JP3017776U - ワイド式方向指示器付きドアミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】右左折時や車線変更時ドアミラーに方向指示器
が付いていれば、接近車等が安全確認を容易にでき、更
にドアミラーとサブミラーを組み合わせて一体にし視界
を広く大きくすることによって、目の移動量が少なくて
すみ、しかも死角を最小限におさえることが出来る、又
狭い道路のすれ違い時や車庫入れ時にはドアミラーを倒
してもサブミラーで対応出来、サブミラーは手鏡の代用
にもなる、安全の向上と便利さを目的に考案されたもの
である。 【構成】 ドアミラー（１）に方向指示器（３）を取り
付け、そのドアミラー（１）とサブミラー（２）を窓ガ
ラス（４）を挟んで一体の状態になるように組合せ取り
付けることによって、ワイドな方向指示器付きドアミラ
ーとして使用出来ることを特徴とする

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、ドアミラーに方向指示機能を持たせ、しかもサブミラーを組合せ て視界を広く大きくしたワイド式方向指示器付きドアミラーに関するものである 。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来のドアミラーは、視界が狭く小さかった。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ これには次のような欠点があった。 （１）．視界が狭く小さいと、真横後方に接近して来た車や人が一瞬死角に入 り危険であった、又方向指示器の確認が遅れて危険であった。 （２）．今までのドアミラーでは、後方と後部座席の一部を同時に見て安全の 確認が出来なかった。 （３）．化粧直し等顔を見たい時、手鏡の代わりには出来なかった。 （４）．ドアミラーに方向指示器を取り付けたものはなかった。 （５）．視界が狭いと、ミラーの角度調整が必要になり不便であった。 （６）．本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ （１）．ドアミラー（１）に方向指示器を付ける。 （２）．ドアミラー（１）にサブミラー（２）を、窓ガラス（４）を挟ん体の 状態になるように取り付ける。

【０００５】 ［作用］ ドアミラー（１）に取り付けた方向指示器（３）は、側面方向指示機能として 作用し、ドアミラー（１）とサブミラー（２）を窓ガラス（４）を挟むように組 合せ取り付けることによって、一体にしかもワイドなドアミラーとして作用する 。

【０００６】 ［実施例］ 以下、本案の実施例について説明する。 （イ）．方向指示器（３）を取り付けたドアミラー（１）を、窓ガラス（４） にミラー部が接触する状態で出来るだけ死角を少なくし、後方向よりなるべく横 方向まで見えるように取り付ける。 （ロ）．サブミラー（２）をドアミラー（１）と一体の状態になるように窓ガ ラス（４）にミラー部が接触する状態で、側面後方向から後部座席の一部まで見 えるように取り付ける。 （ハ）．ドアミラー（１）は可倒式ミラーとする。 （ニ）．窓ガラス（４）を閉じた状態でドアミラー（１）を見たとき、ガラス に屈折作用があるので、屈折の大きさによりドアミラー（１）をサブミラー（２ ）との接点より後方に位置するように取り付ける。 本案は以上のような組合せでこれを使用するときは、右左折や車線を変更する 時方向指示器（３）を作動させ、車線変更や後方安全確認する時にワイドなドア ミラーを見て確認する、サブミラー（２）は手鏡の代用としても使用することが 出来る。

【０００７】 ［考案の効果］ ドアミラーに方向指示器が付いていると、特に接近車両等は視界に充分入るの で、右左折時の方向指示の確認が容易でしかも安全である。 又、ワイドなドアミラーにすることによって広角範囲に後方向の確認が出来る ため死角を最小限に防げ、更に目の移動量が小さくすむので安全の向上につなが り、ミラーの角度調整の必要もなく手間が省ける。 しかも狭い道でのすれ違い時や、車庫入れの時などはドアミラーを倒しても、 サブミラーでカバーすることが出来る、更にサブミラーは手鏡の代用にもなる。 なお、サブミラーを適当な角度に動かしたり、簡単に取り外しが出来るように すれば更に便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の上面図

【図３】本考案の側面図

【図４】本考案の実施例図

【符号の説明】

１はドアミラー ２はサブミラー ３は方向指示器 ４は窓ガラス

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ドアミラー（１）に、方向指示器（３）を
   付けサブミラー（２）を窓ガラス（４）を挟んで一体の
   状態になるように取り付ける 以上の組合せからなるワイド式方向指示器付きドアミラ
   ー。