JP3022018U - 携帯用無線機と接続可能な拡声装置 - Google Patents

携帯用無線機と接続可能な拡声装置

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JP3022018U
JP3022018U JP1995008961U JP896195U JP3022018U JP 3022018 U JP3022018 U JP 3022018U JP 1995008961 U JP1995008961 U JP 1995008961U JP 896195 U JP896195 U JP 896195U JP 3022018 U JP3022018 U JP 3022018U
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JP1995008961U
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中島  茂
隆 平野
肇 西巻
晃夫 渡辺
修一 佐藤
貴光 本間
健二 伊藤
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Tanabe Engr Corp
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Tanabe Engr Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯用無線機を接続して、その携帯用無線機の
音声を拡大させ、携帯用無線機から離れた位置でもその
通話を充分に聞き取ることができるようにする。 【解決手段】携帯用無線機3の音声出力信号の入力端子
1と、この入力端子1に印加された音声信号を増幅する
増幅器6と、この増幅器6の音声出力信号が印加されて
前記携帯用無線機3の音声出力信号を拡声するスピーカ
ー8とを筐体2に設けたことを特徴とする携帯用無線機
と接続可能な拡声装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えばトランシーバー等の携帯用無線機を接続して、その携帯用 無線機の音声を拡大させ、携帯用無線機から離れた位置でもその通話を充分に聞 き取ることができるようにした携帯用無線機と接続可能な拡声装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、作業現場において、数拾メーターあるいは数百メーター離れた位置の作 業者同士が互いに連絡を取り合うためにトランシーバー等の携帯用無線機あるい は有線方式の通信手段が使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようなトランシーバー等の携帯用無線機においては以下に説明するよう な問題点があった。 (1)各人が携帯用無線機を肩に掛けて携帯していたので、皆が携帯用無線機を携 帯して使用すると、その数が多くなり、経済的な負担が多くなる。 (2)経済的な負担を少なくするために、携帯用無線機を数人で1台持ち、それを 代表者が携帯し、あるいは作業現場の所定の位置に置き、他の作業現場からその 携帯用無線機を通して連絡があると、その連絡を聞いた人がそれを皆に伝えるよ うにしているが、その声が小さくて皆に徹底しないようなことがあった。 (3)携帯用無線機を作業現場の所定の位置に置いた場合には、その携帯用無線機 の近くに作業者がいないときには、連絡を聞くことができない。 (4)携帯用無線機を携帯した作業者が、電波がとどき難い所に居たりすると、連 絡を受けることができなくなる。 (5)携帯用無線機を携帯した作業者あるいは所定位置に置いた携帯用無線機の近 くで連絡を聞いても、作業中で動けなく、その連絡を皆に伝えることができない 場合がある。 また、有線方式の通信手段の場合には、通信配線を施さなければならない煩わ しさがあり、また、場合によっては通信配線の配設が困難かつ不可能な場合があ った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記のような課題を解決するために、携帯用無線機の音声出力信 号の入力端子と、この入力端子に印加された音声信号を増幅する増幅器と、この 増幅器の音声出力信号が印加されて前記携帯用無線機の音声出力信号を拡声する スピーカーとを筐体に設けたことを特徴とする携帯用無線機と接続可能な拡声装 置としたものである。 また、前記増幅器の信号の入力側あるいは信号の出力側にスピーカーの音量を 調整する音量調整器を設けたことを特徴とする携帯用無線機と接続可能な拡声装 置としたものである。 また、前記増幅器の音声出力信号をスピーカー側と分離させて別のスピーカー に印加させるための音声出力端子を筐体に設けたことを特徴とする携帯用無線機 と接続可能な拡声装置としたものである。 また、前記増幅器は、AC電源を所定電圧に整流した直流電源、あるいはバッ テリーの直流電源で作動するようにしたことを特徴とする携帯用無線機と接続可 能な拡声装置としたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 図1はこの考案の第1の実施の形態を示すもので、1は筐体2に設けたトラン シーバー等の携帯用無線機3の音声出力信号の入力端子、4はプリント基板5に 設けた増幅器の入力端子、6はこの入力端子4に印加された音声信号を増幅する 増幅器、7は前記増幅器6の信号の入力側に設けたスピーカーの音量を調整する 可変抵抗器等の音量調整器である。8は前記増幅器6の音声信号出力端子9に接 続されて前記音声出力信号が印加されるよう前記筐体2に固定して設けたスピー カー、10は前記増幅器6の音声出力信号を前記筐体2に固定して設けたスピー カー8側と分離させて別のスピーカー8′に印加させるために前記増幅器6の別 の音声信号出力端子9′に接続して前記筐体2に設けた音声信号出力端子、11 はAC電源コードで、AC電源を所定電圧に整流して直流電源を得る図示しない 電源回路に接続され、この直流電源で前記増幅器6が作動する。12はAC電源 コードに接続した差し込みプラグである。
【0006】 3aはトランシーバー等の携帯用無線機3のアンテナ、3bは送受信周波数表 示部、3cは音声信号出力端子であり、13はこの音声信号出力端子3cと前記 筐体2に設けた携帯用無線機3の音声出力信号の入力端子1とを接続するコード である。 図2はこの考案の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態と相 違する点は、前記増幅器6の信号の出力側にスピーカー8の音量を調整する可変 抵抗器等の音量調整器7′を設けたことである。
【0007】 図3の(a)はこの考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置の正面図、同( b)は右側面図、同(c)は背面図であり、14はこの拡声装置に電源が投入さ れたときに点灯するランプ、15は前記可変抵抗器等の音量調整器7,7′を調 整する調整つまみである。16は前記増幅器6をバッテリーの直流電源で作動さ せる場合にバッテリーを接続するバッテリー接続端子である。
【0008】 図4、図5、図6はこの考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置の使用例を 説明する図であり、図4において、拡声装置D1 に接続された携帯用無線機31 は送信状態で、拡声装置D2 ・・・拡声装置Dn に接続された携帯用無線機32 ・・・3n は受信状態である。
【0009】 図5はこの考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置を野外の作業現場で使用 する場合の説明図であり、作業現場の事務所171 に、拡声装置D1 に携帯用無 線機31 を接続して配設し、遠く離れた他の作業現場の事務所172 、に拡声装 置D2 に携帯用無線機32 を接続して配設して使用している状態である。
【0010】 図6はこの考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置を屋内の作業現場で使用 する場合の説明図であり、ここでは、ビルディングの作業現場で、電力用あるい は通信用の配線を行っており、1階に置いた電線を巻いたリール18から電線1 9を繰り出し、それを1階から上階にわたって配線を行っている状態を示してい る。この場合は、前記リール18のそばに、拡声装置D1 に携帯用無線機31 を 接続して配設し、2階に拡声装置D2 に携帯用無線機32 を接続して配設し、3 階に拡声装置D3 に携帯用無線機33 を接続して配設し、4階に拡声装置D4 に 携帯用無線機34 を接続して配設している。そして、各階で配線作業にトラブル が発生すると、そのトラブルの発生した階に配設した拡声装置に接続した携帯用 無線機でトラブルの発生したことを他の階の作業者に報せて電線の配線を一時中 止する。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、携帯用無線機の音声出力信号の入力端子と 、この入力端子に印加された音声信号を増幅する増幅器と、この増幅器の音声出 力信号が印加されて前記携帯用無線機の音声出力信号を拡声するスピーカーとを 筐体に設けたことを特徴とする携帯用無線機と接続可能な拡声装置としたことに より、以下のような利点がある。 (1)各人が携帯用無線機を肩に掛けて携帯しないで、この考案の拡声装置に携帯 用無線機を接続したものを作業現場に置き、他の作業現場から携帯用無線機を通 して連絡があると、その携帯用無線機の音声信号が拡声装置のスピーカーで拡声 されて伝えられるので、携帯用無線機の数が少なくて済み、経済的な負担が少な くなる。 (2)また、携帯用無線機をこの考案の拡声装置に接続して、携帯用無線機の音声 信号を増幅して拡声装置のスピーカーで伝えるようにしているので、従来のよう に、携帯用無線機を数人で1台持ち、それを代表者が携帯し、あるいは作業現場 の所定の位置に置き、他の作業現場からその携帯用無線機を通して連絡があると 、その連絡を聞いた人がそれを皆に伝えるようにしていると、その声が小さくて 皆に徹底しない、というようなことがなくなる。 (3)また、この考案によると、従来のように、携帯用無線機を作業現場の所定の 位置に置いた場合には、その携帯用無線機の近くに作業者がいないときには、連 絡を聞くことができない、というようなことがなくなる。 (4)また、携帯用無線機をこの考案の拡声装置に接続して、それを電波がとどき 易い所に置くことにより、従来のように、携帯用無線機を携帯した作業者が、電 波がとどき難い所に居たりすると、連絡を受けることができなくなる、というよ うなことがなくなる。 (5)また、この考案によると、従来のように、携帯用無線機を携帯した作業者あ るいは所定位置に置いた携帯用無線機の近くで連絡を聞いても、作業中で動けな く、その連絡を皆に伝えることができない、というようなことがなくなる。 (6) また、前記増幅器の信号の入力側あるいは信号の出力側にスピーカーの音量 を調整する音量調整器を設けたことにより、各作業現場で皆が携帯用無線機から の連絡を確実に聞き取ることができるように、スピーカーの音を調整することが できる。 (7) また、前記増幅器の音声出力信号を、この考案の拡声装置に固定したスピー カー側と分離させて別のスピーカーに印加させるための音声出力端子を筐体に設 けたことにより、この考案の拡声装置から離れた位置にもスピーカーを設置する ことができ、スピーカーで伝える情報を皆により徹底させることができる。 (8) また、この考案の拡声装置はAC電源で作動することもでき、また、AC電 源が得られない場所においては、バッテリーの直流電源でも作動することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
の第2の実施の形態を示す図である。
【図3】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
を各方向から見た図である。
【図4】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
の使用例を説明する図である。
【図5】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
の使用例を説明する図である。
【図6】この考案の携帯用無線機と接続可能な拡声装置
の使用例を説明する図である。
【符号の説明】 1 音声出力信号の入力端子 2 筐体 3 携帯用無線機 31 携帯用無線機 32 携帯用無線機 33 携帯用無線機 34 携帯用無線機 3a アンテナ 3b 送受信周波数表示部 3c 音声信号出力端子 4 入力端子 5 プリント基板 6 増幅器 7,7′ 音量調整器 8,8′ スピーカー 9,9′ 音声信号出力端子 10 音声信号出力端子 11 AC電源コード 12 差し込みプラグ 13 コード 14 ランプ 15 調整つまみ 16 バッテリー接続端子 171 作業現場の事務所 172 他の作業現場の事務所 18 リール 19 電線 D1 拡声装置 D2 拡声装置 D3 拡声装置 D4 拡声装置 Dn 拡声装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 晃夫 新潟県上越市福田20番地 田辺工業株式会 社 北陸支店内 (72)考案者 佐藤 修一 新潟県上越市福田20番地 田辺工業株式会 社 北陸支店内 (72)考案者 本間 貴光 新潟県上越市福田20番地 田辺工業株式会 社 北陸支店内 (72)考案者 伊藤 健二 新潟県上越市福田20番地 田辺工業株式会 社 北陸支店内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯用無線機の音声出力信号の入力端子
    と、この入力端子に印加された音声信号を増幅する増幅
    器と、この増幅器の音声出力信号が印加されて前記携帯
    用無線機の音声出力信号を拡声するスピーカーとを筐体
    に設けたことを特徴とする携帯用無線機と接続可能な拡
    声装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の増幅器の信号の入力側あ
    るいは信号の出力側にスピーカーの音量を調整する音量
    調整器を設けたことを特徴とする携帯用無線機と接続可
    能な拡声装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の増幅器の音声出力信号を
    スピーカー側と分離させて別のスピーカーに印加させる
    ための音声出力端子を筐体に設けたことを特徴とする携
    帯用無線機と接続可能な拡声装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の増幅器は、AC電源を所
    定電圧に整流した直流電源、あるいはバッテリーの直流
    電源で作動するようにしたことを特徴とする携帯用無線
    機と接続可能な拡声装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226938A (ja) * 1985-07-26 1987-02-04 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車電話装置
JPH04177952A (ja) * 1990-11-09 1992-06-25 Mitsubishi Electric Corp コードレス電話機の子機
JPH0523637B2 (ja) * 1984-12-18 1993-04-05 Ga Technologies Inc

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