JP3022391B2 - 吸塵式研削機 - Google Patents

吸塵式研削機

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JP3022391B2
JP3022391B2 JP9097933A JP9793397A JP3022391B2 JP 3022391 B2 JP3022391 B2 JP 3022391B2 JP 9097933 A JP9097933 A JP 9097933A JP 9793397 A JP9793397 A JP 9793397A JP 3022391 B2 JP3022391 B2 JP 3022391B2
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scattering prevention
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雅弘 鈴木
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物、建物の外壁等に付着している塗膜や接着剤の除去、
素地調整等に用いる吸塵式研削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物、建物の外壁等に付
着している塗膜や接着剤の除去、素地調整等に回転刃式
の研削機が普及している。この回転刃式の研削機は研削
効率のよいことは認められるが、このとき発生する研掃
時の粉塵が周囲に飛散し、環境の悪化をもたらす。
【0003】そこで、粉塵防止対策として吸塵式の研削
機が提案され普及している。この吸塵式研削機は、図9
に示すように、本体1に接続されている回転刃2に粉塵
飛散防止カバー3を被せ、研掃時の粉塵を、粉塵飛散防
止カバー3の外へ出さないようにするとともに、粉塵飛
散防止カバー3に接続された吸引パイプ6を介して図示
してないが吸引装置(集塵機等)へと吸引させるように
なっている。なお必要により、被研掃体Aと粉塵飛散防
止カバー3との間の減圧状態を避けるため、粉塵飛散防
止カバー3の下端にブラシ等が取り付けられ粉塵飛散防
止カバー3の下端が直接被研掃体に接しないようにして
あるものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この吸
塵式研削機においても解決しなければならない課題があ
る。
【0005】この吸塵式研削機においては、粉塵飛散防
止カバー3は、本体1にしっかりと固定されており、本
体1との間に角度についての自由度を有さないため、研
掃中に本体を傾ける必要が生じたとき、図9により明ら
かなとおり粉塵飛散防止カバー3と被研掃体との間に隙
間が生じ、その隙間から粉塵が飛散することになる。
【0006】そこで、本発明者は、まず、本体を傾けて
も粉塵飛散防止カバー3が被研掃体との間に隙間を生じ
ないようにする構造を考えた。
【0007】具体的には、図10に示すように粉塵飛散
防止カバー3の上部を自由変形部4とすることである。
この自由変形部4は、蛇腹、スプリング、ゴム板等で伸
縮融通性のある部材が使用される。こうすることによ
り、図10より明らかなように本体1を傾けると、回転
刃2は一緒に傾くが、粉塵飛散防止カバー3は上部が伸
縮して本体1の角度を自由に変化させることができるの
で、吸引作用により、下端部は、被研掃体Aから離れる
ことはない。
【0008】このようにして上記課題は解決するかに見
えたのであるが、新たな課題を有することが分った。
【0009】すなわち、かかる構造において、吸塵式研
削機全体を被研掃体に摺動させると、粉塵飛散防止カバ
ー3の上部は、伸縮融通性の材料であるため、本体の移
動により前進方向が圧縮され、反対方向が引張られるた
め全体が移動する前に回転刃2が粉塵飛散防止カバー3
の内壁に接触する可能性のあることが分った。
【0010】本発明は、このような、これまでの吸塵式
研削機に見られる課題と、新たに浮上した課題を以下述
べるところにより一挙に解決しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本体と回転
刃と回転刃を覆う粉塵飛散防止カバーとからなる吸塵式
研削機において、粉塵飛散防止カバーの上部に自由変形
部を形成するとともに粉塵飛散防止カバー内の回転刃の
上方に粉塵飛散防止カバーの内径よりも小で下端が回転
刃の径よりも大の径を有する硬質の保護カバーを本体に
固着することにより位置させることにより解決する。
【0012】
【実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図面に基
き説明する。
【0013】図1は、基本的な実施の形態を示す部分断
面図である。図1において、1は本体、2は回転刃、3
は粉塵飛散防止カバー、4は自由変形部、5は保護カバ
ーである。
【0014】本体1には、図示してないが、モーターが
内蔵されていて、回転刃2がモーター軸に回転軸2aを
介して接続されている。回転刃2は、公知のサンディン
グディスク、研削砥石等が用いられる。粉塵飛散防止カ
バー3は、本体1の突出部1aの外回りに予め取り付け
られた保護カバー5の外回りに接続した自由変形部4を
介して取り付けられ、自由変形部4とともにほぼ碗状を
呈している。保護カバー5は、下端が粉塵飛散防止カバ
ー3の内径より小で、回転刃2の径よりも大の径を有
し、粉塵飛散防止カバー3よりも小の碗状にして合成樹
脂、金属、木等の硬質の材料により形成されて、粉塵飛
散防止カバー3内の回転刃2の上方に、上端方を本体1
の突出部1aの外回りに固着して接続することにより位
置させてある。6は吸引装置への吸引パイプ、7は必要
により設けられた被研掃体Aと粉塵飛散防止カバー3と
の間の減圧状態を避けるためのブラシで、これらは公知
のものである。8は適宜設けられた通気孔である。
【0015】つぎに、本発明の要部の実施の形態の幾つ
かを図2以下に示す。なお、図中吸引パイプ及び本体は
突出部を除き省略してある。
【0016】図2は、要部断面図で、自由変形部4が蛇
腹状ゴムで形成され、保護カバー5が碗状である例を示
す。図5は保護カバー5の斜視図である。粉塵飛散防止
カバー3は、本体の突出部1aに取り付けられた保護カ
バー5の上方外回りに接着して接続した自由変形部4に
接着して接続され、保護カバー5は碗状に形成されて、
上端方を本体の突出部1aの外回りに固着して接続する
ことにより粉塵飛散防止カバー3内の回転刃2の上方に
位置させてある。
【0017】図3は、要部断面図で、自由変形部4が平
板状ゴムで形成され、保護カバー5が碗状である例を示
す。保護カバー5の斜視図は図5と同じである。粉塵飛
散防止カバー3は、本体の突出部1aに取り付けられた
保護カバー5の上方外回りに固着して設けられた取り付
け代4aに接着して接続した自由変形部4に接着して接
続され、保護カバー5は碗状に形成されて、上端方を本
体の突出部1aの外回りに固着して接続することによ
り、粉塵飛散防止カバー3内の回転刃2の上方に位置さ
せてある。
【0018】図4は、要部断面図で、自由変形部4が蛇
腹状ゴムで形成され、保護カバー5が丸棒の骨組構造で
ある例を示す。図6は保護カバー5の斜視図である。粉
塵飛散防止カバー3は、本体の突出部1aに固着して取
り付けられた保護カバーの取り付け代5bの外回りに接
着して接続した自由変形部4に接着して接続され、保護
カバー5は、本体の突出部1aに固着して取り付けた取
り付け代5bに丸棒5cによる骨組構造を結合して形成
され、粉塵飛散防止カバー3内の回転刃2の上方に位置
させてある。
【0019】このようにして形成された吸塵式研削機は
つぎのような動作をする。
【0020】図7は、自由変形部4が蛇腹状ゴム、図8
は、自由変形部4が平板状ゴムである場合の動作説明図
である。
【0021】この図において、被研掃体Aに対して本体
を傾けると回転刃2は、本体に内蔵されたモーター軸に
回転軸2aを介して接続されており、また、保護カバー
5は、本体に突出部1aを介して取り付けられているの
で、被研掃体Aの傾斜に追随して傾斜する。ところが、
粉塵飛散防止カバー3は、図7にあっては、自由変形部
4である蛇腹状ゴムの一方は圧縮、反対側は引張り状態
を許容する伸縮融通性により、また、図8にあっては、
自由変形部4である平板状ゴムの変形による伸縮融通性
により傾斜しない。したがって、研掃を続けても粉塵飛
散防止カバー3の下端が被研掃体Aから離れることはな
く、両者の間に隙間を生じないようにすることができ、
隙間からの粉塵の飛散を防止できる。
【0022】引き続きこの状態で移動を続けると、本体
とともに回転刃2と保護カバー5は、同じ移動をする
が、粉塵飛散防止カバー3は、自由変形部4を介して本
体に接続されているので、その伸縮融通性と粉塵飛散防
止カバー3の下端と被研掃体Aとの接触部との抵抗によ
り移動しにくくなる。これは本体を傾けない場合でも同
様のことがいえる。このとき、保護カバー5は、本体と
ともに同じ移動をするので、粉塵飛散防止カバー3が接
触し、移動方向へと押し進める作用をする。もしこのと
き保護カバー5が取り付けられていないと回転刃2が本
体と同じ移動をして、保護カバー5に接触し、事故の原
因となる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述のようにしてなるので、
つぎの効果を有する。
【0024】本体と回転刃と回転刃を覆う粉塵飛散防止
カバーとからなる吸塵式研削機において、粉塵飛散防止
カバーに自由変形部を形成したので、本体を傾けても粉
塵飛散防止カバーと被研掃体との間に隙間が生じないよ
うにすることができる。したがって、隙間からの粉塵の
飛散を防止することができる。
【0025】粉塵飛散防止カバー内の回転刃の上方にカ
バー内径よりも小で、下端が回転刃の径よりも大の径を
有する硬質の保護カバーを位置させたので、粉塵飛散防
止カバーに自由変形部が形成されることによる伸縮融通
性があっても回転刃が粉塵飛散防止カバーに接触するこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸塵式研削機の実施の形態を示す部分
断面図である。
【図2】本発明の要部の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の要部の別の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の要部のさらに別の実施の形態を示す断
面図である。
【図5】図2及び図3に示した保護カバーの斜視図であ
る。
【図6】図4に示した保護カバーの斜視図である。
【図7】図2に示した実施の形態の動作を説明する断面
図である。
【図8】図3に示した実施の形態の動作を説明する断面
図である。
【図9】従来の吸塵式研削機の一例を示す部分断面図で
ある。
【図10】本発明の過程を説明する部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 回転刃 3 粉塵飛散防止カバー 4 自由変形部 5 保護カバー 6 吸引パイプ 7 ブラシ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 55/10 B24B 55/04 B28D 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と回転刃と回転刃を覆う粉塵飛散防
    止カバーとからなる吸塵式研削機において、粉塵飛散防
    止カバーは、上部に自由変形部が形成されるとともにこ
    の粉塵飛散防止カバー内の回転刃の上方に粉塵飛散防止
    カバーの内径よりも小で下端が回転刃の径よりも大の径
    を有する硬質の保護カバーを本体に固着することにより
    位置させてなることを特徴とする吸塵式研削機。
JP9097933A 1997-04-02 1997-04-02 吸塵式研削機 Expired - Fee Related JP3022391B2 (ja)

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