JP3023284U - 密封小袋包装体 - Google Patents
密封小袋包装体Info
- Publication number
- JP3023284U JP3023284U JP1995010831U JP1083195U JP3023284U JP 3023284 U JP3023284 U JP 3023284U JP 1995010831 U JP1995010831 U JP 1995010831U JP 1083195 U JP1083195 U JP 1083195U JP 3023284 U JP3023284 U JP 3023284U
- Authority
- JP
- Japan
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- bottle
- shaped
- package
- upper side
- shaped discharge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 開口部のカットをフイルム延伸方向性にわず
らわされることなく、直線的に、かつ正確に行い得て、
内容物をもらさずに容易に取出すことができる密封小袋
包装体を提供することを目的とする。 【構成】 菱形の密封小袋包装体において、上辺シール
部と縦シール部が一体に連続する上方角部に、壜口状の
排出部を形成して壜型の内容物収容部を設けるとともに
前記壜口状の排出部下端に広巾シール部を設け、かつ前
記上辺シール部と縦シール部に亘り前記壜口状の排出部
開口用の破線もしくは切込みを設けたことを特徴とする
ものである。
らわされることなく、直線的に、かつ正確に行い得て、
内容物をもらさずに容易に取出すことができる密封小袋
包装体を提供することを目的とする。 【構成】 菱形の密封小袋包装体において、上辺シール
部と縦シール部が一体に連続する上方角部に、壜口状の
排出部を形成して壜型の内容物収容部を設けるとともに
前記壜口状の排出部下端に広巾シール部を設け、かつ前
記上辺シール部と縦シール部に亘り前記壜口状の排出部
開口用の破線もしくは切込みを設けたことを特徴とする
ものである。
Description
【0001】
本考案は、プラスチックフイルムもしくはラミネートフイルム等からなる密封 小袋包装体に関するものである。
【0002】
従来の密封小袋包装体において、袋の形態が菱形状のもの、あるいは密封包装 体に壜口状の排出部(注出部)を設けたもの等(例えば実開昭50−40691 号公報)が公知である。そして前記菱形状の密封包装体は内容物(液体、粉体そ の他)の取り出しに際しては、内容物の抽出を容易にするため、菱形の鋭角部を 斜め方向に切除して注出口部となし、該部から内容物を取出すようにしていたも のであり、また実開昭50−40691号公報のものは、縦長の直方形状の密封 包装体に、縦長の壜型の液体収容部を形成し、前記液体収容部の壜口状部を切込 み部から切除して注出口部となし、該部から内容物を取出すようにしていたもの である。
【0003】
ところが、一般にこの種密封包装体に使用されているプラスチックフイルムに は縦・横の延伸方向性があり、上記従来技術の場合は、いずれも開封に際しては フイルム延伸方向に対して斜め方向にフイルムを切り裂くものであり、このこと は結果的にフイルムの特性に逆らって開封がなされるものであり、フイルムの切 り裂きが容易、かつ正確に行われないという問題点があった。 また上記従来技術のものは、いずれも開口部が小さく、内容物が出しにくいと いう問題点があったばかりでなく、フイルムを切り裂く時に内容物がこぼれ出て しまうという問題点があった。
【0004】
本考案は、上記課題を解決することを目的とし、菱形の密封小袋包装体におい て、上辺シール部と縦シール部が一体に連続する上方角部に、壜口状の排出部を 形成して壜型の内容物収容部を設けるとともに前記壜口状の排出部下端に広巾シ ール部を設け、かつ前記上辺シール部と縦シール部に亘り前記壜口状の排出部開 口用の破線もしくは切込みを設けたこと、さらに壜口状の排出部下端の広巾シー ル部を略逆三角形状となし、かつ前記広巾シール部に包装体吊下げ用穴を設けた ことを特徴とするものである。
【0005】
使用に際しては、菱形の密封包装体の上辺シール部と縦シール部に亘り設けた 破線もしくは切込みから直線的に、かつ正確に壜口状の排出部を開口し、内容物 をもらさずに容易に取出すことができるものである。
【0006】
図1乃至図2は本考案の一実施例を示すものであって、図1は包装体吊下げ用 穴を設けない場合の密封包装体の斜視図、図2は包装体吊下げ用穴を設けた場合 の密封包装体の斜視図である。
【0007】 各図において、1は菱形の密封包装体であって、周知のプラスチックフイルム あるいはプラスチックフイルムのラミネートフイルムまたはプラスチックフイル ムと紙その他のラミネートフイルムを熱シールして形成されたものである。2は 前記菱形の密封包装体1の上辺シール部、2′は下辺シール部、3は縦シール部 であって、前記上辺シール部2と縦シール部3が一体に連続する上方角部4に、 壜口状の排出部5が形成されて壜型内容物収容部6が設けられている。7は前記 壜口状の排出部5下端に上辺シール部2と一体に設けられた広巾シール部であっ て、略逆三角形状をなしている。
【0008】 8は前記上辺シール部2と縦シール部3に亘り設けられた壜口状排出部開口用 の破線もしくは切込みである。9は前記広巾シール部7に設けられた包装体吊下 げ用穴である。なお、本実施例における菱形の密封包装体1は3方シール形であ るが、これに限定されるものでない。
【0009】
本考案によれば、菱形の密封小袋包装体において、上辺シール部と縦シール部 が一体に連続する上方角部に、壜口状の排出部を形成して壜型の内容物収容部を 設けるとともに前記壜口状の排出部下端に広巾シール部を設け、かつ前記上辺シ ール部と縦シール部に亘り前記壜口状の排出部開口用の破線もしくは切込みを設 けたこと、さらに壜口状の排出部下端の広巾シール部を略逆三角形状となし、か つ前記広巾シール部に包装体吊下げ用穴を設けたものであるから、密封包装体の 菱形を利用してその鋭角となる上方角部に壜口状の排出部を形成することにより 、壜型の内容物収容部の面積(容量)を最大に利用することができるとともに、 前記壜口状の排出部を切除するための破線もしくは切込みを前記上辺シール部と 縦シール部に亘り設けたので、内容物の取出しに際しては、フイルム特性の延伸 方向性にわずらわされることなく、前記破線もしくは切込みにより排出口のカッ トを直線的に容易、かつ正確に行い得て内容物をもらさずに容易に取出すことが できるものである。 さらにまた本考案においては、包装体吊下げ用穴を上辺シール部と一体に形成 した広巾シール部に設けたため、穴明けによる包装体自体の強度の弱化および変 形もなく、正確な形態を維持することができるとともに、必要に応じ密封包装体 を吊下げ保管しておくこともでき、また販売店等で展示する際は、前記包装体吊 下げ用穴により多数の密封包装体を人目につき易い状態に吊下げておくことによ り、販売促進効果を積極的に高めることができる等、種々の優れた効果を有する ものである。
【図1】本考案による包装体吊下げ用穴を設けない場合
の密封包装体の斜視図である。
の密封包装体の斜視図である。
【図2】本考案による包装体吊下げ用穴を設けた場合の
密封包装体の斜視図である。
密封包装体の斜視図である。
1 菱形の密封包装体 2 上辺シール部 2′ 下辺シール部 3 縦シール部 4 上方角部 5 排出部 6 壜型の内容物収容部 7 広巾シール部 8 破線もしくは切込み 9 包装体吊下げ用穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (2)
- 【請求項1】 菱形の密封小袋包装体において、上辺シ
ール部と縦シール部が一体に連続する上方角部に、壜口
状の排出部を形成して壜型の内容物収容部を設けるとと
もに前記壜口状の排出部下端に広巾シール部を設け、か
つ前記上辺シール部と縦シール部に亘り前記壜口状の排
出部開口用の破線もしくは切込みを設けたことを特徴と
する密封瘤黒小袋包装体。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の密封包装体におい
て、壜口状の排出部下端の広巾シール部を略逆三角形状
となし、かつ前記広巾シール部に包装体吊下げ用穴を設
けたことを特徴とする密封小袋包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010831U JP3023284U (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 密封小袋包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010831U JP3023284U (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 密封小袋包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023284U true JP3023284U (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=43158559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010831U Expired - Lifetime JP3023284U (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 密封小袋包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023284U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014162487A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Sanko Kikai Kk | 包装袋 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP1995010831U patent/JP3023284U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014162487A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Sanko Kikai Kk | 包装袋 |
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