JP3024044B2 - ディジタル記録再生装置 - Google Patents

ディジタル記録再生装置

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JP3024044B2
JP3024044B2 JP6113862A JP11386294A JP3024044B2 JP 3024044 B2 JP3024044 B2 JP 3024044B2 JP 6113862 A JP6113862 A JP 6113862A JP 11386294 A JP11386294 A JP 11386294A JP 3024044 B2 JP3024044 B2 JP 3024044B2
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博之 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル記録再生装置
に係り、とくにディジタルオーディオソース機器からの
ディジタルコピー禁止等の理由でディジタルオーディオ
ソース機器から出力されるディジタルオーディオ信号を
D/A変換したアナログオーディオ信号に基づきディジ
タル録音する場合に好適なディジタル記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオソース機器からデ
ィジタルオーディオ信号を入力しそのままテープにディ
ジタル録音できるDATが有る。けれども、ソースによ
ってはコピーが禁止されているものがあり、この場合、
ディジタルオーディオソース機器から出力されるディジ
タルオーディオ信号をD/A変換したアナログオーディ
オ信号をDATに入力し、DATのA/D変換器でディ
ジタルオーディオ信号にA/D変換し、テープにディジ
タル録音することになる。この場合、ディジタルオーデ
ィオソース機器から出力されるアナログオーディオ信号
は必ずしもA/D変換器の分解能(ダイナミックレン
ジ)に対し、最適なレベルとなっていないので、録音前
にA/D変換器の前段に設けられたレベル可変用の録音
ボリュームを操作し、録音レベルを調整しておく必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、録音レベルメ
ータの無いDATの場合、レベル調整後のアナログオー
ディオ信号の最大レベルが判らないので、録音レベルを
適切に調整し、ピークを飽和させることなくA/D変換
器の分解能を有効に活かした録音をするのは困難であ
り、録音レベルを小さくし過ぎてA/D変換後のディジ
タルオーディオ信号のダイナミックレンジを小さくして
しまったり、逆に、録音レベルを高くし過ぎてA/D変
換後のディジタルオーディオ信号にピークの飽和を招い
てしまったりする問題があった。また、DATが録音レ
ベルメータ付のため、レベル調整後のアナログオーディ
オ信号の最大レベルが判る場合でも、録音レベルの調整
に不慣れなため調整を誤ったとき、同じ問題が生じ、ま
た、録音前にディジタルオーディオソース機器を予備再
生しなければならず、手間と時間が掛かる問題があっ
た。この発明は、上記した従来技術の問題に鑑み、ディ
ジタルオーディオソース機器のアナログオーディオ信号
出力を自動的に適切な録音レベルに調整してディジタル
録音できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタルオ
ーディオソース機器から入力したディジタルオーディオ
インターフェース信号を復調し、ディジタルオーディオ
信号を出力するディジタル信号入力手段と、ディジタル
オーディオソース機器から入力したアナログオーディオ
信号をA/D変換するA/D変換手段と、ディジタル信
号入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号
と、A/D変換手段から出力されるディジタルオーディ
オ信号を択一的に選択して出力する切換手段と、ディジ
タルオーディオインターフェース信号中のコピー禁止/
許可情報を判別する判別手段と、判別手段がコピー許可
と判別したとき切換手段をディジタル信号入力手段の側
に切り換え、コピー禁止と判別したときA/D変換手段
の側に切り換える切換制御手段とを備えたディジタル記
録再生装置において、アナログオーディオ信号のレベル
を可変するレベル可変手段と、ディジタル信号入力手段
から出力されたディジタルオーディオ信号とA/D変換
手段から出力されたディジタルオーディオ信号のレベル
を比較する比較手段と、判別手段がコピー禁止と判別し
たとき、比較手段での比較結果が同一レベルとなるよう
にレベル可変手段に対しレベル可変制御を行うレベル可
変制御手段と、レベル可変制御の禁止/許可を指示する
操作手段と、を設け、前記レベル可変手段はマニュアル
操作でもレベルを可変できるようにするとともに、前記
レベル可変制御手段は、操作手段でレベル可変制御禁止
が指示されているとき、レベル可変手段に対するレベル
可変制御をせず、操作手段でレベル可変制御許可が指示
されているとき、レベル可変手段に対するレベル可変制
御を行う前にレベル可変手段でのレベル可変量を記憶
し、この後、レベル可変手段に対するレベル可変制御を
行い、録音完了後、前記レベル可変手段を記憶してある
レベル可変量に復帰させるように構成したこと、を特徴
としている。
【0005】
【0006】
【作用】本発明によれば、アナログオーディオ信号のレ
ベルを可変するレベル可変手段を設けておき、判別手段
がコピー禁止と判別したとき、レベル可変制御手段はデ
ィジタル信号入力手段から出力されたディジタルオーデ
ィオ信号とA/D変換手段から出力されたディジタルオ
ーディオ信号のレベルの比較結果が同一レベルとなるよ
うにレベル可変手段に対しレベル可変制御を行うように
したので、A/D変換手段から出力されるディジタルオ
ーディオ信号のダイナミックレンジを、ディジタルオー
ディオソース機器のディジタル出力と同一にでき、ユー
ザが録音レベルの調整操作をしなくても録音レベルを自
動的に最適調整させることができる。また、レベル可変
手段はマニュアル操作でもレベルを可変できるように
し、制御手段は操作手段でレベル可変制御禁止が指示さ
れているとき、レベル可変手段に対するレベル可変制御
をしないので、所望時にユーザがマニュアル操作で好み
の録音レベルに設定することができ、また、レベル可変
制御の許可が指示されているとき、制御手段はレベル可
変手段に対するレベル可変制御を行う前にレベル可変手
段でのレベル可変量を記憶し、この後、レベル可変手段
に対するレベル可変制御をし、録音完了後、レベル可変
手段を記憶してあるレベル可変量に復帰させるようにし
たので、ユーザが普段はレベル可変手段を或る決まった
レベル可変量で録音しているが、一時的にレベル可変制
御を許可して録音レベルを自動調整させてディジタル録
音した場合、録音後、レベル可変手段を元のレベル可変
量に戻す手間が省ける。
【0007】
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るディジタル録
音システムの回路図である。1はディジタルオーディオ
ソース機器の一例としてのCDプレーヤであり、再生
時、図示しないCDからトラックナンバ、インデックス
を示すX、プログラムタイム、コピー禁止/許可コード
を含む制御コードと、16bit のディジタルオーディオ
信号を読み取り、D-OUT (ディジタルアウト)端子から
ディジタルオーディオ信号と所定の制御コードを含むデ
ィジタルオーディオインターフェース信号を出力し、同
時にA-OUT (アナログアウト)端子からCDより読み取
ったディジタルオーディオ信号をD/A変換したアナロ
グオーディオ信号を出力する。ディジタルオーディオイ
ンターフェース信号の制御コードのユーザデータビット
(U-bit) にトラックナンバ、インデックスを示すX、プ
ログラムタイムが含められ、チャンネルステータスビッ
ト(C-bit)のカテゴリコードにコピー禁止/許可コード
が含められる。
【0009】2はディジタル録音機器の一例としてのD
ATであり、D-IN(ディジタルイン)端子とCDプレー
ヤ1のD-OUT (ディジタルアウト)端子間が3の同軸ケ
ーブで接続されており、また、A-IN端子(アナログイ
ン)端子とCDプレーヤ1のA-OUT (アナログアウト)
端子間が4のピンコードで接続されている。5はD-IN端
子にディジタルオーディオインターフェース信号が入力
されるとディジタルオーディオ信号と制御コードを復調
して取り出すDAI(ディジタルオーディオインターフ
ェース)回路、6はA-IN端子に入力されたアナログオー
ディオ信号に対しレベルを可変するレベル可変手段とし
ての録音ボリュームであり、後述するコントローラのレ
ベル可変制御を受けてレベルを可変させたり、つまみ6
Aのマニュアル操作に従いレベルを可変させる。7は録
音ボリュームによるレベル可変量を検出する検出回路、
8は録音ボリューム6でレベル可変後のアナログオーデ
ィオ信号を入力し、A/D変換して16bit のディジタ
ルオーディオ信号を得るA/D変換器、9はDAI回路
5で取り出されたディジタルオーディオ信号とA/D変
換器8から出力されたディジタルオーディオ信号のレベ
ルを比較する比較回路である。
【0010】10はコントローラの制御でDAI回路5
で取り出されたディジタルオーディオ信号とA/D変換
器8から出力されたディジタルオーディオ信号を択一的
に選択して出力するセレクタ、11は信号処理回路であ
り、DAI回路5からセレクタ10を介して制御コード
を入力すると、U-bit のトラックナンバ、インデックス
を示すX、プログラムタイム、C-bit のカテゴリーコー
ドを抽出してコントローラへ出力し、また、コントロー
ラから録音動作指令を受けると、セレクタ10から入力
したディジタルオーディオ信号とコントローラから入力
した所定の制御コードを合わせた記録信号に変換して出
力する。
【0011】12は回転ドラム(図示せず)に装着され
た記録ヘッド、13は信号処理回路11から入力した記
録信号を増幅して記録ヘッドを駆動するRFアンプ、1
4はコントローラの指令に基づき図示しないドラムモー
タ、キャプスタンモータ、リールモータのサーボ制御を
行うサーボ回路、15はREC操作、STOP操作、自
動選択録音モード,ディジタル入力録音モード,アナロ
グ入力録音モードの3種類の録音モードの指定操作、録
音ボリューム6に対するレベル可変制御禁止/許可の指
示操作などの各種操作を行ったり、録音動作中やディジ
タルコピー不能等の表示をする操作/表示パネル、16
は記録媒体としてのDATテープである。
【0012】17はマイクロコンピュータで構成された
コントローラであり、操作/表示パネル15で録音モー
ドの指定とREC操作がなされると、指定された録音モ
ードに応じて各部を制御し、外部から入力したオーディ
オ信号をDATテープ16にディジタル記録させる。コ
ントローラ17は、録音開始時、自動選択録音モードが
指定されたため信号処理回路11から入力したコピー禁
止/許可コードを判別した結果、コピー禁止となったと
きアナログ入力録音モードとする。アナログ入力録音モ
ードの場合、コントローラ17は、事前にレベル可変制
御禁止が指示されていなければ、検出回路7から録音ボ
リューム6における現在のレベル可変量を入力して内蔵
メモリ(図示せず)に記憶したのち、比較回路9の比較
出力がDAI回路5から出力されたディジタルオーディ
オ信号とA/D変換器8から出力されたディジタルオー
ディオ信号が同一レベルとなっていることを示すまで、
録音ボリューム6に対しレベル可変制御を行い、アナロ
グ入力録音完了後、内蔵メモリに記憶してあるレベル可
変量を読み出して録音ボリューム6に対し元のレベル可
変量への復帰制御を行う。
【0013】次に、コントローラ17の動作を中心にし
てCDからDATテープ16へのディジタル録音方法を
説明する。自動選択録音モードの指定 DAT2の操作/表示パネル15で自動選択録音モード
を指定し、レベル可変制御は許可しておき、REC操作
をするとともにCDプレーヤ1でPLAY操作をしてC
Dの再生を開始させると、CDプレーヤ1はD-OUT 端子
からディジタルオーディオ信号と所定の制御コードを含
むディジタルオーディオインターフェース信号を出力
し、同時にA-OUT 端子からアナログオーディオ信号を出
力する。ディジタルオーディオインターフェース信号の
制御コードのU-bit にはトラックナンバ、インデックス
を示すX、プログラムタイムが含まれており、C-bit の
カテゴリコードにはコピー禁止/許可コードが含まれて
いる。DAT2のDAI回路5はディジタルオーディオ
インターフェース信号を復調してディジタルオーディオ
信号と制御コードを取り出し、セレクタ10に出力する
とともにディジタルオーディオ信号を比較回路9に出力
する。一方、A-IN端子に入力されたアナログオーディオ
信号は録音ボリューム6でレベルが可変されたあと、A
/D変換器8でディジタルオーディオ信号に変換されて
セレクタ10に出力される。録音ボリューム6の現在の
レベル可変量は検出回路7で検出され、コントローラ1
7に出力される。
【0014】コントローラ17はREC操作がされる
と、最初にセレクタ10をDAI回路5の側に切り換え
てディジタルオーディオインターフェース信号中の制御
コードを信号処理回路11に入力させ、該信号処理回路
11が抽出したC-bit のカテゴリコードを入力する。そ
して、カテゴリコード中のコピー禁止/許可コードでデ
ィジタルコピーが禁止されているか否か判別し、禁止さ
れているときはアナログ入力録音モードに設定し、セレ
クタ10をA/D変換器8の側に切り換えたあと各部に
録音動作指令を与えて録音動作をさせる。続いて、コン
トローラ17はREC操作の前にレベル可変制御が許可
されているので、検出回路7から録音ボリューム6にお
ける現在のレベル可変量を入力して内蔵メモリに記憶し
たのち、比較回路9の比較出力がDAI回路5から出力
されたディジタルオーディオ信号とA/D変換器8から
出力されたディジタルオーディオ信号が同一レベルとな
っていることを示すまで、録音ボリューム6に対しレベ
ル可変制御を行う。これにより、A/D変換器8から出
力されるディジタルオーディオ信号はDAI回路5から
出力されたディジタルオーディオ信号と同じダイナミッ
クレンジを有することになり、A/D変換器8の持つ分
解能を有効活用することができる。
【0015】録音動作を開始した信号処理回路11はセ
レクタ10を介してA/D変換器8から入力したディジ
タルオーディオ信号とコントローラ17から入力した制
御コードを合わせて所定の記録信号に変換し、RFアン
プ13へ出力する。RFアンプ13は記録信号を増幅
し、記録ヘッド12を駆動する。この結果、アナログ入
力録音モードにおいて、録音開始前に、ユーザがつまみ
6Aを回して録音ボリューム6でのレベル可変量を調整
しなくても、自動的に、ピークの飽和を招くことなく広
いダイナミックレンジを有するディジタルオーディオ信
号をDATテープ16に記録させることができる。
【0016】CDの再生が終わったところで、STOP
操作をすると、コントローラ17は各部を制御して録音
動作を停止させアナログ入力録音を完了する。そして、
内蔵メモリに記憶してあるレベル可変量を読み出して録
音ボリューム6に対し元のレベル可変量への復帰制御を
行う。これにより、ユーザが普段はレベル可変制御を禁
止し、録音ボリューム6を或る決まったレベル可変量に
して録音しているが、一時的にレベル可変制御の禁止を
指示せずに録音レベルを自動調整させてディジタル録音
した場合、録音後、レベル可変手段を元のレベル可変量
に戻す手間が省ける。
【0017】これと異なり、自動選択録音モードの指定
に従いコントローラ17がコピー禁止/許可コードをチ
ェックしたとき、ディジタルコピー可であれば、ディジ
タル入力録音モードに設定し、セレクタ10をDAI回
路5の側に切り換えさせたまま各部に録音動作指令を与
えて録音動作をさせる。ディジタル入力録音モードのと
き、コントローラ17は録音ボリューム6に対するレベ
ル可変制御は、レベル可変量の記憶、復帰制御を含めて
行わない。但し、信号処理回路11がDAI回路5から
入力した制御コードからU-bit のトラックナンバ、X、
プログラムタイム等を抽出してコントローラ17に出力
するので、これらのデータを含む所定の制御コードを信
号処理回路11に出力し、信号処理回路11はセレクタ
10を介してDAI回路5から入力したディジタルオー
ディオ信号とコントローラ17から入力した制御コード
を合わせて所定の記録信号に変換し、RFアンプ13に
出力する。これにより、CDからDAT2へのディジタ
ルコピーがなされる。
【0018】なお、REC操作をする前に、ユーザが操
作/表示パネル15でレベル可変制御の禁止を指示して
いた場合、コントローラ17はコピー禁止/許可コード
でコピーが禁止されていたためアナログ入力録音モード
にし、セレクタ10をA/D変換器8の側に切り換え、
各部に録音動作指令を与えて録音動作をさせても、録音
ボリューム6に対するレベル可変制御はレベル可変量の
記憶、復帰制御を含めて行わない。このとき、ユーザは
つまみ6Aを回して、録音ボリューム6でのレベル可変
量を任意に変えて、録音レベルを自在に調整することが
できる。
【0019】ディジタル入力録音モードの指定 DAT2の操作/表示パネル15でディジタル入力録音
モードを指定してREC操作をしたとき、コントローラ
17は、セレクタ10をDAI回路5の側に切り換え、
信号処理回路11から入力したコピー禁止/許可コード
をチェックし、コピーが許可されていればディジタル入
力録音モードに設定し、セレクタ10をDAI回路5の
側に切り換えさせたまま各部に録音動作指令を与えて録
音動作をさせる。ディジタル入力録音モードなので、コ
ントローラ17は録音ボリューム6に対するレベル可変
制御はしない。但し、コピーが禁止されているときは、
ディジタル入力録音モードの設定はせず、操作/表示パ
ネル15にディジタルコピーが禁止されている旨、表示
させる。
【0020】アナログ入力録音モードの指定 ディジタル入力録音モードを指定した結果、ディジタル
コピー禁止となったため改めてDAT2の操作/表示パ
ネル15でアナログ入力録音モードを指定してREC操
作をしたときは、コントローラ17は前述した自動選択
録音モードにおいて、コピー禁止/許可コードをチェッ
クした結果、コピー禁止であった場合と全く同様の処理
を行う。よって、ユーザが事前にレベル可変制御を許可
していれば、DAI回路5から出力されたディジタルオ
ーディオ信号と同じダイナミックレンジを持つディジタ
ルオーディオ信号がDATテープ16に記録され、録音
完了後、録音ボリューム6でのレベル可変量は自動的に
元に戻される。ユーザが事前にレベル可変制御の禁止を
指示していた場合、コントローラ17はA/D変換器入
力に対するレベル可変制御をしない。
【0021】この実施例によれば、アナログ入力録音モ
ードでDATテープ16に記録する場合、ユーザが事前
にレベル可変制御の禁止を指示しておけば、つまみ6A
を回して好みの録音レベルでディジタル録音させること
ができる。また、CDの記録レベルが大きいなどのた
め、A/D変換器8の分解能を有効に活かしたい場合、
事前にレベル可変制御を許可しておけば、コントローラ
17が比較回路9の比較出力に基づき、A/D変換器8
から出力されたディジタルオーディオ信号がDAI回路
5から出力されたディジタルオーディオ信号のレベルと
同一となるように録音ボリューム6に対するレベル可変
制御をするので、ユーザがマニュアル操作で録音レベル
の調整をしなくても、自動的にDAI回路5から出力さ
れたディジタルオーディオ信号と同じダイナミックレン
ジを持つディジタルオーディオ信号をDATテープ16
に記録させることができ、A/D変換器8の分解能を有
効利用することができる。そして、アナログ入力録音が
完了すれば、コントローラ17が自動的に録音ボリュー
ム6をレベル可変制御する前のレベル可変量に復帰させ
るので、普段、ユーザが或る決まったレベル可変量で録
音している場合に、マニュアル操作で録音ボリューム6
を元の状態に戻さなくて済む。
【0022】また、ユーザがCDプレーヤ1とDAT2
を同軸ケーブル3とピンコード4で接続し、CDプレー
ヤ1で再生操作をするとともに、DAT2で自動選択録
音モードの指定と録音操作をすれば、コントローラ17
が自動的にCDのコピーが禁止されているか否か判別
し、禁止されているときはアナログ入力に基づきディジ
タル記録を行わせ、許可されているときはディジタル入
力に基づきディジタル記録を行わせるため、ユーザがコ
ピー禁止か否か調べ、禁止されているとき、アナログ入
力録音を指示し、許可されているときディジタル入力録
音を指示する手間が省ける。
【0023】なお、上記した実施例では、CDプレーヤ
1のD-OUT 端子とDAT2のD-IN端子の間を同軸ケーブ
ル3で接続したが、双方が光コネクタ付であれば光ファ
イバケーブルを用いてディジタルオーディオインターフ
ェース信号の送受を行うようにしても良い。また、ディ
ジタルオーディオソースはCD以外にDAT、DCC、
ミニディスク、CD−PC、BSチューナ等の種々のも
のを対象とでき、ディジタル録音機器もDAT以外の例
えば、CD−R記録装置、ミニディスクシステム等、種
々のものを用いることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、アナログオーディオ信
号のレベルを可変するレベル可変手段を設けておき、判
別手段がコピー禁止と判別したとき、レベル可変制御手
段はディジタル信号入力手段から出力されたディジタル
オーディオ信号とA/D変換手段から出力されたディジ
タルオーディオ信号のレベルの比較結果が同一レベルと
なるようにレベル可変手段に対しレベル可変制御を行う
ようにしたので、A/D変換手段から出力されるディジ
タルオーディオ信号のダイナミックレンジを、ディジタ
ルオーディオソース機器のディジタル出力と同一にで
き、ユーザが録音レベルの調整操作をしなくても録音レ
ベルを自動的に最適調整させることができる。また、レ
ベル可変手段はマニュアル操作でもレベルを可変できる
ようにし、制御手段は操作手段でレベル可変制御禁止が
指示されているとき、レベル可変手段に対するレベル可
変制御をしないので、所望時にユーザがマニュアル操作
で好みの録音レベルに設定することができ、また、レベ
ル可変制御の許可が指示されているとき、制御手段はレ
ベル可変手段に対するレベル可変制御を行う前にレベル
可変手段でのレベル可変量を記憶し、この後、レベル可
変手段に対するレベル可変制御をし、録音完了後、レベ
ル可変手段を記憶してあるレベル可変量に復帰させるよ
うにしたので、ユーザが普段はレベル可変手段を或る決
まったレベル可変量で録音しているが、一時的にレベル
可変制御を許可して録音レベルを自動調整させてディジ
タル録音した場合、録音後、レベル可変手段を元のレベ
ル可変量に戻す手間が省ける。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るディジタル録音システ
ムを示す回路図である。
【符号の説明】
1 CDプレーヤ 2 DAT 3 同軸ケーブル 4 ピンコード 5 DAI回路 6 録音ボリュー
ム 7 検出回路 8 A/D変換器 9 比較回路 10 セレクタ 11 信号処理回路 12 記録ヘッド 13 RFアンプ 14 サーボ回路 15 操作/表示パネル 16 DATテー
プ 17 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 誠一 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 大川原 宏治 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 木野 哲郎 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 鈴木 博之 東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 株式 会社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 平3−125375(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルオーディオソース機器から入
    力したディジタルオーディオインターフェース信号を復
    調し、ディジタルオーディオ信号を出力するディジタル
    信号入力手段と、ディジタルオーディオソース機器から
    入力したアナログオーディオ信号をA/D変換するA/
    D変換手段と、前記ディジタル信号入力手段から出力さ
    れるディジタルオーディオ信号と、前記A/D変換手段
    から出力されるディジタルオーディオ信号を択一的に選
    択して出力する切換手段と、前記ディジタルオーディオ
    インターフェース信号中のコピー禁止/許可情報を判別
    する判別手段と、該判別手段がコピー許可と判別したと
    き切換手段をディジタル信号入力手段の側に切り換え、
    コピー禁止と判別したときA/D変換手段の側に切り換
    える切換制御手段とを備えたディジタル記録再生装置に
    おいて、 アナログオーディオ信号のレベルを可変するレベル可変
    手段と、 前記ディジタル信号入力手段から出力されたディジタル
    オーディオ信号と前記A/D変換手段から出力されたデ
    ィジタルオーディオ信号のレベルを比較する比較手段
    と、 前記判別手段がコピー禁止と判別したとき、前記比較手
    段での比較結果が同一レベルとなるように前記レベル可
    変手段に対しレベル可変制御を行うレベル可変制御手段
    と、レベル可変制御の禁止/許可を指示する操作手段と、 を設け、 前記レベル可変手段はマニュアル操作でもレベルを可変
    できるようにするとともに、 前記レベル可変制御手段は、操作手段でレベル可変制御
    禁止が指示されているとき、レベル可変手段に対するレ
    ベル可変制御をせず、操作手段でレベル可変制御許可が
    指示されているとき、レベル可変手段に対するレベル可
    変制御を行う前にレベル可変手段でのレベル可変量を記
    憶し、この後、レベル可変手段に対するレベル可変制御
    を行い、録音完了後、前記レベル可変手段を記憶してあ
    るレベル可変量に復帰させるように構成したこと、 を特徴とするディジタル記録再生装置。
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