JP3431513B2 - 音聴取装置 - Google Patents
音聴取装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/55—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired
- H04R25/556—External connectors, e.g. plugs or modules
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Acoustics & Sound (AREA)
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号によって
変調されたワイヤレス信号を受信し、ワイヤレス信号か
ら音声信号を抽出し、この音声信号をループコイルによ
って磁波信号に変換する音聴取装置に関する。
変調されたワイヤレス信号を受信し、ワイヤレス信号か
ら音声信号を抽出し、この音声信号をループコイルによ
って磁波信号に変換する音聴取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、補聴器装用者が病院や銀行などの
公共の施設における案内放送等を聴く場合に、案内放送
の音声に混じって周囲の話し声等の騒音や案内放送自体
の反響音が補聴器を通して耳に入り、必要な案内放送の
音声が聴き取りにくいことがある。
公共の施設における案内放送等を聴く場合に、案内放送
の音声に混じって周囲の話し声等の騒音や案内放送自体
の反響音が補聴器を通して耳に入り、必要な案内放送の
音声が聴き取りにくいことがある。
【０００３】この問題を解決するため、意匠登録公報第
８０５４４６号に記載された補聴用音声磁界発生装置が
知られている。これは、案内放送の音声に対応した電気
信号（以下、音声信号）によってＦＭ変調された信号出
力をＦＭ受信器で検波して音声信号を抽出し、この音声
信号を首掛け式のループコイルに供給し、ループコイル
によって磁波信号に変換し、この磁波信号を補聴器のテ
レホンコイルで検出するものである。
８０５４４６号に記載された補聴用音声磁界発生装置が
知られている。これは、案内放送の音声に対応した電気
信号（以下、音声信号）によってＦＭ変調された信号出
力をＦＭ受信器で検波して音声信号を抽出し、この音声
信号を首掛け式のループコイルに供給し、ループコイル
によって磁波信号に変換し、この磁波信号を補聴器のテ
レホンコイルで検出するものである。
【０００４】補聴器の入力切換スイッチを操作してテレ
ホンコイルを選択しておけば、マイクロホンの出力が遮
断されるので、外耳道内に放出される音信号はループコ
イルの発する磁波信号に応じたものとなる。従って、周
囲の話し声等の騒音や案内放送自体の反響音等が入り込
まない。
ホンコイルを選択しておけば、マイクロホンの出力が遮
断されるので、外耳道内に放出される音信号はループコ
イルの発する磁波信号に応じたものとなる。従って、周
囲の話し声等の騒音や案内放送自体の反響音等が入り込
まない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この補聴用音
声磁界発生装置からの音声信号は、テレホンコイルを備
えた補聴器を装用しないと聴きとれないという問題があ
った。箱形、耳かけ形、耳あな形等の補聴器は、全てが
テレホンコイルを備えている訳ではなく、中には外部信
号を入力するための入力端子のみを備えているものがあ
る。
声磁界発生装置からの音声信号は、テレホンコイルを備
えた補聴器を装用しないと聴きとれないという問題があ
った。箱形、耳かけ形、耳あな形等の補聴器は、全てが
テレホンコイルを備えている訳ではなく、中には外部信
号を入力するための入力端子のみを備えているものがあ
る。
【０００６】また、軽度の難聴者は必ずしも補聴器を装
用しているとは限らず、この場合、当然のことながら補
聴用音声磁界発生装置からの音声信号を聴きとることは
できない。この問題を解消するためには臨時に補聴器を
貸し出して使用させることも考えられるが、公共の施設
等で貸し出し用の補聴器を準備することは費用的に負担
となり現実的でない。
用しているとは限らず、この場合、当然のことながら補
聴用音声磁界発生装置からの音声信号を聴きとることは
できない。この問題を解消するためには臨時に補聴器を
貸し出して使用させることも考えられるが、公共の施設
等で貸し出し用の補聴器を準備することは費用的に負担
となり現実的でない。
【０００７】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、様々な難聴者に対応できる使い勝手のよい音聴
取装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、様々な難聴者に対応できる使い勝手のよい音聴
取装置を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく請
求項１に係る発明は、音声信号によって変調されたワイ
ヤレス信号を受信器で受信して音声信号を抽出し、この
音声信号を首掛け式のループコイルに出力してこのルー
プコイルから磁波信号を発生させることで、テレホンコ
イルを備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記
音声信号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるように
した音聴取装置において、前記受信器に外部出力手段を
設け、この外部出力手段と外部入力端子を備える補聴器
を接続コードで接続することにより前記外部入力端子を
備える補聴器に前記音声信号を供給するものである。
求項１に係る発明は、音声信号によって変調されたワイ
ヤレス信号を受信器で受信して音声信号を抽出し、この
音声信号を首掛け式のループコイルに出力してこのルー
プコイルから磁波信号を発生させることで、テレホンコ
イルを備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記
音声信号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるように
した音聴取装置において、前記受信器に外部出力手段を
設け、この外部出力手段と外部入力端子を備える補聴器
を接続コードで接続することにより前記外部入力端子を
備える補聴器に前記音声信号を供給するものである。
【０００９】請求項２に係る発明は、請求項１記載の音
聴取装置において、前記受信器は前記音声信号のレベル
を調整する利得調整手段を有し、この利得調整手段の出
力を前記外部出力手段が前記接続コードを介して前記外
部入力端子を備える補聴器に供給するものである。
聴取装置において、前記受信器は前記音声信号のレベル
を調整する利得調整手段を有し、この利得調整手段の出
力を前記外部出力手段が前記接続コードを介して前記外
部入力端子を備える補聴器に供給するものである。
【００１０】請求項３に係る発明は、音声信号によって
変調されたワイヤレス信号を受信器で受信して音声信号
を抽出し、この音声信号を首掛け式のループコイルに出
力してこのループコイルから磁波信号を発生させること
で、テレホンコイルを備えた補聴器へ前記音声信号を中
継伝送して前記音声信号に基づく音声を前記補聴器で聴
取できるようにした音聴取装置において、前記受信器に
前記音声信号のレベルを調整する利得調整手段とこの利
得調整手段の出力をイヤホンで電気音響変換して聴取す
ることができる接点切換式のレセプタクルを備えるもの
である。
変調されたワイヤレス信号を受信器で受信して音声信号
を抽出し、この音声信号を首掛け式のループコイルに出
力してこのループコイルから磁波信号を発生させること
で、テレホンコイルを備えた補聴器へ前記音声信号を中
継伝送して前記音声信号に基づく音声を前記補聴器で聴
取できるようにした音聴取装置において、前記受信器に
前記音声信号のレベルを調整する利得調整手段とこの利
得調整手段の出力をイヤホンで電気音響変換して聴取す
ることができる接点切換式のレセプタクルを備えるもの
である。
【００１１】請求項４に係る発明は、請求項１、２又は
３記載の音聴取装置において、前記受信器を前記ループ
コイルの一部に付設したものである。
３記載の音聴取装置において、前記受信器を前記ループ
コイルの一部に付設したものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。ここで、図１は本発明に係る
音聴取装置を正面側から見た斜視図、図２は本発明に係
る音聴取装置を裏面側から見た斜視図、図３は本発明に
係る音聴取装置のブロック図である。
図面に基づいて説明する。ここで、図１は本発明に係る
音聴取装置を正面側から見た斜視図、図２は本発明に係
る音聴取装置を裏面側から見た斜視図、図３は本発明に
係る音聴取装置のブロック図である。
【００１３】本発明に係る音聴取装置は、図１に示すよ
うに、赤外線受信器１、首掛け式のループコイル２、赤
外線受信器１に着脱自在なイヤホン３及び、図２に示す
ように、赤外線受信器１に着脱自在な接続コード９を備
えてなる。
うに、赤外線受信器１、首掛け式のループコイル２、赤
外線受信器１に着脱自在なイヤホン３及び、図２に示す
ように、赤外線受信器１に着脱自在な接続コード９を備
えてなる。
【００１４】赤外線受信器１は、ループコイル２の円周
上に固定されている。赤外線受信器１は、赤外線送信器
（不図示）が出力する音声信号によって変調された赤外
線搬送波を受信し、これを検波し音声信号をループコイ
ル２に出力する。ループコイル２は、音声信号のレベル
に応じた磁界をループコイル２の周辺に発生する。イヤ
ホン３は、赤外線受信器１の出力する音声信号を電気音
響変換する。接続コード９は、赤外線受信器１の出力す
る音声信号を外部に出力するためのものである。
上に固定されている。赤外線受信器１は、赤外線送信器
（不図示）が出力する音声信号によって変調された赤外
線搬送波を受信し、これを検波し音声信号をループコイ
ル２に出力する。ループコイル２は、音声信号のレベル
に応じた磁界をループコイル２の周辺に発生する。イヤ
ホン３は、赤外線受信器１の出力する音声信号を電気音
響変換する。接続コード９は、赤外線受信器１の出力す
る音声信号を外部に出力するためのものである。
【００１５】赤外線送信器は、音声信号によってＦＭ変
調された副搬送波により輝度変調された赤外線（主搬送
波）を放出するものである。赤外線搬送波の変調方式
は、日本電子機械工業会暫定規格（ＥＩＡＪ ＣＰＸ−
１２０５）赤外線空間アナログ音声伝送方式に準じたも
のである。赤外線搬送波のピーク波長は、８００〜９０
０ｎｍであり、副搬送波周波数２．３ＭＨｚとしてい
る。
調された副搬送波により輝度変調された赤外線（主搬送
波）を放出するものである。赤外線搬送波の変調方式
は、日本電子機械工業会暫定規格（ＥＩＡＪ ＣＰＸ−
１２０５）赤外線空間アナログ音声伝送方式に準じたも
のである。赤外線搬送波のピーク波長は、８００〜９０
０ｎｍであり、副搬送波周波数２．３ＭＨｚとしてい
る。
【００１６】赤外線受信器１は、図２に示すように、合
成樹脂部材で形成された扁平な箱状形状を有する。赤外
線受光部１ａは、赤外線送信器が送信する赤外線を内部
の受光素子（図示せず）に取り込むためのものである。
なお、１ｂは利得調整つまみ、Ｓｗは電源スイッチ、７
はイヤホン端子である。
成樹脂部材で形成された扁平な箱状形状を有する。赤外
線受光部１ａは、赤外線送信器が送信する赤外線を内部
の受光素子（図示せず）に取り込むためのものである。
なお、１ｂは利得調整つまみ、Ｓｗは電源スイッチ、７
はイヤホン端子である。
【００１７】ループコイル２は、環状に形成されたフレ
キシブルなチューブ状の高分子部材の中に導線を通し、
この導線に赤外線受信器１が出力する音声信号に基づく
電流が流れるようにしたものである。赤外線受信器１の
出力に基づく電流が流れると、ループコイル２はこの電
流に応じた磁界を発生する。
キシブルなチューブ状の高分子部材の中に導線を通し、
この導線に赤外線受信器１が出力する音声信号に基づく
電流が流れるようにしたものである。赤外線受信器１の
出力に基づく電流が流れると、ループコイル２はこの電
流に応じた磁界を発生する。
【００１８】イヤホン３は、一端に赤外線受信器１のイ
ヤホン端子７に適合するプラグを有するコードを備えた
開放型イヤホンである。開放型イヤホンは、装用したと
き、外耳道内部と外部との通気をよくしたダイナミック
タイプのイヤホン（例えば、株式会社ソニー製のＭＤＲ
−Ｅ８３７ＭＭ）である。このイヤホンは、外耳道を密
閉しないので、長時間に亘って快適に装用できる特徴が
ある。
ヤホン端子７に適合するプラグを有するコードを備えた
開放型イヤホンである。開放型イヤホンは、装用したと
き、外耳道内部と外部との通気をよくしたダイナミック
タイプのイヤホン（例えば、株式会社ソニー製のＭＤＲ
−Ｅ８３７ＭＭ）である。このイヤホンは、外耳道を密
閉しないので、長時間に亘って快適に装用できる特徴が
ある。
【００１９】赤外線受信器１は、図３に示すように、赤
外線受信部４、利得調整器５、増幅器６、イヤホン端子
７等を備えている。赤外線受信部４は、赤外線送信器か
ら放射される赤外線搬送波を受信し、赤外線搬送波を検
波して音声信号を取出してこれを出力する。
外線受信部４、利得調整器５、増幅器６、イヤホン端子
７等を備えている。赤外線受信部４は、赤外線送信器か
ら放射される赤外線搬送波を受信し、赤外線搬送波を検
波して音声信号を取出してこれを出力する。
【００２０】利得調整器５は、赤外線受信部４の出力を
利得調整して後段の増幅器６に出力する。利得調整は、
図２に示すように、赤外線受信器１の上面に配置した出
力調整つまみ１ｂを回転させ、この出力調整つまみ１ｂ
に連動する可変抵抗器（不図示）の抵抗変化によって行
う。
利得調整して後段の増幅器６に出力する。利得調整は、
図２に示すように、赤外線受信器１の上面に配置した出
力調整つまみ１ｂを回転させ、この出力調整つまみ１ｂ
に連動する可変抵抗器（不図示）の抵抗変化によって行
う。
【００２１】増幅器６は、適宜の増幅度を持ち、低い入
力インピーダンスを有するループコイル２に効率よく信
号を送出する出力インピーダンスを有する。イヤホン端
子７は、接点切換式のレセプタクルであり、イヤホン３
のプラグがこれに挿入されるとループコイル２への接続
を絶ち、イヤホン３のみに増幅器６の出力を供給する。
力インピーダンスを有するループコイル２に効率よく信
号を送出する出力インピーダンスを有する。イヤホン端
子７は、接点切換式のレセプタクルであり、イヤホン３
のプラグがこれに挿入されるとループコイル２への接続
を絶ち、イヤホン３のみに増幅器６の出力を供給する。
【００２２】以下、本発明に係る音聴取装置の作用につ
いて説明する。この音聴取装置は、首掛け可能なループ
コイル２の一部に赤外線受信器１を設けているので、赤
外線受信器１の赤外線受光部１ａが胸部の前方を向くよ
うにしてループコイル２を首に掛けるだけで装置全体を
装用できることになる。従って、このような装置の扱い
に不慣れな老人であっても簡単に装用ができるので便利
である。
いて説明する。この音聴取装置は、首掛け可能なループ
コイル２の一部に赤外線受信器１を設けているので、赤
外線受信器１の赤外線受光部１ａが胸部の前方を向くよ
うにしてループコイル２を首に掛けるだけで装置全体を
装用できることになる。従って、このような装置の扱い
に不慣れな老人であっても簡単に装用ができるので便利
である。
【００２３】この音聴取装置は、図２に示すように、赤
外線受信器１に外部出力端子８を設け、この外部出力端
子８に接続コード９の一端を接続しているので、接続コ
ード９の他端のプラグ９ａを補聴器１０の外部入力端子
に差し込めば、補聴器１０のイヤホンから赤外線受信器
１の受信した音声信号に応じた音声を放音させることが
できる。
外線受信器１に外部出力端子８を設け、この外部出力端
子８に接続コード９の一端を接続しているので、接続コ
ード９の他端のプラグ９ａを補聴器１０の外部入力端子
に差し込めば、補聴器１０のイヤホンから赤外線受信器
１の受信した音声信号に応じた音声を放音させることが
できる。
【００２４】また、外部出力端子８へは利得調整器５の
出力を接続しているので、利得調整つまみ１ｂを回転さ
せれば放音する音声の大きさを調整することができる。
音声の大きさの調整は補聴器１０の音量調整器を操作す
ることによってもできるが、胸元に位置する赤外線受信
器１の上部の利得調整つまみ１ｂを操作する方が操作が
簡単になり便利である。
出力を接続しているので、利得調整つまみ１ｂを回転さ
せれば放音する音声の大きさを調整することができる。
音声の大きさの調整は補聴器１０の音量調整器を操作す
ることによってもできるが、胸元に位置する赤外線受信
器１の上部の利得調整つまみ１ｂを操作する方が操作が
簡単になり便利である。
【００２５】この音聴取装置は、赤外線受信器１に音声
信号のレベルを調整する利得調整器５と、この利得調整
器５の出力を電気音響変換するイヤホン３を備えている
ので、補聴器を装用していない難聴者も臨時の補聴器と
して使用することができる。
信号のレベルを調整する利得調整器５と、この利得調整
器５の出力を電気音響変換するイヤホン３を備えている
ので、補聴器を装用していない難聴者も臨時の補聴器と
して使用することができる。
【００２６】なお、上述の実施の形態において、ワイヤ
レス信号として赤外線信号を用いた場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、ＦＭ電波等の電波信号で
あってもよい。
レス信号として赤外線信号を用いた場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、ＦＭ電波等の電波信号で
あってもよい。
【００２７】また、上述の実施の形態においては、利得
調整つまみ１ｂを赤外線受信器１の上部に設けた場合に
ついて説明したが、要は容易に調整できればよいのであ
るから利得調整つまみ１ｂの位置はその他の箇所であっ
てもよい。
調整つまみ１ｂを赤外線受信器１の上部に設けた場合に
ついて説明したが、要は容易に調整できればよいのであ
るから利得調整つまみ１ｂの位置はその他の箇所であっ
てもよい。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように請求項１に係る発明
によれば、ワイヤレス受信器に音声信号を磁界に変換す
る首掛け式のループコイルの他に、音声信号を外部の補
聴器に供給するための外部出力手段を設けたので、テレ
ホンコイルを備える補聴器、外部入力端子を備える補聴
器のいずれにも音声信号を出力させることができる。
によれば、ワイヤレス受信器に音声信号を磁界に変換す
る首掛け式のループコイルの他に、音声信号を外部の補
聴器に供給するための外部出力手段を設けたので、テレ
ホンコイルを備える補聴器、外部入力端子を備える補聴
器のいずれにも音声信号を出力させることができる。
【００２９】請求項２に係る発明によれば、請求項１に
係る発明において、受信器は音声信号のレベルを調整す
る利得調整手段を有し、外部出力手段はこの利得調整手
段の出力を補聴器に供給するようにしたので、音声信号
が所望のレベルでないとき、受信器に設けた利得調整手
段を操作して所望の値に調整できる。これにより、操作
が一元化されるので、取り扱いが容易となる。
係る発明において、受信器は音声信号のレベルを調整す
る利得調整手段を有し、外部出力手段はこの利得調整手
段の出力を補聴器に供給するようにしたので、音声信号
が所望のレベルでないとき、受信器に設けた利得調整手
段を操作して所望の値に調整できる。これにより、操作
が一元化されるので、取り扱いが容易となる。
【００３０】請求項３に係る発明によれば、ワイヤレス
受信器の受信する音声信号を磁界に変換する首掛け式の
ループコイルの他に、音声信号のレベルを調整する利得
調整手段とこの利得調整手段の出力をイヤホンで電気音
響変換して聴取することができる接点切換式のレセプタ
クルを設けたので、イヤホンのプラグを接点切換式のレ
セプタクルに挿入すれば補聴器を用意していない難聴者
であっても臨時に補聴器として使用することができるの
で便利である。
受信器の受信する音声信号を磁界に変換する首掛け式の
ループコイルの他に、音声信号のレベルを調整する利得
調整手段とこの利得調整手段の出力をイヤホンで電気音
響変換して聴取することができる接点切換式のレセプタ
クルを設けたので、イヤホンのプラグを接点切換式のレ
セプタクルに挿入すれば補聴器を用意していない難聴者
であっても臨時に補聴器として使用することができるの
で便利である。
【００３１】請求項４に係る発明によれば、請求項１、
２又は３に係る発明において、受信器をループコイルの
一部に付設したので、ループコイルを首に掛けるだけの
簡単な動作で装置全体を装用できるので便利である。
２又は３に係る発明において、受信器をループコイルの
一部に付設したので、ループコイルを首に掛けるだけの
簡単な動作で装置全体を装用できるので便利である。
【図１】本発明に係る音聴取装置を正面側から見た斜視
図
図
【図２】本発明に係る音聴取装置を裏面側から見た斜視
図
図
【図３】本発明に係る音聴取装置のブロック図
１…赤外線受信器、１ａ…赤外線受光部、１ｂ…利得調
整つまみ、２…首掛け式ループコイル、３…イヤホン、
４…赤外線受信部、５…利得調整器、６…増幅器、７…
イヤホン端子、８…外部出力端子、９…接続コード、９
ａ…プラグ、１０…補聴器。
整つまみ、２…首掛け式ループコイル、３…イヤホン、
４…赤外線受信部、５…利得調整器、６…増幅器、７…
イヤホン端子、８…外部出力端子、９…接続コード、９
ａ…プラグ、１０…補聴器。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04R 25/00
H04B 5/00
Claims (4)
- 【請求項１】 音声信号によって変調されたワイヤレス
信号を受信器で受信して音声信号を抽出し、この音声信
号を首掛け式のループコイルに出力してこのループコイ
ルから磁波信号を発生させることで、テレホンコイルを
備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記音声信
号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるようにした音
聴取装置において、前記受信器に外部出力手段を設け、
この外部出力手段と外部入力端子を備える補聴器を接続
コードで接続することにより前記外部入力端子を備える
補聴器に前記音声信号を供給することを特徴とする音聴
取装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の音聴取装置において、前
記受信器は前記音声信号のレベルを調整する利得調整手
段を有し、この利得調整手段の出力を前記外部出力手段
が前記接続コードを介して前記外部入力端子を備える補
聴器に供給することを特徴とする音聴取装置。 - 【請求項３】 音声信号によって変調されたワイヤレス
信号を受信器で受信して音声信号を抽出し、この音声信
号を首掛け式のループコイルに出力してこのループコイ
ルから磁波信号を発生させることで、テレホンコイルを
備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記音声信
号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるようにした音
聴取装置において、前記受信器に前記音声信号のレベル
を調整する利得調整手段とこの利得調整手段の出力をイ
ヤホンで電気音響変換して聴取することができる接点切
換式のレセプタクルを備えたことを特徴とする音聴取装
置。 - 【請求項４】 請求項１、２又は３記載の音聴取装置に
おいて、前記受信器を前記ループコイルの一部に付設し
たことを特徴する音聴取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25094598A JP3431513B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 音聴取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP25094598A JP3431513B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 音聴取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000083299A JP2000083299A (ja) | 2000-03-21 |
| JP3431513B2 true JP3431513B2 (ja) | 2003-07-28 |
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ID=17215354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP25094598A Expired - Fee Related JP3431513B2 (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 音聴取装置 |
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| JP (1) | JP3431513B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-09-04 JP JP25094598A patent/JP3431513B2/ja not_active Expired - Fee Related
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