JP3021694B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

Info

Publication number
JP3021694B2
JP3021694B2 JP3009948A JP994891A JP3021694B2 JP 3021694 B2 JP3021694 B2 JP 3021694B2 JP 3009948 A JP3009948 A JP 3009948A JP 994891 A JP994891 A JP 994891A JP 3021694 B2 JP3021694 B2 JP 3021694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
tire
outer peripheral
groove
tread land
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3009948A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04252709A (ja
Inventor
信一 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP3009948A priority Critical patent/JP3021694B2/ja
Publication of JPH04252709A publication Critical patent/JPH04252709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3021694B2 publication Critical patent/JP3021694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に装着
される空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示される自動車等の車両に
装着される空気入りラジアルタイヤ60のトレツド62
は、タイヤ表面の周方向に沿った主溝64及びタイヤ幅
方向に沿ったラグ溝66によって複数のトレッド陸部6
8に区画されている。図8のトレッド陸部68の接地圧
分布線図Pで示すように、空気入りラジアルタイヤ60
にタイヤ横方向の力、所謂サイドフオースが作用しない
場合には、トレツド陸部68の接地圧は各トレツド陸部
68内においては略等しく分布している。
【0003】図6に示すように、車両がコーナリングし
てこの空気入りラジアルタイヤ60のトレッド陸部66
の接地面にサイドフオース(図6矢印SF)が作用した
場合には、図6の接地圧分布線図P1で示すように、ト
レツド陸部66のサイドフオースの入る側(図6の左
側)の端部66Aの接地圧が増加して、サイドフォース
の抜ける側(図6の右側)の端部66Bの接地圧が減少
する。ところで、この空気入りラジアルタイヤ60のト
レツド陸部66は全体の剛性が高いのでトレツド陸部6
6自身全体の変形は少ないが、トレッド陸部66のサイ
ドフオースの入る側(図6の左側)の端部66Aの接地
圧が高くなると、図7に示すように端部66Aがトレツ
ド陸部66の接地面と路面72との間に巻き込まれ、ト
レツド陸部66の接地面の一部が路面72から離間して
トレツド陸部66の接地面積が減少する。
【0004】すなわち、図9に示すように、スリツプア
ングルSAとサイドフオースSFとの関係は、スリツプ
アングルSAの増加にともなってサイドフオースSFも
増加するが、サイドフオースSFが高くなった場合に
は、トレツド陸部66のサイドフオースSFの入る側の
端部66Aが巻き込むのでサイドフオースSFの入る側
の端部66AはサイドフオースSFを負担しないことに
なる。
【0005】このため、サイドフオースSFの上限値S
F1がトレツドゴムの摩擦係数μで決まる値SF0より
低下し、コーナリング時のグリツプ性能が低下すると共
に、トレツド陸部66に偏摩耗が生じ易くなるという不
具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、サイドフオース作用時の各トレツド陸部の接地圧
の偏在を防止でき、コーナリング時のグリツプ性能を向
上することができると共に、偏摩耗を抑制することがで
きる空気入りラジアルタイヤを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッドにタ
イヤ周方向に沿って形成された主溝と前記主溝に交差し
かつタイヤ幅方向に沿って形成されたラグ溝とによって
区画されるトレツド陸部を備える空気入りラジアルタイ
ヤであって、前記トレツド陸部に前記主溝の深さ及び前
記ラグ溝の深さよりも深さが浅くかつ前記主溝の幅及び
前記ラグ溝の幅よりも幅が狭い副溝によって分割された
外周部と、前記外周部に包囲されかつ前記外周部よりも
タイヤ半径方向外方へ略球面状に突出した中央部とを設
けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成の本発明では、トレツド陸部に主溝の
深さ及びラグ溝の深さよりも深さが浅くかつ主溝の幅及
びラグ溝の幅よりも幅が狭い副溝によって分割された外
周部と、外周部に包囲されかつ外周部よりもタイヤ半径
方向外方へ略球面状に突出した中央部とが設けられてい
る。このため、トレツド陸部が路面に接地した際の接地
圧は外周部に比べて中央部が高くなる。
【0009】接地面へサイドフオースが作用すると、ト
レツド陸部はサイドフオースの入る側の端部近傍すなわ
ち外周部の接地圧が増加するが、もともと中央部の接地
圧が外周部よりも高くなっているので、外周部の接地圧
が増加してもトレツド陸部の接地圧の分布はトレツド陸
部のサイドフオースの入る側に偏らない。
【0010】このように、サイドフオース作用時にトレ
ツド陸部はサイドフオースの入る側の端部に作用する接
地圧の上昇が従来構造のトレツド陸部に比べて抑えられ
るので、トレツド陸部のサイドフオースの入る側の端部
の巻き込み現象が防止され、トレツド陸部の接地面積の
減少が防止される。したがって、コーナリング時のグリ
ツプ性能を向上することができると共にトレツド陸部の
偏摩耗を抑制することができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5にしたがって
説明する。
【0012】図1に示すように、本実施例の空気入りラ
ジアルタイヤ10のトレツド12においては、タイヤ周
方向に沿って主溝14が接地面上でタイヤ幅方向に沿っ
て4本形成されている。また、トレツド12において
は、タイヤ赤道面16近傍からトレツド12のシヨルダ
ー部18へ向けて、車両前進時のタイヤ回転方向側(先
に路面に接地する側、図1の下側)へ傾斜したラグ溝2
0がタイヤ周方向に所定の間隔で形成されている。これ
によって、トレツド12には4本の主溝14と複数本の
ラグ溝20とによって区画された複数のトレツド陸部2
2が形成されている。
【0013】このトレツド陸部22は副溝としての細溝
24によって外周部28と外周部28に包囲される中央
部26とに区画分離されており、これによって中央部2
6と外周部28とは独立して圧縮変形することができ
る。
【0014】中央部26の平面形状はトレツド陸部22
の平面形状と略相似形に形成されており、この中央部2
6の接地面積は外周部28の接地面積の40〜80パー
セントの範囲とされている。なお、中央部26の接地面
積が40パーセント未満では、外周部28が接地圧を負
担する割合が多くなり、サイドフオース作用時にトレツ
ド陸部22の接地圧の偏在が抑制され難く、中央部26
の接地面積が80パーセントを越える場合では、トレツ
ド陸部22が接地された際に中央部26が接地面垂直方
向に圧縮される割合が少なくなって外周部28が路面に
接地しない恐れがある。なお、本実施例では、中央部2
6の接地面積は外周部28の接地面積の50パーセント
とされている。
【0015】図2に示すように、主溝14の深さD1は
本実施例では例えば8mmとされている。中央部26は中
央部分が略大球面状に突出されており、中央部26の接
地面は外周部28の接地面に対してタイヤ半径方向外方
へ位置されている。中央部26の接地面中央部分の突出
寸法Hは主溝14の深さD1に対して5パーセント以
下、好ましくは2〜3パーセントの範囲とされており、
2パーセント未満では中央部26の接地圧を増加させる
割合が少なく、5パーセント以上では中央部26の接地
圧が上昇しすぎると共に外周部28が路面に接地しない
恐れがある。本実施例では、中央部26の接地面中央部
分の突出寸法Hは例えば0.2mmとされている。
【0016】一方、細溝24の深さD2は主溝14の深
さD1に対して30〜100パーセントの範囲とされて
おり、細溝24の深さD2が主溝14の深さD1に対し
て30パーセント未満では、中央部26が路面に接地し
た際に、外周部28に包囲された中央部26が接地面に
沿った方向へ広がることができず、中央部26の接地圧
が上昇しすぎると共に外周部28が路面に接地しない恐
れがある。本実施例では、細溝24の深さD2は例えば
3mmとされている。
【0017】また、細溝24の溝幅Wは、中央部26が
接地して潰されて中央部26の外周部28に対向する外
周部分が拡大した際に、外周部28に接触しない寸法と
されており、少なくとも0.3mm以上1mm以下好ましく
は0.5mm以上1mm以下、本実施例では例えば0.5mm
とされている。なお、細溝24の溝幅Wが1mmを越える
場合には、トレツド陸部22の剛性が低下する恐れがあ
り好ましくない。
【0018】次に本実施例の作用について説明する。本
発明の空気入りラジアルタイヤ10では、トレツド陸部
22が細溝24によって中央部26と外周部28とに区
画され、中央部26の接地面が外周部28の接地面に対
してタイヤ半径方向外方へ突出している。このため、ト
レツド陸部22が路面に接地した際には、中央部26が
外周部28に比べて多く圧縮されるので、図3の接地圧
分布線図P2に示すように中央部26近傍の接地圧は外
周部28近傍の接地圧に比べて高くなる。
【0019】図4に示すように、車両がコーナリングし
てタイヤの接地面にサイドフオース(図4矢印SF)が
作用すると、トレツド陸部22の接地圧はトレツド陸部
22のサイドフオースの入る側の端部、すなわち外周部
28のサイドフオースの入る側の端部28Aの接地圧が
上昇する。ところが、中央部26の接地圧が外周部28
に比べてもともと高くなっているので、コーナング時に
トレツド陸部22のサイドフオースの入る側の端部近
傍、すなわち外周部28のサイドフオースの入る側の端
部28A近傍の接地圧が上昇しても、サイドフオースの
入る側の端部28A近傍の接地圧が中央部26の接地圧
よりも上回ることがなく、結果的には図4の接地圧分布
線図P3に示すように、トレツド陸部22に作用する接
地圧は略均等化され、サイドフオースの入る側の端部2
8A近傍の接地圧のみが端部28A近傍以外の部位に比
べて著しく上昇することがない。
【0020】また、中央部26は外周部28に包囲され
ているため、図4に示すサイドフオース(図4矢印S
F)の向きに限らず、図4に示すサイドフオースとは反
対向きのサイドフオースが作用したときにおいても、同
様にしてトレツド陸部22に作用する接地圧は略均等化
される。したがって、空気入りラジアルタイヤ10を車
両に装着する際にはタイヤの左右を区別する必要がな
い。
【0021】このように、サイドフオース作用時のトレ
ツド陸部22の接地圧の偏在が防止されるので、図9の
想像線で示すように、サイドフオースSFの上限値SF
2がトレツドゴムの摩擦係数μで決まる値SF0に接近
して、コーナリング時のグリツプ性能を向上することが
できると共に、偏摩耗を抑制することができる。
【0022】さらに、車両の制動時及び駆動時等におい
てタイヤ周方向に沿った力がトレツド陸部22に作用し
た場合であっても、トレツド陸部22のタイヤ周方向に
沿った力が入る側の端部近傍の接地圧のみが著しく上昇
することがなく、トレツド陸部22に作用する接地圧は
略均等化される。
【0023】また、トレツド陸部22は中央部26と外
周部28とが分離されてそれぞれが独立して圧縮変形さ
れるため接地表面が摩耗する際には、中央部26の接地
面と外周部28の接地面とはそれぞれが略同一寸法づつ
摩耗される。 (実験例) 実施例の空気入りラジアルタイヤ10(タイヤサイズ2
25/50R16)と、従来例の空気入りラジアルタイ
ヤ60(図5)とを夫々ホイール8J−16に装着し、
内圧2.8kg/cm2 、荷重400kg、速度50km/h に
おいて、スリツプアングルSAを0°〜15°にして最
大サイドフオースSFを測定し、その結果を表1に従来
の空気入りラジアルタイヤの最大サイドフオースSFを
100として指数表示した。
【0024】
【表1】
【0025】以上の結果から実施例の空気入りラジアル
タイヤ10が従来例の空気入りラジアルタイヤ60に比
べ優れていることが明確となった。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の構成としたので、サイド
フオース作用時の各トレツド陸部の接地圧の偏在を防止
でき、コーナリング時のグリツプ性能を向上することが
できると共に、偏摩耗を抑制することができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る空気入りラジアルタイヤ
のトレツドを示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断図である。
【図3】サイドフオースが作用していないトレツド陸部
の接地圧分布を示す子午線断面図である。
【図4】サイドフオースが作用したトレツド陸部の接地
圧分布を示す子午線断面図である。
【図5】従来例の空気入りラジアルタイヤのトレツドを
示す平面図である。
【図6】従来例の空気入りラジアルタイヤにサイドフオ
ースが作用した際のトレツド陸部の接地圧分布を示す子
午線断面図である。
【図7】従来例の空気入りラジアルタイヤのトレツド陸
部がサイドフオースで変形した状態を示す断面図であ
る。
【図8】従来例の空気入りラジアルタイヤの停止時にお
ける接地圧分布を示す子午線断面図である。
【図9】スリツプアングルとサイドフオースとの関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
10 空気入りラジアルタイヤ 12 トレツド 14 主溝 20 ラグ溝 22 トレツド陸部 24 細溝(副溝) 26 中央部 28 外周部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドにタイヤ周方向に沿って形成さ
    れた主溝と前記主溝に交差しかつタイヤ幅方向に沿って
    形成されたラグ溝とによって区画されるトレツド陸部を
    備える空気入りラジアルタイヤであって、 前記トレツド陸部に前記主溝の深さ及び前記ラグ溝の深
    さよりも深さが浅くかつ前記主溝の幅及び前記ラグ溝の
    幅よりも幅が狭い副溝によって分割された外周部と、
    外周部に包囲されかつ前記外周部よりもタイヤ半径方
    向外方へ略球面状に突出した中央部とを設けたことを特
    徴とする空気入りラジアルタイヤ。
JP3009948A 1991-01-30 1991-01-30 空気入りラジアルタイヤ Expired - Fee Related JP3021694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009948A JP3021694B2 (ja) 1991-01-30 1991-01-30 空気入りラジアルタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009948A JP3021694B2 (ja) 1991-01-30 1991-01-30 空気入りラジアルタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04252709A JPH04252709A (ja) 1992-09-08
JP3021694B2 true JP3021694B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=11734207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3009948A Expired - Fee Related JP3021694B2 (ja) 1991-01-30 1991-01-30 空気入りラジアルタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3021694B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110024009A1 (en) * 2008-02-19 2011-02-03 Bridgestone Corporation Pneumatic tire for motorcycle

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189586B1 (en) * 1998-10-15 2001-02-20 Warren L. Guidry Pneumatic rubber tire for on/off-road vehicles

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110024009A1 (en) * 2008-02-19 2011-02-03 Bridgestone Corporation Pneumatic tire for motorcycle
US8875755B2 (en) * 2008-02-19 2014-11-04 Bridgestone Corporation Pneumatic tire for motorcycle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04252709A (ja) 1992-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0233135B1 (en) All-season pneumatic tire with chamfered tread blocks
JP3533757B2 (ja) 空気入りタイヤ
US4364426A (en) Motorcycle tire tread
US5213641A (en) Pair of radial tires with directional and symmetrical tread patterns
JPH0899505A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
EP1826026A1 (en) Pneumatic tire for motorcycle
EP0235072A2 (en) All-season pneumatic tire with improved tread stiffness
JP3681850B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3012686B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP4488593B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3153662B2 (ja) 重荷重用ラジアルタイヤ
JPH0392402A (ja) 空気入りタイヤ
JP3021694B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH02133203A (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP3539450B2 (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JP2659705B2 (ja) 牽引、制動性能にすぐれる、空気入りタイヤ
JP2823903B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2824645B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2915994B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JPH11334320A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2977879B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3170518B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH05330315A (ja) 空気入りタイヤ
JP2878356B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP3860656B2 (ja) 重荷重用タイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees