JP2001031119A - 注出部付き密閉包装体 - Google Patents
注出部付き密閉包装体Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5816—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion
- B65D75/5822—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a corner or other small portion next to the edge, e.g. a U-shaped portion and defining, after tearing, a small dispensing spout, a small orifice or the like
-
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- B65D75/5861—Spouts
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】種々の容器に対してこぼすことなく注ぐことが
できる注ぎ易い形態であり、外観的に見栄えがする注出
部付き密閉包装体を提供することにある。 【解決手段】本発明は、内容物を収容するための包装袋
の少なくとも１側部をその内側に折り込んだ折り込み部
を有し、前記折り込み部の一端側には、前記折り込み部
を前記袋体の外側方に折り返した折り返し部からなる注
出部が形成されている注出部付き密閉包装体において、
前記包装袋の上部の開口部をシールする天シール部を前
記折り返し部側を上として斜め形状に形成したことを特
徴とする注出部付き密閉包装体である。
できる注ぎ易い形態であり、外観的に見栄えがする注出
部付き密閉包装体を提供することにある。 【解決手段】本発明は、内容物を収容するための包装袋
の少なくとも１側部をその内側に折り込んだ折り込み部
を有し、前記折り込み部の一端側には、前記折り込み部
を前記袋体の外側方に折り返した折り返し部からなる注
出部が形成されている注出部付き密閉包装体において、
前記包装袋の上部の開口部をシールする天シール部を前
記折り返し部側を上として斜め形状に形成したことを特
徴とする注出部付き密閉包装体である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体、粉体等を包装し
た密閉包装体に関し、特に詰め替え用製品に対して用い
られる注出部付き密閉包装体に関するものである。
た密閉包装体に関し、特に詰め替え用製品に対して用い
られる注出部付き密閉包装体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の包装袋には、廃棄物の処
理問題や省資源等の観点から、詰め替え用製品が収容さ
れ、販売されている。これらの詰め替え用製品等による
製品は、一般に、プラスチックフィルムによる４方シー
ル袋、スタンド袋等で包装されている。
理問題や省資源等の観点から、詰め替え用製品が収容さ
れ、販売されている。これらの詰め替え用製品等による
製品は、一般に、プラスチックフィルムによる４方シー
ル袋、スタンド袋等で包装されている。
【０００３】例えば、従来の包装袋には、液体、粉体等
の内容物を収容する包装袋の自立性を高めるために、こ
の包装袋の側部をその内側に折り込んだ折り込み部を形
成し、折り込み縁部に当たる４隅を直線状にシールして
なるサイドシール部を形成したものがある。
の内容物を収容する包装袋の自立性を高めるために、こ
の包装袋の側部をその内側に折り込んだ折り込み部を形
成し、折り込み縁部に当たる４隅を直線状にシールして
なるサイドシール部を形成したものがある。
【０００４】これらの包装袋には、この包装袋内の内容
物をボトル等の容器に移すための注出口を設けるため
に、閉じ口のシール形状を注ぎ出しに適した形状に加工
したもの、あるいは、射出成形体からなる別製の注出口
を取り付けたもの等がある。
物をボトル等の容器に移すための注出口を設けるため
に、閉じ口のシール形状を注ぎ出しに適した形状に加工
したもの、あるいは、射出成形体からなる別製の注出口
を取り付けたもの等がある。
【０００５】しかし、上記の包装袋では、内容物を注ぎ
出すときに包装袋を抑える手や内容物の自重による圧力
で、包装袋の開封時に内容物が突出してこぼれてしま
い、周囲を汚染しやすいという欠点、また、別製の注出
口を取り付けたものは、別製の注出口を形成するための
射出成形工程が必要であり、生産コストが上昇する欠点
があった。
出すときに包装袋を抑える手や内容物の自重による圧力
で、包装袋の開封時に内容物が突出してこぼれてしま
い、周囲を汚染しやすいという欠点、また、別製の注出
口を取り付けたものは、別製の注出口を形成するための
射出成形工程が必要であり、生産コストが上昇する欠点
があった。
【０００６】そこで、本出願人は、それらの欠点を解決
した発明として、側部をその内側に折り込み線で折り込
んだ折り込み部を形成した包装袋において、折り込み部
の一端側を外側に折り返した折り返し部からなる注出部
が形成されていることを特徴とする「注出部付き包装袋
及び該包装袋による密閉包装体」を特開平８−２６３０
２で開示した。
した発明として、側部をその内側に折り込み線で折り込
んだ折り込み部を形成した包装袋において、折り込み部
の一端側を外側に折り返した折り返し部からなる注出部
が形成されていることを特徴とする「注出部付き包装袋
及び該包装袋による密閉包装体」を特開平８−２６３０
２で開示した。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記発明において、開
封が簡単で、内容物の取り出し時に包装体を抑える手間
を不要とし、しかも、開封時に内容物が包装袋から突出
して周囲を汚染するというようなことがなく、安価に製
造できるという点で上記の欠点を解消したものの、しか
しながら、包装袋の上部の開口部のシール部について
は、特定せずに一般的な直線状のシール部とした。この
直線状のシール部では、注出部としての機能が不十分で
あった。
封が簡単で、内容物の取り出し時に包装体を抑える手間
を不要とし、しかも、開封時に内容物が包装袋から突出
して周囲を汚染するというようなことがなく、安価に製
造できるという点で上記の欠点を解消したものの、しか
しながら、包装袋の上部の開口部のシール部について
は、特定せずに一般的な直線状のシール部とした。この
直線状のシール部では、注出部としての機能が不十分で
あった。
【０００８】そこで、本発明では、上記の発明の注出部
付き包装袋及び該包装袋による密閉包装体を改良したも
のであって、その目的とするところは、種々の容器に対
してこぼすことなく注ぐことができる注ぎ易い形態であ
る注出部付き密閉包装体を提供することにある。
付き包装袋及び該包装袋による密閉包装体を改良したも
のであって、その目的とするところは、種々の容器に対
してこぼすことなく注ぐことができる注ぎ易い形態であ
る注出部付き密閉包装体を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、内容物を収容
するための包装袋の少なくとも１側部をその内側に折り
込んだ折り込み部を有し、前記折り込み部の一端側に
は、前記折り込み部を前記袋体の外側方に折り返した折
り返し部からなる注出部が形成されている注出部付き密
閉包装体において、前記包装袋の上部の開口部をシール
する天シール部を前記折り返し部側を上として斜め形状
に形成したことを特徴とする注出部付き密閉包装体であ
る。
するための包装袋の少なくとも１側部をその内側に折り
込んだ折り込み部を有し、前記折り込み部の一端側に
は、前記折り込み部を前記袋体の外側方に折り返した折
り返し部からなる注出部が形成されている注出部付き密
閉包装体において、前記包装袋の上部の開口部をシール
する天シール部を前記折り返し部側を上として斜め形状
に形成したことを特徴とする注出部付き密閉包装体であ
る。
【００１０】本発明によれば、注出部付き包装袋は、包
装袋の１側部に形成されている開口部と、前記包装袋の
開口部以外の他の少なくとも１側部をその内側に折り込
んだ折り込み部とを有し、前記折り込み部の一端側に、
前記包装袋の外側方に折り返した折り返し部からなる注
出部を形成した構成からなる包装体で、前記折り返し部
を、内容物を注出する注出口として用いるようにしたも
のであり、かつ、前記包装袋の開口部をシールする天シ
ール部を前記折り返し部側を上として斜め形状に形成し
たものである。
装袋の１側部に形成されている開口部と、前記包装袋の
開口部以外の他の少なくとも１側部をその内側に折り込
んだ折り込み部とを有し、前記折り込み部の一端側に、
前記包装袋の外側方に折り返した折り返し部からなる注
出部を形成した構成からなる包装体で、前記折り返し部
を、内容物を注出する注出口として用いるようにしたも
のであり、かつ、前記包装袋の開口部をシールする天シ
ール部を前記折り返し部側を上として斜め形状に形成し
たものである。
【００１１】従って、折り返し部の先端側をノッチを利
用して破断することにより、あるいは刃物等を利用して
切り落とすことにより、小さい口径の容器へも容易に内
容物を注ぐことができる注出口部にすることができる注
出部付き密閉包装体を得ることができる。
用して破断することにより、あるいは刃物等を利用して
切り落とすことにより、小さい口径の容器へも容易に内
容物を注ぐことができる注出口部にすることができる注
出部付き密閉包装体を得ることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の注出部付き包装体
の実施の形態を図面を参照して説明する。
の実施の形態を図面を参照して説明する。
【００１３】図１は、本発明の注出部付き包装体の内容
物を充填する前の包装袋の正面図であり、液体等の内容
物を収容する袋体であるガゼット袋１であり、ガゼット
袋１には、内容物を注ぎ込むための開口部２が上端側部
に形成されている。
物を充填する前の包装袋の正面図であり、液体等の内容
物を収容する袋体であるガゼット袋１であり、ガゼット
袋１には、内容物を注ぎ込むための開口部２が上端側部
に形成されている。
【００１４】このガゼット袋１の縦方向の４隅は、直線
状にシールし、４つのサイドシール部３、３、３、３を
形成することが好ましい。このサイドシール部３、３、
３、３を形成することにより、自立性の高い密閉包装体
を得ることができる。そして、互いに隣接するサイドシ
ール部３、３間にあって、しかも対向する二つの側面に
は、袋体１の側部が内側に折り込み線ａにより折込まれ
てなる折り込み部４、４が形成されている。
状にシールし、４つのサイドシール部３、３、３、３を
形成することが好ましい。このサイドシール部３、３、
３、３を形成することにより、自立性の高い密閉包装体
を得ることができる。そして、互いに隣接するサイドシ
ール部３、３間にあって、しかも対向する二つの側面に
は、袋体１の側部が内側に折り込み線ａにより折込まれ
てなる折り込み部４、４が形成されている。
【００１５】また、本実施例におけるガゼット袋１の底
部５では、内容物を内填させて自立させた場合の安定性
を確保するために、底シール部５ａとサイドシール部
３、３、３、３とを熱溶着した上で、図１−ａに示すよ
うに、底シール部５ａとサイドシール部３、３、３、３
との間の角を斜めに熱融着している。さらに、図１−ｂ
に示すように、斜めに熱融着した外側の部分を斜めにカ
ットしてもよい。これによって底部が船底状を呈するよ
うになっているが、底シール部５ａは直線状にシールさ
れていれば十分である。
部５では、内容物を内填させて自立させた場合の安定性
を確保するために、底シール部５ａとサイドシール部
３、３、３、３とを熱溶着した上で、図１−ａに示すよ
うに、底シール部５ａとサイドシール部３、３、３、３
との間の角を斜めに熱融着している。さらに、図１−ｂ
に示すように、斜めに熱融着した外側の部分を斜めにカ
ットしてもよい。これによって底部が船底状を呈するよ
うになっているが、底シール部５ａは直線状にシールさ
れていれば十分である。
【００１６】ここで、折り込み部４、４の少なくとも一
方の端部側は、該端部側をガゼット袋１の外側に折り込
み線ａを逆に折り返してなる折り返し部６とされてい
る。そして、この折り返し部６が、包装体内の内容物を
取り出す際の注出口として用いられる注出部となる。
方の端部側は、該端部側をガゼット袋１の外側に折り込
み線ａを逆に折り返してなる折り返し部６とされてい
る。そして、この折り返し部６が、包装体内の内容物を
取り出す際の注出口として用いられる注出部となる。
【００１７】ガゼット袋１の外側に折り返してなる折り
返し部６は、折り込み部４に対して３０°以下の傾斜部
を有していることが好ましく、折り返し部６の上端を開
口部２の上端とを同一線になるようにすることが好まし
い。
返し部６は、折り込み部４に対して３０°以下の傾斜部
を有していることが好ましく、折り返し部６の上端を開
口部２の上端とを同一線になるようにすることが好まし
い。
【００１８】なお、本実施例の注出部付き包装袋におい
ては、内容物を注ぎ込むための開口部２が上端に形成さ
れているが、内容物を注ぎ込むための開口部は、包装袋
の上下方向において、注出部となる折り返し部６と反対
側、すなわち底部５を開放しておくことによって、底部
５を開口部として利用してもよい。
ては、内容物を注ぎ込むための開口部２が上端に形成さ
れているが、内容物を注ぎ込むための開口部は、包装袋
の上下方向において、注出部となる折り返し部６と反対
側、すなわち底部５を開放しておくことによって、底部
５を開口部として利用してもよい。
【００１９】ここで、ガゼット袋を形成する素材は、単
層フィルムであっても、あるいは積層フィルムであって
もよい。
層フィルムであっても、あるいは積層フィルムであって
もよい。
【００２０】積層フィルムの外表面フィルムとしては、
裏印刷を付した２軸延伸ポリエチレンテレフタレート、
２軸延伸ポリプロピレンフィルム、２軸延伸ナイロンフ
ィルム等の、引張り強度が高く、引裂き伝搬強度の低い
フィルムを使用することが好ましい。
裏印刷を付した２軸延伸ポリエチレンテレフタレート、
２軸延伸ポリプロピレンフィルム、２軸延伸ナイロンフ
ィルム等の、引張り強度が高く、引裂き伝搬強度の低い
フィルムを使用することが好ましい。
【００２１】また、内側の内面シーラントフィルムとし
ては、無延伸線状低密度ポリエチレンフィルム、無延伸
高密度ポリエチレンフィルム、無延伸中密度ポリエチレ
ンフィルム、無延伸低密度ポリエチレンフィルム、無延
伸ポリプロピレンフィルム等が好ましい。
ては、無延伸線状低密度ポリエチレンフィルム、無延伸
高密度ポリエチレンフィルム、無延伸中密度ポリエチレ
ンフィルム、無延伸低密度ポリエチレンフィルム、無延
伸ポリプロピレンフィルム等が好ましい。
【００２２】また、必要に応じて、アルミ箔、ポリ塩化
ビリニデンコートフィルム、エチレン−ビニアルコール
共重合体フィルム、ポリエステルフィルム、シリカ、酸
化アルミニウム、酸化インジウム等の無機酸化物の蒸着
層を形成した蒸着フィルム等からなる気体遮断性あるい
は遮光性を有するフィルムを、中間層に介在させてもよ
い。
ビリニデンコートフィルム、エチレン−ビニアルコール
共重合体フィルム、ポリエステルフィルム、シリカ、酸
化アルミニウム、酸化インジウム等の無機酸化物の蒸着
層を形成した蒸着フィルム等からなる気体遮断性あるい
は遮光性を有するフィルムを、中間層に介在させてもよ
い。
【００２３】なお、これらの外表面フィルム、中間フィ
ルム、内面シーラントフィルム等の接着は、ドライラミ
ネート法によって積層することができ、実施例のガゼッ
ト袋の素材には、表面側から、裏印刷を付した２軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルム（１２μ）／イソ
シアネート系接着剤によるドライラミネート層／ポリ塩
化ビニリデンコート２軸延伸ナイロンフィルム（１５
μ）／イソシアネート系接着剤によるドライラミネート
層／無延伸線状低密度ポリエチレンフィルム（６０μ）
からなる積層フィルムを使用した。
ルム、内面シーラントフィルム等の接着は、ドライラミ
ネート法によって積層することができ、実施例のガゼッ
ト袋の素材には、表面側から、裏印刷を付した２軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルム（１２μ）／イソ
シアネート系接着剤によるドライラミネート層／ポリ塩
化ビニリデンコート２軸延伸ナイロンフィルム（１５
μ）／イソシアネート系接着剤によるドライラミネート
層／無延伸線状低密度ポリエチレンフィルム（６０μ）
からなる積層フィルムを使用した。
【００２４】図２は、本発明の注出部付き密閉包装体の
斜視図であり、ガゼット袋１に内容物である液体を充填
した後、開口部２をシールして天シール部２ａを形成し
た状態を示す図である。
斜視図であり、ガゼット袋１に内容物である液体を充填
した後、開口部２をシールして天シール部２ａを形成し
た状態を示す図である。
【００２５】図３は天シール部２ａの形状の例を示す平
面図であり、天シール部２ａの形状は、図３−ａに示す
ように、折り返し部６側を上とした斜めとしている。こ
のことにより、折り返し部６の上部の注出口部とする先
端の角度が、水平にシールした形状に比べて鋭角とな
り、注ぎ口が小さくなり、口径の小さな容器にも注ぐこ
とができる。また、図３−ｂに示すように、斜め形状と
した天シール部２ａの上部を斜め状カットしてもよい。
また、図３−ｃに示すように、天シール部２ａの下端線
は、曲線とすることもできる。さらに、図３−ｄに示す
ように、天シール部２ａの部分に抜き孔７を設けること
ができる。この抜き孔７を利用して吊り下げて販売する
こともできる。
面図であり、天シール部２ａの形状は、図３−ａに示す
ように、折り返し部６側を上とした斜めとしている。こ
のことにより、折り返し部６の上部の注出口部とする先
端の角度が、水平にシールした形状に比べて鋭角とな
り、注ぎ口が小さくなり、口径の小さな容器にも注ぐこ
とができる。また、図３−ｂに示すように、斜め形状と
した天シール部２ａの上部を斜め状カットしてもよい。
また、図３−ｃに示すように、天シール部２ａの下端線
は、曲線とすることもできる。さらに、図３−ｄに示す
ように、天シール部２ａの部分に抜き孔７を設けること
ができる。この抜き孔７を利用して吊り下げて販売する
こともできる。
【００２６】また、本発明の注出部付き密閉包装体にお
いては、注出部となっている折り返し部の一端にノッチ
８を設けることにより、注出部の開封を容易に行なうこ
とができる。このノッチ８は、切れ刃、あるいはレーザ
ー加工により設けることができる。包装体から内容物を
取り出す際に、包装体を抑える手や自重による圧力を分
散でき、しかもノッチ８を利用して開封した折り返し部
６を注出口部とする内容物の注ぎ出しにより、図４に示
すように、開封時の液体の突出漏れがなく、内容物の注
ぎ出しが容易である。
いては、注出部となっている折り返し部の一端にノッチ
８を設けることにより、注出部の開封を容易に行なうこ
とができる。このノッチ８は、切れ刃、あるいはレーザ
ー加工により設けることができる。包装体から内容物を
取り出す際に、包装体を抑える手や自重による圧力を分
散でき、しかもノッチ８を利用して開封した折り返し部
６を注出口部とする内容物の注ぎ出しにより、図４に示
すように、開封時の液体の突出漏れがなく、内容物の注
ぎ出しが容易である。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明により明らかな通り、本発明
の注出部付き密閉包装体は、少なくとも１側部をその内
側に折り込んだ折り込み部を有する密閉包装体におい
て、前記折り込み部の一端側に、前記包装袋の外側方に
折り返した折り返し部からなる注出部を形成させ、その
折り返し部を、内容物を注ぎ出す際の注出口部として用
いるようにしたものであり、上部の開口部の天シール部
を折り返し部側を上とした斜め形状としたものである。
の注出部付き密閉包装体は、少なくとも１側部をその内
側に折り込んだ折り込み部を有する密閉包装体におい
て、前記折り込み部の一端側に、前記包装袋の外側方に
折り返した折り返し部からなる注出部を形成させ、その
折り返し部を、内容物を注ぎ出す際の注出口部として用
いるようにしたものであり、上部の開口部の天シール部
を折り返し部側を上とした斜め形状としたものである。
【００２８】したがって、密閉包装体における折り返し
部の先端側を切落とすことによって、内容物注ぎ出し用
の注出口部を形成することができ、しかも、天シール部
の形状を斜めにし、注出口部を鋭角にしてあることか
ら、小さな口径の注出口を形成することができ、また、
内容物の注ぎ出しの際に包装体を抑える手間を不要と
し、さらに、開封時に内容物が突出して周囲を汚染する
ようなことがなく、かつ安価に製造することができる等
の効果を奏する。
部の先端側を切落とすことによって、内容物注ぎ出し用
の注出口部を形成することができ、しかも、天シール部
の形状を斜めにし、注出口部を鋭角にしてあることか
ら、小さな口径の注出口を形成することができ、また、
内容物の注ぎ出しの際に包装体を抑える手間を不要と
し、さらに、開封時に内容物が突出して周囲を汚染する
ようなことがなく、かつ安価に製造することができる等
の効果を奏する。
【図１】本発明の実施例に係わる注出部付き密閉包装体
の包装袋の正面図である。
の包装袋の正面図である。
【図２】本発明の実施例に係わる注出部付き密閉包装体
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】本発明の実施例に係わる注出部付き密閉包装体
の天シール部の形状の例を示す平面図である。
の天シール部の形状の例を示す平面図である。
【図４】本発明の実施例に係わる注出部付き密閉包装体
を実際に注ぎ出す図である。
を実際に注ぎ出す図である。
【符号の説明】 Ａ 包装体 １ ガゼット袋 ２ 開口部 ２ａ天シール部 ３ サイドシール部 ４ 折り込み部 ５ 底部 ５ａ底シール部 ６ 折り返し部 ７ 抜き孔 ８ ノッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 敬隆 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 Ｆターム(参考） 3E064 AB23 AD14 BA22 EA12 EA23 FA04 FA06 HP01 HS10
Claims (1)
- 【請求項１】 内容物を収容するための包装袋の少なく
とも１側部をその内側に折り込んだ折り込み部を有し、
前記折り込み部の一端側には、前記折り込み部を前記袋
体の外側方に折り返した折り返し部からなる注出部が形
成されている注出部付き密閉包装体において、 前記包装袋の上部の開口部をシールする天シール部を前
記折り返し部側を上として斜め形状に形成したことを特
徴とする注出部付き密閉包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11205361A JP2001031119A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 注出部付き密閉包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11205361A JP2001031119A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 注出部付き密閉包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001031119A true JP2001031119A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16505598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11205361A Withdrawn JP2001031119A (ja) | 1999-07-19 | 1999-07-19 | 注出部付き密閉包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001031119A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2857338A1 (fr) * | 2003-07-11 | 2005-01-14 | Mars Inc | Sac a aliments avec bec verseur |
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1999
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