JP3026265B1 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JP3026265B1
JP3026265B1 JP11054850A JP5485099A JP3026265B1 JP 3026265 B1 JP3026265 B1 JP 3026265B1 JP 11054850 A JP11054850 A JP 11054850A JP 5485099 A JP5485099 A JP 5485099A JP 3026265 B1 JP3026265 B1 JP 3026265B1
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Abstract

【要約】 【課題】 被検出体の振動による検出ノイズの影響を受
けることがなく、正確な回転検出が得られる回転検出装
置を提供する。 【解決手段】 ハウジング1は車軸Sが挿通する挿通部
6を備えている。被検出体3は挿通部6に装着されると
ともに車軸Sに装着される車輪に同期して回転するギア
部(凹凸部)3aを有する。マグネット(永久磁石)9
はギア部3aの近傍に配設される。磁気検出手段8はマ
グネット9に当接するように配設され、マグネット9か
ら発せられる磁力のギア部3aの回転によって生じる変
化を検出する。回路基板10は磁気検出手段8を配設す
る。回路基板収納部7はハウジング1に設けられ、磁気
検出手段8がギア部3aに近接するよう回路基板10を
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートバイや自転
車等の2輪車に用いられ、前記2輪車の車輪の回転数を
スピードメータ等の指示計器へ伝達するための回転検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気式の回転検出装置は、特開平
2−264817号公報に開示されるものがある。この
ような回転検出装置は、2輪車用(例えば、オートバ
イ)の回転検出装置として用いる場合、被検出体を検出
するための検出面を有する略円筒形状の樹脂ケースに、
回路基板に実装した磁気変換素子(ホールIC)と、マ
グネットとが、前記検出面に沿うように配設され、前記
回路基板,前記磁気変換素子及び前記マグネットをエポ
キシ等からなる封止部材により封止し構成してなるもの
であり、この回転検出装置をミッションケースやスプロ
ケットカバーに取り付け、被検出体としてその内部で回
転するミッションギアやスプロケットの歯先等を検出す
るものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような回転検出装
置を用いて、ミッションギアやスプロケットの歯先等を
被検出体として検出する場合、前記被検出体には多少の
クリアランスが存在するため、車両(2輪車)のボディ
剛性や排気量等から前記被検出体に振動が生じ、前記被
検出体と前記回転検出装置との検出位置ギャップが変動
してしまうことから、前記回転検出装置に磁気の変化が
生じ検出ノイズとなり、この回転検出装置から出力され
る出力データに応じて、例えばスピード表示する指示計
器の誤動作の原因につながると言った問題点を有してい
た。また、ミッションギアやスプロケットの歯先等を被
検出体とした場合に、前記被検出体と回転検出装置の検
出面との検出距離を調整しなければならず、前記回転検
出装置の2輪車への取り付け作業が煩わしいといった問
題点がある。
【0004】そこで本発明は、前記被検出体の振動によ
る検出ノイズの影響を受けることがなく、正確な回転検
出が得られ、また取り付け作業も軽減することが可能な
回転検出装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、オートバイや自転車等の2輪車の車軸が挿
通する挿通部を備えたハウジングと、前記車軸に装着さ
れる車輪に同期して回転する凹凸部を有し、前記挿通部
に装着される被検出体と、前記凹凸部の近傍に配設され
る永久磁石と、前記永久磁石から発せられる磁力の前記
凹凸部の回転によって生じる変化を検出する磁気検出手
段と、を備えてなるものである。
【0006】また、オートバイや自転車等の2輪車の
軸が挿通する挿通部を備えたハウジングと、前記車軸に
装着される車輪に同期して回転する凹凸部を有し、前記
挿通部に装着される被検出体と、永久磁石に当接する状
態にて回路基板に配設される磁気検出手段と、前記ハウ
ジングに設けられ、前記回路基板を配設する回路基板収
納部とを備え、前記回路基板を前記回路基板収納部に配
設することによって、前記磁気検出手段が前記凹凸部に
近接配置されるとともに、前記永久磁石から発せられる
磁力の前記凹凸部の回転によって生じる変化を前記磁気
検出手段によって検出してなるものである。
【0007】また、前記磁気検出手段の検出面に対向す
る前記回路基板収納部の内壁に磁気検出面を備えてなる
ものである。
【0008】また、前記永久磁石を配設する載置部を有
し、前記永久磁石を前記回路基板に配設するホルダー部
材を備えてなるものである。
【0009】また、前記被検出体に前記車輪の回転を伝
達する回転伝達部材を備えてなるものである。
【0010】また、前記回転伝達部材及び前記被検出体
に互いに係合する係合部を備えてなるものである。
【0011】また、前記被検出体が挿通する挿通孔を有
し、前記ハウジング内部に配設される弾性シール部材を
備えてなるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、ハウジング1に2輪車
の前輪用車軸Sが挿通する挿通部6を設け、車軸Sに装
着される車輪に同期して回転するとともに、凹凸部とな
るギア部3aを備え磁性体材料からなる被検出体3を設
け、被検出体3の胴体部3bに挿通部6が挿通するよう
に(被検出体3の挿通孔3dに挿通部6が挿通する)被
検出体3を挿通部6に装着させ、ギア部3aの近傍のハ
ウジング1内に配設されるマグネット(永久磁石)9の
ギア部3aの回転によって生じる磁力の変化を、マグネ
ット9に当接して配設される磁気検出手段8によって検
出する回転検出装置Aである。かかる構成の回転検出装
置Aは、前輪ホイールに同期して回転する被検出体3を
磁気検出手段8により検出するものであり、従来のよう
に、ミッションギアやスプロケットの歯先等を被検出体
とすることがなくなるため、前記被検出体の振動による
検出ノイズの影響を受けることがなくなり、正確な回転
検出が得られるものとなる。
【0013】また、磁気検出手段8が配設された回路基
板10を、ハウジング1に設けられた回路基板収納部7
に配設する。回路基板収納部7には、ギア部3aと磁気
検出手段8との検出距離を良好に保つ磁気検出面7bが
備えられるため、従来のように、ミッションギアやスプ
ロケットの歯先等からなる被検出体と回転検出装置の検
出面との検出距離を調整するような煩わしい調整工程が
不要となることから、回転検出装置Aの2輪車への取り
付け作業性を向上させることができる。
【0014】また、弾性シール部材5が回転伝達部材4
上に位置するように、ハウジング1内部に配設するた
め、車輪ホイールのハブ14と回転伝達部材4との当接
部において、走行時に発生する前記車輪からの振動を減
衰させ、ハブ14(凹部14b)に当接する回転伝達部
材14の回転伝達片14cへの負担を軽減させるととも
に、回転検出装置Aの内部への水,泥,塵等の侵入を防
ぐことができる。
【0015】また、マグネット9を配置するための載置
凹部(載置部)11aを備えるホルダー部材11を回路
基板10に配設することによって、回路基板10に対す
るマグネット9及び磁気検出手段8の配設位置が決定
し、回路基板アセンブリー2における組み付け性を向上
させることができる。
【0016】また、被検出体3と回転伝達部材4とに、
互いに係合する係合凹部(係合部)3c及び係合凸部
(係合部)4bとを備えるように構成するため、車輪
(前輪ホイール)のとともに回転する回転伝達部材4の
回転力を良好に被検出体3に伝達することが可能とな
る。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に記載した実施例に基づき本
発明を説明する。図1は回転検出装置の全体構成を示す
分解斜視図、図2は回転検出装置の要部断面図、図3は
ハウジングの要部断面図、図4は回路基板アセンブリー
を示す斜視図である。
【0018】図1,図2において、回転検出装置Aは、
樹脂製材料からなるハウジング1と、後述する磁気検出
手段を配設する回路基板アセンブリー2と、ハウジング
1内に収納されるとともに、後述するギア部を有する被
検出体3と、2輪車の前輪ホイールの回転を被検出体3
に伝達する回転伝達部材4と、ゴム製材料からなる弾性
シール部材5とから構成される。
【0019】ハウジング1は、ポリブチレンテレフタレ
ートやナイロン等の樹脂材料からなる。ハウジング1
は、図2及び図3に示すように、2輪車の前輪用車軸S
が挿通する挿通孔6aを備える金属材料からなる円筒状
の挿通部6がインサート成形されている。また、挿通部
6の周縁には、後で詳述する被検出体3が挿通部6の外
周に対し回転自在に配設するための収納部1aが形成さ
れている。また、ハウジング1の開口部1bには、弾性
シール部材5を配設するための段差部1cが形成されて
いる。
【0020】一方、ハウジング1の外周面には、後で詳
述する回路基板アセンブリー2を収納する収納空間7a
を備える回路基板収納部(収納部)7が前記外周面より
外側に突出するように一体に形成されている。回路基板
収納部7内には、回路基板アセンブリー2を配設する際
に、後述する磁気検出手段の検出面が当接し、被検出体
3との検出距離を良好に保つための磁気検出面7bを有
している。
【0021】回路基板アセンブリー2は、図2及び図4
に示すように、磁気検出手段8と、磁気検出手段8の背
後に配設されるマグネット(永久磁石)9と、回路基板
10と、磁気検出手段8及びマグネット9を回路基板1
0の所定位置に配設するための樹脂材料からなるホルダ
ー部材11と、配線コード12とから構成されている。
【0022】回路基板10は、磁気検出手段8のリード
部8aと配線コード12の電線12aとを電気的に接続
するとともに、リード部8a及び電線12aを配線パタ
ーン10aを介し接続する。また、回路基板10には、
磁気検出手段8への電源ライン及び磁気検出手段8から
の信号出力ラインにノイズが乗らないように、コンデン
サ等からなる電子部品13が所定のランドに実装されて
いる。
【0023】ホルダー部材11は、マグネット9を配設
するための載置凹部(載置部)11aと、回路基板10
の両端部を支持する支持片11bとが形成されている。
ホルダー部材11は、回路基板10の電子部品13の非
実装面側に支持片11bによって支持されるものである
が、例えば回路基板10に切り欠き部を形成し、この切
り欠き部と前記支持片11bとを当接させることによっ
てホルダー部材11が回路基板10に対して位置決めさ
れる。
【0024】磁気検出手段8は、ホールICやMR素子
等の磁気変換素子からなり、ホルダー部材11の載置凹
部11aに配設されるマグネットと当接するように配設
されいる。また、磁気検出手段8は、リード8aが略L
字状に屈曲形成されることによって、回路基板10の所
定の半田ランドに半田によって電気的に接続されてい
る。
【0025】マグネット9は、表裏面に2極(N極,S
極)の着磁が施され、ホルダー部材11の載置凹部11
aに配設される。
【0026】配線コード12は、磁気検出手段8へ電源
を入力し、また、磁気検出手段8からの出力信号をピー
ドメータ等の指示計器に伝達する。配線コード12は、
回路基板収納部7に回路基板アセンブリー2を配設した
際に、回路基板収納部7の壁部にゴム等の弾性材料から
なるグロメット18を介し配設される。
【0027】被検出体3は、磁性体材料によって形成さ
れるもので略円筒形状からなる。被検出体3は、外周面
を凹凸部とするギア部3aと、ギア部3aより下方に位
置し、ギア部3aより薄肉となる胴体部3bと、胴体部
3bの下端部に、後で詳述する回転伝達部材4との位置
決めを行うとともに、回転伝達部材4と係合する係合凹
部3cと、ハウジング1の挿通部6が挿通する挿通孔3
dとを備えている。
【0028】回転伝達部材4は、アルミやステンレス等
の金属製材料からなり、薄型の略リング形状からなる。
回転伝達部材4は、ハウジング1の挿通部6が挿通する
ための挿通孔4aと、挿通孔4aの周縁から中心方向に
向かって突出し、被検出体3の係合凹部3cに係合する
係合凸部4bと、車輪ホイールのハブ14の延長部14
aに形成される凹部14bに填め込まれるともに、ハブ
14とともに回転伝達部材4を回転させるための回転伝
達片4cとを備えている。
【0029】弾性シール部材5は、ニトリルやシリコン
系等のゴム材料等から構成され、薄型の略リング形状か
らなる。弾性シール部材4は、被検出体3の胴体部3b
が挿通する挿通孔5aが形成され、また、ハウジング1
の段差部1bに配設する際の補強となる金属材料からな
るリング状補強部材5bがインサート形成されている。
弾性シール部材4は、被検出体3の胴体部3bとの当接
面となる挿通孔5aの内壁において、グリス等からなる
潤滑部材が塗布され、被検出体3の回転を損なわないよ
うにしている。
【0030】以上説明した各部によって回転検出装置A
が構成されている。回転検出装置Aは、回路基板アセン
ブリー2の磁気検出手段8の検出面が、ハウジング1の
回路基板収納部7の磁気検出面7bに当接するように、
エポキシ等の充填部材15によって配設固定し、被検出
体3のギア部3aがハウジング1の磁気検出面7bに対
向するようにリング状スペーサ16を介してハウジング
1の挿通部6に被検出体3を装着し、被検出体3の胴体
部3bに弾性シール部材5を装着するとともに、ハウジ
ング1の段差部1cに弾性シール部材5を配設し、回転
伝達部材4を被検出体3の係合凹部3cに係合凸部4b
が係合するように弾性シール部材5の下面に当接させる
状態で配設し、そして回転伝達部材4の下方にスペーサ
17を配設し、被検出体3,弾性シール部材6及び回転
伝達部材4が挿通部6から脱落するのを防止するため、
挿通部6の下端部に形成される溝部6bに、Cリング等
の弾性保持部材17を配設することによって完成する。
【0031】かかる回転検出装置Aは、2輪車の前輪ホ
イールが装着される車軸Sを挿通部6に挿通させ、前記
前輪ホイールと前記2輪車のフロントシャフト(図示し
ない)との間に配設される。回転検出装置Aは、前記前
輪ホイールのハブ14に備えられる凹部14bに回転伝
達部材4の回転伝達片4cがはめ込まれることによっ
て、前記前輪ホイールとともに回転伝達部材4及び被検
出体3が回転し、この被検出体3に形成されるギア部3
aの回転によって発生するマグネット9の磁極の変化を
磁気検出手段8によって検出し、この検出した信号を配
線コード12を介して外部の指示計器に出力することに
よって、前記指示計器で2輪車の車速等を表示できるよ
うになるものである。
【0032】従って、前述した回転検出装置Aを構成す
ることによって、前記前輪ホイールの回転に同期して被
検出体3が回転し、この被検出体3のギア部3aの回転
によって発生するマグネット9の磁極の変化を回路基板
収納部7に形成する磁気検出面7bに配設される磁気検
出手段8により検出するものであり、従来のように、ミ
ッションギアやスプロケットの歯先等を被検出体とする
ことがなくなるため、前記被検出体の振動による検出ノ
イズの影響を受けることがなくなり、正確な回転検出が
得られるものとなる。
【0033】また、回路基板収納部7に、磁気検出手段
8の検出面に対応し前記検出面と被検出体3のギア部3
aとの検出距離を良好に保つ磁気検出面7bを形成する
ことにより、従来のように、ミッションギアやスプロケ
ットの歯先等からなる被検出体と回転検出装置の検出面
との検出距離を調整するような煩わしい調整工程が不要
となることから、回転検出装置Aの2輪車への取り付け
作業性を向上させることができる。
【0034】また、弾性シール部材5を回転伝達部材4
上に位置するように、ハウジング1内部の段差部1cに
配設するため、前記車輪ホイールのハブ14と回転伝達
部材4との当接部において、走行時に発生する前記車輪
からの振動を減衰させ、ハブ14(凹部14b)に当接
する回転伝達部材14の回転伝達片14cへの負担を軽
減させるとともに、回転検出装置Aの内部への水,泥,
塵等の侵入を防ぐことができる。
【0035】また、マグネット9を配置するための載置
凹部11aを備えるホルダー部材11を回路基板10に
配設することによって、回路基板10に対するマグネッ
ト9及び磁気検出手段8の配設位置が決定し、回路基板
アセンブリー2における組み付け性を向上させることが
できる。
【0036】また、被検出体3と回転伝達部材4とに、
互いに係合する係合凹部3c及び係合凸部4bとを備え
るように構成するため、車輪(前輪ホイール)のととも
に回転する回転伝達部材4の回転力を良好に被検出体3
に伝達することが可能となる。
【0037】尚、本実施例では、ハウジング1に回路基
板収納部7を備え、この回路基板収納部7に回路基板ア
センブリー2を配設し、充填部材15によって固定する
ように構成したが、本発明の回転検出装置にあっては、
回路基板アセンブリーを筒状のケース体に収納し、前記
回路基板アセンブリーに備えられる磁気検出手段がハウ
ジング内に備えられる被検出体の凹凸部に近接するよう
に前記ケース体を前記ハウジングに装着するとともに、
前記ケース体を前記ハウジングに対し脱着可能に設ける
ようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ハウジングにオートバイや自
転車等の2輪車の車軸が挿通する挿通部を備え、前記車
軸に装着される車輪に同期して回転する凹凸部を有する
被検出体を前記挿通部に装着し、前記前記凹凸部を磁気
検出手段によって検出するように構成するものであり、
従来のように、ミッションギアやスプロケットの歯先等
を被検出体とすることがなくなるため、前記被検出体の
振動による検出ノイズの影響を受けることがなくなり、
正確な回転検出が得られるものとなる。また、従来のよ
うに、被検出体と回転検出装置の検出面との検出距離を
調整するような煩わしい調整工程が不要になることか
ら、回転検出装置の取り付け作業性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回転検出装置の分解斜視
図。
【図2】同上実施例の回転検出装置の要部断面図。
【図3】同上実施例のハウジングの要部断面図。
【図4】同上実施例の回路基板アセンブリーを示す拡大
斜視図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回路基板アセンブリー 3 被検出体 3a ギア部(凹凸部) 3c 係合凹部(係合部) 4 回転伝達部材 4a 挿通孔 4b 係合凸部(係合部) 4c 回転伝達片 5 弾性シール部材 5a 挿通孔 6 挿通部 6a 挿通孔 7 回路基板収納部(収納部) 7b 磁気検出面 8 磁気検出手段 9 マグネット(永久磁石) 10 回路基板 11 ホルダー部材 11a 載置凹部(載置部) 14 ハブ A 回転検出装置 S 車軸

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートバイや自転車等の2輪車の車軸が
    挿通する挿通部を備えたハウジングと、前記車軸に装着
    される車輪に同期して回転する凹凸部を有し、前記挿通
    部に装着される被検出体と、前記凹凸部の近傍に配設さ
    れる永久磁石と、前記永久磁石から発せられる磁力の前
    記凹凸部の回転によって生じる変化を検出する磁気検出
    手段と、を備えてなることを特徴とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】 オートバイや自転車等の2輪車の車軸が
    挿通する挿通部を備えたハウジングと、前記車軸に装着
    される車輪に同期して回転する凹凸部を有し、前記挿通
    部に装着される被検出体と、永久磁石に当接する状態に
    て回路基板に配設される磁気検出手段と、前記ハウジン
    グに設けられ、前記回路基板を配設する回路基板収納部
    とを備え、前記回路基板を前記回路基板収納部に配設す
    ることによって、前記磁気検出手段が前記凹凸部に近接
    配置されるとともに、前記永久磁石から発せられる磁力
    の前記凹凸部の回転によって生じる変化を前記磁気検出
    手段によって検出してなることを特徴とする回転検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記磁気検出手段の検出面に対向する前
    記回路基板収納部の内壁に磁気検出面を備えてなること
    を特徴とする請求項2に記載の回転検出装置。
  4. 【請求項4】 前記永久磁石を配設する載置部を有し、
    前記永久磁石を前記回路基板に配設するホルダー部材を
    備えてなることを特徴とする請求項2もしくは請求項3
    に記載の回転検出装置。
  5. 【請求項5】 前記被検出体に前記車輪の回転を伝達す
    る回転伝達部材を備えてなることを特徴とする請求項1
    から請求項4の何れかに記載の回転検出装置。
  6. 【請求項6】 前記回転伝達部材及び前記被検出体に互
    いに係合する係合部を備えてなることを特徴とする請求
    項5に記載の回転検出装置。
  7. 【請求項7】 前記被検出体が挿通する挿通孔を有し、
    前記ハウジング内部に配設される弾性シール部材を備え
    てなることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか
    に記載の回転検出装置。
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