JP6505887B1 - エレベータ群管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上させつつ誤乗車を回避することが可能なエレベータ群管理装置を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るエレベータ群管理装置は、2つのかごの行先階を行先階登録装置で登録可能なダブルデッキエレベータを管理する。このエレベータ群管理装置は、2つのかごに対して、呼び出し情報に応答する応答階の分担を割り当てた応答分担テーブルと、行先階の分担を割り当てた行先分担テーブルを記憶した記憶部と、発信階および行先階の一方が偶数階で他方が奇数階である場合、応答分担テーブルで発信階が応答階として分担されていないが行先階に停止可能であれば分担外かごに対して呼び出し情報への応答を許可する分担許可部と、分担外かごの中から割当号機を選定する割当選定部と、応答分担テーブルおよび行先分担テーブルに対して、発信階における応答階および行先階の分担を割当号機の2つのかご間で一時的に入れ替えるテーブル書換部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータ群管理装置に関する。
エレベータ装置には、同一昇降路内で上下に配置された2つのかごを有するダブルデッキエレベータがある。ダブルデッキエレベータの運転制御として、ダブル運転およびセミダブル運転が知られている。ダブル運転は、乗車階および行先階に関して2つのかごの一方に偶数階を分担させ他方のかごに奇数階を分担させる運転制御である。一方、セミダブル運転は、中間階でかごの分担を制限しない運転制御である。
特許第5720804号公報 特許第5761454号公報
ダブルデッキエレベータでは、乗客は、乗場に設置された行先階登録装置に自身の行先階を登録する。このとき、ダブル運転では、例えば、偶数階から乗車する乗客は、行先階を偶数階にしか登録できず、奇数階に行くことができない。そのため、利便性が不十分である。また、上記行先登録装置は、一般的に、上かごと下かごの割り当てを表示しない。そのため、セミダブル運転では、乗客が上かごと下かごの乗車を誤る誤乗車が起こる場合がある。
そこで、本発明の実施形態は、利便性を向上させつつ誤乗車を回避することが可能なエレベータ群管理装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係るエレベータ群管理装置は、同一昇降路内に上下に配置された2つのかごの行先階を、2つのかごの乗場の各階にそれぞれ設置された行先階登録装置で登録可能なダブルデッキエレベータを管理する。このエレベータ群管理装置は、2つのかごに対して、呼び出し情報に応答する応答階の分担を割り当てた応答分担テーブルと、行先階の分担を割り当てた行先分担テーブルを記憶した記憶部と、発信階および行先階の一方が偶数階で他方が奇数階である場合、応答分担テーブルで発信階が応答階として分担されていないが行先階に停止可能であれば分担外かごに対して呼び出し情報への応答を許可する分担許可部と、分担外かごの中から割当号機を選定する割当選定部と、応答分担テーブルおよび行先分担テーブルに対して、発信階における応答階および行先階の分担を割当号機の2つのかご間で一時的に入れ替えるテーブル書換部と、を備える。
第1実施形態に係るエレベータ群管理装置の構成を示すブロック図である。 応答分担テーブルおよび行先分担テーブルの一例を示す図である。 ダブルデッキエレベータの管理方法のフローチャートである。 (a)は分担を入れ替える前のテーブルを示し、(b)は分担を入れ替えた後のテーブルを示す。 第1実施形態において誤乗車を回避できる一例を説明するための図である。 第1実施形態で誤乗車を回避できる他の例を説明するための図である。 第1実施形態で誤乗車を回避できる他の例を説明するための図である。 第1実施形態で誤乗車を回避できる他の例を説明するための図である。 第1実施形態で誤乗車を回避できる他の例を説明するための図である。 第2実施形態を説明するための図である。 第3実施形態を説明するための図である。 第4実施形態を説明するための図である。 第4実施形態を説明するための図である。 第4実施形態を説明するための図である。 変形例のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るエレベータ群管理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すエレベータ群管理装置1は、ダブルデッキエレベータ2を管理する。ここで、ダブルデッキエレベータ2について簡単に説明する。
ダブルデッキエレベータ2は、上かご21と、下かご22と、行先階登録装置23と、単体制御装置24と、を備える。上かご21および下かご22は、同一昇降路内で上下に配置されている。1台の上かご21と1台の下かご22のセットが1号機分のかごユニットに相当する。本実施形態のダブルデッキエレベータ2には、A号機〜C号機の3台のかごユニットが設けられている。しかし、かごユニットの台数は特に制限されない。各号機の動作は、単体制御装置24によって、個別に制御される。
行先階登録装置23は、各乗場の各階に少なくとも1つずつ設置されている。行先階登録装置23には、乗客が行先階を登録するための登録ボタン23aが設けられている。本実施形態では、乗客は、各階の登録ボタン23aを用いて偶数階および奇数階の両方を登録することができる。行先階が登録されると、その行先階を示す呼び出し情報が行先階登録装置23からエレベータ群管理装置1に向けて発信される。
次に、エレベータ群管理装置1の構成について説明する。エレベータ群管理装置1は、図1に示すように、記憶部11と、分担許可部12と、割当選定部13と、テーブル書換部14と、を備える。
記憶部11は、応答分担テーブルおよび行先分担テーブルを記憶する。ここで、図2を参照して応答分担テーブルおよび行先分担テーブルについて説明する。
図2は、記憶部11に記憶された応答分担テーブルおよび行先分担テーブルの一例を示す図である。図2に示すように、本実施形態では、応答階および行先階に関し、初期設定として、上かご21が偶数階を分担し、下かご22が奇数階を分担する。なお、初期設定として、上かご21が奇数階を分担し、下かご22が奇数階を分担してもよい。
図2に示す応答分担テーブル111は、呼び出し情報を発信した応答階に乗り込み可能か否か設定するテーブルである。応答分担テーブル111では、上かご21および下かご22のそれぞれに対して、呼び出し情報に応答可能な応答階が割り当てられている。応答分担テーブル111において、「△」は上昇時に応答階を分担することを示し、「▽」は、下降時に応答階を分担することを示す。
一方、行先分担テーブル112は、呼び出し情報に示された行先階を登録可能か否か設定するテーブルである。行先分担テーブル112では、上かご21および下かご22のそれぞれに対して、行先階が割り当てられている。行先分担テーブル112において、2つの「〇」が記載されている階は、上昇方向および下降方向の両方で行先階を分担することを示す。
分担許可部12は、応答階の分担外のかごに対して呼び情報への応答を許可する。割当選定部13は、実際に呼び情報の発信階および行先階へ停止する割当号機を選定する。テーブル書換部14は、割当号機の上かご21と下かご22との間で、応答分担テーブル111の応答階および行先分担テーブル112における分担を一時的に入れ替える。
以下、図3を参照して、エレベータ群管理装置1によるダブルデッキエレベータ2の管理方法を説明する。図3は、ダブルデッキエレベータ2の管理方法のフローチャートである。
乗客が、乗車階の行先階登録装置23に行先階を登録すると、当該行先階登録装置23が、呼び出し情報をエレベータ群管理装置1に向けて発信する。エレベータ群管理装置1では、分担許可部12が、呼び出し情報を受信する(ステップS11)。
ステップS11続いて、分担許可部12は、呼び出し情報を発信した発信階と、その呼び出し情報に示された行先階との偶奇が不一致であるか否かを確認する(ステップS12)。偶奇が不一致である場合、分担許可部12は、応答分担テーブル111で上記発信階が応答階として分担されておらず、かつ上記行先階に停止可能な分担外のかごに対して呼び出し情報への応答を許可する(ステップS13)。
ステップS13では、分担許可部12は、各号機の上かご21および下かご22の現在の稼働状況を示す情報に基づいて、発信階を通過する前であり、かつ行先階に停止可能なかごを分担外かごとして許可する。例えば、26階(偶数階)が応答階で29階(奇数階)が行先階の場合、ダブル運転では、26階は上かご21が分担し、29階は下かご22が分担するように設定されている。この場合、例えばA号機の下かご22が26階を通過する前であれば、分担許可部12は、A号機の下かご22に26階への応答を一時的に許可する。これにより、ダブルデッキエレベータ2の運転制御が、ダブル運転からセミダブル運転に一時的に切り替わる。なお、発信階と行先階の両方が偶数または奇数で一致する場合、ダブル運転が維持される。この場合、割当選定部13が、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112に基づいて、応答階および行先階に停車するかごを割り当てる。
ステップS13に続いて、割当選定部13は、分担外かごの中から発信階および行先階へ実際に停止する割当号機を選定する(ステップS14)。例えば、割当選定部13は、最も早く発信階へ到達できるかごを割当号機に選定する。
ステップS14に続いて、テーブル書換部14が、割当号機の上かご21と下かご22との間で、呼び情報の発信階における応答階および行先階の分担を一時的に入れ替える(ステップS15)。図4(a)は分担を入れ替える前のテーブルを示し、図4(b)は分担を入れ替えた後のテーブルを示す。図4(a)および図4()に示すように、テーブル書換部14は、かごの移動方向に応じて応答階および行先階の分担を入れ替える。ここでは、上昇方向の分担のみを入れ替える。
ステップS15において、テーブル書換部14は、割当号機のかごが発信階(ここでは、26階)を出発するまで応答階および行先階の分担を入れ替える。具体的には、当該かごの戸閉が完了するまで応答階および行先階の分担の入れ替え状態を保持する。呼び情報は、ステップS14で割当号機の選定とともに消去される。しかし、割当号機の出発までテーブル書換部14の変更が維持されることによって、割当号機は確実に応答階へ停止できる。
また、ステップS15では、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112において、行先階(ここでは29階)における分担は、割当号機のかごが行先階を出発するまで保持される。これにより、割当号機の移動中に、行先階における分担が変更される事態を回避することができる。
以上説明した本実施形態によれば、乗車階と降車階との偶奇が不一致である場合には、ダブルデッキエレベータ2の運転制御が、ダブル運転からセミダブル運転に一時的に切り替わるので利便性が向上する。
また、上記運転制御の切り替えに伴って、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112の分担が、上かご21と下かご22との間で入れ替わる。これにより、誤乗車を回避することが可能となる。以下、誤乗車を回避できる効果について図5〜図9を参照して説明する。
図5に示すように、乗客100が26階で行先階を29階に登録した後、乗客101が新たに26階で行先階を28階に登録したとする。この場合、乗客100の登録によって、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112では、26階の応答階および行先階の分担が入れ替わっている。そのため、乗客100に対してA号機の上かご21ではなく下かご22が割り当てられる。その結果、乗客100の誤乗車を回避することができる。また、乗客101には他号機が割り当てられるので、乗客101の誤乗車も回避できる。
また、図6に示すように、乗客100が26階で行先階を29階に登録したとき、A号機の上かご21が、乗客102によって既に行先階として登録されているとする。この場合、上述したステップS15で、分担は、割当号機のかごが行先階を出発するまで保持される。そのため、A号機は割当号機から除外されるので、乗客100の誤乗車を回避することができる。
また、図7に示すように、乗客103が25階で行先階を26階に登録した後、乗客100が26階で行先階を29階に設定したとする。この場合も、上述したステップS15で、分担は、割当号機のかごが行先階(26階)を出発するまで保持される。そのため、A号機は割当号機から除外されるので、乗客100の誤乗車を回避することができる。
また、図8に示すように、乗客100が26階で行先階を29階に登録した後、乗客103が25階で行先階を26階に登録したとする。この場合、乗客100の登録によって、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112では、26階の応答階および行先階の分担が入れ替わっている。そのため、乗客100に対してA号機の上かご21ではなく下かご22が割り当てられる。その結果、乗客100の誤乗車を回避することができる。また、乗客103には他号機が割り当てられるので、乗客103の誤乗車も回避できる。
さらに、図9に示すように、乗客102が乗車した上かご21が戸開中で乗客100が26階で行先階を29階に登録したとする。この場合、本実施形態では上述したステップS15で割当号機のかごの戸閉が完了するまで応答階および行先階の分担の入れ替え状態を保持する。そのため、乗客100にはA号機以外の他号機が割り当てられるので乗客100の誤乗車を回避できる。
(第2実施形態)
以下、図10を参照して第2実施形態について説明する。本実施形態のエレベータ群管理装置の構成は、図1に示す第1実施形態のエレベータ群管理装置1と同様である。
図10に示すように、最上階である38階は、上かご21しか停止できない。そのため、乗客100が38階から登録できる行先階はダブル運転の停止パターンに限定されてしまう。その結果、乗客100は、例えば、38階から35階を行先階として登録できなくなる。
そこで、乗客100が、最上階から、最上階と偶奇が不一致の階(例えば35階)を行先階に登録したとき、上かご21が物理的に行先階に停止可能であれば、分担許可部12はステップS13で上かご21を分担外かごとして許可するルールに設定されている。その後、ステップS15では、第1実施形態と同様に、当該上かご21が行先階を出発するまで、下降方向の応答階および行先階の分担を上かご21と下かご22との間で入れ替える。なお、最下階から行先階を登録する場合も、分担許可部12は、同様にかごの応答を許可する。
以上説明した本実施形態によれば、片方のかごしか停止できない階から行先階を登録する場合も、ダブル運転からセミダブル運転に切り替わるので、利便性を向上できる。また、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112において、上かご21と下かご22との間で分担が一時的に入れ替わるので、第1実施形態と同様のケースについて誤乗車を回避することができる。
(第3実施形態)
以下、図11を参照して第3実施形態について説明する。本実施形態のエレベータ群管理装置の構成も、図1に示す第1実施形態のエレベータ群管理装置1と同様である。
図11に示すように、例えば、乗客101が26階で行先階を28階に登録した後、乗客100が新たに26階で行先階を29階に登録したとする。この場合、乗客101の登録によって、例えばA号機の上かご21が、既に26階を応答階として分担しているとき、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112の26階について、A号機の上昇方向の分担を変更しないルールに設定されている。そのため、割当選定部13は、ステップS14でA号機の下かご22を割当号機から除外する。
よって、本実施形態によれば、第1実施形態の図5〜図9で説明した誤乗車に加えて、図11で説明した誤乗車を回避することもできる。なお、本実施形態では、上かご21および下かご22の一方が、応答階だけでなく行先階として既に分担している場合にも、割当選定部13は、他方のかごを割当号機から除外する。
(第4実施形態)
以下、図12〜図14を参照して第4実施形態について説明する。本実施形態のエレベータ群管理装置の構成も、図1に示す第1実施形態のエレベータ群管理装置1と同様である。
図12に示すように、26階を行先階として分担しているA号機の上かご21が下降中に、乗客100が26階で行先階を29階に登録したとする。この場合、A号機の移動方向は、26階で下降から上昇に反転する。このとき、乗客100がA号機の上かご21に乗り込むと、誤乗車が発生する。
そこで、本実施形態では、呼び情報の発信階でかごの移動方向が反転する場合、応答分担テーブル111および行先分担テーブル112の26階について、分担を入れ替えないルールに設定されている。そのため、割当選定部13は、ステップS14でA号機を割当号機から除外する。これにより、乗客100には、A号機以外の他の号機が割り当てられるので、乗客100の誤乗車を回避することができる。
また、図13に示すように、乗客104が28階で行先階を26階に登録したことによって、下降中のA号機の上かご21が26階を行先階として割り当てられたとする。その後、乗客100が26階で行先階を29階に登録すると、A号機の移動方向は、26階で下降から上昇に反転する。そのため、この場合も、割当選定部13は、A号機を割当号機から除外する。これにより、乗客100には、A号機以外の他の号機が割り当てられるので、乗客100の誤乗車を回避することができる。
さらに、図14に示すように、乗客100が26階で行先階を29階に登録した後、乗客104が28階で行先階を26階に登録した場合も、A号機の移動方向は、26階で下降から上昇に反転する。そのため、この場合も、割当選定部13は、A号機を割当号機から除外する。これにより、乗客10には、A号機以外の他の号機が割り当てられるので、乗客10の誤乗車を回避することができる。
よって、第1実施形態の図5〜図9で説明した誤乗車に加えて、図12〜図14で説明した誤乗車も回避することもできる。さらに、第3実施形態を本実施形態に適用することで、図11で説明した誤乗車も回避することができる。
(変形例)
以下、図15を参照して、変形例について説明する。図15は、変形例の動作手順を示すフローチャートである。なお、上述した各実施形態と共通する事項については説明を省略する。
本変形例では、割当号機が行先階へ移動(減速)中に、行先階到着後における当該割当号機の移動方向が反転することが決定される場合がある(ステップS21)。この場合、テーブル書換部14は、反転前の方向の応答分担テーブル111および行先分担テーブル112の分担を、反転後の方向の分担に入れ替える(ステップS22)。一方、行先階到着後における割当号機の移動方向が決定されていない無方向状態である場合がある(ステップS23)。この場合、さらに戸開状態であるとき、テーブル書換部14は、上昇方向および下降方向の両方向に関して応答分担テーブル111および行先分担テーブル112の分担を保持する(ステップS24)。すなわち、両方向に関して各テーブルを呼び出し情報に応答中のかごの分担とする。本変形例によれば、割当号機の反転後や無方向状態後に起こり得る誤乗車を回避できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、これらの実施形態を、部分的に適宜組み合わせることも可能である。
1:エレベータ群管理装置、2:ダブルデッキエレベータ、11:記憶部、12:分担許可部、13:割当選定部、14:テーブル書換部、21:上かご、22:下かご、23:行先階登録装置、111:応答分担テーブル、112:行先分担テーブル

Claims (8)

  1. 同一昇降路内に上下に配置された2つのかごの行先階を、前記2つのかごの乗場の各階にそれぞれ設置された行先階登録装置で登録可能なダブルデッキエレベータを管理するエレベータ群管理装置であって、
    前記2つのかごに対して、前記行先階登録装置から発信される呼び出し情報に応答する応答階の分担を割り当てた応答分担テーブルと、前記行先階の分担を割り当てた行先分担テーブルと、を記憶した記憶部と、
    前記呼び出し情報を発信した発信階および前記呼び出し情報に示された行先階の一方が偶数階で他方が奇数階である場合、前記応答分担テーブルで前記発信階が前記応答階として分担されていないが前記行先階に停止可能であれば分担外かごに対して前記呼び出し情報への応答を許可する分担許可部と、
    前記分担外かごの中から前記発信階および前記行先階へ実際に停止する割当号機を選定する割当選定部と、
    前記応答分担テーブルおよび前記行先分担テーブルに対して、前記発信階における前記応答階および前記行先階の分担を前記割当号機の前記2つのかご間で一時的に入れ替えるテーブル書換部と、
    を備えるエレベータ群管理装置。
  2. 前記発信階が最上階または最下階である場合、前記分担許可部は、前記最上階または前記最下階に応答可能なかごが前記行先階に停止可能であれば、行先が分担外であっても前記分担外かごに対して前記呼び出し情報への応答を許可する、請求項1に記載のエレベータ群管理装置。
  3. 前記割当選定部は、前記発信階で前記2つのかごの移動方向が反転する号機を、前記割当号機から除外する、請求項1または2に記載のエレベータ群管理装置。
  4. 前記テーブル書換部は、前記割当号機が前記発信階を出発するまで前記応答階および前記行先階の分担を入れ替える、請求項1から3のいずれかに記載のエレベータ群管理装置。
  5. 前記テーブル書換部は、前記行先階到着後における前記割当号機の移動方向が反転する場合、反転前の方向の前記応答分担テーブルおよび前記行先分担テーブルの分担を、反転後の方向の分担に入れ替える、請求項4に記載のエレベータ群管理装置。
  6. 前記テーブル書換部は、前記行先階到着後における前記割当号機の移動方向が決定されていない無方向状態で、かつ戸開状態となるとき、前記応答分担テーブルおよび前記行先分担テーブルの分担を保持する、請求項4に記載のエレベータ群管理装置。
  7. 前記テーブル書換部は、前記割当号機が前記行先階を出発するまで、前記応答分担テーブルおよび前記行先分担テーブルについて、前記行先階における前記応答階および前記行先階の分担を保持する、請求項1から6のいずれかに記載のエレベータ群管理装置。
  8. 前記応答分担テーブルおよび前記行先分担テーブルにおいて、前記応答階および前記行先階の分担は、前記2つのかごの上昇方向および下降方向のそれぞれについて登録され、
    前記テーブル書換部は、前記割当号機の移動方向に応じて前記応答階および前記行先階の分担を入れ替える、請求項1から7のいずれかに記載のエレベータ群管理装置。
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