JP3017591B2 - 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用 - Google Patents

抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用

Info

Publication number
JP3017591B2
JP3017591B2 JP4044312A JP4431292A JP3017591B2 JP 3017591 B2 JP3017591 B2 JP 3017591B2 JP 4044312 A JP4044312 A JP 4044312A JP 4431292 A JP4431292 A JP 4431292A JP 3017591 B2 JP3017591 B2 JP 3017591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timp
monoclonal antibody
human
added
antibody
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4044312A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05244985A (ja
Inventor
太郎 早川
保典 岡田
和士 岩田
孝 新谷
昇 藤本
建 張
佳代子 米沢
智恵 酒井
栄子 大内
真一 吉田
長一郎 島崎
Original Assignee
富士薬品工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士薬品工業株式会社 filed Critical 富士薬品工業株式会社
Priority to JP4044312A priority Critical patent/JP3017591B2/ja
Publication of JPH05244985A publication Critical patent/JPH05244985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017591B2 publication Critical patent/JP3017591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ヒト・ティッシュ・インヒビタ
ー・オブ・メタロプロテイナーゼ−2(TIMP−2)
に対するモノクローナル抗体に関するものであり、該モ
ノクローナル抗体の製造ならびにそれにより得られたモ
ノクローナル抗体およびそれらモノクローナル抗体を用
いて、ヒトの血液・体液・組織およびヒト由来組織培養
液などに存在するTIMP−2を分析測定する方法に関
する。更に詳しくは、本発明は、抗ヒトTIMP−2モ
ノクローナル抗体ならびにその製造方法およびそのモノ
クローナル抗体を用いるサンドイッチ測定法に基づく酵
素免疫学的測定法によるヒトTIMP−2の高感度に定
量する方法に関するものであって、固相担体に結合させ
る抗体および酵素標識を付与する抗体の2種類の抗ヒト
TIMP−2モノクローナル抗体を用いることを特徴と
するヒトTIMP−2の測定方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】ティッシュ・インヒビター・オブ・メタロ
プロテイナーゼ(TIMP−1)はヒトおよびその他動
物の培養細胞(線維芽細胞、腫瘍細胞、軟骨細胞、平滑
筋細胞、内皮細胞など)や血小板、単球、マクロファー
ジ、歯髄などが産生する分子量約30kDaの糖蛋白質
である。従来、TIMP−1は間質コラゲナーゼ活性を
阻害する事からコラゲナーゼ・インヒビターと呼ばれて
いたが、間質コラゲナーゼ以外に種々のメタロプロテイ
ナーゼ(72kDaゼラチナーゼ、92kDaゼラチナ
ーゼ、ストロムライシン)を阻害する事が明らかにな
り、TIMP−1(ティッシュ・インヒビター・オブ・
メタロプロテイナーゼ)と改名された。(Docher
ty,A.J.P.ら、Ann.Rheum.Dis.
49.469〜479、(1990);T.E.Caw
ston:in “Proteinase Inhib
itors”、ed.by A.J.Barrett
ら、Elsevier、Amsterdam,(198
6)p589.参照)。
【0003】最近、上述のTIMP−1とは分子量の異
なるティッシュ・インヒビター・オブ・メタロプロテイ
ナーゼ−2(TIMP−2)と呼ばれるメタロプロテイ
ナーゼ・インヒビターが発見された(Stetler−
Stevenson,W.G.ら、J.Biol.Ch
em.246、17374〜17378、1989;G
oldberg,G.I.ら、Proc.Natl.A
cad.Sci.U.S.A.86、8207〜821
1、1989;Williamson,R.A.ら、B
iochem.J.268、267〜274、1990
参照)。
【0004】TIMP−2と従来のTIMP−1との違
いは、分子量の他に、Con−A−セファロースカラム
に結合しないということにより区別される。ヒトTIM
P−2はcDNAクローニングによりその一次構造が明
らかにされている(Boone,T.C.ら、Pro
c.Natl.Acad.Sci.U.S.A.87、
2800〜2804、1990参照)。それによると、
ヒトTIMP−2は、194個のアミノ酸残基からな
り、ヒトTIMP−1と38%の相同性を有している。
【0005】また、ヒトTIMP−2は、ヒトTIMP
−1と同じ12個のシステイン残基を持ち、その位置も
よく保存されている。
【0006】一方、TIMP−1はプロ92kDaゼラ
チナーゼおよび92kDaゼラチナーゼと複合体を形成
し、また、TIMP−2はプロ72kDaゼラチナーゼ
と複合体を形成していることは認められているが、現時
点では、それ以上の詳細については明らかにされていな
い(Wilhelm,S.M.ら、J.Biol.Ch
em.264、17213〜17221、1989;W
ard,R.V.ら、Biochem.J.278、1
79〜187、1991参照)。
【0007】
【発明の開示】本発明者らは、抗ヒトTIMP−2モノ
クローナル抗体を製造することに成功した。また、この
抗ヒトTIMP−2モノクローナル抗体を用いれば、サ
ンドイッチ法により酵素免疫学的に生体試料中に存在す
るヒトTIMP−2を分析測定することができる。従っ
て、本発明は、ヒトTIMP−2に特異性を有するモノ
クローナル抗体であって、DSGNDIYGNPIKR
IQ、DTLSTTQKKSLNHRYQまたはYRG
AAPPKQEFLDIEDの配列を有するポリペプチ
ドと反応性を有し、かつヒトTIMP−1と交差反応性
を有しないモノクローナル抗体ならびにそれらモノクロ
ーナル抗体の製造法を提供するものであり、さらに、こ
れらいずれか2種のモノクローナル抗体の組合せを使用
して、ヒト由来の生体試料の少量を用いて、精度よく、
簡便、迅速に試料中に存在するTIMP−2を特異的に
定量する方法を提供するものである。この方法は、固相
担体に結合させる抗体ならびに酵素標識を付与する抗体
として各々抗ヒトTIMP−2モノクローナル抗体を用
い、酵素免疫学的測定法によりヒトTIMP−2を定量
することからなる。本発明に係る酵素免疫学的測定法と
しては後掲の実施例として一つの例示的な方法が示され
ているが、例えば固相担体としては、ポリスチレン製ビ
ーズ、ポリカーボネート製マイクロプレート、ポリプロ
ピレン製マイクロプレート、スティック、試験管など任
意適当に選ばれたものを使用することができる。
【0008】一方、標識物を付与する抗ヒトTIMP−
2モノクローナル抗体としては、抗体含有物を硫酸アン
モニウムを加えることにより分画した後、DEAE−セ
ファセルの如き陰イオン交換ゲルによりあるいはPro
tein Aカラムクロマトグラフィーにより精製した
IgG画分、さらにはペプシン消化後得られるF(a
b′)およびそれを還元して得られる特異的結合部分
Fab′を用いることもできる。
【0009】さらに使用し得る標識物の例としては酵素
(ペルオキシダーゼ、アルカリフォスファターゼ、グル
コースオキシダーゼあるいはβ−−ガラクトシダーゼ
など)、化学物質、蛍光物質あるいは放射性同位元素な
どをあげることができる。
【0010】以上の如く、固相担体に結合させる抗体お
よび酵素標識を付与する抗体としての2種のモノクロー
ナル抗体の組み合わせを用いて、固相法酵素免疫学的測
定法によりヒトTIMP−2を分析測定することができ
る。以下に、実施例を掲げ、本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明はこれら実施例により限定されるもの
ではない。
【0011】実施例1 抗ヒトTIMP−2モノクローナル抗体の作製 (a) ヒトTIMP−2ポリペプチドの調製 Boone,T.C.らは、ヒトTIMP−2ポリペプ
チドの配列を、cDNAの配列から予測している(Pr
oc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.,
87;2800〜2804、1990)。その予測され
たアミノ酸配列構造中より、表1に示した3種のポリペ
プチド(P−1、P−2、P−3)をそれぞれペプチド
シンセサイザー9600(ミリジェン/バイオサーチ)
を用いて合成し、続いて、それらの各ポリペプチドのC
末端にシステイン残基を導入した。得られた3種の粗ポ
リペプチドは、それぞれ、μBondasphere
(Waters,5μ、C18−100Å、3.9×1
50mm)カラムを用いて高速液体クロマトグラフィー
により精製した。
【0012】(b) ヒトTIMP−2ポリペプチドと
キーホールリンペットヘモシアニン複合体の調製 (a)で得られた3種のポリペプチドについて、それぞ
れ下記のとおりにして複合体を調製した。2mgキーホ
ールリンペットヘモシアニン(KLH、Calbioc
hem.)を1mlの0.1Mリン酸緩衝液(pH7.
5)に溶解したものと1.85mgN−(ε−male
imidocaproyloxy)succinimi
deを200μlのジメチルホルムアミドに溶解したも
のとを混合し、30℃、30分間インキュベーションし
た。次に上記の混合液を0.1Mリン酸緩衝液(pH
7.0)で平衡化したPD−10(ファルマシア)でゲ
ル濾過した。マレイミドが結合されたKLHを分取し、
1.5ml以下に濃縮した。マレイミドが結合されたK
LHに対し50倍モル量の前記(a)で合成した各ポリ
ペプチドを1mlの0.1Mリン酸緩衝液(pH7.
0)に溶解したものと混合した。4℃、20時間インキ
ュベーションし、3種のポリペプチド−KLH複合体を
調製した。
【0013】
【表1】
【0014】(c) 抗体産生細胞の調製 前記(b)の方法により調製した各複合体250μgを
完全フロイントアジュバントと共に8週令Balb/c
雌マウスにそれぞれ腹腔内投与し、初回免疫した。15
日後に0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)に溶解した
各複合体200μgを初回免疫したそれぞれのマウスに
腹腔内投与し追加免疫した。さらに、38日後に追加免
疫時と同様に各複合体70μgを静脈内および130μ
gを腹腔内投与し、最終免疫とした。その3日後に脾臓
を摘出し、脾細胞懸濁液を調製した。
【0015】(d) 細胞融合 (1) 以下の材料および方法を用いた。
【0016】RPMI 1640培地:RPMI 16
40 (Flow Lab.)に重炭酸ナトリウム(2
4mM)、ピルビン酸ナトリウム(1mM)、ペニシリ
ンGカリウム(50U/ml)、硫酸ストレプトマイシ
ン(50μg/ml)および硫酸アミカシン(100μ
g/ml)を加え、ドライアイスでpHを7.2にし、
0.2μm東洋メンブレンフィルターで除菌濾過した。
【0017】NS−1培地:上記RPMI 1640培
地に除菌濾過した仔牛胎児血清(M.A.Biopro
ducts)を15%(v/v)の濃度になるように加
えた。
【0018】PEG 4,000溶液:RPMI 16
40培地にポリエチレングリコール4,000 (PE
G 4,000、Merck & Co.)を50%
(w/w)になるように加え、無血清溶液を調製した。
【0019】8−アザグアニン耐性ミエローマ細胞SP
2(SP2/O−Ag 14)との融合は、Selec
ted Method in Cellular Im
munology(eds.Mishell,B.B.
and Shiigi,S.M.)、W.H.Free
man and Company 351〜372、1
980に記載のOiらの方法を若干改変して行った。
【0020】(2) 前記(c)で調製した各有核脾臓
細胞(生細胞率100%)について、それぞれ、ミエロ
ーマ細胞(生細胞率100%)と5:1の割合で融合し
た。なお、この場合、脾臓細胞とミエローマ細胞とは別
々に前記のRPMI 1640培地で洗浄しておき、次
に両者を同じRPMI 1640培地に懸濁し、上記の
割合で混合した。混合した各培地に対し、新たにRPM
I 1640培地を前記のペプチドP−1,P−2,P
−3の各複合体の場合につき、各25.8ml、28.
5ml,34.5ml加え、容量50mlのポリプロピ
レン製遠沈管(岩城硝子)を用いて、400×gで10
分間遠心し、上清を完全に吸引除去した。得られた各沈
殿細胞に37℃加温PEG4000溶液を、ペプチドP
−1、P−2、P−3の各複合体の場合につき、それぞ
れ、2.3ml、4.8ml、5.0mlの量をもっ
て、穏やかに撹拌しながら、1分間で滴下し、さらに1
分間撹拌し各細胞を再懸濁、分散させた。得られた各懸
濁液に対し、37℃加温RPMI 1640培地を、ペ
プチドP−1、P−2、P−3の各複合体の場合につい
て、それぞれ、4.6ml、9.6ml,10.0ml
の量を用いて、2分間、滴下した後、さらに、新たな同
じ培地をペプチドP−1、P−2、P−3の各複合体の
場合につき、それぞれ、16.0ml、33.6ml、
35.0mlを用いて、2〜3分間において、常に撹拌
しながら滴下し細胞を分散させた。得られた各懸濁液
を、400×gで7分間遠心分離し、上清を完全に吸引
除去した。次に得られた各沈殿細胞に対し、37℃加温
NS−1培地をペプチドP−1、P−2、P−3の各複
合体の各場合につき、それぞれ、22.7ml、40.
0ml、40.0ml速やかに加え、細胞の大きい塊を
10mlのピペットを用いて注意深くピペッティングし
て分散した。得られた各分散液に対し、さらに新たに、
37℃加温NS−1培地をペプチドP−1、P−2、P
−3の各複合体の各場合につき、それぞれ、45.3m
l、104ml、110ml加えて希釈し、ポリスチレ
ン製96穴マイクロウエル(岩城硝子)にウエル当り
6.0×10個/0.1mlの細胞を加えた。次い
で、これを7%炭酸ガス/93%空気中で温度37℃、
湿度100%下に培養に付した。
【0021】(e) 選択培地によるハイブリドーマの
選択的増殖 (1) 使用する培地は以下のとおりである。 HAT 培地:前記(d)で述べたNS−1培地にさら
にヒポキサンチン(100μM)アミノプテリン(0.
4μM)およびチミジン(16μM)を加えた。 HT培地:アミノプテリンを除去した以外は上記HAT
培地と同一組成のものである。
【0022】(2) 前記(d)の培養開始後翌日(1
日目)、細胞に10mlピペットでHAT 培地2滴
(約0.1ml)を加えた。2、3、5、8、11日目
に培地の半分(0.1ml)を新しいHAT 培地で置
き換え、11日目に培地の半分を新しいHT培地で置き
換えた。通常約2週間で充分なハイブリドーマの生育が
観察される。ハイブリドーマ生育全ウエルについて次項
(f)記載の固相−抗体結合テスト法(ELISA)に
より陽性ウエルをチェックした。次にフィーダーとして
10個のマウス胸腺細胞を含むHT培地1mlをポリ
スチレン製24穴セルウエル(岩城硝子)に加えたもの
を用い、上記で検出された各陽性ハイブリドーマの全内
容物を移した。これを前記(d)におけると同様に7%
炭酸ガス存在下、37℃で約2〜3日培養に付した。ハ
イブリドーマの充分生育した時点でELISA法により
陽性を再確認し、それぞれについて次項(g)記載の限
界希釈法によるクローニングを行った。なお、クローニ
ングに使用後の残液をポリスチレン製25cm組織培
養フラスコ(岩城硝子)に移し、凍結保存用試料を調製
した。
【0023】(f) ELISA法による抗ヒトTIM
P−2抗体産生ハイブリドーマの検索 Anal.Biochem.104,205〜214、
1980に記載のRennardらの方法を若干改変し
た方法を用いた。この方法は、ハイブリドーマ抗体の検
出に適している。96穴ミクロタイトレーションプレー
ト(FlowLab.)を実施例1(a)で得られた各
ポリペプチド50ngでコートした。これに前記(e)
で得られたハイブリドーマ生育ウエルの上清の一部を加
えて室温で約1時間インキュベートした。2次抗体とし
て西洋わさびペルオキシダーゼ標識ヤギ抗マウス免疫グ
ロブリン(Cappel Lab.)を加え、さらに室
温で約1時間インキュベートした。次に基質である過酸
化水素とo−フェニレンジアミンを加え生成した褐色の
程度をマイクロプレートリーダー(MPR−A4、東洋
ソーダ)を用いて492nmの吸光度を測定し判定し
た。
【0024】(g) クローニング 前記(e)の操作後、各ウエル中には、2種以上のハイ
ブリドーマが生育している可能性があるので、限界希釈
法によりクローニングを行い、モノクローナル抗体産生
ハイブリドーマを取得する。NS−1培地1ml当りフ
ィーダーとして10個のマウス胸腺細胞を含むクロー
ニング培地を調製し、96穴マイクロウエルの36ウエ
ル、36ウエルおよび24ウエルにウエル当り5個、1
個および0.5個のハイブリドーマを加えた。5日目に
全ウエルに各約0.1mlのNS−1培地を追加した。
クローニング開始後11〜14日で充分なハイブリドー
マの生育が認められ、コロニーを形成しているウエルを
12個選びELISA法を行った。テストした全ウエル
が陽性でない場合、抗体陽性ウエル中のコロニー数を確
認し、ウエル中に1コロニーが確認されたウエルを2個
選びその内1ウエルを再クローニングする。最終的に表
2に示したようにP1−ペプチド、P2−ペプチド、P
3−ペプチドのそれぞれに対するモノクローナル抗体産
生ハイブリドーマ計51クローンを得た。
【0025】(h) モノクローナル抗体の生体外増殖
および生体内増殖 モノクローナル抗体の増殖は常法による。すなわち、得
られた各ハイブリドーマをNS−1培地などの適当な培
養液で培養(生体外増殖)し、その培養上清から10〜
100μg/mlの濃度のモノクローナル抗体を得るこ
とができた。一方、大量に抗体を得るためには脾細胞と
ミエローマ細胞の由来動物と同系の動物(Balb/c
マウス)にマウス1匹当り0.5mlの腫瘍形成促進剤
プリスタン(2,6,10,14−テトラメチルペンタ
デカン、Aldrich Chem.Co.)を腹腔内
投与した。1〜3週間後に、各ハイブリドーマ1×10
個を同じく腹腔内投与し、さらにその1〜2週間後に
生体内で産生された4〜7mg/mlのモノクローナル
抗体を含む腹水を得ることができた。
【0026】(i) モノクローナル抗体の重鎖および
軽鎖 前述したELISA法に従って、前述のP1−ペプチ
ド、P2−ペプチド、P3−ペプチドそれぞれをコート
したミクロタイトレーションプレートに、前記(g)で
得られた各モノクローンの培養上清を加えた。次にPB
Sにより洗浄した後、アイソタイプ特異的ウサギ抗マウ
スIg抗体(Zymed Lab.)を加えた。PBS
による洗浄後、西洋わさびペルオキシダーゼ標識ヤギ抗
ウサギIgG(H+L)抗体を加え、基質として過酸化
水素および2,2′−アジノ−ジ(3−エチルベンゾチ
アゾリン硫酸)を用いてそれぞれの重鎖および軽鎖を判
定した。その結果をまとめて後掲の表2に示した。
【0027】(j) モノクローナル抗体の精製 前記(h)で得られた各腹水を40%飽和硫酸アンモニ
ウムで分画した後、IgGクラスの抗体について0.5
M塩化ナトリウム含有1.5Mグリシン−NaOH緩衝
液(pH8.9)で平衡化したプロテインAアフィゲル
(Bio−Rad Lab.)カラムに吸着させ、上記
洗浄液で洗浄後、0.1Mクエン酸緩衝液(pH5.
0)で溶出することにより精製した。
【0028】
【表2】
【0029】実施例2 イムノブロッティング (a) 材料の調製 TIMPおよびTIMP−2を産生するヒト皮膚線維芽
細胞培養液を材料とした。細胞の培養にはMEME粉末
培地(Minimum EssentialMediu
m Eagle,Flow lab.)を蒸留水に溶解
し、26.2mM重炭酸ナトリウムを加えドライアイス
でpHを7.2に調整し、0.2μm東洋メンブレンフ
ィルターで除菌濾過したものを用いた。America
n Type Culture Collection
から購入したヒト皮膚線維芽細胞CCD−41Skを1
5%仔牛胎児血清およびNEAAメディウム(NonE
ssential Amino Acids,Flow
lab.)を含むMEME培地で5%炭酸ガス/95
%空気中、温度37℃、湿度100%下で5〜8日間培
養した。800rpm、5分間で遠心して集めた細胞
を、0.2%ラクトアルブミン水解物、NEAAメディ
ウム、1.7mM炭酸水素ナトリウムおよび10U/m
l遺伝子組換えヒトインターロイキン1−αを含むME
ME培地中で、5〜7日間同様にして培養した。800
rpm、5分間の遠心後の上清を限外濾過により約10
0倍に濃縮し、イムノブロッティング用試料とした。
【0030】(b) 免疫染色 実施例2−(a)で調製した試料をドデシル硫酸ナトリ
ウムを含むポリアクリルアミド電気泳動に供した後、細
胞工学1&2、1061〜1068、1983に記載の
田部の方法に従ってウェスタンブロッティングを行い、
各モノクローン培養上清と反応後、ペルオキシダーゼ標
識ヤギ抗マウス免疫グロブリン(Cappel La
b.)を用い間接法により免疫染色を行った。
【0031】実施例1(j)で得られたモノクローナル
抗体のうち、インターロイキン1−α刺激したCCD−
41Sk細胞培養液から調製した試料を用いた場合、ク
ローン番号68−6H4、69−8F1、69−9E
6、69−10B11、69−24H6および67−4
H11の6クローンの抗体で陽性バンドが確認された。
なお、CCD−41Sk細胞培養液中には特開昭63−
219392号公報に記載の早川らが発明した抗ヒトT
IMPモノクローナル抗体(クローン番号7−6C1)
に反応する分子量約30kDaのTIMP−1が存在す
る。しかし、前記の実施例1(j)で得たモノクローナ
ル抗体のうちクローン番号68−6H4、69−8F
1、69−9E6、69−10B11、69−24H6
および67−4H11から得られたものは分子量約24
kDaのTIMP−2に特異的に反応し、分子量約30
kDaのTIMP−1には反応しなかった。以上、イム
ノブロッティングによる結果を図1に示した。
【0032】実施例3 サンドイッチ酵素免疫測定法 (a) モノクローナル抗体の固相プレート化方法 実施例1−(j)で得られたIgG画分のうち実施例2
(b)において陽性と認められた6つの画分よりクロー
ン番号67−4H11、68−6H4および69−24
H6のものを選び、それぞれ、0.1Mリン酸緩衝液
(pH7.5)に溶解し、それを100μg/ml(A
280=0.150)の濃度に調製後、マイクロプレー
ト(モジュールプレートF−8H、Nunc)に100
μlずつ分注し、4℃、24時間静置した。次にモノク
ローナル抗体を吸引除去し、0.1%ウシ血清アルブミ
ン(BSA)、0.1M塩化ナトリウムおよび0.00
5%チメロサール含有10mMリン酸緩衝液を200μ
l分注し、4℃で保存した。
【0033】(b) 酵素標識モノクローナル抗体(I
gG−POD複合体)の調製法 (1) IgG画分のSH基の導入 前記の3つのIgG画分を0.1Mリン酸緩衝液(pH
6.5)に溶解し、S−アセチルメルカプト無水コハク
酸を各IgG画分の100倍モル量加え、30℃で30
分間反応させた。次に0.1Mトリス塩酸緩衝液(pH
7.0)、0.1Mエチレンジアミン四酢酸(EDT
A)(pH6.0)および1Mヒドロキシルアミン(p
H7.0)を各々IgG溶液量の1/5、1/10、1
/5倍量加え反応を停止させ、5mM EDTA含有
0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で平衡化したセフ
ァデックスG50カラム(ファルマシア)を用いたゲル
濾過によりSH基導入IgG画分を分取した。
【0034】(2) ペルオキシダーゼのマレイミド基
の導入 上記(1)の操作とは別に、以下述べるようにして西洋
わさびペルオキシダーゼ(POD、ベーリンガー・マン
ハイム)にマレイミド基を導入した。すなわち、POD
を10mg/mlの量で0.1Mリン酸緩衝液(pH
7.0)に溶解し、そのPODに対して、25倍モル量
のN−(ε−マレイミドカプロイルオキシ)コハク酸イ
ミド(EMCS、同仁化学)をジメチルホルムアミド溶
液として加え、30℃、30分間反応させた。これを
0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で平衡化したセフ
ァデックスG−50カラム(ファルマシア)を用いたゲ
ル濾過によりマレイミド基導入POD画分を分取した。
【0035】(3) IgG−POD複合体の調製 上記(1)の如くして調製したSH基導入IgG画分に
対して上記(2)の如くして調製したマレイミド基導入
POD画分をIgG 1:POD 3のモル比で加え、
この混合液を4℃、20時間反応後、IgGの10倍モ
ル量のN−エチルマレイミドを加えて未反応のSH基を
ブロックした。これを0.1Mリン酸緩衝液(pH6.
5)で平衡化したウルトロゲルAcA34カラム(ファ
ルマシア)を用いたゲル濾過によりIgG−POD複合
体画分を分取後、0.1%BSAおよび0.005%チ
メロサールを添加し、4℃保存した。
【0036】(c) 2ステップサンドイッチ測定法 実施例2−(a)で調製したTIMP−2を含有するヒ
ト皮膚線維芽細胞(CCD−41Sk細胞)培養液を限
外濾過により約100倍に濃縮した後、1%BSAと
0.1M塩化ナトリウムとを含有した10mMリン酸緩
衝液(pH7.5)で希釈し、前記(a)項で調製した
モノクローナル抗体結合マイクロプレートに100μl
ずつ加えた。室温で1時間反応後、反応液を除去し、
0.1M塩化ナトリウム含有10mMリン酸緩衝液(p
H7.0)300μlで3回洗浄後、前記(b)(3)
項で調製したIgG−POD複合体を1μg/mlとな
る様に前記BSA含有緩衝液で希釈し、反応を完了した
マイクロプレートに100μlずつ分注した。室温で1
時間静置後、反応液を除去し0.1M塩化ナトリウム含
有10mMリン酸緩衝液(pH7.0)300μlで3
回洗浄した。更に、0.02%過酸化水素含有クエン酸
−リン酸緩衝液(pH4.6)に2mg/mlとなる様
に溶解したPOD基質であるo−フェニレンジアミン
(Sigma Chem.Co.)をマイクロプレート
に100μlずつ分注した。
【0037】室温で15分間静置反応後、2N硫酸10
0μlずつを分注し反応を停止させた。その反応停止液
をマイクロプレートリーダー(MPR−A4、東洋ソー
ダ)でA492値を測定した。表3に示した如くクロー
ン番号67−4H11からの抗体をIgG−POD複合
体として、クローン番号68−6H4、69−9E6お
よび69−10B11からの抗体を固相として用いた場
合、A492値が1.0以上の高値を示す事が確認され
た。
【0038】
【表3】
【0039】実施例4 ヒトTIMP−2の定量 (a) 抗体の選択 表3に記載した如くに固相プレート用抗体:酵素標識用
抗体の組み合わせとして、クローン番号68−6H4:
67−4H11、69−9E6:67−4H11、69
−10B11:67−4H11、68−6H4:69−
24B6の4種類を候補とした。これら4種類の組み合
わせの内いずれの組み合わせが1ステップサンドイッチ
測定法に適しているかを決定する為に、前記実施例2−
(a)項のTIMP−2を含むヒト線維芽細胞培養上清
を試料に用いて表4に示す方法で1ステップサンドイッ
チ測定を行った。その結果、クローン番号68−6H4
からの抗体を固相として用い、クローン番号67−4H
11からの抗体をIgG−POD複合体として用いた場
合にA492値は最高値を示した。
【0040】上記のクローン番号67−4H11のハイ
ブリドーマは、微工研菌寄第12690号(FERM
P−12690)の受託番号をもって、微生物工業技術
研究所に寄託されており、また、同クローン番号68−
6H4のハイブリドーマは、微工研菌寄第12691号
(FERMP−12691)の受託番号をもって、同研
究所に寄託されている。
【0041】
【表4】
【0042】1) 1μg/ml IgG−POD複合
体溶液(溶解緩衝液:1%BSA、0.1M塩化ナトリ
ウムおよび10mMEDTA含有30mMリン酸緩衝液
(pH7.0)) 2) 生理食塩液 3)2mg/ml o−フェニレンジアミン溶液(溶解
緩衝液:0.02%過酸化水素含有クエン酸−リン酸緩
衝液(pH4.6)) 4) 2N硫酸
【0043】(b) ヒトTIMP−2の分離、精製 ヒト胎盤を材料とした。胎盤5個を細切し、1mM塩化
カルシウム、0.1M塩化ナトリウムおよび0.005
% Brij35含有20mMトリス−塩酸緩衝液(p
H7.5)に懸濁し、スパチュラで十分に混合し、遠心
分離(10,000rpm,40分,4℃)して得られ
た上清を80%飽和硫安塩析、ウルトロゲルAcA54
カム(ファルマシア)、レッド・アガロースカラム(S
igmaChem.Co.)、Cu2+飽和キレーティ
ングセファロースカラム(ファルマシア)、抗ヒトTI
MP−1モノクローナル抗体結合セファロース4Bカラ
ム(クローン番号7−21B12使用、特開昭63−2
19392号公報記載参照)による各クロマトグラフィ
ーおよび高速液体クロマトグラフィー(逆相カラム、S
ynchropak RP−4,Synchrom)に
付し、ヒトTIMP−2を得た。なお、各分離精製工程
時において固相プレートに前述のクローン番号68−6
H4からの抗体を用い、IgG−POD複合体に前記の
クローン番号67−4H11からの抗体を用いて1ステ
ップサンドイッチ測定法によるA492値を測定し、そ
れを指標とした。
【0044】精製により得られたTIMP−2は、J.
Mol.Biol.80,579〜599;1973記
載のLaemmliらの方法に従いドデシル硫酸ナトリ
ウム−ポリアクリルアミド電気泳動で調べたところ分子
量約24kDaの単一バンドを示した。
【0045】(c) 標準曲線の作成 標準曲線は前記(b)で得られたヒトTIMP−2を用
いて作成した。図2に示したように6.3−50ng/
ml(63−500pg/ウエル)の範囲で直線性が認
められた。また、定量感度は約16pgであった。
【0046】(d) 血清および関節液中のTIMP−
2の定量 健常人血清2検体、肝疾患患者血清1検体、半月板損傷
患者関節液1検体、慢性関節リウマチ患者関節液1検
体、および変形性膝関節症患者関節液1検体中のTIM
P−2を定量した。その結果を表5に示したが、血清、
関節液ともに定量感度以上のところで測定可能であっ
た。しかし、検体としてはこれらに限定されるものでは
ない。
【0047】
【表5】
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒト皮膚線維芽細胞CCD−41Sk培養液の
ウェスタンブロット図であり、抗ヒトTIMP−1モノ
クローナル抗体(クローン番号7−6C1、レーン
1)、抗ヒトTIMP−2モノクローナル抗体(クロー
ン番号68−6H4、レーン2)、 抗ヒトTIMP−
2モノクローナル抗体(クローン番号69−8F1、レ
ーン3)、抗ヒトTIMP−2モノクローナル抗体(ク
ローン番号69−9E6、レーン4)、抗ヒトTIMP
−2モノクローナル抗体(クローン番号69−10B1
1、レーン5)、 抗ヒトTIMP−2モノクローナル
抗体(クローン番号69−24H6、レーン6)、およ
び抗ヒトTIMP−2モノクローナル(クローン番号6
7−4H11、レーン7)を用いて、各レーンをそれぞ
れ染色したものを表わす図面に代る写真である。
【図2】クローン番号68−6H4からの抗体を固相に
用い、クローン番号67−4H11からの抗体をIgG
−POD複合体に用いて1ステップサンドイッチ測定法
を行ったヒトTIMP−2の標準曲線を示したものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:91) (72)発明者 藤本 昇 富山県砺波市東幸町4番地18号 (72)発明者 張 建 富山県高岡市波岡555番地4号 (72)発明者 米沢 佳代子 富山県西砺波郡福岡町一歩二歩405番地 (72)発明者 酒井 智恵 富山県射水郡小杉町戸破3799番地6号 (72)発明者 大内 栄子 富山県高岡市野村335−1番地 (72)発明者 吉田 真一 富山県富山市中島4丁目13番地16号 (72)発明者 島崎 長一郎 富山県富山市大町1区南部23番地14号 (56)参考文献 国際公開90/14363(WO,A1) 国際公開90/11287(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) BIOSIS(DIALOG) CA(STN) REGISTRY(STN) WPI(DIALOG)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウスの抗体産生細胞とマウスミエロー
    マ細胞との融合により得られたハイブリドーマを培養
    し、培養液またはマウス腹水中からのモノクローナル抗
    体を精製して得られたヒトTIMP−2に特異性を有す
    るモノクローナル抗体であって、DSGNDIYGNP
    IKRIQ、DTLSTTQKKSLNHRYQまたは
    YRGAAPPKQEFLDIEDの配列を有するポリ
    ペプチドと反応性を有し、かつヒトTIMP−1と交差
    反応性を有しないモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 サンドイッチ法により酵素免疫学的にヒ
    トTIMP−2を定量する方法において、請求項1記載
    のいずれか2種のモノクローナル抗体の組合せを用いる
    ことを特徴とするヒトTIMP−2の定量法。
JP4044312A 1992-01-17 1992-01-17 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用 Expired - Lifetime JP3017591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4044312A JP3017591B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4044312A JP3017591B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05244985A JPH05244985A (ja) 1993-09-24
JP3017591B2 true JP3017591B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=12687971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4044312A Expired - Lifetime JP3017591B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017591B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2864219B2 (ja) * 1995-02-20 1999-03-03 富士薬品工業株式会社 遊離の活性型マトリックスメタロプロテアーゼ類の分別定量法
US7041787B2 (en) 2000-12-29 2006-05-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Design and use of advanced zinc chelating peptides to regulate matrix metalloproteinases
WO2018187453A1 (en) * 2017-04-05 2018-10-11 Astute Medical, Inc. Assays for timp2 having improved performance in biological samples

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05244985A (ja) 1993-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2673929B2 (ja) ヒト間質型コラゲナーゼと阻害剤との複合体の免疫学的定量法および臨床診断への応用
EP0522169B1 (en) Antihuman stromelysin monoclonal antibody and diagnosis of rheumatoid arthritis by enzyme immunoassay
US5316914A (en) Method for determining human collagen peptides by way of enzyme immunoassay
JP2949467B2 (ja) 免疫学的測定法によるヒトプロマトリックスメタロプロテアーゼ7の定量
JPH10287700A (ja) 活性型マトリライシン(mmp−7)に対する抗体及びそれを用いた免疫学的測定法
JP3098640B2 (ja) ヒト72−kDaゼラチナーゼ/IV型コラゲナーゼの免疫学的定量法
JP3017591B2 (ja) 抗ヒトtimp−2モノクローナル抗体の製法およびその利用
EP0401370B1 (en) Enzyme immunoassay according to sandwich method of human iv-type collagen
JP3076640B2 (ja) ヒト92kDaゼラチナーゼの免疫学的定量法
JP2864219B2 (ja) 遊離の活性型マトリックスメタロプロテアーゼ類の分別定量法
JP2609858B2 (ja) コラゲナーゼインヒビターの酵素免疫学的定量法
JP3081638B2 (ja) ヒト72kDaゼラチナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
JPH09235300A (ja) ヒトtimp−3及び抗ヒトtimp−3モノクローナル抗体並びにその用途
JPH08134098A (ja) ヒトtimp−1の高感度測定法
JP5840274B2 (ja) ストロムライシン1と特異的に反応するモノクローナル抗体
JP2742886B2 (ja) 好中球コラゲナーゼの免疫学的定量法
JPH0677017B2 (ja) ヒト▲iv▼型コラーゲンのサンドイツチ酵素免疫学的定量法
US5190861A (en) Method for the diagnosis of rheumatoid arthritis
JP3157619B2 (ja) ティシュ・インヒビター・オブ・メタロプロテイナーゼ−2含有組織培養用無血清培地と細胞増殖方法
JPH0638081B2 (ja) ヒトコラーゲンペプチドの酵素免疫測定法
JP3184828B2 (ja) ヒト間質型コラゲナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
EP0339097B1 (en) Method for diagnosis of liver cancer
JP3124008B2 (ja) ヒト92kDaゼラチナーゼに対するモノクローナル抗体およびその利用
JPH11318449A (ja) ストロメライシン―2(mmp―10)に対する抗体
JPH0772148A (ja) ヒトiv型コラーゲンのサンドイッチ酵素免疫学的定量用試薬

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 13