JP2738057B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2738057B2
JP2738057B2 JP24682789A JP24682789A JP2738057B2 JP 2738057 B2 JP2738057 B2 JP 2738057B2 JP 24682789 A JP24682789 A JP 24682789A JP 24682789 A JP24682789 A JP 24682789A JP 2738057 B2 JP2738057 B2 JP 2738057B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル・オーディオ・テーププレーヤ
(以下DATと記す)のように、デジタル信号を記録した
媒体を再生できる再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、オーディオ機器はデジタル化が進み、CDやDAT
のように、デジタル信号が記録されたディスクやテープ
を再生する再生装置が実用化されている。
以下、上述した再生装置の一例として、DATについて
図面を参照しながら説明する。
第9図は従来のDATのブロック図である。図中、1は
磁気テープであり、17は操作スイッチである。2は再生
ヘッドで、3は再生アンプであり、4はデジタル信号の
誤り訂正や時間的な並びを元に戻すディインタリーブ処
理などを行なう再生信号処理回路、5はDAコンバータ、
6はアナログ出力端子である。7はメインID等を得るサ
ブコードデコーダ、8はサブコードデコーダ7の出力信
号であるID6から、後述するコピー禁止ビット設定部12
と、後述するカテゴリコード設定部13に、例えば第1表
に示すような指令を出力するコピー制御信号判別部であ
る。
12はコピー制御信号判別部8がコピー禁止ビット有と
出力した場合、チャネルステータスのビット2を“0"と
なるように、その他の場合は“1"となるように設定する
コピー禁止ビット設定部である。13はコピー制御信号判
別部8がDATと出力した場合は“11000000"を、DAT−C
と出力した場合は対応する8ビットのカテゴリコードを
設定するカテゴリコード設定手段である。14はコピー禁
止ビット設定部12とカテゴリコード設定手段13の出力信
号を含むチャネルステータスエンコーダである。15は再
生信号処理回路4の出力信号やチャネルステータスエン
コーダ14の出力信号からデジタルオーディオ出力信号を
生成するデジタル出力エンコーダ、16はデジタル出力端
子である。18はコピー制御信号判別部8、コピー禁止ビ
ット設定部12、カテゴリコード設定手段13を含めてなる
システムコントローラであり、例えばマイクロコンピュ
ータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表を用いてその動作を説明する。第10図はシステムコン
トローラ18の処理の一部を示すフローチャートである。
まず、BSチューナのようにコピー禁止ビットを含まな
い信号をデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
し、このテープをDATで再生する場合、すなわちID6が
“00"の場合について説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ18は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダを経て、コピー制御信
号判別部8に入力される。判別ステップ33において、コ
ピー制御信号判別部8は、再生信号のID6が“00"である
ため、コピー制御信号判別部8は、コピー禁止ビット設
定部32にコピー禁止ビットを付さないように指令を出力
し、カテゴリコード設定部13にDATを示すカテゴリコー
ドを出力するように指令を出力する。処理ステップ37に
おいて、コピー禁止ビット設定部12はチャネルステータ
スエンコーダ14に、チャネルステータのビット2が“1"
となるように指令を出力する。次に、処理ステップ38に
至り、カテゴリコード設定部13はチャネルステータスエ
ンコーダにDATであることを示す“11000000"となるコー
ドを設定すうように指令を出力する。チャネルステータ
スエンコーダ14はデジタル・オーディオ・インタフェイ
ス・フォーマットに従ったチャネルステータス信号を得
る。続いて処理ステップ39において、デジタル出力エン
コーダ15は、チャネルステータスエンコーダ14と再生信
号処理回路4の信号からデジタル・オーディオ・インタ
フェイス・フォーマットに従った信号を生成し、デジタ
ル出力端子16から出力する。従って、このデジタル信号
は、他のデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
可能となる。
次に、コンパクトディスクをデジタル・オーディオ・
テープレコーダでデジタルコピーしたテープ、すなわ
ち、ID6が“10"のテープをDATで再生する場合について
説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ18は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制御
信号判別部8に入力される。判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部8は、再生信号のID6が“10"であ
るため、コピー制御信号判別部8は、第1表からコピー
禁止ビット設定部32にコピー禁止ビットを付すように指
令を出力し、カテゴリコード設定手段13にDATを示すカ
テゴリコードを出力するように指令を出力する。処理ス
テップ34において、コピー禁止ビット設定部12はチャネ
ルステータエンコーダ14に、チャネルステータスのビッ
ト2が“0"となるように指令を出力し、判断ステップ35
に至り、ID6が“10"であるため、処理ステップ38に至
り、カテゴリコード設定部13はチャネルステータスエン
コーダにDATであることを示す“11000000"となるコード
を設定するように指令を出力する。続いて処理ステップ
39において、デジタル出力エンコーダ15は、チャネルス
テータスエンコーダ14と再生信号処理回路4の信号から
デジタル・オーディオ・インタフェイス・フォーマット
に従った信号を得て、デジタル出力端子16から出力す
る。従って、このデジタル信号は、他のデジタル・オー
ディオ・テープレコーダで記録不可となる。
次に、デジタル・オーディオ・テープレコーダのアナ
ログ入力端子から入力された信号を録音したテープを、
DATで再生する場合について説明する。アナログ録音し
たテープのID6は、デジタルコピーの世代数を制御する
ため、例えば“01"と記録されているものとする。この
テープをDATで再生すると、判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部8は、再生信号のID6が“01"であ
るため、コピー制御信号判別部8は、第1表からコピー
禁止ビット設定部12にコピー禁止ビットを付すように指
令を出力し、カテゴリコード設定部13にDAT−Cを示す
カテゴリコードを出力するように指令を出力する。処理
ステップ34において、コピー禁止ビット設定部12はチャ
ネルステータスエンコーダ14に、チャネルステータスの
ビット2が“0"となるように指令を出力し、判断ステッ
プ35に至り、ID6が“01"であるため、処理ステップ36に
至り、カテゴリコード設定手段13はチャネルステータス
エンコーダにDAT−Cであることを示す8ビットのコー
ドを設定するように指令を出力する。続いて処理ステッ
プ39において、デジタル出力エンコーダ15は、チャネル
ステータスエンコーダ14と再生信号処理回路4の信号か
らデジタル・オーディオ・インタフェイス・フォーマッ
トに従った信号を得て、デジタル出力端子16から出力す
る。従って、このデジタル信号は、他のデジタル・オー
ディオ・テープレコーダで記録可能となる。しかし、こ
のテープを他のデジタル・オーディオ・テープレコーダ
でデジタルコピーをした結果できたテープは、ID6が“1
0"となり、先に説明したように、以降のデジタルコピー
が不可になる。
以上説明したように、コピー禁止ビットとカテゴリコ
ードによりコピーの世代数を制限するという再生装置が
提案されている(昭和63年6月29日出願の特願昭63−16
174号明細書参照)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のようなDATにおいては、デジタル
信号に出力されるコピー禁止ビットや、カテゴリコード
はDATの使用者には判別できないため、再生している信
号が、デジタルコピーが可能か否かがわからないという
問題点を有していた。そのため、他のデジタル記録装置
に信号を入力し録音を開始しようとして、はじめて録音
の可能か否かがわかるという問題を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、再生状態においても、再
生信号がデジタルコピーが可能か否かがわかる再生装置
を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の再生装置は、再
生信号のデジタルコピーの可否を示す、複数のビットか
らなるコピー制御サブコード信号を判別するコピー制御
信号判別部と、デジタル出力信号に付すコピー禁止ビッ
トを設定するコピー禁止ビット設定部と、コピー禁止ビ
ットの有無によりデジタルコピーの可否がきまる第1の
カテゴリコード、またはコピー禁止ビットの有無にかか
わらずデジタルコピーが可能となる第2のカテゴリコー
ドが出力可能なカテゴリコード設定部と、デジタル出力
信号が他の記録装置によりデジタルコピーが可能か否か
を示す表示手段を備えたものである。
また、表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁止ビ
ットと、第1のカテゴリコードを含む場合と、その他の
場合が区別できるようにしたものである。
また、表示手段は、デジタル出力信号に、コピー禁止
ビットと第1のカテゴリコードを含む場合と、コピー禁
止ビットと第2のカテゴリコードを含む場合と、コピー
禁止ビットを含まずに第1のカテゴリコードを含む場合
が区別できるようにしたものである。
また、コピー制御信号判別部と、コピー禁止ビット設
定部と、カテゴリコード設定部と、再生信号のサンプリ
ング周波数を判別するサンプリング周波数判別部と、再
生信号のサンプリング周波数を点灯または点滅状態にす
る表示手段を備えたものである。
また、表示手段はデジタル出力信号にコピー禁止ビッ
トと、第1のカテゴリコードを含む場合は、サンプリン
グ周波数を点滅状態にし、その他の場合はサンプリング
周波数を点灯状態にするようにしたものである。
また、表示手段はデジタル出力信号に、コピー禁止ビ
ットと第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリング
周波数を第一の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビット
と第2のカテゴリコードを含む場合はサンプリング周波
数を第二の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビットを含
まずに第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリング
周波数を点灯状態にするようにしたものである。
作用 本発明は上記した構成により、コピー制御信号判別部
によって制御される表示部を備えているため、再生状態
においても、再生信号がデジタルコピーが可能か否かの
情報が得られるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁止ビ
ットと、第1のカテゴリコードを含む場合と、その他の
場合が区別できるようにしたため、再生信号がデジタル
コピーできない場合と、デジタルコピーできる場合が確
認できるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号に、コピー禁止
ビットと第1のカテゴリコードを含む場合と、コピー禁
止ビットと第2のカテゴリコードを含む場合と、コピー
禁止ビットを含まずに第1のカテゴリコードを含む場合
が区別できるようにしたため、再生信号が第一世代もデ
ジタルコピーできない場合と、第一世代だけデジタルコ
ピーできる場合と、多世代にわたってデジタルコピーで
きる場合が確認できるという利点がある。
また、コピー制御信号判別部と、コピー禁止ビット設
定部と、カテゴリコード設定部と、再生信号のサンプリ
ング周波数を判別するサンプリゴグ周波数判別部と、再
生信号のサンプリング周波数を点灯または点滅状態にす
る表示手段を備えたため、表示のために専用の表示器を
必要としないという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁止ビ
ットと、第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を点滅状態にし、その他の場合はサンプリング
周波数を点灯状態にするようにしたため、再生信号がデ
ジタルコピーできない場合と、デジタルコピーできる場
合が、従来からあるサンプリング周波数の表示器により
確認できるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号に、コピー禁止
ビットと第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を第一の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビッ
トと第2のカテゴリコードを含む場合はサンプリング周
波数を第二の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビットを
含まずに第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を点灯状態にするようにしたため、再生信号が
第一世代もデジタルコピーできない場合と、第一世代だ
けデジタルコピーできる場合と、多世代にわたってデジ
タルコピーできる場合が、従来からあるサンプリング周
波数の表示器の点灯または点滅速度により確認できうと
いう利点がある。
実施例 以下本発明の第一の実施例について、DATを例に図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の第一の実施
例のDATのブロック図である。図中、第9図と同一の構
成要素については同一の番号を付して示している。9
は、サブコードデコーダ7の出力信号ID6からコピー禁
止ビット設定部12とカテゴリコード設定部13に、例えば
第1表に示すような指令を出力するとともに、後述する
表示データ設定部22にID6の情報を出力するコピー制御
信号判別部である。22は、後述する表示部25に、例えば
第2表に示すような指令を出力する表示データ設定部で
ある。25は、例えばFL表示管またはLED等で構成され
た、再生信号のデジタルコピーの可否を示す表示部であ
る。19はコピー禁止ビット設定部12、カテゴリコード設
定部13、コピー制御信号判別部9、表示データ設定部22
を含めてなるシステムコントローラであり、例えばマイ
クロコンピュータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表を用いてその動作を説明する。第2図はシステムコン
トローラ19の処理の一部を示すフローチャートである。
第10図と同一の処理については、同一の番号を付して示
している。
まず、BSチューナのようにコピー禁止ビットを含まな
い信号をデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
し、このテープをDATで再生する場合、すなわちID6が
“00"の場合について説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ19は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制御
信号判別部9に入力される。判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“00"であ
るため、コピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビット
を付さないように指令を出力し、カテゴリコード設定部
13にDATを示すカテゴリコードを出力するように指令を
出力する。処理ステップ37において、コピー禁止ビット
設定部12はチャネルステータスエンコーダ14に、チャネ
ルステータスのビット2が“1"となるように指令を出力
する。チャネルステータスエンコーダ14はデジタル・オ
ーディオ・インタフェイス・フォーマットに従ったチャ
ネルステータス信号を得る。次に、処理ステップ44にお
いて、表示データ設定部22は、第2表にしたがって、表
示部25にデジタルコピー可能であることを表示するよう
に、表示データを設定する。続いて処理ステップ47にお
いて、デジタル出力エンコーダ15は、チャネルステータ
スエンコーダ14と再生信号処理回路4の信号からデジタ
ル・オーディオ・インタフェイス・フォーマットに従っ
た信号を得て、デジタル出力端子16から出力する。従っ
て、このデジタル信号は、他のデジテル・オーディオ・
テープレコーダで記録可能となり、表示部25で確認がで
きる。
次に、コンパクトディスクをデジタル・オーディオ・
テープレコーダでデジタルコピーしたテープ、すなわ
ち、ID6が“10"のテープをDATで再生する場合について
説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ19は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制御
信号判別部9に入力される。判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“10"であ
るため、第1表からコピー禁止ビット設定部12にコピー
禁止ビットを付すように指令を出力し、カテゴリコード
設定部13にDATを示すカテゴリコードを出力するように
指令を出力する。処理ステップ34において、コピー禁止
ビット設定部12はチャネルステータスエンコーダ14に、
チャネルステータスのビット2が“0"となるように指令
を出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“10"であるた
め、処理ステップ45に至り、カテゴリコード設定部13は
チャネルステータスエンコーダにDATであることを示す
“11000000"となるコードを設定するように指令を出力
する。次に、処理ステップ46において、表示データ設定
部22は、第2表にしたがって、表示部25にデジタルコピ
ー不可であることを表示するように、表示データを設定
する。続いて処理ステップ47において、デジタル出力エ
ンコーダ15は、チャネルステータスエンコーダ14と再生
信号処理回路4の信号からデジタル・オーディオ・イン
タフェイス・フォーマットに従った信号を得て、デジタ
ル出力端子16から出力する。従って、このデジタル信号
は、他のデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
不可となり、表示部25で確認ができる。
次に、デジタル・オーディオ・テープレコーダのアナ
ログ入力端子から入力された信号を録音したテープを、
DATで再生する場合について説明する。アナログ録音し
たテープのID6は、デジタルコピーの世代数を制御する
ため、例えば“01"と記録されているものとする。この
テープをDATで再生すると、判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“01"であ
るため、第1表からコピー禁止ビット設定部12にコピー
禁止ビットを付すように指令を出力し、カテゴリコード
設定部13にDAT−Cを示すカテゴリコードを出力するよ
うに指令を出力する。処理ステップ34において、コピー
禁止ビット設定部12はチャネルステータスエンコーダ14
に、チャネルステータスのビット2が“0"となるように
指令を出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“01"であ
るため、処理ステップ43に至り、カテゴリコード設定部
13はチャネルステータスエンコーダにDAT−Cであるこ
とを示す8ビットのコードを設定するように指令を出力
する。次に、処理ステップ44において、表示データ設定
部22は、第2表にしたがって、表示部25にデジタルコピ
ー可能であることを表示するように、表示データを設定
する。続いて処理ステップ47において、デジタル出力エ
ンコーダ15は、チャネルステータスエンコーダ14と再生
信号処理回路4の信号からデジタル・オーディオ・イン
タフェイス・フォーマットに従った信号を得て、デジタ
ル出力端子16から出力する。従って、このデジタル信号
は、他のデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
可能となり、表示部25で確認ができる。しかし、このテ
ープを他のデジタル・オーディオ・テープレコーダでデ
ジタルコピーをした結果できたテープは、ID6が“10"と
なり、先に説明したように、以降のデジタルコピーが不
可になる。
以上説明したように本実施例によれば、コピー禁止ビ
ットとカテゴリコードによりコピーの世代数を制限でき
るように再生信号を出力するDATであっても、コピー制
御信号判別部9により制御される表示データ設定部22と
表示部25を備えることにより、再生中に出力信号のデジ
タルコピーの可否が判別することができ、特にデジタル
コピーできない信号をデジタルコピーしようとし、デジ
タル・オーディオ・テープレコーダを録音モードにして
初めてデジタルコピー不可を知る、というような無駄な
作業をDAT使用者に強いることはない。
第3図は本発明の第二の実施例のDATの表示部のブロ
ック図である。図中、第1図と同一の構成要素について
は同一の番号を付して示しており、各ブロックの接続関
係はすべて第1図と同じである。22aは、コピー制御信
号判別部9の出力信号により、後述する表示部25aに、
例えば第3表に示すような指令を出力する表示データ設
定部である。25aは、例えばFL表示管またはLED等で構成
された再生信号のデジタルコピーの可否を示す表示部で
ある。19aはコピー禁止ビット設定部12、カテゴリコー
ド設定部13、コピー制御信号判別部9、表示データ設定
部22aを含めてなるシステムコントローラであり、例え
ばマイクロコンピュータで構成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表を用いてその動作を説明する。第4図はシステムコン
トローラ19aの処理の一部を示すフローチャートであ
る。第2図と同一の処理については、同一の番号を付し
て示している。
まず、ID6が“00"のテープを再生する場合について説
明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ19aは判別ステップ32において、再生スイッ
チが押されたことを認識して、磁気テープ1に記録され
た信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信
号処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDA
コンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サ
ブコード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制
御信号判別部9に入力される。判別ステップ33におい
て、コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“00"
であるため、コピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビ
ットを付さないように指令を出力し、カテゴリコード設
定部13にDATを示すカテゴリコードを出力するように指
令を出力する。処理ステップ37において、コピー禁止ビ
ット設定部12はチャネルステータスエンコーダ14に、チ
ャネルステータスビット2が“1"となるように指令を出
力する。チャネルステータスエンコーダ14はデジタル・
オーディオ・インタフェイス・フォーマットに従ったチ
ャネルステータス信号を得る。次に、処理ステップ49に
おいて、表示データ設定部22aは、第3表にしたがっ
て、表示部25aにデジタルコピー多世代可能であること
を表示するように、表示データを設定する。続いて処理
ステップ47において、デジタル出力エンコーダ15は、チ
ャネルステータスエンコーダ14と再生信号処理回路4の
信号からデジタル・オーディオ・インタフェイス・フォ
ーマットに従った信号を得て、デジタル出力端子16から
出力する。従って、このデジタル信号は、他のデジタル
・オーディオ・テープレコーダで記録可能となり、さら
に多世代にわたるデジタルコピーが可能であることが表
示部25aで確認ができる。
次に、ID6が“10"のテープをDATで再生する場合につ
いて説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ19aは判別ステップ32において、再生スチッ
チが押されたことを認識して、磁気テープ1に記録され
た信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信
号処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDA
コンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サ
ブコード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制
御信号判別部9に入力される。判別ステップ33におい
て、コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“10"
であるため、第1表からコピー禁止ビット設定部12にコ
ピー禁止ビットを付すように指令を出力し、カテゴリコ
ード設定部13にDATを示すカテゴリコードを出力するよ
うに指令を出力する。処理ステップ34において、コピー
禁止ビット設定部12はチャネルステータスエンコーダ14
に、チャネルステータスのビット2が“0"となるように
指令を出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“10"であ
るため、処理ステップ45に至り、カテゴリコード設定部
13はチャネルステータスエンコーダにDATであることを
示す“11000000"となるコードを設定するように指令を
出力する。次に、処理ステップ51において、表示データ
設定部22aは、第3表にしたがって、表示部25aにデジタ
ルコピー不可であることを表示するように、表示データ
を設定する。続いて処理ステップ47において、デジタル
出力エンコーダ15は、チャネルステータスエンコーダ14
と再生信号処理回路4の信号からデジタル・オーディオ
・インタフェイス・フォーマットに従った信号を得て、
デジタル出力端子16から出力する。従って、このデジタ
ル信号は、他のデジタル・オーディオ・テープレコーダ
で記録不可となり、表示部25aで確認ができる。
次に、ID6が“01"と記録されているテープをDATで再
生すると、判別ステップ33において、コピー制御信号判
別部9は、再生信号のID6が“01"であるため、第1表か
らコピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビットを付す
ように指令を出力し、カテゴリコード設定部13にDAT−
Cを示すカテゴリコードを出力するように指令を出力す
る。処理ステップ34において、コピー禁止ビット設定部
12はチャネルステータスエンコーダ14に、チャネルステ
ータスのビット2が“0"となるように指令を出力し、判
断ステップ35に至り、ID6が“01"であるため、処理ステ
ップ43に至り、カテゴリコード設定部13はチャネルステ
ータスエンコーダにDAT−Cであることを示す8ビット
のコードを設定するように指令を出力する。次に、処理
ステップ50において、表示データ設定部22aは、第3表
にしたがって、表示部25aにデジタルコピーが一世代の
み可能であることを表示するように、表示データを設定
する。続いて処理ステップ47において、デジタル出力エ
ンコーダ15は、チャネルステータスエンコーダ14と再生
信号処理回路4の信号からデジタル・オーディオ・イン
タフェイス・フォーマットに従った信号を得て、デジタ
ル出力端子16から出力する。従って、このデジタル信号
は、他のデジタル・オーディオ・テープレコーダで記録
可能となり、表示部25で確認できる。しかし、このテー
プを他のデジタル・オーディオ・テープレコーダでデジ
タルコピーをした結果できたテープは、ID6が“10"とな
り、先に説明したように、以降のデジタルコピーが不可
になり、表示部25aで確認できる。
以上説明したように本実施例によれば、コピー禁止ビ
ットとカテゴリコードによりコピーの世代数を制限でき
るように再生信号を出力するDATであっても、コピー制
御信号判別部9により制御される表示データ設定部22a
と表示部25aを備えることにり、再生中に出力信号のデ
ジタルコピーの可否が判別することができ、さらに、コ
ピーしてできたテープが、多世代にわたってデジタルコ
ピー可能か、一世代限りデジタルコピー可能かというこ
とがDAT使用者にわかるという利点がある。
第5図は本発明の第三の実施例のDATのブロック図で
ある。図中、第1図と同一の構成要素については同一の
番号を付して示している。9は、サブコードデコーダ7
の出力信号ID6から、コピー禁止ビット設定部12とカテ
ゴリコード設定部13に、例えば第1表に示すような指令
を出力するとともに、後述する表示データ設定部23にID
6の情報を出力するコピー制御信号判別部である。23
は、後述する表示部26に、例えば第4表に示すような指
令を出力する表示データ設定部である。26は、例えばFL
表示管またはLED等で構成された、再生信号のサンプリ
ング周波数を表示する表示部である。28はサブコードデ
コーダ7の出力信号からサンプリング周波数を判別し、
表示データ設定部23にサンプリング周波数情報を出力す
るサンプリング周波数判別部である。20はコピー禁止ビ
ット設定部12、カテゴリコード設定部13、コピー制御信
号判別部10、表示データ設定部23を含めてなるシステム
コントローラであり、例えばマイクロコンピュータで構
成されている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表を用いてその動作を説明する。第6図はシステムコン
トローラ20の処理の一部を示すフローチャートである。
第2図と同一の処理については、同一の番号を付して示
している。
まず、再生するテープのID6が“00"の場合について説
明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ20は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制御
信号判別部9に入力される。判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“00"であ
るため、コピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビット
を付さないように指令を出力し、カテゴリコード設定部
13にDATを示すカテゴリコードを出力するように指令を
出力する。処理ステップ37において、コピー禁止ビット
設定部12はチャネルステータスエンコーダ14に、チャネ
ルステータスのビット2が“1"となるように指令を出力
する。チャネルステータスエンコーダ14はデジタル・オ
ーディオ・インタフェイス・フォーマットに従ったチャ
ネルステータス信号を得る。次に、処理ステップ52にお
いて、表示データ設定部23は、第4表にしたがって、表
示部26にデジタルコピー可能であることを表示するよう
に、表示データを設定する。続いて処理ステップ47にお
いて、デジタル出力エンコーダ15は、チャネルステータ
スエンコーダ14と再生信号処理回路4の信号からデジタ
ル・オーディオ・インタフェイス・フォーマットに従っ
た信号を得て、デジタル出力端子16から出力する。従っ
て、このデジタル信号は、他のデジタル・オーディオ・
テープレコーダで記録可能となり、表示部26でサンプリ
ング周波数の点灯状態から確認ができる。
次に、ID6が“10"のテープをDATで再生する場合につ
いて説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ20は判別ステップ32において、再生スイッチ
が押されたことを認識して、磁気テープ1に記録された
信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信号
処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDAコ
ンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サブ
コード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制御
信号判別部9に入力される。判別ステップ33において、
コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“10"であ
るため、第1表からコピー禁止ビット設定部12にコピー
禁止ビットを付すように指令を出力し、カテゴリコード
設定部13にDATを示すカテゴリコードを出力するように
指令を出力する。処理ステップ34において、コピー禁止
ビット設定部12はチャネルステータエンコーダ14に、チ
ャネルステータスのビット2が“0"となるように指令を
出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“10"であるた
め、処理ステップ45に至り、カテゴリコード設定部13は
チャネルステータスエンコーダにDATであることを示す
“11000000"となるコードを設定するように指令を出力
する。次に、処理ステップ53において、表示データ設定
部23は、第4表にしたがって、表示部26にデジタルコピ
ー不可であることを示すため、サンプリング周波数の表
示を点滅するように、表示データを設定する。続いて処
理ステップ47において、デジタル出力エンコーダ15は、
チャネルステータスエンコーダ14と再生信号処理回路4
の信号からデジタル・オーディオ・インタフェイス・フ
ォーマットに従った信号を得て、デジタル出力端子16か
ら出力する。従って、このデジタル信号は、他のデジタ
ル・オーディオ・テープレコーダで記録不可となり、表
示部25でサンプリング周波数の表示を点滅することから
確認ができる。
次に、ID6が“01"のテープを、DATで再生する場合に
ついて説明する。
このテープをDATで再生すると、判別ステップ33にお
いて、コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“0
1"であるため、第1表からコピー禁止ビット設定部12に
コピー禁止ビットを付すように指令を出力し、カテゴリ
コード設定部13にDAT−Cを示すカテゴリコードを出力
するように指令を出力する。処理ステップ34において、
コピー禁止ビット設定部12はチャネルステータスエンコ
ーダ14に、チャネルステータスのビット2が“0"となる
ように指令を出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“0
1"であるため、処理ステップ43に至り、カテゴリコード
設定部13はチャネルステータスエンコーダにDAT−Cで
あることを示す8ビットのコードを設定するように指令
を出力する。次に、処理ステップ52において、表示デー
タ設定部23は、第4表にしたがって、表示部26にデジタ
ルコピー可能であることを示すため、サンプリング周波
数を点灯するように表示データを設定する。続いて処理
ステップ47において、デジタル出力エンコーダ15は、チ
ャネルステータスエンコーダ14と再生信号処理回路4の
信号からデジタル・オーディオ・インタフェイス・フォ
ーマットに従った信号を得て、デジタル出力端子16から
出力する。従って、このデジタル信号は、他のデジタル
・オーディオ・テープレコーダ記録可能となり、表示部
25で確認ができる。しかし、このテープを他のデジタル
・オーディオ・テープレコーダでデジタルコピーをした
結果できたテープは、ID6が“10"となり、先に説明した
ように、以降のデジタルコピーが不可になる。
以上説明したように本実施例によれば、コピー禁止ビ
ットとカテゴリコードによりコピーの世代数を制限でき
るように再生信号を出力するDATであってもコピー制御
信号判別部9により制御される表示データ設定部23と表
示部26を備えることにより、再生中のサンプリング周波
数の点灯か点滅かにより、再生中に出力信号のデジタル
コピーの可否が判別することができ、特にデジタルコピ
ーできない信号をデジタルコピーしようとし、デジタル
・オーディオ・テープレコーダを録音モードにして初め
てデジタルコピー不可を知る、というような無駄な作業
をDAT使用者に強いることはない。さらに、一般にDATは
再生信号のサンプリング周波数を表示する表示器を備え
ているため、本発明のために、特にコストが高くなるこ
とはないという利点を有することができる。
第7図は本発明の第四の実施例のDATの表示部のブロ
ック図である。図中、第5図と同一の構成要素について
は同一の番号を付して示しており、各ブロックの接続関
係はすべて第5図と同じである。23aは、後述する表示
部26aに、例えば第5表に示すような指令を出力する表
示データ設定部である。26aは、例えばFL表示管またはL
ED等で構成された、再生信号のサンプリング周波数を表
示する表示部である。19aはコピー禁止ビット設定部1
2、カテゴリコード設定部13、コピー制御信号判別部
9、表示データ設定部23aを含めてなるシステムコント
ローラであり、例えばマイクロコンピュータで構成され
ている。
以上のように構成されたDATについて、以下図面及び
表を用いてその動作を説明する。第8図はシステムコン
トローラ19aの処理の一部を示すフローチャートであ
る。第6図と同一の処理については、同一の番号を付し
て示している。
まず、ID6が“00"のテープを再生する場合について説
明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ20aは判別ステップ32において、再生スイッ
チが押されたことを認識して、磁気テープ1に記録され
た信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信
号処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDA
コンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サ
ブコード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制
御信号判別部9に入力される。判別ステップ33におい
て、コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“00"
であるため、コピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビ
ットを付さないように指令を出力し、カテゴリコード設
定部13にDATを示すカテゴリコードを出力するように指
令を出力する。処理ステップ37において、コピー禁止ビ
ット設定部12はチャネルステータスエンコーダ14に、チ
ャネルステータスのビット2が“1"となるように指令を
出力する。チャネルステータスエンコーダ14はデジタル
・オーディオ・インタフェイス・フォーマットに従った
チャネルステータス信号を得る。次に、処理ステップ54
において、走査データ設定部23aは、第5表にしたがっ
て、表示部26aにデジタルコピー多世代可能であること
を示すために、サンプリング周波数を点灯する表示デー
タを設定する。続いて処理ステップ47において、デジタ
ル出力エンコーダ15は、チャネルステータスエンコーダ
14と再生信号処理回路4の信号からデジタル・オーディ
オ・インタフェイス・フォーマットに従った信号を得
て、デジタル出力端子16から出力する。従って、このデ
ジタル信号は、他のデジタル・オーディオ・テープレコ
ーダで記録可能となり、さらに多世代にわたるデジタル
コピーが可能であることが表示部26aのサンプリング周
波数が点灯することにより確認ができる。
次に、ID6が“10"のテープをDATで再生する場合につ
いて説明する。
操作スイッチ17の再生スイッチを押すと、システムコ
ントローラ19aは判別ステップ32において、再生スイッ
チが押されたことを確認して、磁気テープ1に記録され
た信号を再生ヘッド2が再生し、再生アンプ3、再生信
号処理回路4を経てオーディオ信号のデジタル信号をDA
コンバータ5とデジタル出力エンコーダ15に入力し、サ
ブコード信号はサブコードデコーダ7を経て、コピー制
御信号判別部9に入力される。判別ステップ33におい
て、コピー制御信号判別部9は、再生信号のID6が“10"
であるため、第1表からコピー禁止ビット設定部12にコ
ピー禁止ビットを付するように指令を出力し、カテゴリ
コード設定部13にDATを示すカテゴリコードを出力する
ように指令を出力する。処理ステップ34において、コピ
ー禁止ビット設定部12はチャネルステータスエンコーダ
14に、チャネルステータスのビット2が“0"となるよう
に指令を出力し、判断ステップ35に至り、ID6が“10"で
あるため、処理ステップ45に至り、カテゴリコード設定
部13はチャネルステータスエンコーダにDATであること
を示す“11000000"となるコードを設定するように指令
を出力する。次に、処理ステップ56において、表示デー
タ設定部23aは、第5表にしたがって、表示部26aにデジ
タルコピー不可であることを示すため、サンプリング周
波数を高速で点滅するよう表示データを設定する。続い
て処理ステップ47において、デジタル出力エンコーダ15
は、チャネルステータスエンコーダ14と再生信号処理回
路4の信号からデジタル・オーディオ・インタフェイス
・フォーマットに従った信号を得て、デジタル出力端子
16から出力する。従って、このデジタル信号は、他のデ
ジタル・オーディオ・テープレコーダで記録不可とな
り、表示部26aのサンプリング周波数が高速で点滅する
ことにより確認ができる。
次に、ID6が“01"と記録されているテープをDATで再
生すると、判別ステップ33において、コピー制御信号判
別部9は、再生信号のID6が“01"であるため、第1表か
らコピー禁止ビット設定部12にコピー禁止ビットを付す
ように指令を出力し、カテゴリコード設定部13にDAT−
Cを示すカテゴリコードを出力するように指令を出力す
る。処理ステップ34において、コピー禁止ビット設定部
12はチャネルステータスエンコーダ14に、チャネルステ
ータスのビット2が“0"となるように指令を出力し、判
断ステップ35に至り、ID6が“01"であるため、処理ステ
ップ43が至り、カテゴリコード設定部13はチャネルステ
ータスエンコーダにDAT−Cであることを示す8ビット
のコードを設定するように指令を出力する。次に、処理
ステップ55において、表示データ設定部23aは、第5表
にしたがって、表示部26aにデジタルコピーが一世代の
み可能であることを示すため、サンプリング周波数を低
速で点滅する表示データを設定する。続いて処理ステッ
プ47において、デジタル出力エンコーダ15は、チャネル
ステータスエンコーダ14と再生信号処理回路4の信号か
らデジタル・オーディオ・インタフェイス・フォーマッ
トに従った信号を得て、デジタル出力端子16から出力す
る。従って、このデジタル信号は、他のデジタル・オー
ディオ・テープレコーダで記録可能となり、表示部26a
で確認ができる。しかし、このテープを他のデジタル・
オーディオ・テープレコーダでデジタルコピーをした結
果できたテープは、ID6が“10"となり、先に説明したよ
うに、以降のデジタルコピーが不可になり、表示部26a
のサンプリング周波数が低速で点滅することにより確認
できる。
以上説明したように本実施例によればコピー禁止ビッ
トとカテゴリコードによりコピーの世代数を制限できる
ように再生信号を出力するDATであっても、コピー制御
信号判別部9により制御される表示データ設定部23aと
表示部26aを備えることにより、再生中に出力信号のデ
ジタルコピーの可否が判別することができ、さらに、コ
ピーしてできたテープが、多世代にわたってデジタルコ
ピー可能か、一世代限りデジタルコピー可能かというこ
とがDAT使用者にわかるという利点がある。さらに、一
般にDATは再生信号のサンプリング周波数を表示する表
示器を備えているため、本発明のために、特にコストが
高くなることはないという利点を有することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、再生信号のデジタルコピーの
可否を示す、複数のビットからなるコピー制御サブコー
ド信号を判別するコピー制御信号判別部と、デジタル出
力信号に付すコピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビ
ット設定部と、コピー禁止ビットの有無によりデジタル
コピーの可否がきまる第1のカテゴリコード、またはコ
ピー禁止ビットの有無にかかわらずデジタルコピーが可
能となる第2のカテゴリコードが出力可能なカテゴリコ
ード設定部と、コピー制御信号判別部によって制御され
る、デジタル出力信号が他の記録装置によりデジタルコ
ピーが可能か否かを示す表示手段を備えているため、再
生状態においても、再生信号がデジタルコピーが可能か
否かの情報が得られるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁止ビ
ットと、第1のカテゴリコードを含む場合と、その他の
場合が区別できるようにしたため、再生信号がデジタル
コピーできない場合と、デジタルコピーできる場合が確
認できるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号に、コピー禁止
ビットと第1のカテゴリコードを含む場合と、コピー禁
止ビットと第2のカテゴリコードを含む場合と、コピー
禁止ビットを含まずに第1のカテゴリコードを含む場合
が区別できるようにしたため、再生信号が第一世代もデ
ジタルコピーできない場合と、第一世代だけデジタルコ
ピーできる場合と、多世代にわたってデジタルコピーで
きる場合が確認できるという利点がある。
また、コピー制御信号判別部と、コピー禁止ビット設
定部と、カテゴリコード設定部と、再生信号のサンプリ
ング周波数を判別するサンプリング周波数判別部と、再
生信号のサンプリング周波数を点灯または点滅状態にす
る表示手段を備えたため、表示のために専用の表示器を
必要としないという利点がある。従って、表示のため新
たな表示器が必要でなくコストアップとならないという
利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁止ビ
ットと、第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を点滅状態にし、その他の場合はサンプリング
周波数を点灯状態にするようにしたため、再生信号がデ
ジタルコピーできない場合と、デジタルコピーできる場
合が、従来からあるサンプリング周波数の表示器により
確認できるという利点がある。
また、表示手段は、デジタル出力信号に、コピー禁止
ビットと第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を第一の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビッ
トと第2のカテゴリコードを含む場合はサンプリング周
波数を第二の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビットを
含まずに第1のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
グ周波数を点灯状態にするようにしたため、再生信号が
第一世代もデジタルコピーできない場合と、第一世代だ
けデジタルコピーできる場合と、多世代にわたってデジ
タルコピーできる場合が、従来からあるサンプリング周
波数の表示器の点灯または点滅速度により確認できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例のDATのブロック図、第
2図は第1図のシステムコントローラ19の処理の一部を
示すフローチャート、第3図は本発明の第二の実施例の
DATのブロック図、第4図は第3図のシステムコントロ
ーラ19aの処理の一部を示すフローチャート、第5図は
本発明の第三の実施例のDATのブロック図、第6図は第
5図のシステムコントローラ20の処理の一部を示すフロ
ーチャート、第7図は本発明の第四の実施例のDATのブ
ロック図、第8図は第7図のシステムコントローラ20a
の処理の一部を示すフローチャート、第9図は従来のDA
Tのブロック図、第10図は第9図のシステムコントロー
ラ18の処理の一部を示すフローチャートである。 8,9,10……コピー制御信号判別部、12……コピー禁止ビ
ット設定部、13……カテゴリコード設定部、18,19,19a,
20,20a……システムコントローラ、22,22a,23,23a……
表示データ設定部、25,25a,26,26a……表示部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生信号のデジタルコピーの可否を示す、
    複数のビットからなるコピー制御サブコード信号を判別
    するコピー制御信号判別部と、デジタル出力信号に付す
    コピー禁止ビットを設定するコピー禁止ビット設定部
    と、コピー禁止ビットの有無によりデジタルコピーの可
    否がきまる第1のカテゴリコード、またはコピー禁止ビ
    ットの有無にかかわらずデジタルコピーが可能となる第
    2のカテゴリコードが出力可能なカテゴリコード設定部
    と、デジタル出力信号が他の記録信号によりデジタルコ
    ピーが可能か否かを示す表示手段を備え、前記コピー禁
    止ビット設定部と、前記カテゴリコード設定部と、前記
    表示手段は前記コピー制御信号判別部の出力信号により
    制御されるようにしたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁
    止ビットと、第1のカテゴリコードを含む場合と、その
    他の場合が区別できるようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の再生装置。
  3. 【請求項3】表示手段は、デジタル出力信号に、コピー
    禁止ビットと第1のカテゴリコードを含む場合と、コピ
    ー禁止ビットと第2のカテゴリコードを含む場合と、コ
    ピー禁止ビットを含まずに第1のカテゴリーコードを含
    む場合が区別できるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の再生装置。
  4. 【請求項4】コピー制御信号判別部と、コピー禁止ビッ
    ト設定部と、カテゴリコード設定部と、再生信号のサン
    プリング周波数を判別するサンプリング周波数判別部
    と、再生信号サンプリング周波数を点灯または点滅状態
    にする表示手段を備え、前記コピー禁止ビット設定部
    と、前記カテゴリコード設定部と、前記表示手段は前記
    コピー制御信号判別部の出力信号により制御されるよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の再
    生装置。
  5. 【請求項5】表示手段は、デジタル出力信号にコピー禁
    止ビットと、第1のカテゴリーコードを含む場合はサン
    プリング周波数を点滅状態にし、その他の場合はサンプ
    リング周波数を点灯状態にするようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の再生装置。
  6. 【請求項6】表示手段は、デジタル出力信号に、コピー
    禁止ビットと第1のカテゴリコードを含む場合はサンプ
    リング周波数を第一の周期で点滅状態にし、コピー禁止
    ビットと第2のカテゴリコードを含む場合はサンプリン
    グ周波数を第二の周期で点滅状態にし、コピー禁止ビッ
    トを含まずに第1のカテゴリコードを含む場合はサンプ
    リング周波数を点灯状態にするようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の再生装置。
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