を進み、下方への移動の間は第
1のセレクタが一階分だけ第2のセレクタの先を進む。
呼出し記憶装置20及び21並びに割当て記憶装置22
及び23は、レジスタ24、25及び26と同様にマイ
クロコンピュータシステム8のバス27と連絡されてい
る読出し書込み記憶装置である。図2の例に従った呼出
し記憶装置20及び21に記憶される呼出し並びに、割
当て記憶装置22及び23に記憶される割当て命令は、
記号1によって特徴づけられ、この命令は、呼出し対L
1/E5がエレベータAの二重かご4の下部かご5に、
呼出し対L2/E8が上部かご6に割当てされているこ
とを示している。重量記憶装置は28によって示され、
ドア時間記憶装置は29、移動時間記憶装置は30で示
され、これらの記憶装置は同様にマイクロコンピュータ
システム8のバス27と連絡されている。記憶装置2
8、29及び30は、前述した欧州特許出願公開第0、
356、731号から公知なように、運転コストの算出
が記憶されている読出し書込み記憶装置である。乗客の
重量は、これから停止するかまたは既に通過した階の下
部かご5または上部かご6の各々に位置した乗客で且つ
入力された呼出しによって計算され得る乗客の数でもっ
て各階毎に重量記憶装置28に記憶される。この場合、
間違った呼出しから生じた重量値は、重量測定装置10
によって確かめた値と比較することによって修正され得
る。当該エレベータの開閉時間はドア時間記憶装置29
に各階毎に記憶され、特定の階と他の個々の階との間の
当該二重かご4の移動時間は、移動時間記憶装置30に
記憶されている。運転コストレジスタ24は、比較装置
13を備えたトライステートバッファの形態でスイッチ
装置31と連係されており、その際トライステートバッ
ファの起動接続は、以下により詳しく記載されるスイッ
チ回路32の出力に接続されている。
【0011】六つの連続した階と各々連絡されている六
つの入力を有するスイッチ回路32は、ORゲート33
を含んでなる。図2の第1の態様に於いては、入力の内
の三つは、上部かご6の第2の記憶装置21.2の記憶
装置セルの出力と接続されて各々奇数番号の階と連係さ
れており、他の三つの入力は、下部かご5の第2の記憶
装置20.2の記憶装置セルの出力に各々接続されて偶
数番号の階と連係されている。第2の態様に於いては、
図3に示されるように、ORゲート33の入力の内の三
つは、上部かご6の第2の記憶装置21.2の記憶装置
セルの出力と各々接続されて偶数番号階と連係されてお
り、他の三つの入力は、下部かご5の第2の記憶装置2
0.2の記憶装置セル出力と各々接続されて奇数番号の
階と連係されている。ORゲート33の出力はトライス
テートバッファの起動接続と接続関係にある。例えば、
プログラムに基づいたマイクロコンピュータシステム8
によって形成されるスイッチ回路32は、割当てされる
べき呼出しの記憶装置で起動される。この場合、目的階
がスイッチ回路32を介して固定された三対の階の中間
の一つと連係されるように、第1の態様または第2の態
様によるいずれかの接続が、関係する目的階及び呼出し
が転送される記憶装置に応じて与えられる。
【0012】図4には、エレベータ群の3台のエレベー
タA、B及びCの当該二重かご4の下部かご5及び上部
かご6の第2の記憶装置20.2及び21.2のみが例示
されている。下部入口L1または上部入口L2(図1)
で入力され、番号1が付けられている第2の記憶装置2
0.2及び21.2にわたる目的呼出しの配分は、以下の
態様の機能的な説明によってより詳しく説明されてい
る。この場合、隣接する三対(三組)の階の範囲では、
エレベータAの二重かご4は、偶数番号階/奇数番号階
の組で停止する(上部かご6が偶数番号階に停止し、下
部かご5が奇数番号階に停止する)ようにスケジュール
され、且つエレベータBの二重かご4は、奇数番号階/
偶数番号階の組で停止するようにスケジュールされる
が、エレベータCの二重かご4はまだスケジュールされ
ていない。
【0013】上述の群(管理)制御は以下のように操作
される。
【0014】呼出しが入力されると、呼出し入力階のア
ドレス及び目的階のアドレスが直列データ用導線12に
よって全エレベータのマイクロコンピュータシステム8
に転送され、一度に1個の呼出し登録及び表示装置11
のみが直列データ用導線12にアクセスすることができ
る。もしも呼出しが、主停止場所E0の下部入口L1ま
たは上部入口L2で入力されると、マイクロコンピュー
タシステム8のマイクロプロセッサは、関係する呼出し
対が上部かごのみかまたは下部かごのみかの呼出し記憶
装置に入力されるように、呼出し入力記憶装置のアドレ
スを操作する(例えば、図2、L2/E8)。例えば、
今、階E8及びE7への呼出しが上部入口L2で入力さ
れ、階E5及びE6への呼出しが下部入口L1で入力さ
れたと仮定する。さらに、スイッチ回路32の出力にお
いて論理0でスイッチ装置31が導通するものと仮定す
る。上部入口L2で階E8への呼出しが入力された後、
呼出しは全エレベータの上部かご6と連係されている呼
出し記憶装置21に転送され、このために図2の第1の
態様によるスイッチ回路32が起動される。階E8と連
係されている記憶装置セル出力がORゲート33の入力
と接続されていないため、且つ階E5〜E8への呼出し
が全エレベータの呼出し記憶装置20及び21に記憶さ
れていないため、スイッチ装置31は、全エレベータを
比較し得るように、導電状態のままに保持しておく。さ
て、新規の呼出し対の運転コストは、前述した欧州特許
出願公開第0、356、731号に従って全エレベータ
について算出される。算出直後、運転コストは運転コス
トレジスタ24に転送され、一例として提案された前述
の欧州特許出願広告第0、050、304号に従って比
較装置13によって互いに比較される。エレベータAが
最低の運転コストを有すると仮定すると、割当て命令が
階L2及びE8(図2)に於ける割当て記憶装置23に
入力される。その後は、新規の呼出し対は割当て命令無
しにキャンセルされる。階E8への呼出しが割当てされ
ることによって、エレベータAの二重かご4は偶数番号
階/奇数番号階の組が三つ隣接する領域にスケジュール
され、上部かご6は偶数番号階でのみ停止する。
【0015】階E7への呼出し入力が上部入口L2でな
され、呼出しが全エレベータの上部かご6と連係されて
いる呼出し記憶装置21に転送された後、エレベータA
(図2)のORゲートの出力は、スイッチ装置31が閉
鎖してエレベータAが割当て処理に関係できないよう
に、論理1となる。残りのエレベータに関しては、スイ
ッチ回路32は図3の第2の態様に従って起動され、そ
のためにスイッチ装置31は閉鎖されない。次の割当て
処理に於いては、階E7への呼出しがエレベータBに割
当てされ(図3)、このエレベータの二重かご4は奇数
番号階/偶数番号階の組が三つ隣接する領域にスケジュ
ールされ、上部かご6が奇数番号階でのみ停止する。も
しも階E5への呼出しが今下部入口L1で入力されると
すると、エレベータBはもはや割当て処理には関与せ
ず、呼出しは例えばエレベータA(図2)に割当てされ
る。階E6への呼出しが同様に下部入口L1で入力され
ると、エレベータAは割当てから除外される。この呼出
しは例えばエレベータB(図3)に割当てされ得る。呼
出し割当て直後、割当てされた呼出し及びその位置は、
操作された呼出し登録及び表示装置の表示フィールドに
表示されることによって乗客に示される。もしも一組の
階への目的呼出しが、二重かごの下部かごのみか、また
は上部かごのみに記憶されているとすると、前者の場合
の停止開始には第1のセレクタ25が有効となり、後者
の場合の停止開始には第2のセレクタ26が有効となる
(図4、エレベータA、E5/E6、E7/E8)。
【0016】主停止場所E0に於いて乗降する混雑時の
ピークの間も下部かご5及び上部かご6が均等に満たさ
れるようにするため、既に割当てられた目的呼出しに応
じて、新たに到着した乗客に対しより早く来るかごを知
らせる光表示装置が備えられ得る。このようにして、下
部かご5または上部かご6を使用することによって特定
の目的階へより迅速に到達し得るという合図が、例えば
入口L1及びL2に配置され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重かごを備えたエレベータ群の
エレベータ用群制御の略図を示す。
【図2】図1に従った、エレベータと連係した群制御の
一部の略図を示す。
【図3】図1に従った、エレベータと連係した群制御の
スイッチ回路の略図を示す。
【図4】二重かごを備えたエレベータ群の3台のエレベ
ータの呼出し記憶装置の略図を示す。
【符号の説明】
1 エレベータシャフト 2 ホイストエンジン 3 ホイストケーブル 4 二重かご 5、6 かご 7 エスカレータ 8 マイクロコンピュータシステム 9 制御部材 10 重量測定装置 11 呼出し登録及び表示装置 12 直列データ用導線 13 比較装置 14 共同線転送システム 20、21 呼出し記憶装置 20.1、21.1 第1の記憶装置 20.2、21.2 第2の記憶装置 22、23 割当て記憶装置 24 運転コストレジスタ 25 第1のセレクタ 26 第2のセレクタ 27 バス 28 重量記憶装置 29 ドア時間記憶装置 30 移動時間記憶装置 31、32 スイッチ回路 33 ORゲート A、B、C エレベータ E0 主停止場所 E1〜E16 階1〜階16 L1 下部入口 L2 上部入口
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−27282(JP,A) 特許2736136(JP,B2) 特公 平2−41505(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 1/00 - 1/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のかごフレ−ム内に配置されると共
    に主停止場所(E0)で選択的に乗込み可能な二つのか
    ご(5、6)からなる二重かご(4)に目的呼出しを迅
    速に割り当てるエレベ−タ用群管理制御装置であって、 各階に配置されると共に所望する目的階の呼出し入力用
    キ−ボ−ドを含む呼出し登録装置(11)と、 エレベ−タに関連づけられると共に呼出し登録装置(1
    1)に接続されており、入力階を識別する呼出しと目的
    階を識別する呼出しとが呼出し入力に記憶される呼出し
    記憶装置(20、21)と、 二重かご(4)の上部かご(6)及び下部かご(5)に
    設けられており、積載量記憶装置(28)を機能させる
    ようにこれと接続された積載量測定装置(10)と、 停止可能な階を指定するセレクタ(25、26)と、 入力された呼出しをエレベ−タに割り当てる装置とを備
    えており、 各エレベ−タ用の前記割当て装置が各エレベ−タに固有
    のデ−タから乗客の待ち時間に対応する運転コストを計
    算するコンピュ−タであると共に、該コンピュ−タに接
    続された運転コストレジスタ(24)が設けられてお
    り、全エレベ−タの運転コストレジスタ(24)が各エ
    レベ−タの運転コストを互いに比較する比較装置(1
    3)に接続されると共に、関係する呼出しが最低の運転
    コストを表示するエレベ−タに割り当てられるようにな
    っており、 第1の記憶装置(20.1、21.1)及び第2の記憶
    装置(20.2、21.2)からなる記憶装置(20、
    21)が、二重かご(4)の下部かご(5)及び上部か
    ご(6)と関連づけられて、各呼出し入力階を識別する
    呼出しが第1の記憶装置(20.1、21.1)に記憶
    されると共に目的階を識別する呼出しが第2の記憶装置
    (20.2、21.2)に記憶され、 関係する二重かご(4)が、奇数番号階/偶数番号階の
    組あるいは偶数番号階/奇数番号階の組で停止すべく割
    り当てられた呼出しに従ってスケジュ−ルされるよう
    に、入力側で第2の記憶装置(20.2、21.2)の
    記憶呼出しと接続されたスイッチ回路(32)が設けら
    れており、 偶数番号階/奇数番号階の組で停止する二重かごか、ま
    たは奇数番号階/偶数番号階の組で停止する二重かご
    (4)が、更なる呼出しを割り当てるための比較及び割
    当て処理に関与することができないように、スイッチ回
    路(32)は、その出力側で、運転コストレジスタ(2
    4)及び比較装置(13)間に接続配置されたスイッチ
    装置(31)と接続されており、 呼出し登録装置(11)が表示装置を含んでおり、入力
    直後に呼出しが割り当てられ、割り当てられたエレベ−
    タ及びその位置が、操作された呼出し登録装置(11)
    の表示領域に表示されることを特徴とする該群管理制御
    装置。
  2. 【請求項2】 二重かご(4)が、奇数番号階/偶数番
    号階の組か、または偶数/奇数番号階の組で停止するよ
    うに、直接隣接する三組の階に割り当てられた呼出しに
    よってのみスケジュールされ、割り当てられた呼出しは
    中間の階の組に関連づけられることを特徴とする請求項
    1の群管理制御装置。
  3. 【請求項3】 第1のセレクタ(25)が下部かご
    (5)に関連づけられると共に第2のセレクタ(26)
    が上部かご(6)と関連づけられており、第1のセレク
    タ(25)が下部かご(5)の呼出し記憶装置(20)
    を走査すると共に第2のセレクタ(26)が上部かご
    (6)の呼出し記憶装置(21)を走査し、上方への移
    動の間は前記第2のセレクタが一階分だけ第1のセレク
    タの先を進み、下方への移動の間は第1のセレクタが一
    階分だけ第2のセレクタの先を進むことを特徴とする請
    求項1に記載の群管理制御装置。
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