JP3022145B2 - 画像認識手段を具えた錠剤検査装置及び錠剤検査方法 - Google Patents

画像認識手段を具えた錠剤検査装置及び錠剤検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬袋内に封入された錠
剤の個数を検出する画像認識手段を有する錠剤検査装置
及び錠剤検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種錠剤検査装置には、図4に示すもの
が提案されている。
【0003】これは、病院や薬局における錠剤包装業務
を自動化するものであり、錠剤包装装置(1)と、マイク
ロコンピュータから成る画像認識処理装置(3)を具え
る。錠剤包装装置(1)内には、複数種の錠剤が種類別に
収納された錠剤供給ユニット(11)が設けられ、該錠剤供
給ユニット(11)から排出される各種の錠剤は、ベルトコ
ンベヤ(12)(13)により搬送されて、透明な分包紙(14)内
に投入された後、ベルトコンベヤ(13)の下方に設けられ
た分包機構部(17)によって、一人分毎に封止される。
【0004】また、分包紙(14)の搬送路には、分包紙(1
4)の表面に患者名や用法を印字する印字機構(図示せず)
が配備される。このようにして、得られた分包紙(14)
を、一人分毎に切り離して、図5に示す薬袋(15)が得ら
れる。
【0005】上記錠剤供給ユニット(11)や分包機構部(1
7)は、それらの駆動を指示するコンピュータ(図示せず)
により制御され、使用者がコンピュータに処方せんを入
力するだけで、前記作業は自動的に行なわれる。
【0006】錠剤包装装置(1)の外方には、以下の画像
認識手段が設けられている。錠剤包装装置(1)から排出
され、帯状に繋がった薬袋(15)は、水平方向に搬送さ
れ、該搬送路の上方に、薬袋(15)の表面を撮影するカメ
ラ(2)が配備されている。また、該搬送路の下方には、
薬袋(15)の裏面を照射する照明具(21)が配備される。
【0007】カメラ(2)からの画像は、マイクロコンピ
ュータ等で構成される画像認識処理装置(3)に入力され
る。画像認識処理装置(3)は、後述するように画素を検
出して、薬袋(15)に封入されている錠剤(9)の個数を数
える。また、画像認識処理装置(3)には、モニター(4)
が接続されており、画像処理の過程が写し出される。
【0008】尚、照明具(21)が、薬袋(15)の裏面のみを
照射しているのは、薬袋(15)の上方からも照射すると、
薬袋(15)の分包紙(14)表面が照明を反射して、所謂「て
かり」を生じ、錠剤の正しい撮影ができないからであ
る。
【0009】画像認識処理装置(3)内で、画像認識処理
を実行する回路ブロック図を図6に示す。先ず、複数の
錠剤を撮像した映像信号の画素を、コンパレータ(50)の
反転入力端に入力する。コンパレータ(50)の非反転入力
端には、錠剤の濃度と、背景の濃度との略中間の濃度を
有するしきい値が入力され、該コンパレータ(50)で所謂
2値化処理を施す。2値化処理とは、濃淡画像の画素の
うち、しきい値以下の濃度を有する画素を“1”とし、
しきい値以上の濃度を有する画素を“0”とする処理
で、例えば特公平2−4948号や、特公平1−301
83号に示される公知技術である。
【0010】照明具(21)が下方から錠剤(9)を照射した
ときは、カメラ(2)が写す画像は、図7(a)の斜線部に
示す錠剤等により遮光された部分と、光が薬袋(15)を通
過した部分に分けられる。コンパレータ(50)によって、
画像は図7(b)に示すように2値化される。即ち、原画
像にコントラスト変換が施され、錠剤(9)の輪郭が強調
される。該2値画像には、分包紙(14)に印刷された文字
に起因するノイズ(18)が残存している。
【0011】その後、2値画像に含まれるノイズ(18)
を、収縮・膨張処理回路(52)によって除去する。
【0012】収縮処理とは次に示すものである。収縮処
理前の画像状態の例を図8(a)に、収縮処理後の画素状
態を図8(b)に示す。尚、図8(a)、(b)では画素が
“0”である地点を、ドットで示す。
【0013】先ず画面を画素単位の区画に分割し、画面
上の各画素を検出する。そして、画素が“0”である地
点の上下左右に位置する画素を画面から消す。
【0014】例えば、図8(a)に於いては、2行2列目
の画素が“1”であるから、図8(b)に於いては、該2
行2列目の画素データの上下左右の画素が消える。
【0015】膨張処理は、収縮処理とは、逆に任意の画
素の上下左右に位置する地点に、画素がない場合に、画
素を生じさせる。図8(c)は、図8(b)に示す画素状態を
膨張処理した後の画素状態である(「画像処理の基本技
法」(技術評論社発行)54頁から56頁参照)。このよ
うな、収縮・膨張処理を数回施すことで、ノイズ(18)は
除去される。
【0016】ノイズ(18)が除去された後、接点検出回路
(53)にて、2値画像の2つの物体が互いに接触し、或い
は交差する領域の両端に位置する接点、例えば図9にa
点、b点で示す一対の接点を次々と検出する。次に接点
連結回路(54)にて、上記一対の接点を連結し、破線で示
す境界線abを作成する。図9(b)に示すように、分離回
路(55)によって、互いに接触する2つの物体の画像を境
界線で切り離した後、カウント処理回路(56)によってラ
ベリング処理を施して、画像に含まれる連結成分の個数
をカウントする。
【0017】ここで、ラベリング処理とは、任意の画素
の上下左右に、隣接した地点に画素が存在する場合に、
それらの画素群を1つのグループと見做して、ラベルを
割り当てる処理である。即ち、同じラベルを有するグル
ープの数を計測する。図12は4連結ラベリング処理後
の画素状態を示し、一点鎖線で囲んだ画素群を個々のグ
ループとし、各々にラベルを割り当てる(「画像処理の
基本技法」45頁から49頁参照)。
【0018】薬袋(15)内の錠剤(9)の検査に於いては、
錠剤どうしが互いに重なっていることが多い。この様な
場合でも、上記手法により、錠剤相互の重なりを分離
し、正しい個数の検出が可能になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】錠剤には、様々なもの
があり、その中には半透明の錠剤も含まれる。例えば、
アルファロール、エパノール、フルパノンソフトは半透
明のカプセルである(薬業時報社発行「薬の辞典・ピル
ブック93〜94」参照)。これら半透明の錠剤が一般の錠
剤と混在していると、上記画像認識処理手順が正しく行
なえない。その理由を以下に示す。
【0020】図2は、半透明の錠剤と一般錠剤を、照明
具(21)にて下方から照射したときの、濃度分布を示す。
照明具(21)による薬袋(15)の原画像では、半透明の錠剤
が存在する部分の濃度は、一般の錠剤が存在する部分の
濃度よりも、高い値を示す。
【0021】即ち、半透明の錠剤と一般の錠剤とが混在
する薬袋(15)の画像を2値化する場合は、しきい値を高
く設定しなければ、半透明の錠剤が2値化処理により、
“0”とされる。
【0022】しかし、前述のように、分包紙(14)に印字
された文字等により、2値画像にはノイズが残存する。
この場合に、しきい値を高く設定すると、通常のしきい
値では、除去されていた分包紙(14)上の微小なゴミや皺
等もノイズとして感知され、2値化処理により“1”と
される。その結果、文字部分の連結画素数が大きくな
り、収縮・膨張処理では、ノイズの除去ができない。従
って、錠剤の正しい個数の検出ができない。
【0023】2値化処理の方法として、原画像を幾つか
の小領域に分割し、各領域毎に画素の濃度データのヒス
トグラムをとり、しきい値を各領域毎に設定する、所謂
適応型しきい値法も提案されている(「日経メカニカ
ル」1984年7月30日号205〜206頁参照)。
【0024】しかし、該方法によっても、半透明錠剤の
個数を正確に検出することはできない。なぜなら、原画
像が図10(a)に示すように、斜線部である一般錠剤の
外周と半透明錠剤の外周とが接し、かつ一般錠剤と半透
明錠剤が占める割合がほぼ等しい領域では、一般錠剤の
形状を構成する画素の数と、半透明錠剤の形状を構成す
る画素の数は略等しい。
【0025】従って、図11に示す画素の濃度データを
横軸に、画素の数を縦軸に設けたヒストグラムに於い
て、一般錠剤と背景を区別するためには、しきい値は、
一般錠剤の濃度と半透明錠剤の濃度の略中間値となる。
この状態では、半透明錠剤は、背景と同様の濃度と検知
され、2値化画像から消えてしまう。従って、2値化画
像は、半透明錠剤の輪郭が図10(b)に太実線で示す
ように判定され、正しい曲線や輪郭で構成されず、要素
切り離し処理を正確にできないことがあるからである。
【0026】本発明は、半透明の錠剤が薬袋内に含まれ
ている場合にも、錠剤の個数を正しく計数出来る錠剤検
査装置及び方法を明らかにすることを目的とする。
【0027】
【課題を解決する為の手段】錠剤検査装置は、一般錠剤
の濃度を背景濃度から識別できて十分に低い濃度レベル
を有するしきい値と、撮像手段から入力される画素デー
タの濃度を比較して、一般錠剤(9)の画素を検出し、該
画素を処理して、薬袋(15)内の一般錠剤の個数を計測す
る一般錠剤認識処理手段と、半透明錠剤の濃度分布の限
界である下しきい値と上しきい値からなる2つのしきい
値を設定し、上記撮像手段から入力される画素の濃度レ
ベルから、2つのしきい値の間の値を有する半透明錠剤
の画素を検出し、該画素を処理して、薬袋(15)内の半透
明錠剤の個数を検出する半透明錠剤認識処理手段とを具
え、半透明錠剤認識処理手段と、一般錠剤認識処理手段
の夫々から出力される錠剤の個数データを加算して、
の得た薬袋内の全部の錠剤の個数を出力する演算制御手
段を具えている。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。
【0029】尚、錠剤包装装置(1)内の機構及び画像認
識処理装置(3)とモニター(4)の接続等は、従来と同様
であるので、記載を省略する。
【0030】図1は画像認識処理装置(3)の回路ブロッ
ク図である。画像認識処理装置(3)は、内部に一般錠剤
認識処理部(5)と半透明錠剤認識処理部(6)とを備え
る。カメラ(2)の画像信号が入力される入力端子(30)
は、両処理部(5)(6)の入力側に接続し、両処理部(5)
(6)の出力側は、演算制御回路(7)に接続する。演算制
御回路(7)の出力側は、画像認識処理装置(3)の出力端
子(31)に接続する。
【0031】一般錠剤認識処理部(5)の構成は、図3に
示すように、従来の画像処理認識装置と同じである。即
ち、一般錠剤認識処理部(5)は、一般の錠剤を数量検査
するものであり、コンパレータ(50)の非反転入力端に与
えられるしきい値には、背景と一般錠剤のみを区別可能
な、充分低い値を設定する。これにより、一般錠剤認識
処理部(5)から出力される画像信号には、半透明の錠剤
の画像は現れず、一般の錠剤と半透明の錠剤とが混在し
た薬袋(15)の検査に於いても、一般の錠剤の数量のみを
検出する。収縮・膨張回路(52)からカウント処理回路(5
6)までは、全て図6に示す従来の処理と同じであるか
ら、その説明を省略する。
【0032】半透明錠剤認識処理部(6)内には、図3に
示すように、2つのコンパレータ(80)(81)とアンドゲー
ト(82)を有するウィンドウコンパレータ(8)に収縮・膨
張回路(62)が接続される。各コンパレータ(80)(81)の出
力端は、アンドゲート(82)の入力端に接続される。収縮
・膨張処理回路(62)には、一般錠剤認識処理部(5)と同
様に、接点検出回路(63)、接点連結回路(64)、分離回路
(65)、カウント処理回路(66)が順に接続する。収縮・膨
張処理回路(62)からカウント処理回路(66)までの処理
は、一般錠剤認識処理部(5)の収縮・膨張回路(52)から
カウント処理回路(56)までの処理と同じである。
【0033】ウィンドウコンパレータ(8)には、図2に
示す下しきい値と上しきい値が入力される。下しきい値
及び上しきい値とは、夫々半透明の錠剤の濃度分布に於
いて、下限値と上限値を示し、何れも一般錠剤の濃度を
識別するしきい値よりは、高い値を示す。
【0034】ウィンドウコンパレータ(8)の一方のコン
パレータ(80)には、非反転入力端に映像信号が、反転入
力端に下しきい値が夫々入力される。それ故、映像信号
の画素の濃度が、下しきい値より高いときは、コンパレ
ータ(80)から“1”が出力され、逆に下しきい値より低
いときは、“0”が出力される。
【0035】他方のコンパレータ(81)には、非反転入力
端に上しきい値が、反転入力端に下しきい値が夫々入力
される。映像信号の画素の濃度が、上しきい値より低い
ときは、コンパレータ(81)から“1”が出力され、逆に
上しきい値より高いときは、“0”が出力される。
【0036】アンドゲート(82)は公知のように、両コン
パレータ(80)(81)からの出力が、ともに“1”でなけれ
ば、“1”を出力しない。即ち、映像信号の画素の濃度
が、両しきい値の間の値に限り、ウィンドウコンパレー
タ(8)は“1”を出力する。
【0037】例えば、一般錠剤の画素が、ウィンドウコ
ンパレータ(8)に入力されると、各コンパレータ(80)(8
1)からは、ともに“0”が出力されるので、半透明錠剤
認識処理部(6)では、一般錠剤の画素は検出されない。
このようにして、半透明錠剤の映像信号の画素のみが検
出される。
【0038】ウィンドウコンパレータ(8)からの出力
は、前記のように、収縮・膨張回路(62)により収縮・膨
張処理が成され、接点検出回路(63)により接点検出され
た後、接点連結回路(64)により接点間が連結され、分離
回路(65)により要素毎に分離される。カウント処理回路
(66)により、ラベリング処理を施した後に、半透明の錠
剤の個数が検出され、この半透明錠剤の数量データが演
算制御回路(7)に向けて出力される。
【0039】演算制御回路(7)には、半透明錠剤の数量
データの他に、一般錠剤認識処理部(5)からの数量デー
タ及び映像信号が入力され、両数量データが加算され
る。該加算されたデータが、本来薬袋(15)に封入されて
いるべき錠剤の数量と異なるときは、例えば警告音を発
する等して、その旨を使用者に知らせる。
【0040】演算制御回路(7)から出力された映像信号
は、出力端子(31)を介してモニター(4)に入力される。
【0041】錠剤検査装置は、一般錠剤認識処理部(5)
と半透明錠剤認識処理部(6)を設けて、一般錠剤の個数
検出と、半透明錠剤の個数検出を別個に行ない、両検出
データを加算して、薬袋(15)内の錠剤を検出している。
従って、薬袋(15)内に半透明の錠剤が含まれているとき
にも、たとえ半透明錠剤と一般錠剤とが一部重なり合っ
た状態においても、錠剤の個数を正確に検出できる。
【0042】尚、ウィンドウコンパレータ(8)に入力さ
れる2つのしきい値は、予め設定されているとしたが、
検査前に、検査対象となる半透明の錠剤の濃度データを
入手し、装置使用時に装置に入力してもよい。
【0043】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【0044】
【作用及び効果】錠剤検査装置は、一般錠剤の画素を検
出する一般錠剤認識処理手段の他に、半透明錠剤認識処
理手段を具えている。該半透明錠剤認識処理手段は、半
透明錠剤の濃度分布限度である上しきい値と下しきい値
からなる2つのしきい値を設定している。薬袋内の全部
の錠剤の個数を計測する際には、半透明錠剤認識処理手
は2つのしきい値の間の値を有する画素を検出した
後、該画素を処理して、薬袋(15)内の半透明錠剤の個数
を検出する。この後、一般錠剤認識処理手段により検出
された一般錠剤の個数との合計を、演算制御手段にて計
算する。従って、薬袋(15)内に半透明の錠剤が、一般錠
剤と一緒に封入されていても、錠剤の個数を正確に検出
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】錠剤検査装置の回路ブロック図である。
【図2】画素の濃度値と、各濃度値を有する画素の数の
関係を表わしたグラフである。
【図3】一般錠剤認識処理部と半透明錠剤認識処理部の
内部を示すブロック図である。
【図4】本発明及び従来の錠剤検査装置の構成を示す斜
視図である。
【図5】薬袋の斜視図である。
【図6】従来の画像認識処理装置の回路ブロック図であ
る。
【図7】(a)は2値化処理前の画像、(b)は2値化処理後
の画像である。
【図8】(a)は収縮・膨張処理前の画像、(b)は収縮処理
後の画像、(c)は膨張処理後の画像を示す図である。
【図9】(a)は接点検出し、接点連結後の画像、(b)は各
要素分離後の画像を示す図である。
【図10】(a)は適応型しきい値法を用いた場合の、1
つの領域に於ける一般錠剤と半透明錠剤の接した状態を
示す図、(b)は同上の2値化処理後の図である。
【図11】図10に於ける1つの領域内の、画素の濃度
値と、各濃度値を有する画素の数の関係を表わしたグラ
フである。
【図12】ラベリング処理後の画素の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
(9) 錠剤 (15) 薬袋
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−149051(JP,A) 特開 昭63−147279(JP,A) 特公 平2−4948(JP,B2) 特公 平1−30183(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 7/00 301 A61J 3/00 310 G06M 11/00 G06T 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の錠剤(9)が封入された光透過性
    の薬袋(15)を撮影する撮像手段と、一般錠剤の濃度を背
    景濃度から識別できて十分に低い濃度レベルであるしき
    い値と、撮像手段から入力される画素の濃度レベルを比
    較して、一般錠剤(9)の画素を検出し、該画素を処理し
    て、薬袋(15)内の一般錠剤の個数を計測する一般錠剤認
    識処理手段を備えた錠剤検査装置に於いて、 半透明錠剤の濃度分布の限界である下しきい値と上しき
    い値からなる2つのしきい値を設定し、上記撮像手段か
    ら入力される画素の濃度レベルから、2つのしきい値の
    間の値を有する半透明錠剤の画素を検出し、該画素を処
    理して、薬袋(15)内の半透明錠剤の個数を検出する半透
    明錠剤認識処理手段と、 半透明錠剤認識処理手段と、一般錠剤認識処理手段との
    夫々から出力される錠剤の個数データを加算して、その
    得た薬袋内の全部の錠剤の個数を出力する演算制御手段
    を具えたことを特徴とする錠剤検査装置。
  2. 【請求項2】 一般錠剤の濃度を背景濃度から識別でき
    て十分に低い濃度レベルであるしきい値と、撮像手段か
    ら入力される画素の濃度レベルを比較して、錠剤の画素
    を検出した後、該画素を処理して、薬袋(15)内の一般錠
    剤の個数データを出力するとともに、半透明錠剤の濃度
    分布限度である2つのしきい値を設定し、該2つのしき
    い値と、上記撮像手段から入力される画素の濃度レベル
    を比較して、2つのしきい値の間の値を有する半透明錠
    剤の画素を検出した後、該画素を処理して、薬袋(15)内
    の半透明錠剤の個数データをも出力し、両個数データを
    加算して薬袋(15)内の全部の錠剤の個数を計測する錠剤
    検査方法。
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