JP3018525B2 - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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JP3018525B2
JP3018525B2 JP3040669A JP4066991A JP3018525B2 JP 3018525 B2 JP3018525 B2 JP 3018525B2 JP 3040669 A JP3040669 A JP 3040669A JP 4066991 A JP4066991 A JP 4066991A JP 3018525 B2 JP3018525 B2 JP 3018525B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶プロジェクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタには、1つの光源から
の光をR(赤)成分、G(緑)成分、B(青)成分の3
つの光に分散し、それぞれ対応する透過型の液晶表示パ
ネルに照射させ、各液晶表示パネルにR、G、Bの3色
に分解されて表示されたテレビジョン等の各カラー画像
をスクリーンに重畳させて拡大投影するようにしたもの
がある。
【0003】図2は従来のこのような液晶プロジェクタ
の一例の概略構成を示したものである。この液晶プロジ
ェクタは長方形状の本体ケース1を備えている。本体ケ
ース1内の第1の光軸2上には、左側から右側に向かっ
て、光源3、第1のダイクロイックミラー4、第2のダ
イクロイックミラー5、R用液晶表示パネル6および第
1の反射ミラー7がこの順で配置されている。このうち
第1のダイクロイックミラー4、第2のダイクロイック
ミラー5および第1の反射ミラー7は第1の光軸2に対
して所定の方向に45°傾斜して配置され、R用液晶表
示パネル6は第1の光軸2と直交して配置されている。
第1の光軸2と平行する本体ケース1内の第2の光軸8
上には、左側から右側に向かって、第2の反射ミラー
9、B用液晶表示パネル10、第3のダイクロイックミ
ラー11、第4のダイクロイックミラー12および投影
レンズ13がこの順で配置されている。このうち第2の
反射ミラー9、第3のダイクロイックミラー11および
第4のダイクロイックミラー12は第2の光軸8に対し
て所定の方向に45°傾斜して配置され、B用液晶表示
パネル10は第2の光軸8と直交して配置されている。
また、第1のダイクロイックミラー4と第2の反射ミラ
ー9は、第1および第2の光軸2、8と直交する第3の
光軸14上に配置されている。第2のダイクロイックミ
ラー5と第3のダイクロイックミラー11は、第3の光
軸14と平行する第4の光軸15上に配置されている。
第1の反射ミラー7と第4のダイクロイックミラー12
は、第3の光軸14と平行する第5の光軸16上に配置
されている。さらに、第2のダイクロイックミラー5と
第3のダイクロイックミラー11との間における第4の
光軸15上にはG用液晶表示パネル17が第4の光軸1
5と直交して配置されている。
【0004】そして、光源3からの光のうちR成分の光
は、第1のダイクロイックミラー4、第2のダイクロイ
ックミラー5およびR用液晶表示パネル6を透過し、第
1の反射ミラー7および第4のダイクロイックミラー1
2で反射され、投影レンズ13に入射される。G成分の
光は、第1のダイクロイックミラー4を透過し、第2の
ダイクロイックミラー5で反射され、G用液晶表示パネ
ル17を透過し、第3のダイクロイックミラー11で反
射され、第4のダイクロイックミラー12を透過し、投
影レンズ13に入射される。B成分の光は、第1のダイ
クロイックミラー4および第2の反射ミラー9で反射さ
れ、B用液晶表示パネル10、第3のダイクロイックミ
ラー11および第4のダイクロイックミラー12を透過
し、投影レンズ13に入射される。投影レンズ13に入
射されたR、G、Bの各成分の光、つまり各液晶表示パ
ネル6、17、10にR、G、Bの3色に分解されて表
示されたテレビジョン等の各カラー画像に対応する各光
像は、投影レンズ13によって図示しないスクリーンに
重畳されて拡大投影される。ところで、この液晶プロジ
ェクタでは、光源3からの光をR、G、Bの各成分の光
に一旦分散し、それぞれ対応する液晶表示パネル6、1
7、10を経た後のR、G、Bの各成分の光を投影レン
ズ13によってスクリーンに重畳させて拡大投影させて
いるので、R、G、Bの各成分の光の光路長を同一とす
る必要がある。そこで、既に説明したように、第1と第
2の光軸2、8を互いに平行にすると共に、この第1お
よび第2の光軸2、8に対して第3〜第5の光軸14〜
16を直交させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶プロジェクタでは、第1と第2の光軸
2、8が互いに平行で、この第1および第2の光軸2、
8に対して第3〜第5の光軸14〜16が直交している
ので、第3の光軸14上に配置される第1のダイクロイ
ックミラー4の左側に光源3が配置されるのに対し、同
じく第3の光軸14上に配置される第2の反射ミラー9
の左側にデッドスペースが生じ、また第5の光軸16上
に配置される第4のダイクロイックミラー12の右側に
投影レンズ13が配置されるのに対し、同じく第5の光
軸16上に配置される第1の反射ミラー7の右側にデッ
ドスペースが生じ、このため本体ケース1が大型化して
しまうという問題があった。この発明の目的は、小型化
することのできる液晶プロジェクタを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の光軸
上に一方側から他方側に向かって光源、第1のダイクロ
イックミラー、第2のダイクロイックミラーおよび第1
の反射ミラーをこの順で配置し、第1の光軸と平行する
第2の光軸上に一方側から他方側に向かって第2の反射
ミラー9、第3のダイクロイックミラー、第4のダイク
ロイックミラーおよび投影レンズをこの順で配置すると
共に、第1のダイクロイックミラーと第2の反射ミラー
を第1および第2の光軸に対して一方側において第2の
光軸と斜めに交差し他方側において第1の光軸と斜めに
交差するように傾斜する第3の光軸上に配置し、第2の
ダイクロイックミラーと第3のダイクロイックミラーを
第3の光軸と平行する第4の光軸上に配置し、第1の反
射ミラーと第4のダイクロイックミラーを第3の光軸と
平行する第5の光軸上に配置し、第1〜第5の光軸上の
所定の3個所にR、G、Bの3色に分解された各カラー
画像を表示するための液晶表示パネルを配置し、かつ、
前記ミラーは各光を鋭角に反射するように配置するよう
にしたものである。また、この発明は、光源と、複数の
液晶表示パネルと、複数のミラーと、投影レンズとから
なる光学素子を備えてなる液晶プロジェクタであって、
光源から液晶表示パネルとミラーを介して投影レンズに
至る光路上でミラーが光軸を鋭角に反射するように光学
素子を配置することによって光源と投影レンズとの距離
が短くなるように配置したものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、第3〜第5の光軸が第1お
よび第2の光軸に対して一方側において第2の光軸と斜
めに交差し他方側において第1の光軸と斜めに交差する
ように傾斜することになるので、例えば第1の光軸上に
配置される光源と対応する位置における第2の光軸上に
第2の反射ミラーを配置すると共に、第2の光軸上に配
置される投影レンズと対応する位置における第1の光軸
上に第1の反射ミラーを配置することができ、また、光
源から液晶表示パネルとミラーを介して投影レンズに至
る光路上でミラーが光軸を鋭角に反射するように光学素
子を配置することによって光源と投影レンズとの距離が
短くなるように配置したので、従来のようなデッドスペ
ースが生じることがなく、第1および第2の光軸に沿う
方向の小型化を図ることができ、また第3〜第5の光軸
が第1および第2の光軸に対して傾斜することにより、
第1と第2の光軸の間隔を例えば第3の光軸上における
第1のダイクロイックミラーと第2の反射ミラーとの間
の間隔よりも小さくしても、R、G、Bの各成分の光の
光路長を同一とすることができ、このため第1および第
2の光軸と直交する方向の小型化も図ることができる。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例における液晶プロ
ジェクタの概略構成を示したものである。この図におい
て、図2と同一名称部分には同一の符号を付し、その説
明を適宜省略する。
【0009】この液晶プロジェクタでは、第3〜第5の
光軸14〜16が第1および第2の光軸2、8に対し
て、左側において第2の光軸8と交差し右側において第
1の光軸2と交差するように、所定の方向に45°傾斜
されている。このため、第1のダイクロイックミラー
4、第2のダイクロイックミラー5および第1の反射ミ
ラー7は、第1の光軸2に対して所定の方向に67.5
°傾斜して配置されている。また、第2の反射ミラー
9、第3のダイクロイックミラー11および第4のダイ
クロイックミラー12は、第2の光軸8に対して所定の
方向に67.5°傾斜して配置されている。各液晶表示
パネル6、10、17は、それぞれ対応する光軸2、
8、15に対して直交して配置されている。
【0010】このように、この液晶プロジェクタでは、
第3〜第5の光軸14〜16が第1および第2の光軸
2、8に対して所定の方向に45°傾斜しているので、
第1の光軸2上に配置される光源3と対応する位置にお
ける第2の光軸8上に第2の反射ミラー9を配置すると
共に、第2の光軸8上に配置される投影レンズ13と対
応する位置における第1の光軸2上に第1の反射ミラー
7を配置することができ、したがって従来のようなデッ
ドスペースが生じることがなく、第1および第2の光軸
2、8に沿う方向の小型化を図ることができる。また、
第3〜第5の光軸14〜16が第1および第2の光軸
2、8に対して所定の方向に45°傾斜していることに
より、第1と第2の光軸2、8の間隔を例えば第3の光
軸14上における第1のダイクロイックミラー4と第2
の反射ミラー9との間の間隔よりも小さくしても、R、
G、Bの各成分の光の光路長を同一とすることができ、
このため第1および第2の光軸2、8と直交する方向の
小型化も図ることができる。なお、この液晶プロジェク
タにおける動作は、図2に示す従来の液晶プロジェクタ
と同様であるので、その説明を省略する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第3〜第5の光軸を第1および第2の光軸に対して
所定の方向に傾斜させているので、例えば第1の光軸上
に配置される光源と対応する位置における第2の光軸上
に第2の反射ミラーを配置すると共に、第2の光軸上に
配置される投影レンズと対応する位置における第1の光
軸上に第1の反射ミラーを配置することができ、またこ
の発明によれば、光源から液晶表示パネルとミラーを介
して投影レンズに至る光路上でミラーが光軸を鋭角に反
射するように光学素子を配置することによって光源と投
影レンズとの距離が短くなるように配置したので、従来
のようなデッドスペースが生じることがなく、第1およ
び第2の光軸に沿う方向の小型化を図ることができ、ま
た第3〜第5の光軸が第1および第2の光軸に対して傾
斜することにより、第1と第2の光軸の間隔を例えば第
3の光軸上における第1のダイクロイックミラーと第2
の反射ミラーとの間の間隔よりも小さくしても、R、
G、Bの各成分の光の光路長を同一とすることができ、
このため第1および第2の光軸と直交する方向の小型化
も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例における液晶プロジェクタ
の概略構成図。
【図2】従来の液晶プロジェクタの一例の概略構成図。
【符号の説明】 1 本体ケース 2 第1の光軸 3 光源 4 第1のダイクロイックミラー 5 第2のダイクロイックミラー 6 R用液晶表示パネル 7 第1の反射ミラー 8 第2の光軸 9 第2の反射ミラー 10 B用液晶表示パネル 11 第3のダイクロイックミラー 12 第4のダイクロイックミラー 13 投影レンズ 14 第3の光軸 15 第4の光軸 16 第5の光軸 17 G用液晶表示パネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光軸上に一方側から他方側に向
    かって光源、第1のダイクロイックミラー、第2のダイ
    クロイックミラーおよび第1の反射ミラーをこの順で配
    置し、 前記第1の光軸と平行する第2の光軸上に一方側から他
    方側に向かって第2の反射ミラー、第3のダイクロイッ
    クミラー、第4のダイクロイックミラーおよび投影レン ズをこの順で配置すると共に、 前記第1のダイクロイックミラーと前記第2の反射ミラ
    ーを前記第1および第2の光軸に対して一方側において
    前記第2の光軸と斜めに交差し他方側において前記第1
    光軸と斜めに交差する第3の光軸上に配置し、 前記第2のダイクロイックミラーと前記第3のダイクロ
    イックミラーを前記第3の光軸と平行する第4の光軸上
    に配置し、 前記第1の反射ミラーと前記第4のダイクロイックミラ
    ーを前記第3の光軸と平行する第5の光軸上に配置し、 前記第1〜第5の光軸上の所定の3個所にR、G、Bの
    3色に分解された各カラー画像を表示するための液晶表
    示パネルを配置し、かつ、前記ミラーは各光を鋭角に反射するように配置さ
    てなることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】 光源と、複数の液晶表示パネルと、複数
    のミラーと、投影レンズとからなる光学素子を備えてな
    る液晶プロジェクタであって、 前記光源から前記液晶表示パネルと前記ミラーを介して
    前記投影レンズに至る光路上で前記ミラーが光軸を鋭角
    に反射するように前記光学素子を配置することによって
    前記光源と前記投影レンズとの距離が短くなるように配
    置したことを特徴とする液晶プロジェクタ。
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