JP3017575B2 - 操作部機構 - Google Patents

操作部機構

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JP3017575B2
JP3017575B2 JP3229206A JP22920691A JP3017575B2 JP 3017575 B2 JP3017575 B2 JP 3017575B2 JP 3229206 A JP3229206 A JP 3229206A JP 22920691 A JP22920691 A JP 22920691A JP 3017575 B2 JP3017575 B2 JP 3017575B2
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規之 堀内
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばヘッドホンス
テレオ等に使用して好適な操作部機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ヘッドホンステレオSの外観を
示す斜視図である。キャビネット1には、カセットホル
ダ2が取り付けられる。このカセットホルダ2は、キャ
ビネット1に対してその下端縁を中心に傾動可能とされ
ている。キャビネット1の上面には、複数個(本例では
5個)の操作体である操作釦3〜7がキャビネット1よ
り突出して取り付けられている。キャビネット1内に
は、操作釦3〜7に対向する部位に***作体である図示
しないタクトスイッチがそれぞれ配されている。操作釦
3〜7は、左から順に録音釦3、プレイ釦4、ストップ
釦5、早送り釦6、巻戻し釦7である。なお、キャビネ
ット1の左側面には、複数のジャックが配されるジャッ
ク部8と音量調整ダイヤル9が配されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、ヘッドホンステレオSの操作をするための操作体
である操作釦3〜7がキャビネット1にそれぞれ別個に
取り付けられているが、ヘッドホンステレオSとしての
機能が多くなればなるほど、その操作を行うための操作
釦が多くなる。そのため、キャビネット1に配される操
作釦の部品点数が増し、全体として高価となる。
【0004】そこで、この発明は、操作体の誤操作にお
ける入力ミスを防止すると共に、操作体の部品点数を減
らし、安価に製造できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明においては、基
板と、基板に配され操作位置から非操作位置に自己復帰
するスライドスイッチと、基板に配されたタクトスイッ
チと、スライドスイッチを操作するためのスライド片と
タクトスイッチを押圧するための押圧片とを有した操作
釦とを備え、スライドスイッチが非操作位置に位置する
場合のみ押圧片とタクトスイッチとが対向するように押
圧片が操作体に配されるものである。
【0006】
【作用】この発明は、本実施例の図2に示すように、操
作体としての操作釦12を押圧すると、押圧片15によ
って押圧片15に対向して配されたタクトスイッチ27
が操作される。一方、操作釦12をスライドさせると、
スライド片16によってスライド片16に対向して配さ
れたスライドスイッチ28が操作される。このとき、操
作釦12を押圧しても、押圧片15がタクトスイッチ2
7に対向していないので、タクトスイッチ27は操作さ
れない。これにより、操作釦12がスライドしていない
場合にのみ、押圧片15を操作することができる。従っ
て、押圧片がタクトスイッチに対向していない状態で操
作体を押下した場合、タクトスイッチが押下されること
がないので、操作体の誤操作による入力ミスをなくすこ
とができる。また、操作体の部品点数を減らし、安価に
製造することができる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図6を参照しながら、この発明
の一実施例について説明する。図1において、図7と対
応する部分には、同一符号を付してその詳細説明は省略
する。
【0008】図1に示すように、キャビネット1の上面
には、3個の操作体である操作釦11,12,30が直
列状に配される。操作釦11,12,30のうち、真中
には、ストップ用の操作釦(ストップ釦)11が配され
る。円柱状のストップ釦11を真中に挟んで左側にはプ
レイ兼早送り用の操作釦12が、右側には録音兼巻戻し
用の操作釦30がそれぞれ配される。
【0009】まず、操作釦12の機構について説明す
る。操作釦12は、図2および図3に示すように、長方
形の板状の基板13に操作片14と押圧片15とスライ
ド片16が一体形成されている。
【0010】操作片14は、基板13の上面のほぼ中央
に突設されている。操作片14に対応するキャビネット
1には、図1および図2に示すように、左右方向(スラ
イド方向)に長い長孔1aが形成されている。この長孔
1aの左右方向の長さは、図2および図6に示すよう
に、操作釦12が左右方向にスライドする範囲と略同一
となるように設計されている。操作片14は図1に示す
ように、略舌状をなしている。
【0011】操作片14には、操作釦12を下方向へ押
圧するための平坦部14aが形成される。平坦部14a
の右側には、図2に示すように、指先に略対応するよう
な曲面状の曲面部14bが形成される。曲面部14bを
右側に形成したのは、早送り操作時に操作釦12をテー
プの早送り方向(左方向)に合わせてスライドさせるた
めである。なお、曲面部14bには、図1に示すよう
に、操作時の滑りを防止するための刻みが形成される。
【0012】スライド片16は、図2および図3に示す
ように、基板13の曲面部14b側(図2では右側)の
端縁の短手方向(前後方向)の中央から下方に向かって
突設されている。スライド片16は、図2に示すよう
に、後述するケース20の底板20aまでの長さとほぼ
同一となるように設計される。
【0013】押圧片15は、図2および図3に示すよう
に、円柱状に形成される。押圧片15は、図2〜図4に
示すように、基板13の長手方向(左右方向)のほぼ中
央より下方に向かって突設されている。押圧片15は、
図2および図4に示すように、後述するケース20の底
板20aの楕円孔21までの長さとほぼ同一となるよう
に設計される。
【0014】基板13には、図3および図4に示すよう
に、押圧片15を中央に挟んで短手方向の両端縁より一
対のストッパー片17,17が下方に向かって突設され
ている。ストッパー片17の先端には、図4に示すよう
な矢じり部17aが形成される。この矢じり部17a
は、常には後述するケース20の切欠23側の側壁20
bに当接している。
【0015】キャビネット1内には、図2および図4に
示すように、長孔1aに対応する位置に後述するスプリ
ング25を受承するためのケース20がビス19により
取り付けられている。ケース20は、上方が開放された
長方形の箱形をなしており、底板20aと側壁20bに
よって形成される。ケース20は、図2および図3に示
すように、その中空部24内に操作釦12が後述するス
ライドスイッチ28を作動させるスライド量よりも大き
くなるように設計されている。ケース20には、図2〜
図4に示すように、楕円孔21と角孔22と断面L字状
の切欠23が形成されている。楕円孔21、角孔22、
切欠23は、図2および図3に示すように、スライド片
16、押圧片15、ストッパー片17にそれぞれ対向す
るような部位に形成されている。そして、楕円孔21、
角孔22、切欠23は、後述するスライドスイッチ28
を作動させるスライド量よりも長くなるように設計され
ている。
【0016】操作釦12の押圧片15には、図2〜図3
に示すように、押圧片15よりも径大なコイル状のスプ
リング25が弾装されている。つまり、スプリング25
が押圧片15に挿通された状態で基板13の下面とケー
ス20の底板20a上面との間に一定の付勢力を有して
配されている。従って、操作釦12はスプリング25の
付勢力により常には上方に付勢されており、基板13の
上面とキャビネット1の下面とが当接している状態で保
持されている。
【0017】キャビネット1内には、図2および図4に
示すように、図示しないベースに固着されるプリント基
板26がキャビネット1に近接して配される。プリント
基板26の上面には、図2に示すように、***作体であ
るタクトスイッチ27とスライドスイッチ28が取り付
けられている。タクトスイッチ27とスライドスイッチ
28は、それぞれの操作杆27a,28aが、それぞれ
操作前の状態での操作釦12の押圧片15とスライド片
16に対向する位置に配される。タクトスイッチ27と
スライドスイッチ28とは、その操作杆27a,28a
の操作方向がキャビネット1に対して全く異なる押圧方
向(上下方向)とスライド方向(左右方向)になるよう
にそれぞれ配される。
【0018】ところで、スイッチ28内には、図2の破
線に示すように、操作杆28aを常に右側に付勢するコ
イル状のスプリング29が弾装されている。また、スラ
イドスイッチ28の操作杆28aと操作釦12のスライ
ド片16は、図2および図3に示すように、その一部が
当接するように配されている。なお、押圧片15とタク
トスイッチ27の操作杆27aとは、図2および図4に
示すように、若干の隙間ができるように設定されてい
る。これは、誤操作を防止するために、遊びを設けたも
のである。
【0019】次に、操作釦30の機構について説明す
る。操作釦30は、図1に示すように、その操作片14
の曲面部14bが、上述した操作釦12の曲面部14b
に対向するように配されている。つまり、操作釦30の
機構は、向きが逆に構成されている他は、操作釦12の
機構と同様に構成される。この場合、操作釦30の曲面
部14bを左側に形成したのは、巻戻し操作時に、操作
釦30をテープの巻戻し方向(右方向)に合わせてスラ
イドさせるためである。なお、ストップ釦11の下方に
は、図示しないタクトスイッチがプリント基板26に取
り付けられている。
【0020】本例において、プレイ操作を行うには、図
1に示すように、ヘッドホンステレオS内にカセットT
を収納した状態で操作釦12の操作片14の平坦部14
aをスプリング25の弾発力に抗して押圧する。する
と、図2の状態にあった操作釦12は、図5に示すよう
に、下方へ移動する。この移動に伴って、押圧片15が
タクトスイッチ27の操作杆27aを下方に移動させる
ので、プレイの制御信号が制御回路に供給され、プレイ
状態となる。平坦部14aから指先を離すと、操作釦1
2はスプリング25の付勢力によってもとの状態(図2
に示す状態)に復帰する。
【0021】次に、プレイ中あるいは停止時にテープを
早送り走行させたい場合には、操作釦12をスライドス
イッチ28内のスプリング29の弾発力に抗して左方へ
スライドさせる。この際には、操作片14の曲面部14
bをプッシュする。すると、図2の状態にあった操作釦
12は図6に示すように左方へスライドする。このと
き、操作釦12の位置を操作位置とする。このスライド
に伴って、図3の2点鎖線及び図6に示すように、スラ
イド片16がスライドスイッチ28の操作杆28aを左
方に移動させるので、早送りの制御信号が制御回路に供
給され、早送り状態となる。曲面部14bから指先を離
すと、操作釦12はスプリング29の付勢力によって操
作杆28aが復帰する状態(図2に示す状態)まで移動
する。このとき、操作釦12の位置を非操作位置とす
る。操作釦12のスライド時には、スライド片16と操
作杆28a左右方向へ移動する他に、押圧片15に弾装
されたスプリング25もケース20の底板20aの上面
を摺動して移動する。
【0022】また、操作釦30による録音操作および巻
戻し操作も、操作釦12の場合とほぼ同様に行われる。
つまり、録音操作する場合には操作釦30の平坦部14
aを押圧し、巻戻し操作する場合には操作釦30を右方
にスライドさせる。なお、プレイ、録音、早送りや巻戻
しを停止するには、ストップ釦11を押圧操作すればよ
い。
【0023】本例によれば、押圧およびスライドできる
ように配する操作釦12,30にタクトスイッチ27と
スライドスイッチ28と対向するように押圧片15とス
ライド片16をそれぞれ配したので、操作釦12,30
を押圧およびスライドさせることにより、プレイおよび
早送り(録音および巻戻し)の操作ができる。つまり、
1個の操作釦12,30がプレイおよび早送り(録音お
よび巻戻し)の操作釦を兼用するものとなる。
【0024】従って、本例によれば、キャビネット1に
配される操作釦を少なくでき、その部品点数を減らせる
ので、安価に製造できると共に、操作釦の煩雑さをなく
して外観を良好にできる。
【0025】また、本例によれば、操作釦12,30の
操作方向が押圧方向及びスライド方向で全く異なる方向
であると共に、例えばスライドスイッチ28が操作され
ているときに押圧片15がタクトスイッチ27に対向し
ないので、誤操作による入力ミスをなくすことができ
る。特に、本例によれば、操作釦12及び操作釦30の
早送り及び巻戻しの操作方向をテープのそれぞれの走行
方向に合わせたので、早送り及び巻戻しの誤操作を確実
に防止できる。
【0026】なお、上述実施例においては、操作釦1
2,30がスライドしない状態でタクトスイッチ27を
押圧操作する構成であるが、操作釦がスライドした状態
で押圧操作する構成にも同様に適用できる。この場合に
は、タクトスイッチ27の操作杆27aの面を大きくす
れば容易に構成できる。
【0027】また、上述実施例においては、この発明を
ヘッドホンステレオSに適用したものであるが、ビデオ
カメラ等その他の電子機器等にも同様に適用できる。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、スライドスイッチ及
びタクトスイッチを操作するためにスライド片及び押圧
片を有する操作体を備え、スライドスイッチが非操作位
置に位置する場合のみ押圧片とタクトスイッチとが対向
するようになされたものである。この構成によって、ス
ライドスイッチが非操作位置に位置する場合にのみ、タ
クトスイッチを操作することができる。従って、押圧片
がタクトスイッチに対向していない状態で操作体を押下
した場合、タクトスイッチが押下されることがないの
で、操作体の誤操作による入力ミスをなくすことができ
ると共に、操作体の部品点数を減らし、安価に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の要部を示す図である。
【図3】図2のI−I線の断面図である。
【図4】図3のII−II線の断面図である。
【図5】押圧時の使用状態を示す図である。
【図6】スライド時の使用状態を示す図である。
【図7】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 12,30 操作釦 15 押圧片 16 スライド片 20 ケース 25,29 スプリング 27 タクトスイッチ 28 スライドスイッチ S ヘッドホンステレオ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 前記基板に配され操作位置から非操作位置に自己復帰す
    るスライドスイッチと、 前記基板に配されたタクトスイッチと、 前記スライドスイッチを操作するためのスライド片と前
    記タクトスイッチを押圧するための押圧片とを有した操
    作体とを備え、 前記スライドスイッチが非操作位置に位置する場合のみ
    前記押圧片と前記タクトスイッチとが対向するように前
    記押圧片が前記操作体に配されることを特徴とする操作
    部機構。
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